カテゴリー : 2018年 9月

MAXの直筆サインプレゼント!!

 

プレゼントあり!

9月22日放送のREAL ROCKSMAXが登場!

シンガー、モデル、俳優とマルチな才能を発揮しつつ、ランシドのティムとバンドもやるなど注目の存在です。

そのMAXが、朝の目覚めに最適なロック・ソングを選んでくれます!

登場を記念して

MAXの直筆サインを2名様に差し上げます!!

12センチ角になっておりますので、CDケースにスッキリ入ります。

欲しいという方は、
郵便番号、住所、お名前、電話番号、メッセージをご記入のうえ、
メール、またはZIP-FMのwebsiteメッセージにアクセスしてください。
メール・アドレスは realrocks@zip-fm.co.jp
ZIP-FM websiteは zip-fm.co.jp です。

応募締切は、9月27日(木曜日)正午までとさせていただきます。
ご応募お待ちしております。

【幻】モーニン・ブルーズ 2018/09/22

mb180922

 

TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

 

N  おはようございます。ワツシイサヲです。

生きるものが必ず直面するのが「死」です。生きていない物質でも「滅び」

の形で全ては命を全うするのです。大きな災害が続き、否応無しの状態でこ

の「死」「滅」に迫られた今年の夏。その最後にまたひとつの大きな最期があ

りました。ご冥福をお祈りいたします。

合掌。同志たち、静聴せよ。

 

M01.マンジョキ ロックンロール(2’28”)

内田裕也&1815ロックンロールバンド ジョキ安とトメさん(ふくとめのりお)

-Y.Jou, K.Kase-  ワーナー・パイオニア  L-1141E

 

N  ご静聴に感謝いたします。「マンジョキ ロックンロール」、内田裕也&1815ロックンロールバンド

ジョキ安とトメさんでした。これは1973年頃の毎日夕方に日本テレビで放送され

ていた子供向け報道番組「マンガジョッキー」の主題歌です。当時のワーナー・パイオニア

洋楽部長折田育三が制作責任者となって、親交の厚かった内田裕也に持ち込

んだお仕事でしょう。

演奏は、ギターが水谷公生、ピアノは大石洋三、ベイス岡沢章、そしてドラムズが

和田ジョージ。現場監督は大野良治です。これらの面々をご存知の方はご存知

ですね。当時の裕也人脈です。作曲が加瀬邦彦だったのは知らなかった。

番組はジョキ安という人形が主役で、トメさんことふくとめのりおがキャスターを

勤め、子供に馴染みのある社会現象を分かり易く語っていました。わたしが

観ていた頃はキャスターが江戸家子猫、今の猫八に交代していました。アイヴィー調の

服装がよく似合ってたなあ。とても清潔な印象が今も残っています。

6時半頃からだったな、今のチャック・ベリーのイントロで番組は始まります。多分

誰にも関係なかったでしょうが、この主題歌にわたしは毎回反応していまし

た。それで唄が「あ、裕也さんだ」ですから、レコード店でこのシングルを見つけ

た時は嬉しかったですね。即座に購入しました。

その内田裕也夫人の樹木希林が亡くなりました。北陸の旅から帰って来て

最初に聞いたヌーズがこの訃報です。つい先だってまで元気でテレビに出ていた

ので、驚きでした。このふたりは築地の本願寺仏前結婚式を挙げた筈です。

仏教徒だったのかな。

常に避けられない自らの「死」に向き合ってあらゆる物事の価値を決めて

いた彼女の「生き」方は、とても魅力的でしたね。最近の話で「あの世でや

って行くのはとても大変で、現世の比ではない」、と本気で心配していたのが

面白かった。誰でも安らかに死を迎えることで楽になると信じています。黒

人奴隷に対するキリスト教では、「死」で悩み苦しみから解放される事だけが救い

なのです。

誰から聞いたかは知りませんが「あの世の方が大変」説が正しいとなると、

わたしたちは死ぬ事も出来なくなってしまいます。これはもっと大事だ。ど

うしましょう。

その解決は各々それぞれにおまかせして、ここに彼女の生前の功績を讃え、

夫内田裕也の唄うオリヂナル・ヒット曲「マンジョキロックンロール」、お送りいたしました。

あの世も大変でしょうが、上手くやって下さい。

 

M02.Boogie On Reggae Womann(4’58”)Bart Brandjes

-S.Wonder- Woodward Avenue  nonumber

 

N  冒頭からお話が長くなりました。今朝は先週末の土曜日に上越市の古い映画

館「高田世界館」で行った皿回し合戦、ピーター・バラカンとのピンポンDJを片側再

生してお届けします。「片側」といいますのは、相手のサーヴ、レシーヴ、スマッシュは

手元にありませんので、自分の打った玉しかお届けできないからです。ご了

承下さい。

上越エフエム「サースデイ・グルーヴ」番組ブログ(https://blog.goo.ne.jp/kurenai-king)

には両者の打ち合いの模様が掲載されていますので、参照して頂ければ幸い

です。

今お聞きいただいたのはバート・ ブレンジェスの「ブーギー・オン・レゲ・ヲーマン」で

す。以前「幻」でもお届けしております。オランダ人がアメリカ西海岸で録音した「リ

ール・ライフ」というアルバムからでした。

これが対戦相手にはエラく受けまして、すぐにその場で「コピーさせてくれ」

と申し込まれた程です。わたしとしては大いに意外ながら、無事試合開始と

なりました。

これに先方はマーシャ・グリフィスの「若く才たけて黒人で」を返して来ました。

いきなりこんな大曲で攻め込まれました。そこでわたしがスマッシュを狙ったので

すが、打ち損じで出てしまったのが、これです。

ジェフ・カスカロで「レッツ・ステイ・トゥゲザー」。

 

M03.Let’s Stay Together(6’25”)Jeff Cascaro    

-W.L.Mitchell, A.Green, A.Jackson-   herzogrecords  901026 HER

 

N  ジェフ・カスカロの「レッツ・ステイ・トゥゲザー」、これも「幻」重度聴取者の方々には

お馴染みですね。ドイツの唄い手で緻密な作業ぶりが印象的です。

この日は主催者から「PCで音楽を出してくれ」という要望があり、それに

従いました。ただわたしは普段PCで音楽を聞いていませんし、所蔵盤を全て

呑み込ませている訳でもありません。便宜的に使いますが、倉庫に何が入っ

てるかも把握出来ていない。ですから、この試合のための専用楽曲を改めて

入れたプレイリストを作って臨みました。ただ操作に慣れてないのでこのように間

違って出てしまった訳です。でも上手く誤魔化せました。

そして次。前の曲がアル・グリーンだという事で、彼の最新録音曲「涙のしずく」

を聞かせて貰った後、わたしはコーナー奥を突きました。

「プリーズ、プリーズ、プリーズ」、ベン・ランコー・ソウルです。

 

M04.Please Please Please(2’53”)Ben L’oncle Soul           

-J.Brown- Rambling Records RBCP-3147

 

N  ベン・ランコー・ソウル、「シュルブプレ、シュルブプレ、シュルブプレ」、これを相手はJBの

没テイクと聞き違えたらしい。ま、その位にクリソツな仕上げですけれどもね。声が

違うでしょ、全然。

ベン・ランコー・ソウルはフランス人。こういった60年代のソウル音楽を愛好している男

です。日本にも何度か来ているようですね。実演はどんなだろう。この国に

もJ.B.に心を奪われている人間は何人もいまして、中には舞台構成から使用

楽器までをフル・コピーしている集団もありました。ただそういうのは見ていて

痛々しい印象もあります。「何もそこまで・・・」という気持ちですね。

さて今の「プリーズ、プリーズ、プリーズ」をヴァン・モリスンがいたゼムの「ベイビ、

プリーズ・ドント・ゴウ」で返された後、わたしが出した手は、

ニコ・ウエイン・トゥーセイントの「コトン・クロップ・ブルーズ」です。

 

M05.Cotton Crop Blues(2’27”)Nyco Wayne Toussaint  

-J.Cotton-  BSMF 2573

 

N  「コトン・クロップ・ブルーズ」、ニコ・ウエイン・トゥーセイントでした。これには元ブルーズ・ハ

モニカ奏者、フランス人だという事も含めて、かなり反応していましたね。彼のバンド

の実演映像を試験前の一夜漬け的に観たばかりだったので、衣装とか動きが

フランス的だった、と話したらば、随分と興味を掻き立てられていたようです。

演者のファミリ・ネイム「トゥーセイント」に引っ掛けてアラン・トゥーサンの「カントリー・ジョン」

で応酬された後にわたしがもう一度突いたコーナーは、魔のJ.B.交差点。

西アフリカはベニンのダンス・バンド、ニョナス・ペドロと彼のダジェズ・バンドで

「愛の価値」です。

 

M06.How Much Love Naturally Cost(6’19”)      

Gnonnas Pedro And His Dadjes Band

-unkown-  Analog Africa AACD 086

 

N  ニョナス・ペドロと彼のダジェズ・バンドで「愛の価値」、彼らの本拠地ベニンは19

世紀にイギリスに占領されていまして、その後もこの国との関係が続いている筈

ですが、その割にはなんともカタコトな英語のMCでしたね。

彼らはジェイムズ・ブラウンの影響下にある、というかJ.B.の影響を受けて帰っ

たフェラ・クティに刺激されていると思われますが、6分余りの連続演奏を聞いてい

ると、こっちの方が原形ではないか、そんな気持ちにもなります。

ピーターの次の一手はジャー・ヲブルでした。何故だったかは思い出せません。そ

してもう一打、魔のJ.B.交差点を攻めます。

「チョムボ、パラティエンダ」、ソウル・アパロとフレデリック・クラークです。

チョムボ。

 

M07.Chombo Pa’ La Tienda(3’18”)Soul Apollo with Frederick Clarke   

-F.Clark-  Sound Way SNDWCD018

 

 

N  ソウル・アパロとフレデリック・クラークで「チョムボ、パラティエンダ」でした。以前「幻」で

やったみたいにタモリを呼んできたかった。でもどうだろう、ウケを取れたかな。

会場に集まってくれた人たちは、皆さん熱心な音楽愛好家。しかもなかな

かお詳しい。先のフェラ・クティやニコ・ウェインの行りでは客席から助けてもらいまし

た。どうもありがとうございます。

ジェイムズ・ブラウンとボビー・バードの掛け合いを、漫才のボケとツッコミ的に再現し

ていたソウル・アパロとフレデリック・クラークの「チョムボ」には、エチオピアのJ.B.インフルーエンスド・

ダンス・バンドを聞かせて貰いました。

そしてわたしはフランス人ミキサー / DJ、ソウル・シュガーの

「ワイ・カーント・ウイ・リヴ・トゥゲザー」を返します。

 

M08.Why Can’t We Live Together(5’20”)   

Soul Suger feat.Leonardo Carmichael 

-T.Thomas-  Gee Recordings GEE CD001

 

N  リオナルド・カーマイコーというおそらく英語を母国語とする唄い手を起用した「ワイ・

カーント・ウイ・リヴ・トゥゲザー」でした。これにはクリーヴランド・ワトキスという90年代

に台頭した黒人歌手が返って来ました。これも意外でした。

そして次。開演前の試演で流したら「これ、エイミ・ワインハウスか」と尋ねられた

イナ・フォルスマンで「アイ・ヲント・ア・リル・シュガー・イン・マイ・ボウル」。

 

M09.I Want A Little Sugar In My Bowl(2’54”)Ina Forsman

-N.Simone-  BSMF 2490

 

N  この日は特別な音響装置を持ち込んではいませんで、PCのイヤフォーン端子から

ミニ・ステレオ・プラグで取り出して、ピンの延長接続で繋いで調整卓に入力すると

いう@驚く民生仕様だったのですが、音声が非常に良く、今のイナ・フォルスマンの「ア

イ・ヲント・ア・リル・シュガー・イン・マイ・ボウル」は、殊更に心地よい響きでした。伴

奏のピアノの低音弦の鳴りが綺麗で、家に戻って聞き直した位です。音量も丁

度良かったですね。ただこの古い映画館は防音遮音などされていないので、

外に丸聞こえだそうです。満員で会場に入れなかった人たちが外でそれを聞

きながら一緒に唄っていた・・・あ、それはないですね。

「シュガー」へは、「兄弟、俺は腹減ってんだ」という今年のライヴ・マヂックに出

演するジョン・クリアリで打ち返されまして、わたしが送ったのは「ハラペコ・ハートの

子守歌」です。

 

M10.Hungry Heart(3’23”)The Blue Beaters 

-B.Springsteen-  Record Kiks RKX048

 

N   ブルース・スプリングスティーンの「ハングリー・ハート」、ブルー・ビーターズというスカを得意と

する中の良さそうな5人組。イタリアのグループです。ビッグ・バンド・ジャムプ、カント

リー・スイング、そしてスカタを楽しく演奏したい第四世代の大所帯楽団が世界中に

居る事の証明です。

これに対してバラカン氏はスプリングスティーン「ファイア」からの連想で、同じポインター・

シスターズがバック・グラウンド・ヴォーカルで参加したタージ・マハルの

「スウィート・ホーム・シカーゴ」で切り返して来ました。これ、とても良かったです

よ。

 

M11.Sweetest Berry(3’46”)Ed Motta 

-unknown-  PCD-24767

 

N  今度はわたしが「スウィート」でこじ付けました。ブラジルのエド・モッタの最新盤

から、「スウィーテスト・ベリー」。英語で唄われている北米産のポップ音楽のような仕

上げです。こういうのがフツーになっている社会、時代にちょっと抵抗があるわ

たしは、今回あえて英語を母国語にしない民族の英語の歌を集めて、それを

言語にうるさいピーター・バラカンに聞いて貰ってご意見を、という狙いだったの

ですが、あまりうまく引っ掛かって来ませんでした。発音への文句はなかっ

たので、そこは全員合格だったようです。

わたしとしましては、第二公用語のように英語が通用する欧州での話から

この国、日本の社会、時代の話に持って来たかったのです。次の機会には直

接的な具体例を突きつけて、意見を聞いてみたいと考えています。

さて、「スウィート」の欧州には決定的なスタッフの「マイ・スウィートネス」で返して来まし

た。ここでスティーヴ・ガッドの話から、スタッフの初来日、晴海の見本市会場で行わ

れた「ローリング・ココナッツ・リヴュウ」の昔話が盛り上がり、最後の1曲はふたりの

打ち納めとして、1976年モントルーへ登場したこのグループの最高傑作実況録音か

ら「ブーギー・オン・レゲ・ヲーマン」を聞いて貰いました。

現場ではちょっと混乱してゆっくりお届け出来なかったので、今朝はその

前の「ヨー・ソー・ビューチフォー」から、最後の「サテン・ソウル」までを通してお聞きい

ただけます。CD盤のクレジットが「Do It Again」になっている曲は、バリー・ホワイ

トの「サテン・ソウル」です。確か76年の放送の時も同じ紹介をしていたな。上越

で話題になったガッドのドラム・ソロ、堪能して下さい。

 

M12.You Are So Beautiful~Boogie On Reggae Woman~Do It Again(13’10”)

Stuff

-B.FisherB.Preston, S.Wonder, G.Edwards, C.Dupree,E.Gale, R.Tee-

Eagle Records  EP 20142-2   サテン・ソウル

 

M13.涙のしずく(3’36”)Al Green

-V.Keith, B. Peters-  Amazon Original No number

 

N  9月15日土曜日に行われた「ピーター・バラカンの出前DJ vol.11@高田世界館」

最後の1曲は、正式デビュー以降には結局越えられなかったスタッフ最高の演奏、

1976年のモントルー・ジャズ・フェスティボーでの実況録音からでした。記憶を頼りに再

現しましたが、現場にいた皆さんの中には、「いや、そこは違う」というよう

なご意見もあるでしょうから、どうぞご意見、ご感想をこちらまでお寄せ下

さい。大歓迎です。

続けましたのはその上越で知った「涙のしずく」アル・グリーンです。帰って来

てから早速アマゾンで探して、落としました。配信購入は3曲目かな。音楽自体

は聞けますけれど、物質的には何もないので、今ひとつ「買った」実感があ

りません。でも、すぐにこうなって行くんでしょうね。これからは落とした

ら自分でCD-Rを焼いて、ジャケットを作って、録音詳細を調べて、解説を書い

て仕上げる・・・、こんな作業が必要かも知れません。えらい手間です。

 

M14.エル・クンバンチェロ(5’52”)ペレス・プラード

-RHernandez-   ビクター  VICP-60806

 

N  さて東京に戻って翌日は福生に出掛けました。民謡クルセイダーズの地元凱旋公

演を観るためです。このグループの実演はまだ経験がありませんでしたか。し

かもこの日は東京キューバン・ボーイズとの共演です。どちらも楽しみでした。

結果を簡単に言えば、素晴らしかった、のひとことです。キューバン・ボーイズ

はかつて持て囃されたラテンのスタンダードをずらりと並べた圧巻のプログラム。きち

んとしたコンサートホールに響き渡る生の打楽器、管楽器の音はいいものですね。

最後に披露されたのが今の「エル・クンバンチェロ」、残稔ながら今朝は東京キューバン・

ボーイズではなく、ペレス・プラード楽団1970年の録音でお聞きいただきました。

当日の模様について詳しくは来週以降にお話しします。面白い事もありまし

た。どうぞお楽しみに。

さて、民謡クルセイダーズは最新の10インチシングルからお聞きください。イタリア人ミキサ

ー / DJのクラップ! クラップ!のリミクスで

「炭坑節」。

 

M15.炭坑節(6’09”)民謡クルセイダーズ     

-trd.-   Pヴァイン P10-6228

 

M16.旅立て俊徳丸 冷や醒まし惰撫(3’’47”)速水直樹

-trd.-  歌舞音曲 KB-1001

 

TM Born In Chicago 「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-N.Gravenites-  Rhino 8122 798434 0

 

N  民謡クルセイダーズの「炭坑節」、クラップ! クラップ!のリミクスでした。彼らの活動は前向

きに肯定的に評価されています。この流れがもう少し太くなる事を願います。

伝統芸能の更新が、今の日本には絶対必要です。このような事を以前から世

間に相手にされずやって来たレイベル、歌舞音曲の出番も間近でしょうか。マヂカ。

2010年に発表された初音家賢治の「旅立て俊徳丸〜冷や醒まし惰撫をお聞き

頂きました。

さて、上越市はとても良いところですよ。以前新潟市へ行った時も感じた

のですが、新潟県は独立してもいいんじゃないか、とさえ思える位に豊かで

す。その豊かな文化的な表れのひとつが、今回の「ピーター・バラカンの出前DJ

vol.11@高田世界館」でありました。ありがとう、上越。

実は現地に着いてから眼鏡の忘れ物に気づ来ましてね。わたしは今これが

ないと 何にも見えず読めないんです。慌てて雁木の下を走って文房具屋を

見つけ、そこで緊急用老眼鏡を入手いたしました。それで何とか始められた

卓球選手権だったのであります。

ここ数週間、ツイタが表示されてませんが、何故だろう。投稿がないのかな。

大家さん、どうなってんの。

今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/dafd5066c7a283b86320b48799caf946bdf89a66

  ダウンロードパスワードは、6rih7t3fです。

今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。

【幻】モーニン・ブルーズ 2018/09/15

mb180915

 

TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

 

N  アサー、はいワツシイサヲです。急に涼しくなって来ましたね。お勉強をするにはピ

ッタリです。今日は上越で卓球合戦。彼の地の天候を想像するに、さぞかし気持

ちが良さそうです。でも事前に確かめて出かけなくちゃね。

今朝も爽やかに参りましょう。一曲めはこの人のこれです。打ち返せるか

な、この変化球。

 

M01.胸いっぱいの悲しみ(3’11”)沢田研二  

-K.Yasui, K.Kase-  ポリドール UPCY-6521/2/3

 

N  「幻」の重度聴取者の間でサワダといえば、名門オーサカゲーダイ卒業のあの人にな

りますが、こちらは沢田研二。夏が過ぎて涼しい風が吹き始めると、わたし

はいつも彼のこの歌を思い出します。あまりヒットしませんでしたからそれ程は

知られていない。そこがまた気に入っている理由のひとつです。確かロンドン録

音じゃなかったかな。弦のダイナミクスが違います。スケール感が大きい。ティムパニの使

い方、ニクいね。沢田研二で「胸いっぱいの悲しみ」でした。

タイガーズ時代から沢田研二は欧州進出を試みていまして、このセッションもその

一環ではなかったかな。ビージーズに楽曲を貰ったりしてましたね。英語詞の

「愛の逃亡者」なんてのもあった。仏蘭西にも目配りを怠らず、「巴里にひと

り」の頃は、向こうのテレビ番組にも出演してた筈です。わたしとしてはロンドン

よりパリの方が沢田研二には似合っていたように思えます。

ではその頃のシングル曲、フランスでヒットの実績のあった曲の日本語詞カヴァです。

「見せられた夜」。

 

M02.魅せられた夜(2’57”)沢田研二   

-J.Renard, K.Yasui-  ポリドール UPCY-6521/2/3

 

N  これは国内録音かな。編曲は東海林修。現場には加瀬邦彦もいた筈です。

他の歌謡曲とはひと味違う奥行きを感じますね。この路線で掴んだ手応えは

その後の沢田研二にかなり大きな影響を与えている、わたしはそう確信して

います。

それでも、1973年の「危険なふたり」、このヒットは圧倒的でした。これによ

って、沢田研二の世界は異常なほど拡大しました。この次のシングルがさっき

の「胸いっぱいの悲しみ」ですから、影が薄くなってしまっても仕方ないで

すね。いかにロンドン録音と言えども。

 

M03.危険なふたり(3’23”)沢田研二  

-K.Yasui, K.Kase-  ポリドール UPCY-6521/2/3

 

M04.シーサイド・バウンド(2’49”)ザ・タイガース

-J.Hashimoto, K.Sugiyama- ユニバーサルUICZ 6033

 

N   1973年夏の日本列島を席巻した「危険なふたり」でした。これは名作です

ね。いつ聞いてもカッコいい。演奏はドラムズが原田裕臣、ギターが井上尭之、鍵盤

が大野克夫の井上バンド。萩原「ショーケン」健一と組んだスーパー・グループ「PYG」

の失敗を糧に実力本位で編成した沢田研二専属楽団です。そしてここのベイス

担当が、タイガーズ時代からの盟友、岸部修三でした。続けて聞いて貰った「シー

サイド・バウンド」では彼のバリトン・ヴォイスがよく聞こえていましたでしょ。GSの

場合、自分たちで演奏している例は稀です。メイジャーなヒット曲の録音では特にそ

うですが、この時は岸部修三本人がベイスも弾いているのではないでしょうか。

そんな感じの単純なベイス・ラインです。

タイガーズのメムバでは彼が一番楽器演奏に熱心でした。最初は見た目重視の定

番ヴァイオリン・ベイスでしたが、すぐにより強力なフェンダー・ジャズ・ベイスに持ち替

えたしね。その実力で井上バンドにも参加したのでしょう。今は岸部一徳とい

う名前で役者をやってます。

この岸部修三の仇名が「サリー」なんです。彼は身長が180cm以上の背高ノッポ。

そこで「のっぽのサリー」に因んで「サリー」という愛称を賜ったのだそうです。

わたしはそう聞いていました。もちろん「サリー」は女の名前。ウイルスン・ピケットも

「じゃじゃ馬サリー」には苦労してました。

先ほどまで無理して「沢田研二」で通しましたが、彼は通称ジュリー。これも

女の名前。この辺りのお話は、多少の異論も含みまして「音楽雑誌エリス」の最

新号で語られています。「ロング・トール・サリー」と「チッチ」で3週間引っ張ったカマシ

も亀渕昭信大先輩に先を越されてしまった。これは仕方がないですね。

 

M05.のっぽのサリー(1’39”)ザ・マックショウ     

-Johnson, Penniman,Blackwell-  Bad Records IDCG 1003

 

N  只今お聞き頂きましたのはザ・マックショウという日本のロケンロー・バンドの「のっぽ

のサリー」です。2003年の発売ですからもう随分と前の盤です。全体の構成は

ほとんどビートルズのカヴァと同じですが、もっとテムポーを早くして音を過剰に粗

く仕上げています。パンク以降の時代背景を意識したのでしょうか。

家から歩いて30分ほどのところにポツンとバーがありまして、ギネスを飲まし

ている。通る度に気になっていまして、夏の暑い午後に立ち寄りました。そ

の時に流れていたのがジョニーとビート・ブラザーズ仕様の「マイ・ボニー」でした。「こ

れは映画『ノーウェア・ボーイ』のサントラか」と尋ねたところ有難い事にすぐに話が繋

がって、「いやザ・マックショウという日本のグループです」と教えて貰えました。

家で調べたらもう活動歴も長く、沢山のアルバムを出してました。今回はこの

「のっぽのサリー」が必要で、1枚目を手に入れました。グッドールド・ロケンロー曲の

他にオリヂナルがいくつかあって、それがなかなか良いのですよ。

矢沢のエーちゃんそっくりな唄い方が印象的な

「彼女は青い月」、

そして「いとしのカロライナ」、2曲続けてどうぞ。

 

M06.彼女は青い月(2’07”)ザ・マックショウ  

-K.Miyagawa-  Bad Records IDCG 1003

 

M07.いとしのカロライナ(2’12”)ザ・マックショウ 

-K.Miyagawa-  Bad Records IDCG 1003

 

N  ザ・マックショウで「彼女は青い月」、そして「いとしのカロライナ」でした。3人組と

いうのが意外ですが、最新の作品も聞いてみたくなりました。この国の歪ん

だロケンロー観を覆してくれていると良いなあ・・・。

 

M08.Zing Went The Strings Of My Heart(2’45”)The Coasters  

-J.F.Hanley- Rhino / Atlantic R2 71090

 

N  晩夏葉月末、新宿歌舞伎町でワツシイサヲがトラムプスの「ペンギン、ヌー・ヨークへいく」

でゴーゴーを踊ったお話は、以前いたしました。その原曲は今のザ・コースターズの

「ジング・ウェント・ザ・ストリングス・オヴ・マイ・ハート」でありますが、これは大変に

古い歌でして、その前にオリヂナルが御座います。ゴーゴーを踊った後で、ふと自

分はそれを聞いていない、少なくとも持っていないな、と気づきました。と

なるとすぐにどうしても確かめたくなります。ジュディ・ガーランドの歌だっての

は記憶にありましたから、比較的すぐに手に入りました。と言いましてもイギ

リスから送って貰ったんですけどね。

まずは聞いて頂きましょう。

「心の弦(イト)をかき鳴らせ」、ジュディ・ガーランドです。

 

M09.Zing Went The Strings Of My Heart(2’57”)Judy Garland   

-J.F.Hanley- Musical Memories RGCD 1153

 

N  ジュディ・ガーランドで「「ジング・ウェント・ザ・ストリングス・オヴ・マイ・ハート」」でした。

「心の弦をかき鳴らせ」というのは、正確な邦題かどうか分かりません。昔

の仕事場だった新宿の放送局のレコード室に詳しい人がいまして、そこで聞いた

ような気がしますが、確かではない。ただ「「ジング・ウェント・ザ・ストリングス・オヴ・

マイ・ハート」」と呼ぶよりはカッコ良いような気がするので、わたしはよく使います。

正確には「心の弦がかき鳴らされた」、ですね。初対面の人の微笑みを見て

美しい和音、旋律が心に響き亘った、という「ひと目会ったその日から恋の

花咲くこともある」と、「パンチDEデート」みたいな内容です。1934年のブロード

ウエイ・リヴュウ「サムズ・アップ」で披露された歌で、ジュディだけの物ではないよう

ですが、彼女の唄が一番有名になりました。今回手に入れたアルバムはジュディの

廉価ベスト盤です。その表題が『「ジング・ウェント・ザ・ストリングス・オヴ・マイ・ハート」』

でした。ジュディはいかにもミュージカル的に唄い上げていました。

さて「幻」では珍しいミュージカル楽曲、『ジング・ウェント・ザ・ストリングス・オヴ・マイ・

ハート』から少し聞きましょう。

まずはガーシュイン作品で超有名なこれです。

「アイ・ガット・リズム」。

 

M10.I Got Rhythm(2’53”)Judy Garland   

-I.&G.Gershwin-  Musical Memories RGCD 1153

 

N  ジュディ・ガーランドでガーシュインの「アイ・ガット・リズム」でした。1930年のミュージカ

ル「ガール・クレイズイ」で発表されました。

皆さん御推察の通り、わたしはミュージカル自体があまり得意ではないのですが、

ジュディ・ガーランドには特別な思い入れがあります。それは1972年末頃に刊行

された「ローリング・ストーンズ・ブック」に「ミック・ジャガーはジュディ・ガーランドの実演

を観た事があるのではないか。彼女から多くを学んでいるように思える」と

いったような記述があったためです。映画になった作品は「オズの魔法使い」

「イースター・パレイド」「スタア誕生」くらいしか観ていませんで、両者の共通点は未

だに分かりませんけれども。

それでも元気に明るく歌ってくれたジュディの存在はわたしの心の中にあり

ます。今回初めて手に入れたこの盤に収録されているトラックが正規のオリヂナルで

あるかどうかも定かではないので、これを機にグラミー賞を獲ったカーネギー・ホールの

実況盤を聞いてみたくなりました。ハリウド映画産業の巨大メカニズムの犠牲になっ

た人生には、お悔やみ申し上げます。

ジュディ・ガーランドでもう一曲。

「オズの魔法使い」からは、これしかありません。

「虹の彼方に」です。

 

M11.Over The Rainbow(2’48”)Judy Garland  

-Y.Harburg, H.Arlen-  Musical Memories RGCD 1153

 

M12.君といくつまでも(1’13”)葉山雄三   

-unknown-  アルファ  TAMORI-3

 

N  申し訳ありません。間違えました。改めてお送りします。

加山雄三で、「君といつまでも」。

 

N13.君といつまでも(3’21”)加山雄三

-T.Iwatani, K.Dan-  ドリーミュージック MUCD 1002/3

 

N 「君といつまでも」、加山雄三でした。かつての円満な結婚式の定番曲、一世

を完璧に風靡しました。作詞岩谷時子、作曲弾厚作、非の打ち所がないこの

歌は、もう一つの要素、完璧な編曲で支えられています。その素晴らしい仕

事をしていた森岡賢一郎が、去る8月19日に84歳で亡くなりました。

わたしは加山雄三のシングル盤ジャケットのクレジットで、音楽制作に「編曲」という

仕事領域がある事を知りました。そこに書かれていた担当者名が「森岡賢一

郎」です。同期ですと三木たかし、東海林修、服部克久などの優秀な編曲家

が何人もいて、森岡賢一郎はその中で安定した位置に居ました。彼の作風は

「調和」、この一言に尽きます。丁寧に書かれた管弦のスコアによる響きは特筆

すべきでしょう。柔らかで幅があります。それも今朝の1曲めの「胸いっぱ

いの悲しみ」でのイギリスの管弦楽団とは異なる、「歌謡曲」という世界に誇る

音楽分野での独創に満ちています。

この人の属性を語る四方山話には、実際のところ全く接した事がなく、顔

も知らなかった。編曲者という裏方に徹していた生き方は、彼の性格の現れ

だと考えます。暗い歌でも希望につながる一筋の光を見せてくれる彼の作風

「調和」は、音楽の持つ基本的な歓びと共に彼の人生観、世界観なのでしょ

う。

ここからしばらくはこの偉大な裏方に敬意を評して加山雄三作品での仕事

をいくつか紹介して行きましょう。まずは異色のボッサ・ノーヴァ・アレンヂです。

「暗い波」。

 

N14.暗い波(3’24”)加山雄三  

-T.Iwatani, K.Dan-  ドリーミュージック MUCD 1002/3

 

N  1968年の映画「リオの若大将」主題歌、「ある日渚に」のB面「暗い波」で

した。この頃の加山雄三はヒット・パレイドの常連ではありましたが、爆発的人気

が一段落した安定期。何かの歌番組で「ボッサ・ノーヴァをやってみたいんです」

と言っていたのを覚えています。世界的な流れを察知し、その先端の髄を吸

収しようとしていたのですね。詞曲とも国産ボッサ・ノーヴァとして一級品ですが、

森岡賢一郎の編曲が無ければ完全な成立は不可能だったでしょう。後の世に

登場する電子弦アンサムブル楽器ソリーナそっくりのロング・トーンが印象に残ります。

森岡賢一郎はきちんとクラシックを学んでいて、オーケストラの棒振りも出来ます。決

してラテン系が得意という訳ではないのですが、このような世界水準の整然とし

た編曲もきちんと出来るのには舌を巻きます。きっと当時の最先端ボッサ・ノーヴ

ァを緻密に解析したのでしょう。

次も同傾向にある1曲です。こちらはコムボ編成のヘッド・アレンヂ風ですが、お

そらく細かな気分リフ的なフレイズも全てオタマジャクシで表された書き譜ではないで

しょうか。

 

M15.ロンリー・ナイト・カミング(3’05”)加山雄三

-T.Iwatani, K.Dan-  ドリーミュージック MUCD 1002/3

 

M16.アロハ・レイ(さよなら恋人)(3’05”)加山雄三  

-T.Iwatani, K.Dan-  ドリーミュージック MUCD 1002/3

 

N  ボッサ・ノーヴァに続いてはハワイアン。ヒット・シングル「お嫁においで」のB面「アロハ・

レイ」でした。A面は大橋節夫のハニー・アイランダーズがハワイアン・バンドらしくまとめ

て仕上げていたのに対し、こちらはアメリカの避暑地映画サントラ風です。見事です。

次はとても地味ですけれども森岡賢一郎のメロディ感覚、リズム感、音色のセンス

がしっかりと感じ取れる一曲です。1968年の秋に発表された充実のアルバム『君

のために』に収められていました。

「落日の彼方」。

 

M17.落日の彼方(2’17”)加山雄三

-T.Iwatani, K.Dan-  ドリーミュージック MUCD 1002/3

 

M18.君のスープを(3’37”)加山雄三

-T.Iwatani, K.Dan-  ドリーミュージック MUCD 1002/3

 

N  「加山雄三作品に聞く森岡賢一郎の編曲術」、最後は東芝からの第一弾LP

に入っていた、これも地味ですが森岡賢一郎的調和のツボがよく分かる「君の

スープを」でした。当初は恋人を故郷に置いて単身赴任に向かう男の歌だとい

う事が分からずに解釈に苦労しました。単発完結型連続テレビドラマ「新婚さん」

の主題歌だったような気がしますが、覚えている方、いらっしゃいませんで

しょうか。こっちも地味だったなあ。

「現」の初代プロデューサー大塚祐介の親父は車に乗るとずっと加山雄三を流し

っ放しだったそうです。続けて聞いていて、そんな事も思い出しました。

さてこの巨匠森岡賢一郎は加山雄三だけと仕事をしていた訳ではありませ

ん。他の唄い手のヒット曲で何度もレコード大賞編曲賞を受賞しています。

その代表曲が、これです。

 

M19.ブルー・エンペラー(54”)ジャッキー佐藤とブルー・コメットさん

-unknown-  アルファ  TAMORI-3

 

N  また間違えました。只今のはジャッキー佐藤とブルー・コメットさんの「ブルー・エンペラ ー」

でした。森岡賢一郎の作品はこちらです。

ジャッキー吉川とブルー・コメッツで「ブルー・シャトー」。

 

M20.ブルー・シャトー(2’44”)ジャッキー吉川とブルー・コメッツ

-J.Hashimoto, T.Inoue-  テイチク  TECH32412/3

 

N  ジャッキー吉川とブルー・コメッツで「ブルー・シャトー」でした。

今日これから出かける上越市のエフエム放送「エフエム上越局で木曜日夜9時から

放送の「サースデイ・グルーヴ」でも「森岡賢一郎の編曲ツボ」をお話ししようと考

えています。明日の収録で、放送は今月の27日午後9時からです。その前の

週、20日も「ヒップホップ前夜」と題して、ワツシイサヲ登場です。周波数は76.1Mhz。

PCやスマフォでも聞けます。森岡賢一郎については、今朝より幅広くお届けする

つもりです。どうぞお楽しみに。

 

M21.Before The Next Teardrop Falls(2’38”)Freddy Fender

-Peters, Keith-  Park South 80246 90634 2-4

 

N  これはフレディ・フェンダーの「涙のしずく」、2002年にCDで発売された実況録

音盤からです。いつどこでの実演なのか何も記載がありませんが、おそらく

は70年代の収録で、場所はきっとテキサス周辺でしょう。2番からスペイン語で唄

うのが、カッコ良いですね。

土曜日に四谷のブルー・ヒートでのR&Bレコード・コンサートに顔を出しました。主宰

の鈴木啓志御大から直接声を掛けられるというパワハラを受け、行かざるを得ま

せんでした。そこでこの歌が話題になりました。キャンディ・ステイトンがずっと好き

で持ちに歌していた、と語るラジオ番組のインタヴュウなども流されまして、幅広い

討議が行われました。私は「これはもうフレディの歌だよ」と主張したのですけ

れど、啓志御大が、誰だったかな、とにかくオリヂナルにやたら拘って譲らず、

平行線でした。ご想像下さい。

こういう所にひとりで来て、配られたプレイ・リストに書き込みなんかして一言

も喋らず帰って行く人は今も居るんですね。ここで知った楽曲を家でシングル盤

「ヲント・リスト」に加えるのでしょうか。何十年も前の地下ソウル集会を見た思いで

した。彼らからは、わたしなど相当に不謹慎に見えた事でしょう。

それでもこの場でフレディの名前が出た事は嬉しかった。では同じライヴ・アルバ

ムから表題曲をどうぞ。

これも立派にフレディ・フェンダーの持ち歌でした。「シークレット・ラーヴ」。

 

M22.Secret Love(4’00”)Freddy Fender

-E.Green, C.Montgomery-  Park South 80246 90634 2-4

 

M23.これぞ男たちの人生(4’49”)オレンジ・カウンティ・ブラザーズ

-Y.Iida-  ケンロード・ミュージック MOCD 1006

 

N  同じくテクス・メクス調で「これぞ男たちの人生」、オレンジ・カウンティ・ブラザーズでし

た。いつか日の出町ファーストのピンポンDJ合戦で聞いて貰いましたね。その時は

天王町まで出かけてグループ・リーダー本人からLPを借りて来ました。今のはCD

でお送りしましたけど。

オレンジ・カウンティ・ブラザーズは保土ヶ谷育ちの飯田雄一という男が組んだグループ

で、立教大学の軽音楽サークルを根城にしていました。彼の音楽センスは抜群でして、

あの久保田麻琴が一目を置いているという事で首肯ける方も多いでしょう。

今の「これぞ男たちの人生」のような素敵なオリヂナル、そしてカヴァがピカイチでし

た。

ハギリョウさんからご希望をいただいている「恋の特効薬」、今朝はオレンジ・カウン

ティ・ブラザーズで聞いて貰いましょう。ハモニカは妹尾「ウィーピング・ハープ」隆一郎。

カッコいいですよ。

 

M24. 恋の特効薬(3’59)オレンジ・カウンティ・ブラザーズ

-J.Leiber, M.Stoller, Y.Iida-   コロムビア  COCP-38175

 

M25.Aquarela Do Brasil(6’36”)Joao Gilbert 

-Mateus, Dadinho-  Warner Bros. 9 45165-2

 

TM Born In Chicago 「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-N.Gravenites-  Rhino 8122 798434 0

 

N  今朝の「逝く夏を惜しんで」は、ジョアン・ジルベルトの「ブラジール」。素晴らしい

仕上がりです。これから夏に向かう南半球の町が水彩画で浮かび上がります。

45979号さん、特別付録では特別な音質調整はしていません。恥ずかしい

位の低価格汎用機ですから、CDを回してそのまんまアナログ状態で付録にして

います。ただエーちゃんはベイス上手いんだよ。多分にポール・マカートニ的ではありま

すが、独創的なフレイズも持っていたし、沢山くすぐってくれるラインを編み出し

ていました。わたしとしては、「E.YAZAWA」になってから後ご愛嬌程度でし

か弾かなくなってしまったのがとても残念です。

さてこれから上越へと出かけます。10時32分発の新幹線。国境のトンネルを

抜けたらお花畑が・・・。

今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/3552fd9d535e5f590bc8bdb93c9891a8710f7595

   ダウンロードパスワードは「5fn9qqtm」です。

今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。

Real Rocks 【2018/09/08 O.A.】Playlist

Real Rocks【2018/09/08 O.A.】Playlist

9月08日のリアルロックスは、
Paul McCartneyの最新作『EGYPT STATION』を特集しました!

プレゼントあり!

Paul McCartneyのオリジナルTシャツを2名様に差し上げます!!
欲しいという方は、
郵便番号、住所、お名前、電話番号、ご希望のサイズ(SかM)、メッセージをご記入のうえ、
メール、またはZIP-FMのwebsiteメッセージにアクセスしてください。

メール・アドレスは realrocks@zip-fm.co.jp
websiteは zip-fm.co.jp です。
応募締切は、9月13日(木曜日)正午までとさせていただきます。

詳しくはコチラ

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M01: Monster / Hands Like Houses ※新作リリース間近

M02: glimmer / covet ※来名!

<コーナー: RockAroundTheWorld>

M03: Travelin’ Far / Murder By Death

M04: Alas / Murder By Death

M05: 60 & Punk / Death Cab For Cutie

M06: Jewelry / Blood Orange

M07: Stressed Out / Twenty One Pilots ※新作リリース間近

凄まじい再生回数!
M08: Say Amen (Saturday Night)  / Panic! At The Disco ※来日

M09: The Rover / Interpol

M10: Fly / Alice In Chains ※名盤です!

<コーナー: RockAroundTheWorld>終わり

M11: Partners In Motion / Wild Nothing

M12: Anna Sun / WALK THE MOON ※我らがWALK THE MOON

M13: More Than A Feeling (Remaster)  / Boston ※我らがWALK THE MOONの選曲!

M14: One Foot / WALK THE MOON

<コーナー: RockSteadyGo>

M15: Live And Let Die (Live)  / Paul McCartney ※来名!11/8 ナゴヤドーム

M16: Dear Boy(2012 Remaster) / Paul McCartney ※来名!11/8 ナゴヤドーム

M17: Dance Tonight / Paul McCartney ※来名!11/8 ナゴヤドーム

M18: I Don’t Know / Paul McCartney ※来名!11/8 ナゴヤドーム

M19: Hand In Hand / Paul McCartney ※来名!11/8 ナゴヤドーム

M20: Come On To Me / Paul McCartney ※来名!11/8 ナゴヤドーム

M21: Hunt You Down/Naked/C-Link / Paul McCartney ※来名!11/8 ナゴヤドーム

<コーナー: RockSteadyGo >終わり

M22: howl / covet ※来名!

M23: As ~永遠の誓い~ / Stuff

<Ending>

<コーナー:メタルの光>

M24: Vlad, Son of the Dragon / BLACK DAHLIA MURDER ※来名!

おしまい♪

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2018年9月のリアルロックス・セレクション!

Covet!!
名古屋にやってくる!しかもPOLYPHIAと!!!
2018/11/19(月) 名古屋ell. FITS ALL
詳細はコチラ

 



個人的にはボーナストラック、解説がついた日本盤をオススメします!


あたたかい人柄が出てますよね、、、。




デンマークの新星、ROYAL MOBのデビュー作『Cinematic』!
来日します!
→メンバーから連絡ありまして、、、来日しますが、まさかのヴォーカルが脱退!ライヴ出演は難しいとのことです(号泣)。
SSF2018 – The Denmark night : Modern rock, pop rock, pop punk
2018/9/28(金) 19:00 開演 ( 18:30 開場 )
会場:CHELSEA HOTEL (東京都)

チケットはコチラ

https://itunes.apple.com/jp/album/cinematic/1370965702
https://open.spotify.com/album/2nOGMNUvtPHmtj7pN2x4oe

 

【幻】モーニン・ブルーズ 2018/09/08

mb180908

 

TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

 

N  涼しくなってきましたね、オハヨゴザマス、ワトゥシアイザオです。もう動いても汗が

出る事もありません。10日ほど前は髪を梳かした後に、もう一度シャワーを浴び

なければならなかったほどですからね。

さあ今朝も活動的に行きましょう。

「グッドールド・ロケンロー」。

 

M01.グッド・オールド・ロックンロール(1’59”)キャロル

-Smith, Chin, Michaels, Equine, Jonson, Blackwell, Penniman-

フォノグラム 30LD-21

 

N  音頭屋台船出港が中止になった9月2日、河内音頭〆踊りは墨田区役所1

階ロビーで行われました。「船頭」の役割を解任されたわたしは、冒頭で司会者、

山口屋サヒチの紹介をしただけですが、ここの場でロケンロー・ハギリョウさんに会う事

が 出来ました。台風がらみの悪天候の中、お越し頂来ましてどうもありが

とうございます。元気なお姿を確認しました。

ほんの短い間のすれ違いでしかありませんでしたが、その時に話題になっ

たのは、やはり「のっぽのサリー」。キャロルのカヴァはこの「グッドールド・ロケンロー」

に唄い込まれているものしかありませんね。実演の場では通して演ってたか

もしれない。リパトゥワを古いロケンローだけで済ませてた時もあったからね。

ところで「グッドールド・ロックンロール」のオリヂナルには、もっとたくさんの名曲が

メドリー形式で繋がっています。そちらを聞いてみましょう。

デイヴ・クラーク・ファイヴです。

 

M02.Good Old Rock’n’Roll(3’23”)Dave Clark Five

-Smith, Chin, Michaels, Equine, Berry, Jonson, Blackwell, Penniman, Richardson, Williams, Perkins-

Universal  1781774

 

N  「グッドールド・ロケンロー」、唄い込まれていたのは「スウィート・リル・シクスティーン」、

「のっぽのサリー」、「シャンティリー・レイス」、「ホーロッタ・シェイキン・ゴーイン・オン」、「ブルー・スウェ

ード・シューズ」でした。とても上手にまとめてます。もちろん全員一緒の同時

演奏同時録音。よく途中で破綻しなかったなあ。ただしキャロルがこれ全部をや

らずに「のっぽのサリー」だけに留めたのはそれで正解と、わたしは考えます。

デイヴ・クラーク・ファイヴで「グッドールド・ロケンロー」でした。

さて、先週の外れたカマシ案件、「サリーはのっぽだよね」には意外な反応があり

ました。「『誰がチッチやねん』ってアタシなら言う」です。ワツシだって知ってますよ。

すぐ思い出しました。恋愛漫画の「チッチとサリー」でしょ。「小さな恋の物語」っ

て題名でしたっけ。作者は誰だったかな。この手の少女的な物に一切興味を

示さなかった3ツ年上の姉が、ごく短期間面白がって読んでました。母親にも

見せたりしてね。何故だ。

「チッチ」という名の小柄で可愛らしい女の子が主人公で、彼女にサリーという

背の高いボーイフレンドがいたのではなかったかな。これについては全く調べ物を

せず、記憶だけで話してますから、間違えていたら失礼。

「誰がチッチやねん」、そうです。これをお聞きください。

 

M03.誰がカバやねんロックンロール・ショー(4’03”)誰がカバやねんロックンロール・ショー

-D.Yoshitaka,R.Kamon-  CLINCK CRCD-5015

 

N  誰がカバやねんロックンロール・ショーというグループの、「誰がカバやねんロックンロール・ショー」

という歌でした。「誰がチッチやねんロケンロー・ショウ」ではありません。

このグループ「誰カバ」は、昔の情報誌「ぴあ」の大きな催事で出会って、非

常に気に入りました。関西ローカルで同名のテレビ番組を持っていたらしい。吉本

新喜劇の常連出演者でひと目で河馬ヅラと分かる男がいたでしょう。直接は関

係ないらしいんだけど彼の事らしいんですね、この場合の「カバ」は。その辺

はまだ詳細が掴めていません。これも「チッチ」と同じくインタネット上で調べればす

ぐにある程度の事は分かるでしょうが、それではつまらない場合もあります。

害のない領域ならば、漠然とした状態や思い出そうとしているままの方が面

白い。脳味噌動かさなきゃね。

「誰カバ」は、鳶職の現場作業服にヘルメットを被った衣装などで登場し、全体

がひとつのコントのようなショウを展開し、音楽を通して笑わせてくれる傑出した

滋賀のバンドでした。鈴木ヒロミツも唄ってたリル・リチャードの「ジェニ・ジェニ」を「ゼ

ニ・ゼニ」と叫んで「銭くれ、銭」と唄います。その時わたしは持っている小

銭を全て舞台に投げ入れました。西新宿の工学院大学の学園祭だったかな。

そして、わたしのノーテンを直撃した「誰カバ」のオリジナル楽曲が、これでした。

 

M04.どこかで狼が鳴いている(3’21”)誰がカバやねんロックンロール・ショー

-D.Yoshitaka,R.Kamon-  CLINCK CRCD-5015

 

N  わたしが「永遠の傑作」の誉れを授ける「どこかで狼が鳴いている」、誰が

カバやねんロックンロール・ショウでした。当楽曲につきましてはその昔、某所で大いに

語った事がありますので、もう何も申しません。

さてこの夏は、あちこちに熊、鹿、猪が出て来ましたね。こういう時の大

騒ぎを見聞きすると、今の人間たちが如何に野生動物と離れて日常を生活し

ているか、という事実を痛感します。愛玩用の猫や犬には「家族です」なん

て扱いするクセにね。野生、自然と離れる事が文明の証なのでしょうか。台風

20号の大被害に接しても同じく。なんて考えていたら、北海道で大地震が起

こりました。不幸中の幸いは、津波を伴わなかった事。それでも突然の被害

は相当に酷い。度重なる自然の脅威に、底知れぬ恐ろしさを感じます。ここ

のところ、天災が何故か関東を素通りしているのも気になるのです。

台風が去ったら今度は地震、本当にこの島国は一年中地球の猛威に振り回

される運命にあります。にも関わらず愚かな人間どもは、いつの間にか自分

たちが自然より優位な立場で支配しているんだ、というような誤った意識を

持つようになってしまっているようです。

俺たちは完璧でも最強でもなんでもない、同じ過ちを繰り返す、ただの宇

宙のカスなんだ。電力が来ないだけで、もう何にも出来ないのですから。この

「幻」だって同じです。「これを機に安定度の高い原子力発電の整備を」なん

て言うバカな自民党議員が出て来なけりゃいいのですがね。いつもより速やか

な自衛隊派遣決定も、軍隊が必要だという説得力増強に利用されています。

ただわたし達も、電力依存の生活、スマフォ無ければこの世は闇だ、といった生

活習慣をタショー改めた方がいいかも知れません。

バベルの塔は絶対に崩れます。この国ではその前に「バブルの塔」が木っ端

微塵になりました。謙虚になりましょう、特に大自然には。

まずは募金、義援金して被害にあった人たちに元気になって貰いましょう。

度重なる天災で、隣国の人たちからの応援も、今回は無理かもしれません。

わたしたちの民度が試されます。

さて本題に戻りますと、狼は町に出て来なかったですね。「ニホンオオカミ」は絶

滅して久しいんだっけ。10年ほど前に「東北で生存か」なんて話が・・・あ、

これもすべてうろ覚えですからこの辺にしましょう。とにかく、今年も今月

20日から26日までは動物愛護週間です。人間河馬男、何処かで鳴いている

オオカミに敬意を表して、思いつくままに野生動物の歌を並べてみしました。

多忙時、苦肉の策ですが、どうぞお楽しみ下さい。皆さまの高度なカマシ、ご

提案も歓迎いたします。

では「鰐」から参りましょう。

 

M05.クロコダイル・ロック(3’55”)エルトン・ジョン

-E.John, B.Taupin-  Polydor 314 512 532-2

 

N  「鰐のロック」、エルトン・ジョンでした。「左ヒラメに右カレイ」ならぬ「左クロコに右ラコステ」、

しかしもうひとつ、ブガルーを踊る「アリゲイタ」、と言う種類もあります。

こちらは如何でしょうか。

 

M06.ワニさんがいっぱい(1’53”)キャロル・キング

-C.King, M.Sendak-  ソニー EICP 847

 

N  「ワニさんがいっぱい」、キャロル・キングでした。絵本作家モーリス・センダクの制作した

テレビ番組「おしゃまなロージー」のサウンド・トラックからです。お聞きのように、こ

れは「A」から「Z」までのアルファベット数え歌です。普通なら「A of  “A”pple」

と来ますが、「”A”lligators  “A”ll  “A”round」とひねられています。作詞も

担当したセンダクの才気冴え渡るところですね。「ド」は「ドアホ」の「ド」では

ありません。

さて河馬、狼、2種類の鰐と来ました。次は類人猿です。

ジェイムズ・テイラーで「ゴリラ」。

 

M07.Gorilla(3’10”)James Taylor

-J.Taylor-  Warner 7599-27293-2

 

M08. モンキー・スピークス・ヒズ・マインド(3’52”)ザ・ダーティ・ダズン・ブラス・バンド

-D.Batholomew-  アメリカーナ 28C-7047

 

N  ジェイムズ・テイラーの「ゴリラ」、そしてザ・ダーティ・ダズン・ブラス・バンドの「マンキ・

スピークス・ヒズ・マインド」でした。先程お聞き頂いた河馬、狼、鰐の歌とは違っ

て、どちらも「ゴリラ」「猿」と愚かなホピサピエンスとの対比で語られる風刺です。

これらの歌では人類の知的水準は彼ら以下という事になります。事実かも知

れません。

さてザ・ビートルズの動物が主人公になっている歌というと「俺は海象」とい

う強力な1曲があります。同じ『マヂカル・ミステリ・トゥア』に収められている「ザ・

フール・オン・ザ・ヒル」も、「丘の上に立っている自閉症気味の人間」というより

は、いつもそこに居てモゴモゴと口を動かしている麒麟か駱駝のように思えま

すが如何でしょう。

そういえば狸が居たな、とホワイト・アルバムを引っ張り出したら、その前の収録

曲が「豚」でした。糊の効いたワイシャツを着て夕食にフォークとナイフを使って夫人と

「共食い」をする豚の歌「ピッギーズ」、ジョージ・ハリスン作です。

そして、恋人を奪われ嫉妬に狂い恋仇を撃ち殺しに行く北米ダコータ州の山狸

の物語「ロッキー・ラックーン」、こちらはポール・マカートニ作。続けてどうぞ。

 

M09.ピッギーズ(2’02”)ザ・ビートルズ

-G.Harrison-  東芝 TOCP-71050

 

M10.ロッキー・ラックーン(3’32”)ザ・ビートルズ

-J.Lennon, P.McCartney-  東芝 TOCP-71050

 

N  河馬、狼、鰐、ゴリラ、猿、豚、狸と並んだ2018年動物愛護週間自発的協賛

音楽図鑑「世界の獣たち」、如何でしたでしょうか。ご感想をお待ちいたしま

す。

 

M11.Slow Dance(6’37”)アナ・ポポビッチ feat.Robben Ford 

-unknown-  BSMF 2622

 

N  「スロウ・ダンス」、アナ・ポポビッチでした。ケブ・モが企画制作責任者の新作『ライク・

イト・オン・トップ』から、ロベン・フォードをフィーチュアしてお届けしました。先週冒頭曲

「ラースティング・カインド・オヴ・ラーヴ」を聞いていただきましたが、手元にあった

音源の状態が悪く、お聞き苦しかった点、申し訳ありませんでした。今週は

正規の音質でお届けしています。いい響きでしょ。

同じアルバムから、今度はちょっと前の天才少年ケニー・ウェイン・シェパードをフィーチュア

して、「セクシ・トゥナイト」をどうぞ。

 

M12.Sexy Tonight(2’55”)アナ・ポポビッチ  feat. Kenny Wayne Shepherd

-unknown-  BSMF 2622

 

N  先の「スロウ・ダンス」はカントリー・バラッド調に唄うアナ・ポポビッチが魅力的でした。

ロベン・フォードを差し置いて弾くギターも見事。この「セクシ・トゥナイト」でも以前のヤン

チャぶりを思い起こさせるケニー・ウェイン・シェパードに負けずしっかりと主役を演じ

る彼女、ひと回りもふた回りも大きくなったように感じられますね。

先ほどもお話ししたように、今回はケブ・モがプロデュース。やはり、いかにも

というナムバが入っていました。

ドブロ・ギターを全面で使った「ア・マター・オヴ・タイム」。

 

M13.A Matter Of Time(2’55”)アナ・ポポビッチ 

-unknown-  BSMF 2622

 

N  「ア・マター・オヴ・タイム」、アナ・ポポビッチの新作『ライク・イト・オン・トップ』からです。

では先週ひどい状態でお届けした「ラースティング・カインド・オヴ・ラーヴ」を、良

好な状態で、もう一度どうぞ。

 

M14. ラースティング・カインド・オヴ・ラーヴ (4’55”)アナ・ポポビッチ

-unknown-  BSMF 2622

 

M15.スウィーテスト・ベリー(3’46”)エヂ・モッタ

-unknown-  Pヴァイン PCD-24767

 

N  アナ・ポポビッチの「ラースティング・カインド・オヴ・ラーヴ」に続けましたのは、エヂ・

モッタというブラジルのシンガーの新譜から「スウィーテスト・ベリー」です。この辺りの音楽

に関して、皆さんはどのようにお感じでしょう。

北米の黒人MOR歌手といっても誰も疑問を抱かないような造りです。わ

たしはここ数年、この手の作品群が気になっています。「この手の作品」と申

しましても、皆さんにはちょっと曖昧すぎる領域かも知れません。わたしの

考える「この手の作品」、来週の上越生DJ合戦の主題に据えようかとも考え

ています。果たしてどうなりますやら・・・。

 

M16.アイ・ファウンド・ユー(3’22”)ウィリー・ハイタワー

-unknown-  Pヴァイン PCD-17786

 

N  来月ハイ・リズムにスティーヴ・クロッパーという演奏陣と共に東京と大阪で公演を行う

ウイリー・ハイタワー、なんと今年77歳なのですが、お聞きのような元気な歌声を聞

かせてくれます。この新譜のプロデューサーはゴールド・ワックスの創設者である白人

のクイントン・クランチという男。エルヴィス・プレズリとの演奏経験を持っていて、既に95

歳だそうですが、今回のマスルショールズでの録音制作は極めて宜しい出来です。スタ

イルは当然ながら南部のソウル・ミュージックながら、昔のシングル盤にあった妙な突出感

がなく、誰でも素直に入って行ける響きになっています。ひょっとしたらクイン

トンは昔からこんな音が欲しかったのではないか、そんな事も考えました。

今のは冒頭曲「アイ・ファウンド・ユー」。とても滑らかな唄は現役感充分ですが、

果たして今までずっと人前で歌い続けてきたのでしょうか。この国ではウイリ

ー・ハイタワーというと、ふた言目には「サム・クック・フォロワー」と表現されますが、わ

たしが聞く限りでは、そんなに近くない。あの頃に幅広く支持を求めようと

したR&Bシンガーに共有の感覚、技術を身に付けているだけ、のように聞こえ

ます。大体からしてサム・クックの影響を受けていない唄い手など有り得ない、と

いうのがわたしの持論ですので、殊更に言い及ぶのはナンセンスだと考えます。も

ちろんこれは彼の絶対評価を左右するものではありません。

とにかくこの新譜『アウト・オヴ・ザ・ブルー』は、押し付けがましさのない好

盤です。また来週お届けしましょう。

さて、亡くなったソウル・ミュージックの女王アリーサ・フランクリンを追悼し、なんとバッキン

ガム宮殿の音楽隊は、彼女がオーティス・レディングから奪い取った名曲「リスペクト」を

演奏しました。英国教会はカソリックで、アリーサは当然プロテスタントです。いいのかな。

わたしはインタネットのヌーズで知りまして聞きに行ったのですが、これが秀逸。

セット・ドラムもエレキ・ギターもベイスもないのに、立派なR&Bになっています。ご興

味のある方は、ぜひこちらでお確かめ下さい。ブラスバンド関係者にとっては、

来年夏の高校野球応援の参考になるかも知れません。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180902-00010000-afpbbnewsv-int

では、その罰金が無宮殿R&B楽隊が演奏した「リスペクト」、今朝はオリジナルの

ステューディオ録音版をお送りしましょう。

 

M17.Respect(2’26”)Aretha Franklin     

-O.Redding-  Rhino / Atlantic

 

N  永遠の「リスペクト」、アリーサ・フランクリンでした。

さてようやく長く暑い夏も終わり始めたようですね。先週の「サマー・ワイン」

の虚しく響くこだまはなかなかの趣きでした。今朝も出番を失った夏の定番

曲をお届けしましょう。

これはわたしだけの思いかも知れませんが、一瞬涼しさがよぎる真夏の深

夜に聞くと効果抜群です。

ディ・イーモーションズで「愛に咲く花」。

 

M18.フラワーズ(4’20”)エモーションズ        

-M.White, A.McCay-  ソニー SICP 3171

 

M19.愛のご加護(0‘39”)エモーションズ

-G.D.Martin, W.S.Martin- ソニー SICP 3171

 

N20.In The Summertime(3’39”)Mungo Jerry   

-R.Doset-  MPS FG0099

 

N  アカペラ「愛のご加護」のオマケ付き「フラワーズ」、イーモーションズ、そしてこちらも過ぎ

た夏の日の定番、マンゴー・ジェリーで「イン・ザ・サマタイム」でした。中間部で一旦終

了して、車の排気音が入って再開、という部分がツボかな。

日本でのジャグ・バンドのヒット曲というのは、ひょっとしたらこれしかないか

も知れません。1970年の出来事でした。それ以来、この国でも主に大学の音

楽サークルなどでこの演奏形態が試され始めました。昨今の若い人たちが好んで

いる「アクースティク・スウィング」もこの辺りが発端と言えなくもありません。

さて逝く夏を眺めて思い出す避暑地の出来事、「夏の日の恋」・・・

 

M21.夏の日の恋(2’46”)パーシー・フェイス楽団

-M.Discant, M.Steiner-  Phillips 322 529 BF

 

M22.逢いたくて逢いたくて(3’48”)園まり

-T.Iwatani, H.Miyagawa-  ユニバーサル UPCY-9286

 

N  突然の純然たるカヨー曲は、言うまでもありません,園まりの最高傑作、「逢い

たくて逢いたくて」です。パツラが咽び泣くこの素晴らしい編曲を担当して

いた森岡賢一郎が亡くなりました。それで今朝はまず1曲、とお送りしまし

た。来週はもう少し彼の仕事を聞いてもらうつもりです。お楽しみに。

 

M23.朝のコーヒー(3’24”)エラスモ・カルロスとナラ・レオン 

-N.Leao-  ポリドール MP 2642

 

TM Born In Chicago 「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-N.Gravenites-  Rhino 8122 798434 0

 

N  今朝の最後はエラスモ・カルロスとナラ・レオンのデューオで「朝のコーヒー」。朝からなんとも

気怠いこの二人は昨夜何をしていたんでしょう。 たぶん今もCDになってい

ないエラスモ・カルロスの『饗宴』からでした。

9月3日の「河内の語り屋」「初代桜川唯丸 江州音頭革命記」上映会には

多数のお越しをありがとうございます。満員御礼申し上げます。会場となっ

たアップリンクは消防法をしっかり尊守する映画館でして、定員以上の入場を認め

ないため入り口まで来られて何人もお帰り願ったようです。申し訳ありませ

ん。只今アンコール上映会を企画中。決定しましたら、こちらでもご案内いたしま

す。今度は事前予約をお忘れなく、ね。

わたしも駄文を寄稿している音楽雑誌エリスの最新号が公開になりました。

https://bccks.jp/bcck/155789/info へ出向いて、pm64tで入って下さい。奇

しくも某氏の文章で、来週にとっておいたネタが語られてしまっています。さ

て、どこでしょう。

来週15日は上越でピーター・バラカンとピンポンDJ。この種の合戦は嫌いではな

いのですが、今回は初めてPC音源を人前で使用するので、やや緊張気味です。

実際これまでもPCからの音楽送りはした事がないのです。ファイル音源も必ず

CD-Rを焼いて回していました。そうしないと安心出来ません。古い奴だとお

思いでしょうが、今でもそうなんです。

さてそのピンポンDJの詳細です。

9月15日土曜日 午後5時から

新潟県上越市本町六丁目4番21号

現存する日本最古の映画館、高田世界館にて。

ここは来場者を断ったりしないだろうけれど、事前にご予約をした方が安

心でしょう。 info@takadasekaikan.comで受け付てくれます。

今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/78cf10970e45e3a4a2f1571603f15ee657341b2f

   ダウンロードパスワードは、h4my48xpです。

さあちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。アキー。

 

Awesome Rock【2018/09/07 O.A.】Playlist

Awesome Rock【2018/09/07 O.A.】Playlist

383回目、9月07日の番組は、

ポール・マッカートニーの最新作『EGYPT STATION』を特集しました。


グレッグ・カースティンをプロデューサーに起用、音もモダンで驚きました。
76歳になってもポールさんはロックです!


M01: Like A Baller / Wilson ※デトロイトのパーティーロック集団!

<コーナー: AwesomeRecommendation>

M02: Opening Station / Paul McCartney

M03: I Don’t Know / Paul McCartney

M04: Hand In Hand / Paul McCartney

M05: Fuh You / Paul McCartney

M06: Hunt You Down/Naked/C-Link / Paul McCartney

<コーナー: AwesomeRecommendation>終わり

M07: Bloom / Troye Sivan

おしまい♪

 



個人的にはボーナストラック、解説がついた日本盤をオススメします!

中央エフエム Awesome Rock
澤田修の完全監修番組。選曲、編集、トーク、全て担当!
毎週金曜日21時~21時半。再放送:毎週土曜日23時~23時

Paul McCartneyのTシャツをプレゼント!!

2週連続プレゼント!!

9月8日放送のREAL ROCKSでは、9月7日に新作『Egypt Station』をリリース!
Paul McCartneyを特集!

Tシャツプレゼントございます!

Paul McCartneyのTシャツをSサイズ、Mサイズ、それぞれ1名様に差し上げます。

欲しいという方は、
郵便番号、住所、お名前、電話番号、ご希望のサイズとメッセージをご記入のうえ、
メール、またはZIP-FMのwebsiteメッセージにアクセスしてください。

メール・アドレスは realrocks@zip-fm.co.jp
ZIP-FM websiteは zip-fm.co.jp です。
応募締切は、9月13日(木曜日)正午までとさせていただきます。
ご応募お待ちしております。

初の名古屋公演を含む来日公演も決定!

ポール・マッカートニー フレッシュン・アップ ジャパン・ツアー 2018

東京公演
2018年10月31日(水) 11月1日(木)
開場 16:30 開演 18:30(予定)

名古屋公演
2018年11月8日(木)
開場 16:30 開演 18:30(予定)

S席 18,500円 A席 16,500円 B席 14,500円
(全席指定・税込)

Real Rocks 【2018/09/01 O.A.】Playlist

Real Rocks【2018/09/01 O.A.】Playlist

9月01日のリアルロックスは、
4度目のSummer Sonic出演を果たしたBullet For My Valentineを特集しました!

プレゼントあり!

Bullet For My Valentineのマットとジェイソンの直筆サインを2名様に差し上げます!!
欲しいという方は、
郵便番号、住所、お名前、電話番号、メッセージをご記入のうえ、
メール、またはZIP-FMのwebsiteメッセージにアクセスしてください。

メール・アドレスは realrocks@zip-fm.co.jp
websiteは zip-fm.co.jp です。
応募締切は、9月06日(木曜日)正午までとさせていただきます。

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M01: Japanrock / Razorlight ※10年ぶりの新作リリース

M02: Lead The Light / Novelists ※祝来日!

M03: glimmer / covet ※11月に来日!

<コーナー: RockSteadyGo>

M04: Don’t Need You / Bullet For My Valentine

M05: Psychosocial / SlipknoT ※マット選曲

M06: Run / Foo Fighters ※ジェイソン選曲

M07: God Break Down The Door / Nine Inch Nails ※ジェイソン選曲。二人はサマソニ大阪で彼らのステージを観たそうです(マットは初めてのNIN)。

M08: No One Knows  / Queens of the Stone Age ※マット選曲

<コーナー: RockSteadyGo >終わり

M09: TOOTIMETOOTIMETOOTIME / THE1975

M10: New Born (Live)  / MUSE ※11月新作リリース!

M11: This Is What We Die For / TENSIDE ※今月来日!

M12: Doxa / Monuments ※ジェント界の名曲!

<コーナー: RockSteadyGo>

M13: These Boys Light Fires / Ocean Grove ※祝来日!

M14: glimmer / covet

M15: Pelagic / covet

M16: shibuya (Feat. San Holo)  / covet

M17: howl / covet

<コーナー: RockSteadyGo >終わり

M18: By Far And Away / Intervals ※9月来日!

M19: The Longing / VENUES

M20: Wanna Lie With You / Royal Mob ※9月来日!

<Ending>

<コーナー:メタルの光>

M21: Cries In Vein / Bullet For My Valentine

M22: Refining Fire / Omnium Gatherum ※構成美の名曲!

おしまい♪

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2018年9月のリアルロックス・セレクション!

Covet!!
名古屋にやってくる!しかもPOLYPHIAと!!!
2018/11/19(月) 名古屋ell. FITS ALL
詳細はコチラ

 




デンマークの新星、ROYAL MOBのデビュー作『Cinematic』!
来日します!
SSF2018 – The Denmark night : Modern rock, pop rock, pop punk
2018/9/28(金) 19:00 開演 ( 18:30 開場 )
会場:CHELSEA HOTEL (東京都)

チケットはコチラ

https://itunes.apple.com/jp/album/cinematic/1370965702
https://open.spotify.com/album/2nOGMNUvtPHmtj7pN2x4oe

 

Bullet For My Valentineの直筆サインプレゼント!!

プレゼントあり!

9月1日放送のREAL ROCKSではBULLET FOR MY VALENTINEを特集!

直筆サインのプレゼントございます!
12センチ角になっておりますので、CDケースにスッキリ入ります。

Bullet For My Valentineのマットとジェイソンの直筆サインを2名様に差し上げます!!
欲しいという方は、
郵便番号、住所、お名前、電話番号、メッセージをご記入のうえ、
メール、またはZIP-FMのwebsiteメッセージにアクセスしてください。

メール・アドレスは realrocks@zip-fm.co.jp
ZIP-FM websiteは zip-fm.co.jp です。
応募締切は、9月06日(木曜日)正午までとさせていただきます。
ご応募お待ちしております。

【幻】モーニン・ブルーズ 2018/09/01

mb180901

 

前TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

 

N  おはようございます。アサー、ワツシイサヲです。ふうー、大仕事が終わりました。

二日間は戦場に居るようでしたね。以前起きてから眠るまで立ちっ放しだ、

と言いました。今年はさすがに何度か座りたくなりました。加齢かな。とに

かく今年の「すみだ錦糸町河内音頭大盆踊り」は無事終了。わたしにも秋が

来ます。

今朝は、この決定的な1曲で始めましょう。

 

M01.Long Tall Sally(2’00”)ビートルズ

-Johnson, Penniman,Blackwell-  Aplle / Parlophone CDP 7 90043 2

 

N  「ロング・トール・サリー」。正に決定的な、ザ・ビートルズのカヴァで聞いて頂きました。

エルモア・ジェイムズに出会う6年前、10歳の時に聞いた「のっぽのサリー」は、わた

しの人生を決定づけた大事な1曲です。エイトビートで打ち続けられるピアノ、オクター

ヴ利用のギター・ソロなど、聴きどころを多く持つ完全な出来ですが、何よりも

ポールの絶叫とスイングとブーギーの中間のようなビート感がわたしを虜にし、聞くた

びに心拍は高まり、これがロケンローだ、と確信したのです。

冒頭の「メリー叔母さんにチクッちゃうぞ・・・」の行りがとにかく強烈。その

後のワツシイサヲ形成に絶大なる影響を与えました。

1964年3月1日の録音ですから、それから1年くらい後に日本でシングル盤

になったのでしょうか。B面が「アイ・コール・ヨ・ネイム」で、わたしも持ってまし

たね。LPでは国内編集のモノ盤「ナムバ・ファイヴ」に入ってました。後年ミュージック・

ライフのラジオ・スポットに使われていました。

 

M02.Long Tall Sally(2’10”)リトル・リチャード

-Johnson, Penniman,Blackwell- Pヴァイン PVCP-8109

 

N   「のっぽのサリー」のオリジナル、リトル・リチャードでした。これを聞いたのは、ずっ

と後の事。直接的な刺激度はビートルズのカヴァ仕様の方が高いかもしれません。

当初はビートルズのカヴァ仕様にはない猥雑感に馴染めませんでした。そしてそれ

が麻薬のように自分の身体を侵食している事にも気づかなかったのです。

さて、今さら珍しくもない「ロング・トール・サリー」についてああこう言ってい

るのには、ちょっとしたワケがあります。

盆踊り絡みでいくつかラジオの取材を受けた時に、自称「サリー」と言うDJに

会いました。とても仕事熱心で可愛らしい女性でしたけれど小柄だったので、

「サリーはのっぽだよね」と言ったのですが、通じなかった。同行していた男性

ディレクタもチンプンカンプン。この高度なカマシは失敗に終わりました。その敵討ちを、

ここで遂げた次第。お付き合い頂きまして、誠に有り難う御座います。

 

M03.リトル・ダーリン(2’06”)ダイアモンズ 

-M.Williams-   MCA / WEA WMC5-87/8

 

N  さて、先週の土曜日、以前も顔を出した新宿のカブキラウンヂへ他所からの帰り

に立ち寄りました。するとクリビツテンギャウ、11月イーグルでの対戦相手、鈴木啓志

巨匠が回しているじゃアーリマセンカ。その晩はワーナーからのドゥー・ワップ編集盤発売記

念イヴェントだったようで、巨匠は希少貴重なシングル盤を持ち込んで、入手時の四

方山話などと共に聞かせてくれました。こういう場所に集う人々はみんな膨

大なコレクションを持ち、経験豊富の「通」ばかり。わたしは全く敵いません。こ

こで初めて見かけた歴戦の強者的愛好家がいまして、この人がしきりに語っ

ていたのが、この歌「リトル・ダーリン」についてでした。

今のは永遠のサントラ盤『アメリカン・グラフィーティ』からお届けしました。オリヂナルはグ

レイディオラズの1957年ですが、最もヒットしたダイアモンズの録音は良く出来ていて、

わたしはこちらの方が好きだなあ。その強者が話していたのは伊藤素道のカヴ

ァについて。「日本語詞が付いていて面白いんだ。この男は慶応の医学部だっ

たけど、親に黙って文学部に移って、こんなのばかり唄ってたんだよ」と、

見て来たように言ってました。「ユーチューブで観られるよ」と教えてくれたんで、

家に帰ってから検索しました。お聞きの通りほとんど掛け声のようなこの歌

をどうやって和訳しているのか興味があったのです。

伊藤素道はリリオ・リズム・エアーズというグループで、1950年代に一般的馴染みの

ある洋楽曲全般を唄った人気者でした。この「リトル・ダーリン」も持ち歌の一曲

で、『アメリカン・グラフィーティ』の初回CD盤の解説には名前がありました。ただし、

辿り着いたユーチューブ動画では日本語詞の面白さがあまり感じられなかったで

すね。彼らは室内履きスリッパを使った「ローハイド」で一番ウケを取ったようです。

さて、ドゥー・ワップの夜は、流石に鈴木啓志巨匠だけあって、わたしにはチンプ

ンカンプンな珍しい物ばかり。聞いている「通」なお客さんたちの反応も特別で

した。

 

M04.Devil Or Angel(2’23”) The Clovers

-B.Carter-  ワーナー・パイオニア 35XD-647

 

N  ザ・クローヴァーズで、「悪魔か天使か」でした。この晩、巨匠は持ち込んだシング

ル盤をわたしに見せてくれました。そこにあった1枚が、コースターズの国内盤「ラ

ヴ・ポーション NO.9」でした。これはかなり珍しいですね。彼らを育てた作者

コムビのジェリー・リーバーとマイク・スートラーの作品ですから吹き込んでいても不思議で

はなく、わたしも聞いた事はあるような気がしないでもない。一時期までは

コースターズと信じていた位です。

ただ昨今の彼らの盤からはなぜか無視されていまして、アトランティックに残した

ほとんど全ての録音を集めた吹き込み集にも収録されていません。この時は

聞く事が叶わなかったのですが、今度四ツ谷のいーぐるに持って来て貰おう

かな。

しかしながら「ラヴ・ポーション NO.9」と言えば、やはりザ・クローヴァーズです。

 

M05.Love Potion (1’56”)The Clovers

-J.Leiber, M.Stoller-  One Way Music DAY2CD0274

 

N  「恋の特効薬」という邦題で呼ばれる事も多い「ラヴ・ポーション NO.9」、ザ・

クローヴァーズでした。一方のコースターズも数字「9」の付く歌を歌っています。ご存

知ですね、「第九監房の叛乱」。

 

M06.The Riot Cell Block No.9(3’03”)The Coasters

-J.Leiber, M.Stoller-  Rino / Atlantic R2 7 1090

 

M07.Adorable(2’42”)The Drifters

-B.Ram- Rino / Atlantic 8122 79837 3

 

N  「第九監房の叛乱」、ザ・コースターズに続いてはザ・ドリフターズ・フィーチュアリング・ク

ライド・マクファターで「アドラボー」、こちらは四方山話のひとつに出て来た楽曲です。

もうひとつ話題に上った歌がありまして、それは「ストーリー・アントールド」、ナツメグ

ズの代表曲です。これのア・カペラ仕様を昔廉価版LPで持っていたような気が

するのですが、見当たりません。当然ながら聞いてもいません。確か終わり

で非常にスリリングなファルセトーが聞けた筈。これについても巨匠に次は静かな場所

で質問してみましょう。

今朝は伴奏付き、ナツメグズでお聞き下さい。

「語られなかった物語」。

 

M08.Story Untold(2’16”)Nutmegs

-L.Griffin-  Fantastic Voyage FVTD116

 

N  冒頭で申し上げましたように、この晩はわたしのような「半可通」には分か

らない事が多く、ヴォーカル・グループの奥の深さを思い知りました。流れている

音楽はどれも素晴らしく、またカブキラウンヂの再生装置の音が良いので、しばら

くは50年代のコーラス・ハーモニーに浸って居りましたところ、突如時代は70年代に

突入、鳴り響いたのがこの歌です。

 

M09.Penguin At The Big Apple / Zing! Went The Strings Of My Heart(4’54”)

The Trumps

-N.Harris, R.Baker, E.Young, Hanley-  Fever Dream FD-CD-7518

 

N  ご存知「ペンギン、ヌー・ヨークへ行く」、トラムプスです。しばらく古い音の音楽が続

いたのでこのチェインヂ・アップは抜群に効果的。思わずわたしはDJ台の前で踊り

始めました。するとミョーレーの女性が飛び出して来て、一緒に付き合ってくれま

した。シングルでも演奏時間の長い部類に入る盤でしたから、楽しかったですよ。

このヒトは若い頃にディスコに出入りしていたな、そんな感じがしました。

 

M10.Cupid(5’39”)   I’ve Loved For A Long Time

-S.Cooke, MZager-  ワーナーWPCR-27591

 

N  こちらは80年のスピナーズ。白人制作者マイケル・ゼイガーと組んで、ディスコ・サウンド

をうまく利用した企画展開で、順調にヒットを重ねていた時代の代表作『ラーヴ・

トリッピン』からのシングル曲です。リード・シンガーのジョン・エドワーズがサム・クックそっく

りに唄っています。現モーニン・ブルーズ時代、終了間際に流したら、朝の番組出

演の英国人が「今のはサム・クックなの」と聞きながらスタジオに入って来た事があ

りました。その位にクリソツです。この『ラーヴ・トリッピン』はとても良い出来で、

人に薦められる1枚です。80年代のヴォーカル・グループをお探しでしたら、ぜひ

どうぞ。

さて、ここまでは50年代、60年代、70年代、そして80年代とちょっと

昔の音楽をお届けして参りました。始めの方はほとんど3分未満の曲ばかり

でしたね。ただしこの幻モーニン・ブルーズはあくまで同時代音楽番組。新しい作

品も紹介して行きましょう。

90年代、そして今世紀に入ってから各方面で活躍していた男、ショウ・タイムの

新譜は、なかなか気持ち良い。唄のスタイルが本格的で、昨今聞かれる喉から口

先だけの声とは違います。管を多用した演奏もダイナミックに迫ります。

聞いて下さい、「デジャ・ヴュ」。

 

M11.Deja Vu(3’28”)ショウ・タイム 

-unknown- BSMF REDN-0006

 

M12.Second To None(3’)キャット・リギンス  

-unknown- BSMF 2624

 

N  ショウ・タイム「デジャ・ヴュ」に続けましては、これも往年のシカゴ・ソウル的な響き。

タイロン・デイヴィスみたいですね。こちらもホーンが効いてます。バット・マンに出て来

たキャット・ヲーマンみたいな出で立ちの姿がジャケットの『イン・ザ・ボーイズ・クラブ』か

ら、キャット・リギンスで「セコンド・トゥ・ナン あんたは誰にも負けないよ」でした。

彼女はこのアルバムで実に様々なブルーズの影響下にある音楽を手掛けていま

す。本来はもう少し過激な持ち味を売り込みたいようですが、わたしにはこ

のオーソドックスなスタイルが響きました。キャット・リギンス、聞いてみて下さい。

 

M13.Lasting Kind Of Love(4’50”)Ana Popovic

-unknown-  BSMF 2622

 

N  音飛びや空白、そしてノイズとあまり状態の良い音ではありませんでしたが、

お届けしました。アナ・ポポヴィッチの新作です。お聞きのようにこの冒頭曲はケブ・

モをフィーチュアしています。彼女も「男勝り」的なイメヂで演って来ましたが、今作

はちょっと趣を変え、落ち着いて自分の音楽を作っています。今朝はまず「ラ

ースティング・カインド・オヴ・ラーヴ」でした。来週は、ケニー・ウェイン・シェパード、ロベン・

フォードとの共演などを聞いてもらいましょう。お楽しみに。

 

M14.Money Bags(3’35”) バナード・パーティ &フレンズ 

-unknown-  BSMF 5051

 

N  ヌー・オーリンズ風なインストゥルメンタルは、バナード・パーティと友人たちで「マニ・バグズ」

リラクスしたジャムの雰囲気が良いですね。パーディは例のハイハットとスネアのコムビネイションで

多用するフレイズ「タチーチー」で、再認識されているようです。ま、わたしに言わ

せればアタボーよ、てなモンですが、この最新作では極端なファット・バック・スタイルでは

なく、のんびりとした中にエッヂを効かせたドラミング主体です。これも流石。

さて今日は9月1日、暑い日々はもう終わってくれるのかな。酷暑の中に

初めて加齢を感じた2018年の夏が去って行きます。時に、毎年初夏にお送り

していたモーニン・ブルーズ夏の定番を、今年はお送りしていなかったようです。

今ここにゆく夏を遠く観てお届けします。

ナンシー・シナトラとリー・ヘイゼルウドで「サマー・ワイン」。

 

M15.Summer Wine(4’12”) 

-L.Hazlewood-  Paradiso PA-711-2

 

N  そして夏は終わります。

 

M16.夏の終わり(2’52”)キャロル  

-Y.Ohkura, E.Yazawa-  フォノグラム PHCL-3031

 

N  そして秋が来ます。

 

M17.夕月(3’29”) ジュン

-R.Nakanishi, T,Miki-  東芝 TPCT-10854

 

M18.霧雨の舗道(2’21”)加山雄三とランチャーズ

-K.Dan-  東芝 TP-7120

 

N  ナンシー・シナトラとリー・ヘイゼルウドで「サマー・ワイン」、「夏の終わり」キャロル、黛 ジュンで

「夕月」、そして加山雄三とランチャーズのインストゥルメンタル曲、「霧雨の舗道」続けてお

送りいたしました。すっかり秋雨前線が近づいたようです。この秋はあなた

をどんな事が待ち受けているでしょうか。楽しみですね。

さて、カブキラウンヂの帰り最終電車で戻って来まして、駅についてから久しぶ

りに地元にあるロック・バーに立ち寄りました。店主はベイス奏者でね。自然とそ

ちらに会話が進み、気がつくとこの人についてお互い語っていました。

ルイス・ジョンスンです。

 

M19.ストンプ(6’37”)ブラザーズ・ジョンソン

-L.Johnson, G.Johnson, V.Johnson, R.Temperton-  キャニオン D32Y3063

 

N  中間部のルイスのチョッパーが聞き物となっている「ストムプ」、ブラザーズ・ジョンスン

でした。このチョッパー弾きをね、誰が始めたか、なんていうありきたりの話に

なって、暫く盛り上がった後に、ベイス奏者のその店主がこう言ったんです。

「ポール・マカートニを7回も観られるとは考えてもいなかった」って。

彼は毎回来日公演に行っていたのですね。偉いなあ。わたしなどは大麻持

ち込みで中止となった初回公演の入場券を買ったまででした。考えると一度

観てない。今度の公演が多分最後でしょう。名古屋にでも観に行くか。

では「のっぽのサリー」で始まった9月の幻モーニン・ブルーズ、

ポール・マカートニのロケンローを聞いて、元気よく終わりましょう。

まずはジェイムズ・ポール・マカートニ風解釈のガーシュウィン楽曲からです。

去り行く夏を惜しみながら、「サマー・タイム」。

 

M20.サマータイム(4’57”)ポール・マッカトニー      

-I.Gershwin, G.Gershwin-  東芝TOCP-6669

 

M21.ローディ・ミス・クローディ(3’16”)ポール・マッカトニー 

-L.Price-  東芝TOCP-6669

 

M22.ルシール(3’13”)ポール・マッカトニー 

-Cllins, R.Penniman-  東芝TOCP-6669

 

TM Born In Chicago 「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-N.Gravenites-  Rhino 8122 798434 0

 

N  ポール・マカートニのロケンロー・アルバム『バック・イン・ザ・U.S.S.R.』から、「サマータイム」、

「ローディ・ミス・クローディ」、「ルシヤ」でした。緊急事態のように短時間で録音され

たこのアルバム、ポールのロケンロー魂がかなり生々しく荒っぽく記録されています。

今も同じような情熱を持ち続けているのは驚愕の事実です。これには誰も敵

わないでしょうね。

さて今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/85bdf7011252403e9fb7c9243aeeee907ffe2a74

   ダウンロードパスワードは、h392nshzです。

今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。俺は眠たいよ。