カテゴリー : 2017年 7月

【幻】モーニン・ブルーズ 2017/07/29

mb170729

 

前TM : ヲーキン・ブルーズ(夜に近いアサー仕様)P.B.B.B.

 

N  おはようございます。アサー、ワツシイサヲです。今週は苗場経由でお送りいたしま

す。

ひと雨ありまして、少しは涼しくもなりましたが、八月はこれから。まだ

まだ暑さにはご用心、ご用心。

都心に出ると、本当に暑さを感じます。これは街が火照っているんでしょ

う。もう何年も前になりますが、夜遅く、いや朝早く、午前2時頃までの仕

事が習慣になっていた時期がありまして、自転車で帰る時に、出発点の皇居

周辺は比較的涼しいのですが、新宿御苑を過ぎて明治通りを跨ぐあたり、新

宿四丁目交差点付近に差し掛かると、明らかに気温が上昇して来るのを、毎

回肌で感じていました。建物や自動車のク—ラ—から吐き出される、湿度が高く

油が混じったような熱い空気がベッタリと身体にまとわり付くように、伝わって

来るのです。いかにも24時間大量のエネルギーを燃やし続ける都会的ではありま

すが気持ちの良い物ではありません。

さて遥か遠いナッシュヴィルの空はどんなでしょうか・・・。

 

M01.Om Sweet Om(3’36”)Taj Mahal & Keb’ Mo  

-K.R.Moore, J.Lewis, O.Johan- Concord 0888072024649

 

N  多慈毛ことタージ・マハルとケブ・モで「オム・スウィート・オム」でした。女声はリズ・ライ

トです。こうやって聞くと、ケブの表現の深さがよく分ります。何と言っても声

が特別な奥行きを持ってますし、加えて物語を説き解すようなあの唄い方で

すから聞いていると自然と素直な気持ちになります。これは考えてみれば当

然なのですが、徳の高いお坊さんの講話のようです。

今の「オム・スウィート・オム」にはハーモニカでリー・オスカーが参加しています。久し振り

だなあ。ギターにはジョ−・ヲルシュもいます。ジョ−は次の曲「シェイク・ミー・イン・ヨ・ア—

ムズ」でリードを取っています。お聞き下さい。

 

M02.Shake Me In Your Arms(5’58”)Taj Mahal & Keb’ Mo

-B.Nichols- Concord 0888072024649

 

N  マーカス・ファイニーが叩くドラムスのリズムが本当に気持ちの良い「シェイク・ミー・イン・ヨ・ア

—ムズ」、タージ・マハルとケブ・モでした。ケブの唄のリズムの正確さも凄い。

このアルバムの録音は基本リズムをバークリーで行なった他、全米の各地のスチューディオ

でオーヴァ−・ダブ、そしてナッシュヴィルで最終的に仕上げられています。律儀な詳

細表記がされていまして、そこから全貌がほぼ摑めます。おそらくはかなり

の月日をかけて作られたのでしょう。ひとつひとつの音に重さが感じられま

す。流行最先端のR&Bからは得られない響きです。先々週迄何度も聞いても

らっていたロバート・クレイの新譜と似た手触り、手応えです。こちらは更に幅広

い感性を併せ持っています。

次はアクースティク・ギタ—をタージ・マハル、ケブ・モはリゾネイター・ギター、この二人だけで

奏でられるジョン・エスティスの「ダイヴィング・ダック・ブルーズ」。

 

M03.Diving Duck Blues(4’28”)Taj Mahal & Keb’ Mo  

-J.Estes- Concord 0888072024649

 

M04.The Milky Way Home(4’17”)Sonny Landreth 

-S.Landreth-  Provogue PRD75232

 

N  すぐ側で唄い演奏してくれているかのような「ダイヴィング・ダック・ブルーズ」、

タージ・マハルとケブ・モのアルバム『タジモ−』からでした。

そして場所はロスエインジェルズのアカディアナ芸術センタ—に移ります。発明狂科学者サニ

ー・ランドレスの実況録音盤です。デイヴィド・ランスンのベイス、ブライアン・ブリグナックのド

ラムスというレギュラ—・トリオで「ザ・ミルキー・ウェイ・ホーム」、サニ—版「空の終列車」でし

ょうか。ウチュー的な演奏です。ベイスがとてもいいですね。こういう刺激的な演

奏でも何処か優しいのがサニ—の特色。夜空の遠くに見える天の川をロケットに乗っ

て横断中、そんな気分になりました。

今回のアルバムは普段のトリオにゲストがふたり、鍵盤楽器のスティーヴ・コン、アクースティク・

ギタ—のサム・ブロザードが加わっています。つぎはそのフルメムバ—による演奏で、

「ザ・ユーエスエス・ザイディコールズモービル」。

先週のアフリカン・ヘッド・チャーヂ「ゴスペル・トレイン」にも似た突っ走り調です。

 

M05.The U.S.S. Zydecolosmobile(6’00”)Sonny Landreth

-S.Landreth-  Provogue PRD75232

 

M06.Humming Bird(7’00”)Joe Bonamassa 

-Leon Russel-  J&R Adventures JRA56880

 

N  実況録音が続きます。ジョ−・ボナマッサのこちらも2枚組盤『ライヴ・アット・カーネギ

ー・ホール アン・アクースティク・イーヴニング』から、リオン・ラッセル作の「ハミング・バード」でし

た。

この新譜はレコ—ド店で試聴して納得し即座に購入したのですが、その後で

「はて、ジョ−・ボナマッサって誰だっけ」という事になり、その日会った友人に

「知ってるか」と訪ねた位です。そこでの説明にもピンと来なかったので、過

剰硬直音楽専門家の澤田修博士に聞いてみましたら、次のような答えを戴き

ました。以下、原文ママ。カタカナ全角です。

 

ジョー・ボナマッサはブルーズギタリストですよ。ブルーズ志向の強いハ

ードロックバンド、ブラック・カントリー・コミュニオンでの活動で好き

になりました。番組でもおそらくブラック・カントリー・コミュニオンの

曲をかけていたはずです。ちなみに、ブラック・カントリー・コミュニオ

ンは、ディープパープルのメンバーだったグレン・ヒューズ、ジョン・ボ

ーナムの息子、ジェイソン・ボーナム、元ドリームシアターのメンバーで、

凄腕キーボーディスト、デレク・シェリニアンがメンバーです。

 

お分かりでしょうか、皆さん。こういう人らしいです。文中の「番組」と

いうのは、伝説の「アーサム・ビート」の事でしょう。それでもわたしには不明の

まま。ただ今の「ハミング・バード」でお分かりのように、この盤の充実度は格

別です。全楽器非電気仕様の看板に偽りのない「アクースティク・イーヴニング」です。

流石に音響はいいですね。なんてったってカーネギー・ホールですからね。遠い昔マン

ハタンを歩いていて、偶然この前に出てしまいまして、入り口に白馬に引っ張ら

れた馬車が停まっていたので驚いた事があります。

アルバムには本人からの謝辞も添えられていまして、曰く「あなた方ファンの皆

様なしには、わたしの長年の夢であったカ—ネギ—公演は実現しなかった。あり

がとうわたしの世界水準楽団、裏方さんよ、そしてカ—ネギ—・ホ—ルさま」とあり

ます。よほどこの歴史と伝統の音楽館で演奏したかったようです。

 

ギタリストらしくジョ—の使用楽器も記載されていまして、「1978 Gallagher Doc

Watson、 2012 National Duolian、 1950 Martin D-18、 1947 Martin ooo-28、

1972Martin D-41」だそうです。復刻型ながらリゾネイター付き金属ボディのドブロ

仕様も入ってます。次の曲では、それを使っているようにも聞こえます。

「ザ・ヴァリ−・ランズ・ロウ」。

 

M07.The Valley Runs Low(4’35”)Joe Bonamassa  M.McDonald 

-J. Bonamassa, J.House –  J&R Adventures JRA56880

 

N 「ザ・ヴァリ−・ランズ・ロウ」、ジョ−・ボナマッサの最新2枚組『ライヴ・アット・カーネギー・

ホール アン・アクースティク・イーヴニング』からお送りしました。ハードロック・グループのギタリス

トという話ですが、歌はエルトン・ジョンやドゥービーのマイケル・マクダナウみたいでしたね。

付属冊子の中央見開き頁は今回の世界水準楽団の集合写真で、各員がそれ

ぞれの出自を物語るような民族衣装を纏っていまして、なかなかの画です。

おそらく誰もが日頃は北米で活動していると思われますが白人ばかりではあ

りません。今の「ザ・ヴァリ−・ランズ・ロウ」でジョ−から「ティナ」と声を掛けられ

ていたのはセロと二胡を弾くティナ・グヲ(Tina Guo)です。東洋系ですね。

さて、先週7月21日、平尾昌晃が亡くなっていました。まだまだ若いのに、

ちょっと早過ぎますね。在学中の交流はなかったようですが、慶応高校で加

山雄三と同期だった筈です。

わたしにとってはロカビリ—というよりもウエゥスタン・カーニヴァル歌手の印象が何より

も強いのですが、「大作曲家没す」という報道がほとんどでした。確かにロカビ

リ—三人男の中で音楽で大成したのは彼だけかもしれません。テレビの必殺シリ—ズ

の音楽が彼の担当で、とても良かったですね。「昭和歌謡1945~1989 歌謡曲

黄金期のラブソングと日本人」という著書を読みますと、かなりの箇所でわ

たしも頷ける意見があり、見直した事があります。

西新宿の放送局で働いていた頃、午後の歌謡曲番組に何度かゲストで来てい

たのを見かけました。出演が終ってロビ—に出て来ると、一般の見学者に彼の

方から気軽に話しかけていましてね。よく言われる「気さく」な感じとも違

いまして、わたしにはちょっとした驚きでした。

彼の傑作のいくつかは、豊富ではないわたしのコレクションからも、探せばいく

つかでて来るでしょうが、アルバムとして記憶に残っているのは2013年に英エイ

スでまとめられた『ニッポン・ロックンロール』です。「日本からのエルヴィスへの回答」と

誇らし気に添えられ、護国寺のキング・レコードに死蔵されていた全23曲の録音

を収録しています。

彼が早くから自作を試み、それで大成功していたのは衆知の事実ですが、

ここに収められている作品を通して聞きますと、ウエゥスタン・カーニヴァルで日劇を騒

然とさせていたカヴァ曲と自作曲との隔たりにしばし驚かされます。ほとんど

ロックンロ—ルの影響が感じられないオリヂナル曲なのです。

たとえばこれを聞いて下さい。

「南の島は恋の島」。

 

M08.Minami No Shima Wa Koi No Shima(4’03”)Hirao Masaaki

-S.Mizushima, M.Hirao-  BigBeat CDWKID 313

 

N  平尾昌晃で「南の島は恋の島」でした。ハワイアン・スイングにクラリネットのソロという

地域不明なアレンヂが印象的ですが、唄のどこからもロックンロ—ルが感じられません。

ササキガクさんがツイターで触れていた「ロック夕焼け小焼け」がこのエイス盤に収められ

ている「Yuuykake Koyake」と同じかどうかは不明ですが、こちらも演奏は

エルヴィス調を土台にした安易な「クロック」風で、唄の表層部分には模倣が見られ

るものの、本質的な部分では何より重要なロックンロール衝動が不在なのです。

「星は何でも知っている」とか「ミヨちゃん」などこの頃の自作曲は、それ

以前から平尾昌晃自身が持っていた、この国に生きる人間の琴線に触れる感

性で書かれ、後に連発したヒット曲もその延長線上にあったのですね。これが彼

の「エルヴィスへの回答」です。

イギリス人に珍しい物として興味を持たれたのは想像に難くありませんが、彼

らはその奥に何を聞いた、見たのでしょうか、気になるところです。

それでは平尾昌晃を偲んでもう1曲。

アラン・ゴラゲール作の「黒のブルーズ」。

 

M09.Blues De Memphis(2’46”)Hirao Masaaki

-A.Goraguer, T.Otowa-  BigBeat CDWKID 313

 

M10.Dirty Water(3’56”)ナイトホークス     

-E.Cobb-  BSMF 2567

 

N  実に暗い雰囲気の「黒のブルーズ」、平尾昌晃でした。それに続けたのは「ワシ

ントンDC、お前は俺の心の故郷だ」と唄うナイトホウクスの「ダーティ・ヲーター」。全体は

60年代のイギリスのビートグループのような響きですが、ゆったりしたリズム進行が黒

人音楽ならではの落ち着きを持っています。でナイトホウクスは結成45年という超

ヴェテラン。その昔、オーキトールというブル—ズの唄い手がいまして、何枚かLPを日本

で出していました。その1枚がこのナイトホウクスとのアルバムでした。それからもう

40年近く経った事になります。グループは健在で、2017年にこんな新譜を出し

て来ました。

この「ダーティ・ヲーター」という曲は、アメリカのスタンデルズというグル—プの1966年

のヒット曲です。70年後期にイギリスのディ・インメイツという軽量級ロックバンドがたいそ

うカッコ良くカヴァしてまして、わたしはそれで好きになりました。スタンデルズのオリ

ヂナルでは「ボストン、お前は俺の心の故郷だ」で、インメイツの仕様では「ロンドン、お

前は俺の心の故郷だ」となっていました。居酒屋「北の家族」のコマ—シャルに使

われたとか使われなかったとか。今のナイトホウクスのは、間奏にゼムのグロリア、ジミヘ

ンやストーンズのサティスファクションのリフを、明らかに故意に繫いでいましたね。ヴェテランの

ヨユーでしょうか。

さて先々週お届けしたマイク・チャムピオン、わたしはオ—ストラリアの白人だ、と言って

いましたが、れっきとした黒人でした。アルバムを通して聞いていたら、黒人じ

ゃないか、という思いが沸いてきて、確かめたら南アフリカ出身の両親を持つシド

ニ—生まれの黒人自作自演歌手という事でした。ちょっと複雑だな、わたしの

心境も。

今回のアルバム『経験』は彼にとって2枚目です。辺見マリではないですよ。

全体は、70年後期のソウル・ミュ—ジックを80年代のテクノロジーでなぞった、そんな印

象でした。

彼は大の東京好きだそうで、「渋谷スラムボー」交差点も登場する、

「トキヨウ」というそのものズバリの1曲と、

それにすぐ続く「サムシン・フォ—・ユウ」を聞いて下さい。

 

M11.T.O.K.Y.O(3’10”)マイク・チャンピオン  

-M.Champion-   Pヴァイン PCD-14647

 

M12.Something 4 U(4’52”) マイク・チャンピオン

-M.Champion-   Pヴァイン PCD-14647

 

M13.Black And Blue(2’50”)Little Willie Jackson    

-A.Razaf, F.Waller, H.Brooks-  PCD-24625

 

N  70年後期のソウル・ミュ—ジックを80年代のテクノロジーでなぞった2017年のR&Bか

ら、正真証明の1950年代音楽へ「進み」ます。

『キングストン・バウンス ~ ルーツ・オヴ・スカ』というコムピレイション・アルバムです。誰もが

好きなジャムプ・ブルーズはこの「幻」でも何回も繰り返してお聞きいただいて

おります。同じようにこの音楽はカリブの島ジャマイカでの人気も高く、そちらで

評判の良かった楽曲の魅力的なコムピ盤も以前には紹介してきました。

この『キングストン・バウンス』は、アメリカの名門ブルーズ/R&Bレイベル、モダーンの豊富

な録音から、ジャムプ・ブルーズを選りすぐり、さらにジャマイカのスカ的観点を通し

てまとめられた物です。

全26曲、たっぷりとお楽しみ頂ける内容です。只今のはリトル・ウイリー・ジャクス

ンという紛らわしい名前の男が唄った「ブラック・アンド・ブルー」でした。

では次は、選曲者に因んでお届けしましょう。

ボビ−・レイと彼のオーケストラで、「ブルー・マムボウ」。

 

M14.Blue Mambo (2’39”)Bobby Rey & His Orchestra     

-Freeman-  PCD-24625

 

M15.Sweetest Little Girl(2’08”)Jimmy Nelson    

-J.Nelson-  PCD-24625

 

N   「ウーッ」という掛け声が聞こえてきそうな「ブルー・マムボウ」、素敵です。

続いてジミー・ネルスンの「スウィート・リトル・ガール」、ジャマイカ人を刺激したシャッフル・ビー

トが心地良いですね。こういうリズムがラジオの電波に載ってカリブ海を渡って途中

で変調ズレを起こし、当時のジャマイカ統治への一般庶民の反逆心情とも相まって

スカの裏拍強打につながったというのが、ずっと前からの私の持論です。しか

しながら、どこからの肯定も異論も反論も未だありません。今回の『キングストン・

バウンス』は、それを実証する作品となって欲しいですね。

さて名門モダーンにはプロデューサー/バンド・リーダーとして鬼才アイク・ターナーが出入り

していました。ご存知アイク・アンド・ティナのアイクです。彼は沢山の興味深い録音を

このレイベルに残しています。この盤にもアイクの息のかかった作品がいくつかあ

りますが、今朝は本人名義のカッコ良い1曲をどうぞ。

「ク—バノ・ジャムプ」。

 

M16.Cubano Jump(2’15”)Ike Turner & His Orchestra

-J.Josea,I.Turner-  PCD-24625

 

M17.One Whole Year Baby(2’56”)Warl Curry & His Orchestra   

-W.Curry-  PCD-24625

 

M18.Jump Jive, Then You Wail(3’44”)リル・ロニー&ブルー・ビーツ      

-unknown-  BSMF 2566

 

N  アイク・ターナーで「ク—バノ・ジャムプ」、1月から12月までの呼び名を繰り返して読

み上げる歌詞が耳に残る「ワン・ホウル・イヤー・ベイビ−」、ジャムプ版キャレンダ・ガールで

しょうか。土居まさるの唄にも似たようなのがあったなあ。アルバム『キングストン・

バウンス』からでした。

続いた女声リ—ドのジャムプ・ブル—ズはリル・ロニー&ブルー・ビーツという現代のグルー

プです。活動歴は長いらしく、今の「ジャムプ、ジャイヴ、ゼン・ユー・ウェイル」は23

年かけて完成させたアルバムに収められています。制作を始めたのは1991年と

言いますから、たいした持続力です。リ—ダ—のリル・ロニーはハ—モニカ奏者で、今の「ジ

ャムプ、ジャイヴ、ゼン・ユー・ウェイル」でも快調なブロウが聞けましたね。

このように1950年代のジャムプ・ブルーズは今世界中で楽しまれていますが、

長い間オリヂナルを集めた国内盤の発売がありませんでした。久し振りの『キングス

トン・バウンス』からは、これからもお聞き頂く予定です。どうぞお楽しみに。

さて次もブル—ズを好きな女性歌手。新しいアルバムでも彼女なりのブルーズを

力一杯に披露しています。わたしが気に入ったのは、ちょっと抑えた表現の

カントリー曲でした。今朝の最後です。

カレン・ラブリーで「パンク・ロック・ジョニー・キャッシュ」。

 

M19.Punk Rock Johnny Cash(4’23”)カレン・ラブリー

-unknown-  BSMF 2565

 

後TM:ボーン・イン・シカゴ(アサー仕様)P.B.B.B.

 

N  カレン・ラブリーで「パンク・ロック・ジョニー・キャッシュ」、如何でしたか。この歌の背景を

只今調査中。ご存知の事象ありましたら教えて下さい。充分に精査してお伝

えしたいところです。

先週の「夏の日の恋」のヴォ—カル・ヴァ—ジョンにつきましては矢島京子さんか

ら4つの例を教えて貰いました。ワルツでアレンヂされたジェリー・ロンドンのヴァージョン

が気に入りました。

アンディ・ウイリアムズ嫌いへの反響、ありましたね。みんな好きなんだなあ。ひ

とつカタコト関連で手に入れた決定的なシングル盤があります。これを聞いたら、み

んなもきっとわたしの考えに同意してくれると思うんですが、わざわざ嫌い

な物を紹介するのもなあ・・・、思案中です。

グリ子さん、お帰りなさい。ああ、良かった。お料理が好きなんですね。そ

れとお酒も。ワタシ、付き合えますよ。

今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/67d527b899b23d2b5122dcddb793665e144ed176

  ダウンロードパスワードは、ge5qfybjです。

さて、今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

そして全国9500万人のあなたにも。

 

 

【幻】モーニン・ブルーズ 2017/07/22

mb170722

 

前TM : ヲーキン・ブルーズ(夜に近いアサー仕様)P.B.B.B.

 

N  おはようございます。アサー、ワツシイサヲです。

イナヅマが光り、カミナリが鳴り響き、ヒョウが降りました。わたしも丁度外出直前。

軒下で土砂降りをやり過ごし難は逃れましたが、鉄道の遅れで約束には間に

合わず、相手を待たせてしまいました。

2週間程前の九州北部豪雨の被害状況は、時と共にさらに分ってきました。

泥水、濁流、激流に呑まれてしまう怖さ、恐ろしさ、改めて思い知らされま

す。先週のヌーズでは、休校だった小中高の各学校が授業を再開して、そこに

みんながまた通ってきた姿がとても印象的でした。元気でやって行こう。少

なくとも首都圏で9人はみんなを応援しているよ。どこかで「幻」を聞いて

いてくれ。

それでは今朝も始めましょう。

「モーニン・ブルーズ真夏の名曲百選」から今年もお届けします。

1959年の映画「避暑地の出来事」から「夏の日の恋」、

パーシー・フェイス楽団でどうぞ。

 

M01. 夏の日の恋(2’49”)パーシー・フェイス楽団 

-M.Steiner-  ソニー MHCP 63

 

N  ウーン、名曲ですね。「夏の日の恋」、パーシー・フェイス楽団でした。これは1959年

の映画「避暑地の出来事」の主題歌で、本来は歌曲、歌詞もあるそうなんで

すが、わたしはこれまで聞いたことがありません。ウェブサイトで「唄アンディ・ウイリ

アムス」と紹介されていて聞く事も出来ます。ただわたしはどうしても彼の声を

聞くのが嫌なので、未聴。どなたか上質なヴォーカル・ヴァ—ジョンを教えてくれま

せんか。夏が通り過ぎて行く前に・・・、ぬわんちって。

 

M02.Don’t Leave Me Here(5’03”)Taj Mahal & Keb Mo’  Billy Branch hca.

-K.R.Koore, T.Mahal, G.Nicholson-  Concord  CRE00431  0888072024649

 

N  「迫力あるう」と唸りたくなるこの響き、タージ・マハルとケブ・モーという、なる

ほどと確かに頷ける顔合わせの「タージモー」です。1942年と1951年生まれ、

そんなに歳は離れてないですね。でもタージが60年代後半から世に出ているの

に対してケブは正式なデビュ−が94年ですから、メイジャー・カリアでは随分と差があ

ります。正直なところ、ケブはもっと若いと思ってました。

お互いに独創的で群を抜いた音楽性を持っている点で重なります。その土

台はブルーズ、というところも共通しますね。特にタ—ジは70年代以前からカリブ

他の幅広い音楽に親しんでいたため、日本の偏狭な音楽ファンからはなかなか理

解されませんでした。ブル—ズマンとして紹介されたハンディ・キャップもあったでし

ょうね。当時この国でブルーズと言えばスクイーズ・ギターが動き回るハ—ドロックのお手

本となったシカ—ゴのバンド・スタイルしかないような風潮でしたから。

今回のアルバムは両者の共同制作。どちらが声を掛けたのかは不明ですが、ま

ずは大成功。顔と名前だけで完成、となってしまう大御所どうしですが、要

所に適材をあてがって、かなり奥の深いアルバムに仕上げています。流石です。

今朝は試聴器でまず飛び込んで来る冒頭曲「ドント・リーヴ・ミー・ヒア」、来週以降

も何曲か聞いてもらうつもりです。タージモー、但馬春と毛撫毛でした。

ケブ・モーはドブロ・ギタ—をよく弾きます。ラリ—・カールトンと一緒に東京に来た時

に使っていたイレクトリックのドブロもいい音がしていました。そう言えば、ここの

ところドブロの音色を耳にする事が多くなっています。新しい録音にこの古い

楽器が重用されているのが、嬉しいですね。そんな折も折、昨年イエビスで大活

躍したスライドギター教授、サニー・ランドレスの2枚組実況録音盤が届きました。この

中から、ドブロもソロを取る「ア・ワールド・アウェイ」を、まず聞いて下さい。

 

M03.A World Away(7’34”)Sonny Landreth   

-S.Landreth-   Provogue PRCD75232

 

N  サニー・ランドレス自身のヴォーカルをフィーチュアした「ア・ワールド・アウェイ」、最新の2枚組実

況録音盤からでした。「サマタイム」に似た感じです。サニーのソロの導入部にそのライン

が使われていたのも、同じ連想からかな。彼の唄はとても初々しい味わいを

もっていますね。研究狂科学者的風貌とはだいぶ距離を感じます。今のソロ・オ

—ダ—は、まずスティーヴ・コンのアコーディオン、次にギタ—のサム・ブロザード、そしてサニーの

ドブロになっています。サニ—のはマイクの仕込んであるイレクトリック・ドブロですが、写

真で見ますとマイクロフォーンも楽器に向けて立てられているので、両方で拾ってい

るのかも知れません。独特の音色です。このアルバムもなかなか強力でした。2

枚組なので素材は豊富。まだまだお聞き頂きますよ。

さて、ドブロと言えばシャーマン・ホームズ・プロジェクトの最新盤で活躍するロン・アイクス。

今朝も1曲どうぞ。アルバート・キングのナムバです。名手アル・ジャクスンも作者の一人

に名を連ねた「ブレイキング・アップ・サムバディズ・ホーム」。

 

M04.Breaking Up Somebody’s Home(6’30”) シャーマン・ホームズ・プロジェクト 

-A.Jackson jr., T.Matthews-  BSMF 2562

 

M05.Biscuits And Gravy(4’43”)ロン・アイクス & トレイ・ヘンスリー  

-unknown-  BSMF 6086

 

N  「ブレイキング・アップ・サムバディズ・ホーム」シャーマン・ホームズ・プロジェクトに続いては、

そのドブロ奏者ロン・アイクスがヴォ—カリストのトレイ・ヘンスリーと組んで作ったアルバム、その

名も『ザ・カントリー・ブルーズ』からインストゥルメンタルの「ビスケット・アンド・グレイヴィ−」、

これはスティール・ギタ—でしょうか、かなり高度な技術でスイング感たっぷりに聞か

せてくれました。これは1年前の発売だったかな。多分ですが一度紹介して

いる筈です。トレイ・ヘンスリーの唄にはジェイムズ・テイラーを連想させる瞬間があります。

次の1曲ではどうでしょうか。サニーボーイ・ウイリアムスンIIの代表曲でもあります。

「ワン・ウェイ・アウト」。

 

M06.One Way Out(5’07”)ロン・アイクス & トレイ・ヘンスリー

-A.Miller-  BSMF 6086

 

M07.What Are You Listening To(4’15”)ラシー・フォスター

-C.Stapleton-  BSMF 2563

 

N  抜群なノリでお聞き頂きました「ワン・ウェイ・アウト」、ロン・アイクス & トレイ・ヘンスリー。

そしてこちらもここしばらく続けてお届けしている、ラシー・フォスターの『ジョーイ・

カムズ・バック』からまだ紹介していなかった冒頭曲「ワット・ア−・ユー・リスニング・トゥ」

です。クリス・ステイプルトンという、カントリー系のヴォ—カリストの作品を、ラシーが情感豊かに

唄っています。いつかお話ししたように、現代の南部カントリー・ソウルとして出色

の仕上がりですね。このアルバムはラシーのヴォーカリストとしての成長が如実に現れて

います。自作にも期待だな。

さて先週は発表曲目の間違いを早々に指摘されて、訂正するという不祥事

がありました。重ねてお詫びいたします。まずアフリカン・ヘッド・チャーヂの方から

行きますと、これはLP3枚をそれぞれCDにしたもので、紙ジャケットの箱物か

らでした。ジャケット、レイベルは当初オリヂナルの復刻ですが、収録曲にはボ—ナスが付

いているものですから、かなり楽曲特定には混乱しました。それがあのよう

な間違いにつながったようです。

今朝はその時に「ヒ—リング・セエレモニー」の対立候補として挙がっていたトラックを

お聞き頂きましょう。

まず「ゴスペル・トレイン」です。

 

M08.Gospel Train(3’03”)African Head Charge

-B.Anderson, A.Maxwell,B.Alexander-  BRC-290

 

N  サムバで使われるクイーカ、筒に皮を張って中心に棒を付け、それを擦って鳴ら

す楽器、あれに似た音がずっと入っていましたね。何を使って出していたの

でしょうか。「ゴスペル・トレイン」、アフリカン・ヘッド・チャーヂでした。イギリスに住んだジ

ャメカ難民たちが創り出した音楽文化は非常に独特で、どれもこのように極端な

音響操作が施されています。それがリミクスという概念を生みダブに繋がり、白

人を介在してテクノやユーロビート、クラブミクスにもなって行くのですが、大事なのはマル

チ・トラックとエフェクターを操る事ではなく、まずビ—トへの探究心、そして音そのもの、

つまり空気の振動に対する嗅覚でしょう。奇しくもこの解説に次のような行

りがあります。

「ダブは身構えや態度のことで、真実はフィ—リングにあり、サウンドではない」

御意。オン説ごもっともであります。極端な電気効果を多用するアフリカン・ヘッド・

チャーヂに静かな場所で浸っていると、原点はキリスト教が極度に変化したラスタファリズ

ムの儀式ナイヤビンギで執り行われる音楽演奏による自然との交信にある、そんな

思いになって来ます。

ではもう1曲、「ヘディング・トゥ・グローリ」。大きな音でどうぞ。

 

M09.Heading To Glory(4’35”)African Head Charge   

-B.Anderson, A.Maxwell,B.Alexander-  BRC-290

 

M10.Bitch Dub(4’35” Linto Kwesi Johnson / Dennis Bovell    

-L.K.Johnson, D.Bovell-   Mango  182-539 650-2

 

N  アフリカン・ヘッド・チャーヂで「ヘディング・トゥ・グローリ」、このヴォ—カルのフレイズからは、

非常にイギリス的なものを感じます。ユーリズミクスが使いそうなモティーフですね。続け

ましたのは、こちらも先週の間違い表記にあったリントン・クウェシ・ジョンスンとデニス・

ボーヴェルの「ビッチ・ダブ」でした。両者の間のはっきりとした違いを聞き分け

て下さい。共に相当な喫煙者ですが、効能に違いが出ているようです。

さて、リクエストは誰だっけ、と探していたらなんと北国の少女でした。5月18

日に亡くなったジャメカの本格派、フランキー・ポールです。彼の事はこの国に初登場

した時から知っていまして、好きな唄い手のひとりでした。と北米のソウル・ミュ

—ジックの影響を強く感じさせてくれたのが、当時は心地良かったですね。その

後ダンス・ホ—ル・スタイルの大波が彼の地の音楽を一変させた後でも、彼の存在は揺

るがず、大御所として君臨し続けました。1994年に日本に来た時は公演を手

伝ような仕事をしていたので、かなり近くに居ました。わたしは現場を目撃

していませんが、滞在先のキャピトル東急ホテルで池の錦鯉に餌を与えていたという

情報があります。「なんだ、見えてるんじゃないか」そう思った人は何人かい

る筈でしょう。本番の待ち時間に「ブランデ—を呑みたいから一旦ホテルに戻る」

と日本側の世話役を困らせていた姿は、日比谷野音の楽屋でわたしもしっか

り見ています。

その時に渋谷のクラブ・クアトロで行なった単独公演がCDになっています。こ

れはその当日午後に呼び屋の社長から「ライヴ録るから来てよ」と呼び出され、

携帯型DAT を持って慌てて行った録音でした。名手デイヴィッド・ロウが一緒に

来ていたのでミクスは文句なしですが、何の用意もなく駆けつけたので、場内音

収録のマイクを立てられず、臨場感が乏しい録音になったのが悔しい。

次に聞いてもらう「アイ・ノウ・ザ・スコア」でも後半の観客からの反応が聞こ

えないのは残念です。フランキ—はほぼ完璧に唄っていますね。

ではどうぞ。1994年5月18日、渋谷クアトロでのフランキー・ポ—ルです。安らかに。

 

M11.I Know The Score(6’23”)Frankie Paul

-F.Paul-  バッド・ニュース BN-009

 

M12.アイ・カム・フロム・ジャマイカ(2’37”)クリフォード・ブラウン

-C.Powell-  ソニ— SICJ 20

 

N  先週のブラッデスト・サキソフォンの新譜からお送りした「アイ・カム・フロム・ジャマイカ」、

これがオリヂナルのようです。作者のクリス・パウェルが唄っています。日本で出てい

るCDはクリフォード・ブラウン名義の『ザ・ビギニング・アンド・ディ・エンド』という盤

ですが、正規の演奏者クレジットは、「クリス・パウェル・アンド・ヒズ・ブルーズ・バンド」

となっていまして、そこにクリフォードがパツラ担当で参加していたのです。早くし

て亡くなった事もあり、かなり禁欲的な人格で捉えられがちなクリフォ—ド、おシゴ

トではこんなC調なカリプソ風R&Bも吹いていたのです。そのセッションで同時に録

音されたもう1曲、これもあっと驚くナムバでした。

 

M13.Ida Red(1’59”)クリフォード・ブラウン

-C.Powell-  ソニー SICJ 20

 

N   ご存知「アイダ・レッド」、チャック・ベリーのデビュ—曲「メイベリーン」の元歌です。

カントリ—・スィングの古参、ボブ・ウィルスとテキサス・プレイボーイズの持ち歌でヒルビリ—のヒット

曲でした。それをクリス・パウェル・アンド・ヒズ・ブルーズ・バンドが録音していたと

は、驚き。クリフォードは短いですがソロも取ってました。発売されたシングルは先の

「アイ・カム・フロム・ジャマイカ」がA面、この「アイダ・レッド」がその裏、演奏はブル

ーズ・バンドを名乗る黒人のジャズ楽団。恐ろしいクロスオーヴァです。

では、その「アイダ・レッド」を更にカントリ—好きな黒人ブル—ズ・シンガ—/ギタリストが

自分なりに作り替えた「メイベリーン」を、白人カントリ—歌手が唄ってカントリ—番付で9

位を記録した、マーティ・ロビンズのヴァ—ジョンを聞いて下さい。

 

M14.メイベリーン(2’29”)マーティ・ロビンズ  

-C.Berry-  Pヴァイン PCD 17762

 

N  マーティ・ロビンズの「メイベリーン」でした。このカントリ—料理には何の違和感もありま

せんね。こっちの方がオリヂナルみたいです。チャック・ベリー自身も本当はこんな風

に仕上げたかったのではないでしょうか。

これは『ロックンロ—ル・ミュージック〜ソングス・オヴ・チャック・ベリー』という英国エイスで

組まれたコムピ盤からの選曲です。これは本人が亡くなる前、新録の発表をし

た前後に制作されたものらしく、解説で死亡については触れられていません。

それが余計に運命的な物を感じさせるのですが、流石エイス、今迄知られている

ベタなカヴァではなく、かなり珍しいヴァ—ジョンを集めています。選曲作業はさぞ

や楽しかった事でしょう。

ではこれも珍しい異色の出来映えです。

泣く子も黙る「ジョニー・ビ・グッド」。

 

M15.Johnny B. Goode(2’46”)Jay & The Americans       

-C.Berry-  Pヴァイン PCD 17762

 

N  ジェイとアメリカンズで「ジョニー・ビ・グッド」でした。これは通常発想出来ないアレ

ンヂですね。故郷を離れてギタ—無宿少年の出世街道「前編」が、ハ—プシコ—ドや

弦セットを混じえたソフトなポップに生まれ変わっています。良く出来てるね。

ジェイとアメリカンズはヌー・ヨークのイタリア移民を中心とした白人ドゥー・ワップ・ヴォーカル・

グループ。この選曲自体が意外です。そのくらいオリヂナルがヒットしてたって事でし

ょうか。ロックンロ—ルのギター・ヒーローより、自分たちの成功を夢見る歌に改作しても

良かったんじゃないでしょうか。ゴウ、ジェイ、ゴウ、ゴウ、ゴーズ・オン。

次も珍しいですがシングル曲でした。当時わたしは知っていたけど、こんなに

趣のある作品だとは気付いていなかったな。きっと真面目に聴いてなかった

んでしょう。

カルロス・サンターナの「ハヴァーナ・ムーン」1983年の発表で、ヴォ—カルはなんとブッカーTジ

ョーンズです。

 

M16.Havana Moon(4’10”)Carlos Santana Vocal:Booker T    

-C.Berry-  Pヴァイン PCD 17762

 

M17.Rock Your Baby(6’03”)George McCrae          

-H.Casey, R.Finch-  T.K. 501

 

M18.浪路はるかに(2’09”)ビリー・ヴォーン     

-B.Bacharach- ユニバ—サル UICY 80038

 

後TM:ボーン・イン・シカゴ(アサー仕様)P.B.B.B.

 

N  ハバナからマイアミに戻って、ジョージ・マクレアで「ロック・ヨ・ベイビ−」、更にはビリー・

ヴォーン楽団で「浪路はるかに」、共に「モーニン・ブルーズ真夏の名曲百選」から、

お届けしました。これはバカラック作曲なんですね。原曲は別で、ビンクロ仕様もあ

るそうですが、これも聞きたくないな。やはりビリー・ヴォーンですよ、絶対に。

久し振りにワトゥーシ・アイザオが電波に載ります。東京都中央区のコミュニティ・エフエム

放送局、チューオー・エフエムの「真夏特番 音頭と盆踊り」でワツシが発声いたします。

2017年8月11日、22時から23時、午後10時から11時まで。旧盆の入

りを前に、この国の夏になくてはならない行事、風物詩である盆踊りを多面

的に考察・・・、出来るでしょうか、お楽しみに。

来週の土曜日、29日には中野駅北口の広場で中野区民謡連盟主催の盆踊り

があって、ちょうど太陽が建物に隠れる前、ビル、アスファルト路面の照り返しで最

も暑くなる午後4時頃、わたしも現場にいる筈です。昨年は灼かれる思いで

した。果たして今年は・・・。

今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/1fcebb548be56f3d72d9c808563173c61804135b

  ダウンロードパスワードは、54sxpb74です。

今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

そして全国で9500万人のあなたにも。ワツシイサヲでした。

 

SikTh と THE XXのTシャツプレゼント!

 

7月22日のZIP-FM REAL ROCKSは、

対極の位置にある2組のグループ!
THE XXとSikThのTシャツをプレゼント!!

※THE XXはBEAMSとのコラボTシャツです!
2組の音楽性、ジャンルがあまりにも違います、間違っても応募先を間違えないようにお気を付けください!

各1名様、合計2名様に差し上げます!

欲しいという方は、
郵便番号、住所、お名前、電話番号、メッセージ、希望のサイズをご記入のうえ、

メール、またはZIP-FMのwebsiteメッセージにアクセスしてください。

メール・アドレスは realrocks@zip-fm.co.jp

websiteは zip-fm.co.jp です。

応募締切は、8月02日(水曜日)午後23時59分までとさせていただきます。

みなさんのご応募お待ちしています!

※Tシャツのサイズはご希望に沿えない場合がございます。ご了承くださいませ。

 

Real Rocks 【7/15 O.A.】Playlist

Real Rocks【7/15 O.A.】Playlist

7月15日の番組は、


われらがAndrew McMahon(アンドリュー・
マクマホン)がナビゲート!

先日、マイクをもって突撃してまいりました。美メロをテーマにトーク&選曲してもらいました!

——————————————————–

M01: Champagne Feat. Nick Johnston  /  Polyphia ※祝来日!

M02: Goose  /  Polyphia ※祝来日!

M03: Retrograde (feat. Spencer Sotelo from Periphery)  /  Jason Richardson ※祝来日!

M04: Fire Escape  /  Andrew McMahon ※今夜の主役!

<コーナー: RockAroundTheWorld >

M05: Third Of May / Odaigahara  /  Fleet Foxes

M06: Lost Love  /  Jeff Tweedy

M07: Stressed Out  /  Twenty One Pilots ※すさまじい再生回数!

M08: Must Be Nice  /  Nickelback

M09: Lift  /  Radiohead ※OK Computerから未発表曲ですが、とてもいい曲

M10: Homemade Dynamite  /  Lorde ※もう二十歳!

M11: Perfect Mistake  /  311

M12: Believer  /  Imagine Dragons

<コーナー: RockAroundTheWorld>終わり

M13: Olympia  /  Sundara Karma ※期待の新人。サマソニ出演!

M14: I Dare You  /  The XX ※近日Tシャツプレゼント企画あり!

<コーナー: RockSteadyGo>

M15: Brooklyn, You’re Killing Me  /  Andrew McMahon

M16: In My Room (Demo)  /  The Beach Boys ※アンドリューの選曲1

M17: The Longest Time  /  Billy Joel ※アンドリューの選曲2

M18: Buddy Holly  /  Weezer ※アンドリューの選曲3

M19: Feel It Still  /  Portugal. The Man ※アンドリューの選曲4

M20: Don’t Speak For Me (True)  /  Andrew McMahon ※アンドリューの選曲5

<コーナー: RockSteadyGo >終わり

M21: A Passage In Time  /  Authority Zero

M22: Broadcasting To The Nations  /  Authority Zero

M23: The Realest  /  Issues ※8月3日名古屋公演!

M24: Misery (Mono)  /  The Beatles

<Ending>

<コーナー:メタルの光>

M25: Riddles Of Humanity  /  SikTh ※来週Tシャツプレゼント企画やります!

M26: Look Alive Sunshine  /  First Signs Of Frost ※8月リリースのEPから!

おしまい!

 


今月のリアルロックス・セレクションは、現代のピアノマン。
元サムシング・コーポレート、元ジャックス・マネキンのフロントマン。現在はソロ活動中のアンドリュー。
ニューヨークで制作、レコーディングを行っています。白血病だと診断された場所が、生きる喜びを祝う場所に変わるきっかけになった作品。


アンドリューの新たな代表曲”Fire Escape”収録!



PanasonicのCMにも使用されています。素晴らしい!


アンドリュー大好き!
7月15日の番組ではアンドリューがナビゲーターに就任!要聴取!

 

【幻】モーニン・ブルーズ 2017/07/15

mb170715

 

前TM : ヲーキン・ブルーズ(夜に近いアサー仕様)P.B.B.B.

 

N  おはようございます。アサー、ワツシイサヲです。もうじき夏至から1ヶ月です。

午前3時は真っ暗、これからもっと暗くなる、それはないですね。今週秋の

風が吹いたのに気付いた人はいるかな。真夏はもう秋なんです。今朝はさて

そんな風がとても似合う1曲で始めましょう。

これまでのソウル・ミュージックのスタイル、歌唱はすっかり北米以外の白人が担うよ

うになった、これは昨今わたしがしきりに強調する現象です。そしてまたこ

こに同系統の人間が登場しました。こんどはオーストレイリアからです。

その名はマイク・チャムピオン。まずはお聞き下さい。南半球のソウル・ミュージックです。

 

M01.エクスペリエンス(4’46”)マイク・チャンピオン   ロック・ウィズ・ユー

-unknown-   Pヴァイン  PCD-24647

 

N  マイクー・ジャクスンの「ロック・ウィズ・ユー」の影響が非常に強く感じられますね、意

識してやってんのかな。マイク・チャムピオンで「イクスピアーリアンス」でした。とても滑ら

かな唄声は、確かに洗練された70年代以降のソウル・ミュ—ジックの流れを受け継ぐ

物でしょう。ヨ—ロッパでの同傾向の現象は度々紹介して来ましたが、南半球で

もこういう状況なんですね。洗練を求めた緻密な編曲と高度な演奏力で構成

されたこの時代のソウル・ミュ—ジックが様々な国でポップ音楽のお手本になるのは理

解出来ます。ただかつては完全にアメリカの職業音楽人の領域でした。それがこ

のような世界各国の自立系音楽家達によって実演されるようになって来てい

るのも、驚きと言えば驚き。

この国でだって80年代のカヨー曲は多かれ少なかれ、ソウルかそれをなぞった欧

米のポピュラ—音楽の真似をしていたのですからね。ただ言語の問題は遺憾とも

し難く、ここからの綻びが「あ、歌謡曲だ」になってしまっていたようです。

それとは別に「洋物に似ていれば偉い」というこの国独自の判断基準がウラ

の評価としてありましたが、その辺はわたしの生涯追究課題でもあり、加え

て非常に複雑ですので、また場を改めます。マイク・チャムピオンで「イクスピアーリアンス」

でした。アルバムも聞いてみますから、またお楽しみに。

さて次は先週「グリーン・リヴァ」を聞いてもらったシャーマン・ホームズです。このアル

バム、『ザ・リッチモンド・セッション』の出来がなかなか良くて、既に何度か繰り返し

て聞いています。わたしはホームズ・ブラザーズ時代も多少は聞いていましたが、

はっきり言って心に残るような良い曲が少なかったですね。その点、今回は

既存の本人お気に入りの楽曲が揃えてありますから、手応え充分。渋い味わ

いの演奏で、心地良い世界を創ってくれています。

今朝はヴィンス・ギルの作品です。

「ライザ・ジェイン」。

 

M02.Liza Jane(5’40”)Sherman Holems Project

-R.Nielsen, V.Gill- BSMF 2562

 

M03.Hound Dog(3’50”)ダニ・ワイルド       

-J.Leiber, M.Stoller-  BSMF 2560

 

N  シャ—マン・ホ—ムズの「ライザ・ジェイン」でした。続けては湯煙夏原「ハウンドグ」、

ダニ・ワイルドというイギリスの女性歌手の最新盤からです。甘えん坊な声はノーラ・

ジョンーズ的にも聞こえますが、未熟若輩省みず、こんな大曲に挑戦するいい度

胸を持っています。

アクースティク、イレクトリックと分けて収録された今回のアルバム、今の「狂犬」はイレクトリッ

ク領域でした。ピアノ・ソロが秀逸でしたね。ハ—モニカはダニの弟のウィル・ワイルドです。

次はアクースティク仕様で、ブルーズの大姉御メムフィス・ミニーの名曲「バムブル・ビ−」。

 

M04.Bumble Bee(3’36”)ダニ・ワイルド          

-M.Minnie –  BSMF 2560

 

N  勿体着けた終り方に何か含むところあるのでは、と勘ぐらざるを得ない「バ

ムブル・ビ−」、ダニ・ワイルドでした。甘えたような声とは裏腹にかなり意志の強

さも感じられる唄い方です。力入ってますね。声や唄い方には北米の女性カント

リー歌手に近いものも感じられます。

ここまでの2曲でお分かりの通り、このアルバムは自然な雰囲気のライヴ・セッショ

ン録られています。楽器の素朴な音色だけでなく、演奏者がつい発した掛け声

などが聞こえて来るところが嬉しいですね。あ、そうそう、彼女はギタリストで

もありまして、大半は自分で弾いています。趣味悪くないですね。

次は迫力充分のイレクトリック・ブルーズ曲。ここでの唄声はなかなか他で得難い味

わいです。

「ドント・クウィット・ミー、ベイビー」。

 

M05.Don’t Quit Me Baby(3’43”)ダニ・ワイルド 

-unnkown-  BSMF 2560

 

M06.SNK Shuffle(4’07”)ブラッデスト・サキソソフォン feat. ビッグ・ジェイ・マクニーリー  

-Shuji-  スペースエイジ SPACE-006

 

N  ダニ・ワイルドの「ドント・クウィット・ミー、ベイビー」ブルーズに続けたのは、ブラッディスト・

サキソフォーンとビッグ・ジェイ・マクリーニーの合作アルバム『ブロウ・ブロウ、オールナイト・ロング』か

ら「SNKシャフォー」。メムバ—のギタ—担当シュージの作品ですが、どこかで聞いたよ

うなメロディが耳について離れません。1950年代のエレヴェイター・インストゥルメンタルR&B

的な音色処理も成功しています。

2年前の2015年の11月に山中湖のギャラクシ—・ステューディオで録音。使用機材が

細かく記載されています。多分マルチトラックを使った多重過程ではなく、みんな揃

って一緒に通して演奏したようです。ブラッディスト・サキソフォ−ンは抜群のアンサムブル力

ですから特別な事ではないでしょうが、よくやりました。

言葉のやりとりが上手く出来なくとも、そこは音楽の力、お互いの応答で

順調に進んで行きます。次はビッグ・ジェイがこの吹き込みのために新しく書い

て来た曲だそうです。

「アイ・ヲント・ビ・ウィズ・ユー」。

 

M07.I Want Be With You(3’58”)ブラッデスト・サキソソフォン feat.ビッグ・ジェイ・マクニーリー 

-J. McNeely-  スペースエイジ SPACE-006

 

M08.I Came From Jamaica(5’16”)

ブラッデスト・サキソソフォン feat.ビッグ・ジェイ・マクニーリー

-C.Powell-  スペースエイジ SPACE-006

 

N  詩的情緒溢れる「アイ・ヲント・ビ・ウィズ・ユー」、そしてカリプソ風味で「俺はジャ

メカから来たさ」、ブラッディスト・サキソソフォンとビッグ・ジェイ・マクニーリーでした。ビッグ・

ジェイは1927年の生まれですから、カリプソが世界的に流行った50年代は現役真

っ只中。これはクリフォード・ブラウンも吹き込んでいるナムバです。スウィンギン・バッパー

ズが採り上げそうですね。既にリパトゥワに入っているかも。

このように選曲が幅広く全体のサウンド傾向は同一ですが、なかなかに楽しま

せてくれるアルバムです、『ブロウ・ブロウ、オールナイト・ロング』。

そして「まさかこれは」と思っていたこの歌の仕上がりが良かった。じっ

くり聴いて下さい。

「落ち込んでる時にゃ、誰も見向きもしてくれないよ」、これが世の常。

 

M09.Nobody Knows You When You’re Down And Out(6’20”)   

ブラッデスト・サキソソフォン feat. ビッグ・ジェイ・マクニーリー

-J.Cox-  スペースエイジ SPACE-006

 

M10.旅立て俊徳丸(4’53”)初音家賢次  

-trd. Arr.by K.Hatsuneya, I.Washizu- 歌舞音曲 KB-1001

 

N  「ノーバディ・ノウズ・ユー、ウェン・ユー・ダウン・アンド・アウト」ブラッディスト・サキソソフォンと

ビッグ・ジェイ・マクニーリー、リラックスしきったビッグ・ジェイのヴォーカルは、自身の90年

の人生を語っているようでした。これは「いいね」だね。ブラッディスト・サキソソフォ

ンの方向性については、多少意見もあるのですが、今回の作品は合格です。よ

くやった、シンタロー。

それに続けましては故初音家賢次の「旅立て俊徳丸」でした。独特のパンク

な感覚が漂います。やはりこの人は名人ですね。現録音は無伴奏で延々と二

十分以上を詠んでいます。そのタイム感の正確さ、そこから繰り出されるビ—ト、

これが恐ろしい。初めて聞いた時には、本当に舌を巻きました。長年劣悪な

音響環境の「ヤグラ」で鍛えられたからでしょうか。研ぎ澄まされたような音

感が輝いています。

さてもう近づいて参りました「すみだ錦糸町河内音頭大盆踊り」、36回目

となります。

今年の対抗会派の二つ、ひと組は河内松原に本拠を構えるファミリー会。鉄砲系

の師匠、ファミリ—光博を中心とした、もうヴェテラン会派です。とは言え、息子、娘、

娘婿などの若い陣営に支えられたリズムのイキの良さは、現在の河内でも屈指の

評判です。きっと皆さんをシビレさせる事でしょう。

もうひとつの「関西音頭連盟 羊の會四十二」というのはいわゆる芸人の一

家ではなく、江州音頭の近江若三郎を代表理事とする企画集団で、各種のイヴ

ェントを独自に会派に囚われず開催、運営を行なう新機軸。このような形で音頭

会、踊りの会が開かれ始めているところに、次の時代の息吹が感じられます。

今回はこれまで錦糸町に縁のなかった音頭師、鳴り物師を擁し、新鮮な出し

物を披露してくれるでしょう。

今後も新しい情報をお伝えいたして行きますが、今朝はまず出演の決定し

ているメムバをここで紹介しておきます。

ファミリ—会

ファミリ—光博  河内音頭

ファミリ—博美  河内音頭/江州音頭

ファミリ—博夢  河内音頭/太鼓

ファミリ—博希  河内音頭/ギター

司家 貴嗣    河内音頭/三味線

月乃家 菊二   河内音頭/太鼓

ファミリ—ゆかり 三味線

瀧乃家 尚紀   ギター

ファミリ—博彦  お囃子/ベース

ファミリ—博奈  お囃子

 

関西音頭連盟 羊の會四十二

生駒一久   河内音頭

生駒尚子     河内音頭

大道とおる   河内音頭

永田充康      河内音頭

河洲虎丸      河内音頭

久乃家夢太   河内音頭

八常大介      河内音頭

近江若三郎   江州音頭

八常鶴若   太鼓

生駒竜也    ギター

ひふみ家三郎 ギター

京極由加    三味線

櫻 奈美路   三味線

近江秀丸    囃子

 

以上です。近年になく初登場の名前が多いので、大いに楽しみですね。

2017年8月30日(水曜日)

8月31日(木曜日)

両日とも午後5時開場 午後5時30分開演

竪川親水公園内特設会場(首都高速道路7号線高架下)

JR総武線錦糸町駅 東京メトロ半蔵門線錦糸町駅 から徒歩5分

都営地下鉄新宿線/東京メトロ半蔵門線 住吉駅から徒歩10分

問い合わせ先:03-3631-8506 関根楽器 午前10時から午後6時まで

詳細掲載ウェブサイト:盆踊り広場イヤコラセ東京

http://www.iyakorase.com/

本番前に踊りの練習会もございます。思い出しておきたい方、おさらいを

したい方、どうぞご参加下さい。この後は以下3回予定されております。わ

たしも裏方を手伝っております。

7月19日(水曜日)午後6時から8時まで  江東橋三丁目会館

8月11日(金曜日)午後1時から4時まで  本所地域プラザ4階

8月21日(月曜日)午後6時から8時まで  江東橋三丁目会館

 

では情報整理の背景音楽に河内音頭「旅立て俊徳丸」の冷や醒ましダブを

お届けいたします。夜明けですが大きな音でどうぞ。

 

M11.旅立て俊徳丸 冷や醒まし惰撫(3’46”)速水直樹  

-trd. Arr.by K.Hatsuneya, I.Washizu, N.Hayami- 歌舞音曲 KB-1001

 

M12.Bitch Dub(4’35)Linto Kwesi Johnson / Dennis Bovell

-L.K.Johnson, D.Bovell-   Mango  182-539 650-2

 

M13.Release The Doctor(3’53”)African Head Charge  

-B.Anderson, A.Maxwell,B.Alexander-    Beat Records BRC-290

 

M14.Eastan Standard Time(4’43”)Courtney Pine

-D.Doramond,J.Mittoo,I.Brivett,I.Knibbs,R.AlphonsoI.Sterling,J.Moore,

T.McCook,J.Haymes-   4th & Broadway 162-444 054-2

 

N  「旅立て俊徳丸」の冷や醒ましダブ、デニス・ボヴェルのミクスで「ビッチ・ダブ」、

そしてオン・ユー・サウンドからアフリカン・ヘッド・チャーヂの「リリース・ザ・ダクタ」とダブ処

理的音響を続けました。蒸し暑くて眠れない明け方に、こういうク—ルな音は効

きます。

そしてコートニー・パインの傑作アルバム『アイズ・オヴ・クリエイション』からスカタライツのオリヂナ

ル楽曲「東海岸標準時刻」でした。ほとんどオリヂナルに忠実に仕上げられたこの

ヴァ—ジョンはコートニーの故国に対する愛情が溢れるようです。演奏と録音は新しい、

と言っても1992年の発表なんですね。もう23年も前なんだ。これは驚き。

わたしはこの間に何をしていたのでしょうか。明石の日本標準時刻では、只

今2017年7月15日午前4時03分過ぎです。

ではそれぐらい「古い」ですけれども、わたしがひと夏に必ず1回は聞く

レゲエの定番を、ご一緒に楽しんで参りましょう。

アズワド、1990年大ヒット、イーグルズのカヴァです。「ザ・ベスト・オヴ・マイ・ラヴ」。

そしてこちらはマイク−・ジャクスンがオリヂナルでした。

「グッシン・ゴーイン」、シュガー・マイノットです。

 

M15.The Best Of My Love(3’59”)Aswad  

-D.Henley, G.FreyJ.D.Souther-  Island MLPS 1054

 

M16.Good Thing Goin’(4’55”)Sugar Minot 

-Corporation-  PヴァインAC-8001

 

M17.I’ll See You Again(4’43”)Fania All Stars 

-N.Crowford-   RVC FAN-5020

 

後TM:ボーン・イン・シカゴ(アサー仕様)P.B.B.B.  

 

N    アズワドで「ザ・ベスト・オヴ・マイ・ラヴ」、そしてシュガー・マイノット、「グッシン・

ゴーイン」、でした。最後はファニア・オールスターズの「アイル・シー・ユー・アゲイン」1976年。

ジーン・ペイヂが、大ヒットした「愛のテーマ」を多分に意識して制作したイージ−・リスニ

ング楽曲です。収録アルバム『デリケイト・アンド・ジャムピー』にはスティーヴ・ウインウドが参

加しているようなのですが、何処で何をしているのか、未だに不明。発表当

時はナムパ路線をかなり手厳しく批判されたようですが、わたしは「何処が悪

い」と半ば居直って愛聴しておりました。遠い昔の物語です。

おーたかさん、マロンさん、地方からの力強いお便り、ありがとうございます。

「全体は細部の集合体だ」これは物理の大原則。音楽がまずそうです。国家

も地方の集合体であるのは自明の理。こういう事が分っていれば大切に出来

ない筈がないのですがねえ。税金のクニ→トドーフケン→シ→クという上から下への流

れがある限りは、地方差別は続くでしょう。せめてこれだけでも逆にしなき

ゃね。そう、「中央はあてにならない」。名言です。同感ですね。中央の後に

「の政府」、「の役人」と入れてもいいでしょう。

隔月刊誌「ブルーズ・アンド・ソウル・レコーズ」第136号ではチャック・ベリーの追悼特

集が行なわれています。それに関連して小出斉が「勝手にライナ—ノーツ」で、1981

年のチャック・ベリー初来日時に録音された『トウキョウ・セッション』について書いていま

す。ここに突然わたしの名前が出て来ます。それがなんと間違いなのです。

多分ね、ミュージック・マガジン掲載の河村要助さんの来日リポートではないか、と

思うんですけど、当初は記載の通り「はて、どこでリハ—サル見たっけ」と脳味噌

を揺すりましたが、見てませんね。あの日は他の仕事で会場に入るのが遅れ

て、前座ハウンド・ドッグの演奏中に会場に着いて、舞台下手袖から観始めまし

たから。そこであの劇的な出会いがあったのですよ。

一応出典とされている三枚組を確認してね、小出斉に電話したら留守だっ

たので、「俺じゃないよ」と吹き込んでおいたら、すぐに電話が折り返され

て来て、「えーっ、違ったっけ」と慌ててました。編集部にも伝えて、「オリヂ

ナルの人に悪いから、正しい書き手を載せといてね」とお願いしてあります。

機会があったら立ち読みでもして下さい。この話は次のエリスでしようかな。

「現」時代に番組プロデュ—サ—としてわたしと修を支えてくれていた八木新之

助と久し振りに話しました。来週あたり、会うかもしれません。フジロックの中

継を手伝うとか言ってたな。

今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/7cf058890ed544748673479018a6e976087f3efb

ダウンロードパスワードは、6r258pgwです。

今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

そして全国9500万人のあなたにも。

Awesome Rock【7/14 O.A.】Playlist

Awesome Rock【7/14 O.A.】Playlist

323回目、7月14日の番組は、

メロディックパンクバンドAuthority Zeroを紹介!!

ヴォーカルがMETALLICAのジェイムズを彷彿させます。男気あふれるパンク!スカ、レゲェの要素も巧みに取り入れたサウンドはクセになります。

——————————————————————————

M01: Party On Apocalypse  /  New Found Glory

M02: The Realest  /  Issues

<コーナー: AwesomeRecommendation>

M03: All I Want  /  The Offspring

M04: Intro: “Papa”  /  Authority Zero

M05: A Passage In Time  /  Authority Zero

M06: First One In The Pit  /  Authority Zero

M07: Broadcasting To The Nations  /  Authority Zero

M08: Summer Sickness  /  Authority Zero

M09: Bayside  /  Authority Zero

<コーナー: AwesomeRecommendation>終わり

おしまい♪

中央エフエム Awesome Rock
澤田修の完全監修番組。選曲、編集、トーク、全て担当!
毎週金曜日21時~21時半。再放送:毎週土曜日23時~23時半


Authority Zero、最新作!


名盤!

Real Rocks 【7/08 O.A.】Playlist

Real Rocks【7/08 O.A.】Playlist

7月08日の番組は、

いよいよ今月開催!Fuji Rock Festivalを紹介

毎年、この時期になるとそわそわします!

そう!フジロックの季節なのです!ということで、出演アーティストの楽曲をがっつりとお届けしました!

——————————————————–

M01: Always Where I Need to Be  /  The Kooks

M02: Is It Me  /  The Kooks

M03: Fire Escape  /  Andrew McMahon

<コーナー: RockAroundTheWorld >

M04: Ascension (feat. Vince Staples)  /  Gorillaz

M05: Turnin’ My Back  /  The Strypes

M06: Tuttifrutti  /  Phoenix

M07: Open Your Eyes  /  Mr. Big

M08: Taipei Person / Allah Tea  /  Stone Sour

M09: Paranoid Android  /  Radiohead

<コーナー: RockAroundTheWorld>終わり

M10: Drops Of Jupiter  /  Train

<コーナー: RockSteadyGo>

M11: Give It Away (Live)  /  Red Hot Chili Peppers

M12: Hyperballad (Live)  /  Bjork

M13: Are You Gonna Be My Girl  /  JET

M14: Black Magic (radio edit)  /  The Amazons

M15: Open (Live)  /  Rhye

M16: On Hold  /  The XX

M17: King And Cross  /  Asgeir

M18: Stardust  /  Asgeir

M19: The Leaves Were Falling  /  The Avalanches

M20: Because I’m Me  /  The Avalanches

M21: Daft Punk is playing at my house  /  LCD Soundsystem

M22: 7 Years (Live)  /  Lukas Graham

M23: Kathleen (Live)  /  Catfish And The Bottlemen

M24: Feel Good Hit Of The Summer  /  Queens Of The Stone Age

M25: My God Is The Sun  /  Queens Of The Stone Age

M26: Tension Head  /  Queens Of The Stone Age

<コーナー: RockSteadyGo >終わり

おしまい!

 


今月のリアルロックス・セレクションは、現代のピアノマン。
元サムシング・コーポレート、元ジャックス・マネキンのフロントマン。現在はソロ活動中のアンドリュー。
ニューヨークで制作、レコーディングを行っています。白血病だと診断された場所が、生きる喜びを祝う場所に変わるきっかけになった作品。


アンドリューの新たな代表曲”Fire Escape”収録!



PanasonicのCMにも使用されています。素晴らしい!


アンドリュー大好き!
7月15日の番組ではアンドリューがナビゲーターに就任!要聴取!

 

【幻】モーニン・ブルーズ 2017/07/08

mb170708

 

前TM : ヲーキン・ブルーズ(夜に近いアサー仕様)P.B.B.B.

 

N  おはようございます。アサー、ワツシイサヲです。

先週参列した法事で、坊さんが言いました。「娑婆はそもそも不安定な場所

である。ゆえにそれが理由でウヲーサヲーする必要はない。その中で落ち着く事だ」

御意。

さてまずは真摯に反省し訂正いたします。先週「サムウェア」の際に紹介した

「ウエストサイド物語」は、イタリア移民のお話ではございませんでした。お詫びして訂

正させて頂きます。どこからの移民かと言いますと・・・。

 

M01.Amecica(4’35”)Original Broadway Cast

-S.Sondheim, L.Bernstein- Columbia CK 32603

 

N  冒頭から言葉が「プエリトルコ」でしたね。「ウエストサイド物語」から「アメリカ」です。

コーセージョオ−ち冷えさんのご指摘通り、このお話はイタリア移民ではなく、プエリトルコ

移民たちのシャーク団とポ—ランド移民のジェット団のお話でした。舞台となるマンハタンの

最南端から、リルリラリー、マフィア、シシリー、イタリアと繋がっていましたです。大変失礼

いたしました。まさか放送劇の演技経験があるとはね。マリア役かあ。ヒロインじゃ

ないの。あれは不良少年団の抗争物語でしょ。結末もハピエンドじゃないと思っ

たけど、中学校健全教育のどういう部分に食い込めたのでしょうか。興味あ

ります。

実はこのミュ—ジカルもわたしは観ていません。映画でも知らない。「ア・ハード・

デイズ・ナイト」の時に流れた予告編を観ただけです。当時もう何回かロ—ドショウに

掛かっていた有名な作品として知られていまして、ドサ回し公開の予告だった

んじゃないかな。この映画館自体が三番館だったしね。間接的に聞いた話の

筋は概ね分っていますが、どこかで記憶がすれ違って、今回言われるまで何

の疑いもなくイタリアだと思い込んでいました。マンハタンの南の方は黒人かイタリア人し

かいない、という誤った潜在意識です。そうだ、スパニッシュだって大勢いる。今

の「アメリカ」もプエリトルコらしく、クラーベのリズムで始まっていました。

ではアメリカはヌー・ヨーク、マンハタンの下町、移民たちの間で舞台に繰り拡げられる

青春の情熱と苦悩、「ウエストサイド物語」から次は「トゥナイト」。

 

M02.Tonight(3’53”)Original Broadway Cast

-S.Sondheim, L.Bernstein- Columbia CK 32603

 

N  「トゥナイト」、名曲です。このミュ—ジカルはレナード・バ—ンスタインが音楽を担当していま

して、各曲がガーシュウィン並に素晴らしい出来です。格安中古盤で手に入れたこ

のオリジナル・ブロードウェイ・キャスト盤の仕上がりが、筆舌に尽くし難い程に優れてい

ます。きっと演奏者、役者たちを一同に集めて、本番と同じように弾き唄っ

たたのでしょう。記載はありませんが、バーンスタインが実際に棒を振っていると

思われます。音がね、また良くて。もちろん生楽器生演奏です。

今聞いているオリジナル・ブロードウェイ・キャスト盤は1957年の録音のようです。59

年前の録音ですから、今のような過剰な電気効果もなく、とても奥の深いダイ

ナミクスで全編が奏でられます。ステレオ感も充分。モノーラルもあったようですね。静か

な夜に正しく調整されたオーディオ装置で聴くと、その良さが体感出来るでしょ

う。

ロック以降の人間はミュージカルやその映画をケーベツする傾向にありまして、わたし

もそのひとりでしたが、仕事に入った頃に改めて聴く機会があって、優れて

いるモノは美しいという当たり前のジョ—シキを、遅ればせながら悟りました。

先ほどお話しした予告編で聞いた音楽では「アメリカ」、「トゥナイト」、そしてもう1

曲を憶えています。

「クール」。

 

M03.Cool(4’01”)Original Broadway Cast

-S.Sondheim, L.Bernstein- Columbia CK 32603

 

M04.ヌ・トゥ・セ・ヨン(4’46”)ボカンテ

-M.Tirolein, M.League,M.Tiroliein, –  Pヴァイン PCD-25227

 

N  1962年から2017年にひとっ飛び。女性歌手マリカ・ティロリエンのヴォーカルをフィーチュア

したボカンテという新世代グループです。テキサスで活動していたスナーキー・パピ−という

音楽家集団を中心に固定メムバではないような形で存在するようです。今回の

アルバム『ストレインヂ・サークー』には小川慶太という打楽器奏者も参加していました。

これは何語でしょうね。詞を作ったマリカ・ティロリエンはグアドループというプエルトルコ

からも遠くないカリブの島の出身で、現在はカナダのモントリオールで活動しています。

アルバムは、音声デイタの国境を越えたやり取りを重ねた、つまりかなり複雑な過

程を経て作られたようですが、考えてみれば今ではそんな事フツーでした。

もう1曲聞いて下さい。ボカンテの最新作『ストレインヂ・サークー』から、

「ズイ・ウーヴェ・ズィ・フェーメ」。

 

M05.Zye Ouve, Zye Feme(4’12”)ボカンテ

-M.League,M.Tiroliein, –  Pヴァイン PCD-25227

 

M06.What Are You Wearing ? (3’37”)ボトル・トゥリー  

-A.M.Prison, B.Lamar Gay –  Pヴァイン PCD-24642

 

N  かなり現代的な響きの多国籍民族音楽集団ボカンテの「ズイ・ウーヴェ・ズィ・フェー

メ」に続いては、こちらも実態の分り難いトリオ、ボトル・トゥリーの新作から「ワター・

ユ—・ウェアリング」という1曲です。コルネット奏者、ドラマー、唄い手の三人に機械の重

装備で作られた音楽、とでも言ったらいいのかな。アヴァンギャルド・ジャズ・トリオ

と形容されていますけれど、ウーン、今はこれがジャズかあ。メムバ全員がかなり

のインテリでして、中心になっているコルネット奏者のA.M.フリンは博物館の学術研究員

でもありました。昨今ではかつての大雑把で無神経なバンド野郎ではなく、こ

ういう経歴の知的で繊細な神経を持った人たちが 音楽に参加して来る傾向

は珍しくないので、驚くには値しませんが、こういう人たちの作る音楽は、

今ひとつ実像が摑みにくい特徴があります。

このボトル・トゥリーのアルバムを通して聴くと、高度に計算された破綻のない響き

には脱帽ですが、どういう顔してんのかな、どんなカッコで演奏してるのかな、

という部分は重箱の中で、想像出来ません。割と昔の音色のギターが幅を効か

せている点は意外でもありました。オリヂナルはカセット・テイプと配信で公開された

そうです。

ではドラムス、パカッションだけの、リズムコラージュです。これも顔、表情を隠した演

奏と言えるでしょう。見えそうで見えないですね、演奏者の姿が。

「エンドレス・エンド」。

 

M07.Endless End(3’41”)ボトル・トゥリー  

-B.Lamar Gay-  Pヴァイン PCD-24642

 

M08.Green River(2’54”)シャ—マン・ホームズ・プロジェクト

-J.Fogerty-  BSMF 2562

 

N  また昔に逆戻り、ではありません。最新盤から「グリーン・リヴァ」、シャ—マン・ホー

ムズ・プロジェクトというセッションでの録音です。かつてホ—ムズ・ブラザーズというゴスペ

ルの兄弟グループがありまして、活動歴50年と言いますから超ヴェテラン・グループ

として君臨していました。特別なヒット曲もなく、かなり地味な存在でしたから、

この国ではほとんど知られていなかった筈です。アメリカ本国でもおそらくはキリス

ト教関係の世界でしか活動していなかったでしょう。基本的に3人組でしたが、

二人が2015年に他界。残ったベイス奏者シャ—マンが、じっくりと腰を据えて始め

たのがこのプロジェクトです。今回のアルバムは今の「グリーン・リヴァ」の他にも、ザ・

バンドやアルバート・キングの持ち歌をカヴァしていて、まあすべて今のシャ—マン・ホームズ

流ゴスペルとなるのでしょう。ブルーズ、R&B、カントリー、これらは皆ゴスペル的解

釈が成立しますからね。こういうところが羨ましいんだな、汎北米音楽は。

今の「グリーン・リヴァ」、ドブロ・ギタ—のソロが秀逸でした。ロブ・アイクスという人の

ようです。

さて、カヴァ曲をもうひとつお届けしましょう。先週聞いて頂いたルシー・フォスタ

−の最新作からです。このアルバムとても気に入りました。理解ある演奏陣、制

作者とルシー本人が作ったフツ—の何気ない1枚でしょうが、落ち着いた雰囲気の

中に深い包容力が感じられます。

今朝はスティーヴィ・ワンダーのオリヂナル、というよりわたしはフォー・トップスだな、

「ラヴィグュー・イズ・スウィター・ザン・エヴァ」。

 

M09.Loving You Is Sweeter Than Ever(4’15”)ルシー・フォスター

-R.Foster- BSMF 2563

 

M10.愛なき世界で(2’50”)オーティス・クレイ

-E.Williams-  ビクター VDP-1111

 

N  はい、ルシー・フォスターの「ラヴィグュー・イズ・スウィター・ザン・エヴァ」に続いてお届け

したのは1972年型オーティス・クレイの「愛なき世界で」でした。詞曲、唄、演奏と

南部R&Bのひとつのお手本ですね。それぞれの音色が見事な南部色。そしそ

れらが響きあって醸し出す雰囲気が、更に濃い南部色。今のは録音商品がLP

からCDに移行し始めた頃、1986年発売の盤で、決していい音で仕上げられ

ているとは言い難いのですが、それでも迫力は確かに伝わって来ます。スタックス

と同じくこの頃のハイ・レコードからは魔法が漂っていました。

オーティス・クレイをもう1曲。1977年発表の『アイ・キャント・テイク・イト』から、これ

もいいですね、「ホーム・イズ・ウェア・ザ・ハート・イズ」。

 

M11.ホーム・イズ・ホエア・ザ・ハート・イズ(2’51”)オーティス・クレイ

-B.Crutcher-  ビクター VDP-1111

 

N  オーティスの唄には、とても深い真心がこもっています。そんな歌への姿勢が如

実に現れていた「ホーム・イズ・ウェア・ザ・ハート・イズ」でした。同名の楽曲はキング・

ソロモン・バークにもありますね。「家庭とは暖かな心の住む処」、ゴスペルの大き

なテ—マのひとつでしょう。これがね、ギル・スコットーヘロンの手に掛かると「ホーム・イズ・

ウェア・ザ・ヘイト・イズ」となります。「家庭とは憎しみを生み出す処」・・・、

これもよーく分ります。近親感の憎悪はまた特別。流石ギル・スコットーヘロンさま。

さて先週お届けした映画「約束の地、メムフィス〜テイク・ミー・トゥ・ザ・リヴァ」の

サウンドトラックは如何でしたでしょうか。マロンさんからこんなお便りを戴きました。

 

「愛なき世界で」 オーティス・クレイ featuring リル・ピーナッツ は、先週、宮治さん

の名盤アワーでもかかって、いい演奏だなと思って聞いていました。映画「約

束の地」は大都市だけでなく、地方都市でもやってほしいです。

 

ありがとうございます。「宮治さん」というのは淳一ですね。あの番組は、

こんなのも採り上げるのか。別に文句ではありません。結構なことですよ。

「地方都市でも」という行りに、グッと来ますね。そうです、今では音楽関

係の情報が大都市の一部に集中し過ぎていて、それ以外の場所に居る人間に

は「ネットがあるじゃん」で済まされています。たぶんこの傾向は今後もっと進

行するんじゃないかなあ。と言いますか、この国から地方はなくなる、少な

くとも地方から芸術、芸能、娯楽、つまり文化的無駄は消滅するように思わ

れます。

それを強固に押し進めているのが現政権です。地方創世大臣なんて職があ

りますが、利権取り引きのための大臣ポストでしかないですね。現職山本幸三

は「お友達に便宜供用」以外、ナーンもしてない。

例えばね、今回の大雨土砂災害で酷い目にあった九州の中央部は、もう元

に戻れないような気がします。これを機会に国は見せかけの支援をして放置。

高齢者の多い過疎集落が滅びて行くのを待つのです。その方が国にとっては

都合がいい。福島が、今そうでしょう。麻生太郎も「数多くの安否の不明者

がいる。事態は極めて深刻な状況にある」なんて心にもない事をよく言うよ。

こういう時にこそ「ミゾーユーの被害だ」と言って欲しいね。一方、人々と対面

する自治体は大変です。

もはや大都市圏以外は、業種を問わず、単なる物資と動力の生産場所でし

かなく、そこの人間と文化についてなんて全く考えてないですから、この国

の政府、官僚は。

やはり映画は密閉された空間で、大きな画面で見たいし、いい音で聞きた

い。ところが回って来ない。DVDを家のテレビ画面で観てもねえ。わたしは市

川雷蔵の「沓掛時次郎」を家人の居ない時に観て毎回泣いています。これも

一度大きなスクリーンで観ているから蘇る感動なのです。

マロンさんがどういうところにお住まいか分りませんが、わたしも田舎育ちで

すから、あなたの悔しさはとてもよく分ります。しかし現状ではこの種の作

品で映画館が潤うほど地方の人たちを集める事は不可能です。結局は諦める

事になるのでしょうか。

でもね、マロンさん、求め続ける事をやめてはいけませんよ。自分の興味ある

対象から離れてもダメだ。きっと他にも同じような事を願ったり祈ったりして

いる人がどこかに居ます。「ウエストサイド物語」の「サムウェア」ですよ。もしそうい

った人たちに出逢えなかったとしても、少なくとも自分自身は成長出来るで

しょう。

DVDを持ち寄って、仲間で週末に集中上映したらどうだろう、こんな案が

思い浮かびました。映画の上映は音楽の実演に較べれば、遥かに手間がかか

りません。DVDを大きな画面とちゃんとした音響で楽しむ、これならすぐ

にでも出来る筈です。何か手掛かりを当たってみたら如何でしょうか。

さて今朝もこの盤『約束の地、メムフィス〜テイク・ミー・トゥ・ザ・リヴァ』から少し

聞いて行きましょう。

まずはこの決定的な一曲です。

 

M12.ノック・オン・ウッド(3’36”)ウイリアム・ベル with スタックス・ミュージック・アカデミー  

-E.Floyd, S.Cropper- Curioscope CSAZ-0001

 

N  なかなか個性的なアレンヂの「ノック・オン・ウッド」でした。ただし、あの黄金のリ

フが出て来ちゃうとね、どうやってもこの曲になってしまいます。当たり前で

すが。

唄っていたのはウイリアム・ベル。ソングライタ—としてスタックスで仕事をしていました。

オーティス・レディングがデビュ−LPで採り上げた「恋を大切に」が有名ですが、ビリー・

ヴェラの「プライヴェイト・ナムバ」も彼の作品です。自ら唄い出したのはその後の成

り行きのようですが、78歳になる今も現役続行中。2、3年前には日本にも来

てましたね。決して派手な人ではありませんが、この映画ではそのウイリアム・ベ

ルの存在がとても上手に描かれている、そう感じました。

スタックス・ミュージック・アカデミーというのはメムフィスの青少年郷土音楽振興団体かなん

かで、地元の誇りスタックス・レコ—ドの無限資産を引き継ぐための音楽教育機関と

して、若い人間を養成しているようです。財団化されているのかな。

このセッションに参加したのはみな十代の音楽家。ドラマーは16歳の白人でした。

実体験のない子供たちに、こんなカッコ良く演られちゃってるぞ。日本のオッサンた

ち、しっかりしろよ。ウイリアム・ベルとの組み合わせも成功しています。次も同

じ顔触れでどうぞ。今度はウイリアム・ベル本人の作品です。

「アイ・フォ−ガット・トゥ・ビー・ユア・ラヴァ−」。

 

M13.アイ・フォ−ガット・トゥ・ビー・ユア・ラヴァ−(4’02”)  

ウイリアム・ベル with スタックス・ミュージック・アカデミー  featuring スヌープ・ドッグ

-W.Bell- Curioscope CSAZ-0001

 

N  「アイ・フォ−ガット・トゥ・ビー・ユア・ラヴァ−」、ウイリアム・ベルとスタックス・ミュージック・アカデ

ミー、ラッパーのスヌープ・ドッグも参加していました。

次はやはりメンフィスの音楽を語る上で書かせない人物のブッカー・T.ジョーンズ。そ

の存在については、もはや何の説明も要らないでしょうが、この映画が撮ら

れた2012、3年に弾いても、あの1962年のMGズの音が出るのが不思議で

なりません。ここでもその音が冴え亘ります。

「サポーズ・トゥ・ビ」。

 

M14.サポーズ・トゥ・ビ−(3’58”)   

ブッカー・T.ジョーンズ with ノース・ミシシッピ・オ—ルスタ—ズ featuring アル・カポネ

-B.T.Jones, A.Bailley,L.Dickinson-  Curioscope CSAZ-0001

 

N 「サポーズ・トゥ・ビ」ブッカー・T.ジョーンズとノース・ミシシッピ・オ—ルスタ—ズ、M.C.とラップ

はアル・カポネでした。女性バック・グラウンド・ヴォ—カルは、スーザン・マーシャルです。遠く

にメイヴィス・ステイプルズの声が聞こえるような気もします。映画の中では、かつ

てアル・グリーンの後ろで唄っていたサンドラ・ローズを中心にしたローズ・シスターズとい

う女性トリオが中二階みたいな場所から懸命のコーラス・ハ—モニ—を送る姿が、感動的

に何度も観られます。彼女たちはみな白人なんですね。随分前にル・グリーンか

誰かのヴィディオで知った時は驚きました。

さて今回のこの「約束の地、メムフィス〜テイク・ミー・トゥ・ザ・リヴァ」のテ—マは、

先週も言いましたように、メムフィスという土地から世界にソウル・ミュージックを発信し

たスタックス、ハイ両レイベルの伝説を、今の世代がなぞる、と云うところでしょう。

その今の世代のなぞり方は、先ほどのスタックス・ミュージック・アカデミーのように教材

としてかつての名曲を演奏する形もありましたが、その他の殆どではヒップホッ

プ系のラップ、M.C.やミックスが用いられています。クレイやボビ−・ブランドを誘い出

す時も「ラップと一緒にどうでしょう」と言われ、本人も「おう、今様だね」

と乗って来ます。

これは白人監督/プロデュ—サ—の好みでもあるのでしょうが、現代仕様にする

のにちったぁ他のこたぁ出来ねえのか、という気持ちにもなりました。この

世の春を謳歌するラッパ—たちが一様に手持ちの携帯電話の画面で言葉を追い

ながら吹き込む態度もハナに付いたなあ。ある年寄りの意見ですけどね。

シャクですが、『約束の地、メムフィス〜テイク・ミー・トゥ・ザ・リヴァ』から紹介する最

後の曲にもラップが絡んでます。これはわたしも許せる出来です。スタックス創業の

貢献者、ルファス・ト—マスの「恋の駆け引き」、ボビ−・ラッシュとフレイザー・ボーイです。

 

M15.プッシュ・アンド・プル(4’05”)ボビ−・ラッシュ featuring フレイザー・ボーイ  

-R.Thomas- Curioscope CSAZ-0001

 

M6.The Same Love That Made Me Laugh(3’51”)ロバート・クレイ&ハイ・リズム  

-B.Withers-  ウルトラ・ヴァイヴ JV 2017J

 

N   「約束の地、メムフィス〜テイク・ミー・トゥ・ザ・リヴァ」サウンドトラックから2週間に亘っ

てお送りしました。最後に本音が出たな。

その次にお届けしたのはこれまたずっと聞いてもらっている、ロバート・クレイ

&ハイ・リズムの「ザ・セイム・ラーヴ・ザット・メイド・ミー・ラーフ」、アルバムの冒頭曲です。

このセッションもこの映画とかなり近い環境で撮られていまして、主だった演奏者

は重なります。ホヂズ兄弟のギタリスト、メイボン・ティーニーは映画撮影後亡くなったの

で、クレイの作品には参加出来ませんでしたが、リ—ロイ、チャ—ルズの二人と、オルガン

以外の鍵盤などを担当していたアーチー・アーチャーは何度も画面に出て来ました。同

じようなブ—ツ履いてたなあ。

その気になれば、こんな風にラップもヒップホップ的要素もなく、しっかり21世

紀仕様に出来るじゃないの。今R&Bにはそこからの脱出口が必要ではないで

しょうか。これもわたしの本音です。

 

M17.The Promised Land(4’30”)James Taylor  

-C.Berry-  Warner Bros. 2794-2

 

N  ジェイムズ・テイラーで「約束の地」でした。1974年のLP『ヲーキング・マン』からで

す。もちろんチャック・ベリーの作品です。デイヴィド・スピノザの編曲がちょっと気

に入らないんだけど、偉大なるJ.T.です。許しましょう。ヴォ—カルはとても良

かったね。フェイド・アウトが長過ぎる。絞っちゃうぞ。

チャック・ベリー最後のアルバムで残った2曲、控え目にリクエストをいただきました。

八王子60オーバ−さん、有り難うございます。

まず行きましょう。「シー・スティル・ラーヴズ・ユー」。

 

M18.She Still Loves You(3’01”)Chuck Berry    

-C.Berry-  Decca 00602557561241

 

N  間奏ではチャックのギター・スタイルの殆ど全てが出て来たような、「シー・スティル・ラーヴ

ズ・ユー」でした。唄とも語りともつかないチャックの音声、この形も彼の得意と

するところで、ひとつの話、いきさつを説いて行く姿勢が打ち出されていま

す。「ゴウ・ジョニー、ゴウ」のような誰にでも分る簡単な繰り返しで大向こうの

人気を摑んだチャックは、物語師だったのですよ。講談師や浪曲師と極めて類似

しています。先日NHKの朝番組で長い時間が彼の業績再確認に費やされて

いましたが、この側面には言及出来ていませんでしたね。健太に言いつけち

ゃうぞ。

さて最後のチャック・ベリーです。この曲の終り方がなんとも唐突で淋しいので

すが、何度も聴けば、必然性に満ちている事が分ります。とてもチャックらしいク

—ルさですね。兎にも角にも、チャールズ・エドワード・ベリーの録音作品はこれで終わ

ってしまいました。でもね、これから先、何時だって何だって聞けるんです。

だから生きているのと何も変わらない。これからも何度もチャック・ベリ—、聞い

て行きましょう。

では最後のアルバムから最終曲。先ほどのプロミスト・ランドと似て、人生、世の中

を大きな観点で捉えながらもマジにエラソーに語らない、いかにも彼らしい作品に

なっています。

「アイズ・オヴ・マン」、チャールズ・エドワード・ベリーは永遠です。

 

M19.Eyes Of Man(2’24”)Chuck Berry  

-C.Berry-  Decca 00602557561241

 

N  「アイズ・オヴ・マン」、チャック・ベリーでした。また聞きましょうね、チャック・ベリー。

先週のダボーオ−・セヴン集、わたしにはとても面白かった。自画自賛です。た

だし年代順に通して聞いて行くと、ここにも取り返しのつかない時の流れを

感じて、すこし感傷的にならざるを得ませんが、今朝も聞いてもらいましょ

う。「ダイアモンドは永遠に」が初めて買ったシングル盤というお話、ありがとうご

ざいます、ヴェンテンさま。

今朝は同じシャーリー・バッシーですが、こちらです。

ご存知、決定的、伝説の、永遠不滅「ゴールドフィンガー」。

 

M20.ゴールド・フィンガー(2’50”)シャーリー・バッシー              

-L.Bricusse, A.Newley, J.Barry-  東芝 TOCP-8093/4

 

M21.ジェームス・ボンドのテーマ(1’59”)ジョン・バリー・オーケストラ       

-M.Norman-  東芝 TOCP-8093/4

 

M22.007は二度死ぬ(ラジオ・スポット)(1’00”)

東芝 TOCP-8093/4

 

後TM:ボーン・イン・シカゴ(アサー仕様)P.B.B.B.

 

N  凄い歪みだらけの「ゴールドフィンガー」、マスターはこれしかないのでしょうか。こ

の名曲にしてはちょっと保存がお粗末だなあ。ひょっとして原盤自体が歪ん

でるのか。録音技術担当、出て来い。その後はジョン・バリ—・オ—ケストラ名義で「ジ

ェームス・ボンドのテーマ」、そして最後に「007は二度死ぬ」のラジオ・スポットでした。

やっぱりダボーオ−・セヴンは映画館で観たいね。

「幻」きっての町の事情通氏が「アンゼリカ閉店なのか〜」と嘆いています。

同じ名前のパン屋さんが下北沢にありまして、池波正太郎も贔屓にしていたそ

うです。大勢のパン屋さんになりたい若い子たちが熱心に働いていて、いつも

お客さんが入っていて、経営状態も悪くなかった筈なんですが、どうしてだ

ろう、今月一杯で閉店です。50年続いたといいますから、大したもんだな。

近くの、開店以来わたしがよく訪れていた和食屋も突然店を閉めてしまった。

これも淋しい。

先週の左チャンネル音飛びは、プラグ不良が原因でした。今週はダイジャブの筈。

使っているのは全くの民生機ですから、いつ壊れるか分りません。新時代へ

の対応は、わたしも迫られております。

都議選の結果は如何でしたでしょうか。過ぎてしまったからと云って、終

ったわけではありません。始まりです。ここから目を離さないように、ね。

今回の当選者ひとりひとりをしっかり視て行きましょう。

特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/0e2cc1ead2fb095e82401e3116ba3af83c1a7f9d

  ダウンロードパスワードは、25t1ky9z

さあ、今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

そして全国の「地方」で楽しんでくれている9500万人のあなたにも。

Awesome Rock【7/07 O.A.】Playlist

Awesome Rock【7/07 O.A.】Playlist

322回目、7月07日の番組は、

 

polyphiaの来日公演特集!!

ゲストなどを含めてテクニカルなプレイ三昧になりそうなポリフィアの来日公演を紹介しました。新しいEPも来週リリースとなります。

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M01: The Realest  /  Issues ※8月に来日!東京は2公演!

M02: Sleepy Tea  /  CHON

<コーナー: AwesomeRecommendation>

M03: Retrograde (feat. Spencer Sotelo from Periphery)  /  Jason Richardson ※来日!

M04: Champagne Feat. Nick Johnston  /  Polyphia ※来日!

M05: Bittersweet  /  Polyphia ※来日!

M06: Euphoria  /  Polyphia ※来日!

<コーナー: AwesomeRecommendation>終わり

おしまい♪

中央エフエム Awesome Rock
澤田修の完全監修番組。選曲、編集、トーク、全て担当!
毎週金曜日21時~21時半。再放送:毎週土曜日23時~23時半


日本盤とアメリカ盤はミックスが異なるそうです。こだわりの一枚!


名盤!

Real Rocks 【7/01 O.A.】Playlist

Real Rocks【7/01 O.A.】Playlist

7月01日の番組は、


今月のリアルロックス・セレクションに選ばれたAndrew McMahonを紹介

アンドリューに先日取材を慣行。『美しいメロディを持つ曲』をテーマに選曲とトークを披露していただきました。
近日OAいたします!REAL ROCKSのTwitterで随時告知しておりますので、フォローよろしくお願いします!

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M01: Foreword  /  LINKIN PARK

M02: Don’t Stay  /  LINKIN PARK

M03: Resound  /  Cold Black ※ポスト初期のリンキンパーク

M04: Fire Escape  /  Andrew McMahon

<コーナー: RockAroundTheWorld >

M05: Moon  /  Sufjan Stevens, Bryce Dessner, Nico Muhly & James McAlister ※『プラネタリウム』という作品。いいですよ!

M06: Heathens  /  Twenty One Pilots

M07: Momentz (feat. De La Soul)  /  Gorillaz ※フジロック!

M08: Now Or Never  /  Halsey

M09: Battle Symphony  /  Linkin Park

M10: Stressed Out  /  Twenty One Pilots

M11: Tuttifrutti  /  Phoenix

M12: Where I’m Going  /  Rancid

M13: House On Fire  /  Rise Against

M14: Welcome To The Breakdown  /  Rise Against

<コーナー: RockAroundTheWorld>

M15: For The River  /  Nickelback

M16: Sleepy Tea  /  CHON

M17: Paranoid Android  /  Radiohead

M18: Lift  /  Radiohead

<コーナー: RockSteadyGo>

M19: That ’70s Song  /  The Cab


M20: Fire Escape  /  Andrew McMahon

M21: Cecilia And The Satellite  /  Andrew Mcmahon in the Wilderness

M22: Brooklyn, You’re Killing Me  /  Andrew McMahon

M23: So Close  /  Andrew McMahon

M24: Birthday Song  /  Andrew McMahon

<コーナー: RockSteadyGo >終わり

M25: Truth Is a Beautiful Thing  /  London Grammar

<Ending>

<コーナー:メタルの光>

M26: I Want Out  /  Helloween ※来年3月名古屋公演!歴代メンバー集結!

M27: Berzerker  /  After The Burial※9月に来日!

おしまい♪

 


今月のリアルロックス・セレクションは、現代のピアノマン。
元サムシング・コーポレート、元ジャックス・マネキンのフロントマン。現在はソロ活動中のアンドリュー。
ニューヨークで制作、レコーディングを行っています。白血病だと診断された場所が、生きる喜びを祝う場所に変わるきっかけになった作品。


アンドリューの新たな代表曲”Fire Escape”収録!



PanasonicのCMにも使用されています。素晴らしい!


アンドリュー大好き!