カテゴリー : 2017年 10月

Real Rocks 【10/28 O.A.】Playlist

Real Rocks【10/28 O.A.】Playlist

10月28日の番組は、秋に聴いてほしい哀愁のロックソングを紹介!

 もう完全に独断です。

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M01: One Foot   /   Walk The Moon ※来月新作リリース

M02: They Always Take The Guru   /   Stray From The Path

M03: Pool Spray   /   Veil Of Maya ※新作リリースしました!

<コーナー: RockAroundTheWorld >

M04: Whole Lot Of Love   /   Kitty Daisy & Lewis

M05: Heartrage   /   Cyhra※今月の強力盤

M06: Shape Of You   /   Ed Sheeran※来日延期

M07: The Sky Is A Neighborhood   /   Foo Fighters

M08: WE KNOW WHERE YOU FUCKING LIVE   /   Marilyn Manson

M09: Walk The Earth   /   Europe

M10: Praying For Time   /   George Michael

M11: Beyond Oblivion   /   Trivium※新作いいですよ!

M12: Wall Of Glass   /   Liam Gallagher

M13: Up All Night   /   Beck

<コーナー: RockAroundTheWorld>終わり

M14: Christmas Was Better In The 80’s   /   The Futureheads※隠れた名曲

<特別企画:  秋に聴いてほしいロックソング>

M15: Mirrors   /   Between The Buried And Me ※インストです。秋、、、で一番最初に聴きたいとおもいました。

M16: Black Chandelier   /   Biffy Clyro ※悲しい曲です。秋に聴いていただきたい、リリースされたのは春ですが、、、。

M17: The Stone   /   ASHES dIVIDE ※イントロから気品のある哀愁です。

M18: Truth Is a Beautiful Thing   /   London Grammar ※実は夏にもよくかけていましたが、秋~冬が一番沁みます。

M19: Overjoyed   /   Bastille ※切ないメロディを作る天才、バスティル。

M20: Autumn Leaves   /   Ed Sheeran ※タイトルのまんまのイメージで聴いてください。

 

M21: Andalucia   /   Doves ※哀愁といえばこの曲

M22: Pushing The Senses   /   Feeder ※イントロから秋が浮かびます。

M23: Work   /   Jimmy Eat World ※イントロから秋しか浮かびません。

M24: Majoring in the Minors   /   August Burns Red ※展開部分に哀愁=男の背中を感じます。

<特別企画:秋に聴いてほしいロックソング>終わり

M25: The Opening Move   /   Stray From The Path

M26: Hotel California (Live)   /   Eagles ※リマスター盤出ます!

<Ending>

<コーナー:メタルの光>

M27: One Day   /   Gary Moore

おしまい!

 


今月のリアルロックス・セレクション!
New Yorkのメタルコア、ハードコアバンド
、Stray from the Path

Awesome BeatsとMornin’ Bluesが、再び、中央エフエムで復活!

Awesome BeatsとMornin’ Bluesが

再び、中央エフエムで復活!

・Awesome Beats
2017年12月7日(木曜)24時~27時 生放送  Navigator:澤田修
・Mornin’ Blues
2017年12月7日(木曜)27時~29時 生放送  Navigator:鷲巣功
リクエスト、メッセージはこちら → voice@fm840.jp

中央エフエム様、ありがとうございます!!

画像は山奥の臆病なリスさんのTwitterから拝借

【幻】モーニン・ブルーズ 2017/10/28

mb171028

 

前TM : ヲーキン・ブルーズ(夜に近いアサー仕様)P.B.B.B.

 

N  おはようございます。アサー、ワツシイサヲです。先週末は非常に慌ただしく過ぎま

して、少々疲労感を覚えました。寄る年波でしょうか。折しも政治の中心人

物たちとわたしの年齢比較が行なわれたものですから、改めて実感していま

す。絶対的な経年、これだけは避けられない物でありますし、その事実を認

識する事は必要でしょう。ただ心身の健康状態、若さもまた自身の責任で維

持しなくてはならない。大変なんですよ、歳を取って行くという事は。

さあモーニン・ブルーズ、今朝も若々しく元気一杯に参りましょう。

いきなり汽車列車の歌です。

「ゲットン・ザ・ボ−」、ウィ・バンジョー・スリー。

 

M01.Get On The Board(4’09”)We Banjo 3 

-E.Bibb, –  We Banjo 3 WB3CD003

 

N  今回のライヴ・マヂックのハイライトとも言えた、アイルランドの4人組、ウィ・バンジョー・ス

リー、素晴らしい実演でした。二日目のホールでの最終演奏、あの興奮はまだ心に

鮮明です。今の「ゲットン・ザ・ボ−」も確か演奏してくれましたね。エリック・ビブ

の作品だとは知らなかったな。会場で即売されていたCDセットをわたしも購入

して、サインもして貰いました。どちらにもソーリダイジンに読ませたい位の丁寧な

解説が付いていまして、彼の2008年のアルバム表題曲だそうです。そうだっ

たのか。覚えていません。

高度な技術で演奏するだけでなく、唄や語り、そして踊りで楽しませてく

れたウィ・バンジョー・スリー。わたしは敢えて言います。彼らは音楽大道芸の王様

です。楽器の持ち替えを始め、細かな周辺機器の操作、位置移動など、本当

に細やかな神経で破綻なく進行する様は、世界中何処へ行っても通用するで

しょう。途中ギタ—の弦が切れた時にギタリストのマーチン・ホウリーはそのまま喋りを続

行。手の空いているフィドルのファーガル・スカヒルが素早く張り替えを済ませて、何事

もなかったように続けて行く鮮やかさには、舌を巻きました。流石です。

アンサムブル感覚も超一流。生演奏の説得力を土台にした編曲構成もお見事でし

た。実演の様は圧倒的ですが、全てに於いて過剰でなかったのも大きな美点。

まず何よりも基本的な演奏能力が逞しい。痛感いたしました。

 

M02.Over The Waterfall / LibertyPolka(2’32”)We Banjo 3

-trd.-  Music Network WB3CD001

 

N  ウィ・バンジョー・スリーで「オーヴァ・ザ・ヲーターフォール〜リバティ・ポルカ」のメドリー、2012

年発表の『ルーツ・オヴ・ザ・バンジョー・スリー』からお届けしました。「アイリッシュ・オー

ルドタイム・ブルーグラス」という添え書きに違わない素晴らしい響きです。

もう1曲、これもあの日、唄っていましたね。

「ウイ・オール・ニード・モー・カインドネス・イン・ザ・ワールド」。

 

M03.We All Need More Kindness In This World(3’17”)We Banjo 3 

-G.Davis-  We Banjo 3 WB3CD003

 

N  「ウイ・オール・ニード・モー・カインドネス・イン・ザ・ワールド」、2017年のライヴ・マヂック

を鮮やかに彩ったウィ・バンジョー・スリーでした。当日のリパトワは殆どがトラディショナル

曲でしたが、1曲意外なカヴァがありました。お気付きになったでしょうか、

これです。

 

M04. 帰って欲しいの(2’59”)ジャクソン5

-The Corportion-  ポリドール DCI-3061

 

N  ジャクスン・ファイヴの「帰って欲しいの」、終わり近くにデイヴィドの一生懸命な唄

で披露されていました。若い彼らですから、ヒットしていた頃に聞いている訳が

ありません。どこで聞いたのでしょうか。サイン貰った時に訊ねれば良かったな。

さて、先々週お届けした「男が女を愛する時」と同じく、懐かしいR&Bが

コマ—シャルで使われていますね。こちらはオリジナルでなく歌詞を載せ変えた新録音

のようです。商品は確か飲み物じゃなかったかな。

ザ・テムプテイションズ、永遠の「マイ・ガール」。

 

M05.My Girl(2’51”)The Temptations

-W.Robinson, R.White- Hip-O-Select Universal B0015942-02

 

M06.かあちゃん(2’51”)浪花タマシーズ

-W.Robinson, R.White-  イースト・ウエスト AMCM-4258

 

N  ザ・テムプテイションズで「マイ・ガール」、そして日本語詞によるカヴァで「かあちゃん」

浪花タマシーズでした。よくやりますね、こんな事を真面目に。いや、こんな事

だからこそ、真面目にやらなきゃ、という事でしょうか。

今のテレビでは70年代の有名曲がコマ—シャルに使われています。石鹸、ボディシャム

プーだったかな、新しい録音でこの曲もひんぱんに流れています。そして誰も

がすぐ思い浮べるのは、こちらののヴァージョンでしょう。

名盤『つづれおり』の冒頭を飾った、キャロル・キングの「空が落ちて来る」。

 

M07.空が落ちて来る(2’50”)キャロル・キング      

-C.King- ソニー  EICP 842

 

N  最近イギリスでの実況録音盤を出したらしいキャロル・キングで「空が落ちて来る」

でした。この人の実演をわたしは2回観てます。両方ともとてもいい雰囲気

で大団円を迎えたのですが、最後に「ロコモ—ション」を力まかせのよう粗雑さで

唄うんですね。これをブチ壊しと感じた人は多かったのではないでしょうか。

盛り上げて終るのが当たり前、と誤解しているような気がします。ジェイムズ・

テイラーと一緒の時も同じでした。さすがにジェイムズは引っ込んでしまいましてね。

キャロルひとりが60年代気分丸出しのゴーゴ−を踊ってました。もっと可愛らしい

アレンヂで全体に溶け込ませる事も出来た筈なんですがねえ。新しい実況盤の最

後はどうなっているのでしょうか。そちらでは、今の「空が落ちて来る」で

キャロルと見事な掛け合いを演じていた、ギタ—のダニー・クーチマーも参加しているそう

です。

さてキャロル・キングと言えば『つづれおり』これだけで充分だ、という人もい

るようですが、わたしはその後の『ミュ—ジック』アルバムをとても高く評価してい

ます。過度なベタつきもなく、適度に乾いた手触りが絶妙です。ただこれまで

同じ意見の人に会った事はありません。皆様にご認識して頂きたく、ここで

改めてお送りしましょう。

ジェイムズ・テイラーとのデユーオです、「想い出の歌に寄せて」。

 

M08.Song Of Long Ago(2’45”)Carole King

-C.King- Epic EK 34949

 

M09.Guava Jelly(2’33”)Cynthia Schloss 

-B.Marely-  Pヴァイン PCD-24674

 

N  女声の唄を続けました。こちらはジャマイカのシンシア・シュロス。1976年に世に出た

アルバムが再発されています。今のは「グアヴァ・ジェリ−」、ボブ・マーリーの傑作のひ

とつですね。これをラヴァーズ・ロック・スタイルで上手にカヴァしています。豊潤では

なく若干乾き気味の制御された声が全体の雰囲気をひとつに絞り込んでいま

す。熱くはならないものの、節回しは絶妙で、いい感じ。

次はソリーナ的なシンセサイザーが時代を感じさせるローウェル・エイトキン作の「ナイトフォール」、

これがアルバム中のベスト・トラックでしょうかしらん。

 

M10.Nightfall aka Cherrie(3’33’)Cynthia Schloss 

-L.Aitken-  Pヴァイン PCD-24674

 

N  暑い一日が終って、紅い夕陽が沈んで行く静かな波が打ち寄せるカリブの砂浜

を連想しませんか。「ナイトフォール」、シンシア・シュロスでした。このアルバムは全体がこん

な雰囲気でして、ちょっと小さめの音で流すとケッコーな雰囲気を作ってくれま

す。季節的にはちょっとズレているかもしれませんが、悪くないですよ。

そして、わたしには意外だったのがこのカヴァです。「幻」ではもうすっかり

お馴染みですね、ヌー・オーリンズのジョニー・アダムズのオリヂナルです。

「アイ・ヲント・クライ」。

 

M11.I Won’t Cry(3’48“)Cynthia Schloss  

-Labostrie, Ruffino-  Pヴァイン PCD-24674

 

M12.Baby, I’m Yours(2’24”)Barbra Lewis 

-McCoy- Charly CDRB18

 

N  3週間ほど前かな、ツイター投稿にあったバーブラ・ルイスの「ベイビ−、アイム・ヨーズ」、

お届けしました。わたしがこの歌を知ったのは19歳の時かな。オリヂナル・ヒットが

1965年ですからかなり遅れてます。その後の80年前後にパット・ブーンの娘、デ

ビ−・ブーンがシングルのB面に入れていたのを覚えています。知る人ぞ知る隠れた

名曲といったところでしょうかね。バ—ブラは確かこの「ベイビ−、アイム・ヨーズ」

を表題としたアルバムを出していたんじゃないかな。アトランティックの中袋の広告で見

た事がある。今のはイギリスのチャ—リ—から出ていた『ハーレム・シャッフォー』というR&Bコ

ムピからお届けしました。バ—ブラ・ルイスは他にも入ってます。これはイヴォンヌ・

エリマンのカヴァでご存知の方が多いのではないでしょうか。

「ヘロー・ストレインヂャー」。

 

M13.Hello Strager(2’36”)Barbra Lewis  

-Lewis- Charly CDRB18

 

N  バ—ブラ・ルイス「ヘロー・ストレインヂャー」、先ほどの「ベイビ−、アイム・ヨーズ」も、アトラン

ティックのアナログとは若干ミクスが違うような感じがしました。如何でしょうか。

このR&Bコムピ『ハーレム・シャッフォー』はなかなか面白い出来で、俗にワン・ヒット・ワ

ンダーと呼ばれる一発屋、パツイチヤローたちが背揃いしている観があります。その

中でも極め付けは、この人のこれでしょう。

ブレントン・ウド、「ギミ・リトル・サイン」。

 

M14.Gimmie Little Sign(2’17”)Brenton Wood  

-Smith, Hooven, Winn- Charly CDRB18

 

N  先週の「サーチン・フォ−・マイ・ラーヴ」と同じく、わたしはゴ—ルデン・カップスで知っ

た歌「ギミ・リル・サイン」でした。デイヴ平尾はこういうヤクザっぽいR&B曲が、

本当に上手かったですね。アルバムにも入れてたんじゃなかったかな。これがデ

ィスコティークで流れるとチンピラ風なオニ—さんがフロアに出て来て、ストップ・ブレイクから

「Just gimme some kind of sign, girl」に入るとこでイキがって細かいステップを

踏むんです。それが何とも怪しくカッコいい。憧れていましたね。

このブレントン・ウド、この手のノヴェルティ・ワン・ヒット・ワンダーの代表格ですね。わ

たしは昔LP持ってましたが、この「ギミ・リトル・サイン」しか覚えていない。ただ、

『ハーレム・シャッフォー』にはもう1曲収録されています。こちらもゲテモノ風味たっぷ

りです。

「ザ・ウーガム・ブーガム・ソング」。

 

M15.The Oogum Boogum Song(2’29”)Brenton Wood

-Smith- Charly CDRB18

 

M16.The Cattle Call(2’41”)Eddy Arnold 

-T.Owens- Complete Country  SCOUNTCD010

 

N  ゲテモノヴェルティの王様ブレントン・ウド「ザ・ウーガム・ブーガム・ソング」に続いては、

晴れ女ヴェンテンさんのリクエストで、「家畜の鳴き声」、エディ・ア—ノルドでした。これは

エディのカヴァ−仕様です。雪の日に動物たちを思いやる優しい歌です。富士山は

冠雪。北海道では市街地でも雪。寒くなって来ますよ、すぐに。

さて10月24日にファッツ・ドミノーが亡くなりました。最期は穏やかだったらし

いですね。いかにも彼らしい。89歳でした。ご冥福をお祈りして、まず1曲。

 

M17.Don’t Lie To Me(2’17”)Fats Domino

-Domino-  Proper 138

 

N  この左手のビ—ト、別格ですね。ゴスペル系とも、ブーギー・ウーギ−系とも違う、

ヌー・オーリンズ的ファッツ奏法。ロックンロ—ル・ピアノの基本はやっぱファッツだな。ほのぼのし

た中にどこかユ—モアが感じられるのも大きな特徴です。次はサイドマンがちょっと

演り過ぎた感じの、「コリア・ブルーズ」。

 

M18.Korea Blues(2’16”)Fats Domino 

-Bartholomew, Young-  Proper 138

 

N  10月24日に89歳で亡くなったファッツ・ドミノー「コリア・ブルーズ」。このパツラ、デ

イヴ・バソロミュが吹いてる事になってますが、本当でしょうかね。確かファッツは朝

鮮戦争に従軍していた筈です。音楽家としての正式な来日は1974年ですが行

き帰り時に日本にも立ち寄っているかも知れません。いや、きっと寄ってる

ね。横田に降りて、休暇には銀座や赤坂に出掛けていたのかも。

次の曲です。インストゥルメンタルで、「セコンド・ライン・ジャムプ」。

 

M19.Second Line Jump(2’35”)Fats Domino 

-Domino, Bartholomew-  Proper 138

 

M20.Don’t You Hear Me Calling You(2’09”)Fats Domino

-Domino, Bartholomew-  Proper 138

 

N ファッツ・ドミノー、インストゥルメンタルの「セコンド・ライン・ジャムプ」に続いては。1955年の

録音で「ドンチュー・ヒア・ミー・コーリング・ユー」、テナー・サクスフォ−ンはリー・アレンが吹いてい

ました。

さてここまではあまり有名でない曲で繫いで来ましたファッツ・ドミノー集、やは

り最低でもこれは必要でしょうね。ジョン・レノンの『ロックンロ—ル』に収録された事

で、新しい世代にもよく知られるようになったこの1曲、

「エイント・イト・ア・シェイム」です。

 

M21.Ain’t It A Shame(2’09”)Fats Domino

-Domino, Bartholomew-  Proper 138

 

M22.My Blue Heaven(2’05”)Fats Domino

-Domino, Bartholomew-  Proper 138

 

N  「エイント・イト・ア・シェイム」そして「わたしの青空」、10月24日にブルー・ヘヴン

に旅立ったヌー・オーリンズ・ロックンロ—ルの王様、ファッツ・ドミノーでした。

彼は大変な数のヒット曲を持ってまして、俄には信じられないのですが、ビン

グ・クロズビ、恵比寿プレズリ、そしてビ—トルズの次、つまり黒人では最上位に

います。そして、あ人間性で本当に幅広く愛されました。以前もご紹介した

彼に捧げられたアルバム、『ゴ—イン・ホーム』に参加した音楽家を並べれば一目瞭然

です。2007年に制作されたこの2枚組はよくあるC調な企画盤ではありませ

ん。参加者ひとりひとりが如何にファッツと彼の音楽を愛しているか、という証

明です。そこからも聞いてみましょう。

 

M23.ブルー・マンデイ(2’22”)ランディ−・ニューマン

-Bartholomew-  キング KICP1274/5

 

M23.ウォーキング・トゥ・ニュー・オーリンズ(3’15”)ニール・ヤング

-Bartholomew-  キング KICP1274/5

 

N   ランディ・ヌーマン「ブルー・マンデイ」、ニール・ヤングの「ヲーキング・トゥ・ヌー・オーリンズ」、

共に素晴らしいカヴァを聞いて頂きました。ファッツに対する尊厳が確実に伝わっ

て来ましたね。重厚感を漂わせながらユ—モアを忘れない、流石歴戦のお二人で

す。特に「ブルー・マンデイ」、全体に強烈な皮肉が臭いました。

次は若い世代からの賛辞を聞きましょう。1979年生まれのコリーヌ・ベイリー・レ

イが、ヌー・オーリンズの伝説的なライヴ・スポット、ティピティーナで行なった実演の録音で

す。スマイリ—・ルイスのオリヂナル・ヒットです。

絶体絶命「ワンナイト」。

 

M24.ワンナイト(3’43”)コリーヌ・ベイリー・レイ

-Bartholomew, King-  キング KICP1274/5

 

M25. ビ−・マイ・ゲスト(3’13”) ベン・ハーパー・ウィズ・ザ・スカタライツ

-Domino, Marascalo, Boyce- キング KICP1274/5

 

N  コリーヌ・ベイリー・レイで「ワンナイト」、そしてルーツ音楽に理解の深いベン・ハーパーはスカ

タライツと一緒に「ビ・マイ・ゲスト」、いずれも10月24日に89歳で安らかに永眠し

たアントン・ファッツ・ドミノーに生前捧げられた2枚組『ゴーイン・ホーム』から、お送りし

ました。合掌。でもね、モ—ニン・ブルーズでは誰も死にません。そもそも「幻」

ですから、チャック・ベリーもジェイムズ・コトンも元気に生きてます。リクエスト下さいね。

さてライヴ・マヂックが終ったばかりですが、来月の実演案内をいたします。こ

れはわたしも制作に絡んでいまして、ぜひともみなさんにお越し頂きたい催

事です。

それは本家鉄砲節 河内音頭 鉄砲光丸芸道70周年記念公演

今では大変な人出で賑わう「すみだ錦糸町河内音頭大盆踊り」の最大の貢献者である

鉄砲光丸が芸道七十年を祝う記念公演の東京編です。

開催日時 は2017年 11月25日(土曜日)

午後3時会場 5時本編開演ですが、4時から生演奏で踊りの練習会を開催。

出演は、もちろん鉄砲光丸。地方(ぢかた:伴奏者)は河洲社中の面々。

盆踊り会場とは違う静かな環境で、じっくりと節、味をお楽しみ頂けます。

友情出演にはなんと歌謡曲歌手の香西かおり。

あの大スタ—を極く至近距離で観られます、聴けます。

ゲストには浪曲師の玉川太福。

玉川みね子を曲師に、オリヂナル仕立ての「鉄砲光丸一代記」を特別披露。

踊りの練習会も加えて、幅広く豊かな内容です。

入場料は、前売り3,500円、当日4,000円。前売り券は、

JR錦糸町駅南口のミュージックショップセキネ(03-3631-8506)や、

関係者による手売りの他、

ウェブサイト:https://www.iyakorase.comでも予約可能です。

どうぞこの記念公演が成功しますように、ご協力の程お願いいたします。

それでは当日の主人公、鉄砲光丸の録音作品「坂崎 出羽守」をお聞き頂き

ますが河内音頭は語り物でとにかく長尺、これも前後編で40分を超えていま

す。そこで公演本番まで5回の放送で、順を追ってお届けしましょう。

では、鉄砲光丸「坂崎 出羽守」誉の巻、第一部「序」

三味線 司家征嗣 太鼓 浅照 ギタ— 井筒家小石丸

囃子 河洲美佐子、河洲つばさ、月乃家小菊、以上です。

 

M26.坂崎 出羽守(3’50”)鉄砲光丸

-Y.Yamamoto-  コロムビア COCJ-33828

 

後TM:ボーン・イン・シカゴ 「アサー」入り P.B.B.B.

 

N  「大御所さま・・・」、今朝はここでちょうど時間となりました。来週はこ

こからの続きをお楽しみ頂きます。11月25日の東京公演、宜しくお願いし

ます。

ファッツ・ドミノ—に前後して、亀渕由香、遠藤賢次の両名も旅立たれました。由

香さんは亀渕昭信大先輩の妹さんでもありましたし、エンケン師からは盆踊りに

お提灯を毎年頂いておりました。懸命な不完全燃焼には共感するところがあ

ります。おふたりとも、ゆっくりとお休み下さい。合掌。

今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/b835fcf1c157f052826fd795449a21fd851ed1e9

    ダウンロードパスワードは、w70vc8dkです。 

「幻」も、ちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。

あ、澤田修家主から、またお知らせがありますよ。果たして何でしょうか。

本日午前3時解禁のお知らせはコチラ → http://osamusawada.com/diary/2017/10/28/11792/

 

 

Awesome Rock【10/27 O.A.】Playlist

Awesome Rock【10/27 O.A.】Playlist

338回目、10月27日の番組は、


10月13日発売!ノー・ウォーニングの13年ぶりとなる新作『Torture Culture』を紹介。
フロントマンのベン・クック、やはりセンスあります!

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M01: Up All Night   /   Beck

<コーナー: AwesomeRecommendation>

M02: Bad Timing   /   No Warning

M03: Headless   /   No Warning

M04: In The City   /   No Warning

M05: Sanctuary   /   No Warning

<コーナー: AwesomeRecommendation>終わり

M06: Where Did We Lose Each Other   /   Your Favorite Enemies

おしまい♪

中央エフエム Awesome Rock
澤田修の完全監修番組。選曲、編集、トーク、全て担当!
毎週金曜日21時~21時半。再放送:毎週土曜日23時~23時半


13年ぶりの新作!解説は澤田修と、米国在住の宮原亜矢さん!

Real Rocks 【10/21 O.A.】Playlist

Real Rocks【10/21 O.A.】Playlist

10月21日の番組は、番組オススメの近日行われる名古屋公演を紹介! 

◆The Strypes

2017年11月9日(木)  名古屋クラブクアトロ

◆Secrets

2017年12月17日 (日) 栄RADSEVEN

出演:Secrets(アメリカ)  /  FOAD  /  Paledusk  /  Coasto to Coast  /

This Year’s Prophecy  /  Last Famous Teller  /  Another Day Comes

チケット情報→http://www.rnrtours.com/single-post/2017/09/15/SECRETS%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%ABJapan-Tour-12%E6%9C%88%E9%96%8B%E5%82%AC%E6%B1%BA%E5%AE%9A

◆Temples

2017年11月14日(火)今池 BOTTOM LINE

他にも、HELLOWEENやRAGE、JETも来るぞ!CJ RAMONEだって来るぞ!
脱・名古屋飛ばし!


M01: Colors  /  Beck

M02: Up All Night  /  Beck

M03: Pool Spray  /  Veil Of Maya

<コーナー: RockAroundTheWorld >

M04: Hallelujah  /  Panic! At The Disco

M05: On Top of the World    /  Imagine Dragons

M06: Have All The Songs Been Written?  /  The Killers

M07: The Sky Is A Neighborhood   /  Foo Fighters

M08: Nowhere Man (Live)  /  The Replacements

M09: Plush  /  Stone Temple Pilots

M10: Feel It Still    /  Portugal. The Man

M11: Wall Of Glass  /  Liam Gallagher

M12: Believer  /  Imagine Dragons

M13: WE KNOW WHERE YOU FUCKING LIVE  /  Marilyn Manson

<コーナー: RockAroundTheWorld>終わり

M14: High Enough  /  Damn Yankees

<時報> 楽曲上で時報

M15: Pumped Up Kicks  /  Foster The People

<コーナー: RockSteadyGo>

M16: I’m Ready  /  Jack’s Mannequin

M17: Fire Escape ~きみがいる世界  /  Andrew McMahon

M18: Turnin’ My Back  /  The Strypes

M19: You Can’t Judge A Book By The Cover  /  The Strypes

M20: Learn To Love  /  Secrets

M21: Forever And Never  /  Secrets

M22: Shelter Song  /  Temples

M23: I Wanna Be Your Mirror  /  Temples

<コーナー: RockSteadyGo >終わり

M24: the gate (radio edit)  /  Bjork

M25: The Opening Move  /  Stray From The Path

<Ending>

<コーナー:メタルの光>

M26: Heartrage  /  Cyhra

M27: Dark Clarity  /  Cyhra

M28: Breed (Live)  /  Meshuggah

おしまい!

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今月のリアルロックス・セレクション!
New Yorkのメタルコア、ハードコアバンド
、Stray from the Path

【幻】モーニン・ブルーズ 2017/10/21

mb171021

 

前TM : ヲーキン・ブルーズ(夜に近いアサー仕様)P.B.B.B.

 

N  おはようございます。アサー、ワツシイサヲです。ゴダイゴミナトノヨーコさん、「カンザス・シテ

ィ」いいですね、師走に取っときます。もうしばらく待ってね。さあ、今朝は

ライヴ・マヂックの朝です。民クル、ソウライヴと魅力的な顔触れですね、初日は。それ

に負けずに、「幻」も景気付けて行きましょう。ご存知かな、憶えてるかな、

ヲルター・トラウトです。

「ドゥ・ユー・スティル・シー・ミー・アト・オール」。

 

M01.Do You Still See Me At All(4’22”)Walter Trout feat. Jon Trout

-W. Trout-  Provogue PRD75282  Jon Has My Musical DNA  in the womb

 

N  ヲルター・トラウト、イギリスのブルーズ系ギタリストです。まだ「現」時代にロンドンで発行さ

れているギター雑誌の特別付録CDで、お届けした事があります。秋だったな。

先日レコ—ド屋でこの新譜『ウィ・ア−・オール・トゥゲザー』を見つけました。

全曲でケニー・ウェイン・シェパード、サニー・科学者・ランドレス、エリック・ゲイルズ、江戸川

ウインタ−などをフィーチュアしたブルーズ・ロック・アルバムです。力作、という表現が当ては

まる、力一杯の演奏が詰め込まれています。

今の「ドゥ・ユー・スティル・シー・ミー・アト・オール」は息子のジョン・トラウトとの競演で

した。「母親のお腹の中に居る頃から俺のブルーズを聞いている息子は、俺の

音楽DNAを受け継いでいる」と語ってます。ほぼその通りですね。マイナー・キイ

のブルーズ、いい感じでした。

次はここのところ元気なチャーリー・マッセル・ホワイトのハーモニカが冴えます。

「ディ・アザ−・サイド・オヴ・ザ・ピロウ」。

 

M02.The Other Side Of The Pillow(4’55”)Walter Trout feat. Charlie Musselwhite

-W. Trout-  Provogue PRD75282

 

N  「不倫合戦」のような歌でしたね。「ディ・アザ−・サイド・オヴ・ザ・ピロウ〜枕

の向こう側」。ちょっとジミ・ヘンドリクスが演りそうなテムポ感です。こういうのを

カッコ良く仕上げるのは結構難しいんですが、チャーリー・マッセル・ホワイトのハーモニカも冴え

ていて良い出来でした。

このヲルター・トラウトは、弾きまくり型のギタリストですが、このアルバムでは競演者か

ら沢山の刺激、閃きを貰ってる感じです。その象徴的な1曲を聞いて下さい。

誰だか分らずに2枚組を買って、その後ずっと聞き続けている白人若手ギタリスト、

ジョ−・ボナマッサとの掛け合いが竜巻のように繰り拡げられる素晴らしい表題曲、

「ウィ・ア−・オール・トゥゲザー」、うるさいですよ、ご用心。

 

M03.We All In This Together(7’57”)Walter Trout feat. Joe Bonamassa

-W. Trout-  Provogue PRD75282

 

M04.You Can Have Watergate(3’19”)Sweet Pea Atkinson feat. Mindi Abair

-J.Brown- Blue Note 00602557810196  was not was

 

N  ジョ−・ボナマッサを迎えて、ヲルター・トラウトの最新アルバム『ウィ・ア−・オール・トゥゲザー』、

表題曲をお届けしました。これはテイク1、つまり初回の演奏で「これ以上必要

ないね」とオーケイが出たんだそうです。ふたりの凄い集中力と冷静な余裕を聴

き出す事が出来ます。同時に強く感じたのは、ジョ−・ボナマッサは物事を端正に

仕上げる男なんだな、という事です。みなさん如何でしょうか。

続けてお聞き頂いた「ヲーターゲイト」は、スウィート・ピ−・エイトキンスンという1945年生

まれの黒人歌手の新譜『ゲット・ワッチュ—・ディザーヴ』から。彼はヲズ・ノット・ヲズ

のリ—ド・シンガーだった男です。なーんて分ったような事を言ってますけど、

このヲズ・ノット・ヲズというグループを、わたしは全く知らない。もはや死語とも

なったテクノ・ポップのバンドだとずっと思ってました。かなり違うらしいですね。

名盤『リズム・カントリー・アンド・ブルーズ』以来素晴らしい仕事を残しているドン・

ヲズが在籍していたらしい、という話を聞いて驚き、去年かな、エミルー・ハリスの

ライヴ盤のクレジットを見て「ドン・ヲズって最近ベイス弾くの」と萩原健太に訊ねた

ら、「え、知らないの、ヲズ・ノット・ヲズで弾いてたじゃない」と軽くあしらわ

れた経験しかないのです。ヲズ・ノット・ヲズ、未だに一度も聞いた事がない。工

場の屋根に見えるジャケットだけは何故かずっと憶えているんですがね。

そのヲズ・ノット・ヲズでリード・ヴォ—カルだったという注釈付箋に惹かれて試聴し

たら「こりゃいい」となって手に入れたアルバムが、今回の『ゲット・ワッチュ—・ディ

ザーヴ』です。曲によって制作がドン・ヲズとケブ・モで分かれています。今の

「ヲーターゲイト」はドン・ヲズの責任制作、ベイスはもちろん、ドンが弾いていました。

ミンディ・エイベアという人気女性サクスフォーン奏者が一緒に吹いてます。

アルバムを通して聞いていて、「なんかヲマックぽいなあ」と感じ始めたその矢先、

流れ出て来た音楽が、なんとこれでした。

 

M05.You’re Welcome, Stop On By(4’09”)Sweet Pea Atkinson

-T.Thomas, B.Womack-  Blue Note 00602557810196

 

N  「ヨー・ウェルカム、ストッポン・バーイ」、ご存知ボビ−・ヲマックのヒット曲です。大昔、ロス・

エインジェルズのラジオのライヴ番組でシャカ・カーンとデューオでボビ−が唄ってたのを聞いた

事があります。本当にカッコ良かったよ。ひょっとしたらその時のドラムズは沼澤

尚だったかも。それはともかく、今のスウィート・ピ−・エイトキンスンのは、唄が完全に

ヲマック節でしたね。声がほんの少し軽いかな、エイトキンスンの方が。

アルバム全体がこのようなヴィンテイヂ・ソウルの味わいに満たされていて、ゴキゲン。

でも決して古臭い訳ではありません。それは今、貴方が感じてくれている通

りです。わたしが店頭試聴器で聞いた一曲目が次にお届けするこの「ア−・

ユー・ロンリー・フォ−・ミー」でした。多分どなたもノックアウトされてしまうでしょう。

どうぞ、スウィート・ピ−・エイトキンスンです。

 

M06.Are You Lonely For Me Baby(3’20”)Sweet Pea Atkinson

-B.Russel-  Blue Note 00602557810196

 

N  スウィート・ピ−・エイトキンスンで「アー・ユー・ロンリー・フォ−・ミー、ベイビイ」。いいでしょう。

これもヲズの制作です。ドラムズがジェイムズ・ギャドスン、ベイスはドン・ヲズ。典型的

なR&Bスタイルです。それもそのはず、イントロのドラムからして、これとクリソツなので

あります。

 

M07.Searchin’ For My Love(2’29”)Bobby More & The Rhythm Aces

-B.Moore-  Kent CDKENT 140

 

N  ボビ−・ムーアとリズム・エイシズ1966年のヒット曲「サーチン・フォ−・マイ・ラーヴ」、ボビ−・

ヲマックも80年代にビヴァリ−・グレンからのアルバムでカヴァしてましたね。わたしはお

そらくゴールデン・カップスで聞いたのが最初ではないかな。時坊、デイヴ平尾が「ノ

ウ、ノウ、ノウ、ノウ、ノウ、ノウ」とやるのがカッコ良くってね。ブラウン管を見つめていま

した。ボビ−・ムーアはヌー・オーリンズ生まれ、アラバマのモンゴメリーで音楽活動をしてい

ました。マスル・ショールズのフェイムで録音したこの曲にレナード・チェスが目を着けて自分

のチェッカー・レイベルから発売し、ヒットに繋がったという事です。

名著スタックス・レコード物語にボビ−・ムーアはちょこっと出て来ます。この伝説的

なヒット量産ステューディオへ録音に来たらしいですね。とても礼儀正しく、しっかり

と練習も済ませており、作業の段取りも的確で驚かされた、と誰かが言って

たかなあ。これは、普段そうでない人たちとばかり仕事をしていた事の証し

でしょう。

さて先のヲルター・トラウト、スウィート・ピ−・エイトキンスンと、今朝の「幻」は看板に偽り

なしの内容でお送りしています。次もまた素晴らしい新譜。ヴァン・モリスンです。

情報を知らなかったので、先々週かな、レコ—ド店で見た時には驚きましたが、

聞いて再びクリビツテンギャウ。

これまでヴァンの作品は、正直言いますと、わたしには高尚過ぎました。も

ちろん大好きですし何の不満もありませんが、聞く度にわたしの理解出来な

いところで、何か凄い事を唄っているような気がしてなりませんでした。時

には近寄り難いほどの高潔さも感じ、わたしは俗な輩なので、こういうのを

あまり得意としないのです。

今回のは扱っている素材がわたしもずっと馴染んで来たブルーズやR&Bだと

言う事もあって、とても親しみ易い。演奏も単純にごく当たり前の形です。

時々ジェフ・ベックがウロウロしますけど、それもご愛嬌。ジェフは素晴らしい唄い手

たちと一緒に居るのが嬉しくてたまらない、といった感じです。

まずはお聞き下さい。

「ゴーイング・トゥ・シカーゴ」、誰と一緒に唄っているでしょうか。

 

M08.Goin’ To Chicago(5’29”)Van Morrison feat. Georgie Fame 

-C.Basie, J.Rushing-  Caroline International  SRDM 5703574

 

N  「ゴーイング・トゥ・シカーゴ」、まず唄い出したのは、そう、ジョージ・フェイムです。

始まって2分過ぎからヴァンが出て来ます。ジョージがバックグラウンドに回ると、ヴォ

ーカリーズの鬼男、ジョン・ヘンドリクス的なフレイジングが聞かれます。これも乙ですね。

ジョージはもちろんハモンド・オルガンも弾いています。ヴァンはギタ—とハーモニカ、上手で

すね。ゆったりしたリズムがまたタエです。ウッド・ベイスはクリス・ヒル、ジェイムズ・パウ

ェルがドラムズでした。アルバムではこのふたりとは別のリズムも使っていますが、全

体の統一感は乱れていません。

それではロウレンス・クートゥルのベイス、メス・クロウのドラムスで聞いて下さい。こんどは

「ストーミー・マンデイ」と「ロンリー・アヴェヌ−」の素晴らしいメドリーです。

 

M09.Stormy Monday / Lonely Avenue(5’31”)   

Van Morrison feat. Jeff Beck & Chris Farlowe  

-A.Walker, D.Pomus-  Caroline International  SRDM 5703574

 

N  「ストーミー・マンデイ〜ロンリー・アヴェヌ−」これも素晴らしい出来。ヴァンのアヴァンギャ

ルドなハーモニカ、光ります。ここで一緒に唄っているのは、なんとクリス・ファーロウ。

彼も伝説的なイギリスのR&Bシンガ—です。スト—ンズの「アンダー・マイ・サム」を唄ったん

ですよね、確か。ちょっとトム・ジョーンズ的な唄い上げ方は、イギリスのR&B実力

派の伝統でしょうか。イングランドとウェールズの違いがあるか。ジョージといいクリスと

いい、そしてジェフ・ベックなど昔の仲間とこうやって旧交を温めつつ、前向き

な創造に挑戦している姿、羨ましいなあ。

ではクリス・ファーロウ1967年のシングル曲を聞いてみましょう。全英33位だからヒット

してますね。

「ハンドバッグと外出着」。

 

M10.Handbags & Gladrags(3’25”)Chris Farlowe      

-Mike D’Abo-  Charley CD IMM Box 4/3

 

N  「ハンドバッグと外出着」、クリス・ファーロウでした。これを聞いて、おや、と思っ

た方も多いでしょう。ロッド・ステュアートが1969年のソロ・デビュ−・アルバムで唄ってま

した。わたしもほとんどおんなじだあ、と直感しました。では確認してみま

しょう。

 

M11.ハンドバッグと外出着(4’30”)ロッド・スチュワ—ト

-Mike D’Abo- ユニバーサル UICV-20027

 

N  あー、失礼。クリソツではなかったですね。印象的なピアノのリフが同じなので、つ

い似ていると連想してしまいましたが、大分違います。でも、ちょっと考え

させられる歌の内容とその表現、これには同じ物が流れています。まあ、こ

の頃のロッドは何を唄っても素晴らしい説得力があったのですけれどもね。

「ハンドバッグと外出着」、クリス・ファーロウとロッド・ステュアートで聞いてもらいました。

さて、今朝も「幻」電鉄、運行を開始します。あの後も次から次へと汽車

列車鉄道関連の歌が心に浮かんで来ましてね。人間がこの乗り物に馳せた想

いの深さに感心している次第です。ドキュメントの四枚組『トレインズ・アンド・カーズ』

からの発想でお送りして来ましたが、やはり自動車よりも汽車や列車の方が

想像力を刺激するのでしょうかね。スウィート・ピ−・エイトキンスンの「アー・ユー・ロンリー・

フォ−・ミー、ベイビイ」でも「ジャクスンヴィル行き最終列車」と唄っていましたね。汽

車列車から人間がもらったインスピレイション、これは古い時代に限らないようです。

マサチューセッツ州ウースターのまだ若いギター弾き語り男、デイヴ・ケラーも今年のアルバムで唄

ってます。

「鈍行列車」、今朝の始発です。シュッパーツシンコー。

 

M12.Slow Train(4’01”)Dave Keller     

-D.Keller-  Tastee Tone TT-3043

 

N  デイヴ・ケラー運転手の「鈍行列車」に続きまして、2番線を快速急行が通過致

します。危険ですので黄色い線まで下がって下さい。通過します。

 

M13.トレイン(2’41”)1910フルーツガム・カンパニー   

C.Ritchie/K.Jerry, K. Jeffry –  テイチク CD5-1

 

N  1910フルーツガム・カンパニーで「トレイン」でした。それまで「サイモン・セズ」とか「1,2,3,

レッドライト」などの童謡に毛の生えたような健全で分り易い歌を唄っていた1910

フルーツガム・カンパニーが大変身、マイナー・キイで求愛を絶叫したから、そもそもデッチ上

げの実体のない存在だと云う事を知らない日本のファンは大慌てでこの変節を

見守ったのでした。でもこの「トレイン」は大ヒット。その年の本邦初の国際的野外

ロックフェスティヴァル、箱根アフロディーテに来日した時は、肩までの長髪にタンクトップ・シャツ、

フリンヂ付きベストにレス・ポールを弾いていて、「あ、ロックだ」と誰もが驚愕しました。

果たして誰が1910フルーツガム・カンパニーの名で日本に来たのでしょうか。

この快速急行トレインは、去って行った恋人を連れ戻してくれるらしいのです

が、逆に恋人から逃げ出す時に汽車を使う男もいるようです。

ビッグ・ジョ−・ターナーが唄います。

「夜更けの弾丸特急便」。

 

M14.Midtnight Cannonball(2’32”)Big Joe Turner 

-J.Turner-  Rhino R2 72968

 

N  「誰かテケツを買ってくれ、お前から逃げ出すんだ、夜更けの弾丸特急便でさ」、

ジョー・ターナー1955の逃避行でした。ビッグ・ジョ−はどうやら深夜便専門のようで

すね。こんな「オリヂナル」曲も唄っています。

「ミドナイト・スペシャル・トレイン」。

 

M.15Midtnight Special Train(2’36”)Big Joe Turner 

-A.Ertegun, J.Wexler-  Rhino R2 72968

 

N  ア—メット・アーティガンもジェリー植草ラーも、これを「オリヂナル」曲登録するのは、遺憾

ですね。懲役刑で投獄された囚人たちがその光りを浴びると脱走に成功する

と奉られた列車を唄った「ミドナイト・スペシャル」と同じじゃないですか。ビッグ・

ジョ−のその前のヒット曲「コリナ、コリナ」そっくりな部分もあったりして、笑わせて

くれます。このC調さ、たまりませんね。

さて、全ての夜汽車はがヂョーヂア行きに決まっているという説があります。

1973年以来、43年間ずっと走り続けている古い車両ですが、まだまだ現役で

真夜中を突き進みます。

グラディス・ナイト女車掌ほか5人の男性乗務員が今夜も貴方をヂョーヂアにお連れ

致します。シュッパーツシンコー。

「夜汽車よ、ヂョーヂアへ」。

 

M16.Midnight Train To Georgia(4’36”)Gladys Knight & The Pips 

-J.Weatherly-  Music Club Deluxe MCDLX061

 

M17.Soul Tarin(5’19”)Bim Bam Orchestra   

-Bim Bam Orchestra-  Mud Club  MCBBOCD2

 

N  アフロ・ビートですね、「ソウル・トレイン」。トロムボーンのソロがアフリカの大草原を走る蒸気

機関車を連想させてくれました。ビムバム・オーケストラはフランスのグル—プですから、

フランス領のアフリカ大陸かな。「ゲット・オン・ザ・ボード」としきりに勧めます。料金

は後払いなのでしょうか。

さて「ソウル・トレイン」と言えば、フィラデルフィア発でしょう。もちろんこれです。

 

M18.T.S.O.P.(5’48”)MFSB  

-K.Gamble, L.Huff-  Legacy/Epic ZK 66689

 

後TM:ボーン・イン・シカゴ 「アサー」入り P.B.B.B.

 

N  今朝の「幻」電鉄は、だいぶあちこちを走り回りました。ビムバム・オーケストラ

の「ソウル・トレイン」で連呼される「ゲット・オン・ザ・ボード」でまた某有名曲が閃

いちゃった。この電鉄、期間限定の運行でしたが、まだ続けましょうか。皆

さんの反応も大変宜しい。やはり汽車列車の持つ魅力なのでしょうね。

今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/07bc17ce3dcb0c94a6786995d85069b4a22522cb

  ダウンロードパスワードは、1ingrke4です。 

今日、明日とライヴ・マヂック開催。わたしも行きます。会場でお会いしましょ

う。そして明日の衆議院選挙、こちらもお忘れなく。あなたの意見を、一票

に。わたしは既に期日前投票を済ませております。

今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。

 

 

Awesome Rock【10/20 O.A.】Playlist

Awesome Rock【10/20 O.A.】Playlist

337回目、10月20日の番組は、


来日公演を行ったピアノマン、Andrew Mcmahon(アンドリュー・マクマホン)を紹介。
これまで観た彼のライヴでベストでした。
ショウを楽しませようとするサービス精神と、曲を聴かせたいというアーティスト魂が見事に調和してました。
“I’m Ready”のアコースティック・バージョンが本当に素晴らしかった(元々はピアノのみのシンプルなものだったそうです)。

■来日公演
大阪10月17日(火)大阪BIGCAT
東京10月19日(木)赤坂BLITZ

■セットリスト(東京公演)
FIRE ESCAPE
CANYON MOON
WALKING IN MY SLEEP
HIGH DIVE
DEAD MANS DOLLAR
ISLAND RADIO
DARK BLUE
DON’T SPEAK FOR ME
MAPS
AMY I
I’M READY (ピアノ弾き語り)
SWIM
SHOT OUT OF A CANNON
I WOKE UP IN A CAR
SO CLOSE
SYNESTHESIA
—Encore—
WATCH THE SKY
LA LA LIE
CECILIA AND THE SATELLITE
——————————————————————————

M01: Colors   /   Beck

<コーナー: AwesomeRecommendation>

M02: Fire Escape ~きみがいる世界   /   Andrew McMahon

M03: I Woke Up In A Car   /   Something Corporate

M04: I’m Ready   /   Jack’s Mannequin

M05: Cecilia And The Satellite   /   Andrew Mcmahon in the Wilderness

<コーナー: AwesomeRecommendation>終わり

M06: New Millennium Cyanide Christ (Live in Montreal)   /   Meshuggah

おしまい♪

中央エフエム Awesome Rock
澤田修の完全監修番組。選曲、編集、トーク、全て担当!
毎週金曜日21時~21時半。再放送:毎週土曜日23時~23時半


ピアノエモの金字塔!


新たなブレイク作となった2017年作。

Real Rocks 【10/14 O.A.】Playlist

Real Rocks【10/14 O.A.】Playlist

10月14日の番組は、BECKとLIAM GALLAGHERの新作紹介!

 

リアムは、リアムらしい作品だとおもいました。オアシスらしさやビートルズ愛もしっかり感じられます。
ベックは衝撃的なくらいポップにシフトした作品、今年下半期のベスト作の一枚ですね。
共にグレッグ・カースティンが関わっているというのが興味深い。

——————————————————–

M01: Up All Night   /   Beck

M02: Let’s Make A Deal   /   Stray From The Path

<コーナー: RockAroundTheWorld >

M03: Paradise   /   The Rasmus

M04: Just One Kiss   /   Kitty Daisy & Lewis

M05: All The Pretty Girls   /     The Darkness

M06: Unfuck The World   /   Prophets of Rage

M07: LIGHT IN THE DARK   /   Revolution Saints

M08: Paper Back Writer (Live)   /   The Beatles

M09: The Crow On The Cradle (Live)   /   Jackson Browne

M10: The Sky Is A Neighborhood   /   Foo Fighters

M11: WE KNOW WHERE YOU FUCKING LIVE   /   Marilyn Manson

M12: Wall Of Glass   /   Liam Gallagher

<コーナー: RockAroundTheWorld>終わり

M13: Come Again   /   Damn Yankees

M14: Sister Christian   /   Night Ranger

<コーナー: RockSteadyGo>

M15: Heart is A Drum   /   Beck

M16: Sexx Laws   /   Beck

M17: Colors   /   Beck

M18: 7th Heaven   /   Beck

M19: Dear Life   /   Beck

M20: Square One   /   Beck

M21: Wonderwall   /   oasis

M22: For What It’s Worth     /   Liam Gallagher

M23: Come Back To Me   /   Liam Gallagher

M24: I Get By   /   Liam Gallagher

<コーナー: RockSteadyGo >終わり

M25: The Opening Move   /   Stray From The Path

<Ending>

<コーナー:メタルの光>

M26: New Millennium Cyanide Christ (Live)   /   Meshuggah

おしまい!

 


BECK『Colors』ポップ度350%の開放的サウンド。こんなベックもいい!


LIAM GALLAGHER『As You Were』


今月のリアルロックス・セレクション!
New Yorkのメタルコア、ハードコアバンド
、Stray from the Path

【幻】モーニン・ブルーズ 2017/10/14

mb171014

 

前TM : ヲーキン・ブルーズ(夜に近いアサー仕様)P.B.B.B.

 

N  おはようございます。アサー、ワツシイサヲです。今朝は先週の最後に思い出して悔

しかった1曲で始めます。10月の4日は、中秋の名月でした。しかし、満月

の二日前。雲が多くてよく見えませんでしたが確かに満月じゃなかった。そ

れはともかく、この歌です。

ザ・ビートルズ、「オッツキサーン」。

 

M01.Mr.Moonlight(2’37”)The Beatles

-R.L.Johnson- Parlophone CDP 7 46438 2

 

N  ザ・ビートルズ、「ミスタ・ムーンライト」でした。ジョンの唄が素晴らしい1曲です。発

表当時の解説ではポ−ルがハモンド・オルガンを弾いて、リンゴがアフリカン・ドラムを叩いた

との事ですから、彼等にとっては変則的楽器編成です。しかもオーヴァ・ダブで

はなくて、全員の同時演奏で吹き込まれています。彼らの柔軟性をもった演

奏能力の証明です。

ところでこれはガヴァ仕様。オリヂナルはこちらです。

 

M02.Mr.Moonlight(2’39”)Dr.Feelgood & The interns

-R.L.Johnson- Varese Sarabande  302 066 334 2

 

N  『ザ・アメリカン・ルーツ・オヴ・ザ・ブリティッシュ・インヴェイジョン〜英国勢興隆のアメリカ・

ネタ』というわたしの大好きなアルバムから、快感センセと研修生たちで「ミスタ・ムーンラ

イト」でした。この僅かな1例をとっても、ビートルズの咀嚼能力の高さが分りま

すね。しかもこれは1962年の「ダクタ・フィールグッド」というシングル盤のB面曲だ

ったと言いますから、名曲発掘嗅覚の鋭さにも脱帽です。

さて満月ではないチューシューの名月、みなさんはご覧になりましたか。先ほど

も言いましたように、雲間に見え隠れするお月さんは確かに左上の方が欠け

ていました。それを見ているうちに、月は真円形なのか、という今までに抱

いた事のない疑問が涌いて来ました。地球だって経度方向に延びた楕円球で

しょ。段々不思議な気持ちになってきて、思い浮かんだ1曲が、これです。

 

M03.Moonlight Sonata(5’01”)Brian Pezzone

-L.V.Beethoven-  Compass Productions  L532-188-2

 

M04.今宵の君は(2’21”)ザ・ジャガーズ

-J.Kern, D.Fields-  東芝 CP32-5817

 

N  ご存知ベイトーヴェンのムーンライト・ソナタ、そしてそのリフを上手に取り込んだザ・ジャ

ガーズ「今宵の君は」でした。「月光の曲」は作られた後で「あたかも水面に

映った月が微かな波で揺れ動いているような」雰囲気からの連想でこう呼ば

れるようになったそうなので、創作の契機と月は無関係ですが、昼間の太陽

よりも人の心にさまざまな想いを呼び起こす存在ですね、お月さんは。

そしてその光りは大判千枚にも値します。

 

M05.月光価千金(2’24”)榎本健一

-L.Shay, W.Jerorme, C.Tobias, S.Namijima-  東芝 TOCT-6019/20

Get Out And Get Under The Moon

 

N  榎本健一の「月光価千金」、唄い出しから「美しいシ−トに」です。「両手」

の巻き舌もカッコいい。「R」の発音は合格です。ひとり芝居のように繰り拡げ

られるエノケン劇場、聞き惚れてしまいます。ただ唄われている内容にはお月さ

んは全く出て来ません。題名に偽りあり、ですね。この他に偽りのない訳詞

もあるそうですが、わたしは未だ聞いた事がありません。誰がどんな風に唄

ってるんだろう、興味ありますね。

さて、先日のチューオーエフエム生放送の時に兵庫県豊岡市石坪慎一郎さんのリクエスト

でお送りした水前寺清子の「だめでもともと」、その時によく似た題名で「だ

めでもともと音頭」というのがあるらしい、とお話ししました。その時は楽

曲確認が出来ていなかったのですが、辿り着きましたよ。

まずはお聞き下さい。

「だめでもともと音頭」、水前寺清子です。

 

M06.だめでもともと音頭(4’05”)水前寺清子

-T.Hoshino, S.Kitajima- クラウン CRCN-41124

 

N  「だめでもともと音頭」、水前寺清子でした。当初は同じ歌を音頭調に再編

曲した物ではないかと考えていましたが、まったくの別モノでしたね。唄われ

ている主題にはそれほど大きな違いはありません。この頃「だめでもともと」

という言葉が流行ったのかな。シングルのA面にはなっていませんね。

水前寺清子はクラウン・レコードの自社番、花王石鹸提供「歌う王冠」で、デビュ—

の時から知ってます。「365歩のマーチ」に代表される前向き努力推奨歌で高度

成長期を風靡しましたが、早々にキャラクタ—を固定されてしまった感がありまし

て、正直なところ本人は辛かったんじゃないかな、このパブリック・イメヂが。

心中お察しいたします。

それではもう一度「だめでもともと」を聞いて下さい。1970年10月の発表

です。

 

M07.だめでもともと(3’34”)水前寺清子

-T.Hoshino, M.Yoneyama- クラウン CRMEG-10387

 

N  「だめでもともと」水前寺清子でした。さてその時にお送りしたもう1曲の

珍品歌謡、坂本スミ子の「メロンの心」、「気持ち」ではなく「ココロ」でしたね。訂

正のココロ。

その後、「『日本民謡とラテン・リズムの融合』って『ドドンパ』じゃんか。ん

なもん、とっくにやってる人達がいるんだよ~って話。だからおスミの『メロンの

心』は重要なんだよなぁ~~」という投稿を頂きました。送信者は、あの「さ

さきがく」という人です。

これ民謡クルセイダーズの「ホ—ハイ節」の事を言ってるのかなあ。改めて聴き直し

てみましたら、確かに「ドドンパ」に聞こえない事もないですね。ただ彼らに

その認識があったかどうか、不詳です。「ドドンパ」ねえ。だったらもう少し

軽薄さを意識的に強調すると思うんですが。

その代表例をどうぞ。

 

M08.お座敷小唄(2’13”)和田弘とマヒナスタ—ズ  

-pd.,A,Mutsu-  キング KICX 2725

 

N  和田弘とマヒナスタ—ズで「お座敷小唄」でした。これ、オリヂナルじゃないですね。

レイベルがキングで、安倍律子とのデューオになってます。図書館で借りて来たんだ

けど、歌謡曲の世界では本人が平気で吹き込み直すから、よく調べなくては

いけませんでした。失礼。近々正式な原ヴァージョンをお届けしましょう。ただ、

原仕様とそれ程の違いはないと思いますよ。「ドドンパ」のリズムはむしろこち

らの方が強調されているでしょう。

この「お座敷小唄」は、その成立にかなり複雑な背景をもっていますが、

簡単に言うと「作者不詳の俗謡歌」となるんでしょうか。この頃は忘年会が

始まる12月になると決まってこの種の「小唄歌謡曲」が流行りました。それ

に「ドドンパ」のリズムは最適だったのです。

 

M09.東京ドドンパ娘(3’28”)渡辺マリ

-T.Miyagawa, Y.Suzuki-  ビクター VICL-5109

 

N  これは カッコいいですね。渡辺マリの「東京ドドンパ娘」です。1961年にヒット

したのを朧げながら憶えているなあ。その頃わたしはこの手のイカレた音楽に

惹かれ始めていたのですが、カテーのジジョ−でなかなか親しむところまでは辿り

着けませんでした。よく同じ学級の不良が「ドドンッパ、ドドンッパ、ワッタシの

ムーネーに」と唄っていましたね。小学校1年生で、既に不良。どんな奴だ。

「ドドンパ」はどうやら国産のビ—トらしいのですが、「フィリピン・マムボ」とも

呼ばれていた事があるそうです。フィリピンのダンス・ビートが土台になってるよう

ですね。ノヴェルティ風味満載、きわめて安易で脳天気、こんなビ—トも世界に珍し

い。スウィングからエイト・ビートへ移って行く間に、この国にはこんな素敵なリズムが

生まれていたのです。

 

M10.松の木小唄(2’53”)三島敏夫

-pd. M.Nishizawa, arr.by T.Mishima –  コロムビア 2CD-457(GES-14)

 

N   これも年の瀬小唄として流行ったかな。三島敏夫「松の木小唄」です。彼

は不思議な、魔力と言った方がいいような雰囲気の唄い手で、子供のわたし

は気持ち悪くて仕方なかった。この嫌らしさは、別格ですね。今の1曲でその

「味」は充分に伝わります。ここでも控え目な「ドドンパ」ビートが全体を支

えています。洋風のナイトクラブでもお座敷でも通用する万能リズム、「ドドンパ」。

大変ケッコ—です。結構なことね、ジョン。本当に結構なことよ。

 

M11.Eghit Days A Week(2’46”)The Beatles  

-J.Lennon, P.McCartney-  Parlophone CDP 7 46438 2

 

N 再びザ・ビートルズ、先ほど同じアルバム『売り出し中』から「エイト・デイズ・ア・

ウィーク」でした。突然これが出て来たのにはワケがあります。

「お座敷小唄」や「松の木小唄」などは国産ゲテモノ歌謡曲のコムピ盤に収録さ

れている事が多く、またこういう盤には非常に珍しい一発曲が入っていたり

するので、わたしも見つけた時には手に入れるようにしています。殆ど1回限

りの発売で廃盤になってしまう運命です。今回「松の木小唄」を日本コロムビア

のサブ・チャンネルから発売された『宴会・お座敷艶歌』という2枚組で探していた

時に、発見したのですよ。今の「エイト・デイズ・ア・ウィーク」創作の基になった

歌謡曲を。

これです。五月みどり「一週間に十日来い」。

 

M12.一週間に十日来い(3’21”)五月みどり

-K.Kojima, M.Endo-  コロムビア 2CD-457(GES-14)

 

M13.I Stand Alone(3’39”)Al Kooper

-A.Kooper-  Columbia  88875099072

 

N  五月みどり「テン・デイズ・ア・ウイーク」でした。それに続けたのはアル・クーパー

3週連続で、「アイ・スタンド・アローン」でした。「ソフト・クリームを持っている」自由の

女神に扮したジャケット画で知られる、あのソロ作『アイ・スタンド・アローン』の表題作で

す。「アイ・スタンド・アローン~わたしは一人で立っている」、ここでアル・クーパーはヌー・

ヨ—ク港に立つ自由の女神になって、行き来する人々の営みをじっと見て、さま

ざまな事を思い浮べる。このアルバムは全編に沢山の具体音/効果音が含まれて

いて、それがアメリカ合衆国の音楽であるかのように構成されています。自由の

女神の耳にも、沢山の会話、騒音が入って来ることでしょう。マイケル・ブルームフィ

ールドがイレクトリッック・フラッグを結成して、あらゆる雑音の集合として「アメリカン・ミュー

ジック・バンド」を提唱した発想も実はここにあったのではないか、とも思えま

す。「アイ・スタンド・アローン」はアルバムを象徴する1曲です。

一方、わたしはこの表題曲を聞く度に「幸福の王子」を思い出します。ツバ

メに自分の身体を覆う純金板を剥がさせて恵まれない人間に届けさせ、最後に

は自分が崩れ落ちてしまうというオスカー・ワイルドの短編です。アルの意図はもう少

し別の所にあったかも知れませんが、先週「ケンタキーの青い月」を聞いた後、妙

に想いが昂って、今朝お届けしました。ブラッド、スウェット、アンド・ティアーズそっく

りな管楽器のリフが出て来ましたね。

早朝労働に勤しむ女性のリクエストで聞き始めたアル・クーパーの世界、正直これま

で疎遠でした。時間をかけて、もうちょっと探索してみます。

今朝は昔の音楽ばかりですね。最も古いのは1801年ベイトーヴェン作のピアノソ

ナタ第14番嬰ハ短調 作品27-2「幻想曲風ソナタ」です。凄いなあ。そこで新

譜から、と言っても原曲はマイケル・フランクス1976年の作品です。

「マンキ・シー、マンキ・ドゥ」、ティム・トリファズ。

 

M14. モンキ−・シー、モンキ−・ドゥ(3’29”)ティム・トレファーズ  

-M.Franks- Pヴァイン PCD-24673

 

N  コ—ダ部分で出て来る女性のバック・グラウンド・ヴォーカルが魅力的でしたね。何と

いう人だろう。ティム・トリファズでマイケル・フランクスの「マンキ・シー、マンキ・ドゥ」でした。

日本でマンキ・ダンスが流行ったのは1967年から68年、メイジャー・ランスの「満期」

が63年ですから、発祥の地アメリカではもっとずっと前でした。わたしは「マンキ」

といえばミラクルズの「ミッキーズ・マンキ」をすぐに連想します。タミ・ショウのあのエクサイテ

ィングなダンス場面が忘れられません。

では「ミッキーズ・マンキ」ミラクルズ、「マキです。安全運転お願いします」意味不明。

 

M15.Mickey’s Monky(2’44”)The Miracles   

-W.Robinson- Motown 31453-0420-2

 

N  カッコいいね、「ミッキーズ・マンキ」ミラクルズ。タミ・ショウではスモ—キ—と他のメムバが向き合

って振りの掛け合いをするんです。わたしは二十歳を過ぎてから観ましたが、

性的に興奮しました。密林の奥に住む民族の祈祷儀式のようにも見えました。

さて同じモータウンのレイベル・メイト、フォートップス。以前「松笠公園」のフル・ヴァ—ジョン

がCDになっていないからと、ひどく音の悪いLPで聞いてもらったことがあり

ます。この間の片付けの時に出て来たごく初期の2枚組に、なんと6分31秒で

しっかり入っていました。今朝はあらためてその長尺でお聞き頂きます。冒

頭部分がほんの少し切れているような気もしないようではないのですけれど、

リーヴァイ・スタブスの泣き節、ご堪能下さい。

フォートップス、「マッカーサー・パーク」。

 

M16.MacArthur Park(6’31”)Four Tops 

-J.Webb- Motown 530 190-2

 

M17.男が女を愛する時(2’55”)パーシー・スレッジ 

-C.Lewis, A.Wright-  ワーナー 20P2-2368

 

N  フォートップス「マッカーサー・パーク」に続けましては、缶コーヒーのコマーシャルでしきりテレビ

から流れているパーシー・スレッジの名唱「男が女を愛する時」です。印象的なイント

ロからハイトーンの唄が始まる瞬間までのほんの僅かな時間です。ベタついたナレイション

も許してあげましょう。このコ—ヒ—は十年ほど前の発売時にスティーヴィー・ワンダーに

オリヂナルのコマ—シャルソングを唄わせてましたね。次は何をするのだろう。

さて同じアトランティックからのソウル・ミュージックで、この時季にとてもしっくり来る1

曲をお届けしましょう。

マージ・ジョセフ、ご存知でしょうか。彼女のアトランティックでの第一弾アルバムから、

アル・グリ—ンの名作「レッツ・ステイ・トゥゲザー」。

 

M18.レッツ・ステイ・トゥゲザー(3’25”)マージ・ジョセフ

-A.Green-  ワーナー WPCR-27535

 

M19.スタンド・バイ・ミー(2’59”)ベン・E・キング

-J.Leiber, M.Stoller, P.Spector-  ユニバーサル UICZ-1055/6

 

N  今朝、聞いてよかった、そんな気がするマージ・ジョセフの「レッツ・ステイ・トゥゲザ

ー」、如何でしたでしょうか。彼女はアリサ・フランクリンの後継者としてスタックス/ヴォル

トからアトランティックに引き抜かれました。このアルバムは当時新進気鋭のアリフ・マーディン

がアリサとほぼ同じ制作環境で仕上げた物です。弦が秋を感じさせますね。聞い

てよかったな、本当に。

その次は言わずもがなの「スタンド・バイ・ミー」、ベン・E・キングです。これは

図書館で借り出した、ヒット映画の主題歌を集めたアルバムにたまたま入っていた

トラックで、アトランティックR&Bの流れでお届けしました。同名映画の主題歌でしたね。

先週「ドリーム」という映画を観ました。アメリカ合衆国の黒人差別を背景に航空

宇宙局で働く勇敢な女性3人の物語。いい作品でしたよ。挿入されている音楽

も最初の方は60年代のR&B中心で文句なしでしたが、終了部分で有人衛星の

発射に成功し、帰還するまでの長いシークエンスで流れている音楽が、どうにもこ

うにもある既存の映画音楽に聞こえてしまって仕方なかったので、確認の意

味でもう一度、そちらを聞いてみる事にしました。それで図書館に行ったの

ですよ。

これです、ヴァンゲリス「炎のランナ—」。どうぞ。

 

M20.炎のランナ—(3’40”)ヴァンゲリス    

-Vangelis-  ユニバーサル UICZ-1055/6

 

M21.ヴェジョ(2’41”)アルヴァーロ・ランセッチ

-unknown-  Pヴァイン PCD 25243

 

N  懐かしいでしょう、ヴァンゲリス「炎のランナ—」。わたしは昔日曜日の深夜に放送

されていたラジオ番組「ナガオカ・ワールド・ミュージック」でかなり長い間続けて流れて

たのを思い出しました。キャッシュ・ボックスのチャ—トでずっと好成績だったのでしょ

うね。

かなり話題になった映画は観てまいせん。あら筋も未だに知りません。長

距離走者の成功物語なんでしょうか。

「ドリ—ム」ではハピー・エンドの場面で今のメロディに酷似した音楽が鳴り続ける

もので、気になって気になって、クライマクスに没頭出来ませんでした。スコアはハービ

ー・ハンコックがバイト的にやってたみたいです。サントラ盤は2種類が出てまして、ファレル・

ウイリアムズが全編に絡んでますね。「ドリーム」、いい映画ですよ。まだ公開中。

お早めにご覧下さい。

その次のポルトガル語の歌は「ヴェジョ」、アルヴァーロ・ランセッチというブラジル人。彼

の地ではかなりの売れっ子のようです。短いながら一瞬の涼気を吹き込んで

くれました。最新アルバムは11月上旬の発売。通して聞いてみるつもりです。

さて先週の「幻」電鉄、「定刻通り運行中」と申し上げておりましたが、

発車を忘れた運転手がいました。臨時ダイヤで今朝の始発便とします。

本来は「サンフランド行き最終便」、ジョニ—・ダンカンとブル—・グラス・ボーイズです。

 

M22.Last Train To San Ferando(2’26”)

Johnny Duncan & The Blue Grass Boys

-S.Devere,R.Padmore-  ACE CDCHD 1450

 

M23.The Train From Kansas City(3’18”)Shangri-Las

-J.Barry, E.Greenwitch-  ACE CDCHD 1450

 

M24.Kansas City~Hey,Hey,Hey(2’33”)The Beatles 

– J.Leiber, M.Stoller, R.Peniman-  Parlophone CDP 7 46438 2

 

後TM:ボーン・イン・シカゴ 「アサー」入り P.B.B.B.

 

N  ジョニ—・ダンカンとブル—・グラス・ボーイズで「サンフランド行き最終便」、次発は

シャングリ・ラーズが乗った「カンザス・シティからの列車」、そして折り返し運転で、

三度ザ・ビートルズ、また同一アルバム『売り出し中』から連結車両で「カンザス・シテ

ィ〜ヘイ、ヘイ、ヘイ」でした。

今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/df932f8ec573beb429d729779182d81b1fbd9778

   ダウンロードパスワードは、nyx391fbです。

夏のように暑い日のあと急に冷えて来ました。もう午後6時で真っ暗です。

今朝の日の出は午前5時45分。昼間は12時間を割り込んでいます。月日は

風のように去って行きますね。

今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。

 

 

Awesome Rock【10/13 O.A.】Playlist

Awesome Rock【10/13 O.A.】Playlist

336回目、10月13日の番組は、


名実ともに日本最大級のメタルフェス『LOUD PARK』で期待のスウェーデン勢を紹介しました。
今年はサバトンとメシュガー!
でも、シェンカーも外せない。
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M01: We Are Never Ever Getting Back Together (Cover)  /  Abandoned By Bears

M02: I Want You Back (Cover)  /  Abandoned By Bears

<コーナー: AwesomeRecommendation>

M03: Smoking Snakes  /  SABATON

M04: Rational Gaze (Live in Tokyo)  /  Meshuggah

M05: New Millennium Cyanide Christ (Live in Montreal)  /  Meshuggah

<コーナー: AwesomeRecommendation>終わり

M06: Up All Night  /  Beck

おしまい♪

中央エフエム Awesome Rock
澤田修の完全監修番組。選曲、編集、トーク、全て担当!
毎週金曜日21時~21時半。再放送:毎週土曜日23時~23時半


現代メタルの頂点 MESHUGGAHのライヴ作品!
演奏力にひれ伏します。