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【幻】モーニン・ブルーズ 2019/03/30

mb190330

TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

N  おはようざいます、ワツシイサヲです。「幻」モーニン・ブルーズ2019年03月30日を  

 始めましょう。今週は「幻」らしくない1曲目です。あ、らしいかも知れま

 せんけどね。

  シンガ・ソングライタ、ジェイムズ・テイラーです。「ウイチタ・ラインマン」。

M01.Wichita Lineman(3’41”)James Taylor

-J.Webb-   Hear Music  0888072308299

N  先ずはジェイムズ・テイラーでジム・ウェブの「ウイチタ地区鉄道線路管理人」、2008年発

 表のアルバム『カヴァズ』からでした。もう11年前の作品になるのですね。発売

 直後に友だちと話し合った事を、昨日のように覚えています。この前に出た

 ばかり、なんて思っていました。シンガ・ソングライタのジェイムズ・テイラー、ここでは

 全曲他の人が作って唄い、ヒットさせた歌を選び出して自分なりに吹き込んでい

 ます。これまでも彼は自由に好きな歌を採り上げてきましたが、特に独自の

 好みが色濃く反映されていて、面白い。

  わたしは常々テイラー家の中では、常にモータウン・ヒットが流れていたんじゃないか、

 と推測しています。ジェイムズが「ハウ・スィーティーズ」、弟のリヴィングストンは「ダンシン・

 イン・ザ・トーマス」、妹のケイトは「スタボーン・カインダ・フェロウ」をカヴァしていたからです。

 そして、この『カヴァズ』にも、もちろんモータウン・ヒットが収録されていました。

  「ロードラナー」、ジュニアとオールスターズ、1966年のヒット曲です。

M02.Road Runner(3’17”)James Taylor

-E.Holland, L.Dozier, B.Holland –   Hear Music  0888072308299

N  ジェイムズ・テイラーでアルバム『カヴァズ』から「ロードラナー」でした。さて今朝の「幻」

 をJ.T.で始めたのは、先週2曲紹介した細野晴臣の新作をもう少し詳しくご

 案内する、と予告したからで、わたしはこれまで細野晴臣の唄から、どうし

 てもジェイムズ・テイラーを連想してしまっていたからです。果たして、それは今で

 も正しかったでしょうか。

  先ずはこれで始めましょう、「住所不定無職低収入」。

M03.住所不定無職低収入(3’10”)細野晴臣

-H.Hosono-  ビクター  VICL 65086

N  「住所不定無職低収入」でした。1973年のLP『ホソノハウス』を2019年仕様と

 して再録音した細野晴臣の最新作から、聞いて頂きました。「美味い煙草をく

 れないかい」という唄い出しが時代を感じさせます。

  ちょっと話題が脇道にそれますが、なんでも雑誌「りぼん」に掲載された

 漫画の中で登場人物が煙草を吸う場面が書き直しをさせられたそうです。「そ

 の画を使うな」、という事ですね。たぶん出版社がSNSなどで批判される事

 を避けるための忖度でしょうが、あんまりだ。

  わたし自身は体質的な問題から20代後半に禁煙して以来の嫌煙者でもある

 のですが、昨今の肩身の狭い喫煙者の味方のつもりです。あまりに可哀想で

 す。かねてより「そんなにいけない事なら法律で禁止すればいいじゃないか」

 と考えていました。

  健全、公平、正義を否定はしませんが、何事にもそれらを持ち込んで是と

 する義憤に関しては、疑問です。しかも自分は絶対安全地帯にいて遠くから

 匿名で騒ぎ立てるのは、卑怯な行為ではないかとも思えます。芸能芸術の表

 現はそれらの基準と大きく異なる事実があり、そちらを肯定し優先させる場

 合もあり得ます。こういった真っ当な世論がこれ以上大きくなっていった

 ら、もう自由に歌なんか唄えない日が来る、そんな気もしているのです。運

 動競技や商品広告などもその例に漏れず。

  あ、とにかく「美味い煙草をくれないかい」と始まる細野晴臣の「住所不

 定無職低収入」でした。如何でしょう、2019年型は。

  1973年発表のオリヂナル『ホソノハウス』は、彼が奥多摩、狭山の米軍人用住宅に住

 んでいた頃にその家をスタジオがわりにして録音された作品です。当時はレコード

 の「音」を欧米水準にしようと、様々な試みがなされていて、そのひとつで

 もありました。発想のきっかけには先程のジェイムズ・テイラーが田舎の納屋のよう

 なところで行った録音セッションの刺激もあったと思います。

  当時細野晴臣の家の隣には小坂忠が住んでいて、台所の窓越しに会話が出

 来たそうです。73年ですから、ドラムズもベイスもギターも実際に音が出ます、作

 業中うるさくなかったのかな。それに対して今回は21世紀の「宅録」です。

  わたしが知る限りでは、ディジタル化以前から彼は「音」そのものにご執心で

 して、自宅には大掛かりではないにせよ、常に最新に近い設備があった筈で

 す。しかし今回の作品に付属の本人による解説ですと、「ここ10年以上も生

 演奏で活動を続けていたので、録音機器や音源などを顧みておらず、古いま

 ま放置していた」故に、「半ばでシステムを入れ替えたり新規にソフトウェアを購入」し

 て完成させたそうです。

  では次へ行きましょう、「冬越え」。

M04.冬越え(3’32”)細野晴臣

-H.Hosono-  ビクター  VICL 65086   7

N  充分にカントリー的な「冬越え」でした。ドブロの音が、マーク・ノプラーを連想させま

 した。アコーディオンの音色も宜しかったです。テクノ・ポップの覇者、細野晴臣です

 から、今回の録音制作もディジタル機器を駆使しての作業だった事は容易に想像

 出来ますが、今のドブロやアコーディオンのような簡素な楽器がどの楽曲にも主役級

 で登用されています。そしてそれらをとても嬉しそうに弾いている姿が浮か

 び上がって来るのです。これは聞いていても楽しかったな。

  次も穏やかな詩情が漂う歌です。

  「僕は一寸・夏編」。

M05.僕は一寸・夏編(4’26”)細野晴臣

-H.Hosono-  ビクター  VICL 65086   

N  本人によれば「オリジナルはC&Wスタイルだった」という「僕は一寸・夏編」でし

 た。吹き込みはアリーサ・フランクリンの他界した直後で、「そのことを思いながらこの 

 曲に取りかかったのだ」そうです。

  今朝の冒頭「細野晴臣の唄から、どうしてもジェイムズ・テイラーを連想してまっ

 ていた」と申し上げましたが、ここまで聞いてきて、その連想は浮かびませ

 ん。完全にホソノの世界がありますね。単なる先入観だったのかな・・・。

  次はピアノの弾き語り、1975年の実況録音です。

  「パーティ」。

M06.パーティ(3’02”) 細野晴臣

-Y.Nakayama, R.Suzuki, H.Hosono-  ビクター  VICL 65086  

N  1975年10月29日、東京目黒区民センターで行われた「細野晴臣トロピカルコンサート」

 でのピアノ弾き語りで「パーティ」でした。

  彼はエイプリルフール、はっぴいえんどのベイス奏者として世に出ました。一時は「日

 本で一番上手い」なんて言われた事もあります。わたしも右手の親指以外の

 4本の指を使って弾くのを目撃し、言葉を失った。

  ただ彼はポール・マカートニのように楽器ならなんでも直ぐに自分のものにしてし

 まう天才なのでしょう。このようにピアノも完全に出来ます。矢野顕子が「ヒュー

 イ・スミス調のがとても上手い」とよく言ってましたが、アコちゃんにピアノを褒め 

 られるとは、相当の腕前です。

  ここまでお聞き頂いた各楽曲もディジタル・システム・リコーディングながら、基本に

 あるのは人間による楽器演奏です。通して弾いている筈です、きっと。

  さあ次はオリヂナル『ホソノハウス』LPの冒頭を飾った一曲、

  「ろっかばいまいべいびい」の2019年正月版です。

M07.ろっかばいまいべいびい(2’36”)細野晴臣

-H.Hosono-  ビクター  VICL 65086     

N  「この歌を1曲目ではなくアルバムの最後に持っていきたかった」という「ろ

 っかばいまいべいびい」でした。どうしようか、と思案した挙句、自宅の居 

 間での弾き語りになったそうです。空調が回ってる音が入ってますね。「事あ

 るたびに歌い続けているので」と本人が語る通り、とても馴れ親しんだ感じ

 で、この楽曲と付き合っている長い時間が伝わってます。

  そして、オリヂナル『ホソノハウス』発表時、これも話題になりましたね、

  「Choo Choo ガタゴト」、2019年版は「アメリカ編」です。

M08.Choo Choo ガタゴト・アメリカ編(3’26”)細野晴臣

-H.Hosono-  ビクター  VICL 65086

N  「Choo Choo ガタゴト・アメリカ編」、いかにも細野晴臣らしいユーモアの感じられる

 仕上げでした。

  この国の音楽好きたちは、この人とか大瀧詠一を「神様」のように尊敬し、

 崇め奉る傾向にあります。その気持ちはわたしも解らないではありません。

 興味対象を含めて、大体の音楽活動も見続けて来たつもりです。ただし、い

 つもある程度の距離をおいて聞いて来ました。彼にはずっと独特の知性、ユーモ

 アを感じていましたが、一般認識では「神様」の部分が肥大してしまい、彼の

 機知があまり伝わっていないんじゃないか、とも思っていました。今朝お届

 けしたのは、改めてそういった独特の知性、ユーモアを強く感じた楽曲ばかりで

 す。

  付属冊子の冒頭ではアルバム総論を本人が述べています。そこでは「最近の音

 楽はデザインに近いので、メロディもコードも意味が希薄になりつつある。身体的に

 影響を受ける低域の「音圧」が脳内音圧へとヴァーチャル化し、ハリウッド映画にも通

 じる異次元(空間)で音楽が響く仕組みだ。ポップ・ミュージックの歴史を通じて

 旋律や和音という基本構造は伝統的に持続されてきたのだが、2010年代にそ

 の変化が始まり、いまや新しい音像のアルゴリズムが確立された時代になってい

 る」と、2019年時点のポップ音楽状況への鋭い見識が展開されています。

  こういう事を的確に具体性を持って語れるのは、やはり細野晴臣しかいな

 いでしょう。今回の新譜ほど身近に感じた作品はなかったですね。欠点は値

 段が高い事。2019年に3000円ですよ。

  では最後に先週もお届けした、わたしの大好きな「ハイレハイレモンカラ」をどうぞ。

M09.福は内 鬼は外(3’06”)細野晴臣

-H.Hosono-  ビクター  VICL 65086

M10.ソレイユ(4’18”)高田 漣

-R.Takada-  キング KICS-3776

N  細野晴臣の新譜からの「福は内 鬼は外」に被せたのは、高田漣の『フレッシュ』

 から、「ソレイユ」でした。以前も1曲聞いて頂いていますね。これは年が明けて

 エリスの新年会で一緒になった時に直接貰ったのですが、通して聞いてまず、あ

 まりの「はっぴいえんど」色に驚きました。こんなに影響力が浸透している

 のは恐ろしい、とさえ感じましたね。

  今回、細野晴臣の新譜を何回か聴き込んでふと思い浮かべたのが、『フレッシュ』

 でした。もう一度聞いて見たら、以前ほど「はっぴいえんど」的には響かな

 かったのですが、今度はお父さん高田渡が元気に活動していた70年代の音像

 や言語が直接わたしの心に飛び込んで来て、正直なところ困りました。

  彼はギターを中心とした弦楽器奏者で、様々な領域を超えた活動をしていま

 す。これまでヘヴィメトー・ロック以外は殆どの音楽に関わっているのではないでし

 ょうか。そんな全方位演奏家の漣が日頃一緒に演っている若い仲間と作った

 音楽が「なんでこんなに70年代的になるんだ」と、当惑したのです。

M11.最後の楽園(4’21”)高田 漣

-H.Hosono-  キング KICS-3776

N  これは器楽曲「最後の楽園」、作曲は細野晴臣です。何処かしら久保田麻琴

 的に聞こえます。この『フレッシュ』を聞いていますと、最初にお伝えしたはっぴ

 いえんど的であるのが前提ですから、細野晴臣や大瀧詠一がいるのは当然と

 して、久保田麻琴や井上陽水にも出会えます。これらの人たちの初期の作品

 群を漣は聞いていたのでしょうか。73年の生まれですから、同時代的には70

 年代の音楽を聞ける筈がない上、彼の多感期、1990年前後にはこの世代の音

 楽は殆ど忘れられていたような存在でしたから、実に不思議です。

  あの頃のアメリカ文化全体への憧憬を強く反映した音造り、簡単な英語フレイズで

 落とす言葉遣いなど、聞いていて「ああ、こんなだったなあ」と少し恥ずか

 しくなるような気分でした。ただ漣の音楽には作為性は感じられず、それで

 余計に謎は深まります。細野晴臣の1973年/2019年を跨いだ『ホソノハウス』を

 聞いた後は尚更で、この46年間を考えさせられる事にもなりました。

  では次、わたしが最も苦手なタイプの歌です。こういうのを真剣に聞いた事

 は、今までわたしのの人生でなかったでしょう。

  高田 漣で「セロファン」。

M12.セロファン(4’43”)高田 漣 

-R.Takada-  キング KICS-3776

M13.Here I Am(4’32”)Dolly Parton with Sia

-D.Parton-  Sony / RCA 1907589908 2

N  73年生まれの奏でる70年代の音楽に続いては、46年生まれドリー・パートン、

 2019年の新譜です。今回は数曲で女性同士のデューオを聞かせてくれます。今

 朝は冒頭曲の「ヒア・アイ・アム」、ここではオーストラリアのシーアとの競演。始まって2分

 20秒あたりのひっくり返りそうになる声が可愛らしかったですね。彼女は

 1975年生まれですから、ドリーとは39歳の隔たりがありますが、対等に張り

 合ってます・・・あ、この場合は対等に張り合えているドリーを評価すべきで

 しょうか・・・。「ここにアタシは居るのよ」って言った手前もありますでしょ。

  ドリー・パートンの新譜『ダムプリン』から、シーアと一緒に唄った「ヒア・アイ・アム」で

 した。

  さてビルボード・ライヴでのマンハタンズにつきましては3月9日に詳しくお伝えし

 ました。その後で今週火曜日に注文した覚えのない2枚組が新品で届き、少々

 驚いています。ショウ鑑賞後にちょっと気になった楽曲があったので、調べたの

 は事実ですが、ここに当該曲は入っていません。何故でしょうか。ただし、

 これまでに聞いていなかったカヴァがありました。題名に「グッドバイ」が入っ

 ている名曲はマンハタンズの十八番でして、これもそこに並ぶでしょうね。

  グラディス・ナイトとピップスが蘇生した切っ掛けの超名曲です。

  「さよならは悲しい言葉」。

M14.Neither One of Us (Wants to Be The First to Say Goodbye)(4’32”)  

The Manhattans

-J.Weatherly-  Sony SMCR 5148D

N  「ふたりのうちどちらも、先に別れを口にしたくない」・・・長い付き合い

 で情が移ってしまって別れられない思いが迫って来るけど、もう続けられな

 い・・・こんな切ない情景をジェラルド・アルストンが切実に唄い上げてくれました。

 グラディスの原曲に勝るとも劣らない名唱ですね、ザ・マンハタンズでした。『バック・

 トゥ・ベイシック』、1986年の最後のアルバム収録曲です。これは当時の全員の本当

 の気持ちだったのではないでしょうか。わたしの記憶ではこのLPには「忘れ

 じの日々」しかなかったです。しっかり聞いていなかったんでしょう。

  さて、この2枚組には「70年代のスタンダード曲」のカヴァも入っていました。

 その頃を振り返ると、「ここまでやっちゃあ、ただのポピュラー・ヴォーカル・グループ

 だよ」なんて酷い事を言われていたと思いますが、ジェラルド迫真の熱唱が、見

 事にこの名曲の新しい側面を引き出しています。

  聞いてください、マンハタンズです。

  「追憶」。

M15.The Way We Were~Memories(5’11”)The Manhattans

-A.Bergman, M.Bergman, M.Hamlisch, K.Wakefield, J.Bowen, D.Baldwin-  Sony SMCR 5148D

N  マンハタンズで「追憶」でした。どうですか、いいでしょう。安易なカヴァではな

 く、自分たちのスタイルを創り上げています。この前の実演では聞けなかったけ

 れど、専用アレンジも素敵でライヴ・ショウの重要なリパトゥワでもありました。思い出

 すなあ。

  さて「スタンダード云々」と勝手に騒いでいたら、何と「この人、本当に今の

 唄い手なの」と確かめたくなるような、モロに往年の主流スタンダード調の響きを

 詰め込んだ、と言っても収録時間は31分ですから、こちらも往年のLPサイズ

 ですね、そんな新譜が出ました。

  まずはお聞き下さい、マット・ダスクです。

  「マイ・パリス・イズ・ユー」。

M16.My Paris Is You(2’30”)マイク・ダスク

-unknown-  BSMF 5069

N  マット・ダスクで「マイ・パリス・イズ・ユー」、先ほどの漣の70年代音楽にも驚きま

 したが、これにもわたしはクリビツテンギャウ。完全な50年代のジャズ・ヴォーカルです

 ね。程度の良い中古盤が回っている気分でした。詞曲を含めて全てが本気で

 す。現時点でここまで自然に出来るのは驚異的。タイム・マシーンでも使ったのかな。

 彼は1978年、カナダはトロントの生まれです。着ているものからも21世紀感はあ

 りません。この国でもすでに有名な存在で、青木カレンとデュエット・アルバムを作っ

 たりもしています。この新作アルバム『ジェット・セット・ジャズ』を喜んで買う、と

 いう人はそれほど多くないでしょうが、こういう響きがまだ地上から失われ

 ていない、という所で安心できるのは有り難いですね。

M17.The Great Prenender(3’08”)The Band

-B.Ram-  Capital 7243 5 25393 2 4

N  はい、ザ・バンドで「ザ・グレイト・プリテンダー」でした。1973年に発表された

 彼らのカヴァ・アルバム『ムーンドッグ・マチネー』からです。これもスタンダード曲と言って 

 でしょう。オリヂナルはプラターズで、わたしは彼らの持ち歌の中で一番好きかも知

 れない。死ね前にまとめるつもりにしている「わたしの1001曲」にはもちろ

 ん無審査で入ります。このザ・バンドのカヴァも非常に宜しい。原曲の持つ重た

 い主題がのしかかるように迫って来ます。それに較べるとプラターズのは、市場

 を意識したのでしょうか、「十代の恋の辛さ」的に軽く仕上げられている感じ

 です。突然のザ・バンドでした。

  さてそろそろ今朝も「ちょうど時間と」の頃です。次は芸名に「すずめ」

 という日本語を入れている、テルアビブに生まれ育ち今はベルリンを活動拠点とす

 る地球人の歌です。

  J・ラモッタ・すずめで「イフ・ユー・ヲナ」。

M18.イフ・ユー・ワナ(4’52”)J・ラモッタ・すずめ

-unknown-  Pヴァイン  PCD-

M19.People Two & One(7’07”)ジェイク・メイスン・トリオ

-unknown-  BSMF 5068

TM Born In Chicago 「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-N.Gravenites-  Rhino 8122 798434 0

N  J・ラモッタ・すずめの「イフ・ユー・ヲナ」、そして最後はオーストラリアの、今の若い世代

 によるオルガン・ジャズ・トリオの「ピーポー・トゥー・アンド・ワン」でした。彼らもごく

 当たり前にまるで60年代のような演奏をします。今朝は新しいアルバムの中で 

 最も21世紀的なトラックを選んでお送りしました。グループの名前はジェイク・メイスン・

 トリオです。憶えておいて下さい。

  「もはや音楽に新旧の差はない」これが十年ほど前にわたしが到達した結

 論難ですが、それを考えると、大いに考えさせられる2時間となりました。

 如何でしたでしょうか。

  特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

  http://xfs.jp/pWzc1n ダウンロード・パスワードは、MB20190330です。

  今朝もちょうど時間となりました。

 こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

 「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

   そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。

♪♪ Twitter “#blues761″の閲覧はコチラ♪♪

RADIO NEXUS【2019/03/25 O.A.】Playlist



 

 

 

PLAYLISTはこちら→
https://au.utapass.jp/channel/campaign/4twXmmORw9MjTHpOhO

毎週月曜21時~22時までRADIO NEXUS(レディオ・ネクサス)という音楽番組で“ロックとメタル”をテーマに爆音とトークをお届けします。


「アーティストやパーソナリティが自由に発信できる場」をコンセプトに無料で楽しめる音楽ラジオステーション「Backstage Café」が、2018年11月1日(木)に開局!
観覧可能な公開収録スタジオも東京・原宿にOPENしました。

「Backstage Café」は30組以上のアーティストやパーソナリティ、また株式会社ナターシャを始めとするパートナーメディアが、メジャー、インディーズそして音楽ジャンルや時代に関係なく、今本当に聴きたい曲、聴かせたい曲を自らセレクトしてお届けします。

毎週月曜21時~22時までRADIO NEXUS(レディオ・ネクサス)という音楽番組で“ロックとメタル”をテーマに爆音とトークをお届けします。

◆インターネット音楽ラジオステーション「Backstage Café」◆
https://backstagecafe.jp/  ※聴取方法などはウェブサイトをご確認ください(アプリ、またはウェブサイトから聴けます)。
澤田修の完全監修番組”RADIO NEXUS”。
選曲、編集、トーク、全て担当!
毎週月曜日21時~22時。番組再配信 毎翌週土曜 18:00〜19:00。
※同時間帯に特番などが入れば再配信は中止します。



Real Rocks 【2019/03/23 O.A.】Playlist

コピア枢機卿からサインをいただきました、ありがたや~

3月23日の番組では、前半はUS Rock Airplay Chart Top20。
後半は3月21日に開催されたDownload Festival JAPAN 2019の振り返り、さらに素晴らしいパフォーマンスを行ったGHOSTのスポークスマン、トビアスさんとのインタビューの模様をお届けしました。
『俺はニューメタルが大嫌いだ!何も新しいものがないし、歌っていることにも共感できない(でも、バンドのメンバーたちは人間として好きだ)』(トビアスさん)

M01: Deceiver Believer  /  ANNALYNN

<コーナー: RockAroundTheWorld >

M02: Northern Lights  /  Death Cab For Cutie

M03: Ichiro’s Theme  /  Benjamin Gibbard

M04: Chlorine  /  twenty one pilots

M05: Harmony Hall  /  Vampire Weekend

M06: Trampoline  /  SHAED

M07: Superposition  /  Young The Giant

M08: Lo/Hi  /  The Black Keys

M09: Happier Feat. BASTILLE  /  Marshmello

M10: High Hopes  /  Panic! At The Disco

M11: Ready To Let Go  /  Cage The Elephant

<コーナー: RockAroundTheWorld >終わり

M12: White Onions  /  Foals ※新作リリース。サマソニでます!

<コーナー: RockSteadyGo >

M13: The Hellion (Live)   /  Judas Priest

M14: Electric Eye (Live)   /  Judas Priest

時報

M15: Love the Way You Hate Me  /  Like A Storm

M16: Nemesis  /  Arch Enemy

M17: Dance Macabre  /  GHOST

M18: Miasma  /  GHOST

M19: Cirice  /  GHOST

M20: Chemical Warfare (Live)   /  SLAYER ※ありがとう、SLAYER!!

<コーナー: RockSteadyGo >終わり            

M21: Finish Him  /  ANNALYNN

M22: 10 Dimes  /  ANNALYNN

<Ending>

<コーナー:メタルの光> 

M23: Hip Dipper  /  Arch Echo ※5月1日に新作発売!

 

◆今月のReal Rocks Selectionはタイ王国のメタルコアバンド、ANNALYNNを大プッシュ!
〇澤田修がメンバーにインタビューした模様は、NM Magazineに掲載中!
https://nmmag.jp/?p=76658
〇来日公演のライヴレポも掲載中。
https://nmmag.jp/?p=76689

【幻】モーニン・ブルーズ 2019/03/23

mb190323

TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

N  おはようざいます、ワツシイサヲです。「幻」モーニン・ブルーズ2019年03月23日を  

 始めましょう。

  桜も開花し、一方で春の嵐が吹き荒ぶ中、まず季節外れのクリスマスの歌です。

  「赤鼻のトナカイ」、唄っているのは、ザ・デストロイヤー。

M01.赤鼻のトナカイ(2’25”)デストロイヤー A・Kキングコーワ合唱団

-Marks-  ビクター JRT-1398

N  3月7日に亡くなったザ・デストロイヤーで「赤鼻のトナカイ」でした。1974年の作

 品です。彼は70 年代中期に日本のテレビ番組に出演して人気者になりましたが、 

 元々はその10年前に力道山と死闘を繰り返していたプロレスラーです。必殺技「4

 の字固め」は全国の小学生の間で大流行しました。わたしも掛けられますよ。

 頭の良い人らしく、この類の人種によくある身の持ち崩しがなかったですね。

 今の「赤鼻のトナカイ」もまず唄が上手ですし、見事に役割を演じ切っています 

 ひょっとしてアルバム出していたかも。ザ・デストロイヤーでした。

  そして今週はもうひとり、多方面に影響力のあった人間が他界しています。

M02.コミック雑誌なんかいらない(3’29”)内田裕也 & 1815ロックンロール・バンド

-Pantak’s world-  ワーナー・パイオニア  L-8019

N  そう、ロックンロール内田裕也です。樹木希林死去のヌーズで、彼の存在に注目が集

 まっていた矢先の訃報でした。最近はいつも車椅子に乗っていて、この人ま

 だ若いのになんでこんなに体を悪くしちゃったんだろう、と心配していまし

 た。最後に見かけたのはシーナ・アンド・ロケッツのシーナのお葬式だったかな。その時

 は、例によって仰々しく登場したお姿を離れた所から見つけただけでしたが、

 もう少し至近距離で出会ったのは「中村とうようお別れの会」で、これにつ

 いては以前月刊「出版人・広告人」で書いた事があります。それをここに引

 用いたします。以下。

   中村とうようニュー・ミュージック・マガジン(1980年にミュージック・マガジンに改名)

  編集長は後年、博識な民族音楽愛好家、重鎮として音楽界に君臨していた

  ので、弔辞も「ワールドミュージック」への貢献を讃える内容が多く、会全体は非

  常にアカデミックな雰囲気に満たされていました。

   その最後に、ロックンロール内田裕也が突然登壇。「ワールドミュージックが何だ。俺た

  ちにとって中村とうようの最大の業績は、この国に『ロック』を正しく紹介し

  た事にあるんじゃないのか」というような啖呵を切ったのです。カッコ良

  かったですよ。

   集まった人たちは今でこそ、様々な音楽業務、研究、愛好に携わってい

  ますが、69年のニュー・ミュージック・マガジン創刊期、あの夜明け前に、同じ夢を

  ロックに託した人たちのはず。そこを振り返らないで、ナーニが民族音楽だ、と

  いうひと言。みんな凍り付きました。

   何となくお上品な雰囲気がつまらなかったわたしは、その時に思わず「異

  議なし」の拍手をしました。極めて自然な反応だったのですが、周囲から

  の冷やかな視線放射を、全身に浴びせられました。そこをカメちゃんが「あ、

  拍手が起こりました」と被せてくれ、すぐに雰囲気は楽になりました。流

  石の腕前です。名DJに相応しい捌きですね。これがわたしと大先輩との、

  唯一の接点でした。

  以上、この会で司会を務めた亀渕昭信大先輩について書いた文章です。当

 の御大は白髪を長く伸ばして、ステッキを突いて白いスニーカーという恐ろしい風体で

 すから迫力十分、みんな震え上がってました。

  神戸の生まれで、大瀧詠一よりも先に「プロデューサー」という言葉を定着させ

 たのはこの人です。もちろん自分自身でも唄っていまして、何枚もレコードを創

 っています。今の「コミック雑誌なんかいらない」は、内田裕也 & 1815ロックンロール・

 バンド名義で1973年に出した『ロックンロール放送局 Y・U・Y・A 1815KC』とい

 うLPからです。ほとんどは古いロックンロールのカヴァですが、これだけが新しい歌

 でした。頭脳警察のパンタの作った曲ですね。

  わたし自身このアルバムは発売当初から聞いていまして、A面の最初、つまり

 冒頭部分で、「良いセンスだなあ」と感心しました。そこの部分を聞いて貰いま

 しょう。

M03.恋の大穴(3’42”)内田裕也& 1815ロックンロール・バンド

-A.Schroeder, S.Wiche-  ワーナー・パイオニア  L-8019

N  ラジオの同調雑音を持って来る辺り、憎いじゃありませんか。はっきり言っ

 てアルバム全体としては平均的な出来で、ヌー・ミュージック・マガジンでは「この世代

 にはまだ黒人の影響が全くない」というような事が書かれていました。評者

 は中村とうようです。でも「ロックンロールに犯された」内田裕也像がくっきりと浮

 き彫りにされているアルバムでした。

  彼はお決まりのバンドボーイとしてこの世界に入り、前歌唄いからピンの歌手

 になりますが、その時代がロカビリーとグループ・サウンズの端境期だった故に、苦汁

 を嘗めさせられた、と言えなくもないでしょう。その頃の録音を聞いて下さ

 い。いずれもカヴァです。

  まず「天使のハンマー」、

  そして樹木希林が好きだったという、「朝日のあたる家」。

M04.天使のハンマー(2’47”)内田裕也  寺内タケシとブルージーンズ

-L.Hays, P.seeger, K.Sazanami-  東芝  TOCT-11140/1

M05.朝日のあたる家(3’50”)内田裕也  寺内タケシとブルージーンズ

-A.Price-  東芝  TOCT-11140/1

N  特別頭出し音入りミクスで、ロックンロール内田裕也で「天使のハンマー」、そして「朝日

 のあたる家」でした。尾藤イサオと収録曲を半分ずつ分け合って唄われた2枚の

 アルバム『ロック、サーフィン、ホット・ロッド』、『レッツ・ゴー・モンキー』からでした。彼のよう

 に楽団付きでなく、といって歌謡曲とも違う唄い手には、時折この種の吹き

 込み企画があるだけで、他は「ジャズ喫茶」と呼ばれた軽音楽生演奏の場所で

 の実演しかなく、厳しい状況でした。そんな中でロックンロール魂を貫いた内田裕也

 は違いますね。ただ、どうにもこうにも不器用で、途中から妙にコワモテになっ

 てしまったのは残念です。横尾忠則が「裕也さんは、コンセプチュアルでスジを通す

 ところがあった」と言ってたのには頷けますが、後年はゴリガンを押し切る人

 間のパロディを自分で演じていたようにも見えます。

  次の歌なんかその典型かも知れません。

  指原苅乃とのデューオです。

  「シェキナベイベー」。

M06.シェキナベイベー(4’57”)内田裕也 feat. 指原苅乃

-K.Akimoto, Simon-  エイベックス AVCD-48977/B

N  内田裕也が指原苅乃と唄った「シェキナベイベー」でした。2014年のこの作品、

 周囲の人間たちは大穴を狙ったのでしょうが、殆ど話題にならなかったです

 ね。わたしも店頭で見つけられず注文をして手に入れました。

  沢田研二のタイガーズを大阪のジャズ喫茶「ナムバ一番」で見出したのは裕也さ

 んで、当初は「内田裕也とファニーズ」と名乗っていたようです。それが所属の

 渡辺プロダクションの思惑で彼だけ追い出され、自分で結成したのがフラワーズ。裕也

 さんの描いた完成予想図は、欧米に対抗できる世界水準のロック・バンドでした。

  その夢はフラワーズが発展して生まれ変わったグループ、フラワー・トラヴェリン・バンド

 で成就します。武者修行先のカナダでこの「サトリ・パートII」がチャート入りを果たし、

 アトランティックでもシングル盤が切られたのですから。

M07.サトリ・パートII(5’01”)フラワー・トラヴェリン・バンド

-Flower Travelin’ Band-  ワーナー・パイオニア  L-6007

N  「サトリ・パートII」、フラワー・トラヴェリン・バンドでした。これは短い仕様です。LP

 では7分を超えていました。裕也さんはこのバンドから演奏そのものには加わ

 らず、マネジメントやプロデュースを受け持つ裏方に回りました。「担当楽器リード・タムバ

 リン」なんて言ってね、これも粋な表現ですね。

  その頃ロックの演奏会は大体がオムニバス形式でしたから、全体のまとめ役が必要

 なのです。こういう役は裕也さんが適任で、MCや司会進行役も上手でした。

SEジョー山中の紹介『ロックンロール・ジャム ’70』(Pヴァイン PCD-7228/9)から

SEキャロル解散公演でのゲスト出演『燃えつきるキャロル』(フォノグラムPHCL-3031)から

N  「みんな、乗ってっか」、この頃はこれが登場時の决めゼリフでしたね。「これ

 でロックンロールが終わった訳じゃねえからな」なんてカッコイイ事言いますね、ホント。

  わたし自身、内田裕也から大きな影響を受けたひとりだ、と自信を持って

 言えます。音楽の裏方仕事を志したのも、彼の姿を見たからでしょう。これ

 は秘密ですが、18歳の頃には一緒に演奏をした事もあります。帰国凱旋公演

 のフラワー・トラヴェリン・バンドの前座を務めた時に、わたしのエルトン・ジョンを真似た

 奇妙な衣装を裕也さんが気に入ってくれて、「ピアノだったら一緒に演ろう」と

 誘ってくれたのです。「のっぽのサリー」と「ブルー・スウェード・シューズ」の2曲。フラ

 ワー・トラヴェリン・バンドのショウは、重たくて複雑かつ長時間演奏という楽曲が続く

 中間部で、裕也さんが出て来て簡単なロックンロールを差し挟むという洒落た構成だ

 ったのです。そんな縁があったので、わたしたち静岡ロックンロール組合の名作『永

 久保存盤』を作った時に送ったら、週刊プレイボーイか何かの「内田裕也が選ぶ

 12枚のロックLP」に入れてくれた事もありました。この話は知人から聞いてい

 ただけでしたが、今回の訃報に絡んでその写真を仲間が送ってくれたので、 

 初めて見ました。本当だったのです。12枚、真ん中の列がフリーしか分からない

 なあ。全てをじっくり考えて選んだとは思えませんが、スライ、ストーンズ、それに

 キャロルや頭脳と並んでいるのはとても嬉しい。凄いでしょ、お終いに証拠を掲

 載しときます。

  裕也さんに関してはかなりの複雑な想いがあります。エレキングあたりに寄稿

 しようかな。その時はまたお知らせします。

  さてロックンロール内田裕也を偲んで、もう1曲、わたしはやはりこれですね。

  「マンジョキ・ロックンロール」。

M08.マンジョキ・ロックンロール(2’27”)内田裕也& 1815ロックンロール・バンド

-Y.Jyo, K.Kase-   ワーナー・パイオニア  L-1141

M09.Miserlou(2’09”)Dick Dale and His Del-Tones

-Leeds, Pina, Roubanis, Russel, Wise-  Starbucks / Rhino NoNumber

N  もうひとり、訃報が入って来た音楽家の1曲です。サーフィン・エレキの創始者と評

 されるディック・デイルです。初期のフェンダ・ストラトキャスタの左用を持っている写真が

 あります。特別に作って貰ったのでしょうかね。そのストラトキャスタにヘヴィ・ゲイヂ

 弦を張って弾いているという「ミザールー」、テレビ東京の「出没!アド街ック天国」

 で使ってるのは、このヴァージョンかなあ。目が眩むようなフレイジングでした。トラム

 ペット・ソロの部分はメキシコの音楽みたいにも聞こえます。ディック・デイル没、享年八 

 十一、合掌。

M10.Some Other Time(7’09”)ドゥワイト・トリブル

-unknown-  BSMF 5067

N  3人の冥福を祈って鎮魂歌。ドゥワイト・トリブルの「サム・アザー・タイム」でした。

  先週ガラにもなくスピリチュアル・ジャズを皆さんと一緒に聞いてみました。する

 と即刻、このドゥワイト・トリブルの新譜に出逢いました。伝播したのかな。彼はオハ

 イオ出身の唄い手で、1978年からはロス・エインジェルズを拠点としています。ファラオ・

 サンダーズ、カマシ・ヲッシントンらとの共演でも有名です。スピリチュアル系のヴォーカリストと言

 いますと、鋭い声で刻み込むような唄い方をする人が多いのですが、ドゥワイト・

 トリブルはお聞きのように太い包容力のある声で柔らかに表現します。この「サ

 ム・アザー・タイム」もその声があってこその作品ですね。

  新しいアルバム『マザーシップ』にはもうひとつ意外なカヴァ・ソングが入っていまし

 た。

  「トモロウ・ネヴァ・ノウズ」です。

M11.Tomorrow Never Knows(5’23”)ドゥワイト・トリブル

-J.Lennon, P.McCartney-  BSMF 5067

N  これも「混沌ミクス」と呼びたくなるような不思議な雰囲気ですね。先ほどの

 「サム・アザー・タイム」もそうでしたが、過剰にヴォーカルを前に押し出さない仕上げ 

 はドゥワイト・トリブルの特徴なのでしょうか。全ては人間による生演奏ですが、あ

 の原曲の音色がよく再現されていました。

  ではその原曲です。

M12. トモロウ・ネヴァー・ノウズ2’57”)ザ・ビートルズ

-J.Lennon, P.McCartney-  東芝 TOCP-71047

N  ザ・ビートルズで「トモロウ・ネヴァ・ノウズ」、強い薬物臭漂うアルバム『リヴォルヴァー』

 からです。この頃ジョン・レノンは起きている間ずっとラリッていたそうで、「トモロウ・

 ネヴァ・ノウズ」のアイディアを聞かされてプロデューサーのジョージ・マーティンが狼狽える様

 子が「ビートルズ/レコーディング・セッション」他に記されています。面白いエピソードで

 す。

  さてLSDでぶっ飛んでいるのが『リヴォルヴァー』だとすれば、その前の『ラバ・

 ソウル』は、緑色を基調としたジャケットからしてモロに大麻的です。先日家の片付け

 をしながらモノ盤を通して聞いていたら、スティーリオ仕様との大きな違いに、今頃

 気づきました。

  まずは聞いてください、

  B面1曲目の「消えた恋」です。リード・ヴォーカルは、リンゴー。

M13.消えた恋(2’52”)ザ・ビートルス

-J.Lennon, P.McCartney-  東芝 TOCP-71046

N  今の終了部分、その昔のスティーリオ盤にはジョージの短いリフが入ってましたが、こ

 ちらにはありません。オーヴァ・ダブで付け加えたたんでしょうか。現行のスティー

 リオ仕様にはそのリフがちゃんと載っかってます。他の部分は同じテイクです。まだ

 マルチ・トラックとは言い難い機材で録音制作をしていたこの頃ビートルズは、モノのミクス

 にこそ長い時間をかけていましたが、スティーリオは実に短時間であっさり仕上げ

 ていた記録が残っています。それからするとこの特別仕様は珍しいですね。

M14.ガール(2’34”)ザ・ビートルス

-J.Lennon, P.McCartney-  東芝 TOCP-71046

N  LP『ラバ・ソウル』の「消えた恋」の次に入っているのが、この「ガール」。その

 昔のテレビ番組「シャボン玉ホリデー」で、タイガーズのジュリーが真面目にこの歌を唄っ

 ていて、サビに入ると突然ダボシャツにステテコ、腹巻の植木等がツマ楊枝を咥えて登

 場。「チュッ、チュッ、チュッ、チュッ」のところで歯間のゴミをほじくるギャグがありまし

 た。それ以来「ガール」を聞く度に、その場面が浮かんで来ます。かなり神経

 質な歌なのにね。お許し下さい。

  さて『ラバ・ソウル』はわたしが一番好きなビートルズLPかも知れません。高校

 一年生の夏休みの水泳合宿から帰って来て、真っ先に聞いた覚えがあります

 けれど、全体の印象は秋から冬ですね。それを決定付けているのは特にこの

 歌です。

M15.ノルウェーの森(2’09”)ザ・ビートルス

-J.Lennon, P.McCartney-  東芝 TOCP-71046

N  先週の最終曲「ダーカー・シェイド・ザン・ブラック」の原曲、「ノルウェーの森」でした。

 子供の頃は、この歌の抽象的な印象が理解出来ませんでしたが、後年「公演

 旅行中に訪れた売春婦の部屋での出来事だ」というジョンの言及で解決しまし

 た。成る程と全てが分かったのです。最後の「一服」は、絶対にマリワーナですね、

 ラークじゃない。

  世界的な存在になって世の中を引っ張っていたビートルズ、ただのポップ・グル

 ープから脱皮しかけていた時代の葛藤とか屈折が随所に感じられる『ラバ・ソウル』、

 この歌も忘れられません。

  ふと振り返った望郷感が迫ります。

  「イン・マイ・ライフ」

M16.イン・マイ・ライフ(2’30”)ザ・ビートルス

-J.Lennon, P.McCartney-  東芝 TOCP-71046

M17.KanGaroo Boogaloo(5’40”)バンデラス

-unknown-  Pヴァイン PCD-24751

N  さて元気よくブーガルー。バンデラスという日本人グループで「カンガルー・ブーガルー」。

 サルーサという音楽領域は、最も高度な演奏感覚、技術を求められますが、昨今

 では上手な日本人プレイヤーも増えて来ているようです。このバンデラスも当初は

 プエトリカンのグループだと思って聞いていましたが、この「カンガルー・ブーガルー」で

 「こりゃ違う」と気づきました。日本語詞の歌もあって、なかなか面白い。

 何より元気があって力強い。実演を観たいですね。

  さて次は細野晴臣です。さすが大御所、新譜の話題が賑やかです。わたし

 でさえラジオ で2回も聞きました。それで大いに興味が沸き、手に入れました。

 ひょっとして自分で買った細野作品はこれが初めて、いやアルバムをしっかり聞

 いたのも初の体験かも知れません。そんなワツシイサヲなのです。お許しを願いま

 して、先ずはこちらをお聞き下さい。

  「福は内 鬼は外」。

M18.福は内 鬼は外(3’06”)細野晴臣       

-H.Hosono-  ビクター VICL65086

N  「福は内 鬼は外」、細野晴臣でした。今回のアルバムは1973年発表の『ホソノ・

 ハウス』の自作再演です。先ほど「アルバムをしっかり聞いたのも初の体験」と告

 白した未熟若輩者も収録楽曲のほとんどを知っていたのは何故だろう。

  今の「福は内 鬼は外」もそのひとつですが、これはわたしがサム・アンド・デ

 イヴを聞いていたら当時の音楽仲間が「これ『ハイレハイレモンカラ』じゃん」と言い出

 し、それ以来本来の題名も知らずに「ハイレハイレモンカラ」と呼んでいました。

  その時に聞いていたサム・アンド・デイヴの歌は、これです。

M19.ソウル・マン(2’41”)サム・アンド・デイヴ       

-I.Hayes, D.Porter- ワーナーWPGR-13404

M20.Clean Up Woman(2’47”)Betty Wright 

-C.Reid, W.Clarke-  Rhino R2 79861 

N  サム・アンド・デイヴで「ソウル・マン」でした。ね、似てるでしょ。その次は類似し

 たリフを持つ、ベティ・ライトの「クリーンナップ・ヲーマン」でした。R&Bダンス曲の基本パタ

 ンですね。「ソウル・マン」は1967年、「クリーンナップ・ヲーマン」は1971年のヒットです。

  さて細野晴臣の新作、わたしは非常に楽しめました。詳しくは来週またご

 紹介いたします。今朝の最後はこれもよく知っていた一曲です。ただ新しい

 方はだいぶ印象が異なりました。

  「恋は桃色」。

M21.恋は桃色(3’55”)細野晴臣      

-H.Hosono-  ビクター VICL65086

TM Born In Chicago 「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-N.Gravenites-  Rhino 8122 798434 0

N  いろいろ含むところがたくさんありそうな細野晴臣の新作、彼自身による

 解説も面白くて、納得出来るところが多い。来週をどうぞお楽しみに。

  今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/8b65e29f8c1838a3ff6608f953ea13183e6ac1b9

  ダウンロード・パスワードは、w2zcy2c5です。

  先週は上手く落とせない方々に、ご迷惑をおかけいたしました。ファイア・ストレ

 イヂ側の問題のようです。大家には「こういう事が続出するから揚げ先を変え

 ろ」としょっちゅう言われています。今週はどうだろうか。

  今朝もちょうど時間となりました。

 こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

 「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

   そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。

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Awesome Rock【2019/3/22 O.A.】Playlist

3月22日のAWESOME ROCKは、21日(春分の日)に幕張メッセで開催された、DOWNLOAD FESTIVAL JAPAN 2019を振り返りました。
https://www.downloadfestivaljapan.com/ja

ヘッドライナーのオジーのキャンセルを受けて自ら出演を打診してきたという我らがメタルゴッド=JUDAS PRIEST
◆最後のワールドツアー中のSLAYER
さらに、◆SUM 41、◆GHOST、◆ANTHRAX、◆ARCH ENEMY、◆HALESTORM、◆MAN WITH A MISSION、◆AMARANTHE、◆LIKE A STORMという10組でした。

<コーナー: AwesomeRecommendation>

M01: Firepower  /  Judas Priest

M02: Dance Macabre  /  GHOST

M03: Cirice  /  GHOST

M04: South Of Heaven  /  SLAYER

M05: Angel Of Death  /  SLAYER

<コーナー: AwesomeRecommendation>終わり

中央エフエム Awesome Rock
澤田修の完全監修番組。選曲、編集、トーク、全て担当!
毎週金曜日21時~21時半。再放送:毎週土曜日23時~

RADIO NEXUS【2019/03/18 O.A.】Playlist



PLAYLISTはこちら→
https://au.utapass.jp/channel/campaign/4twXmmORw9MjTHpOhO

毎週月曜21時~22時までRADIO NEXUS(レディオ・ネクサス)という音楽番組で“ロックとメタル”をテーマに爆音とトークをお届けします。


「アーティストやパーソナリティが自由に発信できる場」をコンセプトに無料で楽しめる音楽ラジオステーション「Backstage Café」が、2018年11月1日(木)に開局!
観覧可能な公開収録スタジオも東京・原宿にOPENしました。

「Backstage Café」は30組以上のアーティストやパーソナリティ、また株式会社ナターシャを始めとするパートナーメディアが、メジャー、インディーズそして音楽ジャンルや時代に関係なく、今本当に聴きたい曲、聴かせたい曲を自らセレクトしてお届けします。

毎週月曜21時~22時までRADIO NEXUS(レディオ・ネクサス)という音楽番組で“ロックとメタル”をテーマに爆音とトークをお届けします。

◆インターネット音楽ラジオステーション「Backstage Café」◆
https://backstagecafe.jp/  ※聴取方法などはウェブサイトをご確認ください(アプリ、またはウェブサイトから聴けます)。
澤田修の完全監修番組”RADIO NEXUS”。
選曲、編集、トーク、全て担当!
毎週月曜日21時~22時。番組再配信 毎翌週土曜 18:00〜19:00。
※同時間帯に特番などが入れば再配信は中止します。



Real Rocks 【2019/03/16 O.A.】Playlist

3月16日のREAL ROCKSは久々にチャートを紹介しました。
Hozierの勢いはしばらく続きそうです。
特集は、いよいよ3月21日(木・祝日)に幕張メッセで開催されるDOWNLOAD JAPAN2019を紹介しました。LIKE A STORM(初来日)、GHOST(来日2度目)をオススメいたします。

M01: Tighten Up  /  The Black Keys

M02: Lo/Hi  /  The Black Keys

M03: Snake  /  Royal Mob

M04: Deceiver Believer  /  ANNALYNN

<コーナー: RockAroundTheWorld >

M05: Take Me To Church  /  Hozier

M06: Otherside  /  Red Hot Chili Peppers

M07: No Scrubs (Cover)   /  WEEZER

M08: Zombie Bastars  /  WEEZER

M09: Almost (Sweet Music)   /  Hozier

<コーナー: RockAroundTheWorld >終わり

M10: Tamacun (Live)   /  Rodrigo y Gabriela

M11: Mettavolution  /  Rodrigo y Gabriela

M12: Mudshovel  /  Staind

M13: It’s Been Awhile  /  Staind

<コーナー: RockSteadyGo >      

M14: The Hellion  /  Judas Priest

M15: Electric Eye  /  Judas Priest

M16: Angel Of Death  /  SLAYER

M17: Repentless  /  SLAYER

M18: Dance Macabre  /  GHOST

M19: The Devil Inside  /  Like A Storm

<コーナー: RockSteadyGo >終わり            

M20: Finish Him  /  ANNALYNN

M21: 10 Dimes  /  ANNALYNN

M22: Diary Of A Madman  /  Ozzy Osbourne

<Ending>          

<コーナー:メタルの光> 

M23: Derelict Minds  /  Avandra

◆今月のReal Rocks Selectionはタイ王国のメタルコアバンド、ANNALYNNを大プッシュ!
〇澤田修がメンバーにインタビューした模様は、NM Magazineに掲載中!
https://nmmag.jp/?p=76658
〇来日公演のライヴレポも掲載中。
https://nmmag.jp/?p=76689



【幻】モーニン・ブルーズ 2019/03/16

mb190316

TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

N  「全国的にアサー」、おはようざいます、ワツシイサヲです。「幻」モーニン・ブルーズ2019

 年03月16日を始めましょう。春になったようですね。「ホンカクテキニ、ハルー」でし

 ょうか。

  今朝は、1975年夏の世界的ディスコ・ヒット曲で元気よくまいります。

  ヴァン・マッコイとソウル・シティ・シムフォニーです。「ザ・ハッソー」。

M01.The Hustle(4’03)Van McCoy & The Soul City Symphony

-V.Macoy-  Universal 556 408 2

N  この録音セッションがスタッフを生んだ、とも呼ばれているヴァン・マッコイとソウル・シティ・

 シムフォニーの「ザ発想」でした。沢山あった「お仕事」のひとつに過ぎなかっ

 たのでしょうが、それぞれのメムバはここで意気投合してグループ結成に至り、

 それが後のフュージヨン音楽興隆を導いた、とされています。本当でしょうかね。

 エリック・ゲイルとゴードン・エドワーズは確かにここに居ますね。他のメムバは分からな

 いなあ。

  そもそもソウル・シティ・シムフォニーと言う名義も今ここではじめて意識しました。

 「発送」は当時みんな、ただヴァン・マッコイとしか知らなかった筈です。流行っ

 ている最中に、新宿のディスコ、ブラック・シープで一人の女の子がひとりで踊って

 いたのを覚えています。一生懸命に覚えようとしている、そんな感じでした。

  サイズが大き目で洗いざらしのブルージーンにオープン・シャツと言う流行最先端のサーフ

 ァー・ルックで可愛らしかったな。ただ声をかけたらド突かれそうな気もしました。 

 いつものように遠距離観察。その頃もうわたしはそういう場所にバイト的な仕

 事で出入りしていましたけど、この晩は自分でお金払って出かけたんじゃな

 いかな、しかもひとりで。お客さんは余り入っていなかった。今でもこの「ザ

 八双」を聞くと、その光景が浮かんで来ます。

  「ハッソー」というのはヌー・ヨーク・ラテン、つまりサルーサの基本ダンス・フォームのひとつ

 で、本来は男女ペアで踊るものです。何かで写真入りの振り付け講座を見た事

 があります。かなり難しそうでした。ブラック・シープでその子が踊ってたのは、

 日本で付けられた独自の振り、というか誰かがデッチ上げた踊りじゃないかな。

 その頃はレコードを売るための事実無根のいい加減なプロモーションが沢山ありまし

 たからねえ。

  さてなぜ今朝「ザ・ハッソー」か、と言いますと、先週立ち寄った中華料理屋

 で、「ザ・ハッソー」とほぼ同じ歌謡曲が流れていたからです。おそらく有線放送

 でしょう。まだ子供のような女性の声でした。多分その子はヴァン・マッコイもソウル・

 シティ・シムフォニーも、そして「ザ・ハッソー」自体を知らないでしょう。「これ、次の

 新曲だから」なんて渡されて完全に唄わされてる感じ。

  仕上げは、もう「カヴァ」と言っていい、いや言い切る事が出来るくらいに

 クリソツなんです。あの特徴的なシンセサイザーの音色も含めてね。そこで一緒にいた

 人間は何も感じてなかったみたいでしたが、わたしは可笑しくて可笑しくて、

 ひとりで笑っていました。

  もう一度聞きたい。誰か知らないかなあ。「ザ・ハッソー」とほぼ同じ歌謡曲。

 もちろん、最近の新譜の筈ですよ。

M02.Desafinado(2’03”)Joao Gilberto   

-A.C. Jobim,, N.Mendonca- Fremeaux & Associes  FA 5371  

N  ジョアン・ジルベルトで「ディサフィナード」、アントニオ・カルロス・ジョビムの名作です。これは

 ジョアンの始めの3枚のアルバム収録36 曲を1枚にした、スリーLP・オン・ワンCDか

 らです。大分前に出ていたみたいです。同じような内容の CDは他にも出て

 いて、ボーナス・トラックの付いた38曲収録盤もありました。こちらも持っていた

 ような気がしますが、すぐに出て来ないので、今朝はこのフレミュー・アンド・アソシエ

 盤でお届けしました。わたしがこれを手に入れたのは今年になってからです。

  ジョアンは世界的なボッサ・ノーヴァのブームの寵児となって、この後で大手のヴァーヴ

 に沢山の吹き込みをしました。でもこれらは歌詞が英語だったり、多分に西

 洋の白人市場を意識した商業的な傾向が強く、同じ楽曲もこのスリー・オン・ワンで

 聞く方がボッサ・ノーヴァ創成期の様子が生々しく響きます。

  これを手にした時、「真夏のカラスミ」ならぬ「真冬のボッサ・ノーヴァ」、次の「幻」

 は、これで行こうと決めていたのですが、肝心のCD盤を某所に置き忘れ、「真

 冬」の間じゅうケイスだけが手元にありました。それがようやく帰って来た時に

 は、もう春だった、というオチです。今朝は「早春ボッサ・ノーヴァ」です。極く初

 期のジョアン・ジルベルトを少し聞いて貰いましょう。

  次は「サムバ・デ・ウナ・ノータ・ソ〜ワン・ノート・サムバ」。

M03.Samba De Uma Nota So(1’41”)Joao Gilberto

-A.C. Jobim,, N.Mendonca- Fremeaux & Associes  FA 5371  

N  ジョアン・ジルベルト、オリヂナルの録音で「サムバ・デ・ウナ・ノータ・ソ〜ワン・ノート・サムバ」。

  いいですね。半音移動を多用した複雑な進行を持つカルロス・ジョビムの楽曲が

 秀逸なのは言う迄もありませんが、ジョアンのボソッとした声で全体の雰囲気が不

 思議なくらいにひとつにまとまっています。ほんと不思議。

  音楽の最終的な理想形はボッサ・ノーヴァにある、という格言があったのを憶え

 ていますが、ジョアンは最初からほぼ完成されたボッサ・ノーヴァ感覚を持っていた

 んですね。彼自身は、ボッサ・ノーヴァではなくサムバを唄っているつもりだ、と言

 っていたそうですが、心の内に込めた情熱を淡々と冷んやり表現出来る音楽

 はボッサ・ノーヴァ以外には無いのではないでしょうか。言葉もやはりポルトガル語

 がしっくり来ます。

  ではヴァーヴ時代にも録音された有名曲をもうひとつどうぞ。

  「我が祖国のサムバ」と言う題名ですが、別の邦題、英題が有るかも知れま

 せん。いや、きっとある。でも今は出て来ない。

  「サムバ・ダ・ミンハ・テラ」。

M04.Samba Da Minha Terra(2’22”)Joao Gilberto  

-D.Caymmi-  Fremeaux & Associes  FA 5371  

M05.Disse Alguem (All Of Me) (5’19”)Joao Gilberto

-S.Simons, G.Marks-  Warner Bros 9 45165-2

N  ジョアン・ジルベルト1961年録音の「我が祖国のサムバ」、そして1977年録音のア

 ルバム『ブラジル』からおなじみの「オール・オヴ・ユー」でした。16年を隔てて、声

 もギターの音も変わっていません。ただよく聴くと、編曲とミクスには時代的な洗

 練が感じられます。

  そうか、『ブラジル』はもっと後の作品と思っていましたが1977年ですか。

 42年も前に聞いていたのですね。この音楽形態、そして表現している世界は

 21世紀になっても変わりがないと言う事なのでしょうか。初来日した時も、

 60年代と同じでしたものねえ。これは「昔の名前で出ています」ではなくて、

 彼自身の基本がこの60年間不動だった事の証明でもあります。不変なまま今

 なおブラジル音楽をリードし続けるジョアン・ジルベルト、偉大です。

  とは言いましても、ブラジルでの音楽が変わっていない訳ではありません。

 次は「現代ブラジリアン・メロウ・グルーヴの頂点」を極めた音楽家の、「ブラジリアンAOR~

 モダン・ソウルの近年最高傑作」から聞いていただきましょう。

  ルーカス・アルーダです、「ホワット・アイド・ドゥ・フォー・ラヴ」。

M06.ホワット・アイド・ドゥ・フォー・ラヴ(5’38”)ルーカス・アルーダ

-unknown-  Pヴァイン  PCD-24816  

N  「ホワット・アイド・ドゥ・フォー・ラヴ」、ルーカス・アルーダでした。これが「ブラジリアンAOR~

 モダン・ソウルの近年最高傑作」なのか。わたしには極めてドナルド・フェイゲン的に聞

 こえましたね。聞いている間じゅう、旋律、唄い方、楽器の音色、中間のラリー・

 カールトン的なギター・ソロ、全体構成に『ナイト・フライ』がチラついて仕方なかったです。

 前回中央エフエムでの「現」で、澤田修が「恥ずかしい位に昔をなぞった最新音

 楽」とか言って何曲か紹介していましたが、これも立派に並びますね。今度

 持って行って聞いて貰おうかな。「現代ブラジリアン・メロウ・グルーヴの頂点」、ルーカス・

 アルーダでした。

  さてもう去年の事になりますが、スピリチュアル・ジャズと呼ばれる領域がヨーロッパ

 で見直される動きにある事をお伝えしました。丁寧に編集されたコムピ盤がシリー

 ズで出ていまして、興味を唆られます。年末にその中でも難解な「ヴォーカル」

 集を聞いてみました。『スピリチュアル・ジャズ第6巻ヴォーカルズ』これは、わたしに

 とってはラップ・ブラウンやリオン・トーマスから繋がって来た好奇心の延長でもありま

 す。今以て実態不明で すが、今朝は一緒に少し聞いて下さい。

  まずマクス・ローチズ・フリーダム・ナウ・スートゥで「ティアーズ・フォー・ジョハネスバーグ」。

M07.Tears For Johannesburg(1’34”)Max Roach’s Freedom Now Suite

-M.Roach-  Jazzman  JMANCD 076 

N  マクス・ローチズ・フリーダム・ナウ・スートゥで「ティアーズ・フォー・ジョハネスバーグ~ヨハネスブルグ

 への涙」でした。これは短く編集された仕様です。

  マックス・ローチは早くから音楽的に新しい動きを起こしたと共に、アメリカ合衆国で

 黒人である事を強く意識した生き方をしたドラム奏者です。当然人種差別に反

 対していまして、1960年制作のアルバム『ウイ・インシスト~我々は抗議する』では同

 じく抵抗を続ける詩人オスカー・ブラウン・ジュニアの作品を主題としていました。

  この「ヨハネスブルグへの涙」もそこからの物です。リード・ヴォーカルは後にマクス・

 ローチ夫人となったアビ・リンコンが取っていました。人種分離政策による南アフリカの

 実態を、そしてそこに映し出される母国アメリカ合衆国の差別を訴えています。

  『スピリチュアル・ジャズ第6巻ヴォーカルズ』から、次は1973年の驚異の高校生集

 団、シンガーズ・アンド・ミュージシァンズ・オヴ・ヲッシントン・ハイ・スクール、ヲッシントン高校の唄

 い手と演奏家たちです。

  「ザ・ラダー」。

M08.The Ladder(4’42”)

The Singers And Musicians Of Washington High School  

-L.Theus, G.Lyles-  Jazzman  JMANCD 076

N  北米ロス・エインジェルスにあるヲッシントン高校の唄い手と演奏家たちによる「ザ・ラダ

 ~梯子」でした。3週間程前に「驚異の高校生楽団」を3つ聞いて貰いまし

 た。このシンガーズ・アンド・ミュージシァンズ・オヴ・ヲッシントン・ハイ・スクールも入れれば良

 かったな。彼らには周囲の理解、援助があったのでしょう、1973年に『ピース・

 ウィル・カーム~平和はきっと来る』という題名のLPを出していまして、そこから

 今の「ザ・ラダー」でした。「平和への梯子をどこまでも登り続けるのよ」とい

 うメセヂです。奇しくも同じ73年発表となった静岡ロックンロール組合とは相当な開

 きがあります。主題も、楽曲の成り立ち、演奏技術、そして録音も。

  北米ではこのようにクラシック以外でも若年層の音楽活動が公認されていまし

 て、どこの高等学校にもある程度の音楽施設があって、正しい指導者もいる

 ようです。ですからこのように、世の中を否定、破壊しない音楽には発表の

 機会がもたらされるのでしょうか。

  昨今はこの国でも学内でロックバンド程度なら許されるようですね。だいぶ前

 に友達の息子と話していたら、通っていた文京区の高校には音楽の練習室が

 あって、そこにはマーシャル・アムプが置いてあったという話です。これは行き過ぎ

 だ、絶対に。わたしは慢性的な資金不足に喘ぎながら、学校からは逃げ回り、

 ロックンロール禁止令の家には嘘をついて志を通したのです。だからこんなに捻くれ

 てしまった、と言えなくもないですが・・・。

  さて本来黒人たちの娯楽音楽だったジャズは、芸術的側面を拡大して精神性

 を重視する傾向に進みました。その発端、そして今も頂点に君臨しているの

 が、ジョン・コルトレインでしょう。彼はマイルス・デイヴィスみたいな物欲もなく、いい加

 減じゃなかったですから。「スピリチュアル・ジャズ」とは、ジョン・コルトレインが生み出

 したひとつの概念なのかもしれません。この『スピリチュアル・ジャズ第6巻ヴォーカル

 ズ』にも、そのものズバリな1曲が入っています。

  「ジョン・コルトレイン」、クリフォード・ジョーダン・クヲーテットです。

M09.John Coltrane(6’49”)Cliford Jordan Quartet   

-B.Lee, C.Lee-  Jazzman  JMANCD 076  

M10.My Favorite Things(5’33”)Tadao Hayashi  

-Rodgers, Hammerstein-  Jazzman  JMANCD 096  

N  今朝のモーニン・ブルーズは「お尻をピョンと跳ねスウィング」しながらも、「スピリチュアル・

 ジャズ」を聞いております。ジャズの「芸術的側面と高い精神性」は昭和中期

 の日本でも美徳でした。昔の人が言う「モダン・ジャズ」の世界ですね。

  黒いタートル・ネックのスウウェタを着て朝日ジャーナルを持ち、大きなスピーカーの前でテイブル

 に突っ伏して「至上の愛」を聞く。薄暗い店内でコーヒー一杯の注文で3時間居

 座る・・・、これが「モダン・ジャズ」の聞き方です。こういうところで「芸術

 的側面と高い精神性」は絶対的価値基準でした。非常に抽象的でしたが。わ

 たしも16歳の頃ちょっと真似した事がありますが、馬鹿らしくてすぐやめた。

  こういうお粗末なモダンジャズ落伍者がいる中で、日本のジャズ演奏家たちは

 概ね真面目でありまして、熱心に「芸術的側面と高い精神性」を磨きました。

 この『スピリチュアル・ジャズ』の第8巻は、2枚組で、なんと日本のスピリチュアル・ジ

 ャズ集なんです。

  今のクリフォード・ジョーダン・クヲーテット「ジョン・コルトレイン」に続いてお聞き頂いたの

 はその『スピリチュアル・ジャズ第8巻 日本』から林忠男のハープで「私の好きな物」

 でした。多分コルトレインからの発想でしょう。スカボロフェア調に始めるのも悪くない。

 「芸術的側面と高い精神性」を感じて頂けましたでしょうか。

  次も同じ2枚組からです。

  秋吉敏子で「木更津甚句」。

M11.Kisarazu Zinku(5’49”)Toshiko Akiyoshi   

-trd.-  Jazzman  JMANCD 096

N  マンデイ満ちるの母、秋吉敏子のピアノで「木更津甚句」でした。1961年の録音

 です。非常に端正にまとめられた演奏でしたね。これは主題の選び方からし

 て、確かにスピリチュアルな音楽と言えるでしょう。

  この『スピリチュアル・ジャズ第8巻 日本』収めら得ているトラックは16で、錚錚た

 る名前が並んでいますが、わたしは全て初めて耳にする物ばかり。サトウ製薬

 提供「勝ち抜きエレキ合戦」の審査員で知っていた「ギター日本一」澤田駿吾先生

 も実際の演奏を聞いた事なかったからねえ。

  この人は聞いた事があった。サクスフォンの松風鉱一です。1948年生まれで、60

 年代後半からジャズの世界で高く評価されていたようです。わたしが知ったの

 はつい最近の事。きっと真面目な人なんでしょう。音楽にその性格が投影さ

 れているように聞こえます。近年ヨーロッパでとても認められていると聞きまし

 た。オリヂナル・アルバムがCDになって向こうで出ているようです。

  『スピリチュアル・ジャズ第8巻 日本』からはこれを聞いて貰いましょう。

  「工事中」。

M12.Under Construction(6’39”)Koichi Matsukaze  

-K.Matsukaze-  Jazzman  JMANCD 096

N  松風鉱一で「アンダ・コンストラクション」でした。これにもジョン・コルトレインの影が見え

 ます。やはり圧倒的の存在なんですね。コルトレインをあまり得意じゃないわたし

 ですら、彼の音楽に接すると姿勢を正されます。まだ二十代初頭、R&Bの延

 長でスタッフのような器楽曲を聞き始めた頃、子分の家でコルトレインの「バラッド」を

 聞かされて、自分の聞いていた音楽に対し非常なる恥ずかしさを感じた事が

 あります。

  しかもその時その後輩が「アドリブなんかに載ってる音楽聞いてる奴は、ダメ

 だね」なんて止めを刺すもんだから、わたしはもう火達磨になりました。

  さて『スピリチュアル・ジャズ第8巻 日本』の他にも海外で評価の高い日本のジャ

 ズ・アルバムが出ています。相澤徹クヲーテットの『橘』、これは群馬県沼田市で1975

 年に録音された自主制作版です。日本全国各地にジャズの愛好家は住んでいま

 す。彼らはジャズ喫茶で出会い、知り合って、地元のジャズ気運を高めようと

 力を合わせます。この『橘』も、群馬県出身の医学生だった相澤徹を中心に

 愛好家たちが協力して作り上げた一枚なのです。分かるでしょ、その雰囲気。

  75年の地方都市に於けるジャズの現状を聞いて下さい。

  「オルフェのサムバ」。

M13.Samba De Orfeu(6’06”)   

-L.Bonfa-  BBE  469CCD  

N  「オルフェのサムバ」、相澤徹クヲーテットでした。如何でしょう1975年の群馬県沼田

 市に於けるジャズの現状。決して完璧ではありませんが、あらゆる部分から愛

 好家たちの情熱が感じられます。当時のライナにいソノてるヲがこう書いています。

  「限定数でプレスされるこのアルバムは将来きっと話題になると思う」

  その通り、2018年にイギリでCDに復刻されたのです。

  もう1種類やはりイギリスで出ているコムピ盤を紹介しましょう。『J Jazz: Deep  

 Modern Jazz From Japan 1969-1984』という物です。ジャケットには片仮名で

 「ジャパニーズ ディープ モダンジャズ」とあります。こちらは先ほどの「芸術的

 側面と高い精神性」に特化された演奏よりも、ジャズを新世代による新解釈で

 捉えた演奏が集められているように感じました。何れにせよ奥は深い。今よ

 りも知識、情報が圧倒的に不足している中で、ここまでの音楽を作り上げる

 事が出来た日本人はやはり異常とも言える位に素晴らしい。

  サクスフォン奏者の植松孝夫です。

  「ホワイト・ファイア」。

M14.White Fire(7’52”)Takao Uematsu  

-T.Uematsu-  BBE  434CCD      

N  フェラ・クティのアフロ・ビートを連想させる植松孝夫の「ホワイト・ファイア」でした。トリオ・ 

 レコードから出た『ストレイト・アヘッド』というLPからです。全編聞きたくなりまし

 た。

  今朝の「幻」は珍しくジャズ、それも「芸術的側面と高い精神性」を感じさ

 せる器楽曲を集めてお送りしました。こういう音楽の時は、なぜかたくさん

 話したくなりますね。これもジャズ音楽の特性でしょうか。「芸術的側面と高

 い精神性」も、万国に共通するジャズ音楽の持性と言えますね。

  日頃はダンスの踊り方を教えてくれるような単純で分かり易い音楽ばかりを

 聞いている身に、今朝の楽曲はどれも抽象的で取っ付きにくいものではあり

 ましたが、たまにはじっくりと聴き込む音楽と接するのも面白い事です。わ

 たしはそれぞれの楽曲に「色調」と「構図」を思い浮かべて聞いていました。

  さて、新しい音楽も聞きましょう。ノルウェイの演奏集団アヴェニュー・アムガラです。

 短い単純なモチーフが繰り返されて、大きな慣性を伴って押し寄せるような組み

 立ての、

  「アムガラ・テンプル」。

  3月6日に発売されたばかりの『インヴィジボー・エア・シップス』からどうぞ。

M15.アムガラ・テンプル(7’03”)アヴェニュー・アムガラ       

-unknown-  Pヴァイン  PCD-24819   

M16.ノルウェイの森(3’34”)ベイス・スピナーズ

-J.Lennnon, P.McCartney-   イーストウエスト AMCY-2448  

TM Born In Chicago 「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-N.Gravenites-  Rhino 8122 798434 0

N   長い演奏時間の音楽が多かった今朝の「幻」最後は「ノルウェイの森」、ベイス・

 スピナーズでした。原曲ではインド文化にカブれ始めたジョージ・ハリスンのシタールで奏で

 られていた特徴的なリフは、ダンスホール・レゲのリズムのひとつとして90年代中期に

 持て囃されました。「ダーカー・シェイド・ザン・ブラック」とかいう名前だったかな。

  先日最終電車に近い総武線で、御茶ノ水終点に気づかず乗ったままだった

 外国人に「降りなよ、終点だよ」と声をかけたら、しばらく話してくれまし

 てね。ノルウェイの若者3人組でした。新宿まで一緒で、12時過ぎてんのに「こ

 れから歌舞伎町へ遊びに行くんだ」って言うから「危険だよ、気をつけな」

 と伝えて別れましたが、無事だったでしょうかね。「ノルウェイから来た」という

 自己紹介に「ああノルウェイか。家具を知ってるよ」と応じた冗談は分かってもら

 えなかったようです。

  さて今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/00cc104d3a1c58b17a0ba53a4fe610bed96bbdbf 
  ダウンロード・パスワードは、x3kerjqqです。

http://firestorage.jp/download/94b156c30e565620f1869e59d274d6126c1b7f64
(不調が非常に多い)Firestorageのサーバー・エラーが出ています。こちらのリンクをご利用ください。ダウンロードパスワードは 【 8px7k2zj 】
by 大家 3/18 3:32am

  今朝もちょうど時間となりました。

 こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

 「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

   そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。

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Awesome Rock【2019/3/15 O.A.】Playlist

3月15日のAWESOME ROCKは、プエルト・リコ発のプログレッシヴメタル・バンド=AVANDRAを紹介しました!かなりのポテンシャルを秘めたバンドです!
4月リリースの新作には元DREAM THEATERのケヴィン・ムーアが参加しています。

M01: Happier Feat. BASTILLE  /  Marshmello ※来日間近!切なくも温かい一曲

M02: Here With Me Feat. CHVRCHES  /  Marshmello

<コーナー: AwesomeRecommendation>

M03: Intro (Spection)  /  Avandra

M04: Threshold of Evolution  /  Avandra

M05: Derelict Minds  /  Avandra

<コーナー: AwesomeRecommendation>終わり

中央エフエム Awesome Rock
澤田修の完全監修番組。選曲、編集、トーク、全て担当!
毎週金曜日21時~21時半。再放送:毎週土曜日23時~

RADIO NEXUS【2019/03/11 O.A.】Playlist



PLAYLISTはこちら→
https://au.utapass.jp/channel/campaign/4twXmmORw9MjTHpOhO

毎週月曜21時~22時までRADIO NEXUS(レディオ・ネクサス)という音楽番組で“ロックとメタル”をテーマに爆音とトークをお届けします。


「アーティストやパーソナリティが自由に発信できる場」をコンセプトに無料で楽しめる音楽ラジオステーション「Backstage Café」が、2018年11月1日(木)に開局!
観覧可能な公開収録スタジオも東京・原宿にOPENしました。

「Backstage Café」は30組以上のアーティストやパーソナリティ、また株式会社ナターシャを始めとするパートナーメディアが、メジャー、インディーズそして音楽ジャンルや時代に関係なく、今本当に聴きたい曲、聴かせたい曲を自らセレクトしてお届けします。

毎週月曜21時~22時までRADIO NEXUS(レディオ・ネクサス)という音楽番組で“ロックとメタル”をテーマに爆音とトークをお届けします。

◆インターネット音楽ラジオステーション「Backstage Café」◆
https://backstagecafe.jp/  ※聴取方法などはウェブサイトをご確認ください(アプリ、またはウェブサイトから聴けます)。
澤田修の完全監修番組”RADIO NEXUS”。
選曲、編集、トーク、全て担当!
毎週月曜日21時~22時。番組再配信 毎翌週土曜 18:00〜19:00。
※同時間帯に特番などが入れば再配信は中止します。