カテゴリー : 2018年 1月

【幻】モーニン・ブルーズ 2018/01/20

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TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

 

N  おはようございます。アサー、ワツシイサヲです。

稀勢の里、休場ですってね。わたしは昇進直後の引き回しが、第一の原因

だと考えています。久し振りの日本人横綱だということで、各方面から注目

を浴びたでしょう。それは当然ですが前の場所で負傷しているのですよ。そ

れなのに相撲人気を煽る為に様々な催事に引っ張り出して、稀勢の里は休む

間もなかった。怪我を完全に直して横綱として始められなかった。四股名を

含めて力士の全権を管理している相撲協会の、先見のなさが現れています。

八百長の効かない格闘技ならば、何よりもまず身体です。稀勢の里は悔しい

だろうな。横綱にしておいて食いつぶす、という愚を働いた相撲協会。他に

も本質的な部分で問題を抱えているオーズモー、この後どうなりますか。

さてモ—ニン・ブルーズ、今朝も始めましょう。先週のリー・アン・ヲマック、早速のご

反応、ありがとうございます。どちらかと言えば怖そうなお顔で、わたしの

苦手なタイプの女性ですが、妙に惹かれるものがありまして、手に入れてから

しばしば聴いております。先週「かなりゴスペル的な部分が感じられる」とか

言ってました。今朝はモロにそのまんまのゴスペルをまずお聞き下さい。

「テイク・ザ・デヴォ−・アウト・オヴ・ミー」。

 

M01.Take The Devil Out Of Me(1’37”)Lee Ann Womack

-G.Jones-  ATO / PIAS ATO0412CD

 

N  「テイク・ザ・デヴォ−・アウト・オヴ・ミー」、リー・アン・ヲマックでした。ジョージ・ジョーン

ズの書いた歌で、「わたしの心から悪魔を追い出して下さい」と連呼し、最後

には「出てった、居なくなった、すっきりした」と祈りの効用で解決、極め

て単純な歌です。悲観と楽観が交差する極めてジョージ・ジョーンズらしい内容で

すね。来週はオリヂナルを聞いて頂きましょうか。

リー・アン・ヲマック次は今回のアルバム『ザ・ロンリー、ザ・ロンサム、ザ・ゴーン』の冒頭曲

です。わたしはこの響きから瞬時にゴスペルの香りを嗅ぎ付けました。教会で

大勢に唱和される形とは違いますが、北米深南部のカントリ—・ゴスペルの臭いがか

なり濃く漂います。あなたには如何でしょう。

「オール・ザ・トラボー」。

 

M02.All The Trouble(5’41”)Lee Ann Womack  

-L.A.Womack, W.Pajne, A.Wright-  ATO / PIAS ATO0412CD

 

N  リー・アン・ヲマックで「オール・ザ・トラボー」。これを1曲目に持って来た最新アルバム

『ザ・ロンリー、ザ・ロンサム、ザ・ゴーン』では今時珍しく煙草を指に挟んだモノクローム

写真がジャケットに使われています。何か意図するところでもあるのでしょうか。

さて次も先週1曲聞いて貰ったテキサスの紳士集団の演奏です。スタジオ・ジャムの

印象は何度聞いても変わらず。今朝はかなり長いヴォーカル曲です。

「シェイキン・オール・オーヴァ」。

 

M03.Shakin’ All Over(8’03”)The Texas Gentleman  

-F.Heath-  New West NW6407

 

N  「いいか早く終われ」と言いたくなるような長い演奏。何回か「ここで終わ

りだな」と思わせながら、また続く。この辺りもスタジオ・ジャム的です。タイトルを

叫ぶ所は他の曲にほとんど同じものがありますね、何だったけかな。他にも

「ワイルドで行こう」そっくりなリフが出て来たりしてました。特に決め事なしに

テキトーに音を出し合っていると、過去に聞いたような弾いたようなフレイズがどん

どん出て来るのでしょう。ですが、終了部分には冒頭のリフが繰り返されたり、

意外としっかり作られているようでもあります。決して洗練された高度な演

奏ではありませんが、聞いていて、思わずニヤニヤしてしまう、テキサス・ジェルメンの

「シェイキン・オー ル・オーヴァ」でした。

さて、テキサスには紳士たちもいれば遊び人たちもいます。

 

M04.Keep A Knockin’ But You Can’t Come In(2’01”)

Bob Wills and The Texas Playboys

-B.Wills-  Metro Select METRSL038

 

N  ボブ・ウイルスとテキサス・プレイボーイズで「キープ・ア・ノッキン、バット・ユー・キャーント・カム・

イン」です。このタイトルはリトル・リチャードの「キープ・ア・ノッキン」と同じ言葉遣いです

リトル・リチャードの方は「明日また出直せ」と続きますが、こちらは「入れないよ」

と繰り返すだけでした。

さてテキサスの紳士たち、遊び人たちを代表してもう1曲。

チェット・アトキンズで「カントリー・ジェルマン」

 

M05.Counyry Gentleman(2’12”)Chet Atkins

-C.Atkins, B. Bryant-  RCA / Budda74465 99673 2

 

N  いつ、何を耳にしてもその正確で端正な爪弾き方に心を洗われる思いのチェッ

ト・アトキンズで「カントリー・ジェルマン」でした。

さて、先週の蔦屋代官山店で行なわれた「DJ糸居五郎 深夜放送、このこ

ろの洋楽を語るトークショウ」にはたくさんの方々にお越し頂きました。ありがと

うございます。僅か1時間でしたのであまりたくさんの音楽をお届け出来な

かったのですが、そこは三枚連作『DJ糸居五郎 黄金のレイディオ・ヒッツ ゴ−・ゴ

−・ゴ−!』をお買い求め頂き、お楽しみ願います。

「一番気に入ったのは、どれ」と淳に尋ねられ、思わず出たわたしの答え

はヒューマン・ベインズの「ノー、ノー、ノー、ノーバディ・バット・ミー」。始まったら肝心のヴ

ォ—カルがすっ飛んでて慌てて調整、何て場面もありました。失礼。全編を覆う

フィードバック音も含めて、とてもカッコいいサイケデリック・ロックです。大好きです。

これのオリヂナルはご存知アイズリー・ブラザーズ。そちらを聞いてみましょう。

1964年のヒットで「ツイスト・アンド・シャウト」の延長線上にある、初期のアイズリーが得

意としたゴスペル・ロックンロ—ルです。こちらも充分にカッコいい。ベインズのカヴァは後

半のブレイク・パートからヒントを得て、そこを主旋律に持って来たようです。その

着眼点も正しい。

ディ・アイズリー・ブラザーズ、「ノー、ノー、ノー、ノーバディ・バット・ミー」。

 

M06.Nobody But Me(2’19”)The Isley Brothers  

-O.,R.,R.Isley-  Varese Sarabande 302 066 103 2

 

M07.Mr.Moonlight(2’39”)Dr. Feelgood & The Interns  

-R.B.Johnson-  Varese Sarabande 302 066 334 2c

 

N  アイズリー・ブラザーズの「ノー、ノー、ノー、ノーバディ・バット・ミー」に続けました、ダ

クタ・フィールグーッドとディ・インターンズで「ミスタ・ム—ンライト」、こちらもビートルズのカヴァし

たオリヂナル仕様がこれです。

タクシドライヴァ45979号からご投稿をいただきました。仰せの通りムーン・ドッグ

ズというのは、彼らがシルヴァ・ビートルズと名乗る前の彼らのグル—プ名でたぶん

伝説のDJ、アラン・フリードのラジオ番組「ムーンドッグ・ロックンロ—ル・ショウ」から取られた

筈です。その頃はジョニーとムーン・ドッグズだったんじゃないかな。その影響でし

ょうか、同名のロックンロ—ル・グループはこの国にもたくさん存在した筈です。もう

ひとり、本家ムーンドッグという路上現代音楽家もいましたね。とても興味深い

作品を生み出していました。久し振りに聞いてみたくなりましたが、今朝は

45979号さんのリクエストにお答えしましょう。

ザ・ビートルズ「ミスタ・ムーンライト」、本日の月齢は3です。

 

M08.ミスター・ム—ンライト(2’41”)ザ・ビートルズ   

-R.B.Johnson- 東芝 TOCP-71044

 

M09.ライク・ア・ローリング・ストーン(1’34)ボブ・ディラン

-B.Dylan-  ソニー SRCS 5503

 

N ビ—トルズに続いて大物の揃い踏み、ボブ・ディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」

でした。これは3枚組のブートレグシリ—ズに収められているデモ・ヴァージョンです。

例の「ラ・バムバ」論を披露した時に投稿で確か八王子60オーバ−さんから頂い

た投稿にもありました。原曲は4分の3拍子、ヲーツだったのですね。1991年

に発表されたこの非公式録音集にも「ここまで明らかにされなかったけれど、

当初この歌は4分の3拍子で書かれていた。『ライク・ア・ローリング・ストーン』はヲーツ

だったんだ」と特記されています。「こんな歌があるけど、どうかな」と、非

常にリラックスして唄い演奏してます。誰を前にしてるのでしょうか

 

M10.Whisper(4’35”)チャスティ・ブラウン  

-unknown-  BSMF  6130

 

N  メイヴィス・ステイプルズのような深みのある声で唄ってくれたのは、チャスティ・ブラウ

ン、1/26に本邦初登場ですが、本国アメリカでは既に6枚アルバムを発表しているそ

うです。かなり白い、ライトスキンと呼ばれる色の薄い肌の黒人女性。キュートな顔つ

きです。シンガ・ソングライタという事になるのでしょうが、力強い説得力に溢れた

唄が魅力です。楽曲全体の造りも宜しい。アルバム『シルエット・オヴ・サイレンズ』から

「ウィスパー」でした。

次はユーリズミクスのデイヴ・スチュアートが過去に発表したからデユーオ作品を集めてま

とめた『ナッシュヴィル・センションズ』からです。まずはジョス・ストーンと唄った、

「ピクニク・フォー・トゥー」。

 

M11.Picnic For Two(4’15”)デイヴ・スチュワート  feat. Joss Stone

– unknown –  BSMF  6032

 

N  わたしのデイヴ・スチュアートといいますと、猛女アニー・レノクスの尻に敷かれて言う事

に従っているような印象が強いのですが、ここでは自立した姿が見られます。

相手はみな著名な唄い手ばかりですが、デイヴ・スチュアートが媚びも背伸びもせず

に落ち着いて唄う姿勢には好感が持てました。

  『ナッシュヴィル・センションズ』からもう1曲、今度はアリスン・クラウスとの二重唱です。

「ドロウイング・イン・ザ・ブルーズ」。

 

M12.Drowning In The Blues(3’47”)デイヴ・スチュワート  feat. Alison Krauss

– unknown –  BSMF  6032

 

M13.ベアトリ姐ちゃん(2’22”)榎本健一 feat. 長沢

-Suppe, Y.Kobayasi, K.Shimizu-  東芝 TOCT-6019/20

 

N  突然のエノケン、中間部には可愛がっていた長沢純も一緒に唄っていた「ベアトリ

姐ちゃん」です。原曲はフランツ・フォン・スッペの作ったオペレッタ「ベアトリ—チェ」です。

「ベアトリ姐ちゃん」という題名から始まって、訳詞、うたの表情すべてに洒落

た感覚が溢れています。エノケンはカッコいいね。粋だよ。

なぜこの歌か、といいますと、来日した「核兵器廃絶国際キャンペ−ン」の事務

局長がベアトリス・フィンという名前で、瞬間的に連想したからです。世界唯一の被

爆国であるニッポンが、核兵器禁止条約の採決に出席しないという卑屈な方法で、

逃げ回っている現状は実に見苦しい。今回も「ベアトリ姐ちゃん」の会見申し入

れをアベは逃げてましたね。カンボーチョーカンは「日程調整がつかない」という説明

不足のリユーで、一緒に逃げてました。あんた達には信じてる事がある筈だ。そ

れを直接対面して話せばいい。自信も誇りもあるだろうが。逃げるなよ。

以前沖縄県知事が緊急の案件で急遽「来日」した時もアベは会わずに逃げた

ね、あの男。知事はその日に県内の公務を差し置いて、沖縄から飛んで来て

んだよ。その強い思いが分らないのでしょうか。ギワクのアキエと手エつないでタラ

ップ昇り降りしてましたね、一週間程前は。

ベアトリス・フィンと1月17日の国会議員との討論会での自民党議員の佐藤雅久

外務副大臣の発言は、完全に核兵器を容認しているものと同じです。聞いて

いて思わず「本気か」と確かめたくなりました。この国の核戦争肯定論はこ

こまで来ているのです。それを正しいと信じているなら、何故この意見を核

兵器禁止条約の採決の場で主張しないのでしょうか。相手がね、NPO法人の

代表という「平民」だからエラソーに本音を言ってんですよ。国連や世界各国家

の重鎮の前からは逃げてんのに、市井の人々の前では豹変する。代議士って

いうのは、そんなに偉いのかね。公務員より働かなきゃいけない大衆のゲボク

だろうが。

「北が一発打ってくれりゃあなあ」と、本気に考えている人間がマツリゴトを

ツカサドッているのです。「ベアトリ姐ちゃん」たちの願いを踏みにじる被爆国の民、

つまりわたしたち、アイ・アンド・アイ、さあどうしよう。

一方、わたしたちの中には、一般社会ミーディアでこんな中傷記事を書く人間

が居る事もお伝えしておきましょう。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180118-00005906-bunshun-pol

 

M14.No More Blues (Chega De saudade)(2’15”)Jon Hendricks

-A.C.Jobim, de Mrares, Hendricks, Cavanaugh-  Reprise 93624 8245-2

 

N  異質なヴォ—カル曲が続きます。「想いあふれて」という題名で知られるアントニオ・

カルロス・ジョビム作のボッサ・ノーヴァ曲、音韻の魔術師ジョン・ヘンドリクスがジョアン・ジルベ

ルトの歌を英語でヴォーカライズしています。彼の作品は殆どがジャズ曲ですから、

異色の1枚となります。1961年の発表、だいぶ目の付けどころが早いですね。

わたしはこの間レコード店で目にするまで存在を知りませんでした。収録されて

いるのは名曲ばかりですが、ポルトガル語でなく、それほどボッサ・ノーヴァ調では

ないヴォーカルが絡むとまた別の音楽のようにも聞こえて来ます。

ではジョン・ヘンドリクスのアルバム、『ジョアンに乾杯』からこれも超有名曲ですね。

「静かな夜」という英語の題名が付けられた「コルコヴァド」。

 

M15.Corcovado(2’23”)Jon Hendricks

-A.C.Jobim, Kaye, Lees-  Reprise 93624 8245-2

 

M16.Jive Samba(2’15”) Jon Hendricks

-Adderley, Hendricks-  Reprise 93624 8245-2

 

N  ジョン・ヘンドリクスのアルバム、『ジョアンに乾杯』から「コルコヴァド」に続けましたのは、

キャノンボール・アダリー作の「ジャイヴ・サムバ」のヴォーカライズです。やはりこういう音

の方がしっくり来ますね、ジョン・ヘンドリクスは。キャノンボールのは1962年の発表で

すから、こちらが初出作品になるのでしょうか。タイトルからしてヴォ—カル曲的で

す。

さて東亜細亜の港町をリル探しに飛び回っている途中で別のリルに出会いまし

た。エスタ・フィリプスです。フィリピン近海で見かけた、という噂を頼りに尋ね歩いた

結果、出会えました。リル・エスタ・フィリプスです。成人した姿は先週も見て頂きま

したが、今朝は「リル」がまだ正式な芸名についていた頃の録音をお聞き頂き

ます。

まずはアムプが火を噴きそうなエレキのソロが素晴らしい

「ザ・ディーコン・ムーヴズ・イン」、クライド・マクファタの居た時のドミノーズが一緒に唄

っています。1951年、リル・エスタ、16歳です。

 

M17.The Deacon Moves In(2’48”)Little Esther

-Ward, Marks-  Proper  INTRO CD 2090

 

N  ご機嫌なジャムプ・ブルーズ、「ザ・ディーコン・ムーヴズ・イン」でした。これはかな

り有名でダンス系のコムピ盤にもよく収録されて居ます。唄の上手さはさて置い

て、その表情がとても大人。時折り唄声に少女らしさが覗くのはご愛嬌。文

句なしの天才、「神女」ですね。リル時代の名唱を集めた、プロパーのこのアルバム

には、ジャケットに四葉の写真が配されています。それを見ると、本当に子供。

リルと付くのも分ります。

同じく 1951年、16歳での吹き込み。「ディーコン」よりも更に大人の情緒で

唄っています。

「サタデイ・ナイト・ダディ」。今度はリル・ウイリー・リルフィールドとのデューオです。

 

M18.Saturday Night Daddy(2’41”)Little Esther feat. Little Willie Littlefield

-Leiber, Stoller-  Proper INTRO CD 2090

 

N  さて「幻」鉄道、今朝の始発です。少女車掌が乗り込んでいますが、お手を

触れない様に願います。では中央幹線、出発進行。

「メインライナ」。

 

M19.Mainliner(2’37”)Little Esther

-Leiber, Stoller-  Proper INTRO CD 2090

 

N  リル・エスタ・フィリップス、「メインライナ」でした。さて今更ですが、これまで当鉄道会

社は「幻」電鉄でしたが、客車を引っ張る機関車はほとんどスティーム・ロコモーティヴ、

蒸気機関車でしたので、社名を「幻」鉄道と改めました。以降宜しく願いま

す。さてリル・エスタ・フィリップス、この時代はジョニー・オーティス一座の唄い手として活

躍していました。その関連でしょうか、リーバー・ストーラーの作品も多く唄ってい

ます。前の2曲もそうでした。そして、今年の干支に因んだあの歌も吹き込

んでいます。ソーントン叔母さんからちょっと借りたようですね。

湯煙夏原です、「狂犬」。

 

M20.Hound Dog(2’33”)Little Esther    

-Leiber, Stoller-  Proper INTRO CD 2090

 

M21.What Difference Does It Make? (3’51”)Tasha Taylor  

-T.Taylor- Pヴァイン PCD-24270

 

N  リル・エスタ・フィリプスで「ハウンド・トッグ」、一匹だけじゃなくて、何匹も居ました

ね。「ハウンド・ドッグズ」でしょうか。散歩途中に暴走してリ—ドを振り回されて

いるような感じでした。

続けてはエスタとも関わりの深いダイナ・ヲシントンの「恋は異なもの」からヒラメキを

頂いたような題名を持つ「ワット・ディファレンス・ダズ・イト・メイク」、タ—シャ・テイラ—。

2010年に発表された公式第一作『テイラー・メイド』からお届けしました。この

頃から最新盤『ハネー・フォ−・ザ・ビスケット』まで、彼女の基本的な音楽に対する

姿勢は変わっていませんね。7年前のこの作品も、良質なソウル・ミュ—ジックです。

既に自分が制作管理者、プロデューサーです。自分の唄を活かすという目的がはっ

きりしていて、「その位でいいわ」なんて判断はないようで、どれもテッテテキに

詰められています。それでいてちっとも窮屈ではないのは、大器ゆえでしょ

うか。そろそろ新しい作品も聞きたくなって来ましたね。今朝は『テイラー・メイド』

から、もう1曲お聞き下さい。

「オール・ディス・タイム」。タ−シャ・テイラ—に多謝。

 

M22.All This Time(4’28”)Tasha Taylor 

-T.Taylor- Pヴァイン PCD-24270

 

N  タ−シャ・テイラーで「オール・ディス・タイム」。でした。

ではタ—シャの父親、偉大なるジョニー・テイラーの書いた、と言いますかゴスペル普遍

の題材をとても上手に洗練させてジョニーが作った名曲も聞いておきましょう。

アル・グリーンです。「ガッド・イズ・スタンディング・バイ」。

 

M23.God Is Standing By(3’15”) Al Green   

-J.Taylor-  Right Stuff  72435-42679-2-5

 

M24.Hero(Wind Beneath My Wings)(3’40”) Gladys Knight & The Pips

-L.Henley, J.Silbar-  Columbia 982735 2

 

TM Born In Chicago 「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-N.Gravenites-  Rhino 8122 798434 0

 

N  アル・グリーンの「ガッド・イズ・スタンディング・バイ」に続いては、今週もグラディス・

ナイト・アンド・ザ・ピップスでした。「ヒーロー」、「愛は翼にのって」というタイトルもあ

るそうですね。日本でも当たったのかな。わたしはマイティ・クラウズ・オヴ・ジョイ

が採り上げているのを聞いて知ったと思います。グラディス・ナイト・アンド・ザ・

ピップス、コロムビア時代のベスト盤からでした。

 

さて、中央エフエムでの生放送決定にたくさんの拍手、ありがとうございます。

2018年2月15日木曜日の24時、午後12時、つまり、二日が重なる一瞬、

2018年2月16日金曜日の0時、午前0時から、澤田「大家」修が3時間

で、その後の2時間がウツツ・モ—ニン・ブルーズです。

送信周波数は84.0メガヘルツ。受信機は万全にしておいて下さいよ。電池入っ

てますか。ラジコでも聞けます。設定は簡単。わたしにも聞こえます。

今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/0d7d77ef51f90996f42669f1aa73b89bed4f0d5d

   ダウンロードパスワードは、bh1mjzj4です。

今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。

 

【幻】モーニン・ブルーズ 2018/01/13

mb180113

 

TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

 

N  おはようございます。アサー、ワツシイサヲです。今日は代官山蔦屋で

「DJ糸居五郎、深夜放送、このころの洋楽」を語るトークショウ当日です。

かなり会場が広いですから、みなさん、挙ってお出掛け下さい。淳は深夜

放送グッズを持って来ると言っていますけれど、何があるのかなあ。あの頃か

らずっと持っていたというのも凄いなあ。楽しみにしましょう。

さて先週リルで始まりリルで終った、というのは「ワツシの美学」、とのお言葉を

頂きました。有り難うございます。しかしながらあれは偶然で、まだ子供だ

ったが故に名前に「リトル」と冠を被されていたエスタ・フィリップスに気が付いただけ

でした。あ、「美学」と言っておけば良かったかな。わたしの場合、仕組むと

外す、無意識が評価されるという「悪い星の下に」生まれたようです。

エスタにつきましては、綴りの間違いがありました。投稿欄の日野さんのご指

摘通り、「Esther Phillips」です。失礼いたしました。「リル」に関してはチョーサ

チュー。銀座に舞い戻ったのは知らなかったなあ。歌舞伎町に流れたら逢えたか

もしれないのに。大勢のケメ子やヨーコが名乗りを挙げる前に、リルもたくさん居た

のですね。興味が膨らんでいます。いつかリル大会やろうか。生語りがいいで

すね。こういうアンサ・ソングの琴オーシューが丁々発止で行なわれていたのに、いつ

からこの国はこんなに窮屈になってしまったんでしょうか。答えは風の中に

舞っているのかも知れませぬ。

さてワツシ美学の集積所「幻」モーニン・ブルーズ、今朝もイヒョーを突いてこの歌から。

 

M01.The Cold Days Of My Life(4’21”)The Chi-Lites

-E.Record- Edsel / Brunswick DIAB 872

 

N  今年の冬は寒い。先週ちょっと暖かくなりましたが、また冷え込んで来てお

ります。年齢でしょうか着込んだり暖房を強くしたり、対策にオーワラワです。そ

んな折、台所のガス・ストーブが壊れてしまいました。ランキン・タクシー宅から頂いた

もので、もう20年以上使って来ました。さすがにお役御免で、新規導入を決

定、電気屋に探しに行ったのですが、炎が見えて上に薬缶を乗せられる形の、

言ってみれば最も単純な形のものが、今は当たり前じゃないのですね。結局

注文という事になってまだ届いてません。今週の朝は特に寒かったですよ。

そこで今朝の第一曲は「我が生涯の最も冷えた日」でした。ザ・シャイ・ライツ

です。去年からずっとフィ−チュアされ続けているシャイ・ライツ、年末にベスト盤をひと

りじっくり聴く機会がありまして、「やっぱりいいなあ」と再認識しました。

殆どの楽曲はユージン・レコ—ド作でして、その世界は大体ワンパ・ターン。淋しいよ

う、淋しいよう、と男がひとりでベソかいてるような内容です。その頂点が先

週の「たれかあの娘を知らないか」なのは、皆さんご存知の通り。そしてこ

の「我が生涯の最も冷えた日」もそれに続く出来映え、というか他の楽曲も

殆ど一緒、おんなじ主題です。

今のはシングル用短縮版。LP仕様は7分位の長尺で、特に大きな変化もなく、

延々と繋がって行きます。これがまた大変宜しい。今のではちょっと物足り

なかった。長尺版はCDになっているのかな。こんな風に徹底して、悲しく

苦しい胸の内を唄うユ—ジン・レコード、彼をワン・トリック・ポニーと称してはいけませ

ん。哀愁をこんなに沢山の形で表現してくれたのですから。さすが友人レコード。

昔、横田基地で彼らのショウを観た事がありまして、前半のクライマックスが、この

「ザ・コールデスト・デイ・オヴ・マイ・ライフ」でした。中間部の起伏に乏しい繰り返

しを延々と続けながら、司会進行を務めるマ—シャル・トムプスンが車のステアリング・ウィー

ルを操作する真似をしながら、「俺は今ドライヴ中だ。おや、テネシー州に入ったよ

うだ。ここにテネシ—から来てる奴は居るか」と呼びかけるんです。すると客席

から「おー、ここにいるぞ」と声が上がる。本土を遠く離れた駐留基地です

から、アメリカ全国の人間が集まっている訳でして、次には「ルイジアナ出身者はど

こだ」「ハーイ」と応答で盛り上がって行きます。

彼らの「シャイ」というのは「シャイ・タウン」、シカーゴの事ですから、「ウインディ・シティ」

と呼ばれるこの町を理解して付けられた邦題が「北風の中で」なのでしょう。

これも傑作ですね。「我が生涯の最も冷えた日」じゃお話になりません。シカーゴ

の灯火、シャイ・ライツでした。

さて年が明けけてから変則的に直接、「犬」に因んだリクエストを頂きました。

喜んでお届けしましょう。遠くで聞いてくれている池田小鹿さんのご希望で、

ザ・ビートルズ、「ヘイ、ブードグ」。

 

M02.ヘイ、ブルドッグ(3’12”)ザ・ビートルズ

-Lennon, McCartney- 東芝 TOCP-65300

 

N  LP『イエロ・サブマリン』から「ヘイ、ブードグ」でした。「レイディ・マドーオナ」に似た

ビ—トでしたね。いま気付いた。このPVは確か一昨年に発売されたDVDにも

入っていました。その時の印象は、ラリッたジョンの仕切る混乱したセッションのよう

だったのですが、こうやって聴きますと、随分しっかりと出来上がっていま

すね。「レイディ・マドーナ」のプロモーション・フィルムの画が、実はこの「ブードグ」を演

奏しているところだったとか、沢山の記録素材を持つこのグル—プにありがち

な事情が付きまとっているようです。わたしはいま聞きながら、何かの漫画

に出て来た「ラムプ」という名前の、警察犬ではなくて、犬の警察官を連想し

ていました。池田小鹿さんありがとうございます。

さて今のはジョンの犬、今度はポ—ル・マートニの飼っていた犬です。

「マーサ・マイ・ディア」。

 

M03.マーサ・マイ・ディア(2’30”)ザ・ビートルズ

-Lennon, McCartney-  東芝 TOCP-71050/1

 

N  ザ・ビートルズ、2枚組の内部分裂失敗作、俗称『ホワイト・アルバム』から、ポ—ル・

マートニの「マーサ・マイ・ディア」でした。これは重ねられた弦以外の全ての楽器をポ

—ルが演奏してるんですってね。珍しくもないけれど、全体の統一感は流石で

す。ハンター・デイヴィス著「ビートルズ」の初版口絵に当時の恋人ジェーン・アッシャーと一

緒に写っていた大きな毛の長い犬です。確か文中にも一度登場していますね。

ブルドッグとオ—ルド・イングリッシュ・シープドッグ、戌年に因んでジョン・レノンとポール・

マカートニの犬の歌をお届けしました。

次はジェリ−・リーバーとマイク・ストーラーの犬小屋で生まれて、ウイリー・メイ・ソーントン母堂

の下で育てられ、南部の勤労青年が愛犬家ロックンロール大会で優勝させた狂犬です。

 

M04.Hound Dog(2’17”)Elvis Presley    

-J.Leiber, M.Stoller-  RCA 07863 66050-2

 

原文

湯煙夏原破雲怒告

蔵院翁留沙汰異夢

湯煙夏原破雲怒告

蔵院翁留沙汰異夢

家憂延音場請裸人

縁能不連胴部魔隠

和漢朗詠文

湯煙ノ夏原ニ、雲破レテ怒リ告ゲル

蔵院ニ翁留マル沙汰、夢異ナリテ

家ハ憂イノ音ガ延ビ場ヲ裸人請ケ

縁能ワズ連カヌ胴部、魔隠レタリ

 

N  エルヴィス・プレズリの「ハウンドグ」でした。上に揚げた漢詩は、その昔、博多で

詠まれていたというこのロックンロ—ル曲の歌詞とその読み下し文です。一部不詳で

して、完全ではありませんが、参考までに見てもらいました。森田一義氏の

ご協力、ありがとうございます。

さて新年ですから新しい音楽も聞きましょう。昨年末の発売でしたね。わ

たしは今年になってから手に入れました。

リ—・アン・ヲマックで「シャイン・オン・レイニデイ」。

 

M05.Shine On Rainey Day(3’18”)Lee Ann Womack

-B.Cobb, A.Combs-  ATO0412CD

 

N  北米カントリ—界の、もう中堅どころになるのかな、リ—・アン・ヲマックの新譜『』か

ら「シャイン・オン・レイニデイ」でした。ちょっと線の細い感じですがなかなかどう

して、しなやかで強靭な唄いぶりですね。演カントリー歌手とは違って、シンガ・ソン

グライタ的な側面を強く持っているリ—・アン・ヲマック、アルバムからは割と濃いゴスペル

色も感じられました。いずれまたお届けしましょう。

さて同じく北米はカントリー・ミュ—ジック・ステイト、テキサスからの新譜です。ダラスを本

拠地としているスタジオ・セッション音楽家の集団、テキサス・ジェントーメン、ジェルメン。これ

が自分達の名義では初めてのアルバムになるのかな。内容は一言で表現するのな

ら、スタジオ・ジャム。それをオーヴァ・ダビングで楽曲単位にまとめた印象です。ま

たゆっくり聞いて貰うつもりですが、今では得難い、というか70年代のロック・

アルバムは皆こんな感じだったなあ、という思いと共に聞きました。

今朝は冒頭の一曲「ハービー、ドゥービー」、スタッフの「フーツ」に似たモチーフが繰り返

されてます。

 

M06.Habbie Doobie(6’16”)The Texas Gentleman

-D.Creamer-  New West NW6407

 

M07.恋のほのお(2’51”)エジソン・ライトハウス 

-B.Mason, T.Macaulay-  ワーナー WPCR-17928

 

N  さて出ましたCD三枚連作『DJ糸居五郎 黄金のレイディオ・ヒッツ ゴ−・ゴ−・ゴ

−』、今日の生語り皿回しに備えて、当日のアサー漬けでおさらいです。

まずお届けしたのは、エヂスン・ライトハウスで「ラーヴ・グロウズ〜恋の炎」、流行り

ましたね。これにはわたしもひとつ思い出がありまして・・・あ、これは蔦

屋でお話しましょう。1970年ですね、日本で流行ったのは。イギリスのデッチ上

げグル—プ、衛士さん灯台。こうやって聞くと、手の込んだ造りで実に良く出

来てます。これで当たらなきゃ恥ってなもんです。

今朝も沢山のヒット曲をお届けますから、さっそく次へ行きましょう。まずは

柔らかな手触りの健全洋楽流行歌からどうぞ。

トレメローズで「サイレンス・イズ・ゴールデン」。

 

M08.サイレンス・イズ・ゴールデン(3’07”)トレメローズ    

-B.Crewe, B.Gaudio-  ワーナー WPCR-17927

 

N  最後の裏声無段階移動が良かったですね。貴乃花部屋親方はこの歌が好きな

んでしょうか。「沈黙はキン也」、トレメロ—ズでした。オリヂナルはフォーシーズンズなんです

っ てね。知らなかった。彼らのB面曲に目を着けたのは、デイヴ・クラーク・フ

ァイヴのメムバだったマイク・スミスだった、というのも余話として充分な事実です。

次もファルセトー・ヴォーカルで唄われます。

ウィッシュフル・シンキングの「ピーナッツ」

 

M09.ピーナッツ(2’20”)ウィッシュフル・シンキング  

-J.Cook-  ワーナー WPCR-17927

 

N  これもフォーシーズンズで有名らしいです。前の曲と同じく、ザ・ワイルド・ワンズが

「スタ−誕生」の原形「タレント・スカウト・ショウ〜あなた出番です」で唄っていたのを

覚えています。鍵盤楽器担当で5人目に入った天才少年渡辺茂樹、通称チャッピ

ーが得意のウラ声でリードを取ってました。わたしはウィッシュフル・シンキングというグループ

自体、このCDで知ったのであります。

あの忌まわしきハード・ロックの対極に出て来たようなソフト・ロックという概念は、

ひとつの特別な形のように捉えられていますが、若々しい新感覚を持ったポッ

プスの主流派だったのですね。加瀬邦彦のワイルド・ワンズはこの手のものを選ぶ

センスがとても良かった。ウィッシュフル・シンキングの「ピーナッツ」でした。

次も忘れられないですね。

ザ・シーカーズで「ジョージ・ガール」。

 

M10.ジョージ・ガール(2’17”)シーカーズ

-T.Springfield, J.Dale-  ワーナー WPCR-17928

 

N  「ジョージ・ガール」、ザ・シーカーズでした。大好きでした。イントロの口笛がなんと

も魅力的です。引っ込み思案で優柔不断な女の子に「しっかりしなよ」と元

気づける、義務教育で音楽の時間に唄われても差し支えない歌です。

13歳の初夏ですね、流行っていたのは。この歌も先の2曲と同じように、

日本人の唄でテレビから覚えました。木の実ナナと尾藤イサオの「ザ・ヒットパレード」

です。誰が唄っていたかなあ。槙みちるだったかなあ。シーカーズがオーストラリアのグ

ル—プだというのは、今日まで知らなかったです。メムバにカンガル−とコアラが居たか

どうか、今日の午後、淳に聞いてみましょう。ビージーズ以前に成功例があっ

たんですね。

ここまでの3曲どれも健全な洋楽流行歌で、それを好きだったというわた

しも、まだイーコだったのでしょうか。

次の歌は1966年と69年に日本でヒットした、と解説にありましたが、始めの

方は体験していません。69年の時はラジオでよく流れていて、唄い出しの「Have

You Ever Seen・・・」で現在完了形を頭に叩き込んでいました。

P.F.スローンで「孤独の世界」。

 

M11.孤独の世界(3’04”)P.F.スローン 

-P.F.Sloan-  ワーナー WPCR-17928

 

M12.青春の光と影(3’14”)ジュディ・コリンズ

-J.Mitchell-  ワーナー WPCR-17928

 

N  P.F.スローンで「孤独の世界」、そして以前ジョーニ・ミッチェルの仕様で聞いて貰った

「青春の光と影」オリヂナル・ヒット・ヴァ—ジョン、青い目のジュディ・コリンズでした。

当然ながら、こちらの方が売れ筋を意識した巧みな造りですね。これもラジオ

で何回も聞いたなあ。わたしがチャ—ト狂だったのはとても短い間でしたから、

多分スタンダ—ド化してから後の事だったように思います。

さて、CD三枚連作『DJ糸居五郎 黄金のレイディオ・ヒッツ ゴ−・ゴ−・ゴ−』、の

第二集、第三集でお届けしている今朝の「幻」モーニン・ブルーズ、先週もお届け

したコマ—シャルなビート・ポップスを続けて参りましょう。

まずトミー・ジェイムズ・アンド・ザ・ションデルスの「モニー・モニー」

アーチーズで「シュガー・シュガー」

レーン&ザ・リーキングズ「ストップ・ザ・ミュージック」、以上の3曲です。どうぞ。

 

M13.モニー・モニー(2’51”)トミー・ジェイムズ・アンド・ザ・ションデルス 

-B.Bloom, R.Cordell, B.Gentrey, T.James –  ワーナー WPCR-17927

 

M14.シュガー・シュガー(2’45”)アーチーズ

-Barry, Kim-  ワーナー WPCR-17928

 

M15.ストップ・ザ・ミュージック(2’53”)レーン&ザ・リーキングズ

-C.G.Westlake, M.Subotsy-  ワーナー WPCR-17927

 

N  健全ビート・ヒット・ポップス三連発、今朝はトミー・ジェイムズ・アンド・ザ・ションデルス

の「モニー、モニー」、アーチーズで「シュガー、シュガー」、そしてレーン&ザ・リーキングズですね、

「ストップ・ザ・ミュージック」をお届けしました。

「モニー、モニー」は今でも充分にカッコ良いです。68年のヒットから20年位経った

頃、スキ—場のゲレンデ放送で耳にした事がありまして、その時も「カッコいいなあ」

と興奮しました。レイ・チャールズ「ワダイセイ」の白人十代仕様ですね。

「シュガー、シュガー」は子供向けアニメイション・テレビ番組の主題歌だったそうです。

全米全英で第一位獲得。日本で68年に発売された時からわたしも親しんで

いましたが、何と言ってもウイルスン・ピケットがフィラデルフィアで吹き込んだ仕様が気に

入っています。ジェフ・バリーが書いた原曲がいいからですね、きっと。立派な

大人の音楽です。

「ストップ・ザ・ミュージック」、解説では「湯原昌幸のスウィング・ウエストがカヴァ−して

いた」とありますが、わたしの記憶は萩原健一のテムプターズですね。LPに入れ

てた筈です。「ストップ・ザ・・・」と誰でも分る英語の表題を連呼する時に、

リズム・ブレイクがあるでしょう。ここで客席から「キャーッ」と来るんです。当時の

お約束です。ショーケンが何かポ—ズで特別な見栄を切るのかな。今のレーン&ザ・リー

キングスのには、この「キャーッ」がないもんだから、何か物足りないのですよ、ハイ。

歌はダンスにジョノカを連れて行ったら他の男に獲られた、という「テネシー・ヲーツ」

と同じく、これまた永遠の主題を持っています。完奏の最後は、エレキのアーミング

でキメて欲しかったですね。

さて先ほどは英語の現在完了形記憶法が出て来ましたが、今度は世界地理

の時間です。イギリス北東部第一の工業都市は、ヌーカソー、ニュ—カッスル。大きな港を持

っている事から、試験前には「入荷する」なんて風に覚えませんでしたか。

一方、 次に唄われるふたつの都市は鉄道で繫がれていて関係が深く、繊維

製品を中心に19世紀のイギリス経済を支えた事で知られています。

ではお聞き下さい。ピンキーとフェラスで「マンチェスタ—とリヴァプール」。

 

M16.マンチェスターとリヴァプール(2’18”)ピンキーとフェラス  

-Popp, Marnay, Fishman-  ワーナー WPCR-17928

 

N  これは本国では全くヒットしていないそうです。世界中で知られていると思っ

ていましたが、分らないもんですね。中学校の社会科学習にも多大なる貢献

をした、ピンキーとフェラスで「マンチェスタ—とリヴァプール」でした。

さて次の2曲はいずれも当時のグループサウンズのシングル曲にもなりました。

1曲目めはザ・ジャガーズ、そしてカーナビーツのカヴァ、覚えてるかな。続けてど

うぞ。

 

M17.キサナドゥの伝説(3’34”)デイヴ・ディー・グループ

-A.T.Blaikley, K.Howard-  ワーナー WPCR-17927

 

M18.オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ(3’00”)ベッドロックス  

-Lennon, McCartney-  ワーナー WPCR-17928

 

N  デイヴ・ディー・グル—プというのは日本だけの呼び名で、本当はデイヴ・ディー、

ドージ−、ビーキー、ミック、アンド・ティッチだ、というのは某英国人から教わりました。

ジェフ・ベック・グループも、本当はジェフ、ミック、ロニー、ニッキー、アンド・ロッドだった、

というのは聞いた事がありませんです。

このグル—プの前の曲「オーケイ」はロシア民謡をアレンヂしたと言われ、このモンゴルに

あったとされている歓楽の都を唄った「キサナナドゥの伝説」は、何故か最後に「オ

ーレイ」と入りそうなスペイン / メキシコ調です。パツラ3本のマリアッチ調は、プロの仕事。

詳細不詳ながらワ—ルド・ミュ—ジックの祖です。

1968年の発表直後に何故か姉が瞬間的に魅了され、ドーナツ盤を買って来て

ました。ただ、わたしの方が長く聞き続けましたね。貴重なシングル・レコ—ドで

すから。かなり刺激的な鞭の音が効果音として入っていますが、ジャガ—ズの

方はこれがショボくてね。ヤング720に出て唄ったときは岡本信がしきりに鞭を

振り回すものの、音は全く聞こえず可哀想でした。「おお、愛に生きて死のう、

あなたを連れて行きたい遥かなキサナドゥ」という唄い出しだった筈です。

時は流れて1980年、同じ綴りが「ザナドゥ」と読み換えられ、映画で大ヒット。

六本木には同じ名前のディスコもありましたね。急にお洒落になっちゃった。わ

たしは一貫して「木更津」で通しました。デイヴ・ディー、ドージ−、ビーキー、ミック、

アンド・ティッチ、「木更津の伝説」でした。

その次「オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ」はママレイドのカヴァの方が日本では有名で

しょうか。アーサー・コンリーのも良いですね。「オバディ・オバダ」なんて発音でね。

このベッドロックスのも日本で当たったそうです。ドラムスがいいですね。確実なビ—

トだ。何て奴だろう。

カーナビーツのカヴァは「デズモンド」と「メアリ」を、「太郎」と「花子」と置き換え

て、アイ高野が唄ってました。

さて、先週末に古くから唄っている人間と長い話をしました。相手はそ

の昔、京都のディスコに出ていて、その頃からブルーズ音楽を志していたのですが、

憧れのスローものを唄い出すとヤクザのマネイジャがすっ飛んで来て、「他のもっと踊

れるのにしろ」と迫られたそうです。そして毎晩、最後にこれを演奏しない

と帰して貰えなかった、と言って教えてくれたのが、この曲です。

 

M19.ヴィーナス(3’34”)ショッキング・ブルー

-R.V.Leeuwen-   ワーナー WPCR-17927

 

N  永遠のヒット曲「ヴィーナス」、ショッキング・ブルーでした。オランダのグル—プでしたね。「帰

してもらえなかった」というと、毎晩演るワケだ。ブルーズを指向している人間

には辛いですね。心中お察し致します。80年代にバナナ・ラーマで2度目のヒットも

記録しています。イギリスのヌーウェイヴ・グル—プのひとつとわたしが見ていたバナナ・

ラーマがこれを唄った時には、大いに落胆致しました、ハイ。

さて遠い昔のヒット・メドリー、いかがでしょう。流行音楽界は十年一日ではあ

りません。今のチャ—ト上位曲とは、全く比較にならない物が並んでいます。た

だ、現在の欧米のチャ—トをちょっと真剣に聴いてみると、それほど音楽そのも

のは変わっていない、という事に気付きます。流行るか、流行らないかの表

層的付加価値は、その世界の中にいないとチンプンカンプンですが、人々に受け入

れられる音楽の要素自体は普遍のように思えます。酷いのはこの国の商業音

楽です。作り手、売り手の都合だけで発せれられている雑音ですね、ほとん

ど。時々訪れる携帯電話ショップが、店内音楽として有線放送でこの国の最新ヒッ

ト曲を流しているのですが、正直言って耐えられません。いつでも早く帰りた

い、ここから逃げ出したい、そんな思いが募って来ます。

それはともかく、2018年も明けたばかり。これから507年後のヒット曲はど

うなっているのでしょう、果たして・・・。

 

M20.西暦2525年(3’15”)ゼーガ−とエバンス 

-Evans-  ワーナー WPCR-17928

 

M21.誓いのフーガ(2’45”)フェアリー・ダスト  

-Hill, Cochrane-  UICZ-1435/6

 

N  ゼーガ−とエバンスで「西暦2525年」。全米一位獲得後、一切音信がないという

潔い一発屋の鏡です。そして原題を「2010年」という「誓いのフーガ」でした。

こちらはCD三枚連作『DJ糸居五郎 黄金のレイディオ・ヒッツ ゴ−・ゴ−・ゴ−』に

は収められていません。「2525」との関連でどうしてもお届けしたかったので

図書館で借りて来ました。内容は「43年先の2010年、わたしたちはまだ愛

し合っているだろうか」といった、割とフツーの愛の歌でした。その2010年を

通り過ぎてしまった現在、作者、実演者に問いかけてみたいですね、「愛しあ

ってるかい」と。それから今、聞いていて感じました。バッハの音楽は結構残

虐ですね。

さて、『DJ糸居五郎 黄金のレイディオ・ヒッツ ゴ−・ゴ−・ゴ−』の第二集、第三

集、如何でしたか。この三枚連作には、懐かしいR&Bも沢山収録されていま

すが、今回は半ば意図的に避けてお届けしました。その訳は、自分自身もこ

れが出なければ生涯聞かなかった筈のヒット曲をもういちど確かめたかったか

らであります。これまでにかなりの回数を通して聞いていますが、全然飽き

なかっ たですね。昔のヒットのオムニバスに共通して漂う古びた印象もない。通し

て聞いていると気分が上向きになると言いますか、まだハ—ド・ロックに汚染され

ていないし、エルモア・ジェイムズの洗礼を受ける前のハツラツとした十代前半のワツシイサ

ヲになっている自分を感じました。一方、何の進歩成長もしていない自分もそ

こ居ました。昔話もいろいろ長かったですね。だから年寄は嫌われる・・・

あ、お時間よろしいようで。

 

M22.オー・ハッピー・デイ(5’00”)エドウィン・ホーキンズ・シンガーズ

-E.Hawkins-  ワーナー WPCR-17928

 

M23.You’re Number One(In My Book)(5’12”)Gladys Knight & The Pips

-W.Raglin, W.Zimmerman, D.Meyers, L.Sylvers-  Columbia 982735 2

 

TM Born In Chicago 「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-N.Gravenites-  Rhino 8122 798434 0

 

N  『DJ糸居五郎 黄金のレイディオ・ヒッツ ゴ−・ゴ−・ゴ−!』第二集、第三集から

お届けした今朝の「幻」モ—ニン・ブルーズ、最後はエドウィン・ホウキンズ・シンガーズの

「オウ・ハピー・デイ」、1969年全米第四位を記録したヒット曲です。大所帯のゴスペ

ル・クアイアです。トップ10入りした中で最も大勢の人間が録音に参加した楽曲と

いう記録を持っていなかったかな。こういうのは矢口清治が詳しい。

最後は『ゴ−・ゴ−・ゴ−!』とは関係なく、グラディス・ナイトとピップスの『ヨー・

ナムバ・ワン・イン・マイ・ブック』。コロムビアへ残した録音を集めたベスト盤からお届け

致しました。グラディスは、何時聞いても本当にいいですね。

 

本日のイヴェントのお知らせをここでもう一度しておきましょう。

2018年1月13日(土)、今日です。代官山の蔦屋、綺麗なところですよ。

「DJ糸居五郎、深夜放送、このころの洋楽」を語るトークショウ

三枚連作『DJ糸居五郎 黄金のレイディオ・ヒッツ  ゴ−・ゴ−・ゴ−!』

の制作者、宮治淳一の対談相手にワツシイサヲが出演します。

13時45分に開場して、14時から開始の予定。入場出来るのはこのCDを予約

あるいは購入した方先着100名様ゲンテー、急げ。と言ってもこの前の梅勇芸徒

みたいに一杯になってくれるかなあ。会場自体が広そうだし。

病的重度聴取者たちを招集いたします。蔦屋だよ、全員シューゴー。

詳しくは、蔦屋代官山店までお問い合わせ下さい。

〒150-0033 渋谷区猿楽町17-5

電話:03-3770-2525

event_daikanyama@ccc.co.jp http://real.tsite.jp/daikanyama/event/index.html

 

そして、関係皆様のご尽力で中央エフエムでの生放送、今年の第一回が決定し

ました。

2018年2月15日木曜日の24時、午後12時、つまり、二日が重なる一瞬、

2018年2月16日金曜日の0時、午前0時から、修と5時間です。

送信周波数は84.0メガヘルツです。受信機の調整をしておいて下さい。

45979号、2月16日早朝は、中央、江東、墨田周辺を流せ。

大家の修が2017年の優秀作品を並べるそうで、わたしはどうしようかな、

と思案中です。何か妙案ございましたら、お伝え下さいな。

今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/bd3169149d1c99f338eb5f376d0b2756ac0f210c

ダウンロードパスワードは、wv8gxgbzです。

今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。

 

 

Real Rocks 【2018/01/06 O.A.】Playlist

Real Rocks【2018/01/06 O.A.】Playlist

あけましておめでとうございます!
1月06日の番組は、RealRocksSelectionに選ばれたSavage Messiahを紹介しました。

野心的、大胆な最新作『Hands of Fate』!

————————————————————————–

M01: Come Out To LA  /  Don Broco ※今年ブレイク必至のドン・グロコ

M02: Eat Your Heart Out  /  Savage Messiah ※今月来日するサヴェージ・メサイアを我々はプッシュします!

<コーナー: RockAroundTheWorld >年間チャート

M03: Unfuck The World  /  Prophets of Rage ※3月名古屋公演あり!

M04: Palace  /  Sam Smith ※CMソング

M05: You’re The Best Thing About Me  /  U2

M06: Stressed Out  /  Twenty One Pilots

M07: Karma Police  /  Radiohead

M08: Holy Mountain  /  Noel Gallagher’s High Flying Birds

M09: Run  /  Foo Fighters

M10: Up All Night  /  Beck

M11: Whiskey Feat. A$AP Rocky  /  Maroon 5 ※ホントいい曲

M12: Wall of Glass  /  Liam Gallagher

M13: Lucy In The Sky With Diamonds (Remix)  /  The Beatles ※2017年年間チャート3位!

M14: Battle Symphony  /  Linkin Park ※2017年年間チャート2位!

M15: Shape Of You  /  Ed Sheeran ※2017年年間チャート1位!

<コーナー: RockAroundTheWorld>終わり

M16: The Realest  /  Issues ※メンバー脱退

M17: Pumped Up Kicks  /  Foster The People ※1月11日ダイアモンドホール

<コーナー: RockSteadyGo>

M18: Getting up with you  /  The Yeah You’s

M19: If I could  /  The Yeah You’s

M20: Eat Your Heart Out  /  Savage Messiah

M21: The Reaper Waits  /  Mendeed

M22: Blood Red Road  /  Savage Messiah

M23: The Last Confession  /  Savage Messiah

M24: The Crucible  /  Savage Messiah

<コーナー: RockSteadyGo >終わり

M25: World Wide Funk  /  Bootsy Collins

<Ending>

<コーナー:メタルの光>

M26: E  /  Emmure

M27: Shinjuku Masterlord  /  Emmure

おしまい!

今年もよろしくお願いいたします!

 


今月1月のリアルロックス・セレクション!
メタルの聖地英国を代表する若手メタルバンド、SAVAGE MESSIAH『Hands of Fate』 

東京・大阪で来日公演を行います!詳しくはコチラ


Don Broco『Technology』解説:澤田修
2月2日に日本デビューを飾るUK発のロックバンドDon Broco!
耳を離れないメロディ、楽曲センス抜群、、、才能は間違いありません。

【幻】モーニン・ブルーズ 2018/01/06

mb180106

 

TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

 

N  おはようございます。アサー、ワツシイサヲです。

2018年、明けました。おめでたい方にも、おめでたくない方にも、新しい

一年の始まりです。モ—ニン・ブルーズ、今年もお付き合い下さい。今日はもう六

日、新年のニチジョーが始まります。

さあ新春第一曲、まずはイヒョーを突くこれで行きましょう。

 

M01.Have You Seen Her(5’29”)Chi-Lites   

-E.Record-   Edsel / Brunswick  DIAB 872

 

N  シャイ・ライツ、「ハヴ・ユー・シーン・ハー」です。え、12月の歌ぢゃないの、という声

が聞こえますが、今年はこれで始めました。

未だ着手に至らない大編纂版「わたしが選ぶ1001曲」に、必ず入るこの歌、

12月には合計3回ほど皆さんにも強制的にお聞き頂きました。日毎に寒さが

厳しくなって来る年の瀬に、ひとりで聞いているとジーンと来ますね。正に名

曲、間違いなし。

年も改まった1月の最初にこれを持って来たのには、ちょっと訳がありま

した。ご存知でしょうが、この歌は作者ユジーン・レコードのこんな想いが詠まれ

ています。

 

   ひと月前までは雲雀のように幸せだった

   今あの公園へ行きひとり同じベンチに座る

   子供達が集まって笑いながら言葉を交わす

   でもそんな事じゃこの心は癒されない

   想い出から逃げられない

   何度やってみてもだめだ

   今日もひとりで言い続けてる

   きっとあの娘は帰って来ると

   ああ、叫びが虚しく響くだけだ

 

恋人を失った哀しみに耐えられなく、ただ彷徨い続けるひとりの淋しき男

の姿が描かれます。そしてこの次にあの有名な繰り返しが続けられます。

 

   何処へ行っても面影が浮かぶ

   街角に立っても映画をみても

   あの娘を見かけた事はないか

   教えてくれ、あの娘を見てないか

   

   冷たい風の中にあの声が聞こえる

   ラジオからの甘い歌を聞いた時さえ

   あの娘を見かけた事はないか

   教えてくれ、あの娘を見てないか

 

   何ゆえにあの娘は居なくなってしまったんだろう

   いつもすぐ側にいてくれたのに

   ここにひとりぼっちで取り残されてしまった

 

きっと皆さんも心の底に、思い当たる同類の出来事のひとつやふたつはあ

るでしょう。突然、何の前触れもなく去っていった最愛の人。追いかけよう

にも何の手掛かりもなく、ただ出会う人間に、見た事はないか、知らないか、

と訊ね続ける事しか出来ない・・・、泣かせますね。

この、居なくなってしまった恋人を探し続ける想いは古今東西、数多の芸

術芸能作品の主題となっています。そんな中で永遠の名作と言えば、ハンフリ—・

ボガートの「カサブランカ」でしょうか。先々週の「港のヨーコ、ヨコハマ、ヨコスカ」も同じ

ですね。その気になれば、他にいくらでも出て来る筈です。

そんな事を考えていたら、ある歌が浮かびました。

 

M02.上海帰りのリル(3’33”)津村 謙

-J.Tojo, M.Wakuchi-  キング KICM 8214

 

N 「上海帰りのリル」津村 謙、1951年のヒット曲です。これをわたしはずっとデ

ィック・ミネの歌だと信じていたのです。

西新宿のラジオ局で丁稚奉公をしていた頃、わたしは仕事を早く覚えたくて

自分の担当外の番組の制作スタジオにも出入りさせて貰っていました。あるドラマ

番組の制作者に面白い人がいましてね。テイプを巻き取る空リ—ルをデッキにかける

時に、決まって「リール、リール」とこの歌を口ずさむのです。時には例のひっく

り返し符丁で「ルーリ・・・」なんて言ってね。

その頃はテイプ・レコーダーが機材の主役ですから、もう何回も何回も「リール、リー

ル」が出て来るのですよ。このC調さがたまらなく可笑しい。実に馬鹿馬鹿し

いのですが、作業が終ってからスタジオを出て、ひとりでよく笑ったものです。

「たれかリルを知らないか」という行りが印象的な「上海帰りのリル」はそれ

以前から知っていまして、子供ながらにある種の感慨を覚えていました。そ

の頃から、てっきりこれはディックの歌だと信じ込んでいたようですね。今回シャ

イ・ライツの「たれかあの娘を知らないか」から連想して「そうだ、あれがある」

と閃いたつもりで、2017年も押し迫った頃にディック・ミネのアルバムを入手したら、

そこにあったのは「上海リル」という題名の楽曲でした。そして聞いてみたと

ころ、どうも違うんだな、これが。

 

M03.上海リル(3’49”)ディック・ミネ     

-A.Dubin, H.Warren, I.Tsuda-  テイチク TECE-3085

 

N  ディック・ミネ1924年のヒット曲で、「上海リル」でした。こちらの主人公「リル」は

上海在住。舞台はそこの日本租界でしょう。新天地を求めたか、本土を逃げ

出したか、ここに渡ったリルは夜の女。男は単身赴任中。日華事変が勃発する

前の、特殊任務を背負った諜報部員とすると情況はグッと盛り上がりますね。

まあ只のナムパ師かも知れませんが。彼が行きずりに出会ったリルを偲んでほの

かな恋心を唄ったのが、「上海リル」でした。ここでのディックの歌はほぼ完璧と

言って良い出来です。キャブ・キャロウェイもかくや、と思わせる程、限りなくバタ臭

い。終了部に付け加えられた半音進行のスリルは堪りません。元々は外国曲なん

ですね、これ。

さて戦後日本に帰って来た元シークレット・エ−ジェイントマンは、まだリルが忘れられず

に、探し続けます。あの街にいたらしい、という噂を聞きつけて訪ねたのが、

やはりミナト横浜だった訳です。「ハマのキャバレ—に居た」らしいのですよ。海を見

ているんですよ。

もうお分かりですね。東条寿三郎作詞、渡久地政信作曲「上海帰りのリル」

は「上海リル」の返歌だったのです。それも17年の長き間を、第二次大戦を挟

んでのアンサ・ソングでした。これにはわたしも感動しましたね。同じタンゴ調でと

ても品良くまとめられています。やられました。安価なDVDで売られてい

た同名映画も入手して観たくらいです。これは「クリフサイド」という横浜元町の

有名な、崖っ縁にあったナイトクラブが舞台になっていました。

「上海リル」と「上海帰りのリル」物語、如何でしたでしょうか。実を言いま

すと、この閃きは12月14日の梅勇芸徒での「生語り皿回し」の時に天から

降臨して来ました。年が変わったら早速、と決めていたのですが、こんな顛

末を迎えるとは思いませんでした。とても面白かったですね。「リル」というの

は 「little darlin’」の事らしい。「上海リス」ではありませんのでお間違えな

いように願います。

さてその「生語り皿回し」の時にファッツ・ドミノーに触れて「私の青空」はシング

ルで日本でも出ていてヒットしたんじゃないか、と話したら前の方に陣取った

R&B通の方から、「ありゃディック・ミネだよ」とのご指摘を受けました。「あ

あ、そうなのか」と手に入れたばかりのベスト盤を調べましたが入っていませ

ん。他には・・・と探したら、榎本健一の唄った「私の青空」がありました。

 

M04.私の青空(2’24”)榎本健一

-C.Tobias, S.Namishima, K.Enomoto-  東芝 TOCT 6019/20

 

M05.雨に消えた初恋(3’00”)カウシルズ  

-A.Komfeld, S.Duboff-  WPCR 17926

 

N  1928年、堀内敬三が訳詞した「私の青空」、エノケンの歌でお聞き頂きました後、

西の空に雨雲が発達しまして、突然の雨。そこにわたしの初恋は消えてしま

いました。

「雨に消えた初恋」1967年、牛も知ってるカウシルズでお届けしました。これ

は先々週から紹介している『DJ糸居五郎 黄金のレイディオ・ヒッツ ゴ−・ゴ−・ゴ−!』

の第一集からです。12月27日に三枚連作で発売されたこのアルバムは、文句な

しの出来で、大変気に入っています。アルバムでは必要ないけれど、この1曲は

欲しいなあ、というのがズラリと並んだ楽しい企画です。

同傾向のオムニバス盤には、矢口清治たちポップス好きが続けている『僕たちの

洋楽ヒット』というシリーズもあります。こちらもなかなかに凝った内容で、今や

ここでしか聞けないトラックも沢山あって、わたしも見つければ手に入れていま

す。作品全体の印象はとても真面目で健全。ああ、こういう人たちが洋楽市

場を支えているんだな、という事実を思い知らされます。

それに較べるとこちらの『DJ糸居五郎 黄金のレイディオ・ヒッツ ゴ−・ゴ−・ゴ−!』

は、もう少しテキトー、イーカゲン。選ばれた1曲、1曲に制作者の人格が反映してい

るようにも感じられますが・・・。

さて、制作者よりももっとテキトー、イーカゲンなワツシイサヲにはこの盤で初めて聞い

たんじゃないか、と思われる仕様も何曲かありました。そのひとつが、これ

です。

トーイズの「ラヴァーズ・コンチェルト」。

 

M06.ラヴァーズ・コンチェルト(2’34”)トーイズ  

-Linzer, Randell-  WPCR 17926

 

N  全米チャ—トで2位まで上がったヴァージョンの「ア・ラヴァーズ・コンチェルト」でした。

これはわたしも、全く知らなかったですね。黒人3人のガール・グループです。

曲目解説にもある通り、日本でよく知られたのはサラ・ヴォーンの歌でした。わた

しの家でも、姉が突然、この「ア・ラヴァーズ・コンチェルト」が1曲目に入っている

LPを買って来ましてね、「わたしはジャズ歌手になる」と宣言してしばらく熱

心に聞いていました。でもじきに放り出したので、すぐわたしの物になりま

した。フエルト張りの豪華仕様だったですよ、そのアルバムは。

 

M07.ラヴァーズ・コンチェルト(2’45”)サラ・ヴォーン

-Linzer, Randell-  TYCJ-60012/3

 

N  「ア・ラヴァーズ・コンチェルト」、やはりサラ・ヴォーンの歌は圧倒的ですね。終了部分の

ロングトーンの制御は信じ難い水準にあります。これには弦も入っていますし、明

らかにポップ市場を意識した造りですが、ヒット曲にはならなかったのかな。

わたしにとって、『DJ糸居五郎 黄金のレイディオ・ヒッツ ゴ−・ゴ−・ゴ−!』

収録曲はその殆どがその昔ラジオで耳にしていた楽曲ばかりですが、先ほどの

トーイズのように知らない物に出会うと、音楽を聞く歓びもヒトシオ。結構な出来映

えです。

DJ糸居五郎の語りが入っているところも嬉しいですね。

 

M08.悲しき願い(2’27”)アニマルズ 

-Benjamin, Marcus, Caldwell-  ワーナー WPCR 17926

 

M09.バス・ストップ(2’54”)ホリーズ  

-G.Gouldman-  ワーナー WPCR 17926

 

N  DJ糸居五郎の語りに続けて、アニマルズの「悲しき願い」、そして 「バス・ストッ

プ」ホリーズでした。

アニマルズは日本でもスター・グループでしたね。「朝日のあたる家」、この「悲しき

願い」、そして「悲しき叫び」、どれもラジオから流れていました。特に印象的

だったのは、隣の兄さんのスタンド洗車に連れて行って貰ってカ—ラジオで聞いた

「悲しき叫び」です。これがサム・クックの「ブリング・イト・オン・ホーム・トゥ・ミー」だ

と知るの、はかなり後の事ですが、わたしにとっては劇的な出会いでした。

現在の公式資料ですとアニマルズは1965年に「悲しき叫び」を発表した事になっ

ていますが、もっと前のような気がするなあ。ひょっとしてサム・クックだったり

して・・・、まさか。

ホリーズは60年代中期イギリスのビート・グループでもコーラス・ハーモニーが別格的に美し

い。R&Bカヴァの選定も、ちょっと他とは違っていました。なんせグレアム・ナッシ

ュが居たからねえ。ハ—モニ—の相方、アラン・クラークとは小学校で席が隣だったそうで

す。この『DJ糸居五郎 黄金のレイディオ・ヒッツ ゴ−・ゴ−・ゴ−!』の解説で知り

ました。

次はハーマンズ・ハーミッツです。「ヘンリ—8世君」、「ミセス・ブラウンのお嬢さん」はよく聞

いていた覚えがありますが、このアルバムに入っていた「見つめ合う恋」は、恥

ずかしながら、カーペンターズで知っていました。彼らも通常のビート・グループとは

ひと味違う音楽性でした。解説には他の英国グル—プが失速する中で人気グル—

プの座を護り孤軍奮闘した、というような事が書かれていますが、確か66年

に来日した際はお客の入りが悪く、「この手のグル—プはもう終わりだ」なんて

酷評を朝日新聞の夕刊で呼んだ覚えがあるな。

では「見つめ合う恋」、ハーマンズ・ハーミッツとカーペンターズで続けて聞いて貰いまし

ょう。

 

 M10.見つめ合う恋(2’36”)ハーマンズ・ハーミッツ 

-D.Black, M.London-  ワーナー WPCR 17926

 

M11.見つめ合う恋(3’04”)カーペンターズ

-G.Stephens, L.reed-  ポニー キャニオン  PCCY-10091

 

N  「見つめ合う恋」、ハーマンズ・ハーミッツとカーペンターズで続けて聞いて頂きました。

ここまで『DJ糸居五郎 黄金のレイディオ・ヒッツ ゴ−・ゴ−・ゴ−!』第一集から、

ほぼ収録順にお届けしています。それでこんなに物語が繋がってしまうので

す。さすがラジオ番組を基本構成としているだけの事はあります。わたしの話

もつい長くなってますね。

50年前の生放送ですから、DJの発言には今ではとても考えられない、ア

ッと驚く言語が電波に載っています。そのひとつがこれ。

 

M12.いつも心に太陽を(2’44”)ルル    

-D.Black, M.lomdon-  ワーナー WPCR 17926

 

N  ルールを「出目狸」だって。凄いなあ。確かに60年代にはこういう身体的特

徴を揶揄した愛称が良く使われていました。すぐ浮かぶのはエロガッパ、これは

鳳啓介ですね。放送作家だった前田武彦はたくさんの誹謗的愛称命名で知ら

れていました。ナマズのオバさん、三日前のハムバーグなどありましたね。

子供の頃わたしの周りには「出目」と呼ばれている男がいまして、本当に

目が出てるんですよ。もちろん本人承認の仇名。授業中には教師からもその

ように指命されていました。「はい、次は出目、お前」とね。この間当時の学

友と話していてこの話題が出ましてね。お互いに何とも言えない笑いを抑え

るのに必死でした。ル—ルが「出目狸」というのは知らなかったなあ。

 

M13.君の瞳に恋してる(3’20”)フランキー・ヴァリ    

-B.Crewe, B.Gaudio-  ワーナー WPCR 17926

 

M14.かなわぬ恋(3’10”)アソシエイション  

-D.Addrisi, D.Addrisi-  ワーナー WPCR 17926

 

N  2017年モーニン・ブルーズ最終放送曲でもあった「君の瞳に恋してる」、オリヂナル

のフランキー・ヴァリで、そして52年振りくらいで聞く「かなわぬ恋」、ディ・アソシエイ

ションでした。これはグループサウンズのカヴァ演奏でしか聞いたが事なかったかも知

れません。元々は初代ジャニーズのために書き下ろされた曲だそうです。これも

解説からの引用です。凄い事実だなあ。それを知ってたのもまた凄い。

今の2曲とも穏やかな曲調のヒットでした。ではここからは60年代後半のコマ

ーシャルなビ—ト・ポップスを続けます。この辺の楽曲も今では埋もれてしまってい

てなかなか聞く機会がありません。この第一集後半で4曲続けてくれたのは

嬉しかったですね。そのまんまどうぞ。

 

M15.ハンキー・パンキー(2’51”)トミー・ジェイムス・アンド・ザ・ションデルズ  

-J.Barry, E.Greenwich-  ワーナー WPCR 17926

 

M16.ラ・ラ・ラ(3’07”)シャムロックス  

-Paul-  ワーナー WPCR 17926

 

M17.悪魔とモーリー(4’23”)ミッチ・ライダー・アンド・ザ・デトロイト・ホイールズ

-W.Stevenson, F.Long, J.Maracalco, R.Blackwell-  WPCR 17926

 

M18.ノー・ノー・ノー(2’52”)ヒューマン・ベインズ  

-O.Isley, R.Isiey, R.Isley-  ワーナー WPCR 17926

 

N  「ハンキー・パンキー」トミー・ジェイムス・アンド・ザ・ションデルズ

「ラ・ラ・ラ」シャムロックス

「悪魔とモーリー」ミッチ・ライダー・アンド・ザ・デトロイト・ホイールズ

「ノー・ノー・ノー」ヒューマン・ベインズ

いづれも60年代後半のチャ—トを賑わしたビ—ト・ポップスです。カッコいいね。「ラ・

ラ・ラ」はね体育の授業中に唄って教師から怒鳴られた経験があります。シャムロッ

クスがスウェーデンのグル—プだったという事も全く知りませんでした。「ノー・ノー・ノー」

も嬉しかったね。

 

M19.春がいっぱい(3’02”)シャドウズ   

-Bennett, Welch-  ワーナー WPCR 17926

 

N  さて今朝は来週の蔦屋代官山店での宮治淳一との生DJにも備えて三枚連作

の『DJ糸居五郎 黄金のレイディオ・ヒッツ ゴ−・ゴ−・ゴ−!』を中心にお届けしま

したが、なんと1枚目だけで終盤まで来てしまいました。ここまで記憶を呼

び起こしてくれるなんて、凄い内容ですね。皆さんは如何でしたか。若い人

には聞いた事のない歌ばかりだったかも知れませんが、逆に新鮮だったんじ

ゃないかな。今こういう感触のヒット曲はありませんからね。この世から消えて

しまった歌謡曲と同じかな。来週も一夜漬けならぬ、朝漬けでちょっとおさ

らいする予定です。お楽しみに。蔦屋代官山店の生DJについては、後枠で詳

しくお伝えいたしますので、そちらをご覧下さい。

『DJ糸居五郎 黄金のレイディオ・ヒッツ ゴ−・ゴ−・ゴ−!』から、今朝の最後は

シャドウズの「春がいっぱい」でした。

 

M20.When A Woman Loves A Man(2’51”)Ester Philips 

-C.Lewis, A. Wright-  Rhino / Atlantic  R2 72624

 

N  年を越えてもパーシー・スレッヂの「男が女を愛する時」を使ったテレビ・コマーシャル

が続いて流れています。わたしはとても嬉しい。今朝はその女性編、「女が男

を愛する時」、エスタ・フィリップスでお届けしました。先月も聞いて貰いましたね。

エスタを年末年始によく聞きました。まだ全体像を捉えるところまでは来てい

ませんが、時代の流れを乗り越えた、素晴らしい唄い手だった事は今更いう

までもないでしょう。

今のような気の効いたカヴァで彼女の才能は最大限に発揮されています。次

の実況録音仕様でもその魅力が充分以上に伝わって来ます。

ビートルズの「アンド・アイ・ラヴ・ハー」ならぬ「アンド・アイ・ラヴ・ヒム」。

 

M21.And I Love Him(6’27”)Ester Philips    

-J.Lennon, P.McCartney-  ワーナー WPCR-27598

 

M22.What A Diff’rence A Day Makes(4’22”)

-M.Grever, S.Adams-  Sony ZK 45483

 

N  「アンド・アイ・ラヴ・ヒム」、エスタ・フィリップス1970年、ロス・エインジェルズのクラブ「パ

イド・パイパ−」での実況録音でした。後半「ハ—トに灯を点けて」の行りを引用

しているところなんかが、実にエスタです。時空を超えた唄、演奏ですね。

続けましたのはクロスーヴァ時代にまた輝いたエスタの代表作、75年録音の「恋は

異なもの」です。当時エスタはLP1枚に尊敬するダイナ・ワシントンの持ち歌を必ず入

れているとも言われていました。ただこれは宣伝文句に過ぎない、というの

が私の判断です。確かに何曲かは吹き込んでいますが、毎LPに1曲という

程ではなかったのが実情。ただ、ダイナが唄で取り込んでいた、ブル-ズ、R&B、

ジャズという都会の黒人音楽領域を文字通り「クロスオーヴァ」させて行く感覚、能

力がエスタには備わっていて、時代こそ違えどもそこを上手に重ね合わせたのだ

ろう、と考えます。実際に発声、節回しは時にそっくりに聞こえますからね。

彼女のクロスオーヴァ感覚はそれ以前にも光っていました。大人になってからの

第一ヒット作は、カントリ—・ソングだったのです。1967年にR&Bチャ—トで一位、全米

ポップ・チャ—トでも8位に輝いた、「リリース・ミー」。

 

M23.Release Me(3’17”)Ester Philips

-E.Miller, W.Stevenson-  Rhino / Atlantic  R2 72624

 

TM Born In Chicago 「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-N.Gravenites-  Rhino 8122 798434 0

 

N  「リリース・ミー」エスタ・フィリップス、いいですね。このヒットの頃、エスタにはまだ「Little」

が付いていたかも知れません。「リル・エスタ・フィリップス」ですね。日本でこの歌が

初めて流行ったのはエンゲルベルト・フムパティンクだった筈。そっちも長い事聞いてな

いなあ。どんなだろう。

今朝はすっかり『DJ糸居五郎 黄金のレイディオ・ヒッツ ゴ−・ゴ−・ゴ−!』に

乗っ取られてしまいましたが、来週も第二集、第三集からお届けする予定で

す。どうぞお楽しみに。

 

関連イヴェント出演のお知らせをもう一度しておきましょう。

2018年1月13日(土)代官山蔦屋

   「DJ糸居五郎、深夜放送、このころの洋楽」を語るトークショウ

三枚連作『DJ糸居五郎 黄金のレイディオ・ヒッツ  ゴ−・ゴ−・ゴ−!』

の制作者、宮治淳一の対談相手にワツシイサヲの登場です。

当日は、13時45分に開場して、14時から開始の予定。入場出来るのはこの

CDを予約あるいは購入した方先着100名様ゲンテー、急げ。と言ってもこの前の

梅勇芸徒みたいに一杯になってくれるかなあ。会場自体が広そうだし。

みなさん、お願い致します。招集いたします、病的重度聴取者たちよ、

蔦屋だよ、全員シューゴー。

詳しくは、蔦屋代官山店までお問い合わせ下さい。

〒150-0033 渋谷区猿楽町17-5

電話:03-3770-2525

event_daikanyama@ccc.co.jp http://real.tsite.jp/daikanyama/event/index.html

 

今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/33d0063090f1f379e4c9a39c70cad209c97114ad

     ダウンロードパスワードは、g9m5p3ibです。

今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。

 

Awesome Rock【2018/01/05 O.A.】Playlist

Awesome Rock【2018/01/05 O.A.】Playlist

348回目、1月05日の番組は、

正月休みでボンヤリしているアナタに喝を入れるため、
Blind Buardianのライヴ音源をかけ倒しました

完全に澤田修の趣味です。

今年もよろしくお願いいたします!

今年も生放送やります!

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M01: I Like Me Better  /  Lauv

<コーナー: AwesomeRecommendation>

M02: A Past and Future Secret (Live)  /  Blind Guardian

M03: The Bard´s Song (In the Forest) (Live)  /  Blind Guardian

M04: Valhalla (Live)  /  Blind Guardian

M05: Mirror Mirror (Live)  /  Blind Guardian

<コーナー: AwesomeRecommendation>終わり

おしまい♪

中央エフエム Awesome Rock
澤田修の完全監修番組。選曲、編集、トーク、全て担当!
毎週金曜日21時~21時半。再放送:毎週土曜日23時~23時半


ジャーマンメタルの真骨頂!拳を突き上げ、合唱せよ!

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

一年が終わるという厳かな年末、そして堂々とダラダラしても罪悪感にかられない平穏な年始の雰囲気が好きです。
元日は昼近くまで眠り、肉を食べて酒を飲み、ウトウトと昼寝をし、起きると肉と魚を食べ、酒を飲むという理想的な寝正月を過ごしました。
2018年も、好きな音楽を紹介できる幸せを噛みしめつつ、日々肉を喰らいながら精進してまいります。
澤田修、そして当ウェブサイトをよろしくお願いいたします。
2018年元日 澤田修