カテゴリー : 2015年 12月

【幻】モーニン・ブルーズ 2015/12/12

mb151212

 

前TM : ヲーキン・ブルーズ(夜に近いアサー仕様)P.B.B.B.

 

N  おはようございます。モーニング小僧。ワトゥーシ・アイザヲです。輪投師藍蔵王ですよ。

頭、スッキリしてますか。忘年会続きでフラフラ・・・あ、まだお休み中ですね。

 

M01.Fifteen Round With Jose Cuervo(3’21”) T.G.Sheppard With Delbert NcClinton

-Kostas, D.Knutson, T.Curry-  Goldenlane CLO 0077

 

N  私には初めての歌い手T.G.シェパードの「フィフティーン・ラウンド・ウィズ・ホセ・クウエルヴ

ォ」でした。この「ホセ・クウエルヴォ」というのはカントリ—の歌にはよく出て来るキョーレ

ツなテキーラの名前ですから、そのまま受け取って「夕べはテキーラで15回戦だった

んだ」とすると、二日酔い必至です。

その昔に旅先で調子にのってテキーラで乾杯を繰り返した晩がありまして、翌

日は炎天下での仕事。全員が死にそうだった事を思い出しました。アルカホール度

数が35以上ですから、当然です。年末です、ご注意下さい。

T.G.シェパードはもう71歳になるヴェテランのカントリー歌手。長いキャリヤに相応しくた

くさんのヒット曲を持っていますが、そのどれもわたしは知りません。ずっとメイ

ジャー・レイベルに居たのですがね。田舎は広いなあ。

このアルバムは『レジェンダリー・フレンズ・アンド・カントリー・デューエッツ』という、彼と14

人のお相手による作品です。ジェリ—・リ—・ルイス、コンウェイ・トゥウェティ、マール・ハガード、

B.J.トーマス、ジョージ・ジョーンズ、ミッキー・ギリー、そして二重唱の常連、ウイリー・ネルスン

など本当にソーソーたる顔ぶれが勢揃いしています。今の「テキ—ラお替わり15杯」

は、デルバート・マクリントンと歌っていました。意識しているのでしょうか、二人と

も、ダグ・サーム的な歌い方でした。全体からも彼の香りが漂っています。

デルバートはジョン・レノンにハモニカを教えたと言われる男。それを聞いて、「だから

ジョンはあんまり上手くないんだ」とつい口走り、その場の全員からほぼ軽蔑

に近い非難の視線を全身に浴びたのは数十年前のワツシイサヲでした。

 

M02.21(3’15”)Hunter Hayes

-D.Davidson, K.Lovelace, A.Gorley.H.Hayes-  Atlantic 552577-2

 

N  この歌声、ご記憶ありますか。以前「アイ・ヲント・クレイジイ」を聞いて貰ったハン

ター・ヘイズです。前のアルバムからそんなに日が経ってないのに、今度は変則盤

を出しています。同じ曲目で「ステューディオ」、「アクースティク」、「ライヴ」に分けられた

3枚組。そこからまず、謎のタイトル「21」の「ステューディオ」版をお届けしました。

試聴器に入っていたので、それほど乗り気ではなかったのですが、ちょっ

と聞いて、この一途な歌声にやられてしまいました。確かこの前も同じ現象

で買わされたような記憶があります。今のは冒頭部分でブラッド・ペイズリーに象

徴されるコンテムポラリー・カントリー・メイル節回しが感じられました。それにしても、幼

児がダダをこねているような、この歌い方。耳にすると連鎖してあのベイビイ・

フェイスが浮かんで来ます。一筋縄では行きそうもないのも分りますがね。

もう一曲「ステューディオ」から聞いて下さい。

「若く、そして恋してる」、羨ましいわねえ・・・。

 

M03.Young And In Love(3’51”)Hunter Hayes

-H.Hayes, D.Omelio, D.Barnes-  Atlantic 552577-2

 

N  アトランティックのカントリ—騎手、ハンター・ヘイズで「ヤング・アンド・イン・ラヴ」でした。

さて同じアトランティック、同レイベルを1960年代後半に牽引した立役者といえば、

ザ・ラスカルズ。先週の「マイ・ハワイ」まだわたしの頭の中で鳴っています。

そのアルバム『ワンス・アポン・ア・ドリーム』を聴き直して、と言いますか、ほぼ初

めてちゃんと聴いて、こんな面白いトラックに出会いました。

「歌い過ぎのブルーズ」、ラスカルズです。

 

M04.Singin’ Blues Too Long(5’10”)The Rascals

-E.Brigati,F.Cavaliere-  Atlantic  8122 79834 8

 

N  あんたはブルーズを歌い過ぎたんだよ

なんで他のを歌おうとしないんだ

そろそろ別のを探したらどうかな

きっと全てを変えてくれるよ

御意でございまするが、そう言われましてもこれ以上の音楽は・・・。

いい感じですね。当時の音楽狂たちの裏チャ—ト長期間首位獲得曲、Tボーン・

ヲーカーの「ストーミー・マンデイ・ブルーズ」を土台としているようですが、エディ・ブリガ

ティ、フェリクス・カヴァリーなりの咀嚼があります。こういう所が、自身と原作との距

離に気づかず一所懸命模写に明け暮れた人種と違います。何気ない効果音も

いいセンス。当時この曲だけを採り上げての評価は全くなかったと思いますが、

サイケ/プログレ一歩前に佇んだ趣の同アルバムの中で「マイ・ハワイ」と並んで出色の出来

を誇る「歌い過ぎのブルーズ」でした。

アトランティック・レコ—ズのラスカルズ、この頃は既にアリフ・マーディンが現場担当でして、

このアルバムでも管のアレンヂをしたり、ベイスにチャック・レイニーを配したりしています。

彼らの白人のR&Bバンド時代がわたしにはとても面白いのですが、イギリスのビ

ート・グループとは違う歩みがまたオツです。

それでもラスカルズと言えば・・・、

 

M05.Groovin’(2’25”)The Young Rascals

-E.Brigati,F.Cavaliere-  Atlantic  8122 79834 8

 

N  それでもラスカルズと言えば・・・そう、この「グルーヴィン」ですね。先ほども触

れた「何気ない効果音」、ここでも「日曜日のまだ浅い午後」の雰囲気創出に

貢献しています。これは押しも押されもしない1967年の全米第一位獲得曲。

ですが、わたしはだいぶ後にブッカーTとエムジーズで知りました。67年と言え

ばまだチャ—ト音楽に夢中になっていた頃ですから知っている筈なんだけどなあ。

この頃アトランティックはまだ独立レーベルで、日本グラムフォンに、ひょっとしたら英国経

由で来てたのかな。それ程プロモートされてなかったのでしょうか。若き日の折

田育造が制作担当だったのかも。黒人R&Bで多忙ゆえに手が回らなかったの

かも。

都会の進んだ音楽通たちは、この魅力を敏感に感じ取っていました。例え

ば山下達郎とかね。

ラスカルズは「ヤング」が付いたり付かなかったりで、どちらを正式名称とする

のか分りません。「グルーヴィン」はヤング付き、「ブル—ズ過剰」はヤングなしです。

廉価5枚組のタイトルは「ザ・ヤング・ラスカルズ」でした。

次は再びヤングなしラスカルズ時代のヒットです。これが日本のチャートに飛び込んで来

た時の事は、はっきりと憶えています。

「自由への賛歌」、ケブ・モが9.11テロ以降に発表したカヴァでどうぞ。

 

M06.People Got Be Free(3’45”)Keb’ Mo’

-E.Brigati,F.Cavaliere-  Okeh/Epic  EN 92687

 

M07.Optimism Blues(3’15”)Allen Toussaint

-A.Toussaint-  BGD BGDCD1211

 

N  ケブ・モ「自由への賛歌」、ドラムスが素晴らしいビ—ト供給をしています。スティ−ヴ・

フェローニかあ、流石ですね。

続いてお届けしたのはアラン・トゥーセイントの「楽観主義ブルーズ」、トゥーセイントが表舞

台で売れ出した頃に若干慌てて国内発売された感のある、1978年のアルバム

『モ—ション』の最後に収められていたものです。当時西新宿のエフエム放送局には、

トゥーセイントの作品がこれしか入ってなくてね。月刊「ニュー・ミュージック・マガジーン」で

の評判と若干異なる印象だったので、何度も聴き返した憶えがあります。

制作がジェリー・ウェクスラーでハリウド録音ですから、そこからして違う。ジェリーはそ

れまでのトゥーセイントにない魅力を創り出したかったのでしょう。セッションの面子は、

超強力。特にバック・グラウンド・ヴォーカル陣が恐ろしい。今の「楽観主義」は、

エタ・ジェイムズ、ボニー・レイット、ローズマリー・クルーニーという並び。後年、わたしが関わ

ったあるアルバム企画の際に、歌い手本人がこの曲を持って来たのですが、いま

聞いていて、採り上げなくて正解だったなあと思いました。この三人の姐さ

んたちの歌声だけでも圧倒的です。

さてアラン・トゥーセイント、これも彼の書いた曲でした。

 

M08.Ruler Of My Heart(2’42”)Irma Thomas

-N. Neville-  Charley SNAX624CD

 

N  「ルーラー・オヴ・マイ・ハート」埼玉県入間市のイルマ・トーマス、現アーマさんでした。お聞

きのように、これはオーティス・レディングの「ペイン・イン・マイ・ハート」の原曲です。作

者は「ナオミ・ネヴィル」となっていて、トゥーセイントが初期に筆名として使っていた母

親方の名前です。オーティスのデビュ—盤でも、正式に「N.Neville」となっていまし

た。通常、「ruler」から「pain」程度の変更でも新しい作者名で登録され、売

れた後で揉める、という出来事がよくありますが、ここでは原作者への尊厳

が保たれています。

次の作者は歌い手のジェシー・ヒル、というクレジットですが、これにもトゥーセイントの

関与が大きかったんじゃないでしょうか。

「ウー,プー,プ、ドゥー」

 

M09.Ooh Poo Pah Doo part 1 & 2(4’22”)Jessie Hill

-J.Hill-  Charley  SNAX624CD

 

N   「ウー,プー,プ、ドゥー」、ジェシー・ヒルのオリヂナル・ヴァ—ジョン、パート1とパート2でし

た。こういうダンス物ですと演奏時間の長さから、シングルは同一テイクの前半分、

後ろ半分でパ—ト分けをするのが普通なんですが、今のはテンポ−の違う別テイクで

パート1パート2としていました。珍しい例ですね。決定的なカヴァでこの面白さ

を伝えてくれたルファス・ト—マスは、この仕様を聞いていたのでしょうか。

先々週、先週、と図らずも故アラン・トゥーセイントを続けてお聴き頂いています。

告白いたしますと、わたしはそれ程のアラン・トゥーセイント通ではありません。実演

も一度しか観た事がありませんし、その時も何か違和感が残りました。

そんなわたしでさえ、こんなに次から次へと彼にまつわる出来事、作品が

が出て来ます。計り知れないほどの業績があるのは間違いないですね。

次も心に残る彼の作品です。

「パフォーマンス」、ジョー・コッカー。

 

M10.Performance(4’38”)Joe Cocker

-A.Toussaint-  Sony 88875113802

 

N  「パフォーマンス」、ジョー・コッカーでした。海外巡業中に客死した作者、アラン・トゥーセイ

ントに捧げます。

さて、いつも暖かいお便りをくれるまゆりんさま、ありがとうございます。

現在、お父様にナット・キング・コールのラテン集を差し上げるご予定のようですが、今

の時期ならクリスマス集がお薦めです。ナットの歌心、真心で暖炉のように暖めてく

れる名盤。誰でもナット得の一枚。とりあえず、これが流れている場所では、親

子/兄弟喧嘩、家庭争議は起こらない事を保証いたします。

『ザ・クリスマス・ソングス“The Christmas Songs” (Capital CDP 7 46318 2)』、新

品ではもう手に入らないようですけれど、中古盤なら大丈夫。本番まで日数

がない。急げ。

ではそのアルバムから、まず一曲。

「オウ、ホーリー・ナイト」。

 

M11.O Holly Night(2’57” )Nat King Cole

-trd.-  Capital CDP 7 46318 2

 

N  ナット・キング・コールの決定的な『ザ・クリスマス・ソングス』から「オウ、ホーリー・ナイト」で

した。暖かい声ですね、本当に。

もう一曲聞きましょう。これは「樅の木」という題名で知られています。

遠い昔、わたしの幼少時、これを姉とピアノの連弾で仕上げてクリスマスに披露しよ

う、という企てがありました。それが練習中に大喧嘩となり、計画が破綻し

た苦い思い出があります。今でもこの曲を耳にするとそのピアノ・ピースの表紙

が浮かび上がって来ます。

相手は3歳上で、しかも女。小学校就学前の男児とでは大人と子供位の違

いがあります。おそらく「うまく行かないのは、全部お前のせいだ」と、一

歩的にやりこめられたんでしょう。思い出しても忌々しい。

ナット・キング・コールに鎮めてもらう事にします。

痛恨の「オウ、タネンバウム」、ドイツ語でどうぞ。

 

M12.O Tannenbaum(3’01”)Nat King Cole

-trd-  Capital CDP 7 46318 2

 

M13.O Christmas Tree(2’24”)Chipmunks

-trd.-   TOCP-67281

 

N  はい、「樅の木 パ—ト1&2」お送りいたしました。後半部分は3匹の栗鼠、

モーニン・ブルーズの季節労働者、チップ・マンクスでした。今年もクリスマスおめでとうを言

いに山奥から出て来てくれました。どうもありがとう。何時も怒られてばか

りのエルヴィン、大人しくしっかり歌っていましたね。

さて、今年は早々と夏の終わりに、珍しい聖夜音楽集を手に入れました。

故中村とうよう責任編集の『オ—ル・アバウト・クリスマス』です。これは1994年に彼

の海賊盤有限会社オーディオ・ブックから発売されていたものです。今まで現物を

目にした事がなく、持っていませんでした。ダイナ・ワシントンの「きよしこの夜」

が入っているので、欲しかったのですよ。

収録曲はさすが「ザ・レコード・コレクター」中村とうよう、わたしの知らなかっ

たものばかり。その中で彼が珍しく白人カントリ—女歌手、パティ・ペイヂを褒めて

ます。曰く「50年代前半」「女性ポップ・シンガ—が大活躍した時代」「最高の歌

手だった」そうです。

まずはお聞き下さい。

「ブーギ−・ウーギ−・サンタ・クロース」。

 

M14.ブーギ・ウーギ・サンタ・クロース(2’15”)パティ・ペイジ

-L.Renie-  ABCD AB125

 

N  いかがでしたか「最高の歌手」パティ・ペイヂの「ブーギ−・ウーギ−・サンタ・クロース」。

「このSPが見つかるまではクリスマスCDは出すまいと思っていた」そうです。

そして満を持して制作されたた『オール・アバウト・クリスマス』は、ゲテモノ好きの中

村とうようらしく、他にも珍盤奇盤が多く揃えられ、相当な高品質が保たれ

ています。マスタリングがもう少し良ければなあ、というのは贅沢かな。

今朝はその中からもう少し聞いて行きましょう。

これも珍しい吹き込み。日本で録音された可能性があるそうです。

マンボの王様、ペレス・プラード楽団で「サンタが町にやって来る」。

 

M15.サンタが町にやって来る(1’48”)ペレス・プラード楽団

-Coots, Gillespie-  ABCD AB125

 

N  ペレス・プラード楽団の「サンタが町にやって来る」、如何でしょうか、しきりに

「ウーッ」、「ウッ」を繰り返してますね。制作側からのしつこい要求でしょうか。

ここからも国内録音説は有力になります。車のウィール・キャップを叩いてデンゲと

いう新しいリズムを奏でているそうですが、わたしには半鐘に聞こえます。寒

い季節、火の元にはご用心下さい。

次はフィリピ−ンのクリスマス・ソングです。

ミラグロス・ゴメスとエルナンド・サルミェントのデューオで「お祭りのちょうちん」。

 

M16.お祭りのちょうちん(2’11”)ミラグロス・ゴメスとエルナンド・サルミェント

-unknown-  ABCD AB125

 

N  今年も夏には盆踊りに櫓提灯をありがとうございます。感謝の気持ちを

込めて、「お祭りのちょうちん」、ミラグロス・ゴメスとエルナンド・サルミェントでした。

この提灯というのはランタンの事なんでしょうか。キャンドルかな。フィリピーンはキリスト教

国ですから、このような歌があってもおかしくありません。アメリカが統治する

前にここを支配していたスペインの言語で歌われていました。美しい平行メロディ

が印象的です。

その他の『オール・アバウト・クリスマス』収録曲といいますと、やはり黒人音楽が多

くなります。それもジャズ、ブル—ズ、R&Bが混在していた黄金時代のものが

他を圧倒します。この辺りも中村とうようの本領発揮といったところ。

ではそれらを続けて聞いてもらいましょう。

まず「山の上で告げよ」、ステイプル・シンガーズ

「ジングル・ベルズが聞こえる」、フレディ・キング

「スウィンギン・ゼム・ジングル・ベルズ」、ファッツ・ヲーラー・アンド・ヒズ・リズム

そして「きよしこの夜」、ダイナ・ワシントン

 

M17. 山の上で告げよ(2’39”) ステイプル・シンガーズ

-trd.-  ABCD AB125

 

M18. ジングル・ベルが聞こえる(2’37”) フレディ・キング

-unknown-  ABCD AB125

 

M19. スウィンギン・ゼム・ジングル・ベルズ(2’56”) ファッツ・ウォーラー

-unknown-  ABCD AB125

 

M20.きよしこの夜(2’22”) ダイナ・ワシントン

-pd.-  AB CD AB125

 

N  如何でしたか、『オール・アバウト・クリスマス』からの貴重録音の数々。特にファッツが良

かったですね。この人のピアノはいつも軽快です。いよっ名調子。フェイクなしの

ダイナも珍しい。ロング・トーンはアリサみたかったです。ストレイトな最後のハミングが心に

残ります。素直にもなれるじゃないか。

このオーディオ・ブック社は、まだ存在しますが、今後新しい発売物が出る事は

ありませんし、追加生産の予定もないでしょう。これまでに出された物は貴

重な音源ばかりですので、『オール・アバウト・クリスマス』以外も見つけたら手に取っ

てみて下さい。

さてそれではモーニン・ブルーズも残り時間を、それなりにクリスマス音楽で締めます。

まずは、先ほどのパティ・ペイヂがお手本にしたのは、おそらくこれでしょう。

メイベル・スコットとマクスウェル・デイヴィス楽団で「ブーギ−・ウーギ−・サンタ・クロース」。

 

M20.Boogie Woogie Santa Claus(2’15”)Mabel Scott & Maxwell Davis

-L.Renie-  UnionSquare Music METRTNO067

 

M21.Bring That Cadillac Back(2’42”)Harry Crafton

-H.Crafton-  Fantastic Voyage  FVCD 079

 

M22.Santa’s Got The Blues(4’33”)Denise LaSalle

-D.Lasalle-  Basix Nusic BAS 9327

 

M23.How I Hate To See Xmas Come Around(2’48”)Jimmy Witherspoon

-A.Patric, L.Whyte-  Fantastic Voyage  FVCD 079

 

後TM:ボーン・イン・シカゴ(アサー仕様)P.B.B.B.  151201151730

 

N  メイベル・スコットとマクスウェル・デイヴィス楽団の「ブーギ−・ウーギ−・サンタ・クロース」、

続いては「あのキャディラックを返してもらおうか」、ヘンリー・クラフトゥン

「サンタがブル—ズにハマったわよ」、デニス・ラセール

そして3匹の栗鼠と並んで毎年お馴染みの季節労働者、ジミー・ウィザスプーンで

「これが俺のクリスマスを呪う想い」、以上でした。

来週もまだ本番前なので、クリスマス音楽を少しまとめてお送りする予定です。

確か去年、皆さまのご愛顧に感謝して「聖夜の音楽集大成」ファイルをプレゼント

したような憶えがあります。違ったかな。それとダブリが少ないといいのです

が、あんまり好みは変わってないからな。あれからもう1年です、早いのか、

遅いのか・・・。

今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/06dc731c2ae6ed2a11de7df56651e74b4b5666c4

ダウンロードパスワード 1fnw5vp6

このダウンロード者の数はわたしのところに返って来ます。先週はそれほど多

くなかったなあ。内容を見てから、落とす、落とさないを決めるのですか、

皆さま。家主澤田修の方では全体の閲覧者数が分るそうで、「土曜の早朝に

は跳ね上がりますよ」とのことです。いつもありがとうございます。

首都圏幻の8人に、遠く中部地方での精鋭を含んで9人の情熱的聴取者

にお届けする「幻」モーニン・ブルーズ、今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

まだまだ続きますですよ、かな。これは詠嘆の終助詞。

鷲巣功でした。来週もあなただけに。

 

s-mb151212写真

Awesome Rock【12/11 O.A.】Playlist

Awesome Rock【12/11 O.A.】Playlist

12月11日の番組は、

【WEB用】Adele / 25 (jake-sya)(BGJ-5252)
Adele特集!!(その2)

11月20日にリリースされたアデルの3枚目『25』を紹介しました。
『25』は全米・全英で発売初週売上でブッチギリの新記録を樹立、さらに2015年最大のヒット作となりました!
M01: Adventure Of A Lifetime / Coldplay
<コーナー: AwesomeRecommendation>
M02: Hello / Adele
M03: Send My Love (To Your New Lover) / Adele
M04: I Miss You / Adele
M05: Remedy / Adele
M06: Water Under The Bridge / Adele
<コーナー: AwesomeRecommendation> 終わり
おしまい♪

Awesome Rock 毎週金曜日夜9時~9時半@中央FM
再放送は毎週土曜 午後7時~7時半

 


Adele 『25』
圧倒的なボーカルです。

Real Rocks【12/10 O.A.】Playlist

Real Rocks【12/10 O.A.】Playlist

coldplay
12月10日の番組は、チャート!ZIP-City Rock Albums Chartを紹介しました!
1位は Coldplay!!『A Head Full of Dreams』

——————————————————–

M01: Sean / Foo Fighters
M02: Wasn’t Expecting That / Jamie Lawson
<コーナー: RockAroundTheWorld>
M03: A Hazy Shade Of Winter 冬の散歩道 (Cover) / The Local Band
M04: Let It Go / James Bay
M05: Wake Up / The Vamps
M06: Hit the Ground / Skindred
M07: Worse Than This / Zebrahead
M08: When I Was a Boy / Electric Light Orchestra
M09: Hurricane / Scorpions
M10: Paperback Writer / THE BEATLES
M11: Adventure Of A Lifetime / Coldplay
<コーナー: RockAroundTheWorld>終わり
M12: Charlemagne / Blossoms
M13: Jingle Bell Rock / Chet Atkins
<コーナー:メタルの光>
M14: Feast For The Crows / Our Hollow, Our Home
おしまい♪

 


前作とは打って変わって明るくピースフルな雰囲気に包まれた作品!ポップなセンスは健在。


2015年12月のREAL ROCKS SELECTION。
エド・シーランが惚れ込む40歳のSSW。Jamie Lawson『Jamie Lawson』輸入盤発売中!


【問い合わせが多いアーティスト】
2015年5月のREAL ROCKS SELECTION。
CHON(チョン)。アメリカ西海岸=サンディエゴ出身の凄腕ミュージシャン4人組!
今年のベスト・インストアルバム!

Real Rocks【12/09 O.A.】Playlist

Real Rocks【12/09 O.A.】Playlist

coldplay
12
月09日の番組は、12月4日に世界同時リリースされた
Coldplayの最新作『A Head Full of Dreams』を紹介しました!!

——————————————————–

M01: Lightning / Pesky!
M02: Wasn’t Expecting That / Jamie Lawson
<コーナー: RockSteadyGo>
M03: Viva La Vida / Coldplay
M04: Clocks / Coldplay
M05: Charlie Brown (Live) / Coldplay
M06: A Sky Full Of Stars (Live) / Coldplay
M07: Adventure Of A Lifetime / Coldplay
M08: Kaleidoscope (with Coleman Barks & Barack Obama) / Coldplay
M09: Birds / Coldplay
M10: FUN (featuring Tove Lo) / Coldplay
<コーナー: RockSteadyGo > 終わり
M11: Christmas Time / Bryan Adams
<コーナー:メタルの光>
M12: Cowboys From Hell / Pantera
おしまい♪

 


過去最高のポップアルバム。


2015年12月のREAL ROCKS SELECTION。
エド・シーランが惚れ込む40歳のSSW。Jamie Lawson『Jamie Lawson』輸入盤発売中!


【問い合わせが多いアーティスト】
2015年5月のREAL ROCKS SELECTION。
CHON(チョン)。アメリカ西海岸=サンディエゴ出身の凄腕ミュージシャン4人組!
今年のベストインストアルバム!

【 要参戦! 】 SikTh Japan Tour / シクス12月に来日!

いよいよ、

SikThが来る!

 

Flyer_SKT

SikTh 再来日公演!

2015年12月16日(水曜)大阪・HOLIDAY OSAKA
2015年12月19日(土曜)東京・池袋 KINGSX TOKYO
open 18:00 / start 19:00
ADVANCE ¥5,000 / DOOR ¥5,500
※入場時に別途ドリンク代。
チケット発売中:チケットぴあ Pコード/279-214
問い合わせ info@grindhouse.jp

昨年の10年ぶりとなる奇跡の来日公演に続いてSikThが再びやってきます!!

わたしのロック人生において最大級の衝撃をもたらしてくれた UKのバンド=SikTh (シクス)!
是非、ライブを観て欲しい!と心の奥底からおもうのです!!

テクニカルでカオティック、エモーショナルでクレイジーな最強のごった煮サウンドを、
今年の〆に体感しようじゃありませんか!!

 

 

【幻】モーニン・ブルーズ 2015/12/05

mb151205

 

前TM : ヲーキン・ブルーズ(夜に近いアサー仕様)P.B.B.B.

 

N  おはようございます。モーニング小僧。ワトゥーシ・アイザヲです。輪投師藍蔵王ですぞ。

12月、「しはす」です。寒気を伴った北風が吹いております。自動車で走行

中の方々、どうぞ路面の凍結、突風などにご注意下さい。

「寒冷危険地帯」。

 

M01.ウインター・デインジャー・ランド(3’56”)ハワイ・フィウヴ・オウ

-B.Smith-  ワツシ WAZCD-005

 

M02.Hawaii Five-O(1’48”)Brian Tyler

-M.Stevens-      Hawaiian Mix1 November2015

 

N  日系ハワイ人によるインストゥルメンタル・グル—プハワイ・フィウヴ・オウの「ウインター・デインジャー・

ランド」、に続いては、人気テレビ番組「ハワイ・フィウヴ・オウ」のテーマ、ブライアン・タイラー

でした。1970年代には日本でも放映されていまして、わたしも深夜に何回か

観た憶えがあります。その時のテ—マ曲は、確かヴェンチャーズじゃなかったかな。

今のはまだ続いている新しいシリ—ズのテ—マのようです。タイトル表記も「HAWAII

5-0」から「HAWAII FIVE-O」へと変わっています。別物、という事でしょ

うか。

首都圏で8人の精鋭リスナーの中には早々と避寒でハワイに行かれた方もいらっし

ゃるようですが、私のもとには晩秋にハワイからの古い友だちがやって来ました。

そのお土産に2枚の自製CD-Rを貰いまして、その1曲目がこの「ハワイ・ファイ

ヴ・オウ」2015でした。この曲こんなに短かったかな。2分足らずです。

遠い昔、早朝の生放送時に中途半端な時間が残ってしまうと、KCから教え

て貰ったボックス・トップスの「あの娘のレタ—」で埋め合わせをしていましたが、こ

れも使えますね。「ハワイ・フィウヴ・オウ」のテーマでした。

さてその貰ったCD-Rから、もう少しお送りしましょう。CD番号になって

いるHawaiian Mix 1/2 November2015というのは友人の付けたものですか

ら、問い合わせや検索時の手がかりにはならない事をご了承下さい。

では「Mix 2」から伊豆守ことイズレイル・カマカヴィヴォーレで「ヘネヘネ・コウアカ」。

 

M03.Henehene Kou’Aka(4’23”)Israel Kamakawiwo’ole

-trd.-  Hawaiian Mix2 November2015

 

N  どなたもどこかで耳にした経験がおありでしょう、「ヘネヘネ・コウアカ」イズレイル・

カマカヴィヴォーレでした。フラ・ダンスの音楽にもよく使われている曲です。題名は「あ

なたとわたし」という意味だそうです。トワ・エ・モアですね。

このヴァ—ジョンも伊豆守の呼吸音がよく聞こえていましたね。よほど鼻の穴

が大きいか、口で息するかのどっちだろう、などと考えていました。完璧な

品質管理が維持されている録音の多い昨今、こういう画の見える音にはどこ

かしら安心出来ます。

さてその友人のくれたCD-Rで、意外な1曲に出会いました。何でしょう

か。まずこちらをお聞き頂きましょう。

 

M04.My Hawaii(4’14”)The Rascals

– E.Brigati, F.Cavaliere –  Hawaiian Mix2 November2015

 

N  取って付けたような最後のスティールでハワイらしさを加味させていますが、それで

なくとも充分に、世界的大観光地ハワイの情景は浮かんで来ます。

これは何とザ・ラスカルズの「マイ・ハワイ」という1968年の作品です。『SGT.ペパ

ーズ・・・』の影響を受けたんでしょうか、白人R&Bグループだった彼等にと

って初めての統一概念を持って作られたアルバム、『ワンス・アポン・ア・ドリーム』に収

められていました。

聞いた当初、これがラスカルズとは信じられませんでしたね。立派な大人の娯

楽音楽です。リ—ド・シンガ—のエディ・ブリガティーは過去に滞在した楽園をしみじみ

思い浮べるが如くスタンダ—ド歌手のように歌い上げています。異国情緒を醸し

出す仕上げ、大袈裟な編曲と若干の頽廃感から、ハリウッドの映画音楽か、と思

った位でした。まさか、「グルーヴィン」のラスカルズとは・・・。

実はこのアルバム『ワンス・アポン・ア・ドリーム』を、わたしも持っていました。あ

るロック・バーで彼らを聞いて「いいなあ」と感じたので、すぐに廉価5枚セットを

手に入れた時、その中の1枚がこれだったのです。ただ、アルバム自体をわたし

は全く記憶していませんでした。

今回「マイ・ハワイ」を切っ掛けに改めて通して聞いてみました。これ以前の、

シングル寄せ集めLPには健気な白人R&Bグル—プ振りが感じられ、そこが可愛

くもあったんですが、この「トータル・アルバム」では底からの脱皮を図ろうとして

いるようです。部分的にサイケで、無理をして幅広い音楽を盛り込んでいるとこ

ろが、時代を蘇らせます。全体的としては焦点の絞り込み不足の印象。その

中でこの「マイ・ハワイ」は完成度の高さを誇ります。まあ新しい事やってないか

らね。このアルバムは本国では割といい売上げだったようですし、「マイ・ハワイ」は、

ハワイでとても愛されたとか。いずれにせよ、ラスカルズのある一面を語ってくれた

1曲です。アルバムの中には他にも面白いのがありました。それは来週のお楽し

みといたしましょう。

 

M05.Crazy Maisie(4’32”)Dana Dixon

-unknown-  BSMF-2488

 

N  さて、今週も『ブルーズを吹く女たち』から聞いて貰います。本当は先々週だ

けのつもりでしたが、先週も、そして今週も、となってしまいました。その

くらい手応え充分の2枚組です。

今のはダナ・ディクスンのクレイジ—・メイジー。スリム・ハーポ調の荒っぽいブーギ−です。

カッコいいですね。脇に控える演奏者がならず者風の大男たちだったら、画とし

ても完璧。観たいなあ。

次は某通販サイトで「吹き語りを披露するトリーナ・ハムリン」との説明があったとい

う女ハ—ピストです。

「どんな感じでした?」

「こんな感じです」

女度胸で一発。なんと単独演奏で聞かせてくれます。

「ダウン・トゥ・ザ・ホーロウ」、トゥリーナ・ハームリン。

 

M06.Down To The Hollow(4’28”)Trina Harmlin

-unknown-  BSMF-2488

 

N  「無伴奏ハモニカ・ソナタ~ダウン・トゥ・ザ・ホーロウ」トゥリーナ・ハームリン、素晴らしいです

ね。単純なリフの繰り返しに説得力が込められています。タムブリンも自分で打っ

てるのかな。やってくれますねえ。太めの声も魅力的。ウーン、渋い。

それぞれ個性的なブルーズ・ウイミンが31人も揃っている『ブルーズ・ハープ・ヲ—メン』、

中には先週のジェイン・ギルマンみたいな、こんな可愛らしい娘もまだいますよ。

「ファスト・フード・ママ」、ジャキー・マーリット。

 

M07.Fast Food Mama(2’55”)Jackie Merritt

-unknown-  BSMF-2488

 

N  2枚組『ブルーズを吹く女たち』、もう輸入盤は売られているようですね。各

自の略歴にはこちらでも多少触れられているようです。ちなみに、先のダナ・

ディクスンはイギリス人、トゥリーナ・ハームリンはバ—クリ—で学位を取っています。国内盤には

もちろん更なる解説付でクリスマスに発売です。今暫くのお待ちを。

このアルバムから、もう一曲聞きましょう。マイナ—・ブルーズです。ジャニスの影が

見えます。

「ワン・モー・ラーイ」テレサ・リン。

 

M08.One More Lie(5’11”)Teresa “T-Bird” Lynne

-unkown-   BSMF 2488

 

N  テレサ・リンで「ワン・モー・ライ」でした。これまた非常に女性的な響きですね。抑

えた情念が伝わりました。こういう雰囲気は男には出せません。ギタ—・ソロも

良かった。

硬軟冷暖の女ブルーズ・ハーピスツの響宴『ブルーズ・ハープ・ヲ—メン』堪能しました。

今週新聞紙上で邦人女性クロマチック・ハモニカ奏者の新譜紹介を見てね。こっちの31

人の事もあったから試聴してみたんたら、なんとお行儀の良い事。残念なが

らわたしが受けた印象はそれだけでした。この2枚組を聞かせてやりたいで

すね。皆さんも、この他のご希望があったら、ぜひお寄せ下さい。

さて、次はまたまた初めて出会った古い歌い手です。過日、新宿の某レコ—ド

店で結構な時間に亘って探し物をしてた時に、店内で流れていた音楽が気に

なりまして。わたしの場合、こういうケイスが多いですね、振り返ると。販売側

からすれば「恰好のカモ」なんでしょう。ま、とにかく気になってカウンタ—で尋

 

ねたんです。そうしたら、ちょうどその盤を回した本人だったらしく、喜ん

で教えてくれました。こういう時は、なんかこっちも嬉しくなるね。で、そ

の時の状況再現。

「今流れているのは何というヴォーカル・グループですか」

(ハマったな、という顔つきで)「いえ、ヴォーカル・グループじゃないんです」

「え、違うの。じゃあ誰なんですか」

「これです」

出してくれたのは50年代のアメリカン・ポップスの典型のような写真のジャケット。

「エ−、いま流れてるのだよ」

「ええ、これです」

「本当にこれなんですか、この人がこれ歌ってんの。白人だよ」

「ええそうです。フランキ—・フォードという白人歌手です。いいでしょう」

このようなやり取りの数秒後、わたしはその中古盤を購入していました。

ヤラレタ−。

どうも店に入った時からずっと同じ盤が回っていたようで、まず耳に来た

のは、この一曲だったのです。

 

M09.Danny Boy(2’36”)Frankie Ford

-trd. arr.by Heatherley-  ピーヴァイン PCD-93030

 

N  フランキ—・フォードという白人歌手の「ダニー・ボーイ」です。超有名な歌だからね、

フムフム、黒人が外野ウケ狙って吹き込んだんだな、てな印象でした。その時既に、

悪くはないな、と肯定していたのは事実です。そしてだんだん進むうちに、

いいなあ、という思いに変り、次にお聞き頂くトラックで、決定的に黒人ヴォーカル・

グループだと確信しました。それで先ほどのような会話となったのです。

 

M10.Can’t Tell My Heart What To Do(2’43”)Frankie Ford

-Smith, Ford, Caronna- ピーヴァイン PCD-93030

 

N  どう聞いても抵抗なく黒人だなあ。出演予定の劇場で、「フランキー・フォードは黒

人の筈だ」と追い返されそうになった事もあったとか。映画「キャディラック・レコー

ズ」の中に差し挟まれているチャック・ベリーのエピソードと逆ですね。

この男フランキー・フォードはニュー・オーリンズ周辺に生まれ育ち、歌っていた男です。

地元のエイス・レコ—ズに誘われて録音を開始。程々の成功を収めました。周りに

ヒューイ・ピアノ・スミス始め、リー・アレンらがいて、素晴らしい演奏で支えられていた

事も、その要因でしょう。ここまでの2曲ではあまり出て来ませんでしたが、

ヒュ—イの持つノヴェルティ感覚は、かなり彼自身に影響を与えているようです。次の

曲ではその持ち味が最大限に発揮されています。

「マーガス・ザ・マグニフィシェント」

 

M11.Morgus The Magnificent(2’23”)Frankie Ford

-Clesi, Baylie-  ピーヴァイン PCD-93030

 

N   先週のラリー・ウイリアムズにも連想が及ぶゲテモノ風味、イイ線です。フランキー・フォード

とヒューイ・ピアノ・スミスとは縁浅からぬ関係で、彼の持っていたバンド、クラウンズの

多大なる協力があった事は、先にお話しした通り。何しろスマッシュ・ヒットとなっ

たデビュ—曲が、本来はヒューイ・スミスが歌う事になっていたもので、エイス・レコーズの

オウナー/プロデューサーだったジョニー・ヴィンセントの強引な判断を、とても恨んでいたそう

です。

では因縁深きそのデビュ—曲を聞きましょう。

「シー・クルーズ」フランキー・フォードです。

 

M12.Sea Cruise(2’48”)Frankie Ford

-Smith, Vincent-ピーヴァイン PCD-93030

 

M13.青い影(5’28”)ジョー・コッカー

-K.Reid, G Brooker-   WEA  MM-NK03

 

N  フランキー・フォードのデビュー・ヒット曲「シー・クルーズ」に続いてはジョー・コカーの「青い

影」でした。

先週聞いていたラジオのアラン・トゥセイント追悼番組で思い出したジョ—・コカ—の『楽

寿あり〜ラグジュアリ・ユー・キャン・エフォード』、彼の制作だったんですね。うっかり

してました。このアルバムはあまり話題にならなかったようですけど、わたしは

大好きです。特にこの「青い影」を三連で仕上げたところに、唸らされまし

た。1曲目がアラン・トゥセイント作の「ファン・タイム」だったですね。これも良かった。

アナログ盤でずっと持っています。今朝は千寿会配布の特別編集盤からでして、

よく分らない主題の下に集められた楽曲のひとつに並んでました。ここから

の連想でまた別の某名曲を思い出しました。特別捜査隊出動です。人相書き

に心当りありましたら、ご連絡下さい。

さて、先週ちょっと触れたフィギュアスケ—トNHK杯、「哀愁のヨ—ロッパ」効果は大

きく、羽生結弦の得点は圧倒的でした。わたしは採点方法が未だによく分ら

ないんですけれども、「満点」はないのかな、この競技。ショ—ト・プログラムで100

点を取るには、17秒に1回「10点」を出さなければならないでしょ。不可能

じゃないか、とも思えます。それにしても恐ろしい高得点。サンターナの祈りのご

利益です。

実況中継をずっと観ていた訳ではありませんが、競技者の選ぶ音楽には、

いつも興味を持っています。今回はこれが楽しみでした。

 

M14.Bei Mir Du Schon(2’24”)Bette Midler

-Secunda, Jacobs, Chaplin, Cahn-   East West 825646215331

 

N  ご存知「素敵なあなた」です。今年の始めにベット・ミドラーがこれをカヴァした

時のわたしの興奮、憶えてくれていますか。これが伝わって、今回の浅田真

央指定楽曲になったのでは決してありませんが、予言者としてのわたしの能

力も見事に証明されました。この先見性の素晴らしさ・・・。

どのヴァ−ジョンで滑るのか、という点がとても楽しみでしたが、わたしの知

らない録音でした。この為に新たに作ったのでしょうか。ベットのだと、貴重

な競技時間を26秒も無駄にしてしまいますしね。

それはそうと、このベットのアルバム『イッツ・ザ・ガールズ』は、今年の大きな収

穫です。皆さんは聞いてくれましたか。

 

M15.He’s Sure Be The Boy I Love(2’54”)Bette

-Mann, Weil-  East West 825646215331

 

M16.He’s Sure The Boy I Love(2’31”)Lulu

-Mann, Weil-   RPM  Retrodisc  D 856

 

N  「アタシ絶対、あの子でキマリ」、2015年ベット・ミドラー版に続けては、スコットランドの

ダイナマイト娘、ルールで同じ曲を聞いて頂きました。1967年の録音、久し振りに

ルールです。いいね、この娘は。

さてスケ—ト競技の指定曲に戻りますと、最終日のエキシビジョンで実に華麗な滑り

を披露したカナダのデユーオ、メガン・デュアメルとエリック・ラドフォードは、リズム過剰強調系

音楽が多い中で、ナット・キング・コールの「スマイル」という柔らかな選曲でした。や

はりああいう場所では大音量高音圧で刺激的に迫る方が有利でしょう。滑る

とは言っても、競技は細かな動作の連続ですから、端々に明確な切っ掛けも

必要です。そこへこういう音楽を持ち込むには相当な構成、技量の裏付け、

そして自信が必要です。彼ら二人はとても冷静に美しく滑ってました。音楽

の雰囲気を充分に理解した演出も良かった。

ただし、こういう曲調、傾向の楽曲だとどうしても時代を遡ったところか

ら持って来るしかない、というのがちょっと寂しいなあ。そんな事も感じた

ひねくれ者がいたとかいなかったとか。

・・・と話して来て、「待てよ、この時は『ドリーム』じゃなかったかな」と

いう疑問が沸いてます。ずっと前からこの2曲がわたし頭の中では一緒にな

りがちなんです。シナトラのあの「ドリーム」です。キング・コールは間違いないんだけ

ど、ひょっとしたら「スマイル」じゃなかったかも。どなたかご存知だったら、

訂正をお願い致します。

では、それまでナット・キング・コールの「スマイル」をどうぞ。

 

M17.スマイル(2’54”)ナット・キング・コール

-C.Chaplin, G.Parsons, J.Turner-  東芝 TOCP-70710

 

M18.El Bodeguero(2’27”)Nat King Cole

-R.Egus-  Capital CDP 7 46469 2

 

N  「スマイル」に続いては、同じくキング・コールのスパニッシュ・アルバムから「エル・ボデグ

エーロ」でした。暖かく優しい歌声に、ピンで歌い出す以前に得意としていたジャ

イヴ感覚を少し盛り込んだ、とても素敵な仕上げですね。

先々週「カチート」をお送りしたら「誰か日本人が歌ってなかったか」という

ご質問を頂きました。特定の歌い手は浮かびませんが、大勢の人たちがリパトゥ

ワにしていた筈です。ロック音楽確立以前、歌謡曲にとって「ラテン」は重要な洋楽

素材でしたからね。

今回「カチート」関連で、とても面白い楽曲が出て来ました。お聞き下さい。

フランク永井です。「東京カチ—ト」。

 

M19.東京カチート(3’57”)フランク永井

-T.Saeki, T.Yoshida-  ビクタ—  VICL 41268/9

 

N  @驚く「東京カチ—ト」でした。判断、評価は皆さまにおまかせ致します。

フランク永井はとてもいい歌い手で、その最期が実に残念でした。途中からあ

の美声でゴージャスに聞かせるだけになってしまいましたが、初期のしみじみし

たペーソス溢れる歌や、ノヴェルティ味の効いた楽曲もお進めです。今朝は、この季

節にふさわしく、これで行きましょう。

「霧子のタンゴ」。

 

M20.霧子のタンゴ(4’33”)フランク永井

-T.Saeki, T.Yoshida-  ビクタ—  VICL 41268/9

 

M21旅人よ(3’24”)加山雄三

-T.Iwatani, K.Dan-  EMI TOCT-26869/70

 

M22.状況詩「しはす」(4’00”)ランキン・タクシー

-T.Shirahama-   ワツシ WAZCD 002

 

M23.A Walk In The Black Forest(2’32”)Horst Jankowski Quartet

– H.Jankowski –  Universal 06024 9837762

 

後TM:ボーン・イン・シカゴ(アサー仕様)P.B.B.B. 

 

N  「霧子のタンゴ」に続いてはこの季節の定番「旅人よ」加山雄三でした。

これは傑作だね。岩谷時子の描く風景が素晴らしい。ハーモニーを含むアレンヂも完

璧。素人臭い歌声がそれらによる緊張を和らげる役目も果たしています。名

曲。ですけど、季節を選びます。やはり今でしょう。これをね、爽やかな初

夏の祭りの時に十八番として歌う城東地区の区長がいるんです。もう何年も

続けてる。本人の季節感覚ゼロだね。側近も何か言わないのかな。

そして続いてはランキン・タクシーの「状況詩 しはす」です。これもこの時期だけ

のお楽しみ。

最後はホルスト・ヤンコフスキ・クヲーテットで「森を歩こう」のスモール・コムボ版。行方不明

だった盤が意外なところで偶然発見され、現在保護観察下に置かれています。

よかったあ。

お問い合わせの「ユー・ヲント・シー・ミー」に関しましては、もうちょっとお待ち

頂けますか。ちゃんと答えなきゃね。それに関してもちょっと探し物があり

まして・・・。

さて今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

「151201151730」という正体不明の名前がついていますが、こちらで

間違いありません。今回、なんと3分でアップロ—ド完了。昔が嘘みたい。試し

に自分で落としたら、5分弱でした。

http://firestorage.jp/download/58c766c23b41ec8021d411ae5f70ab64a32a656c

ダウンロードパスワード 8hfg6qfq

今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、まだまだ続きますですよ。

鷲巣功でした。来週もあなただけに。

 

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Awesome Rock【12/04 O.A.】Playlist

Awesome Rock【12/04 O.A.】Playlist

12月04日の番組は、新作が大好評!

【WEB用】Adele / 25 (jake-sya)(BGJ-5252)
Adele特集!!(その1)

11月20日にリリースされたアデルの3枚目『25』を紹介する前に、過去の2枚の作品の楽曲をお届けしました。
『25』は全米・全英で発売初週売上でブッチギリの新記録を樹立!
全米での初週売上は約338万枚!2000年発売のイン・シンクの『ノー・ストリングス』の記録 242万枚を抜き去りました。全英でも約80万枚の売上。オアシスの『ビィ・ヒア・ナウ』がもっていた69万6000枚を破り新記録を樹立しました。
この厳しい音楽市場が叫ばれる今、とんでもない記録です!
来週の『25』特集もお楽しみに!

M01: Bleeding Insanity / THOUSAND EYES
M02: Philistine Philosophies / SikTh
<コーナー: AwesomeRecommendation>
M03: Hello (Radio Edit) / Adele
M04: Chasing Pavements / Adele
M05: Rolling In The Deep / Adele
M06: Someone Like You [Acoustic Live] / Adele
<コーナー: AwesomeRecommendation> 終わり
おしまい♪

Awesome Rock 毎週金曜日夜9時~9時半@中央FM
再放送は毎週土曜 午後7時~7時半

 


Adele 『25』
圧倒的なボーカルです。

Real Rocks【12/03 O.A.】Playlist

Real Rocks【12/03 O.A.】Playlist

wtmm
12月03日の番組は、チャート!US Alternative Albums Chartを紹介しました!
1位は、来日も決まったWalk The Moonのアルバム『Talking is Hard』。

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M01: Charlemagne  /  Blossoms※マンチェスター発!2016年期待の新人
M02: Wasn’t Expecting That  / Jamie Lawson※今月はローソン!
<コーナー: RockAroundTheWorld>
M03: Just Smoke  / Mumford & Sons
M04: Like Real People Do (Live)  / Hozier
M05: Asking For It  / Shinedown
M06: And I Love Her (THE BEATLES Cover)  / Kurt Cobain※マニアのためのサントラ
M07: Hurricane (Arty Remix)  / Halsey※12月4日に日本盤リリース
M08: Joy Rides  / Mutemath※見事2位!
M09: Shut Up And Dance  / WALK THE MOON※今年を代表する一曲!
<コーナー: RockAroundTheWorld>終わり
M10: Animals  / Nickelback※運転手さん、頑張って!
M11: Happy Xmas  / John Lennon※恒例のクリスマスソング
<コーナー:メタルの光>
M12: Consume the Damned  / Devil You Know※強力なセカンドアルバムから
M13: Shattered Silence  / Devil You Know
おしまい♪


WALK THE MOONが1位!


番組で紹介した国歌斉唱の様子はこちら。彼ららしいハーモニーを聴かせています。


2015年12月のREAL ROCKS SELECTION。
エド・シーランが惚れ込む40歳のSSW。Jamie Lawson『Jamie Lawson』輸入盤発売中!


【問い合わせが多いアーティスト】
2015年5月のREAL ROCKS SELECTION。
CHON(チョン)。アメリカ西海岸=サンディエゴ出身の凄腕ミュージシャン4人組!
今年のベストインストアルバム!

Real Rocks 【12/02 O.A.】Playlist

Real Rocks【12/02 O.A.】Playlist

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12
月02日の番組は、今月の番組プッシュ企画RealRocksSelectionに選ばれた
Jamie Lawsonを紹介しました!!
全英1位を記録したセルフタイトル作は、4作目!
遅咲きのSSWです。

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M01: Wasn’t Expecting That  /  Jamie Lawson※今月はジェイミー・ローソン!
M02: Yellow  /  Coldplay※12月4日に新作リリース
M03: Philistine Philosophies  /  SikTh※12月23日にEPリリース。12月16日、19日来日公演!
<コーナー: RockSteadyGo>
M04: King George  /  DOVER※スペインの国民的ロックバンド
M05: Wasn’t Expecting That  /  Jamie Lawson
M06: The Only Conclusion  /  Jamie Lawson
M07: Lego House  /  Ed Sheeran
M08: Cold In Ohio  /  Jamie Lawson
M09: Someone For Everyone  /  Jamie Lawson
<コーナー: RockSteadyGo > 終わり
M10: Back To Blood  /  New Volume※来年注目!
M11: Andalucia  /  Doves※名曲
M12: Father Christmas  /  The Kinks※パンチに効いたクリスマスソング
<コーナー:メタルの光>
M13: Paranoid (Live)  /  Ozzy Osbourne※オズフェス、行きたかったっす。
おしまい♪

 


2015年12月のREAL ROCKS SELECTION。
エド・シーランが惚れ込む40歳のSSW。Jamie Lawson『Jamie Lawson』輸入盤発売中!


【問い合わせが多いアーティスト】
2015年5月のREAL ROCKS SELECTION。
CHON(チョン)。アメリカ西海岸=サンディエゴ出身の凄腕ミュージシャン4人組!
今年のベストインストアルバム!