カテゴリー : 2015年 11月

【幻】モーニン・ブルーズ 2015/11/28

mb151128

 

前TM : ヲーキン・ブルーズ(夜に近いアサー仕様)P.B.B.B.

 

 

 

N  おはようございます。モーニング小僧。ワトゥーシ・アイザヲです。輪投師藍蔵王ですよ。

 

ちょっと遅きに失した感がありますが、この季節に相応しい1曲、と言いな

 

がらこれまでにも数回以上聞いて貰っているこの歌をどうぞ。

 

「癒し、安らぎ、田舎の名残り」

 

 

 

M01.Country Comfort(4’44”)Rod Stewart

 

-E.John, B.Toupin-  Mercury 558 059-2

 

 

 

N  冬がやって来る直前の風景を歌った「カントリー・カムフォート」、ロッド・スチュアートでした。

 

バーニー・トウピンが描いた英国の田舎のこの時期をわたしは実際には知りません。

 

それだからかも知れませんがこの歌を聞くと、自分の生まれ育った土地の情

 

景が浮かんできます。毎年、秋が深くなって行く頃には、この歌とその画像

 

が心に拡がるのです。そこは今、大きな幹線道路が通りましたが、まだ当時

 

の風情は充分に保たれていまして、「カントリー・カムフォート」に相応しい場所です。

 

この歌が収録されている1970年発表のアルバム『ガソリン・アレイ』はわたしの最

 

も好きなロッドのアルバムかな。全体に硬質な音で、今の「カントリー・コムフォート」も、

 

煉瓦の高い塀で囲まれた、舗装された石畳を思わせる楽器の響きなんですが、

 

ロッドが歌い出すと、枯れた色合いの田園地帯、草木が見えて来るのが不思議

 

です。これが言語を伴った音韻の力でしょうか。

 

さて、このアルバムの「硬質な音」を象徴するのは、最終トラックのこれでしょう。

 

「ヨー・マイ・ガール」。

 

 

 

M02.You’re My Girl(4’46”)Rod Stewart

 

-Cooper, Beaty, Sheiby-  Mercury 558 059-2

 

 

 

N  「ヨー・マイ・ガール」、カッコイイですね。ロッドのリズム感が素晴らしい。この頃の彼は、

 

自然にこんな節回しが溢れ出て来ていたんでしょう。スリルってのは、これだね。

 

毎日のように聞いていた十代の終わり頃を思い出しました。

 

さて、本当に久し振りにこの「ヨー・マイ・ガール」に針を落としたのには、訳

 

がありまして、今まで知らなかったこんなヴァ—ジョンに、先頃巡り会ったから

 

です。

 

 

 

M03. アイ・ドント・ヲント・トゥ・ディスカス・イト(2’34”) リトル・リチャード

 

-Cooper, Beaty, Sheiby-  ソニー MHCP 298

 

 

 

N  お分かりですね、モーニン・ブルーズでは何かにつけて登場する人気者、リトル・リチ

 

ャードです。この人の取り替えようのない傑作は、やはりスペシャルティ時代の物に

 

なってしまいますが、それ以外の時代にもいろいろと世の中を騒がせていま

 

して、彼がコロムビア系列のオーケイから1967年に発表したアルバム『イクスプルーシヴ・リト

 

ル・チャ−ド』は、この曲で始まっていました。表記タイトルは「アイ・ドント・ヲント・トゥ・

 

ディスカス・イト」で、ロッド版ではカッコ内の副題となっていた方です。造りもだいぶ

 

違いますが、あのリトル・リチャードはしっかり居ますね。

 

作品全体は時代を反映してか、かなりソウル的な響きになっています。割と安

 

易なカヴァもいくつかありまして、意図的にモータウン、それもノーマン・ウィットフィールドの

 

手法を模倣しているような部分もあります。また、妙にジェイムズ・ブラウン的だ

 

ったりもして、昨年公開された映画「最高の魂を持つ男」の中で、J.B.がリトル・

 

リチャードから業界について教えを受ける場面を思い出しました。

 

ではCD化に際しての追加楽曲、「ゲット・ダウン・ウィズ・イト」を聞いてみて下

 

さい。

 

 

 

M04.Get Down With It(3’17”)Little Richard

 

-R.Penniman-  ソニー MHCP 298

 

 

 

N  「ゲット・ダウン・ウィズ・イト」、リトル・リチャードでした。

 

実はこの制作担当が、ラリー・ウイリアムズなんです。この時期、彼はオーケイとプロデ

 

ュ—サ—契約があったんだそうです。わたしとしては少々意外です。ジョニー・ギター・

 

ワトスンを起用しているのも、ラリ—の発案だとか。そう言えば過去にこの二人が対

 

決したフル・アルバムがありました。

 

 

 

M05. Nobdy(2’34”) 

Johnny Guitar Watson & Larry Williams with The Kaleidoscope

 

-J.Zawinul,L.Williams,J.Watson-  Sony A 14122

 

 

 

N  お聞きいただいたのは、そのアルバムのCD化にあたり追加された楽曲のひと

 

つ、「ノ—バディ」というものです。ジョニーとラリーは変わりませんが、一緒に演奏

 

していたサイケな連中は、カレイドスコープという西海岸のバンドで、電気シタールを弾い

 

ていたのは、デイヴィド・リンドリーだと言いますから、驚くじゃア—リマセンカ。

 

では同じアルバムから、R&Bチャ—トでヒットしたこの曲を聞いて下さい。

 

ヴォ—カル版「マ—シ—、マ—シ—、マ—シ—」。

 

 

 

M06.Mercy,Mercy,Mercy(2’53”)Johnny Guitar Watson & Larry Williams

 

-J.Zawinul,L.Williams,J.Watson-  Sony A 14122

 

 

 

N  67年発表のアルバム『トゥー・フォ−・ザ・プライス・オヴ・ワン』から、キャノンボール・アダ

 

リーの「マ—シ—、マ—シ—、マ—シ—」でした。ジョー・ザヴィヌルの器楽曲に載せた詞(こと

 

ば)は、ジョニーとラリーによるものです。ジョン・レノンのアイドルだったロックンロール男、ラリ

 

—・ウイリアムズはノヴェルティ的風味がなにより魅力ですが、彼の音楽からは非常に次

 

の時代の「ロック」が感じられて、他のロックンロール・スタ—より少し新しい響きが聞こ

 

えていました。60年代にはこの他にも、いくつか制作の仕事をしていたよう

 

ですね。

 

では若かりし頃のラリ—に歌ってもらいましょう。ロイド・プライスの

 

「ジャスト・ビコウズ」。

 

 

 

M07.Just Because(2’49”)Larry Williams

 

-L.Price-  Ace CDCHD 709

 

 

 

M08.Tell Me(3’34”)Texsas Tornados

 

-J.Carrasco- Rhino  RGM0388

 

 

 

M09.Miller Lite Spot(34”)Texsas Tornados

 

-unknown-   Rhino  RGM0388

 

 

 

N  「ジャスト・ビコウズ」、ラリ—・ウイリアムズでした。続けたのは間奏でそのホ—ンのフレイズ

 

がそっくり出て来るテキサス・トーネイドーズの「テル・ミー」、終了部分はスチューディオ・

 

セッションのドサクサのままでしたね。ダグ・サームがゴキゲンにノリノリです。他の人間は、

 

その状態を持て余し気味です。その後の「ワン、トゥー、スリー、クアトゥロウ」で始まっ

 

たオマケは、ミラ—・ビ—ルのコマーシャル・スポット。サン・アントニオ国歌「ヘイ・ベイビ−、ケ・パ・

 

ソ」の替え歌です。両方とも件の2枚組ベスト盤からでした。

 

さて、先週の2枚組『ブルーズを吹く女たち』は如何でしたか。わたしはす

 

っかりやられてしまいました。実はあの時には1枚目からだけの紹介でした。

 

もちろん2枚目も素敵なトラックばかりです。追加して今朝はそちらからも聞い

 

てもらいます。

 

まずは「ブルーズ・バ−で会いましょう」、テリー・レオニーノ。

 

 

 

M10.Meet Me Where They Play The Blues(3’59”)Terry Leonino

 

-unknown-  BSMF 2488

 

 

 

N  貴男とわたしの合言葉「ブルーズ・バ−で会いましょう」、テリー・レオニーノでした。

 

少々未熟でもありますが、健気に歌う姿、いい雰囲気出してます。女憂歌団

 

的ですね。差別ではないぞ。

 

次は長いですよ。7分以上続きます。でもぜーんぜん退屈しない。スリル満点

 

の実況録音。アニー・レインズの「イカしてるぅ」。

 

 

 

M11.Lookin’ Good(7’34”)Annie Rains

 

-unknown-  BSMF 2488

 

 

 

N  これは素晴らしいね。多分ひとりで演奏しているギターも強烈。グイグイ引っ張

 

って行くリズムです。ハ—モニカも極上の腕前。最後の息継ぎで聞こえて来る声で「あ

 

っ女だった」、と知らされます。わたしはこれが一番気に入ったかな。若い白

 

人だろうけど。このふたりもライヴ・マヂック招聘表に登録だな。至急肖像確認を

 

いたしましょう。

 

『ブルーズを吹く女たち』、次はドスの効いた歌声も一緒にお届けします。

 

ジュディ・ルーディンで「ヒット・ザ・ロード」。

 

 

 

M12.Hit The Road(4’26”)Judy Rudin

 

-unknown-  BSMF 2488

 

 

 

M13.Hightallin’(3’26”)アンディT-ニック・ニクソン・バンド

 

-unknown-  BSMF 2481

 

 

 

N  好企画盤『ブルーズを吹く女たち』からジュディ・ルーディンの「ヒット・ザ・ロード」

 

でした。昔からベシー・スミスやメムフィス・ミニーなど、ブルーズを歌う女性はいました。

 

でも圧倒的に少数で、やはりこの世界は男の価値観で形成されていたのは動

 

かし難い事実です。そこへ21世紀に、こんなにも女性が進出して来るなんて

 

誰に予想が出来たでしょうか。ここまで聴いて来た力演の数々は宝物ですね。

 

ぜひとも、より強力に突き進んで行ってもらいたい。願います。

 

今朝のブルーズ女たちのショウはこれで終了。クロ—ジングはアンディT-ニック・ニクソン・バ

 

ンドのインストルメンタル曲、不肖テキサス男集団が務めさせて頂きました。

 

これ、なかなかに素敵なR&Bでしょ。彼らの最新アルバム『ナムバーズ・マン』で

 

は、もっとダイナミックな堂々としたブルーズが続きます。そんな中でわたしが気を

 

惹かれたのが、この「ハイトーリン」です。今の時代はこういう小味の効いた音楽

 

がないんですよ。それにしても、まだまだブルーズから離れられない人間は、

 

黒人以外にもいくらでも居ることが、ここでも証明されています。

 

というわけではありませんが、先週お届けした前世紀初頭のカントリ—・ブル—ズ

 

を、今朝も少し聞きましょう。

 

先週は出て来なかった大物、ブラインド・レモン・ジェファスンです。

 

 

 

M14.All I Want Is Pure Religion(3’18”)Blind Lemon Jefferson

 

-trd.arr.by B.L.jefferson-  Snapper Music  SBLUESCD502X

 

 

 

N  テキサス・ブルーズのブラインド・レモン・ジェファスンと云う人は1897年の生まれで、そ

 

の他の大物たちと大体は同年齢なのですが、録音されたのが1925年と比較的

 

早い時期なので、少々別格の扱いを受けているようです。今の「オール・アイ・ヲン

 

ト・イズ・ピュア・レリジョン」は、タイトルからもお分かりの通りキリスト教に則った宗教

 

の歌です。まだゴスペルの完全な成立前ですから、スピリチュアル・ソングの種類に括

 

られますね。

 

当時はあるいは今も、ブルーズと言えば「悪魔の音楽」。奴隷制度解体後とは

 

言え、白人の大規模な農園に帰属出来ないはみ出し人間が盛り場で歌い流し

 

た俗謡ですから、このような聖なる歌の対極にあります。ただ、このブラインド・

 

レモン・ジェファスンは、安息日にはブルーズを歌わなかったという程の篤い信心を持

 

っていたそうです。

 

週日は俗謡歌手、日曜は宗教歌手、ここまではっきりした人も稀でしょう

 

が、食べる為に昼間は街角で神の道を説き、夜は酒場で煩悩を歌い上げる存

 

在は、珍しくなかったようです。音楽の形も違う訳ではありませんし、歌も

 

詞の一部を変えるだけでどちらにもなり得たでしょう。西洋音楽形式の中で

 

成立したブルーズにおいて、キリスト教聖歌との関係は、このように深く複雑です。

 

例えば1990年代、聖の世界に転身したアル・グリーンもソウル時代のリパトワをずっ

 

と離しませんでした。一説では報酬次第で如何様にも、という営業方針だっ

 

たとか。本当でしょうか。

 

それはともかく、ブラインド・レモン・ジェファスンはこのように録音にもクロスオーヴァ振

 

りが残されている例です。当初はブル—ズ音楽の市場も確立していなかったの

 

で、まずスピリチュアルで反応を試した、というような事情も充分に考えられます。

 

さて、70年代には、日本のブルーズ・バンドの名前にもなったブラインド・レモン・

 

ジェファスンの代表曲を聞きましょう。

 

「マッチ・ボックス・ブルーズ」

 

 

 

M15.Match Box Blues(2’57”)Blind Lemon Jefferson

 

– B.L.jefferson-  Snapper Music  SBLUESCD502X

 

 

 

N  「マッチ・ボックス・ブルーズ」でした。これはあまり知られていない最初のテイクで

 

す。普通は2番目のテイクが正規の物として扱われています。他にはテイク4も残

 

っています。どれも仕上がりは微妙に違いまして、今のが一番地味かな。

 

この唄がカール・パーキンスによって整えられ、「マッチボックス」となってビートルズにも

 

カヴァされたのです。カントリ—好きのリンゴが歌ってました。本人が持って来たんで

 

しょうかね。

 

 

 

M16.Match Box Blues(2’07”)Carl Perkins

 

-C.Perkins- Sun BMG Rhino  R2 71780

 

 

 

N  多分これからも気分でお届けする20世紀初頭のブルーズ、けさはブラインド・

 

レモン・ジェファスンでした。彼は活動期間の短さに較べると録音の数が多い方です。

 

この後の登場にもご期待下さい。

 

さて、ガラリと音楽が変わります。今週番組のツイターで、ある動画の案内を頂

 

きました。それは、今年の始め頃にわたしも夢中になっていたブルーノ・マーズの、

 

いやマ—ク・ロンスンの「アップタウン・ファンク」の宣伝用ヴィディオです。

 

これは発売当初から存在したのかな。知らなかった。主にミュ—ジカル映画の歴

 

史的に有名な踊りの場面を、同曲に合わせて丁寧な編集で繋いだ、秀逸な作

 

品です。いや凄い。出来映えに感心すると同時に、こういう映像は人類の大

 

事な財産だな、と再認識しました。

 

それを観ていて思い出したのが、「ザッツ・ダンシング」というオムニバス映画。こ

 

れは1933年の「42番街」から80年の「フェイム」まで、あらゆるハリウッド映画か

 

らのダンス場面を集めたもので、先の「アップタウン・ファンク」のヴィディオと重なる作

 

品物も含まれています。というか、こっちが先だからね。

 

わたしはずっと「ミュ—ジカル映画なんてとんでもない」という人間でしたから、

 

フレッド・アステアもジ—ン・ケリーもここで観ただけですが、それはそれは大変に結構

 

でした。群舞のバズビ−・バークリーには感動して、お茶の水の日仏会館での単独

 

上映会にも出かけた位です。

 

さてその「ザッツ・ダンシング」のサウンドトラック盤がまだ残っていました。そこか

 

ら映像も記憶にある3曲をお届けしましょう。

 

まずフレッド・アステア&ジンジャー・ロジャーズが見事に踊って、手摺りのある丸い部

 

屋から手をつないで出かけて行く場面だったはずの「元気をお出し」。

 

それから、これは最後にドナルド・オコーナーがくるりと一回転するところだった

 

かどうか確かではないですけれど、「雨に唄えば」からの「モーゼズ」。

 

そして「オヅの魔法使い」からカカシ男がノーミソを欲しがる時の「イフ・アイ・オンリー・

 

ハッド・ア・ブレイン」、続けてどうぞ。下手な情景描写ですが、なんとか思い描い

 

て下さい。ち冷えちゃん、ありがとね。

 

 

 

M17.元気をお出し(3’32”)フレッド・アステア&ジンジャー・ロジャーズ    編集箇所

 

-D.Fleds, J.Kern-  東芝 EYS 911606

 

 

 

M18.モーゼス(2’29”)ジーン・ケリー&ドナルド・オコーナー    編集箇所

 

-B.Comden, R.Edens, A.Green, V.Feidman-  東芝 EYS 911606

 

 

 

M19.イフ・アイ・オンリー・ハッド・ア・ブレイン(3’35”)レイ・ボルジャー

 

-E.Y.Harburg, H.Arlen-  東芝 EYS 911606

 

 

 

M20.Mr.Bojungle(3’58”)Jerry Jeff Walker

 

-J.J.Walker-  Waner Special Prodicts 9-27615-2

 

 

 

N  「元気をお出し」、「モーゼズ」、「イフ・アイ・オンリー・ハッド・ア・ブレイン」、ダンス映画

 

からの名場面3つを続けてお届けしました。

 

このオムニバス映画「ザッツ・ダンシング」、DVDで出てるかなあ。それともそれぞ

 

れをオリヂナルで観た方がいいでしょうか。夏にやはりツイタ—で教えて貰って入手

 

した「カルナヴァルの朝」は、ちょうどお祭りの始まる、正に「カルナヴァルの朝」の

 

ところで眠ってしまって、未だその後を観てないんですよ・・・。

 

それに続けては、顔を黒くぬって黒人を真似た歌、芝居、踊りで人気を博

 

し、それ故に昨今では殆ど省みられなくなってしまった史上最初のトーキー・ムーヴ

 

ィー・スター、アル・ジョルスンを歌った「ミスタ・ボージャンゴー」、キング・カーティスの演奏でお

 

楽しみの方も多いでしょうが、今朝は比較的すぐに捜査線上に現れた、作者

 

のジェリ−・ジェフ・ヲ-カ—版をお届けしました。あ、先週は「走査線」になってま

 

したね。これじゃブラウン管だ。

 

さて、イズリアエルのカヴァから毎週お届けして来た「スターティング・オール・オーバ—・アゲ

 

イン」、今朝はようやくオリヂナル・ヴァ—ジョンです。これ、ホール・アンド・オーツも採り上

 

げてたんですね。全然知らなかった。ライヴのを聞かせてもらいました彼らが

 

いつもR&B曲を歌う時と同じように、嬉しそうに、一生懸命なのが面白かっ

 

た。

 

では、今朝はメル・アンド・ティムでお聞き下さい。

 

「スターティング・オール・オーバ—・アゲイン」。

 

 

 

M21.スターティング・オール・オーバ—・アゲイン(4’06)メル・アンド・ティム

 

-P.Mitchell- ビクター VDP-1110

 

 

 

M22.哀愁のヨーロッパ(5’06”)サンタナ

 

-D.C.Santana, T.Coster-   CBSソニー 28DP 1020

 

 

 

後TM:ボーン・イン・シカゴ(アサー仕様)P.B.B.B.

 

 

 

N  今朝の最後はサンターナで「哀愁のヨーロッパ」でした。昨日からのフィギア・スケイトの

 

NHK杯からの連想です。羽生結弦が「パリの散歩道」で絶好調だった頃、そ

 

のオリジナルがこれだ、と澤田修に何度言っても、手応えがなかった事を思い出

 

しました。これなんだよ、これ。

 

さてその澤田修大家に間借りしてもう2ヶ月目のモーニン・ブルーズへの反応が、

 

この http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu /

 

以外にも、集まっているところをご存知ですか。「こひ」さんが、掲示板の

 

消滅という非常事態に対応し、即刻作成してくれた場所です。その所在地は

 

http://blues761.webcrow.jp/1026.htmです。見た目も以前の公式サイトに似て

 

いたので、わたしはてっきりあの杜撰なインタfmがまだ完全に落とし忘れてん

 

のか、と思っていました。そうじゃなかったんですね。大変失礼。ここで改

 

めて御礼申し上げます。ただ、維持するのに費用がかかるようでしたら申し

 

訳ないので、おっしゃって下さい。他にも「blues761」で活発な交信が行わ

 

れているとか。そこへ行く手段も、只今模索中です。どうもこの領域には疎

 

くていけないね。

 

その他、「you won’t BE」という楽曲へのご質問を戴いております。内容

 

にはとても興味を憶えますが、肝心の該当楽曲が何だか分りません。教えて

 

下さい。もしジョーシキ以前の共通理解事項であっても構いません。頼みます。

 

それから、ご指摘の音量レヴェル低下、これはその通りです。先日、別のBGM

 

制作で歪みが発生したため、再調整しました。それで全体的に下がりまして、

 

そうなると何故か慎重になってしまい、どうしても抑えてしまうんですね。

 

先々週よりピークで2デシベルほど低くなっております。聞きづらかったら、お

 

申し出下さい。

 

さて今朝の特別付録は、以下の隠し場所にあります。どうぞお楽しみ下さい。

 

http://firestorage.jp/download/891d2b08f8c9a0966522b25f70a4f257fba85171

 

ダウンロードパスワード 9q3mpxj9

 

さて、今朝もちょうど時間となりました。

 

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/
「幻」モーニン・ブルーズ、まだまだ続きますですよ。

 

鷲巣功でした。来週もあなただけに。

 

s-IMGP1399

 

Awesome Rock【11/27 O.A.】Playlist

Awesome Rock【11/27 O.A.】Playlist

11月27日の番組は、新作が大好評!

1000
Thousand Eyes特集!!

いま、話題の国産メロデス/デスラッシュバンドThousand Eyes!
驚異的な完成度を誇るENDLESS NIGHTMAREを紹介しました!

M01: Pussyfoot / SikTh※12月に東京・大阪でライブ!
M02: Philistine Philosophies / SikTh※12月に東京・大阪でライブ!新曲!
<コーナー: AwesomeRecommendation>
M03: One Thousand Eyes / THOUSAND EYES
M04: Endless Nightmare / THOUSAND EYES
M05: Bleeding Insanity / THOUSAND EYES
<コーナー: AwesomeRecommendation> 終わり
おしまい♪

Awesome Rock 毎週金曜日夜9時~9時半@中央FM
再放送は毎週土曜 午後7時~7時半

 


THOUSAND EYES 『Endless Nightmare 』
世界で戦えるデスラッシュバンド!

Real Rocks 【11/26 O.A.】Playlist

Real Rocks【11/26 O.A.】Playlist
realrocks_ba 
11月26日の番組は、

Real Rocks Selection特集!

2005年から始まり、現在も継続中の企画です、リアルロックス・セレクション。
毎月一組を選び大プッシュしていこうというシンプルな企画です。
歴代のセレクションはコチラ

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M01: Wake Up Call / Nothing But Thieves※2015年11月!
<コーナー: RockSteadyGo>
M02: Welcame (Furyo State Of Mind) / Rise Of The Northstar※2015年1月!
M03: Break My Addiction / Attila※2015年2月!
M04: In a Breath / New Empire※2015年3月!
M05: Dancing on Nails / We Are Harlot※2015年4月!
M06: Suda / CHON※2015年5月!
M07: Perfect Pillow / CHON※2015年5月!
M08: Nothing but a Heartbeat / Say Lou Lou※2015年6月!
M09: Majoring In the Minors / August Burns Red※2015年7月!
M10: Young Blood / Saint Raymond※2015年8月!
M11: Love Song / Destiny Potato※2015年9月!
M12: Honestly / Press To MECO※2015年10月!
<コーナー: RockSteadyGo> 終わり
M13: Stronger / Trust Company※2005年4月!
おしまい♪

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リアルロックス・セレクション一覧

2005年当初は、アーティスト並びにオシ楽曲も選んでいました。

【2005年度】

04月 Trust Company「Stronger」

05月 Waking Ashland「I AM FOR YOU」

06月 NINE BLACK ALPS「COSMOPOLITAN」

07月 Bullet For My Valentine「Cries In Vain」

08月 MAE「Anything」

09月 MEW「Special」

10月 Hard-Fi「Hard To Beat」

11月 Towers Of London「FUCK IT UP」

12月 DOVER「KING GEORGE」

01月 Arctic Monkeys「When The Sun Goes Down」

02月 Bleeding Through「Kill To Believe」

03月 SOFT 「Higher」

 

【2006年度】

04月 Jack’s Mannequin「Dark Blue」

05月 The Futureheads 「Skip To The End」

06月 Johnny Boy「You Are The Generation That Bought More Shoes And Get What You Deserve」

07月 Razorlight「In The Morning」

08月 Red Jumpsuit Apparatus 「Face Down」

09月 POP Shuvit 「Let Sleeping Dogs Lie」

10月 TRIVIUM 「Ignition」

11月 Mutemath 「Chaos」

12月 My Chemical Romance 「Welcome to the Black Parade」

01月 Blondelle 「Started When You Were Young」

02月 The Heights 「Night Relay」

03月 Enter Shikari 「Sorry You’re Not A Winner」

 

【2007年度】

04月 Northern Room 「Galaxy」

05月 Melee 「Stand Up」

06月 Shellshock 「Insight」

07月 Dover 「Let Me Out」

08月 Strung Out 「The King Has Left The Building」

09月 Motion City Soundtrack 「Broken Heart」

10月 Sunshine 「Top!Top!The Radio」

11月 We Shot The Moon 「Waters Edge」

12月 Operator Please 「Just A Song About Ping Pong」

 

<<2008年1月からアーティストと作品単位に変更>>

01月 Mutemath “Mutemath”

02月 48May “Streetlights&Shadows”

03月 Skindred “Roots Rock Riot”

 

【2008年度】

04月 Flogging Molly “Float”

05月 Violence To Vegas  “Princess to Poison”

06月 Forever the Sickest Kids  “Underdog Alma Mater”

07月 The Cab  “Whisper War”

08月 Mike Viola “Lurch”

09月 PARKA “Attack of the Hundred Yardman”

10月 The Script “The Script”

11月 Runner Runner “Your Greatest Hits”

12月 Copeland “You Are My Sunshine”

01月 Rise Against “Appeal to Reason”

02月 Bring Me The Horizon “Suicide Season”

03月 THE VIRGINS “The Virgins”

 

【2009年度】

04月 Fleet Foxes “Fleet Foxes”

05月 Lacuna Coil “Shallow Life”

06月 Phoenix “Wolfgang Amadeus Phoenix”

07月 Cut Off Your Hands “You & I”

08月 Steel Panther “Feel the Steel”

09月 Dead By April “Dead By April”

10月 Girls “Album”

11月 Blessthefall “Witness”

12月 First Signs of Frost “Atlantic”

01月 The Yeah You’s “Looking Through You” 現在はMadfoxに改名

02月 Vampire Weekend “Contra”

03月 FLOBOTS “Survival Story”

 

【2010年度】

04月 Paper Tongues “Paper Tongues”

05月 Heaven Shall Burn “Invictus”

06月 SOMA Jewel & the Orchestra

07月 Automatic Loveletter “Truth or Dare”

08月 The Reign of Kindo This Is What Happens

09月 YOUNG GUNS “All Our Kings Are Dead”

10月 The Devil Wears Prada “Zombie EP”

11月 Carpark North “Lost”

12月 Chunk! No, Captain Chunk!”Something For Nothing”

01月 Glamour Of The Kill ”The Summoning”

02月 Funeral Party “The Golden Age Of Knowhere”

03月 Dropkick Murpheys “Going Out in Style”

 

【2011年度】

04月 Slaves To Gravity ” UNDERWATEROUTERSPACE ”

05月 Amaranthe “Amaranthe”

06月 La Vida Boheme “Nuestra”

07月 Rival Sons “Pressure And Time”

08月 Stephen Jerzak “Miles And Miles”

09月 Born of Osiris “TheDiscovery”

10月 Rise To Remain “CityOfVultures”

11月 Team Me “Team Me EP”

12月 Transit “Listen & Forgive”

01月 Blessed by a Broken Heart “Feel the Power”

02月 Skrillex “Bangarang EP”

03月 Team ME “To The Treetops!”

 

【2012年度】

04月 Fun. “Some Nights”

05月 Scars on 45 “Scars on 45”

06月 The HEARTBREAKS “Funtimes”

07月 Fail Emotions “Transfornation”

08月 The Dodoz “Forever I Can Purr”

09月 Periphery “Periphery II”

10月 Poema “Remembering You”

11月 Jake Bug “Jake Bug”

12月 The Amity Affliction “Chasing Ghosts”

01月 Beyond All Recognition “Drop=Dead”

02月 Downtown Struts “Victoria!”

03月 Heaven’s Basement “Filthy Empire”

 

【2013年度】

04月 Daughter “If You Leave”

05月 The Neighbourhood” I Love You ”

06月 Glass Towers” Collarbone Jungle ”

07月 Chvrches” EP ”

08月 Asking Alexandria” From Death to Destiny ”

09月 Born of Osiris ” Tomorrow We Die Alive ”

10月 The 1975 ” The 1975 ”

11月 Divided Friday ” Modern Memories ”

12月 Satellite Stories ” Pine Trails ”

01月 Periphery “Clear ”

02月 A Great Big World ” Is There Anybody Out There? ”

03月 Architects “Lost Forever // Lost Together”

【2014年度】
04月 American Authors ” Oh, What A Life ”

05月 The Vamps ” Meet The Vamps ”

06月 VA ” Sumerian Ceremonials ”

07月 KONGOS ” Lunatic ”

08月 HEARTIST ” Feeding Fiction ”

09月 MAGIC! “Don’t Kill the Magic”

10月 Catfish And The Bottlemen “The Balcony”

11月 Andrew Mcmahon in the Wilderness “Andrew Mcmahon in the Wilderness”

12月 Vinyl Theatre “Electrogram”

01月 RISE OF THE NORTHSTAR ” Welcame ”

02月 ATTILA ” Guilty Pleasure ”

03月 New Empire ” In a Breath ”

【2015年度】
04月 We Are Harlot ” We Are Harlot ”

05月 CHON ” GROW ”

06月 Say Lou Lou ” Lucid Dreaming ”

07月 August Burns Red ” Found in Far Away Places”

08月 Saint Raymond ” Young Blood ”

09月 Destiny Potato “Lun”

10月 Press To MECO “Good Intent”

11月 Nothing But Thieves “Nothing But Thieves”

12月 現在必至に選考中!

Real Rocks 【11/25 O.A.】Playlist

Real Rocks【11/25 O.A.】Playlist
mutemathv 
11月25日の番組は、

MUTEMATH特集!

11月13日に4年ぶりとなるスタジオアルバム『Vitals』をリリース!
音楽に対して一切妥協、手抜きなし!クラフトマンたちによる入魂の一枚!

————————————————–

M01: Pussyfoot / SikTh ※12月16日大阪、12月19日東京でライブ!
M02: Philistine Philosophies / SikTh ※12月16日大阪、12月19日東京でライブ!
M03: Excuse Me / Nothing But Thieves
<コーナー: RockSteadyGo>
M04: Spotlight / MUTEMATH
M05: Break The Same / MUTEMATH
M06: Odd Soul / MUTEMATH
M07: Joy Rides / MUTEMATH
M08: Stratosphere / MUTEMATH
M09: Monument / MUTEMATH
M10: Torches Ablaze / Speedtrap ※安全運転よろしくソング
M11: Run Rudolph Run / Chuck Berry
<コーナー:メタルの光>
M12: Bloodmeat / Protest The Hero ※来年5月来日
<コーナー: RockSteadyGo > 終わり
おしまい♪


MUTMAH 『 Vitals 』

 


【問い合わせが多いアーティスト】
2015年5月のREAL ROCKS SELECTION。
CHON(チョン)。アメリカ西海岸=サンディエゴ出身の凄腕ミュージシャン4人組!
今年のベストインストアルバム!

【幻】モーニン・ブルーズ 2015/11/21

mb151121

 

前TM : ヲーキン・ブルーズ(夜に近いアサー仕様)P.B.B.B.

 

N  おはようございます。モーニング小僧。ワトゥーシ・アイザヲです。輪投師藍蔵王です。

この番組は「モーニン・ブルーズ」。今朝はその名前に相応しくまいりましょう。

クラーレンス・門歯・ブラウンで「ロック・マイ・ブルーズ・アウェイ」。

 

M01.ロック・マイ・ブルーズ・アウェイ(3’14!)クラレンス・ゲイトマウス・ブラウン

-E.T.Curtis- ユニバーサル  UICY-77504

 

N  先週はギブスンL-5でしたが、今朝はちゃんと「火の鳥」を弾くゲイトマウスです。

新宿へ出た時に探したらありましたよ、ジャケットもそのファイアバード・ギタ—の写真。

アルバム『アメリカン・ミュ—ジック・テキサス・スタイル』です。「火の鳥」のモデルはわたしの記

憶とは違って、両ナデ肩ではなく、片側逆ゾリ型でした。ピック・ガードの上に彫

り物入りの皮を被せていますね。モロなカントリ—仕様です。たぶんゲイトマウスはこれ1

本しかギタ—持ってないんじゃないかな。ブル—ズ・マンはそんなもんです。マジック・

サムはあの超絶ライブの時、人から借りた楽器だった筈です。それも突発時で壊

れたからじゃなく、そもそも現場に持って来なかったといいます。

春の大好評ジャクスン・ブラウン公演の時ね、ジャクスンが1曲ごとにギターを持ち替え

るんですよ。チュ—ニングとかの違いがあるんだろうけど、その度にボ—ヤとは呼べ

ない年輩ローディーが出て来るワケ。煩わしくてね、わたしは。だいぶ苛つきまし

た。ファンの方々は全く気にならないようでしたが。一本で出来ないのかねえ。

それはともかく、この『アメリカン・ミュ—ジック・テキサス・スタイル』は、1999年の発表。

ビッグバンドを従えたゲイトマウスのクールな演奏が楽しめます。今の「ロック・マイ・ブルー

ズ・アウェイ」では、間奏後半のフィドルももちろん彼自身。ヴォ—カルで絡んでいたの

はケイ・ドリアンという女性だそうです。

同アルバムから、もう一曲これも以前に吹き込んでいるナムバーです。

タイトルもそのまんま、「ギタ—・イン・マイ・ハンド」。

 

M02.ギター・イン・マイ・ハンド(5’13”)クラレンス・ゲイトマウス・ブラウン

-C.G.Brown- ユニバーサル  UICY-77504

 

N  「ギタ—・イン・マイ・ハンド」でした。手の中にあるギタ—は火の鳥でしょうね。

1947年にアラジン・レコ—ドに吹き込んだのとは、歌詞で「駅」が「空港」に変わ

ったりしています。初回録音の時に手にしていた楽器は何だったのでしょう

か。聞いてみましょう。

「ギタ—・イン・マイ・ハンド」、クラ−レンス・ゲイトマウス・ブラウン。

 

M03.Guitar In My Hand(2’45”)

Clarence Gatemouth Brown wt.Maxwell Davis And His Orchestra

-C.G.Brown-  EMI E2 30883

 

M04.Okie Dokie Stomp(2’31”)Clarence Gatemouth Brown

-P.Dvis,-  Rounder CD 2039

 

N  「ギタ—・イン・マイ・ハンド」、そしてご存知「オーキー・ドーキー・ストムプ」でした。

これは、テレキャスタ—かな。1954年の録音です。ソリッド・ボディのエレキの先駆が市場

で受け始めた頃です。先週以来、当局で捜索中だったラウンダ—のゲイトマウス盤が、

夜の大走査線に引っ掛かって出て来ました。表はあのピーコックの公式写真、そ

して裏は何処かのクラブのスナップ写真です。その両方ともテレキャスですね。ゲイトマウス

は、既に皮のカヴァを被せてます。このスタイルはカントリーというかウェスターンの人たちが

好んで採り入れていました。ギタ—に傷をつけないように、というのがその理

由と聞きましたが、アクースティクの場合は響きに影響がないのかな。かまやつひろ

しがスパイダーズ時代の一時期に同じ仕様のを使ってましたね。テレビで観て、始

めは何だか分りませんでした。姉が「ギタ—が革ジャン着てる」と言ってたな。

L-5、テレキャスター、ファイアバ-ドと、3種類のギターでお楽しみ頂いたクラ−レンス・ゲイト

マウス・ブラウン、類似穴さん、よろしかったでしょうか。

さて早朝のブルーズを続けましょう。

 

M05. Please Call Daddy(5’19”)Mattie Phifer

-unkown  BSMF  2488-

 

N  静かな朝には相応しくない、かつ今時めずらしいヘヴィなブルーズ、「プリーズ・

コール・ダディ」でした。今の歌とハ—モニカはマティ・ファイファ−という女性なんです。恐

ろしいほど強烈なブロウですね。

来るクリスマス、12月25日にBSMFから『ブルーズ・ハープ・ヲーマン』という2枚

組が出ます。31人の女性ブルーズ・ハーモニカ奏者が世界中から集結した、それはそ

れは力強いアルバムです。その中でも最も重たいトラックでしょうか、これは。掲載

写真との照らし合わせが出来ていませんので本人の姿形は未確認です。想像

で楽しむ事にしましょう。ラジオですし。

では手強い女性をもう一人。カト・バローンで、

「何であんたはアタシに酷い事すんのよ」。

 

M06.Why You So Mean To Me(4’52”)Kat Baloun

-unkown  BSMF  2488-

 

N  カト・バローンで「ワイ・ユー・ソウ・ミーン・トゥ・ミー」でした。こちらもお強そうなレイデ

ィですね。もう長い間、音楽の分野では女性優位な状態が続いてます。あ、こ

いつは女の感覚だな、と思える男も多く、そう云う人ほどよくやってるよう

にも見えます。ただブルーズ・ハープを吹く女性がこんなに居るとは、考えても

みませんでした。みな本格的な演奏ばかりで、敢えて「女」と言う必要もな

い程ですが、やはりこの企画は「女」である事で成立した物でしょう。ノ—マン・

デイヴィスという男が「hermonicas.com」というサイトを開設して、これらの口琴

女達を探し出したそうです。「harmonica」ではなく「hermonica」ですよ。

しかもプロデュ—サ—が「ノ—マン」、あ蛇足。

これまでに出会ったかなあ、ブル—ズ・ハープ吹く女・・・、あ、ひとり居た

な、某ギタリストの相方で。今どうしてるんだろう。他にはすぐ浮かんでくる人

はいません。どなたかご存知でしょうか。

全体に、ここまでのような迫力ある吹きっぷりが主体ですが、次のような

爽やかなアンサムブルも聞けます。

ジェイン・ギルマンで「スタック・オン・ユウ」。

 

M07.Stuck On You(2’50”)Jane Gillman

-unkown  BSMF  2488-

 

N  冒頭の不要なノイズ、お許し下さい。「スタック・オン・ユウ」、ジェイン・ギルマンでした。

これ可愛いいですね。とても素敵。これを差別と取るなよ。

数年前、千葉の方に女子高生だけのブルーズ・バンドがあって、マディ・ヲーターズ

などをキャッキャ言いながら演奏してるという興味深い噂を耳にしましたが、その

後どうなったんだろう。もう大年増だろうなあ。今のジェイン・ギルマンは、たぶ

んふたり位で実演をするのかな。観たいですね。次のライヴ・マヂックにどうかな。

このアルバム『ブルーズを吹く女たち』は2枚組で31トラックス。たっぷりとお楽しみ

頂けます。発売日まで少々日数がありますが、期待してお待ち下さい。

ではそこから最後に、スライドも入ったビッグバンドのジャムプ・スタイルでどうぞ。

「ハウス・オヴ・ブルー・ライト」の居眠り運転楽団みたいですね。ヴォ—カル・ハ—モニ—が

素敵です。こういうのも女性ならではですね。これを差別と取るなよ。

「ロ—ドマスタ—」、ロクシー・ペリーです。

 

M08. Roadmaster(4’19”)Roxy Perry

-unkown  BSMF  2488-

 

N  番組名に相応しく進行中の「モーニン・ブルーズ」、続けて行きましょう。ここか

ら暫くは前世紀初頭のカントリ—・ブルーズが続きます。地味ですよ。

夏以降に紹介していた、キ—ス・リチャ—ズ、エリック・ビブ、デュ—ク・ロビラ—ドのアルバ

ムが、それぞれ古いカントリ—・ブル—ズからの閃きを受けていた事もあって、この、

どちらかと言えば、今まで深入りをして来なかった領域を、もう一度聴いて

みよう、と云う気になりました。既に手許にはかなりの枚数ありましたが、

今大きなレコ—ド店には、50曲2枚組千円シリーズでずらっと並んでいます。音も

決して悪くない。添付文字資料が少ないのはウェブサイトで照合すれば、立派なアン

ソロジーになります。興味があったらぜひお試し下さい。

この秋かなりの間ずっと聴いていましたら、これまでとは違った側面にも

気付きました。これは嬉しい事でしたね。そのひとつ、まずはレッド・ベリーの

この一曲をお聞き下さい。

「ボール・ウィーヴィル」

 

M09.TheBoll Weevil(2’57”)Lead Belly

-trd. arr.by L.Belly-  Now Not Music NOT 2CD261

 

N  「ボール・ウィーヴィル」、レッド・ベリーでした。1930年代の録音でしょうか。聞い

ていてお分かりの通り、ミシシッピ・ジミー・ロジャ-ズの「フランキー・アンド・ジョニー」と

ほぼ同じメロディなんですね。ジミーは33年に亡くなっていますが、レッド・ベリー

が「「フランキー・アンド・ジョニー」を聞いていた可能性は充分あります。といいます

か、その時代に南部で流行っていた原曲があるのではないでしょうか。ひと

つの歌が生まれ知られ廃れて行くのは、今よりも遥かにゆっくりとした時間

で進行したでしょうから、余計にそんな想像力を掻き立てられるのですよ。

また、貧しい層では黒人も白人も同じような音楽に親しんでいたんですね、

きっと。

レッド・ベリーは音楽の幅が相当に広く「カントリ—・ブル—ズ」という領域だけに留

めておくのは不可能です。カヴァが盛んに行われた「グナイト・アイリーン」も、ブル—

ズ形式ではありませんし、それ故に日本のフォーク界でもよく知られていたので

しょう。監獄で過ごした時間が長く、良き理解者がいたわりに順調でなかっ

た人生ですが、12弦ギター、アコーディオンなど沢山の楽器を演奏出来ましたから、

多重録音機能が発明されていたら、スティーヴィー・ワンダー以上の業績を上げたかも。

彼が如何に優れた音程感、リズム感を持っていたか、簡単に照明出来るアカペラ

があります。お聞き下さい。

「ブルー・テイル・フライ」。

 

M10.Blue Tail Fly(2’18”)Lead Belly

-trd. arr.by L.Belly-  Now Not Music NOT 2CD261

 

N  凄いでしょう、レッド・ベリーのアカペラ。他に無伴奏では刑務所内で憶えたよう

なワーク・ソングの録音がいくつか残っていまして、こちらもビリビリ来ます。

さて、次の歌もどことなく似ていませんか、あの有名な・・・。

 

M11.When The Boys Were Out On The Western Plains(2’56”)Lead Belly

-L.Belly-  Now Not Music NOT 2CD261

 

N  どうでしたか。何か閃いたかな。わたしにはビ—トルズの「彼氏になりたい」、

に聞こえて仕方ないんです。ポールの「ハニー・パイ」ね、あれもジミー・ロジャーズの

「マイ・ブルー・アイド・ジェイン」にクリソツですから、レッド・ベリ—も聞いてたのかな、

なんて発想をしました。ジョ—ジ・ハリスンは同時代のブラインド・ブレイクを好きだっ

たとも言うし、エリック・クラプトンはクリ—ム時代からこの種の音楽を普及させた貢献

者。ジャガ—・リチャーズと来ればロバート・ウィルキンス師の「放蕩息子」を盗んだり、ロバ

—ト・ジョンスンの「むなしき愛」をカヴァしたりして・・・、あ、これはライ・クーダー

に教えて貰ったんだな、とにかくイギリス人のカントリ—・ブル—ズ好きは特別です。

ボブ・ディランはビッグ・ジョー・ウイリアムズにくっついて旅回りをしてますし、自

身のスタイル形成にカントリ—・ブル—ズは不可欠でした。そういう知識を土台に聴いて

いるとあの有名な「アイ・シャル・ビ・リリースト」は、この歌と何らかの関係がある

のではないか、と思えて来るのです。

 

M12.I Shall Not Be Moved(3’01”)Charley Patton

-trd.arr.by C.Patton- Now Not Music NOT 2CD508

 

N  チャ—リ—・パットンの「アイ・シャル・ノット・ビ・ムーヴド」でした。これをボブ・ディラン

が聞いていたのは間違いないでしょう。それで無意識のうちにキイ・ワードが重

なったのでしょうか。これも南部で30年代にかなり流行った歌のようです。

少し年代の離れているサン・ハウスも吹き込んでいます。

 

M13.I Shall Not Be Moved(3’06”)Sun House

-trd.arr.by S.House-  Now Not Music NOT 2CD415

 

M14.最後の勝負も勝ち目なし(3’43”)ケブ・モ

-R.Johnson-  MHCP 2054

 

N  「アイ・シャル・ノット・ビ・ムーヴド」、サン・ハウス。続いてはロバ—ト・ジョンスンの「最後

の勝負も勝ち目なし」、マ—チン・スコーセシの映画短編集にあやかったジョンスンの作品

集に寄せたケブ・モの新録音でした。

さて、ここまで短い時間でしたが、カントリ—・ブルーズのこれまで紹介されにく

かった側面を、ほんの少しお届けしました。これらの楽曲からは、よく言わ

れるブル—ズの「暗さ」をわたしはあまり感じません。どちらかと言えばゴスペ

ルの方が恐ろしく暗い部分を持ってるようにも思えます。決して楽天的ではあ

りませんが、もっと力強い目で前を見ている音楽としてカントリ—・ブル—ズを再認

識出来たのは、自分にとっても大事な事でした。

 

M15.Cachito(2’50”)Nat “King” Cole

-C.Velazquez-  Capital CDP7 46469 2

 

N  ガラリと変わって、スパニッシュを歌うナット・キング・コールで「カチート」。実は今キング・コ

ールで探している1枚がありまして、その途中で見つけた『コール・エスパニョール第1

集』からです。スペイン語のヴァージョンを集めた、CD時代の編集物でしょう。ど

のトラックも素敵です。

キング・コ—ルは、ピアノ・トリオのジャイヴ時代がわたしは好きです。そしてポピュラー

歌手としての作品も決して悪くありません。普通この種の転生をすると全く

面白くなくなるのが常ですが、彼はどんな時も音楽と、それを聞いてくれる

人への真心を失わなかった。多くの人が憧れたのも分ります。

もう1曲どうぞ。

「マヂック・イズ・ザ・ムーンライト」

 

M16.Magic Is The Moonlight(2’36”)Nat “King” Cole

-M.Grever, C.Pasquale-  Capital CDP7 46469 2

 

N  ショッピング・センターではクリスマス・ソングがBGMです。今週は来年のカレンダーをもら

いました。早いですね、もう2015年が終って行きます。11月のモーニン・ブルーズ

もあと1回です。

そこで、タケミツの「ノ−ヴェムバ・ステップス」、後半をどうぞ。

 

M17.ノヴェンバ−・ステップス(3’41”)

小澤征爾(cond.) トロント交響楽団 鶴田錦史(biwa) 横山勝也(sych.) 高橋悠治(pf.)

-T.Takmitsu-   ソニ—  SUCC 30014

 

N  「ノ−ヴェムバ・ステップス」、新聞でこの曲に関して読みまして、題名しか知らな

かったなあ、とさっそく入手して聞きました。鬼気迫る力作、という印象で

すね。更には若き日のオザワの全体構成、邦楽器の演奏が恐ろしい程です。洋

楽器の絡みが吹っ飛んで行きます。これは即興の入り込む余地のない「作曲」

ですから、五線紙に書かれたのかなあ。スコアを見てみたい。邦楽器奏者の理解

が素晴らしい。

さて、わたしの11月と言いますと、どうしてもこの出来事が浮かびます。

 

M18.最後の絶叫(4’23”)三島由紀夫

 

N  この日、わたしの学校では創立記念行事があり、昼過ぎに家に帰りました。

近所の友人が自転車の空気入れを貸してくれと一緒に立ち寄り、そこで母親

からこの事件を伝えられた時の事を憶えています。当日夕刊の生首写真を始

めとして、非常な興奮を憶えた夜でした。この事件は同時体験という事もあ

り、鮮明な記憶でわたしの脳に刷り込まれているだけでなく、今の自分にも

関連する大きな出来事でした。

お聞きいただいた録音は、直後に飛びついて買った週間サンケイの増刊号「特

別付録」のフォノシートです。当時かなり繰り返して聴きましたね。

この演説の後、三島はバルコニ—から総監室に戻り「どうもよく聞こえなかっ

たようだ」と呟いたと言われています。そうです、彼は野外で演説をする際

の音響に対する認識がなかったのです。集まった多数の自衛隊員からの反論、

質問、罵声、そして駆けつける報道関係車両の雑音。銀巴里でシャンソンを歌えて

も、この場に於いて肉声では「激」は届かないのです。もし声が伝わってい

たら、多少の議論に発展したかも知れません。非常に残念です。

この種の言論活動には、音響装置が必要不可欠です。国会前の集会に接し

ていつもうんざりするのは、50年前と変わらないシュプレヒコールの無力さと、音響

の悪さです。少しづつ改善の度合いは見られるものの、まだまだです。一方

で昨今の右翼の街宣車の音響装置は遥かに高度で、かなりの水準に達してい

ます。この事件の反省からでしょうか。あまりハイファイですと切迫感がなくなり

ますが、主張を伝える音響の問題を、「ヒダリ」側の人たちも考えて欲しいな。

わたしの1970年11月の思い出をお話し致しました。今年、2015年11月

には、大きなテロが起きました。

そして、冬になって行きます。

 

M19.冬のリヴィエラ(4’30”)森 進一

-T.Matsumoto, E.Ohtaki- ビクター vicl60601/4

 

M20.Starting All Over Again(4’17”)Johmie Taylor

-P.Mitchell-  Stax 35CD-4432-2

 

後TM:ボーン・イン・シカゴ(アサー仕様)P.B.B.B.

 

N  ラヂオ深夜便の「冬のリヴィエラ」に反応していた人がいましたね。他局を聞いて

いるな。それはともかく、先々週だったかな、他局NHK-BSで森進一と前川

清の公開実演をやってました。ちゃんと生演奏で歌っててね、良かったです

よ。ずっと観てました。その時に二人でこの「リヴィエラ」を合わせたんです。

コメント欄から連想しました。感謝。

その次は、連続3回目となる「スタ—ティング・オ—ル・オ—ヴァ・アゲイン」。今朝はジョ

ニ—・テイラ—です。あんまりジョニ—に合ってる歌とは言えないけれど、やっぱり上

手いね。引き込まれました。流石。途中で時報の予告が入りました、失礼。

校閲奉行いじわるミーさま、2点ご指摘の通りでございます。全く気づきませ

んでした。「夜霧のしのび逢い」は、クロード・チアリですね。映画があったのか。

ルリ子が出てたんですね。裕次郎のはハマクラの個人的体験を元にしているという

説がある「夜霧よ今夜もありがとう」、間違いありません。日「活劇」映画は

同時代的に全く観ていませんで、だいぶ遅れて深夜のテレビなどで接した未熟

若輩者です。確かに「カッコイイ」ですね。ワタリ、いいですか。「東京流れ者」の主

題歌は竹越ひろ子でしたか。違うかな。あれは確か競作でしたね。他は誰が

競ったんでしょうか。教えて下さい。「マイ・タイム・・・」は「イクスペンシヴ」に間

違いありません。和訳してんのにね。タイプ打ってた時に、つい最近わたしが

出した原稿の「イクスピアリアンス」という表記を「エクスペリエンス」に直された事が頭の

中にありまして、こうなったのでしょう。状況、憶えています。以上、失礼

いたしました。また、ご指摘願います。あ、「ピンバン」の抑揚は「源泉徴収」

の「ゲンセン」と同じね。大物音楽家集団「ティンパン」とは異なります。ご注意。

今朝の特別付録は、以下の隠し場所にあります。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/cc9ea89a800e2a8a2c7cc748985ca91b19fb4cf1

ダウンロードパスワード h6zwmttc

さて、今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/ 「幻」モーニン・ブルーズ、まだまだ続きますですよ。

鷲巣功でした。来週もあなただけに。

 

s-151121

REAL ROCKS SELECTION 2005.04 – 2015.11

realrocks_20141118B

ZIP-FM GOOD SPEED REAL ROCKSでは2005年4月から毎月、一か月間にわたって番組がプッシュしていくアーティストを紹介しています。それをREAL ROCKS SELECTIONと呼んでいます。

2005年当初は、アーティスト並びにオシ楽曲も選んでいました。

【2005年度】

04月 Trust Company「Stronger」

05月 Waking Ashland「I AM FOR YOU」

06月 NINE BLACK ALPS「COSMOPOLITAN」

07月 Bullet For My Valentine「Cries In Vain」

08月 MAE「Anything」

09月 MEW「Special」

10月 Hard-Fi「Hard To Beat」

11月 Towers Of London「FUCK IT UP」

12月 DOVER「KING GEORGE」

01月 Arctic Monkeys「When The Sun Goes Down」

02月 Bleeding Through「Kill To Believe」

03月 SOFT 「Higher」

 

【2006年度】

04月 Jack’s Mannequin「Dark Blue」

05月 The Futureheads 「Skip To The End」

06月 Johnny Boy「You Are The Generation That Bought More Shoes And Get What You Deserve」

07月 Razorlight「In The Morning」

08月 Red Jumpsuit Apparatus 「Face Down」

09月 POP Shuvit 「Let Sleeping Dogs Lie」

10月 TRIVIUM 「Ignition」

11月 Mutemath 「Chaos」

12月 My Chemical Romance 「Welcome to the Black Parade」

01月 Blondelle 「Started When You Were Young」

02月 The Heights 「Night Relay」

03月 Enter Shikari 「Sorry You’re Not A Winner」

 

【2007年度】

04月 Northern Room 「Galaxy」

05月 Melee 「Stand Up」

06月 Shellshock 「Insight」

07月 Dover 「Let Me Out」

08月 Strung Out 「The King Has Left The Building」

09月 Motion City Soundtrack 「Broken Heart」

10月 Sunshine 「Top!Top!The Radio」

11月 We Shot The Moon 「Waters Edge」

12月 Operator Please 「Just A Song About Ping Pong」

 

<<2008年1月からアーティストと作品単位に変更>>

01月 Mutemath “Mutemath”

02月 48May “Streetlights&Shadows”

03月 Skindred “Roots Rock Riot”

 

【2008年度】

04月 Flogging Molly “Float”

05月 Violence To Vegas  “Princess to Poison”

06月 Forever the Sickest Kids  “Underdog Alma Mater”

07月 The Cab  “Whisper War”

08月 Mike Viola “Lurch”

09月 PARKA “Attack of the Hundred Yardman”

10月 The Script “The Script”

11月 Runner Runner “Your Greatest Hits”

12月 Copeland “You Are My Sunshine”

01月 Rise Against “Appeal to Reason”

02月 Bring Me The Horizon “Suicide Season”

03月 THE VIRGINS “The Virgins”

 

【2009年度】

04月 Fleet Foxes “Fleet Foxes”

05月 Lacuna Coil “Shallow Life”

06月 Phoenix “Wolfgang Amadeus Phoenix”

07月 Cut Off Your Hands “You & I”

08月 Steel Panther “Feel the Steel”

09月 Dead By April “Dead By April”

10月 Girls “Album”

11月 Blessthefall “Witness”

12月 First Signs of Frost “Atlantic”

01月 The Yeah You’s “Looking Through You” 現在はMadfoxに改名

02月 Vampire Weekend “Contra”

03月 FLOBOTS “Survival Story”

 

【2010年度】

04月 Paper Tongues “Paper Tongues”

05月 Heaven Shall Burn “Invictus”

06月 SOMA Jewel & the Orchestra

07月 Automatic Loveletter “Truth or Dare”

08月 The Reign of Kindo This Is What Happens

09月 YOUNG GUNS “All Our Kings Are Dead”

10月 The Devil Wears Prada “Zombie EP”

11月 Carpark North “Lost”

12月 Chunk! No, Captain Chunk!”Something For Nothing”

01月 Glamour Of The Kill ”The Summoning”

02月 Funeral Party “The Golden Age Of Knowhere”

03月 Dropkick Murpheys “Going Out in Style”

 

【2011年度】

04月 Slaves To Gravity ” UNDERWATEROUTERSPACE ”

05月 Amaranthe “Amaranthe”

06月 La Vida Boheme “Nuestra”

07月 Rival Sons “Pressure And Time”

08月 Stephen Jerzak “Miles And Miles”

09月 Born of Osiris “TheDiscovery”

10月 Rise To Remain “CityOfVultures”

11月 Team Me “Team Me EP”

12月 Transit “Listen & Forgive”

01月 Blessed by a Broken Heart “Feel the Power”

02月 Skrillex “Bangarang EP”

03月 Team ME “To The Treetops!”

 

【2012年度】

04月 Fun. “Some Nights”

05月 Scars on 45 “Scars on 45”

06月 The HEARTBREAKS “Funtimes”

07月 Fail Emotions “Transfornation”

08月 The Dodoz “Forever I Can Purr”

09月 Periphery “Periphery II”

10月 Poema “Remembering You”

11月 Jake Bug “Jake Bug”

12月 The Amity Affliction “Chasing Ghosts”

01月 Beyond All Recognition “Drop=Dead”

02月 Downtown Struts “Victoria!”

03月 Heaven’s Basement “Filthy Empire”

 

【2013年度】

04月 Daughter “If You Leave”

05月 The Neighbourhood” I Love You ”

06月 Glass Towers” Collarbone Jungle ”

07月 Chvrches” EP ”

08月 Asking Alexandria” From Death to Destiny ”

09月 Born of Osiris ” Tomorrow We Die Alive ”

10月 The 1975 ” The 1975 ”

11月 Divided Friday ” Modern Memories ”

12月 Satellite Stories ” Pine Trails ”

01月 Periphery “Clear ”

02月 A Great Big World ” Is There Anybody Out There? ”

03月 Architects “Lost Forever // Lost Together”

【2014年度】
04月 American Authors ” Oh, What A Life ”

05月 The Vamps ” Meet The Vamps ”

06月 VA ” Sumerian Ceremonials ”

07月 KONGOS ” Lunatic ”

08月 HEARTIST ” Feeding Fiction ”

09月 MAGIC! “Don’t Kill the Magic”

10月 Catfish And The Bottlemen “The Balcony”

11月 Andrew Mcmahon in the Wilderness “Andrew Mcmahon in the Wilderness”

12月 Vinyl Theatre “Electrogram”

01月 RISE OF THE NORTHSTAR ” Welcame ”

02月 ATTILA ” Guilty Pleasure ”

03月 New Empire ” In a Breath ”

【2015年度】
04月 We Are Harlot ” We Are Harlot ”

05月 CHON ” GROW ”

06月 Say Lou Lou ” Lucid Dreaming ”

07月 August Burns Red ” Found in Far Away Places”

08月 Saint Raymond ” Young Blood ”

09月 Destiny Potato “Lun”

10月 Press To MECO “Good Intent”

11月 Nothing But Thieves “Nothing But Thieves”

12月 現在必至に選考中!

Awesome Rock【11/20 O.A.】Playlist

Awesome Rock【11/20 O.A.】Playlist

btls1
11月20日の番組は、先週に引き続き!新調されたベスト盤『 1 』が超話題!

THE BEATLES特集!!

CD音源はリミックスでアップデート、さらに驚きのクリアな映像を加えた内容。映像の鮮明さにあたしゃ驚きました!
先週最後にお届けした人気投票8位からはじめました。

M01: Get Back / THE BEATLES※人気投票8位
M02: I Want To Hold Your Hand / THE BEATLES※人気投票9位
M03: Hello, Goodbye / THE BEATLES※人気投票10位
M04: A Hard Day’s Night / THE BEATLES※人気投票11位
M05: All You Need Is Love / THE BEATLES※人気投票12位
M06: Come Together / THE BEATLES※人気投票13位
M07: Penny Lane / THE BEATLES※人気投票14位
M08: We Can Work It Out / THE BEATLES※人気投票15位
おしまい♪


THE BEATLES 『 1 』
全27曲すべてヒット曲!最高最強のベストアルバム!

Real Rocks【11/19 O.A.】Playlist

Real Rocks【11/19 O.A.】Playlist

grimes
11月19日の番組は、チャート!US Alternative Albums Chartを紹介しました!
1位は、卓録アーティストGrimesのアルバム『ART ANGELS』。

——————————————————–

M01: Merry Fucking Christmas / The Fuck Off And Dies
M02: Wake Up Call / Nothing But Thieves
<コーナー: RockAroundTheWorld>
M03: Cry Baby / The Neighbourhood
M04: Bad Blood / Ryan Adams
M05: Mercy / Muse
M06: Take Me To Church (Live) / Hozier
M07: Hurricane / Halsey
M08: Flesh without Blood / Grimes
<コーナー: RockAroundTheWorld>終わり
M09: Outpatients / OUTSIDE THE COMA
M10: Ace Of Spades / Motorhead
<コーナー:メタルの光>
M11: Peep Show / SikTh
M12: Pussyfoot / SikTh
おしまい♪


Grimesが1位でした。卓録アーティストを代表するアーティスト、キャッチーかつ尖がってます!
数々の年間ベストを席巻した前作『ヴィジョンズ』に匹敵する内容です。


2015年11月のREAL ROCKS SELECTION。
Nothing But Thieves『Nothing But Thieves』10月21日発売!


【問い合わせが多いアーティスト】
2015年5月のREAL ROCKS SELECTION。
CHON(チョン)。アメリカ西海岸=サンディエゴ出身の凄腕ミュージシャン4人組!
今年のベストインストアルバム!

Real Rocks 【11/18 O.A.】Playlist

Real Rocks【11/18 O.A.】Playlist
elo 
11月18日の番組は、

ELO特集!

11月18日に15年ぶりとなるスタジオアルバムをリリース!
名曲満載のアルバムです!

————————————————–

M01: Take Their Lives / Speedtrap
M02: Excuse Me / Nothing But Thieves
M03: Weight Of The World / HURTS
<コーナー: RockSteadyGo>
M04: Twillight / ELO
M05: Mr. Blue Sky / ELO
M06: When I Was a Boy / ELO
M07: Love and Rain / ELO
M08: Dirty to the Bone / ELO
M09: When the Night Comes / ELO
<コーナー: RockSteadyGo > 終わり
M10: Complexity / Eagles of Death Metal
M11: Welcome To The Jungle / Guns N’ Roses
<コーナー:メタルの光>
M12: No Glory Found / Speedtrap
M13: Torches Ablaze / Speedtrap
おしまい♪


ELO 『 Alone In the Universe 』


【問い合わせが多いアーティスト】
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CHON(チョン)。アメリカ西海岸=サンディエゴ出身の凄腕ミュージシャン4人組!
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【幻】モーニン・ブルーズ 2015/11/14

mb151114

 

前TM : ヲーキン・ブルーズ(夜に近いアサー仕様)P.B.B.B.

 

N  おはようございます。モーニング小僧。ワトゥーシ・アイザヲです。輪投師藍蔵王です。

首都圏で8人の熱烈聴取者の中にはカントリ—系への反応が鋭く手強い人がいまし

て、先週の「デューエリング・バンジョーズ」のオリジナル・ヒットのヴァ—ジョンを映像付でコメ

ントしてくれました。それがとても楽しめました。この映画も観たくなったな。

しかもそのツワモノ様はそのサウンドトラックがどこで手に入るかも教えてくれまし

た。その情報に従い手に入れたのが、これです。

エリック・ワイズバーグとスティーヴ・マンデルで

「デューエリング・バンジョーズ」。

 

M01.Dueling Banjos(3’16”)Eric Weiseberg & Steve Mandell

-trd.arr.by E.Weisberg

N  映画「脱出」から挿入曲「デューエリング・バンジョーズ」、エリック・ワイズバーグとスティ

ーヴ・マンデルでした。このサウンドトラック盤には二人のデューオの形で18曲が収められ

ています。すべて「トラディショナル」と表記されていますが、ギタ—やバンジョ—弾き

の運指練習、あるいは手すさびのような、単純なモチーフのシ—クエンスの延長です。

こういうのを高速化、複雑かして行く事で驚愕のブルー・グラスが確立して行っ

たんでしょう。

みんな短くて殆ど1分、2分台のものばかり。18曲でも35分ちょっと。

聞き様によっては全部が「フォーギー・マウンテン・ブレイクダウン」です。

ではそんな1曲、「フェアウエル・ブルーズ」。

 

M02.Farewell Blues(2’00”)Eric Weiseberg & Steve Mandell

-trd.arr.by E.Weisberg

 

M03.One Blue Truth(4’20”)Bela Fleck

-B.Fleck-  Rounder 11661-9142-2

 

N  エリック・ワイズバーグとスティーヴ・マンデルで「フェアウエル・ブルーズ」、曲調からすると、

これは「さよならのブルーズ」ではなくて「ブルーズよ、さらば」ではないでし

ょうか。

さてすっかり早朝バンジョー教室になってしまった幻モーニン・ブルーズ、今の時代

でこの楽器と言えば、この人、ベラ・フレックでしょう。その驚異的な演奏技術は

恐ろしいという表現領域です。今お聞きいただいたのは、ジャズピアノのマーカス・

ロバーツとのステューディオ・セッション『アクロス・ザ・イマジナリー・ディヴァイドゥ』から「ワン・ブ

ルー・トゥルース」でした。これ作者がベラになってますが、ほかのヴァ—ジョンで聞い

たことあるなあ。誰でしたっけ。ベイスの音がとてもいいですね。ベラも音色、

フレイジングに細心の注意を払っているようで、ピアノ・トリオの清楚なアンサムブルがし

っかりと保たれています。美しい。先ほどの「バンジョ—決闘」での音色との

違い、お感じになられましたでしょうか。ジャケット裏とかイナー・スリーヴにあるベラ

の写真が、いわゆるバンジョー奏者のイメヂとかけ離れていて、それもタエです。

さて、バンジョ—通の方の上げてくれた映像終了後、次の画面に現れたのは、

グレン・キャムベルが同じ「デューエリング・バンジョーズ」を演奏するシークエンスでした。グレ

ンはわたしの好きな歌い手でもありますが、割とC調という印象強いのが正直

なところです。ただし、もともはギター奏者でしたから、腕前は確かです。そ

んな興味もあって、つい続けて観てしまいました。

それはもう上手でした。それも若年バンジョー奏者を立てながらヨユ—でやって

る感じでした。流石です。

ではそのグレン・キャムベルの歌う

「リーズン・トゥ・ビリーヴ」をどうぞ。間奏のギターは本人です。

 

M04.Reason To Believe(2’34”)Glen Campbell

-T.Hardin-  Capital 243 8 21834 26

 

N  「リーズン・トゥ・ビリーヴ」、グレン・キャムベルでした。彼は歌う時はこのように自分

で弾くのを基本としていたようです。

今の歌はシンガー・ソングライター、ティム・ハーディンのオリジナル。

涙にくれている目の前で、あんたはわたしを笑い飛ばした

何故なんだ、今もその訳を探している

と迫るティムのヴァ—ジョンはとても切実です。わたしの持っているアルバムのジャケッ

トは不細工な彼の顔写真なので、余計に説得力あります。ジーンと来ますね。

同じ思いをロックンロ—ルで叫べば、ビ—トルズの「アイム・ダウン」になるのでしょうが、

この「リーズン・トゥ・ビリーヴ」は沢山の人にカヴァされている名曲。わたしはロッド・

ステュアートのも好きです。グレン・キャムベルは如何でしたでしょうか。

カヴァと言えば、先週のイズの「スタ—ティング・オ—ル・オ—ヴァ・アゲイン」、良かったで

しょ。わたしの記憶からも削除されていたトラックだったので、あれ以降は何度

も何度も聞いています。それで今週も、というと「またか」になってしまう

ので、皆さまには先週号の特別付録で確認して頂いて、今朝はその時も話し

たマイアミの大姉御、グウェン・マクレアのヴァ—ジョンで聞いてもらいましょう。1978年

の録音です。

「スタ—ティング・オ—ル・オ—ヴァ・アゲイン」。

 

M05.Starting All Over Again(3’51”)Gwen McCrae

-P.Mitchell-  Sequel Records NEX CD 189

 

N  「スタ—ティング・オ—ル・オ—ヴァ・アゲイン」、グウェン・マクレア。75年から79年までの編

集ベスト盤からお届けしました。この時代の彼女は、ブロウ・フライという別名で18

禁専門歌手をやっていたクラレンス・リードの書いた、性愛色の濃い楽曲を歌わされ

ていた感じですが、なかなかどうして、おしなべていい仕上がりです。昔は

そんな風に感じなかったけどなあ。グウェン・マクレアでした。

さて、現在この幻への皆さまの反応は、間借り先にある「コメント」欄そしてなぜか継続している「幻」のまぼろし「http://blues761.webcrow.jp/1026.htm」

のツイターで確認しているわたしです。

いつもありがとうございます。先週の「ムジ火の鳥」さんのお言葉には「上

から目線で申し訳ありません」とありましたが、とんでもない。そのまま、

そのまま。大いにご指摘下さい。

低次不祥事に揺れる某在京悪徳球団は、組織構造も歪んでおりまして、一

度は退任した元オ—ナ—の暴言が未だに最大の影響力を持っています。これは民

主主義の考え方からも大いに遺憾です。元左翼という本人の経歴が泣くとい

うものです。あ、ヒダリの方が独裁的になり易いのも事実ですから「俺は最後

の独裁者だ」、という暴言のひとつは間違ってないかもね。ただ「最後」と云

うほど大物じゃないけどな。

それはともかく、較べましてヒステリー系精神マゾヒストの集まりである在阪B級球

団は、一番発言力が強く偉いのが熱狂的支持者、つまりファンなのです。これは

娯楽産業たる職業野球団のあるべき姿なのです。正しい組織構造が成績に繋

がるかどうかは別ですが。

それと同じようにこの番組も「みなさまのNHK」、いや「全国8万人の皆

様の支えるマボロシ」であります。ご心配なく。

そう言えば先週の書き込みに「元祖 嘘です、違います」という方がいらっ

しゃいましたね。確かにそうだ、「嘘です、違います」には、先代がいた。

脱帽。

さてそれぞれのご意見欄に、先週だったかな、謎の書き込みがありました。

今朝も既に登場している大御所さまからです。何気なく「しのぶれど色に

いでにけり・・・」とありました。

ご存知、拾遺和歌集に収められている平兼盛の名歌ですね。百人一首に

も入っています。

わたしはどちらかというと俳句よりも和歌が好きで百人一首には親しんで

いた方です。それでこの歌にはすぐ反応しました。ご投稿のその先を追っか

けてないので、どういう背景だったかは未だに謎のままですが、いつもの貧

弱な連想で浮かび上がったのが、この一曲でした。

しのぶれど色に出にけりわが恋は ものや思うと人の問ふまで

 

M06.Secret Love(3’34”)Freddy Fender

-S,Fain, P.F.Webster- Back Porch 74438-11720-2-5

 

N  「秘かなる恋心」、フレディ・フェンダーでした。後半スパニッシュで歌っているのがい

い。これと「涙のしずく」は部分的にスペイン語を入れると、カッコいいですね。

それはさておき、この「シークレット・ラヴ」はフレディのオハコ中のオハコでして、彼は

どのアルバムにも必ず入れてます。

誰にも言えぬ胸の内に秘めざるを得ない恋心・・・先ほどの兼盛の一首に

遠く繋がる一曲でしょう、と半ばコジ付けさせて貰います。

歌の中にある、

多くの夢見る人たちと同じように

わたしは夜空の星に語りかけた

とか

丘の上にからこの想いを叫びたい

聞いていてくれるのが金色の水仙だけだとしても

なんてとこにグッと来るのですよ。

これがハマクラ作、裕次郎歌の「夜霧のしのび逢い」などとなると、訳あり関

係が見え見えで、ちょっと情景が変わって来ます。そちらはそれで大変よろ

しいのですけれども。

以上、「しのぶれど色に出にけり」からの勝手な感傷的鑑賞から、フレディ・

フェンダーのオハコで、「シークレット・ラヴ」でした。

さて和歌からのインスピレイションというと「イフ・アイ・ディドゥント・ケア」が、わたし

の心に浮かび上がって来ます。

インク・スポッツのその曲には、どんな邦題がついていたと思いますか。

それは、「昔はものを」でした。

 

M07.If I Didn’t Care(3’05”)The Ink Spots

-Lawrence-  Disky  MP 791822

 

N  インク・スポッツ1939年のヒット「イフ・アイ・ディドゥント・ケア」、いつ聞いても素晴らし

いですね。テナーのビル・ケリーの声、節回し、バリトン・ヴォイスの語りがまたいい。

今も持ち続けている、某所から持ち出したままのLPの1曲目がこの「イフ・

アイ・ディドゥント・ケア」で、「昔はものを」という邦題がついています。

権中納言敦忠ですね

逢ひ見ての後の心にくらぶれば 昔はものを思はざりけり

確か平安時代の通い婚の風習が背景にある、と教わったな。それよりも、

この歌に込められた教科書が燃えてしまうような熱い想いに、美しい十代の

ワトゥーシは感心していたのですよ、授業中に。

こんな勝手な感傷的鑑賞ばかりしていただけなので、古文の点数が格段に

良かった、という訳では決してありません。

「この一首を、自分の最近の体験をもとに、分り易く解釈せよ」なんて設

問が、中間考査で出るわけないですから。

それはともかく、インク・スポッツはこの「昔はものを」の大当たりで、ヴォーカル・

グループの筆頭に躍り出ます。今なら「ジャヴァ・ジャイヴ」の方が有名かもしれ

ませんが、「昔はものを」のイントロ進行パタンを使った曲を連発しまして、そちら

もヒットしました。先のベスト盤を聞いてると皆同じ始まり方なんです。チャック・ベ

リーのレコードを聞いてるみたいです。そしてそのイントロを有り難く頂いた曲もたく

さん登場しました。

これもきっとそのひとつでしょう。

「アイル・カム・ラニング・バック・トゥ・ユー」、サム・クックです。

 

M08.I’ll Come Running Back To You(2’15”)Sam Cooke

-S.Cooke-  ユニバーサル 0602498074466

 

M09.Dos Lunas(6’07”)Gaia Cuatro

-A.Kaneko-  abeat for Jazz AB JZ 054

 

N  キラク感傷詩集の最後は、サム・クックの「アイルカム・ラニング・バック・トゥ・ユー」でした。

続いてお届けしましたのは以前にもお聞きいただいたガイヤ・クヮトゥロ−の「ドス・

ルナス」、これは「ふたつのお月さん」という意味でしょうか。先月までの冒頭

曲候補でしたが、期間中に行方不明になってしまい今回グレン・キャムベル捜索隊

に無事保護され、お聞きいただきました。ヤヒロトモヒロ率いるクヮトゥロ−は、只今欧

州巡業中です。

さて、次はどこの国の演奏集団でしょうか。

 

M10.Lady In White Satin(5’21”)Juan De La Cruz Band 

-unknown-   Shadonks Music 013

 

N  英語詞ですがどこか違う、イントロにはポール・マカートニの「恋する事のもどかしさ」

の露骨な盗用・・・、歌全体もそこからの発想が感じられます。これはフィリピ

ンのジュアン・デ・ラ・クル—ズ・バンドの「レイディ・イン・ホワイト・サテン」という一曲です。

この国では全く知られていないでしょうね、多分。夏に営業を停止してしま

ったレコ—ド店で流れていて気になり、入手しました。

フィリピンは元スペイン領、第二次大戦以前から沖縄と同じようにアメリカの重要な軍

事拠点でした。荒くれがストレスを発散する米軍基地内外の娯楽施設に、生演奏

は付き物です。彼らの要求に応える音楽を提供するのには、それなりの腕前

が必要。そういう場で鍛えられたフィリピン人たちは耳が良く、タフで、公用語が

英語という事もあり、優れた能力を備えていました。

彼らと日本との音楽的な関係は戦後のナイトクラブ、ディスコなどにハコで入った出

稼ぎバンド時代から深まって行きました。日本人同業者は「ピンバン」と言って

差別してましたけど、先に挙げた領域では敵わないことが多く、茅ヶ崎のパシ

フィックホテルに出ていたデ・スーナーズは後期グループ・サウンズ、日本のロック創成期に大き

な影響を与えているほどです。

そのフィリピンで1960年代の後半から活動していたロックバンドのパイオニアが、この

ジュアン・デ・ラ・クル—ズ・バンドです。この作品は1971年のもの。デビュ−LPに

なるのかな。年代を考えるとかなりのセンを行ってますね。当時の日本にはこ

こまで出来るグル—プはそんなにいなかったんじゃないでしょうか。パクリもあ

るけど、楽曲はオリヂナルだしね。何より本格的レコード制作の過程を経ています。

もとスペイン領というだけでも音楽的に豊かです。戦後はアメリカ多大な影響を受

けてました。もちろん地元に伝わる伝統音楽もあるし、南太平洋との関連も

多少はあるかも知れません。

ただ71年にこういうロックが出来ていたのは、メムバ—が上級役人、財閥系の子

弟などといった、かなり恵まれた環境あった、というからではないでしょう

か。ハコでトップ40だけ演ってたんじゃ、こういう音楽は生まれて来ない気もす

る。ちゃんと24チャンネル回してるしね。まあ、毎度お馴染みわたしの邪推です。

彼らが71年に発表したLPが、ドイツのレイベルを経由してCDになり、44年

経ってわたしの耳に入った、という事です。レコ—ド店頭で最初にわたしが聞い

たのはボ—ナス・トラックの実況録音の部分でした。こちらは現地言語で歌われてい

て、演奏もよりフィリピン的でした。それで興味が湧いたのも事実です。おそら

くは、英米人の耳に日本のロックもこんな違和感と共に響いているんでしょう。

ではその生々しいライヴ演奏です。

「バロン・マライム」。

 

M11.Balong Malaim(2’41”)Juan De La Cruz Band

-unknown-  Shadonks Music 013

 

M12.My Time Is Experience(2’49”)Clarence Gatemouth Brown

-D.Roby-  MCA MVCM-305

 

N  フィリピンからテキサスはヒュ—ストンにひとっ飛び。軍事基地があった頃はこんな軍用機

ルートもあったに違いありません。そこから1947年の録音でクラーレンス・ゲイトマウス・

ブラウンの「俺の時給は高いぞ」でした。

実は、るいじあなさんから、「ジョニー・ウインター以外の、ギブスン・ファイア・バード

遣い手」というリクエストをもらっていましてね・・・ここからまた始まります。

今朝は話が長いね。

先々週のライヴ・マヂックに出たティンパンの鈴木茂、彼がファイアバード遣いでして、

この日も型の異なる2台を持ち込んでいました。わたしが43年前に初めて観

たはっぴいえんどの時も確か同じモデルだったから、相当気に入ってるんです

ね。ただ、この晩はアイヴォリーのストラトキャスターを弾いていた時の方が多かったよう

です。

ファイア・バードはブライアン・ジョーンズも使っていましたね。彼はヴォックスの琵琶形

とか変わったギターが好きだったようです。

他にいろいろ考えまして思い当たったのが、今のクラーレンス・ゲイトマウス・ブラウン。

逆ゾリじゃないなで肩モデルを持っている写真を憶えています。初めて日本に来

た時もその型でした。飾りの付いたカントリー・シャツにテンガロン・ハット、カウボーイ・ブーツ

という、およそブルーズ・マンらしくない出で立ちに、あの深い青緑の、いや焦

げ茶かな、とにかくファイア・バードで、ミョウな調和がありした。

それをとても器用に使っていたのを憶えています。MCではギターと会話を

したりしてね。トーキング・モジュレイターもワウ・ペダルも使わずに、左手のハンマリングと

右手のヴォリウム・コントロールで、喋らせるんですよ。腹話術みたいなもんです。上

手かったですよ。ファイア・バードの言語はテキサス訛りの英語でした。

ただし、今の「俺の時給は高いぞ」は、同器ではないですね。こちらの録

音は49年です。ファイア・バード登場は63年ですから。ゲイトマウスのギターには面白

い話がありまして、ピーコック・レコードの親分、悪名高き搾取男ドン・ロビーは、あ

る晩クラブでゲイトマウスを観て気に入り、翌日ギブスンL-5を買い与えたそうです。

ウエス・モンゴメリーも使っていた高級器ですね。今の曲もセミアコ的な音色ですから、

買ってもらったL-5かな。一方、当時のピーコック・レコードの公式アーティスト写真では、

テレキャスターを持って写っています。「オーキー・ドーキー・ストムプ」は、テレキャスター的な音で

した。ラウンダーから出てたアルバム持ってる筈なんだけど、見つからない。

余談ですが、その写真を見ると異様に手が大きく指が長いですね。ギターはこ

ういう体で弾く楽器なんだ、と思い知らされます。

話を元に戻すと、今のところは以上でして「ジョニー以外のファイア・バード遣い」

のリクエストには、お答え出来ていません。しばしお待ちを。

さて、何気なくお届けしたケイク、山奥から反応がありました。意外です。そ

れでそちらのご要望にも、お答えすべく探し出たのは『安楽鷲』という、先

週の『プロロンギング・ザ・マヂック』に極めて酷似したジャケット・ディザインのアルバムで

す。これは2001年の発表。愛想の無い、やる気のないような、断片的にジョ

ン・レノンを連想させるヴォーカルは相変わらずですが、リズムが逞しくなってます。

かなり面白く聞きました。

では山奥栗鼠保護保存会を代表してお送りしましょう。

ケイクで「ラヴ・ユー・マドリー」。

 

M13.Love You Madly(3’57”)Cake

-J.McCrea-  Columbia  CK 62132

 

M14.アイ・ビリーヴド・ユー・ソー(4’22”) ロス・ロボス

-Rosaz-  ビクター  VICP 65343

 

N  ケイクの「ラヴ・ユー・マドリー」に続いて、先週もお届けしたロス・ロボスの新譜から

「アイ・ビリーヴド・ユー・ソー」でした。こういうブルーズが自然に出来ちゃうのが

シャラクサイですね、このバンドは。ロスエインジェルズに出て来た当初は、仕事をするに

もリパトワ不足で、とりあえずブルーズ・ナムバーを並べて凌いだ、という話を聞い

た事があります。本当のようです。

先週は彼らの事を「ザ・バンド・フロム・イーストL.A.」と紹介しましたが、正確

には「ジャスト・アナザ−・バンド・フロム・イーストL.A.」、でしたね。失礼しました。

では同じ名前の編集アルバムから1987年、ハリウッドでの実況録音です。

「ヴォルヴァ、ヴォルヴァ」

 

M15.Volver, Volver(3’47”)Los Lobos

-D.Hidalgo, L.Perez-  Slash 9  45367-2

 

N  「ヴォルヴァ、ヴォルヴァ」、1987年のロス・ロボスでした。お客さんの殆どはメキシコ

系でしょうか。音楽的な根っこを共有できるというのは有り難い事です。わ

たしたちにそう種の物は、あるのでしょうか。

さて皆さん既にご存知のように、ニューオーリンズの巨星、アラン・トゥーセイントが11月

10日77歳で亡くなりました。先週身辺で不幸が重なりまして少々慌ただ

しかったわたしは、トドメを刺された感じです。

彼の偉大なる功績を短時間ではお伝えきれませんので、今朝は初期の代表

的楽曲を連続して聞いて追悼といたしましょう。謹んでご冥福をお祈りいた

します。合掌、礼拝。

 

M16.Over You(2’18”)Aaron Neville

-A.Toussaint-  Curb D2-77303

 

M17.Working In A Coal Mine(2’53”)Lee Dorsey

-A.Toussaint-   Charly CDCHARLY 14

 

M18.Mother-In-Law(2’37”)Earnie K-Doe

-A.Toussaint-  Charly CDCHARLY 99

 

N  ショパンの「葬送行進曲」で始まったエアロン・ネヴィルのあの声の「オ−ヴァ・ユー」、

リー・ドージーで「炭坑労働」、そしてアーニー・ケイドゥウで「義母」、いづれも故アラン・

トゥーセイントの代表曲をお送りしました。御直り下さい。

1950年代後半からニュー・オーリンズの裏で表で活躍していたアラン・トゥーセイント、ど

の作品にも乾いた明るさが共通して感じられます。主題は楽天的なものばか

りではないのですけれども、土地柄、歌い手の個性、そして彼の企画制作演

出で、こういう風に仕上がるんですね。表方としての作品といえば、あの不

気味な効果による「サザーン・ナイト」がすぐに挙げられるでしょう。今朝はおそ

らくどこでも紹介される事のない録音をどうぞ、名盤『リズム、カントリー・アンド・

ブルーズ』に収められているヴァ—ジョンで聞いて下さい。チェット・アトキンズと一緒で

す。

「サザーン・ナイト」。いま一度の合掌、礼拝。

 

M19.Southern night(4’44”)Chet Atkins & Allen Toussaint

-A.Toussaint-  MCA  MCAD -10965

 

M20.Southern night(2’58”) Glen Campbell

-A.Toussaint-  Capital 243 8 21834 26

 

M21.森を歩こう(2’54”)ホルスト・ヤンコフスキー

-H.Jankowski-  ビクタ— WF-5015

 

後TM:ボーン・イン・シカゴ(アサー仕様)P.B.B.B.

 

N   御直り下さい。チェット・アトキンズとアラン・トゥーセイントに続いては、グレン・キャムベルの

同じ曲でした。さっき使ったばかりの2枚組ベストに入っているのを思い出し

て、急遽追加。1977年の発表です。グレンの絵に描いたような、録音したよう

な健全さがスピーカー一杯に露出されています。バンジョー使われていましたね。

ラベルの「レイディ・ママレイド」のヒットの後かな、彼自身が音楽界の表層に浮上し

て来まして、ポール・マカートニのアルバム制作を請け負ったのもこの頃です。わたし

も、このグレン・キャムベルで「これがアラン・トゥーセイントの作った歌か」、と聞いた憶え

があります。もちろんその前から彼の関わった沢山の作品には意識せずに親

しんでいたのでしたが。

改めて皆さん、一緒に冥福を祈って下さい。ラベル、聞きたくなったなあ。

最後は「森を歩こう」、ホルスト・ヤンコフスキーでした。イ—ジ—・リスニングで仕上げられ

たこのヴァージョンとは別の、アドリブも盛り込んだ録音が彼にはあります。それ

を取り出したら、なんと盤が入っていませんでした。只今夜の大捜索線で、

行方を追っております。その代わりに、こちらでお楽しみいただきました。

今朝の特別付録は、以下の隠し場所にあります。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/0c9322cd7e91b590f1289f70599a09d8f72f0426

ダウンロードパスワード cx40q0nc 今朝は早く上げられた。これじゃなきゃ。

さて、今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/ 「幻」モーニン・ブルーズ、まだまだ続きますですよ。

鷲巣功でした。来週もあなただけに。

 

s-IMGP1393