カテゴリー : 2017年 4月

Real Rocks 【4/29 O.A.】Playlist

Real Rocks【4/29 O.A.】Playlist

 4月29日の番組は、


鋼鉄の120分間!メタルコア三昧でお届けしました!

ZIP-FM REAL ROCKSでは欠かすことのできない、メタルコア。GW突入ということで、連休に入る方に!仕事というあなたに!気合い注入の意味を込め2時間メタルコアで攻め倒しました。

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M01: Self Revolution  /  Killswitch Engage※メタルコア最重要バンド

M02: Beyond The Flames  /  Killswitch Engage

M03: It Falls on Me  /  Killswitch Engage

M04: Blindside  /  Aquilo ※月間プッシュのアーティストということで例外的にOA

M05: Hellion (Cover)  /  As I Lay Dying※抜群の安定感を誇るカヴァー

M06: Electric Eye (Cover)   /  As I Lay Dying

M07: You Give Love A Bad Name (Cover)  /  Atreyu※ユーモアと毒のあるカヴァー

M08: This Calling  /  All That Remains ※メロディック・メタルコアの大名盤から!

M09: We Stand  /  All That Remains

M10: Majoring In The Minors  /  August Burns Red※グラミー賞ノミネート作品から!

M11: Identity  /  August Burns Red

M12: Baby One More Time (Cover)  /  August Burns Red※カオスなカヴァー

M13: Cries In Vain  /  Bullet For My Valentine※最も成功したメタルコアバンドでしょう

M14: Suffocating Under Words Of Sorrow (What Can I Do)  /  Bullet For My Valentine

M15: Tears Don’t Fall  /  Bullet For My Valentine

M16: The End Of Everything  /  Trivium※現在は正統派メタルバンド!

M17: Rain  /  Trivium

M18: Ignition  /  Trivium

M19: Anthem(We Are The Fire)  /  Trivium

M20: Nihilist  /  Architects ※UKを代表する硬派なメタルコアバンド

M21: Broken Cross  /  Architects

M22: Eternal Contempt  /  Tenside※ドイツ発メタルコアバンド。新作の解説は澤田修!

M23: Muderers of All Murderers  /  Heaven Shall Burn

M24: Unbreakable  /  Tenside

M25: New Slaves  /  Tenside

M26: Lost in The Grey  /  Miss May I※6月リリースの新作は名作です!解説は澤田修!


M27: Almost Over  /  Aquilo ※月間プッシュのアーティストということで例外的にOA

<Ending>

<コーナー:メタルの光>

M28: The Saw Is the Law (Live)  /  Whitechapel※祝初来日!すんごいライヴでした。夢に出てきそうです。

おしまい♪

 


2017年4月のリアルロックスセレクション・アーティスト、 Aquiloのデビュー作!

なんだか切ないMVが印象的。。。こちら”Calling Me”は、過去のEPに収録されています。

【幻】モーニン・ブルーズ 2017/04/29

mb170429

 

 

前TM : ヲーキン・ブルーズ(夜に近いアサー仕様)P.B.B.B.

 

N  おはようございます。アサー、ワツシイサヲです。桜が散った後に急に暑くなって、

その次にはちょっと寒いような日が続きました。風の強い日もありました。

昨日はちょっ暑かったり、猫の目のように変わる気候です。わたしが先週あ

んな事言ったからかな。この位が平年並み、でしょうか。ただ「平年」とい

う基準がどこにあるのか、昨今はよく分らない。でも春は決して穏やかなで

はなく、不安定な季節です。桜の一瞬が妙に落ち着いた気候になるのもこの

季節のフランティック・シチュエイションのひとつではないか、今年はそんな事も考えました。

この暑くも寒くもないチョウドイー日々、マンキツ出来てますか、みなさん。

 

M01.Work(3’38”)Rihanna

-J.Braithwaite, M.Samuels, A.Ritter, R.Thomas, A.Graham, R.Fenty, M.Moir-  ユニバーサル UICD-6212

 

N  NHKの朝のラジオで知った超「今風」女声歌手、リアーナで「ワーク」でした。

90年代のR&Bを基調に、電気処理は大前提でそこに出自表明的民族性を盛

り込んで、時代性を漂わせる言葉で語る、現在の流行りの世界の女性歌手と

いうと、大抵はこの形になります。またそれぞれに自意識過剰気味な部分も

見受けられ、音楽以外での唐突な言動、ふるまいも共通します。

このリアーナもそのひとりに入るでしょうが、普段この手の音楽をあまり聞か

ないわたしですので、このアルバム『アンチ』との出逢いを好機と捉え、何回か聴

き返しました。よく考えられた、力のこもった作品です。スティーヴィ−やプリンス、

ロジャーが見え隠れする音像構築も、納得出来ました。大胆な電気処理のため、

楽曲によって声の色味がかなり異なりますが、唄の表現にはひとつの太い筋

も通っている、そんな印象も受けています。ただし一切のクレジットを省く、と

いう体裁にどんな意図があるのか、今もって分りません。ジャケットには現代詩

が型点字で押し施され、わたしの手に入れた国内盤にはその和訳が付いてい

ます。通常の洋楽盤と同じく外部の人間が書いた解説、というか作品制作過

程の余談集が添付されているのは、「一切のクレジットを省く」主旨には反するの

ではないかとも思われますが、ここにも曲目表はありませんでした。

「全てをここで見よ」というウェブサイトはwww. rihannanow.com/music/anti、

ここにはなんと歌詞まで丁寧に揚げられています。ご興味ありましたら、

どうぞ。

さてこのような新進気鋭の女性たちに較べると、音楽最前線ではオトコの分が

明らかに悪い。結局は子供の頃に気に入っていた歌を唄うしかないのでしょ

うか。

 

M02.イッツ・オール・オーヴァ−・ナウ(3’34”)エルヴィン・ビショップス・ビッグ・ファン・トリオ

-B.Womack-  Pヴァイン PCD-24624

 

N  エルヴィン・ビショップス・ビッグ・ファン・トリオの同名新譜から「イッツ・オール・オーヴァ・ナ

ウ」でした。「トリオ」とは、彼の他の3人を指すようで、グル—プは新しいメムバの

4人組です。今の「イッツ・オール・オーヴァ・ナウ」は、ザ・ロ—リング・ストーンズ初の英国

第1位曲。それを、一風変わった解釈でカヴァしてます。コムプレッサーを強くかけ

たような感じがずっと続いて、それが特徴ですね。他のトラックを聞いていない

ので何とも言えませんが、ちょっと興味あります。

エルヴィン・ビショップと言えば、すぐにバタフィールド・ブルーズ・バンドが連想されま

す。当初は彼がリード・ギタリストの座にいたのですが、マイケル・ブルームフィルドの登場

でそこを譲った話は有名です。相手が上り調子のマイクでは、仕方なかったで

しょう。その後は独立して、1976年頃にコロムビアから売り出してました。テムプ

テイションズの「マイ・ガール」をロック調にしたシングルを出してなかったかな。それから

ずっと自分の音楽を続けていますが、やはり今でも誰にでもバタフィールド・ブルー

ズ・バンド時代が付いて回っているようで、さるインターヴュウでは「今の事も聞い

てくれないか」と、やんわり文句を言ったとか。分ります、そのお気持ち。

今のエルヴィン・ビショップの音楽を、ぜひ聞いてみましょう。

さて次も現代非黒人男性R&Bのひとつの典型でしょう。まずお届けします。

「バック・イン・ザ・ゲーム」、ストーン・ファウンデーション・フィーチュアリング・ポール・ウェラー。

 

M03.バック・イン・ザ・ゲーム(4’18”)ストーン・ファンデーション・フィーチュアリング・ポール・ウェラー

-unknown-  Pヴァイン PCD-24602

 

N  全体に意図的に柔らかく仕上げられた印象のストーン・ファウンデーション「バック・イン・

ザ・ゲーム」でした。ソウル・ミュージック通のポール・ウェラーの参加が、より黄金時代の

R&B的な響きに影響を与えている感じです。ポールはアルバムのプロデュースだけでな

く、このように唄や演奏でも参加していて、他にはウイリアム・ベル、ベティ・ラヴェッ

トの名もセッション・メムバーにありますから、ちょっと聞いてみたくなりました。スト

ーン・ファウンデーション自体はイギリスのほぼ中央に位置する州ヲリックシャーで生まれた白人

楽団。今年に入っていくつか紹介して来た、ヨ—ロッパのソウル・ミュ—ジック愛好者団

体のひとつです。

かつてイギリスでは国土の北部でアメリカ南部のR&Bが好まれていて、だから英国

のノーザン・ソウルはサザーン・ソウルなんだ、という混乱した事が言われていました。

ポールはそのノーザン・ソウルの良き理解者だそうですが、この場合はどっちなんで

しょうか。

ブルーズは白人女たちに持って行かれた感の強い昨今、この種のナムパなR&B

はかろうじて男性たちが護っているという印象ですね。こういう情感表現な

ら、女性の場合は先ほどのリアーナみたいな手法を採るのでしょう。

「バック・イン・ザ・ゲーム」、ストーン・ファウンデーション・フィーチュアリング・ポール・ウェラーで

した。

 

M04.I’ve Gotta Get A Message To You(4’41”)ボビ・オズボーン 

-B.,M.,R.Gibb-  BSMF 6108

 

N  突然のブルー・グラスです。その長老、今年で86歳になるというボビ−・オズボー

ンの新譜からです。この音楽領域ではパンチ・ブラザーズのような革命的新機軸の

台頭がありますが、大多数は60年以上前からの楽器編成、技法で継承されて

来ています。その典型のような響きでしたね。でもよく聴くと、楽曲は「獄

中の手紙」、ビージーズの68年の大ヒット曲です。このカヴァは、ひょっとしたら、

わたしは初めて聞いたかもしれません。トッポが唄ったタイガーズと、ランチャーズの

カヴァには聞き覚えがありますが、録音はされてませんですね。

執行間近、つまり電気椅子、あるいは絞首台に送られる直前の、もう数十

分でこの世からいなくなる死刑囚を主人公にした歌です。

 

聖職者がやって来て、微笑んで言った

さあ、もう少し一緒に歩いて行こう

これから先のひと時は、たった一人になるんだよ

小銭などは要らない、電話をする時間もないからね

 

と、処刑場までの通路を進みながら、執行立会人が最後の会話を交わします。

それに対し主人公は、

 

もうすぐ命が無くなってしまう、あと1時間だ

その前にひと言だけ恋人に言いたい事があるんだ

彼女に「傷つけて済まなかった」と伝えてくれないか

 

この悲痛な遺言を聖職者に託すのです。なかなかに良く出来た1曲です。日

本でも大ヒットしました。「9500万人のポピュラー・リクエスト」でも第一位になった筈

です。先のボビ−・オズボーンの仕様ですと、テムポーが絶妙で演奏も軽快なので、

主題にまで気持ちが届きませんでした。あるいは米国南西部ではこのような

死刑執行が日常茶飯事で大した事ではないのか、と勘ぐったりもしてしまい

ます。いかにもブルーグラス調の素晴らしいハーモニー、アクースティク・アンサムブルには非の打

ち所がありませんけれどね。

では、オリヂナル仕様でも聞いてみましょう。

ザ・ビージーズです。「獄中の手紙」。

 

M05. I’ve Gotta Get A Message To You(3’05”)The Bee Gees

-B.,M.,R.Gibb-  Polydor 519 453-2

 

N  ザ・ビージーズ、「獄中の手紙」でした。兄弟三人のハイトーンが悲壮感を煽って

いました。半ばコケオドシ的に使った大編成の弦楽器で注目を集めた初期のビー

ジ−ズは、この作品でひとつの頂点を極めた、とわたしは見ています。後半リー

ドに絡んで来るハミングのメロディ、そしてベイスのラインが素晴らしい。担当のモーリス・

ギブ自身が弾いているのでしょうか。ひょっとしてスタジオ仕事に明け暮れてい

たジョン・ポール・ジョーンズだったりしてえ・・・、何の根拠もありませんが、ハイ。

さてボビ−・オズボーン、ブルー・グラス界では、ハイ・テナー帯域、高い声のリ—ド・ヴ

ォーカルを定着させた事で知られています。同じハイトーンでも、先のビージーズの半裏

声とはもちろん別ですし、ヨーデル唱法とも違います。本人がどんな発声をして

いるかは分りませんが、比較的気楽に響いているように聞こえます。親しみ

易いとも言えましょう。86歳というのに、枯れていませんね。

もう1曲聞きましょう。ハイトーンが冴えてます。これも聞き覚えがある筈です。

「メイク・ザ・ワールド・ゴ−・アウェイ」。

 

M06.Make The World Go Awy(3’07”)ボビ−・オズボーン

-H.Cochran-  BSMF 6108

 

N  「メイク・ザ・ワールド・ゴ−・アウェイ」、ボビ−・オズボーンでした。86歳とは思えな

い声です。本人はフラット・マンドリンの弾き唄いですが、今の曲ではヴィンス・ギルが

マンドリンとバック・グラウンド・ヴォーカルを担当していました。実はそれを知るまで「余

り上手くないマンドリンだなあ」と思いながら、掛け合いのパートを聴いていたの

ですよ。ヴィンスの真面目さが出ている演奏ですね。

「メイク・ザ・ワールド・ゴ−・アウェイ」は、エディ・アーノルドでヒットしたらしいのです

が、わたしの持っているベスト盤には入っていませんでした。でも誰かの唄で、

きっと聞いた事がある筈です。それとも加山雄三の類似した作品からの連想

かなあ、とあちこち探していたら、ウイリー・ネルスンのカヴァを見つけました。でも

これを手に入れたのは2年ほど前で、あやふやな記憶ですが、もっと前から知

ってる筈・・・、まあそれはともかく、美しく仕上げられたウイリーの方も聞い

てみましょう。

ウイリー・ネルスン、レイ・プライスに捧げたアルバムからです。

「メイク・ザ・ワールド・ゴ−・アウェイ」。

 

M07.Make The World Go Away(3’03”)Willie Nelson

-H.Cochran-  Sony Legacy 88985315522

 

N  「メイク・ザ・ワールド・ゴ−・アウェイ」、ウイリー・ネルスンでした。この盤にもヴィンス・

ギルはギターとヴォ—カルで参加してます。働いてますね、ヴィンス。

さてレコ—ド屋へ出掛けますと格安ベスト盤組み物は、もう当たり前の様に棚に

並んでいます。どれも殆どが減価償却の済んだ原盤を集め、いろいろな組み

合わせで魅力的な商品に仕立てられています。流石にストーンズ、ビートルズ、エルヴ

ィス、ボブ・ディランといった市場での現役大物は出て来ませんが、ジャズではマイル

スの組み物なんかもあります。

そういった価値の定まったアーティストとは別に、編集する側のオリヂナル企画物に

も面白い物はあります。年の始めに集中してお届けした4枚組『ミシシッピ・ジュー

ク・ジョイント・ブルーズ』などは、その好例でしょう。これはその成り立ちを聞い

ただけで、誰の心でも想像力が膨れ上がるものでした。こういう凝った捻り

組み物はまだまだ出て来そうで、わたしも常日頃から各ジャンルの「オムニバス」「ヴ

ァリアス」の餌箱周辺には注意を払っています。

昨今では原盤の借り出しや使用が比較的自由になったからでしょうか、一

方ではベタな企画物も、侮れない質を誇る様になって来ました。いつも「幻」

でお馴染みの「非今様音楽〜Not Now Music」レイベルはこの手の商品の宝島。

先月、二組の興味深いベタ・コムピを手に入れました。そのひとつを、今朝ご紹

介いたしましょう。

 

M08.Mexcan Hat Dance(2’27”)Mariachi Mexico de Pepe Villa

-trad.-  Notnowmusic NOT2CD491

 

N   ご存知「メキシカン・ハット・ダンス」です。演奏はマリアッチ・メキシコ・デ・ペペ・ヴィラ、

彼らがどんな人たちかは、全く分りません。

1968年メキシコ・シティ・オリムピックの時、女子体操の有名選手が床運動でこの曲を

使っていたのを、わたしは何故か憶えています。その選手が誰だったかは、

不覚にも失念しておりますが、人気ある選手だったのは確かです。チャスラスフカは

まだ現役だったかな・・・。コマネチは違うよなあ。

あ、「非今様音楽〜Not Now Music」企画の組み物でしたね。そう、最近

目立って並んでいる事が多い『カフェ・・・』連作のひとつからで、今の「メキシカ

ン・ハット・ダンス」でピンと来た方も多いでしょう。ご想像通り、墨西哥、メキシコ、

墨国です。この国はわたしの憧れのひとつで、いつかテキサスから車、それも古

いアメリカ車で入って行きたいと願ってもう30余年。最近では高い壁を造るとか

造らないとかで、簡単には道伝いに行けなくなった様でもあり、当方も果た

して死ぬ前に彼の地を踏む事が出来るか、という年齢になってしまいました。

それはともかく、これまでもフレディ・フェンダー叔父貴を筆頭に、関連した地域

の音楽には親しんで参りましたが、棚で見つけたこの2枚組から、まともなメキ

シコ音楽をまとめて聞いた事はなかったなあと気付き、いつもながらの破格値

にも誘われて購入。しばらくは放っておいたのですが、掃除をしながら何気

なく回してみたら、これが凄い。次から次へと思い当たる楽曲ばかり。「俺

は何故この国の音楽をこんなに知ってるんだろう」と不思議な気持ちになっ

た位でした。

その思いを、皆さんにも感じて頂きたく、ここからは廉価盤『カフェ・メキシコ』

収録の名曲集をお送りします。きっとあなたも「何故こんなにこの国の音楽

を知ってるんだろう」と思うこと必至です。たっぷりとお楽しみ下さい。

さあ参ります。中央アメリカの旅、「メキシカン・ハット・ダンス」に続いては、これも

メキシコ国歌級のダンス版ですね。

「ラ・バムバ」、トリオ・グァダラハラです。

 

M09.La Bamba(2’06”)Trio Guadajalara

-trad-  Notnowmusic NOT2CD491

 

N  メキシカン・ダンス・ロックンロール・アンセム「ラ・バムバ」でした。リチ・ヴァレンスやロス・ロボス

で知られた1曲です。

今年の春先に読んだ面白い1冊「誰が音楽をタダにした?」の重要な登場人物

のひとりワ—ナ—・ミュ—ジックのCEOだったダグ・モリスは、若い頃に「ツイスト・アンド・

シャウト」の制作者バート・バーンズの下で修行した経歴があります。その彼が言う

には「この50年にヒットした曲はすべて『ラ・バムバ』の焼き直しだ」そうです。

確かにそうだ。「ツイスト・アンド・シャウト」しかり、「ルイ、ルイ」も同じく。ローリング・

ストーンズの「ひとりぼっちの世界」はドンズバで、「イフ・ユー・キャン・ロック・ミー」も

同じようなモチーフを土台にしています。ライチャス・ブラザーズの「ふられた気持ち」

のサビもそうですね。レイ・チャールズの「ハレルヤ・アイ・ラヴ・ハー・ソウ」だってこれだ。

20世紀最大の発明であるブルーズ・コードと並ぶ重要なベイス進行です。「すべて

『ラ・バムバ』の焼き直し」説、いかがでしょうか。その原曲「ラ・バムバ」で

した。

次も誰でも知ってる筈です。「シエリート・リンド」。

 

M10.Cielito Lindo(2’42”)Trio Majoco

-Yradier, Femandes-  Notnowmusic NOT2CD491

 

N  「シエリート・リンド」、トリオ・マホコでした。日本にもメキシコ料理レストランでは、ギターや小

型のメキシカン・ハープで生の唄を聞かせてくれるところがあります。その率は割と

高い。各テイブルを回ってリクエストを募り、それに応えて披露するワケです。今の「シ

エリート・リンド」はその最右翼とも言える曲で、1時間に1回は唄われます。旋律

がいかにもメキシコ的な明るさを持っていて、「アーイ、ヤーヤヤ」で一同唱和

となります。

ここまでの3曲を知らない人は、ほとんど居ないでしょうね。あ、若い人た

ちはどうだろう。案外聞いた事ない、チンプンカンプンだったりするかも。

それでもベタ版墨西哥歌謡集は続きます。

 

M11.Maria Elena(2’05”)Los Tenientes

-Baraselata-  Notnowmusic NOT2CD491

 

N  この哀愁に満ちた1曲は、「マリア・エレナ」。これはてっきりクーバのボレロが原曲

だと思っていましたが、メキシコの曲だったのですね。大統領夫人に捧げられた

そうで、由緒正しい作品のようです。

クーバからメキシコに移住してそこで命を全うしたマンボの王様ペレス・プラードを筆

頭とする世界的なブ—ム以降、日本ではマムボ調のラテンのビッグ・バンド・サウンドが

定着し、ラジオではこの種の器楽曲がよく使われていました。そのせいでしょ

うかこの「マリア・エレナ」を聞くと、今でも「誰も居ない部屋でつけっ放しにさ

れたラジオが鳴っているのどかな午後」の情景が浮かんで来ます。少々貧困な

発想ではありますが。

次も驚きました。「アマ・ポーラ」です。

 

M12.Amapola(3’03”)Trio Majoco

-Lacalle-  Notnowmusic NOT2CD491

 

N  これはずっとフランス産の歌だと思っていました。でも、ここまでの流れと、全

く不自然ではありません。スペイン人の作曲家ホセ・ラカジェが1922年にアメリカで発表

し、20年ほど経ってヒットした、というイワク付きの1曲です。それがメキシコに伝わっ

て親しまれるようになったのでしょうか。この『カフェ・メキシコ』に収められてい

るからには、現地でも大いに支持されているのでしょう。西班牙の血の濃さ

を証明する感染現象です。

さて、冒頭ではダンス曲を続けてお送りした「特選メキシコ歌曲集」、次も元気

な踊りを伴った曲です。具体的には何処で誰の歌で、とは思い出せませんが、

あなたもきっと覚えがあるでしょう。地域が違いますけれどポルカ調で、多層

式民族衣装風スカートが揺れてソンブレーロが舞い上がり、老若男女がそれぞれに踊る

光景が浮かびますが、間違った連想でしょうか。フレディ・フェンダーが唄っていた

ような記憶があります。録音を残していなくても、あの人なら必ず上手に唄

える事でしょう。

「アラ・エン・ランチョー・グランデ」。

 

M13.Alla En Rancho Grande(2’49”)Mariachi Pulid

-Trad-  Notnowmusic NOT2CD491

 

M14.Estrelita(2’40”)Trio San Jose

-Ponce-  Notnowmusic NOT2CD491

 

N 陽気な「アラ・エン・ランチョー・グランデ」に続いては、哀愁系で「エストレリータ」でした。

「エストレリータ」というのは人の名前だと思っていましたが、「小さな星」という

意味だそうです。「星に願いを」、「星に祈りを」、こんな感じでしょうか。

これも「特定出来ないが必ず過去に聞いている1曲」ですね。あなたもきっと

同じはず。こんな具合にメキシコの歌は、少なくとも昭和30年代を覚えている人

たちには、思い出深いものばかりなのです。

ではそんな日本に根付いた究極のメキシコ歌曲を3曲続けてお送りします。いず

れも哀愁系ですね。こういう感性が日本でも受け入れられた要素のひとつな

のかも知れません。

では参ります。キューキョクのサンキョクです。

 

M15.La Malaguena(2’49”)Trio Guadajalara

-Lecuono-  Notnowmusic NOT2CD491

 

M16.Besame Mucho(2’58”)Los Panchos

-Valsaquaz-  Notnowmusic NOT2CD491

 

M17.Vaya Con Dios(2’35”)Los Panchos

-James-  Notnowmusic NOT2CD491

 

M18.Acapulco 1922(2’40”)Herb Alpert & The Tiujana Brass

-Allan-  Notnowmusic NOT2CD491

 

N  「ラ・マラゲーニャ」、「ベサメ・ムーチョ」、そして「バイヤ・コンディオス」以上、キューキョク

のメキシコ歌曲サンキョク、如何でしたでしょうか。

「ラ・マラゲーニャ」はアイ・ジョージが持ち歌にしていまして、紅白歌合戦で熱唱。

聞かせドコの息継ぎなしで伸ばす部分を引っ張り過ぎ、大晦日中には終わらず、

「マラグェー・・・・・・・・」で新年を迎えてしまった、という事件があった

とかなかったとか。

「ベサメ・ムーチョ」はもう世界のポピュラー・ナムバ1番として知られています。ビー

トルズが「レット・イト・ビ」の中の半ば自滅ジャムで唄うのを覚えている方も多い

でしょう。彼らはハムブルグでのハコバン修行中にこれをリパトワにしていました。お

手本にしたのは、ヴォーカル・グループ、ザ・コースターズの仕様。彼らの制作面を担当

していたジェリー・リーバーとマイク・ストーラーはニュ—ヨ—クで生まれ育っていますが、メキシコ

に何かと縁があります。「ダウン・イン・メキシコ」というそのまんまの題名を持っ

た歌がありますし、「スモーキー・ジョ−の店」に出て来るコワモテは、メキシコ人的風貌

ではなかったかな。

だいぶ前に流行った「美徳のヨロメキ文庫」ハーレクイン・ロマンスでは駆け落ちして逃

げて行く先はだいたいメキシコだったそうです。舟にも飛行機にも乗らずに行け

る地続きで、入り込んだら捜索が困難だからでしょうか。60年代に入る前、

アメリカ人の異国情緒を煽る土地のひとつがメキシコであった事は、間違いがなさそ

うです。

その次はご存知「バイヤ・コンディオス」。彼の地の別れの歌と思いきや、西班牙

の作曲者によって発表されたのは、アメリカ合衆国内だったそうです。特にオリヂナ

ルと特定される物はないみたい。レス・ポールとメアリ・フォードでもよく知られていま

すが、これはあからさまなカヴァだと思っていました。西班牙の血どこまでも

強し、ですね。

わたしはどこで覚えたんだろう。フレディ・フェンダーは何度も何度も吹き込んで

いますが、初めてそれを聞いた時はだいぶ歳を取ってからでした。日本にも

いくつかのカヴァがあったそうですが、しっかり聞いた事はこれまでなかった

なあ。とするとどこで覚えたんだろう。宇崎竜童のダウンタウン・ブギウギ・バンド

にも、別の曲ですが「涙のバイヤ・コンディオス」なんてのがありましたね。

さてあなたもご存知の特選メキシコ歌曲集、如何でしたでしょうか。わたした

ちはこれまでこんなにも、この遠く離れた中米の国の音楽に親しんでいたの

です。よく考えると、ナゾですね。その興味深い考察は次週以降に一度やって

みたいな。なにかご存知の事がありましたら、ぜひ教えて下さいお。

さてここで訂正とお詫びです。

先週号は、比較的ゆっくりとした日程の中で仕上げたのですが、お恥ずか

しい誤字脱字が目立ちました。以下、気付いた3箇所の訂正をしておきます。

 

 M06.自分の出している音がしっかり聞こえているような・・・

 M11. 二酸化炭素の発生も押さえて行くと発表した、と聞きました。

 M15.「ジェニー、テイク・ア・ライド」としていますが、正式に表記すると・・・

 

以上、偉そうな事を言っている場所に事故はおきますね。エイドリアナ・マリーの

ジャケットも写真に入っていなかったし。こういう事が連発しますと辞任を止む

無くされますので、気をつけるのと同時に、この1曲でお許しを。

ブレンダ・リーです、「アイム・ソーリー」。今週は間違ってないといいなあ。

 

M19.I’m Sorry(2’39”)Breanda Lee

-Allbritten, Self- ユニバーサル  UICY 80018

 

M20.Losing You(2’52”)Alison Krauss

-P.Havet, J.Renard, C.Sigman-  ユニバ−サル UCCQ-2002

 

N  ブレンダ・リーで、「アイム・ソーリー」でした。今週は「アイム・ソーリー」が何回か出て来

ましたね。「獄中の手紙」、「メイク・ザ・ワールド・ゴ−・アウェイ」、にも過去の恋

人への謝罪がありました。今の「アイム・ソーリー」も「恋を知らなくて済みません」

とブレンダが謝っています。でもこの時彼女はまだ16歳。許されますね。わた

しは未だに「恋の奥義は知らぬ候」です。あなたは如何かな。

 

M21.Against The Grain(4’07”)ダーデン・スミス

-D.Smith-  BSMF 6107

 

N  先週「アイ・ラーヴ・ユー、グーッドバイ」をお届けしたテキサスのダーデン・スミスで、今朝

は「アゲインスト・ザ・グレイン」。この手のシンガ・ソングライターを苦手としているわた

しですが、彼の唄声は自然にわたしの心に届きます。検閲委員をしている北

国の少女も気に入ってくれたようで、ひと安心。「アゲインスト・ザ・グレイン」と

いうのは「性に合わない」という意味だ、というのをだいぶ前にフィービ・スノウ

のアルバム・タイトルで知った記憶があります。この歌もそんな主題でしょうか。軽

いリズムのアレンヂが渋い控え目な声と調和していました。

さて次は先々週シスタ・ローゼッタ・サープの「アップ・アバヴ・マイ・ヘッド」を唄って

くれたヴァネッサ・コリアーです。この怖い物なし女、今度はO.V.ライトのあの巨大な歌

を仕上げています。堂々としかも自分なりに。脱帽。

 

M22.You’re Gonna Make Me Cry(4’31”)ヴァネッサ・コリアー

-O.V.Wright-  BSMF 2551   1965

 

M23.Blues After Hours(7’09”)エイドリアナ・マリ

-P.W.Clayton-  BSMF 2554

 

後TM:ボーン・イン・シカゴ(アサー仕様)P.B.B.B.

 

N  最後は、ピ−・ウィー・クレイトンで知られる「ブルーズ・アフタ・アワーズ」、先週「Tボ

ーン・ブ−ギ−」を唄ってくれたエイドリアナ・マリー名義ですが、彼女は出て来ません。

録音セッションに参加した演奏家たちの、文字通り「ブルーズ・アフタ・アワーズ」です。

充分にリラックスした、いい感じでした。

今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/2b92e2dd451c9724083579541bb2a9e3e6a7e460

 ダウンロードパスワード は、zqizy4wt です。

今回揚げるのには問題ありませんでしたが、不具合があったら、お伝え下

さい。先々週辺りから、急にダウンロード数が増えて来ています。何かあったの

かな。

 

さて、今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

そして全国で9500万人のあなたにも。

今朝は数時間後に全国放送される某番組風に、「ブルーズ・アフタ・アワーズ」を

聞きながらお別れしましょう。しかし、完奏は無理のようです。失礼しまし

た。

Awesome Rock【4/28 O.A.】Playlist

Awesome Rock【4/28 O.A.】Playlist

4月28日の番組は、

最高峰のシンガーソングライター、John Mayerを紹介。

ケイティ・ペリーとの破局が影響している失恋アルバムです。研ぎ澄まされた繊細なメロディが満載です。


名曲”SAY”


最新作から”Emoji of a Wave”
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M01: VOCE  /  La Vida Boheme ※ベネズエラのバンド。先週紹介しました!

M02: Roller Skate  /  Sheryl Crow ※ポップアルバムをリリース!

<コーナー: AwesomeRecommendation>

M03: Bigger Than My Body  /  John Mayer ※中盤の展開がたまらん。

M04: Say  /  John Mayer

M05: Emoji Of A Wave  /  John Mayer

M06: Helpless  /  John Mayer

M07: Changing  /  John Mayer

<コーナー: AwesomeRecommendation>終わり

中央エフエム Awesome Rock
澤田修の完全監修番組。選曲、編集、トーク、全て担当!
毎週金曜日21時~21時半。再放送:毎週土曜日23時~

 


初期の作品に匹敵する親しみやすいアルバムといえます。GWはこの1枚!

Real Rocks 【4/22 O.A.】Playlist

Real Rocks【4/22 O.A.】Playlist

 4月22日の番組は、


インキュバスの8作目『8』を紹介!

初期のミクスチャー要素バリバリのオラオラサウンドポップでキャッチー、甘いメロディとブルータルなサウンドを豪快に調和させた唯一無二のサウンドは健在!

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M01: Suda  /  CHON ※新作を6月にリリース!

M02: Retrograde Feat. Spencer Sotelo  /  Jason Richardson※7月来日!

M03: Champagne Feat. Nick Johnston  /  POLYPHIA※7月再来日!

M04: Blindside  /  Aquilo※沁みる今月のオススメ

<コーナー: RockAroundTheWorld >

M05: Love Is Mystical  /  Cold War Kids

M06: Ran  /  Future Islands

M07: Impossible Year  /  Panic! At The Disco※ミュージカルKinky Bootsに出演決定!

M08: Colosseums  /  The New Pornographers

M09: Coming Home  /  Falling In Reverse※いい曲かきます、このバンド

M10: Taxi  /  The Maine※ポップで爽快メロディ!

M11: Stressed Out  /  Twenty One Pilots ※YouTube再生回数9億5千万回超

M12: Total Entertainment Forever  /  Father John Misty

<コーナー: RockAroundTheWorld>終わり

M13: No Good  /  Kaleo ※祝・サマソニ出演!

M14: Why Don’t You Do It For Me?  /  22-20s

M15: Leave Out All The Rest  /  Linkin Park※11月に幕張メッセ3DAYS with One OK Rock!!

<コーナー: RockSteadyGo>

M16: Nimble Bastard  /  Incubus

M17: New Skin  /  Incubus

M18: Pardon Me  /  Incubus

M19: Wish You Were Here  /  Incubus

M20: Talk Shows On Mute  /  Incubus

M21: Dig  /  Incubus ※星空を眺めながら是非お聴きください

M22: No Fun  /  Incubus

M23: State of the Art  /  Incubus

M24: Love in a Time of Surveillance  /  Incubus

<コーナー: RockSteadyGo >終わり

M25: Almost Over  /  Aquilo

M26: City Nights  /  Allan Holdsworth

<Ending>

<コーナー:メタルの光>

M27: Unbreakable  /  Tenside ※4月19日発売!日本盤解説は澤田修!

おしまい♪


1曲目からギターが前面に出た”No Fun”で幕を開けます!


2017年4月のリアルロックスセレクション・アーティスト、 Aquiloのデビュー作!

こちらは、過去のEPに収録されています。

TENSIDE『Convergence』発売!

4月19日発売!
ドイツのモダンメタルバンド、TENSIDE。
バンド史上初となる日本盤『Convergence』の解説を書かせていただきました。

暑苦しさ全開、拳突き上げ&大合唱パート完備のメタルをガッツリ聴かせてくれています。
フロントマンのダニエルさん、見た目はイカついですがとても気さくなナイスガイです。

GWは、TENSIDEを轟爆音で聴きませんか?
聴きますよね?ね?ねっ?


実にメタルらしいMusic Video!”NEW SLAVES”
ろくでもない政治家に苦しめられている民衆。毎日死ぬほど働いても、なんとか生き延びることしかできない。それでも結果的に手元には何も残らないという厳しい現実に対する恐怖と不安を叫んでいます!!


実にメタルらしいMVです。

https://www.barks.jp/news/?id=1000141074
http://www.hmv.co.jp/en/newsdetail/article/1704181021/

Awesome Rock【4/21 O.A.】Playlist

Awesome Rock【4/21 O.A.】Playlist

4月21日の番組は、

ベネズエラのロックバンドLa Vida Bohemeの3作目『La Lucha』を紹介。

個人的にフジロックでライヴをしてほしいバンド、ナンバー1です。
デビュー作『Nuestra』から徐々に音楽性が洗練されている発展途上中のバンドです。


デビュー作からの名曲”Radio Capital”


最新作から”Voce”
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M01: Crying Over You  /  Dead By April ※安定のクオリティ

M02: When A Man Loves A Woman (2017)  /  Michael Bolton ※孤高のシンガーの映画音楽カヴァー集から

<コーナー: AwesomeRecommendation>

M03: Radio Capital  /  La Vida Boheme ※名曲!

M04: Danz!  /  La Vida Boheme ※血沸き肉躍る!

M05: La Sangre Y El Eco  /  La Vida Boheme ※新曲!

M06: VOCE  /  La Vida Boheme ※新曲!

M07: Lejos  /  La Vida Boheme ※新曲!

中央エフエム Awesome Rock
澤田修の完全監修番組。選曲、編集、トーク、全て担当!
毎週金曜日21時~21時半。再放送:毎週土曜日23時~

 

 

Youngrというアーティスト

先日、部屋片づけをしていたら発見した体温計。
何気なしに測ってみたら、


どえらい結果が出てビビりました。
あんまり機器を過信するのもどうかとおもう今日この頃、、、

突然ですが、
Youngrというアーティストご存じですか?

テクノロジーの進化に伴い、ミュージシャンを取り巻く環境も変わっていくなか
この人は最強です。
このライヴ動画をご覧ください。

Temper Trapの”Sweet Disposition”を見事にアレンジした楽曲

マルチプレイヤーなら誰もが憧れるであろう”一人バンド”をライヴで実現させてしまっています。

オリジナル曲でも、ハイライトではドラムをブッ叩いてます。
サウンドはエレクトロですが、否応なしにテンションをあげてくれるスタイルはロックファンにも十分アピールできます。

フジロックのレッドマーキー辺りでプレイしてくれたら、人気爆発しそうですね。

【幻】モーニン・ブルーズ 2017/04/22

mb170422

 

前TM : ヲーキン・ブルーズ(夜に近いアサー仕様)P.B.B.B.

 

N  おはようございます。アサー、ワツシイサヲです。春たけなわの筈でございますが、

先週の日曜日は暑かったですね。自転車で走ったら汗をかきました。火曜日

は異常といっても良い温度と湿度の上昇。気持ち悪いよう。またすぐあの蒸

し暑さがやって来るのでしょうか。今から5月末くらいまで、梅雨に入る前

が一番気持ちいい季節ですが、もう30年くらい前からかなあ、春分の次がす

ぐ夏日になってしまう気候に変わってしまったようです。

では、改めて初めまして。あなたを好きです。

 

M01.ハロー・アイ・ラヴ・ユー(2’15”)ドアーズ

-The Doors-  ワーナー WPCR-16031/2

 

N  ドアーズで「ヘロー・アイ・ラヴ・ユー」でした。唐突ですね、ジム・モリスンは。初対面

で、いきなり「好きです」と来ます。ただし、これを冒頭に持って来たのに

は、ちょっと当方にもジジョ−があります。

先々月かな、古本屋で「ぼくが狼だった頃 さかさま童話史」という寺山修

司の一冊を手に入れました。1979年に文芸春秋社から刊行されたもので、「大

人になったら『名作童話に復讐してやりたい』と思っていた」著者の力作で

す。ひょっとして、有名な書物かも。わたしだけが知らなかったのかな。

「さかさま童話史」という括りでは、「アンデルセンの『はだかの王さま』はす

ごい肉体美だった」とか「『青い鳥』が何羽いたらこの世界はしあわせにな

るか」など、名作を疑惑のマナザシで検証し、裏に隠された事象をあぶり出して

行きます。このヒネクレ想像力を源とした考察が素晴らしく痛快です。

他には「書き直し童話」というのがあって、登場人物と環境を流用してほ

とんど別の作品にしてしまう。こちらも愉快です。どこかに連載でもしてい

たのでしょうか、読者の傑作投稿も加えられており、なかなかに読ませます。

「文部省新指導要領準拠による国語ワ—クブック方式の童話」は、例えば「灰娘」

(シンデレラ)の物語に盛り込まれた沢山の括弧を埋めて行く試験問題です。

(1)は立ちあがって(2)のようにすばしっこくにげだしました。

このような例文があって、

(1)には、以下の中から:灰娘、アブダラ・ブッチャー、二年A組中島ヨシ子、黒姫山

(2)には、以下の中から:ルパン3世、ハイセイコー、茹卵、ゴキブリ

を、それぞれ選び出すのです。

これがまた素晴らしい。ここで詳しくは述べませんが、明らかに「この

話を滅茶苦茶にしてやろう」という故意がアリアリ。先日お話ししたパロディ展に

も重なる高度な文化批判精神には、脱帽です。こういう発想、姿勢、態度が

昨今の芸術芸能からは失われている気がします。ホ—ド—は言うに及ばずだけれ

どもね。

直接音楽に関わる文章はありませんが、「かぼちゃ食いのピーターのベッドル—ム」

という章、これは野合推奨意見書でありますが、そこでしきりに「ハロー・アイ・

ラブ・ユー」と叫ばれています。ドアーズの同名曲からの閃きであるのは間違いな

いでしょう。

このような事情で「ヘロー・アイ・ラヴ・ユー」、お送りしました。この「ぼくが

狼だった頃 さかさま童話史」はテッテ的に分り易く不埒で下品な内容に終始し

ていますが、同じ時に購入した「黄金時代」という評論集は、ひどく難解で

す。語られている対象が和歌、歌人という、わたしからは縁遠い世界である

のも理解出来ない事と大いに関係があるとは思いますが、例えば一首を深く

読んでその背景や歴史を探って行く思考力には舌を巻きます。いずれにせよ、

寺山修司は狂気の持ち主でしたね。彼の周りに時代の急進的な才能が集約さ

れたのも充分に分ります。

さて次も「初めまして」です。先週「ニアラー・トゥ・ユー」をお届けしたら、さ

っそく45979号から「好感」の電信が入りました。

サマンサ・フィッシュです、「ヘロー、ストレインジャー」。

 

M02.Hello Stranger(4’20”)サマンサ・フィッシュ 

-B.Lewis-  BSMF 2550

 

N  バーブラ・ルイス1963年のヒット曲「ヘロー、ストレインジャー」、イヴォンヌ・エリマンのヴァ—ジョンも

ヒットしましたね。今朝はサマンサ・フィッシュのカヴァでお送りしました。右チャンネルのリズム・

ギターがイカしていました。本人なのかな。彼女は当代のナンバ一番・ブルーズ・ギター・ウイミンと言う事なんです、がわたしは唄が気に入っています。別に無理して黒人的に、ブルーズっぽくしているのではないと思いますが、素材にあった発声、唱法が自然に採られている。おそらくは幼少時からの長い習慣が影響しているのでしょう。

もう1曲どうぞ。ヌー・オーリンズのア—マ・トーマスの65年ヒットです。

「ハーツ・オール・ゴーン」。

 

M03.Hurt’s All Gone(3’46”)サマンサ・フィッシュ

-R.Alfred, J.Ragovoy-  BSMF 2550

 

M04.Theme From Sayonara(3’15”)Nina Simone

-Berlin-  Collectable COL-CD-6412

 

N  「ハーツ・オール・ゴーン」、サマンサ・フィッシュでした。それに続けたのはニーナ・シモンの

「さよならからの主題曲」、カーネギー・ホールのコンサート実況録音です。これが新譜

として出るという知らせを貰ったのですが、当然もう遠い昔に出ている録音

です。今回はSHM-CD仕様での再発売で「新譜」扱いになりました。そこか

ら、「シーム・フロム・サヨナラ」です。これはどう聞いても「サクラ」にしか聞こえませ

んね。作者がアーヴィング・バーリンなのですが、どういう事になっているのでしょ

うか。

この楽曲は外国人が採り上げる日本楽曲の最右翼でもあります。ニ—ナは思い

入れたっぷりに表現しています。非常に彼女らしい。まだ日本に来る前です

が、この旋律が彼女の持って生まれた民族感覚を刺激したのでしょうか。季

節的にはもう少し前にお届けするべきだったでしょう。遅かったな。

品川の図書館にドアーズを借りに行った時、北沢緑道と目黒川の桜並木沿い

を自転車で走りました。まだ花は残っていて、お花見の人たちもいました。

葉桜見物も晩春の一興かも知れません。

そして、思い出した。外国人の「サクラ」と言えば、こんな1曲もありました。

 

M05.バラ色の桜んぼの木と林檎の木(3’12”)イヴェット・ジロー

-J.Laure, T.Iwatani, P.Loiguy-  コロムビア COCP-39523

 

N  イヴェット・ジローの「バラ色の桜んぼの木と林檎の木」です。『昭和カタコト歌謡曲

女声編』からお聞き頂きました。これにつきましては、アルバム解説担当者か

らお話しいただきましょう。鷲巣功さん、お願い致します。

 

イヴェット・ジローは、1952年に「詩人の魂」を唄いフランスでディスク大賞を獲得し、

一流歌手の仲間入りをした。55年以来大の日本贔屓となり、来る度に「帰

って来ました」と挨拶する程で、60年代には1年間住んでいた事もあると

いう。彼女が「日本語で唄いたい」と希望し、「詩人の魂」と共にパリで吹

き込まれた。葦原英了が書いたシングル盤の解説によれば、日本人女性も立ち

会い、原曲にかなり忠実な日本語詞の理解に努め、何回もやり直したとい

う。おそらくローマ字で書かれたものを読んでいるのだろう。フランス語では「H」

を発音しないので「日」が「イ」、「春」が「アル」、「花」が「アナ」となってい

る部分がある。オリヂナルは1950年の作品。アンドレ・クラヴォ−が唄いヒットした後、

ペレス・プラドーがマムボ化し「セレス・ローサ」と改題してから、極めてポピュラーな歌

となった。「チェリー・ピンク・チャチャ」という英題も持つ。

 

以上、鷲巣功さんの解説でした。お分かりでしょうか。「鐘が鳴りますカンコン

葬祭」、これは意図されたギャグなのでしょうか。サビに繋がる箇所は、かなり

強引なテイプ編集ではないか、との推測もあります。共に鷲巣功さんが本来の

解説には書けなかった所感だそうです。ジローの歌唱表現法には2017年の今で

は理解し難い部分もありますが、このような「うたのおばさん」的過剰な多

湿感情移入は、60年代中期までの正統でした。先週亡くなったペギ−葉山もこ

の系統に並ぶと思います。イヴェット・ジローの「バラ色の桜んぼの木と林檎の木」、

『昭和カタコト歌謡曲 女声編』からでした。

毎週「幻」のツイターで「カタコト」の新規発掘を続けてくれている人がいますね。

わたしも知らないものばかりで、頭が下がります。毎週、いや毎日ありがと

うございます。今週登場した「ちっちゃな恋人」はコロムビアのデノン・レイベルだし、

かなりカタコト度が高いので収録したかったんですけど、諸般の事情で涙を呑み

ました。ツイターの探索者は、どうやって探しているのでしょうか。「カタコト」では

検索出来ないのではないか、とも思います。わたしは、目星を付けた神保町、

中野、荻窪、上野のレコ—ド店をとにかくマメに回って探しました。中野では同じ

ハコの前で毎週日曜日に必ず会う白人がいましたね。あの人も「カタコト」探して

たのかな。「歌謡曲」ですと膨大な量を見なければいけませんから、勘を働か

せて効率よく探す訳です。この「勘」が重要。大阪日本橋のとある中古盤屋

には「外国人歌謡曲」だったかな、そんな仕切り箱があって、そこからは大

量に買い込みました。ツイター探索者は、主にユ—チュ—ブで見つけているようですが、

どの角度から斬り込んでいくのでしょうか。そう簡単に行き着かないと思い

ますけれどねえ。

それはともかく、季節遅れの「サクラ」関連2曲をお届けしました。

 

M06.Cry For Me Baby(3’54”)モンスター・マイク・ウェルチ & マイク・レッドベター

-E.James- BSMF-2553

 

N  ボストン生まれのギタリスト、マイク・ウェルチとシカゴ出身のブルーズ唄い、マイク・レッドベター

のコムビでエルモ・ジェイムズの「クライ・フォ−・ミー、ベイビ−」でした。気持ちの良いシャッ

フル感覚ですね。ギタ—、ヴォ—カル共に行き過ぎてないところがいい。自分の出し

ている音かしっかり聞こえているような気がします。

次は高い緊張感のミディアム素浪人月影兵庫。

「難民の誓い」。

 

M07.I’m Gonna Move To Another Country(4’48”)

モンスター・マイク・ウェルチ & マイク・レッドベター

-unknown- BSMF-2553

 

N  モンスター・マイク・ウェルチ・アンド・マイク・レッドベターで「アイム・ゴナ・ムーヴ・トゥ・アナザ・

カントリー」でした。ヴォーカルが聞かせます。後半の「アメリカよ、」と呼びかける所、

グッと来ますね。アルバムは特にカヴァ集という概念で作られているとは思えませ

んが、殆ど既成楽曲です。

次もそんな1曲、アルヴィン・ウイルスンで知られた「ダウン・ホーム・ガール」。

 

M08.Down Home Girl(4’44”)モンスター・マイク・ウェルチ & マイク・レッドベター

-A.Buter, J.Leiber-  BSMF-2553

 

M09.T-Bone Boogie(3’42”)エイドリアナ・マリー

-Walker- BSMF-2554   L.A.Jones gtr.

 

N  モンスター・マイク・ウェルチ・アンド・マイク・レッドベターの「ダウン・ホーム・ガール」、そして

これも新譜で、女性ブルーズ歌手、エイドリアナ・マリーの「Tボーン・ブーギ−」でした。

デューク・ロビラードがプロデュースしたこちらはオールド・ブルーズ・スクール的成立ちで、

全篇ジャムプ/ スウイング調で構成されています。わたしが一番気に入ったのは今の

「Tボーン・ブーギ−」。シャッフル感覚溢れるギターはデュークではなくて、L.A.ジョーンズ

でした。

さて、先々週にお届けしたザ・ローリング・ストーンズ1969年の全米ツアー実況、今

出ている豪華仕様には、ずっと聞きたかったトラックが入っていて嬉しかったで

すね。それは69年版「アンダ—・マイ・サム」です。この時のツア—の最後にミック・ジャガ

−は野外の無料公演を企画。同じ年の夏に行なわれたウードストークへの対抗意識も

あったのでしょう。何の準備も出来ていないのに「とにかく実施」という、

どこかの国の法案審議のように強引に決定され、周囲は振り回されます。映

画「ギミ・シェルター」は、このオルタモント・スピードウェイの悲劇に向かって進む物語、と

も言えるでしょう。

公演中、警備を請け負ったサンフランシスコ支部のヘルズ・エインジェルによって、黒人青

年メレディス・ハンターが刺殺されます。この時ストーンズが演奏していたのが「悪魔に

寄せる同情」だった言われています。ただしそれは違っていて、「アンダー・マイ・

サム」の演奏中なのです。

舞台と観客席の仕切りもはっきりしない滅茶苦茶な会場で、演奏は何度も

中断します。ミックが「みんな、落ち着いてくれ」と呼びかけ、キ—スは相当に苛

立って観客を怒鳴り付けます。何が起きても不思議がないほど、暴動寸前の

危険な状態でした。それでもすぐにストーンズは演奏を再開、事件の直前が「悪

魔に寄せる同情」でした。しかしこれもすぐに演奏停止やむなく、ミックがはっ

きりとこう言います。「この歌の時には必ず何か起こるんだ」。状況にビビリ

つつも、多少はこの混乱を引き起こしたに自分に満足していたようなミック。

ここで時間をかけて場内整備を行なえば、双方とも落ち着けたかも知れま

せんが、観客が整列しかけた時、チャーリーのフィルインで始まってしまったのが、「ア

ンダ—・マイ・サム」でした。その途中で悲劇は起こります。

話が長くなりました。聞いて下さい。「アイム・フリー」とのメドリーです。

「アンダ—・マイ・サム」。

 

M10.Under My Thumb(3’32”)~I’m Free (2’49”)The Rolling Stones

-M.Jagger, Keith Richard- Abkco 8929-2

 

N  メドリーで「アンダ—・マイ・サム」、「アイム・フリー」でした。これはマディスン方形劇場

での収録です。「アイム・フリー」の後半で絡んで来るミック・テイラーのギターがいいです

ね。ここではまだ控え目ですが、彼の役割は場数を重ねるに連れて増えて来

ます。

つまりこの時のストーンズは、公演旅行で北米大陸を東から西に横断しながら

の本番現場で、新しいメムバ—とのアンサムブルを磨いて行ったのではないか、とい

うのがわたしの推測。ミック・テイラ—がスト—ンズに入って一番驚いたのが、彼らはマト

モな練習をしない事だったそうです。機械を修理する時の現物合わせ的やり方

だったんだと思いますね。キイだけ教えて「さあ弾いてみろ」なんてね。

そうやって続けて、最終公演のオルタモントではようやく新編成での演奏形態が

完成したと思われます。先にお話したオルタモントでの「アンダ—・マイ・サム」、映画の

中ではほんの少ししか流れません。それが皮肉にも、これまでとは趣を変え

たとても良い出来なのです。若干テムポを落とし、新加入のミック・テイラーのアルペジ

オを効果的にフィーチュアした、この混乱現場での「アンダ—・マイ・サム」をマトモな音で聞

きたいな、と40年以上望んでいたら、それに准じた形に豪華仕様の「未発表

トラック」で出逢えた、という訳です。わたしは今の録音でオルタモントの残響を蘇ら

せる事が出来ました。

以上、長い話にお付き合い下さり、ありがとうございます。

 

M11.Power(4’44”)

-J.Hall-  Elektra/Asylum 605892 2

 

N  これもだいぶ昔の実況録音。『ノーヌークス』という1979年に発表された3枚組

LPから、ジョン・ホールの「パワー」でした。ジェイムズ・テイラーがあの声でいいハーモニー

を付けてました。スティール・ギターはジョン・マクフィー、ドゥービ−・ブラザーズにいた事も

ある多楽器奏者ですね。1997年、今から20年も前に、CD2枚組で出ていたよ

うです。

正式名称は『フロム・ムーズ・コンサーツ・フォ−・ア・ノンヌークリア・フーチュア』と言いまして、

これもマディスン方形劇場での録音。わたしはこれまで野外公演だとばかり思っ

ていました。

「ムーズ」というのは、M.U.S.E.でして、Musicians United for Safe Energy

安全な動力源のための音楽家連合です。Nukesは、Nuclearの短縮形ですから、

「安全な動力源を目指す音楽家連合による核のない未来に向けた演奏会」と

なります。開催年の79年は3月にスリ—マイル島で原発事故があって、それに危機感

を募らせた音楽家たちが半年後の9月に演奏会を開いた訳です。よくやりまし

たよね、この時代に。しかも素早く。

太陽光線や風などの自然再生可能動力源でやって行こうと唄った今の「パワ

ー」をジョン・ホールが発表したのは同じく79年でして、スリ—マイル事故より先に吹き

込まれていたようですが、この音楽会では主題歌のような扱い方をされてい

ました。出演者の顔触れが素晴らしく豪華でしたので、興味がそちらに流れ

てしまって、特に今の圧倒的な観客の反応などには、本来の運動精神は伝わ

っていたのかなあ、とも思いますが、アメリカがこの事故のあとエネルギー政策を変

えたのは事実です。しかし核兵器はずっと持ち続け、他所の国に捨てろなん

て言ってる。唯一の核被爆国である日本は国連の非核会議に出席すらせず、

原子力発電所が大きな事故を起こし、まだその処理に右往左往している最中

に再稼働を承認、外国に原発建設を売り込んでいるのです。ナーンセンス、ざんす。

もうこの国で反原発運動は地元の反対民の活動に縮小されつつあるように

も見えます。沖縄の基地問題と同じです。

昨日コピ—機などのリコーが、業務で使う動力源を今後は自然発電にする、合

わせて二酸化炭素の発生も押さえて行くるという発表を聞きました。共に達

成期限、数値を設定した具体的な計画です。やるじゃないの。それが海外か

らの投資を煽るためとは言え、ね。興味のある方は、こちらをご覧下さい。

http://jp.ricoh.com/release/2017/0421_1.html

また、日本にも同じ名称の「ノー・ヌークス」で続いている反核音楽会がある事

もお伝えしておきましょう。

さて、この豪華な顔触れの実況録音盤を見ますと、重要な主張を基にして

いるとは言え、フェスティヴァル出演の気軽さからか、自分の好きな歌を唄っている

のが印象的です。それも古いナムバばかり。出版権への配慮もあるのかなあ、

と勘ぐる事も出来ますが、まあそれはさておいて、今朝はここから早朝の「幻」

R&B、ロックンロ—ル・ショウと行きましょう。

まずトム・ペティとハートブレイカーズで「クライ・トゥ・ミー」、

続いてボニー・レイットの「悲しき街角」、

そして、ブルース・スプリングスティーンとジャクスン・ブラウンの「ステイ」、これがいい。

次がブルースとヂ・Eストリート・バンド「デヴォ−・ウィズ・ザ・ブルー・ドレス・メドリー」、

最後に「リトル・シスター」、ライ・クーダーと繋がります。

 

M12.Cry To Me(3’25”)Tom Petty & The Heartbreakers

-B.Russel-  Elektra/Asylum 605892 2

 

M13.Runaway(3’44”)Bonnie Raitt

-D.Shannon, M.Crook-  Elektra/Asylum 605892 2

 

M14.Stay(4’14”)Bruce Springsteen, Jackson Brown & The E Street Band 

-M.Williams- Elektra/Asylum 605892 2

 

M15.Devil With The Blue Dress Medley(4’31”)

Bruce Springsteen & The E Street Band

-F.Long, W.Stevenson, R.Blackwell, J.Marascalco, M.Rainy, L.Arant, R.Penniman, E.Jonson,-

Elektra/Asylum 605892 2

 

M16.Little Sister(3’45”)Ry Cooder

-M.Schuman, D.Pomus-  Elektra/Asylum 605892 2

 

M17.Teach Your Children(2’55”)Crosby, Stills & Nash

-G.Nash-  Elektra/Asylum 605892 2

 

N 夜明けのロックンロ—ル・ショウ、お送りしましたのは

トム・ペティとハートブレイカーズで「クライ・トゥ・ミー」、ボニー・レイットの「悲しき街角」、

これは彼女シングルにもしていました。その時のベイス奏者は小原礼。このライヴの

時は別人です。ブルース・スプリングスティーンとジャクスン・ブラウンの「ステイ」、中間の女性

ヴォ—カルは、ローズマリー・バトラーでした。そしてブルースとEストリート・バンド「デヴォ−・

ウィズ・ザ・ブルー・ドレス・メドリー」、順番に「デヴォ−・ウィズ・ザ・ブルー・ドレス」

「グ−ッド・ゴリー、ミス・モーリー」「C.C.ライダー」「ジェニジェニ」です。CDのクレジット

ではミッチ・ライダー的に「C.C.ライダー」と「ジェニジェニ」を「ジェニー、テイク・ア・ライド」

とていますが、正式に表記するとこうなります。そして「リトル・シスター」、ライ・

クーダーでした。みんなノリノリですね。

しかし、先ほどの反核宣言は何処へやら、では決してありません。「安全

な動力源を目指す音楽家連合」の定番が、これらのロックンロ—ルだったのです。

最後は主宰者のひとりでもあるグレアム・ナッシュのいた、クロズビー、スティルス・アンド・

ナッシュで「ティーチ・ヨー・チレン」、会場の反核客と唱和するところが、ビューチフォーです。

以上、1979年9月19日から23日にかけて開催された「核のない未来に向け

た演奏会」からの、ロックンロール・ショウでした。それから38年経っています。「核

のない未来」は、まだ実現していません。

さて遅れてもう1曲ロックンロールを。先週ちょっとした反響を巻き起こした「ノッテ

ケ」、あの盤にはもう1曲ヴォ—カル曲が入っていました。同じくサ—フィン男、藤本好

一の唄で「ヒピ、ヒピ、シェイク」です。これがまた、なんとも言えない出来でし

てね。「ノッテケ」が気に入ったソーノスケさんは好きかも知れません。「ノッテケ」の女

声コ—ラスがテルミンだって。ブッ飛ぶなあ、この感性。ま、とにかくサ—フィン男、藤本

好一の「ヒピ、ヒピ、シェイク」、ほんとに情けない仕上がりなんですよ。この曲

は、わたしのトップ1001ロクンロ—ル・ヒットの3位に絶対入る歌なんです。ですからオ

リヂナルのチャン・ロメロで聞きましょう。

仲間よ目を覚ませ、首都圏の9人、そして全国津々浦々の9500万人、

「ヒピ、ヒピ、シェーイク」。

 

M18.Hippy Hippy Shake(1’41”)Chan Romero

-C.Romero- Varese Sarabande 302 066 344 2

 

M19.Hollywood Swinging(4’40”)Kool & The Gang

-R.West, Kool & The Gang-   フォノグラム PHCR-1207

 

M20.I Love You, Goodbye(3’10”)ダーデン・スミス

-D.Smith-  BSMF 6107

 

後TM:ボーン・イン・シカゴ(アサー仕様)P.B.B.B.

 

N  「ヒピ、ヒピ、シェーイク」、チャン・ロメロ、カッコいいですね。スウィンギン・ブルージーンズより

絶対にこっちだなあ。無名時代のビ—トルズのも良かったです。

そして唐突に「ハリウーッド・スウィンギン」、ク—ル・アンド・ザ・ギャングです。リード・

ヴォ—カルにJTテイラーを迎えてディスコ御用達になる以前のクールたちは、ジャズとR&B

がひとつのリズムの中で混在する興味深い音楽を奏でていました。ライヴ・アット・

P.J.’sを聞いた時には、どういう人たちなんだろう、と不可解でしたね。この

音楽は、直後に「ファンク」という概念の基、世界中で発火します。これはクールの

比較的初期の録音をまとめたベスト盤『1969—1976』からです。

そして最後はテキサス州オースチンのシンガー・ソング・ライター、ダーデン・スミスの最新作『エヴ

ェシング』から「アイ・ラーヴ・ユー、グードバイ」。「ハロー、アイ・ラーヴ・ユー」で始まっ

て「アイ・ラーヴ・ユー、グードバイ」で美しく終ったつもりの2017年4月22日の

「幻」モーニン・ブルーズでした。

今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/58775b758d2117d962d0239808fe7eb6156bbe83

ダウンロードパスワードは、94928fptです。

今回は揚げるのに時間がかかったなあ。1回失敗しましたが、確実に揚がっ

てます。みなさまは如何でしょうか。

さて、今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

そして全国津々浦々の9500万人のあなたにも。

北国の少女の突っ込みを期待します。

Real Rocks 【4/15 O.A.】Playlist

Real Rocks【4/15 O.A.】Playlist

 4月15日の番組は、


スウェーデンのポップなメロデスバンド、

Dead By Aprilを紹介!

ポップでキャッチー、甘いメロディとブルータルなサウンドを豪快に調和させた唯一無二のサウンドは健在!

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M01: Losing You  /  Dead By April ※デビュー作より

M02: Faint (Cover)  /  Speaking With Ghosts ※暑苦しいカヴァー!

M03: Blindside  /  Aquilo

<コーナー: RockAroundTheWorld >

M04: Adventure Of A Lifetime  /  Coldplay

M05: Can’t Stop the Rock The  /  Jesus & Mary Chain

M06: Best You Ever  /  Michelle Branch

M07: Desperado  /  Me First and the Gimme Gimmes ※カヴァーだらけのベスト盤

M08: Big Love (Remastered)  /  Fleetwood Mac

M09: Good For Me  /  Aimee Mann

M10: Precious Stones  /  Mastodon

M11: Goin’ In The Backdoor  /  Steel Panther

M12: One Night in Vegas   /  Deep Purple

M13: My One and Only Loveただひとつの恋  /  Bob Dylan

M14: Shape Of You  /  Ed Sheeran

<コーナー: RockAroundTheWorld>終わり

M15: Butterfly  /  Crazy Town ※懐かしき全米1位楽曲

M16: Come Original  /  311

M17: Hold On  /  Don Broco ※色気のある楽曲を作る

<コーナー: RockSteadyGo>

M18: Promise Me  /  Dead By April ※必殺キラーチューン!

M19: Crossroads  /  Dead By April

M20: Cause I Need You  /  Dead By April

M21: My Tomorrow  /  Dead By April

M22: Crying Over You  /  Dead By April

M23: Playing With Fire  /  Dead By April

M24: Perfect the Way You Are  /  Dead By April

<コーナー: RockSteadyGo >終わり

M25: Golden Slumbers/Carry That Weight/The End (Live)  /  Paul McCartney※祝再来日!

<Ending>

<コーナー:メタルの光>

M26: Judgement Day  /  DragonForce ※来日公演あり、名古屋はボトムライン

M27: Chasing Ecstasy  /  Oni ※アルバムタイトルは“鬼ヶ島”!

 

おしまい♪


2017年4月のリアルロックスセレクション・アーティスト、 Aquiloのデビュー作!

こちらは、過去のEPに収録されています。

Awesome Rock【4/14 O.A.】Playlist

Awesome Rock【4/14 O.A.】Playlist

4月14日の番組は、

マイケル・ボルトン先輩のヴォーカルを堪能できる映画音楽カヴァー集『Songs of Cinema』を紹介(タイトルも潔い)!

大昔はハードロックバンドのシンガーという過去をもちながら、孤高のシンガーとして君臨するマイケル・ボルトン師匠。オススメです!


パーシー・スレッジ先生もびっくりの暑苦しさ!
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M01: Promise Me  /  Dead By April

M02: Crying Over You  /  Dead By April

M03: Perfect the Way You Are  /  Dead By April

<コーナー: AwesomeRecommendation>

M04: When A Man Loves A Woman (2017)  /  Michael Bolton

M05: Stand By Me  /  Michael Bolton

M06: I Will Always Love You (featuring Dolly Parton)  /  Michael Bolton

<コーナー: AwesomeRecommendation>終わり

M07: No Wishbones  /  SikTh ※5月リリースの新作から!

中央エフエム Awesome Rock
澤田修の完全監修番組。選曲、編集、トーク、全て担当!
毎週金曜日21時~21時半。再放送:毎週土曜日23時~

 


渋い笑顔です。。。