カテゴリー : 2017年 5月

Real Rocks 【5/27 O.A.】Playlist

Real Rocks【5/27 O.A.】Playlist

5月27日の番組は、


THE BEATLES
『SGT.PEPPER’S LONELY HEARTS CLUB BAND』の50周年記念盤を紹介!

リミックス、リマスター化され、アップデートされたサウンドは往年のファンも必聴ですよ。
スーパー・デラックス・エディションにはモノ・バージョンも収録。モノのほうが迫力あります!

——————————————————–

M01: Sweetness  /  Jimmy Eat World

M02: Let It Happen  /  Jimmy Eat World

M03: Work  /  Jimmy Eat World

M04: Born To Die  /  Slaughter to Prevail

<コーナー: RockAroundTheWorld >

M05: On the Charts  /  DREAMCAR

M06: It’s Time  /  Imagine Dragons

M07: Impossible Year  /  Panic! At The Disco

M08: Like A Stone  /  Audioslave

M09: Stressed Out  /  Twenty One Pilots

M10: Shine On Me  /  Dan Auerbach

M11: Spoonman  /  Soundgarden

M01: Sweetness  /  Jimmy Eat World

M02: Let It Happen  /  Jimmy Eat World

M03: Work  /  Jimmy Eat World

M04: Born To Die  /  Slaughter to Prevail

<コーナー: RockAroundTheWorld >

M05: On the Charts  /  DREAMCAR

M06: It’s Time  /  Imagine Dragons

M07: Impossible Year  /  Panic! At The Disco

M08: Like A Stone  /  Audioslave

M09: Stressed Out  /  Twenty One Pilots

M10: Shine On Me  /  Dan Auerbach

M11: Spoonman  /  Soundgarden

M21: We’re So Starving  /  Panic! At The Disco

M22: Nine In The Afternoon  /  Panic! At The Disco

M23: When I’m Sixty-Four (2017 Mix)  /  The Beatles

M24: Lovely Rita (2017 Mix)  /  The Beatles

M25: Good Morning Good Morning (2017 Mix)  /  The Beatles

M26: Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Reprise) (2017 Mix)  /  The Beatles

M27: A Day In The Life (2017 Mix)  /  The Beatles

<コーナー: RockSteadyGo >終わり

M28: King  /  Slaughter to Prevail

M29: Roxanne  /  The Police

<Ending>

<コーナー:メタルの光>

M30: Crossed Fingers (feat. Bjorn Krebs)  /  Breakdown of Sanity

おしまい♪

 


今月のリアルロックス・セレクションは、今年有数の極悪ドヘヴィ作品!
ロシアと英国の混成バンド!

 

【幻】モーニン・ブルーズ 2017/05/27

mb170527

 

前TM : ヲーキン・ブルーズ(夜に近いアサー仕様)P.B.B.B.

 

N  おはようございます。アサー、ワツシイサヲです。今週はシュッチョーもありまして、忙し

かったですね。もう昔の用にあちこちを飛び回る事は出来なくても、動きの

ある日々からは充実感を与えられる思いがします。みんなも元気かな。

今朝の1曲目は、強烈なテクノ・ファンク・ドゥーワップ、

ザーップで「ドゥ・ワ・ディ・ティ」。

 

M01.Doo Wa Ditty(Blow That Thing)(3’45”)Zapp

-R.Troutman, L.Troutman-

 

N  「ドゥ・ワ・ディ・ティ」、ザーップでした先々週辺りから時折テレビで目にするコマー

シャル・スポット、肌を綺麗にする美容治療院だったかな、その音楽がきっとこの

「ドゥ・ワ・ディ・ティ」をサンコーにしているだろうと思い当たりまして、皆さんに

も聞いて貰いました。この説明で分った人、いるかなあ。「夏に備えて背中を

美しく」とかの語りが被さっていたと思います。

もう1曲、通信系のコマーシャル・スポットにも気になっている音楽があります。そ

ちらはオリヂナルではなくて、タイアップ系だと思いますからそのもの、現物が特定

出来るでしょう。見つけられたら、そちらもご紹介する事に致します。

さて、先週のピグミー音楽、確かな反響でした。やはり引き込まれるような

不思議な魅力があります。特にあのような野外録音は、想像力の普段使わな

い部分が刺激されて、しばしの覚醒状態になれます。気持ちいいですね。皆

様もきっと同じだと思います。

今朝も1曲、という単位があるかどうかは知りませんが、例のアルバム『森の

歌』から聞いて貰いましょう。これは女性たちによる一種の「男狩り儀式」

の音楽のようです。三つほどの部分から成り、その切り替わるところもタエで

す。ここには何かキュウ、合図があるのでしょうか。ではお聞き下さい。

「リンボク・セレブレイション」。

 

M02.Lingboku Celebration(5’36”)Song From The Forest” Soundtrack

-pd.-  Todowski Films & Friends 405 048 6913857

A Documentary Film By Michael Obert

 

M03.Bird(4’10”)Gino Sitson

-G.Sitson-  Universal France  5709663

 

N  中央アフリカ、ピグミー族の女性たちによる「リンボク・セレブレイション」でした。続けま

したのはこちらも以前に聞いて頂いているジーノ・シツォーンのアルバム『ボディ・アン

ド・ヴォイス』から「小鳥」でした。楽器を使わずに喉と身体で音を出して音楽

を奏でる西カメルーン人です。

アルバムには「ほとんどの歌はメドゥーンバ語で書かれ、1曲だけバミレケ語が使われ

ている」という記述がありますが、今のはどっちだったのでしょうかね。い

ずれにせよ、言葉の響きがとても新鮮です。

「バ—ド」には彼自身のこんなひと言が添えられています。

 

  幼い頃、ずっと鳥の様に空を飛びたいと願っていた。

 

そして、こうも添えられています。

 

誰からも自由なんかは貰えない。同じように平等や公平さも与えられない。

  大人になったんなら、それを自分で摑むんだ。

 

これはマルコム・エクスの言葉です。きっとさっきの判別出来なかった言語で、ジ

ーノは同じような事を訴えているんでしょう。

 

M04.イェレ・ファガ(5’17”)ウム・サンガレ

-unknown-  Pヴァイン  PCD-18822

 

N  マリの大御所、ウム・サンガレの新譜です。アルバム『モゴヤ』からトニー・アレンが参加した

トラック、「イェレ・ファガ」をお届けしました。トニ—の洗練されたアフロ・ビートが全体を

支配しそうですが、ウム・サンガレの声があらゆる局面を引っ張っていました。こ

の人は、確かに凄い実力を持っています。

まだアルバム全体を聞いていないので、その印象を語る事はできませんが、

このリード曲からは、充実した作品が予想出来ます。楽しみです。

 

M05.Kindo(5’07”)Erika Aliana & Picket

-E.Aliana-  Buda 5700260

 

N  こちらもやはり「声」を主体に音楽を追究しているエリカ・アリアーナがフランシス・ピ

ケットと仕上げたアルバム『ジャスト・マイ・ソウル』から「キンド−」でした。彼もカメルーン人

ですから、メドゥーンバ語、あるいはバミレケ語で唄われているのでしょうか。アフリカ

は第二次世界大戦前後にフランス領だった地域が多く、現在もアルバムのクレジットなど

はフランス語で書かれている場合がほとんどです。ですから私には何も分らない

事が多い。こうやって紹介している読みも意味も、確かではありません。英

語の抜粋があってほんの少し想像出来る程度です。自分で選択した第二外国

語はこのフランス語だったのですが、なにしろ4年生の2学期になって単位が取れ

ていないのを知ったという位に、全く勉強していなかったのですから。

次もエリカ・アリアーナがフランシス・ピケットのアルバム『ジャスト・マイ・ソウル』からです。やは

り彼らもピグミ—たちから多くを学び自分の音楽に反映させています。ここで

聞かれる笛の音はピグミ—・フルートと呼ばれる物で、冊子の写真を見ると竹を短

く切り落とした非常に単純な構造です。同時に2本を持って縦に吹いています。

先週の『森の歌』で用いられていた物と同形かは分りませんが、それ程の違

いはないと思われます。

では、先のカメル—ンの言葉が「コレキリ、ハラキリ」と聞こえる、

「クェル・テゥ・ピグミーズ」をどうぞ。

 

M06.Coeur De Pygmees(2’55”)Erika Aliana & Picket

-E.Aliana-  Buda 5700260

 

M07.Notis(3’21”)IO

-unknown-  Pヴァイン  PCD-28036

 

N  「クェル・テゥ・ピグミーズ」、エリカ・アリアーナがフランシス・ピケットでした。そしてその次

は、こちらも未確認音楽集団、いや個人かな、それすら分らないイオの「ノティス」

です。ある場所で耳にして惹かれ、言語が判明しないまま改めて聴いてみま

した。そうしたら、とても簡単な英文歌詞の常套句とアクセントを外した日本語を

合わせた、巷に溢れ返る今様音楽言語でした。リズムトラックに上手く載せていて

流れは滞りませんが、メッセヂはいまひとつ伝わって来ません。この種の音楽を

日頃聞いていないせいもあるでしょうが、ちょっとこれだけでは判断出来な

いな。アルバムを通して聞く覚悟です。評価はその後でお伝えしましょう。イオの

「ノティス」でした。

 

M08.America The Beautiful(3’36”)Ray Charles

-K.Bates, S.Ward-  Rhino 8122-769098-2

 

N  突然のレイ・チャールズ「アメリカ、ザ・ビューティフォー」でした。これにはまたつまらな

いワケがありまして、たまたま気になって聞いた某ヴァイブ奏者が同曲の作者で

あると知りました、そのヴァイブ奏者とはギャリー・マクファランドで、気になって聞い

ていたアルバムが『ディ・イン・サウンド』なのです。

では謎解きの前にまず聞きましょう。そのアルバムから、

コール・ポ—タ—の「貴方に夢中」。

 

M09.貴方に夢中(2’54”)ゲイリー・マクファーランド

-C.Porter- ポリドール  POCJ-2739

 

N  ギャリー・マクファランドで「貴方に夢中」でした。収録アルバム『ディ・イン・サウンド』は

1965年の録音で、その頃ボストンのバークリー音楽院で勉強していた渡辺貞夫が参加

しています。たぶん彼の、少なくとも外国人名義では、初めてのスタジオ・セッショ

ン作品になる筈です。今のフル—トがそれでしょう。そのあたりが気になって、だ

いぶ前に手に入れたのですが、お聞きの通りのナムパなポップ器楽曲ばかりで、

多少がっかりしました。ただしここでは、同じく学友のガボール・サボ、ケニー・

バレルがギター、パカッションのキャンディドなど明日のスタ—達も多く参加しています。貞

夫さんも当初「曲がポピュラ—すぎる」と、あまり気乗りがしなかったようです

が、このセッションを通じて、あるいはギャリーと一緒に実演を観に通ったブラジル’66

経由でボッサ・ノーヴァ病に感染したようです。日本にこの音楽ボッサを持ち込んだ

のは貞夫さんだ、というのが定説になっています。

ギャリー・マクファランドは幅広く音楽を聞き、演奏する人で、このようなポピュラ—

作品を生み出したのは理に敵っているのですが、その本人が「アメリカ、ザ・ビュ

ーティフォー」かあ、と驚いた次第です。ところが、やはり違っていました。

同名作品は、60年代末の病めるアメリカを主題にしたコンセプト・アルバムで、先ほど

のレイが唄った歌ではありませんでした。あのギャリ—が社会性を持ったアルバムを

出していた、それを知って逆に聞いてみたくなりました。手に入ったら必ず

お届けする事にいたします。

さて、では貞夫さんのボッサ・ノーヴァを1曲聞いてみましょう。帰朝して2年後、

67年に発表した「フェシリダーヂ」、アントニオ・カルロス・ジョビムの作品です。

 

M10.A FeliciDdade(1’33”)渡辺貞夫

-A.C.Jobim- コロムビア COCB 54004

 

N  「フェシリダーヂ」、渡辺貞夫でした。菊池雅章、富樫雅彦などが参加していま

すが、なんと2分もない短さ。これは2012年に出た『和ジャズ・プレイズ・ボサ・

ノヴァ』というコムピ盤からですけれど、本来もこんな不自然なフェイド・アウトだっ

たのでしょうか。制作者に訊ねて見ましょう。

このアルバムは60年代から80年代までの国産ボッサ・ノーヴァが集められています。

この国のズージャは60年代後、陰気で難解なダンモから明るく楽しいボッサへと転

向しまして、その時代の演奏者のほとんどはボッサ・ノーヴァを経験しています。

先週のヒデとロザンナの例にもある通り、新しく、洒落ていて、ポップでしたから、

その雰囲気が重宝がられた側面もありますね。

更にそれ以前のアフロ・クーバン・ビグ・バンドの流れもありましたから、転向し

易かったのかも知れません。このアルバムには当時のさまざまな証言があります。

全てが素晴らしい、とは決して申しませんが。

ではもう1曲『和ジャズ・プレイズ・ボサ・ノヴァ』からどうぞ。

ジャズ尺八プレイヤー、村岡実です。

「イパネマの娘」。

 

M11.The Girl From Ipanema(2’43”)村岡実

-A.C.Jobim- コロムビア COCB 54004

 

M12.Dreams All Come True(2’33”)ジャネット・ジョーンズ

-unknown-  BSMF 7532

 

N  村岡実の「イパネマ」如何でしたでしょうか。主題ウラで「ブヲーッ」とひと吹き、

ここがキモです。『和ジャズ・プレイズ・ボサ・ノヴァ』にはこのクラスの作品が並んで

います。ご興味ありましたら、ぜひお聞き下さい。

続けましたのは、ジャネット・ジョーンズという幻のR&B歌手の再発盤から「ドリ

ーム・オール・カム・トゥル−」でした。彼女はそれほど大きな成功を収めた訳ではなく

おそらくは才能に惚れ込んだ制作者が上手く売り出せなかった、というそこ

ら中にある例のひとりでしょう。でも今の「ドリーム・オール・カム・トゥル−」のよう

に、歌唱力にはとても優れた個性を感じさせます。70年代初頭にはサンフランシスコ

でマイク・ブルームフィルドらとグループ活動をしていたそうです。全く知らなかったな。

それではその集団ザ・ミル・ヴァリ−・バンチと吹き込んだ1曲をどうぞ。マイクの他、

ニック・グラヴェニティース、マイク・ゴ—ルドバーグ、マイク・シュリーヴ、ジョン・カーンと、凄い顔

触れです。今ひとつ確信が持てませんが、間奏はマイク・ブルームフィルドの筈です。

ではどうぞ「ウーウーウ−、ラララ」。リ—ド・シンガ—がジャネット・ジョーンズです。

 

M13.Ooh-Ooh-Ooh, La, La, La(3’00”)ジャネット・ジョーンズ

-unknown-  BSMF 7532

 

N  「ウーウーウ−、ラララ」、ジャネット・ジョーンズとザ・ミル・ヴァリ−・バンチでした。この頃

のマイクの目指していた「オール・アメリカン・ミュージック」と重なる作品ですね。彼らは

1枚のアルバムを発表しているそうです。興味ありますね。

驚く事ではありませんが、こんな経歴を持つ女性歌手ジャネット・ジョーンズ、も

ともとはゴスペルの唄い手でした。これも別段珍しい事ではありませんが、今

回の編集盤には、ザ・ヴォイス・オヴ・ヴィクトリーというクワイア時代の歌も含まれてい

ます。そちらもお聞き下さい。

「ヒール・アンダスタンド」。

 

M14.He’ll Understand(4’00”)ジャネット・ジョーンズ

-unknown-  BSMF 7532

 

N  「ヒール・アンダスタンド」、ザ・ヴォイス・オヴ・ヴィクトリーでリード・シンガーがジャネット・ジ

ョーンズでした。こういうのを聞く度に、羨ましくなります。ゴスペルという背景

は、やはり強く逞しい・・・。ジャネットの唄には何の迷いも感じられませんで

した。

さて山奥からも好評をいただいた、バラケ・シソコ & ヴァンサン・セガールのデューオ、

先週お届けした「サムバ・トモラ」は、わたし自身とても気に入りいました。異種

混合でありながら、ふたりとも落ち着いて会話をしています。美しいアンサムブル

ですね。和楽器を洋楽器と合わせる試みも既にもう60年以上続いていますが、

ここまでの品位、質感を持ったセッションにはなかなか出会えない。未だに先ほど

の「イパネマ」の延長です。特に昨今は「機械のリズムに載せれば今風だ」という

誤った考えも浸透しているようで、嘆かわしい。

今朝もお手本を聞きましょう。

まずは、「スーパー・スター」、バラケ・シソコ & ヴァンサン・セガールです。

 

M15.スーパー・スター(3’55”)バラケ・シソコ & ヴァンサン・セガール

-V.Segal-  プランクトン VIVO-269

 

N  バラケ・シソコ & ヴァンサン・セガールで「スーパー・スター」でした。お互いに自分の音色

を相手の楽器に合わせる作用を自然に行なっています。唄の上手な人同士が

ハーモニーを取ると、声が自ずから調和を求めてまとまって行く現象と同じですね。

美しい。

続けましょう。

「プレリュード」、

そしてアルバム表題曲の「夜の音楽」。

 

M16. プレリュード(1’12”)バラケ・シソコ & ヴァンサン・セガール

-V.Segal-  プランクトン VIVO-269

 

M17.夜の音楽(2’32”)バラケ・シソコ & ヴァンサン・セガール

-B.Sissoko-  プランクトン VIVO-269

 

N  ついつい、うっとりと聞き惚れてしまうバラケ・シソコ & ヴァンサン・セガール、新し

いアルバムから「プレリュード」、「夜の音楽」でした。

さて、アメリカーナの星ザ・ダストボウル・リヴァイヴァルです。先週はやや否定的な紹介

をしてしまいましたが、実はあの後も聞いていて、段々と妙に好きになって

来ました。メムバ—全員の音楽に対する健全な想いが、ひねくれたわたしを更生

させたのでしょうか。

今朝は「アンチェイン・マイ・ハート」にそっくりな「リーヴィング・タイム」。

 

M18.Leaving Time(3’23”)ダストボウル・リヴァイヴァル

-unknown- BSMF-6111

 

M19.バタフライ(3’51”)ウィリー・ネルソン

-S.Throckmorton, M.Sherril-  ソニー SICP 5311

 

M20.ウインディ・シティ(3’15”)アリスン・クラウス

-P.Gable, B.Osborne-  ユニバーサル UCCQ 2002

 

N  北米大陸の音楽を続けました。メキシコ国境から北上、最後はシカーゴまで辿り着

きました。ウイリー・ネルスンは新しいアルバムから「バタフライ」。イントロのハーモニカが既にウイリー

の節回しになっているのが面白い。そしてアリスン・クラウスで「ウインディ・シティ」、丁

寧に仕上げられた名唱です。いいですね。

さて先週はザ・ローリング・ストーンズの「デッド・フラワーズ」をお送りしました。ロッ

ク・バ−でリクエストしたらライヴを回された話に同意を貰えまして、溜飲も下がりま

した。ハリギョウさん、ありがとう。ただ、この歌のことを「大好きだ」なんて

言ってましたが、実は本当に久し振りに聞いたのです。そもそも『スティキー・フィ

ンガーズ』のCD自体、持っていなかったですし。ワーナー・パイオニア盤のわたしの

このLPは、どうも「決まり過ぎ」のような印象で、子供の頃に狂ったように

聞いた後、遠ざけていました。ブラッド・ペイズリーで繋がって急に欲しくなり「安

い中古盤があったらな」と探したら、だいぶ幅のある価格帯ですぐに見つか

りました。それで通して聞いてみたら、やはり傑作でした。今の概念で見れ

ば、確かにおかしなところはあるでしょうが、それを吹き飛ばす力が伝わっ

て来ます。B面がグっと来ますね。今朝はその最後の「ムーンライト・マイル」を聞き

ましょう。当時の鬼才、ポール・バックマスタの弦編曲がとても効果的です。

 

M21.ムーンライト・マイル(5’58”)ザ・ロ—リング・スト—ンズ

-M.Jagger, K.Richard-

 

M22.真珠貝の歌(2’19”)ビリー・ヴォーン

-Edwards, Pober-  ユニバーサル UICY 80038

 

後TM:ボーン・イン・シカゴ(アサー仕様)P.B.B.B.

 

N  5月27日の最後はビリー・ヴォーン楽団の「真珠貝の歌」でした。まだ早朝に

生放送をしていた頃は、シンミリ終ると次のケイシーが困ると思って、いつも元気良

い最終曲を決めていました。今はそんな事を考える必要もないので自由です

が、やはり「アサーッ」ですし、この季節です。月光に迷ったままではいけませ

ん。永遠の名曲名演で今朝を締めました。さあ今日の土曜日、元気よく行き

ましょう。

特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/78c6d7703fd4c303146eda917ee890c0a923f0fe

   ダウンロードパスワードは、tkfk1e52です。

今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

そして全国で9500万人のあなたにも。

 

Awesome Rock【5/26 O.A.】Playlist

Awesome Rock【5/26 O.A.】Playlist

316回目、5月26日の番組は、



発売50周年記念!
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドの記念盤を紹介!

1967年6月1日発売!まさに名盤中の名盤を特集
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M01: Good Goodbye Feat. Pusha T & Stormzy  /  Linkin Park

M02: Battle Symphony  /  Linkin Park

<コーナー: AwesomeRecommendation>

M03: Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band (2017 Mix)  /  The Beatles

M04: With A Little Help From My Friends (2017 Mix)  /  The Beatles

M05: Lucy In The Sky With Diamonds (2017 Mix)  /  The Beatles

M06: Good Morning Good Morning (2017 Mix)  /  The Beatles

M07: Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Reprise) (2017 Mix)  /  The Beatles

M08: A Day In The Life (2017 Mix)  /  The Beatles

<コーナー: AwesomeRecommendation>終わり

おしまい♪

中央エフエム Awesome Rock
澤田修の完全監修番組。選曲、編集、トーク、全て担当!
毎週金曜日21時~21時半。再放送:毎週土曜日23時~23時半

 

THE BEATLES トートバッグをプレゼント!

50周年記念!

今週5月27日のZIP-FM REAL ROCKSは、
The Beatlesの大名盤「Sgt Pepper’s Lonely Hearts Club Band」50周年記念エディションを特集します!

その発売を記念して、
トートバッグを、2名様にプレゼントいたします!


シックな仕上がり!
郵便番号、住所、お名前、電話番号、メッセージをご記入のうえ

メール、またはZIP-FMのwebsiteメッセージにアクセスしてください。

メール・アドレスは realrocks@zip-fm.co.jp

websiteは zip-fm.co.jp です

締切はサージェント・ペパーがリリースされた6月1日23:59までとさせていただきます。

みなさんのご応募お待ちしています!

Real Rocks 【5/20 O.A.】Playlist

Real Rocks【5/20 O.A.】Playlist

5月20日の番組は、


ロック界注目のアーティストの新作を2枚紹介!

kasabianはギターサウンドを前面に出したロック作品!
John Mayerの新作も初期のメロディアス、キャッチーな作風の内容です。

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M01: Tellin’ Lies  /  The Menzingers

M02: Midwestern States  /  The Menzingers

M03: Born To Die  /  Slaughter to Prevail

<コーナー: Chris Cornell追悼>

M04: Black Hole Sun  /  Soundgarden

M05: Cochise  /  Audioslave

M06: Like A Stone  /  Audioslave

M07: Can’t Change Me  /  Chris Cornell

M08: Arms Around Your Love  /  Chris Cornell

M09: Never Far Away  /  Chris Cornell

M10: Before We Disappear  /  Chris Cornell

M11: Drive My Car (feat. Chris Cornell)  /  The Beat Bugs

M12: Imagine (Live)  /  Chris Cornell

<コーナー: Chris Cornell追悼> 終わり

M13: Battle Symphony  /  Linkin Park

M14: Judgement Day  /  DragonForce

<コーナー: RockSteadyGo>

M15: Days Are Forgotten  /  Kasabian

M16: Club Foot  /  Kasabian

M17: Comeback Kid  /  Kasabian

M18: Ill Ray (The King)  /  Kasabian

M19: Sixteen Blocks  /  Kasabian

M20: Theme From “The Search For Everything”  /  John Mayer

M21: Emoji Of A Wave  /  John Mayer

M22: Helpless  /  John Mayer

M23: Changing  /  John Mayer

<コーナー: RockSteadyGo >終わり

M24: Grapefruit Moon  /  Tom Waits

M25: Sgt.Pepper’s Lonely Hearts Club Band  /  The Beatles

<Ending>

<コーナー:メタルの光>

M26: The Threat Is Real (Live)  /  MEGADETH

おしまい♪

 


今年有数の極悪ドヘヴィ作品!


KASABIAN、ギターを携えて戻ってきたぞ!


ジョン・メイヤー、初期のメロディアス、ほっこりなスタイルが戻ってきたぞ!!

【幻】モーニン・ブルーズ 2017/05/20

mb170520

 

前TM : ヲーキン・ブルーズ(夜に近いアサー仕様)P.B.B.B.

 

N  おはようございます。アサー、ワツシイサヲです。思ったほど急に暑くならず、わた

しは風薫る五月を楽しんでおります。集中的な大雨も降りました。この時期

の急な天候変化は怖いですよ。明け方もまだ冷えます。お気をつけ下さい。

そんな朝に暖かい唄声をどうぞ。

イメルダ・メイで「ブラック・ティアーズ」です。

 

M01.Black Tears(4’04”)Imelda May feat. Jeff Beck

-I.May-  Decca Vecton 571409

 

N  イメルダ・メイで「ブラック・ティアーズ」でした。彼女はジェフ・ベックのヌー・ヨークのライヴ

で唄っていました。今の曲ではそのジェフがギタ—を弾いています。「スリープ・ヲーク」

を連想させるフレイジングが印象に残りますね。ひょっとしてそれを思い浮べて

演奏していたのではないでしょうか。音色も含めて完璧なギター・プレイでした。

イメルダ・メイの新譜『ライフ、ラーヴ、フレッシュ、ブラッド〜命、愛、肉、血』は、この

ようなオーソドックスな楽曲が並んでいまして、とても落ち着ける内容です。もう

音楽に新しい古いはない、というのわたしの持論を証明してくれているよう

でもあり、嬉しいですね。企画制作はTボーン・バ—ネット。彼の上手なまとめ方も

全体の印象に寄与しています。

さて先週もお届けしたブラッド・ペイズリーの新作から冒頭曲を聞いて下さい。

「ヘヴン・サウス」。

 

M02.Heaven South(4’16”)Brad Paisley

-B.Paisley, B.Anderson-  Arista 88985-33287-2

 

N  ペイズリー節が冴えてますね。「ヘヴン・サウス」でした。いつもとあまり変わりな

い印象ですが、グっと大人になったような感じが漂います。カントリー界ではもう

中堅、ヴェテランですから当然とも言えますが、未だに古豪の多くが顔を連ねる

この世界では、まだ未熟若輩になるのかな。

そのカントリ—の「若手」がロックの「伝説」と一緒に唄った話題の1曲、今朝もど

うぞ。

「ドライヴ・オヴ・シェイム」。

 

M03.Drive Of Shame(4’34”)Brad Paisley feat. Mick Jagger

-B.Paisley, M.Jagger, M.Cliford-  Arista 88985-33287-2

 

N04.デッド・フラワーズ(4’05”)ザ・ローリング・ストーンズ

-M.Jager, K.Richards-  ソニー SRCS 6204

 

N  「ドライヴ・オヴ・シェイム」、ブラッド・ペイズリーとミック・ジャガ−でした。そして

続けたのは「枯れた花束」、ザ・ローリング・ストーンズ1971年の傑作アルバム『スティッキ

ー・フィンガーズ』からです。先週の「幻」のマボロシ・ツイターにブラッドとミックの動画が

揚げられていたので、わたしもすぐに観ました。それがこの歌だったんです。

当初はストーンズだと分かりませんでした。ブラッドのショウにミックが飛び入りしたも

のと思っていた位です。その後カメラの角度が動くと他の3人が見えて来て、アラ—

となりました。もうひとつ、テネシーの野外演奏のも続けて観ました。昨今の過

剰な「ストーンズ調」ではなく自然な感じで演奏していまして、こちらにも好感

を持てました。キースがブラッドのソロの時に、「どうやって弾いてるんだ」とばか

りに何度も覗き込むのが面白かったですね。探してくれたヒノさん、どうもあ

りがとうございます。

『スティッキー・フィンガーズ』収録の「デッド・フラワーズ」はわたしの大好きな歌でし

てね。いつかロック・バ−でリクエストしたら、何の疑いもなくライヴ盤を回されてしま

って、頭に来た思い出もありますが、動画、アルバムと久し振りに楽しむ事が出

来ました。こうやって一緒に聞くとミックの唄い方は変わっていませんね、実感

です。

さて、ストーンズがモロのカントリーを上手に仕上げたのが71年、一方のビ—トルズは64

年のLP『ア・ハード・デイズ・ナイト』以降アメリカのカントリー音楽を追求し続けた、とい

う説があって、これは正しい指摘です。確かに薬物の影響で音楽が大きく変

わってしまう『リヴォルヴァ−』まで、オリヂナルでもかなりカントリ—的な作品を残して

います。幼き頃のわたしが意外に思った程のカントリ—・ナムバーを聞いて下さい。

レノン・マカートニ作詞作曲、「その代わりに僕は泣く〜アイル・クライ・インステッド」。

 

M05.ぼくが泣く(1’50”)ザ・ビ—トルズ

-J.Lennon, P.McCartney-  東芝 TOCP-71043

 

N  「アイル・クライ・インステッド」、ザ・ビ—トルズでした。この曲こんなに短かったんで

すね。2分ない。ビ—ト・カントリ—とでも形容したらいいのでしょうか。歯切れの

良いギターが耳に残ります。

さて、アメリカーナという音楽の括りをご存知でしょうか。むかし六本木の外れ

に同じ名前の独立レコード・レイベルがありましたが、そこで出していた音楽とい

う訳ではありません。

わたしは一時期フレディ・フェンダーを必至に探していて、なかなか見つからなか

った時にこの言葉に再会しました。その時に「成る程なあ」と妙に納得した

のを覚えています。フレディは「テクス・メクス」でもいいのでしょうが、南西部のカン

トリーが土台になっていて、スペイン系風味も加えられ、場合によっては先住民族

の要素も含む独立後から続くアメリカのルーツ音楽のひとつ、こんな概念を自分なり

に構築して、わたしはアメリカーナと理解しております。もちろん今はそれに黒人

の音楽も混ざり合っているでしょう。ただ移民して来た白人の音感、リスム感が

主体となっています。今わたしの頭の中では、この「アメリカーナ」という領域が

徐々に拡がりつつあります。

毎月興味深い新譜の案内を送ってくれる大阪は茨木のBSMFレコーズから、今

月「まさに”アメリカーナ“を体現するストリングス&ブラスをフィーチャーした8人組」という触

れ込みでダストボウル・リヴァイヴァルというグループの新譜が届きました。「アメリカーナ」

という言葉に惹かれてさっそく聞いたのですけれど、これがわたしの考える

その音楽と随分違っていまして、戸惑いました。

まずは聞いてみて下さい。

ザ・ダストボウル・リヴァイヴァルで「ハニ—、アイ・ラーヴ・ユー」。

 

M06.Honey I Love You(3’34”) ダストボウル・リヴァイヴァル

-unkonown-  BSMF  6111

 

N  「ハニ—、アイ・ラーヴ・ユー」、ザ・ダストボウル・リヴァイヴァルでした。みなさんのアメリ

カーナ概念とはどうでしょう、合致していましたか。ケブ・モがゲスト参加したこの

「ハニ—、アイ・ラーヴ・ユー」は今回のアルバムの中で最もポップな出来かも知れません。

他もこのような大学の健全サークルのような雰囲気のものがほとんどです。全体

にカントリ—風ではなくて、フォーク調です。わたしはちょっと肩透かしを喰わされた

ような気がしました。リード・ヴォーカルとウクレレが女性のリズ・ビービ−。他はギター、

マンドリン、フィドル、トラムペット、トロムボーンにベイスとドラムスといった編成。全員白人で

す。2010年に国際ブルーグラス音楽協会で「アメリカーナ・ソング・オヴ・ディ・イヤー」賞を

貰ったそうですから、正しく今の「アメリカーナ」なんでしょう。わたしの概念を

もう少し拡げる必要があります。

ではザ・ダストボウル・リヴァイヴァル、もう1曲どうぞ。こちらは連続進行するリフ

がわたしの考えるアメリカーナ的に響きまして、納得しています。独特のアンサムブルで

どうぞ。

「ドント・ウェイト・アップ」。

 

M07.Don’t Wait Up(5’06”)The Dustbowl Revival

-unkonown-  BSMF  6111

 

M08.Every Night Is Saturday Night(7’18”)ジェシ・エド・デイヴィス

-unknown-  BSMF 7531

 

N  「まさに”アメリカーナ“を体現するストリングス&ブラスをフィーチャーした8人組」、ザ・ダ

ストボウル・リヴァイヴァルの「ドント・ウェイト・アップ」でした。

それに続けましたのは、ジェシ江戸デイヴィスの「エヴリ・ナイト・イズ・サタデイナイト」

です。彼はアメリカ先住民ですから、わたしのアメリカーナ界にかなり近い所に居ます。

顔がやはりインディアンの血を引くジミヘンに良く似ている。彼の名盤『ジェシ・デイヴ

ィスの世界』と『ウルル』の2枚が『レッド、ダ—ト・ブーギ−』というタイトルで6月に発売

されます。副題が「ディ・アトコ・レコ—ディングズ1970-72」というもので、先の2

枚を完全に復元した物ではなく、新たに組み直されたものと見た方がいいか

も知れません。

わたしが彼を知ったのはタージ・マハルが相方として彼を連れていた頃で、フィルモ

ア・ウエストの実況盤で「ワン・モア・マイル」を何回か聞いて貰いました。ジェイムズ・コト

ンの訃報の時も、お届けしている筈です。ボブ・ディランやジョージ・ハリスン、エリック・

クラプトンなどが彼の事を気に入って一緒にやってました。ジョン・レノンの「スタンド・

バイ・ミー」の印象的なソロ、あれもジェシ江戸家猫八デイヴィスです。

今の「エヴリ・ナイト・イズ・サタデイナイト」は、70年の作品。関係者無関係者、そ

の他大勢が入り交じった混乱ジャム、制作年代を思い起こさせますね。もう1曲、

聞きましょう。ヴァン・モリスンの名曲です。

「クレイズイ・ラーヴ」。

 

M09.Crazy Love(3’43”) ジェシ・エド・デイヴィス  

-V.Morrison,-  BSMF 7531

 

N  ジェシ江戸家猫八デイヴィス、『レッド、ダ—ト・ブーギ− ディ・アトコ・レコ—ディングズ1970-72』

から「クレイズイ・ラーヴ」でした。

さてBSMF からはビッグ・ヲルター・ホートンの追悼アルバムも出ます。不世出の天才、

ヲルタ−・ジェイコブズが「リトル・ヲルター」だったので、ヲルター・ホートンが「じゃあ俺はビッ

グだ」と田原俊彦的に名乗ったのでしょう。サニーボーイ・ウイリアムスンのIとIIの関係

にも繋がる余談ですね。

今回、彼を忍ぶセッションに参加したのは当代現役で活躍するブル—ズ・ハープ吹き

の一流どころ。

今朝はアンドルー・アリで「イーズィ」、そしてリル・ロニー・オーエンズの「シンク・ビッグ」。

 

M10.Easyii(3(29”)Andrew Ali

-unknown-  BSMF 2558

 

M11.Think Big(3’56”) Li’l Ronnie Owens

-unknown-  BSMF 2558

 

N  アンドルー・アリの「イーズィ」、そしてリル・ロニー・オーエンズ、「シンク・ビッグ」でした。

どちらもハ—モニカの限界的な演奏でした。ビッグ・ヲルターに捧げられたこのブルーズ・

ハープ・アルバムは良くも悪くもハーモニカという楽器そのものを浮き彫りにしていま

す。小型で単純な造りですからそれほど幅広い表現が出来る訳ではないので

すが、お聞きのように名人の手にかかると、実に豊かな音楽を奏でます。小

型で単純ゆえに、どこでも鳴らす事が出来ました。ですから放浪の友として

ポケットに忍ばせていた人たちも多く、練習もすぐに始められたのでしょう。

さてビッグ・ヲルタ—は「シェイキー・ホ—トン」の名でも知られていました。これはブル

ーズ・バンド時代のフリートウッド・マックが1969年にシカゴのチェス・レコード・ステューディオで行

なったジャム・セッションでの事。この時は、ご当地の顔役ウイリー・ディクスン、オーティス・

スパンが正式に参加していましたが、ビッグ・ヲルター、バディ・ガイらも一緒に演奏

しています。多分イギリスから来た白人たちが何かやってるぞ、という噂を聞き

つけて押し掛け、半ば強引に割り込んだ、というのが実情でしょう。ジャメカな

どでもこう言う事は日常茶飯事ですね。それでも録音契約の縛りや報酬に絡

んで、本来の名義が使えず、ヲルターは「シェイキー・ホートン」、バディ・ガイは「ギター・

バディ」と記載されていました。これは再発CDでも同じです。当時わたしが

持っていた国内盤には「ヲルター・ホートン」「バディ・ガイ」としっかり書いてあっ

た筈です。わたしがビッグ・ヲルターとの出会ったのはこの時でした。

ではフリートウッド・マック・フィーチュアリング・ビッグ・ヲルタ—で、

「サウス・インディアナ」。

 

M12.South Indiana(3’14”)Fleetwood Mac feat. Big Walter Horton

-W.Horton-  Columbia 480627 2

 

M13.Walkin’ By My Self(2’50”)Jimmy Rogers

-J.A. Lane-   MCAビクター MVCM 22026

 

N  「サウス・インディアナ」、フリートウッド・マックと・ビッグ・ヲルタ—でした。そして「ヲーキン・

バイ・マイ・セルフ」、シカ−ゴ・ジミー・ロジャーズでした。この有名曲のハーモニカもビッグ・

ヲルタ—です。ビッグ・ヲルタ—の音色は、小さい方のヲルタ—に較べると若干明るいです

ね。旋律も長音階を効果的に使って、重苦しくなるのを避けているような気

がしますが、如何でしたでしょうか。

近年この楽器の表現力はかなり拡大されています。信じられない位に上手

な人が多い。それも白人や日本人の名手が出ています。サニーボーイ・ウイリアムスンか

らの直系スタイルが変わったのは、トゥーツ・シールマンスやリー・オスカー、シュガ—・ブルーたちが

出て来た頃からでしょうか。あ、その前にポール・バタフィールドがいるか。彼はこ

の小さな楽器を新しい地平線上に持ち出した重要な人間です。シンセサイザーなど

の新しい電子楽器に対抗すべく、更に力強い奏法が今でも生み出されていま

す。

その最新の例を聞いてみましょう。現在世界最高峰と称されるジェイスン・リッチ

です。自身のバンドであるバーッド・カインドを従えて新境地を目指したアルバム『アプ

ルーヴド・バイ・スネイクス』から、「アイム・トゥ・ストロング・フォ−・ユー」。

 

M14.I’m Too Strong For You(4’04”)ジェイスン・リッチ・アンド・バッド・カインド

-unknown-  BSMF 2557

 

M15.Che-Que-Re-Que-Che-Que(1’39”)Mongo Santamaria  Guaguancó

 

N  「アイム・トゥ・ストロング・フォ−・ユー」、ジェイスン・リッチ・アンド・バーッド・カインドでした。

今回のジェイスン・リッチは、新しい領域への意気込みが漲っておりまして、ギタ—・

トリオとハ—モニカという編成の限界に挑んだような、力の入った録音です。ちょっ

と激しい表現が過ぎる、と感じるところもありまして、通して聞くと少々疲

れます。そこで気楽なクーバ音楽をお届けしました。巨匠モンゴ・サンタマリアの「チェ・

クエ・レ・チェ・クエ・レ」、打楽器と掛け声だけのアンサムブルがイカしてます。「ワワンコー」

「メレンゲ」などと聞き取れます。こういう相の手を沢山持っている音楽は面白

いですね、「イヤコラセ、ドッコイセー」なども同じですよ。

さて、次も「ウーッ」とか「」といった掛け声が入っています。

ご存知ペレス・プラード楽団で「ティムバ、ティムバ」。

 

M16.Timba, Timba(3’06”)Perez Prado 

-P.Prado-  Not Now Music  NOT2CD361

 

N  ペレス・プラード楽団で「マムボ第八番」でした。この「ウーッ」という掛け声は難

しいですね。音のない空間に、絶対ジャストで入っては来ない。どういうタイミング

で次の音を出すのを決めているのか未だに分りません。ク—バのテムポーの取り方

は、例えば4拍だとするとそれぞれが均等ではなく、1、2、が長く、つまりゆ

っくり取って3、4、は短く、速い、それで均等な4拍と全体の長さは変わらな

い、という分析を聞いた事があります。この「ウーッ」もそういうタイム感で掛け

られているのでしょうか。

さて、超廉価充実コムピ『カフェ・クーバ』からもう1曲聞きましょう。

この方も大御所ですね。サルサの女王セリア・クルースです。

「ラ・ソファ・エン・ボテーラ」。

 

M17.La Sopa En Botella(2’43”)Celeia Cruz  

-unknown-  Not Now Music  NOT2CD361

 

N  「ラ・ソファ・エン・ボテーラ」、セリア・クルースでした。流石に上手い唄です。先週、今

週とほんの少しだけク—バ音楽を聞いて貰いました。ほとんどは1959年以前の

録音です。ご存知の様にこの国は共産主義革命後は、文化的、物質的に一番

の影響をもった隣国のアメリカと国交を断絶し、鎖国状態になってしまいました。

それを嫌って多くの音楽家が国外に逃げ出しました。先のペレス・プラードもセリア・

クルースもそうです。それぞれ、メキシコとアメリカで生涯を終えました。やはり音楽家

に取って、自由に唄い演奏出来る社会は必要なのです。ただし、戦後独立し

たアフリカの国家は殆どが社会主義を採用したため、文化交流の可能だったクーバ

からの影響でアフリカ音楽はサルサ的になったという皮肉な現象も起きましたが。

ラテンの哀愁とアフリカの力強さを併せ持ったク—バ音楽は、世界最強でしょう。こ

れから自由社会との交流でどんな風に変わって行くか、興味のあるところで

すね。

もっとも革命後も音楽自体は続いていまして、沢山の音楽家が輩出されて

います。東欧の共産圏を回る海外公演を行なったグル—プもあるとか。それら

全員が国家プロだったかどうかは不明ですが、自分なりに音楽活動を続けてい

た民間人もきっと居た筈です。

以前お届けして好評だったロス・サフィースも多分その種の音楽家集団だったので

はないでしょうか。解説に拠ると「アイドル」だったそうですからね、共産圏の。

59年以前のドウ−・ワップ・ブームの影響を辛うじて受けていた彼らは、革命後も

世界の音楽を聞く機会があったようです。日本でも出ているアルバムは60年代中

期以降、世界を席巻した音楽、ボッサ・ノ−ヴァの影響下にあります。

そこから「オルフェのサムバ」を聞いてみて下さい。

 

M18.オルフェの歌(3’54”)ロス・サフィース

-L.Bonfa-  ライス  WCR-22002

 

N  なんとも哀愁味に溢れた「オルフェのサムバ」でした。セリフが泣かせますね。ビ—ト

は完全なサムバではなくクーバ調になってまして、これがまた妙(タエ)です。ボッ

サ・ノーヴァは70年代の歌謡曲にも多大なる影響を与えていますが、ほとんどそ

れと同等の仕上がりを持つ、彼らのオリヂナル・ソングを聞きましょう。アルバム表題

曲です。

「ボッサ・クバーナ」。

 

M19.ボッサ・クバーナ(2’38”)ロス・サフィース

-L.Chaniveky-  ライス  WCR-22002

 

M20.真夜中のボサ・ノハ(2’54”)ヒデとロザンナ

-J.Hashimoto, K.Tsutsumi-  コロムビア

 

M21.サンバ・トモラ(3’51”)バラケ・シソコとヴァンサン・セガール  

-V.Segal-  プランクトン VIVO 269

 

後TM:ボーン・イン・シカゴ(アサー仕様)P.B.B.B.

 

N  ロス・サフィースの「ボッサ・クバーナ」に続けましたのは、ヒデとロザンナの「真夜中のボ

サ・ノバ」でした。サフィースと非常に雰囲気が似てるでしょう。出門ヒデはロザンナと

組む前にボッサ・ノ−ヴァを唄っていたそうです。雰囲気たっぷりな仕上がりには

その経験が活かされたのですね。もっともこちらには、原曲が何度もチラつい

ていました。作曲は筒美京平です。

これは『昭和カタコト歌謡曲 男声編』からのトラック。唄そのものはロザンナ主導で

すから、「女声編」に入れるべきではではないか、とのご意見に、解説文か

らご紹介しておきましょう。「70年、71年と出場した紅白歌合戦では白組だ

った事実を踏まえ『男声』編に入れた」鷲巣功さんの文章でした。

最後は西アフリカ、マリのコラ奏者バラケ・シソコとフランスのチェロ演奏家ヴァンサン・セガールが合

作した『夜の音楽』から「サムバ・トモラ」でした。このトラックはアルバム中でもちょ

っと異色。それはサムバからのインスピレイションで作られた事と関係があるかも知れ

ません。他にも素敵な楽曲がありますから、来週もう少し聞いてみましょう。

今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/d52c3f8b9c6c39a5b3eba038fcd82785ab8bf76b

ダウンロードパスワードは ti1y8kq3です。

またまた落としてくれる方が増えつつあります。今のところは大丈夫です

が、あんまり数が多くなると原盤権や音楽著作権で問題になるかな。わたし

はあくまでも、あなただけにお送りしておりますのです。

 

毎度、ちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

そして全国で9500万人のあなたにも。

 

Awesome Rock【5/19 O.A.】Playlist

Awesome Rock【5/19 O.A.】Playlist

315回目、5月19日の番組は、

2017年5月17日に亡くなったクリス・コーネルを追悼しました。

素晴らしいヴォーカリストがこの世を去りました。
——————————————————————————
M01: Tellin’ Lies  /  The Menzingers

M02: Midwestern States  /  The Menzingers

<コーナー: AwesomeRecommendation>

M03: Can’t Change Me  /  Chris Cornell

M04: Arms Around Your Love  /  Chris Cornell

M05: Drive My Car (feat. Chris Cornell)  /  The Beat Bugs

M06: Like A Stone (Live)  /  Chris Cornell

M07: Imagine (Live)  /  Chris Cornell

<コーナー: AwesomeRecommendation>終わり

おしまい♪

中央エフエム Awesome Rock
澤田修の完全監修番組。選曲、編集、トーク、全て担当!
毎週金曜日21時~21時半。再放送:毎週土曜日23時~23時半

 


もう生で聴くことができないのは本当に残念です。

Real Rocks 【5/13 O.A.】Playlist

Real Rocks【5/13 O.A.】Playlist

5月13日の番組は、


今月のReal Rocks Selectionに選ばれたSlaughter to Prevailを紹介!

ZIP-FM REAL ROCKS、5月はゴリゴリでいきますよ!
ロシア人のヴォーカル、ドラム、イギリス人のギターという混成バンド、スローター・トゥ・プリヴェイルを選びました!

——————————————————–

M01: Through The Fire And Flames  /  DragonForce※ミートアンドグリート企画実施中!

M02: Born To Die  /  Slaughter to Prevail※今月はコレだ!

<コーナー: RockAroundTheWorld >

M03: Adventure Of A Lifetime  /  Coldplay

M04: Nothingness and No Regrets                /  MEW※美メロ満載の新作

M05: Afterglow  /  Asgeir※とても良いセカンド

M06: Bite The Bullet  /  Harem Scarem※カナダの美メロハード!

M07: No Fun  /  Incubus8作目が8位!

M08: Party On Apocalypse  /  New Found Glory

M09: Emoji Of A Wave  /  John Mayer

M10: Ill Ray (The King)   /  Kasabian

M11: Hostage Stamps  /  At The Drive-In17年ぶりに復活!

M12: Shape Of You  /  Ed Sheeran

M13: Momentz (feat. De La Soul)   /  Gorillaz

<コーナー: RockAroundTheWorld>終わり  

M14: Another Planet (Live)   /  Pendulum

M15: Voodoo People [Pendulum Remix] (Live)   /  Pendulum

<コーナー: RockSteadyGo>

M16: I Am For You  /  Waking Ashland

M17: Born To Die  /  Slaughter to Prevail

M18: Crowned & Conquered  /  Slaughter to Prevail

M19: Football Season Is Over  /  Bring Me The Horizon

M20: You Only Live Once  /  Suicide Silence

M21: King  /  Slaughter to Prevail

M22: 666  /  Slaughter to Prevail

M23: Below  /  Slaughter to Prevail

<コーナー: RockSteadyGo >終わり

M24: Good For Me  /  Aimee Mann

M25: Into The Arena  /  Michael Schenker Group

<Ending>

<コーナー:メタルの光>  

M26: Shape of You (Cover)   /  Our Hollow, Our Home

おしまい♪

 


今年有数の極悪ドヘヴィ作品!

REAL ROCKS特別企画!6/15(木)『DRAGONFORCE 名古屋公演』でのミート&グリートに2名様をご招待!


5月17日に待望のニュー・アルバムをリリースするDRAGONFORCE!

そして、6月15日(木)に名古屋BOTTOM LINEで名古屋公演を開催!
その会場にて行われるミート&グリートにリスナー2名をご招待っ!

※ミートアンドグリートとは、メンバーと楽しくお肉を食べるということではなく、
軽く挨拶して、サインもらったりしつつ交流を深めるファンサービスのようなものです。

 

このミート&グリートには当日の公演チケットを持っていなくても参加できます。
ただし!チケットを持っている方には、さらに特典として貴重なメンバー全員のサイン入りポスターをプレゼント!

★開催日時 6月15日(木)当選者のみ当選メールにて詳細をお知らせします。
★開催場所 名古屋BOTTOM LINE
★募集人数 ZIP-FMリスナー募集  2名
★締切 6月2日(金)必着

※イベントが変更もしくは中止となる可能性もございますので、予めご了承ください。当選者には、ワーナーミュージック・ジャパンから直接確認のご連絡させていただきます。つきましては当選者のご連絡先をワーナーミュージック・ジャパンに伝えさせていただきます。

応募はコチラ→ http://zip-fm.co.jp/access/entry/EntryInfo.asp?QNo=14259

『DRAGONFORCE名古屋公演』の公演概要はこちらから

Awesome Rock【5/12 O.A.】Playlist

Awesome Rock【5/12 O.A.】Playlist

314回目、5月12日の番組は、

五月病撃破間違いなし!英国・露西亜混成音楽団!Slaughter to Prevail!

獰猛すぎるサウンドで喝を注入いたしました。
——————————————————————————

M01: Shape of You (Cover)  /  Our Hollow, Our Home

M02: Karmadillo  /  Our Hollow, Our Home

M03: Emoji Of A Wave  /  John Mayer

<コーナー: AwesomeRecommendation>      

M04: Crowned & Conquered  /  Slaughter to Prevail

M05: Misery Sermon  /  Slaughter to Prevail

M06: King  /  Slaughter to Prevail

<コーナー: AwesomeRecommendation>終わり

おしまい♪

中央エフエム Awesome Rock
澤田修の完全監修番組。選曲、編集、トーク、全て担当!
毎週金曜日21時~21時半。再放送:毎週土曜日23時~

 


今年有数の極悪ドヘヴィ作品!