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RADIO NEXUS【2019/02/04 O.A.】Playlist

 

PLAYLISTはこちら→
https://au.utapass.jp/channel/campaign/4twXmmORw9MjTHpOhO

毎週月曜21時~22時までRADIO NEXUS(レディオ・ネクサス)という音楽番組で“ロックとメタル”をテーマに爆音とトークをお届けします。


「アーティストやパーソナリティが自由に発信できる場」をコンセプトに無料で楽しめる音楽ラジオステーション「Backstage Café」が、2018年11月1日(木)に開局!
観覧可能な公開収録スタジオも東京・原宿にOPENしました。

「Backstage Café」は30組以上のアーティストやパーソナリティ、また株式会社ナターシャを始めとするパートナーメディアが、メジャー、インディーズそして音楽ジャンルや時代に関係なく、今本当に聴きたい曲、聴かせたい曲を自らセレクトしてお届けします。

毎週月曜21時~22時までRADIO NEXUS(レディオ・ネクサス)という音楽番組で“ロックとメタル”をテーマに爆音とトークをお届けします。

◆インターネット音楽ラジオステーション「Backstage Café」◆
https://backstagecafe.jp/  ※聴取方法などはウェブサイトをご確認ください(アプリ、またはウェブサイトから聴けます)。
澤田修の完全監修番組”RADIO NEXUS”。
選曲、編集、トーク、全て担当!
毎週月曜日21時~22時。番組再配信 毎翌週土曜 18:00〜19:00。
※同時間帯に特番などが入れば再配信は中止します。

Real Rocks 【2019/02/02 O.A.】Playlist

The Ramona Flowers

今夜のREAL ROCKSは、
RealRocksSelectionに選ばれたTHE RAMONA FLOWERS『Strangers』と、
BRING ME THE HORIZON『Amo』の2枚の新作を大特集。
BRING ME THE HORIZONは10曲OAいたしました🔥
昨年のTHE 1975の作品に続いてBRING ME THE HORIZONまで、、、ロックバンドが”ロック”という枠にこだわらない作品を出すことがヒットへの鍵を握る傾向になってきましたね。ロックの勢いがないという昨今の音楽シーンを鑑みるとやむを得ないとはおもいつつ、少し寂しい気もします。
しかしながら、『Amo』は、そういう理屈抜きにかっこいい。

M01: medicine  /  Bring Me The Horizon

M02: Come Alive  /  The Ramona Flowers

<コーナー: RockSteadyGo >

M03: i apologise if you feel something  /  Bring Me The Horizon

M04: Mantra  /  Bring Me The Horizon

M05: Football Season Is Over  /  Bring Me The Horizon

M06: Go To Hell, For Heavens Sake  /  Bring Me The Horizon

M07: True Friends  /  Bring Me The Horizon

M08: nihilist blues Feat. Grimes  /  Bring Me The Horizon

M09: in the dark  /  Bring Me The Horizon

M10: wonderful life Feat. Dani Filth  /  Bring Me The Horizon

M11: heavy metal Feat. Rahzel  /  Bring Me The Horizon

<コーナー: RockSteadyGo >終わり            

M12: My Whole World Stopped Without You  /  Vintage Trouble

<コーナー: RockSteadyGo >

M13: Lisztomania  /  PHOENIX

M14: Come Alive  /  The Ramona Flowers

※今月のリアルロックス・セレクションバンドは、ザ・ラモナ・フラワーズ。”お互いのアイデアを尊重するため常に自分の心をオープンにして曲作りに臨むんだ”とインタビューで語っていました。

M15: Skies Turn Gold  /  The Ramona Flowers

M16: Run Like Lola  /  The Ramona Flowers

M17: Strangers  /  The Ramona Flowers

M18: Ghost  /  The Ramona Flowers

M19: Dramatist  /  The Ramona Flowers

<コーナー: RockSteadyGo >終わり            

M20: iʼm so tired…  /  Lauv & Troye Sivan ※5月来日、名古屋公演あり!

<Ending>

<コーナー:メタルの光> 

M21: Holy Ground  /  WITHIN TEMPTATION ※新作遂にリリース

M22: We Are Nothing  /  Witherfall ※日本盤は2月6日発売!

今月2019年2月のREAL ROCKS SELECTIONは、
THE RAMONA FLOWERS!! AL『Strangers』(2019/1/30発売)をプッシュします。
前作、『Parttime Spies』もオススメです。

【幻】モーニン・ブルーズ 2019/02/02

mb190119

TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

N  おはようございます、ワツシイサヲです。「幻」モーニン・ブルーズ2019年02月02日

 を始めましょう。毎日冷えています。けれど暗くなるのが随分と遅くなって

 来たような気がします。夕方5時でも、まだ明るい。春が直ぐ側まで来てい

 ます。明後日はもう立春です。

  でも一番寒くなるのは、これから。朝は5時でもまだ真っ暗ですね。今朝

 の「幻」は、真冬の歌で始めましょう。

  サイモンとガーファンクルで「冬の散歩道」。

01.冬の散歩道(2’17”)サイモンとガーファンクル 

-P.Simon-   ソニー SRCS 7445

N  頭打ちのスネア・ドラム、印象的な「ハーッ」で終わる「冬の散歩道」でした。唄わ

 れている内容は難解でして、誰にでもある「思春期の不可解な漠然とした悩

 み」でしょうか。本来こういうのに振り回される事は「出モノ腫レモノ所嫌ワズ」

 で一年中、季節を問いませんが、特に冷え込んだ冬の日に深く考える事が多

 いのかも知れません。こんな風に唄われています。

   空は冬のぼんやりとした影に浮かぶ・・・

  さて冬には散歩道だけでなく帰り道もあります。

  お聞きください、ザ・ランチャーズで「真冬の帰り道」。

02.真冬の帰り道(2’35”)ザ・ランチャーズ

-S.Mizushima, O.Kitajima-  キング KICW 8569

N  プラタナスの落ち葉が肩先に落ちる、わたしにはこんな経験は未だかつてあ

 りません。大体が樹を見ても分かりませんしね。ザ・ランチャーズ1967年秋冬の

 デビュー・ヒット曲「真冬の帰り道」。でした。

  加山雄三のバック・バンドとして誕生したランチャーズは、喜多嶋修をメムバにして

 から創造的な音楽に取り組んでました。『フリー・アソシエイション』、『OASY王国』の

 2枚のアルバムは、知る人ぞ知る、知らない人は全く知らない力作です。

  当時の日本のグループ・サウンズは殆どがビートルズの影響を受けていたのですが、

 それを自力ではっきりと具現化したのはランチャーズだけかも知れません。いや喜

 多嶋修ひとりだけが、やろうとしたのかな。物質的環境に恵まれていた、と

 いうのもその大きな理由ですが、「なんとか音楽にもっと真実を裏付けよう」

 と、孤軍奮闘的に努力していた姿勢には、心を打たれます。

  それと今の「真冬の帰り道」に見える、歌謡曲を唄う穏やかで品の良いパブ

 リック・イメヂを上手く混ぜ合わせる事は難しかったでしょう。わたしは面識こそ

 ありませんが、個人周辺の事情も含めて、子供の頃から比較的たくさんの情

 報に接していたので、過渡期の音楽家、喜多嶋修は、今も気になる存在です。 

  昨今話題の喜多島舞の親父です。女房は内藤洋子です。これだけでも凄い。

  さてそのランチャーズが親分の加山雄三と吹き込んだ名曲筆頭、これも寒い時期

 にしっくり来ます。

  聞いて下さい、「旅人よ」。

03.旅人よ(3’23”)加山雄三

-T.Iwatani, K.Dan-  ドリーミュージック MUCD-1002/3

N  「旅人よ」、加山雄三とザ・ランチャーズでした。これは傑作ですね。詞曲、演奏、

 バック・グラウンド・ヴォーカル、そして録音まで、素晴らしい仕上がりですね。敢え

 て言えば、素人臭いリード・ヴォーカルが・・・。

  どこかから鐘が聞こえ、雁が飛んで行く夕焼け空の下、その晩の寝床を目

 指して黙々と歩き続ける若き旅人が浮かんで来ます。

  これね、東京都の東側にある区のオサ、某区長のオハコでね。その地域で長く続

 く大きなお祭りのカラオケ大会に来賓として出席すると、いつも唄うのよ。選曲

 は悪くないし、唄もそれ程ヘタでもない、まあ聞いていられる。でも忘年会の

 歌としてはいいんだけど、夏の訪れを告げる初夏に行われるお祭りなんで、

 季節的にはどうも座りが悪い。区長はそれを気にしてないけど、側近からひ

 と 言あってもいいんじゃないか、と3回ほど音響でカラオケ出しを付き合った

 わたしは感じます。はい、毎度の蛇足でした。

  さて、すっかり「冬の早朝歌謡曲」になって来た今朝の「幻」、このまま行

 きましょう。

04.風は知らない(2’24”)ザ・タイガース   

-T.Iwatani, K.Murai-  キープ株式会社12CD-1212A

N  「風は知らない」、ザ・タイガースでした。「美しき愛の掟」のB面です。とて

 も作為的に造られたA面曲に較べて自然で素朴、ジュリーの唄も陰影に富んでい

 て良いですね。控えめなハーモニーが非常に素敵です。これは1969年4月の発売

 ですから、加橋かつみはもう逃げ出した後の筈ですが、明らかにトッポの声で

 す。在籍時の録音だったのでしょうか。

  これは「現」「幻」を通して、初登場の筈です。今日渋谷のリポで行われる

 生雑談会のために購入したタイガーズのベスト盤で知りました。いや、知っていた

 な。高等学校1年の時に席が近かった唄の上手い男がよく聞かせてくれた。

 ほんとうに声も良くて唄が上手かったな、幸則は。顔はメチャクチャなんですけど。

  さて初登場の「風は知らない」に続きましては、これまで何度もお聞き頂

 いたこちらをどうぞ。

  内藤やす子です。ご存知「新宿はぐれ鳥」。

05.新宿はぐれ鳥(4’17”)内藤やす子

-M.Suga, M.Sugimoto-  コロムビアCOCP-35453/4 

N  「新宿はぐれ鳥」。内藤やす子でした。これは別に冬の歌ではないでしょう

 が、夜のお勤めを終えて花園神社にお参りするワケ有りのふたりには、やっぱ

 り北風の通り過ぎる寒い夜が似合います。わたしの中では聞いた瞬間から「冬」

 の歌になっています。

  そもそも「新宿」という印象が、わたしには「冬」なんです。多少は自ら

 の明確な事情もありますが、やっぱりこの町はどこか満たされない心を持っ

 た人たちが集まる場所のような気がするのです。日頃は出かけたり、経由す

 るのは渋谷の方が多くても、「東京は新宿だ」、こんな勝手で極端な意見をず

 っと持ち続けています。

  そんな先入観を持っているわたしにとって、このコムピ盤『新宿・盛り場こ

 れくしょん』は、冬には必ず引っ張り出す定盤です。そこから続けて行きま

 しょう。

  都はるみです、「新宿二丁目・ほたる草」。

06.新宿二丁目・ほたる草(3’09”)都はるみ 

-O.Yoshioka, S.Ichikawa-  コロムビアCOCP-35453/4

N  都はるみ、「新宿二丁目・ほたる草」でした。カウンターだけの小さな呑み屋、

 ゲイバーかな、「ほたる草」というお店で、これまたワケ有りの連れ合いの帰りを

 待つ健気なオンナの呟きです。

  都はるみの所属事務所は四谷四丁目のサン・ミュージック、岡田有希子が飛び降り

 たあのビルです。京都から上京して来て、多分その近辺に住んでたのでしょう。

 世界有数のゲイ街、新宿二丁目がすぐ側ですから、仕事終わりにこうやってひ

 と休みしていたのかも知れません。何かのインターヴュウで彼女が「ウリセン」という

 言葉を発したのを読んだ事がありまして、「知ってんじゃん、はるみ」と妙に

 親近感を持ちました。

  四方山話はそれくらいにして、決定的な「新宿」を聞きましょう。

   これも冬だな。青江三奈です、「新宿サタデー・ナイト」。

07. 新宿サタデー・ナイト(3’50”)青江三奈

-T.Saeki, Y.Suzuki-  コロムビアCOCP-35453/4

N  青江三奈で、「新宿サタデー・ナイト」でした。素晴らしい。長野行きの中央本線

 の最終に乗っちゃうんだよ、三奈が。バリトン域を中心とした男声コーラスの助演も

 大変結構。これは確か同名映画があった筈で、その宣伝文句が何と「ジュクを

 ラリろう」でした。分かんないでしょ、何言ってんだか。「新宿」は「ジュク」な

 んですよ。サイケでショーゲキ的なコピーです。ケーオー生が聞いたら怒っちゃうよ。「ラリ

 ろう」って、あんたね・・・。

  サタデー・ナイト午前0時まぎわの新宿駅は中央口券売機辺りが面白いですね。

 終電時刻が来ても離れられない恋人同士、言い争っているふたり、大声をあ

 げて騒いだり、倒れて寝込む酔っ払いなど、見応えのある寸劇がそこら中に

 展開します。土曜日の昼間に仕事をやっつけた後、ゆっくりと出て来たわた

 しはそれらを楽しみながら、人の流れとは逆に新宿二丁目を目指す、そんな

 時期もありました。これは特に冬に限ってじゃないな。

  さて一日の最低気温を記録する時間帯です。もう一曲寒い歌を聞きましょ

 う。でもここで唄われている場所は、地中海沿岸ですからそんなに寒くはな

 いですね。森進一の唄を聞いていると、雪が降って霞み遠くには氷河も浮か

 んでいるような厳寒地の港町に佇むホテルの窓から外を眺めている主人公の姿

 が見えて来ます。そこにアメリカの貨物船が入って来る・・・わたしの想い浮か

 べる映像は、間違ってますかね。

  では皆さん、目を閉じて「冬のリヴィエラ」をどうぞ。

08.冬のリヴィエラ(4’19”)森進一

-T.Matsumoto, E.Ohtaki-  ビクター  VICL-60601/4

09.Let Them Talk(4’10”)Hugh Laurie

-H.A.Carlson-  Warner Bros.2564674078

N  さて「幻」モーニン・ブルーズ、2019年02月02日です。「真冬の歌謡曲」には

 別れを告げまして イギリスで活躍する俳優ヒュー・ローリーのアルバムから、表題曲「レット・

 ゼム・トーク」でした。ジョー・ヘンリー制作のこのアルバムは何回かお聞き頂いています。

 とても良い出来です。しかし、何故わたしがヒュー・ローリーのアルバムを買ったか、

 というのが謎なんです。そもそもこの人の事を全く知らなかった。でもここ

 には彼の音楽に対する謙虚な姿勢が率直に現れていて、たまに聞きますと心

 がきれいに洗われるような気がします。如何でしたか。

  次は「幻」初登場、セルビア出身の女性です。まずお聞きいただきましょう。

  「ネイチュア・オヴ・マイ・ブルーズ」。

10.Natue Of My Blues(3’20”)カタリナ・ペジャク    

-unknowm-  BSMF 2648 

N  「ネイチュア・オヴ・マイ・ブルーズ」、カタリーナ・ペジャクでした。セルビアといえば、女ブ

 ルージシャン、アナ・ポポヴィッチの出身地でもあります。昔は腕利きの理容師が居ま   

 したが、昨今では女性音楽家を輩出するようになっております。カタリーナは父親

 の影響でブルーズ音楽に親しむようになり、バークリー音楽院を出ているそうです。

  今の「ネイチュア・オヴ・マイ・ブルーズ」は、毎コーラスの終わりで「テケテケテケ」が入れ

 ば立派なエレキ歌謡として通用します。バークリー出でこれかあ、とガックリ来ますね。

  次の1曲もこれまた音楽院卒的でない「シーズ・カミン・アフタ・ユー」。

11.She’s Coming After You(3’32”)カタリナ・ペジャク  

-unknowm-  BSMF 2648

N  「シーズ・カミン・アフタ・ユー」、カタリーナ・ペジャクでした。軽快なテムポーとマイナー・キイ、

 日本人にも親しみ易い歌です。彼女の専門楽器はピアノ。バークリーでは作曲を勉

 強していたそうですが、これら2曲からは、全然そんな感じがしません。アルバ

 ム中にはジョーニ・ミッチェルのカヴァがあったりして、成る程と感じさせる部分もあり

 ますが、どうも彼女はブルーズの簡単な楽曲構造がお気に入りのように思えま

 す。そうだよカタリーナ、スリー・コード・ブルーズのは人類最高の発明のひとつなんだ。

  ではカタリーナ・ペジャク、お得意のピアノ弾き語りでもう1曲。

  「ザ・ハーダー・ユー・キック」。

12.The Harder You Kick(3’50”)カタリナ・ペジャク 

-unknowm-  BSMF 2648

13.Turtle Blues(4’23”)Janis Joplin 

-J.Joplin-   CBS CK 9700

N  実のところカタリーナ・ペジャクに興味を持ったのは、アルバムで今の「タートル・ブルーズ」

 をカヴァしていたからです。ジャニス・ジョプリンがビッグ・ブラザーとホールディング・

 カムパニと一緒に演っていた頃の傑作アルバム『チープ・スリルズ』B面の1曲目でした。

  16歳のワツシイサヲが初めて意識して聞いたストレイト・ブルーズです。作者ジャニス自身

 の分かり易い言葉で唄われ、場末のバーのアップライト的な響きのピアノと生ギターの

 伴奏もブルーズ・センスに富んだものでした。でもカヴァに出会ったのはこれが初め

 てです。それが切っ掛けでカタリーナ・ペジャクを通して聞いたのですけれど、冒頭

 のエレキ歌謡には驚きました。今年の「RUFブルーズ・キャラヴァン」にも参加が決定

 したそうですから、近位うちにより本質に近い実況録音も聞けるかもしれま

 せんね。楽しみだ。

  さてでは「RUFブルーズ・キャラヴァン」の先輩、イナ・フォルスマンの新しいアルバムから

 今朝は、「チェインズ」をどうぞ。元気いっぱいです。

14.Chains(3’33”)イナ・フォルスマン

-unknowm-  BSMF 2644  

15. The Windmills Of Your Mind(3’52”)Dusty Springfield

-A.Bergman, M.Bergman, M.Legrand-  Atlantic R2 8214 

N  パンチとパワーのイナ・フォルスマンに続いては、まるで違う雰囲気のダスティ・スプリングフ

 ィールドで「ザ・ウインドミルズ・オヴ・ヨー・マインド」です。どうもここ数ヶ月ずっと、

 妖艶に誘惑をかけているようなジャケット写真がチラついて仕方ない。わたしは、

 女性に特定の好みはないはずなんだけどなあ。

  ご存知「華麗なる賭け」の主題歌ですね。これを作曲したミシェル・ルグランが亡

 くなったというニューズが入って来ています。スティーヴ・マックイーン繋がりでしょうか、

 「栄光のル・マン」でも音楽を担当。「ビリー・ホリデイ物語」もルグランだったのは知ら

 なかったな。実演家でもありまして、唄ったりもします。昨年はブルー・ノートに

 も来てました。ちょっと興味がありました。

  さて先週土曜日、三鷹のバイユー・ゲイトでのモーニン・ブルーズ番外編ワツシイサヲ生語り

 皿回しは無事に終了です。たくさんの方のご来場、ありがとうございます。

  ツイターに盗撮写真が揚がっています。なんとこのダメオッサンぶり。特に眼鏡が 

 いけませんね。これは超安価な既成品でして、蔓が壊れたのを自分で治して

 使っていますが、もう片方も折れてしまいました。ローガンの場合は微調整なし

 に大雑把な度合わせで充分使えますが、今日はもっとカッコよくしなくちゃね。

  さてその三鷹で後半、リクエストを受けた1曲を聞いて下さい。

  シャーリー・マードックが唄います、「アイ・ウィル・オールウェイズ・ラーヴ・ユー」。

16.I Will Always Love You(5’38”)Roger feat.Shirley Murdock (all voces)

-D.Parton-  Reprise 9 46243-2   Roger’s jazz

N  ロジャー名義にはなっていますが、シャーリー・マードックが唄った「アイ・ウィル・オールウェイ

 ズ・ラーヴ・ユー」でした。これは死後の1996年に出た変則的な作品集『コムピレ

 イション・グレイテスト・ヒッツII アンド・モー』(The Compilation : Greatest Hits II And

 More)に入っています。他のトラックは「キャリフォーニャ・ラーヴ」とか、わたしには余り

 ピンと来ないものが殆ど。その中でこのシャーリーは別格的です。オーヴァ・ダビング

 で全ての声を彼女が担当。ロジャーの独特なジャズ・ギターとのユニソーンもカッコ良かっ

 た。

  この日のバイユー・ゲイト、「最後は皆さんのリクエストで」とご希望を募ったらば、

 いつもわたしの生語り皿回しに来てくれる、すみません、お名前を失念して

 しまいました、とても音楽に詳しい方、この日も何度か「わたしと入れ替わ

 ってくれませんか」と、本気でお願いした位に何度か鋭いご指摘を下さった、

 あのお方が進み出て、この「アイ・ウィル・オールウェイズ・ラーヴ・ユー」をリクエストしてく

 れました。ありがとうございます。何故かこの『コムピレイション・グレイテスト・ヒッツII

 アンド・モー』にしか入っていないそうです。流石にシングルにするのは気が引けた

 のでしょうか。ウィトニー、ぶっ飛んじゃうからね。

  さて会が終了してからもう一度、その方がわたしのところに来てくれまし

 て、CD-Rを頂きました。世界中のザップ菌感染者を隔離した内容で、この他

 に日本にも、ほとんどザップと言えるような実演をしているグループが居る、そ

 んな話もしてくれました。有難うございます。ご投稿もお待ちしております。

  ではその時いただいたCD-Rからお届けしましょう。

  アーファンクというグループの「ファイン」、ステューディオ録音版です。

17.Phine(5’23”)Earphank

-unknown-  unknown unknown

N  最後の方はヘヴェメトーなギター・ソロに持って行かれた感もありますが、ホントにザッ

 プの音ですね。頂いたCD-Rには同じ曲のもっと長尺の実況録音版が入って

 いて、それも凄かった。アーファンク、探してみようかな。

  オートリズムがもう当たり前になってしまった現在、やはりザップ度はヴォイス・モジ

 ュレイターでしょうか。投稿欄にも類似穴さんからご質問を頂いていました。この

 効果機器の原理というのは、あの管を咥えて特定楽器の音を口の中に入れて

 響かせる、つまり口の中を響体とするのです。それで口の形を変えて、響き

 方を変える、変調を加えるのですね。実演の場では口の中に大量の音が入っ

 てきて振動するので、「脳味噌が揺り動かされて馬鹿になる」という説が流布

 されています。確かにまともな人間はヴォイス・モジュレイターなんぞは絶対触りませ

 ん。使ってるのは、みんなイカれた奴らばかりです。ただし、使ったから馬鹿

 になったのか、その前から馬鹿だったのかは不明です。

  咥える管もそれぞれ専用でしょう。ヨダレが貯まりますしね。複数の人間の

 使い回しはなんとなく不潔です。昨年4月に有志でお別れの会を行なったブル

 ーズ・ハープ名人の妹尾隆一郎は、平気で他人のハモニカを吹いていたそうですが。

 なんか嫌だなあ・・・。

  ロジャー / ザップに関しましては、次号のエリスでわたしが長い文章を書いていま

 す。主文は『VI』と『VII』についてですが、ヴォイス・モジュレイターの行りもあり

 ますので、どうぞお読み下さい。

  三鷹ではロジャー自身が絡んだ制作物に限っての紹介でした。ここではザッ

 プ・インフルーエンスド・グループの代表のヒット曲をご紹介しましょう。元々大編成の

 ヴォーカル・インストゥルメンタル・グループでしたが、自動演奏装置の導入でカルロス・ゴーン並

 みの人員整理を敢行し、なんと3人組、トリオ編成に生まれ変わったキャミーオーです。

  ホントに今聞いても、充分以上にカッコいい、「ワード・アップ」。

18.ワード・アップ(4’21”)キャメオ   

-L.Blackmon,T.Jenkins-  ユニバーサル  UICY-1191/2   

19.O-H-I-O(3’11”)Ohio Players

-Ohio Players-  Mercury 314 542 266-2              

N  「W」「O」「R」「D」ときたら「O」「H」「I」「O」です。

  はい、頭の上で輪を作って、両手を上げて、片手を下げて、もう一度頭の

 上で輪を作って「Y」「M」「C」「A」のように「オ」「ハ」「イ」「オ」を作りまし

 ょう。早朝のレイディオ体操第一です。はい、「O」「H」「I」「O」、「O」「H」「I」

 「O」。シュガー・フットが舞台でやっていたみたいに、「O」「H」「I」「O」。

20.スペンド・マイ・ホール・ライフ(4’12”)ザップ

-L.Troutman, R.Troutman-  ワーナー WPCP-3667

21.O-H-I-O(reprise)(1’25”)Ohio Players   

-Ohio Players-  Mercury 314 532 406-2              

TM Born In Chicago 「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-N.Gravenites-  Rhino 8122 798434 0

N  もう一度、「O」「H」「I」「O」。おはーよ、おはーよ、あさー、です。

  その前の可愛らしい1曲はザップの『III』から「スペンド・マイ・ホール・ライフ」で

 した。メイジャー・レイベルから世に出て3年、評価も安定して充実した制作、実演

 活動を続けていた頃の、確かシングルになった歌です。超弩級なダンス物だけでは

 なく、こういうごく当たり前の甘い路線もロジャーはとても上手でしたね。

  さて今日は渋谷のリポで亀渕昭信大先輩、そして川村恭子さんと一緒です。

 内容の打ち合わせが全く出来ていませんので、どうなるか不安。土方根性の

 ドサクサ現場対応能力で、どこまで通用するでしょうか・・・。 

  今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/b6e314ed6ded52676d780637c34bf7fb8b2039c5

  ダウンロード・パスワードは、ung8n834です。

  今朝もちょうど時間となりました。

 こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

 「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

   そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。

♪♪ Twitter “#blues761″の閲覧はコチラ♪♪

Awesome Rock【2019/2/01 O.A.】Playlist

今夜は、アルバム『Strangers』のリリースに合わせてプロモーション来日中。
THE RAMONA FLOWERSを前半に紹介。
後半は、新世代のrage against the machine!FEVER 333(フィーヴァー・スリー・スリー・スリー)を紹介しました。燃えるサウンドです!3月に来日!

M01: Skies Turn Gold  /  The Ramona Flowers

M02: Come Alive  /  The Ramona Flowers

<コーナー: AwesomeRecommendation>    

M03: Killing In The Name  /  Rage Against The Machine

M04: Burn It  /  FEVER 333

M05: Animal  /  FEVER 333

M06: Trigger        /  FEVER 333

<コーナー: AwesomeRecommendation>終わり

M07: Mantra  /  Bring Me The Horizon

RADIO NEXUS【2019/01/28 O.A.】Playlist



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※同時間帯に特番などが入れば再配信は中止します。



Real Rocks 【2019/01/26 O.A.】Playlist

サムとおさむ

1月26日のREAL ROCKSは、今週来日公演を行った

GRETA VAN FLEETのSAM

にインタビューしてきたので、その模様をお届け!ロック界の若き救世主です、彼らは!

M01: Mantra / Bring Me The Horizon ※新作アモ発売!

M02: My Whole World Stopped Without You / Vintage Trouble ZIP Hot100で60位!

M03: 20th Century Fox Fanfare / Queen※興行収入100億円!

M04: We Are The Champions [Live]  / Queen

M05: When The Curtain Falls / Greta Van Fleet※来日公演遂に実現

M06: A Change Is Gonna Come / Sam Cooke

M07: A Change Is Gonna Come (Cover)  / Greta Van Fleet※名カヴァー

M08: Soul Twist-Introduction [Live]  / Sam Cooke ※サムの熱演!

M09: Feel It (Don’t Fight It) [Live]  / Sam Cooke ※サムの熱演!

M10: Chain Gang [Live]  / Sam Cooke ※サムの熱演!

M11: Bring It On Home To Me [Live]  / Sam Cooke ※サムの熱演!

M12: Nothing Can Change This Love [Live]  / Sam Cooke  ※サムの熱演!

M13: Where Is The Edge WITHIN TEMPTATION

M14: The Reckoning (feat. Jacoby Shaddix)  / WITHIN TEMPTATION※新曲

M15: Raise Your Banner (feat. Anders Friden)  / WITHIN TEMPTATION※新曲

<コーナー: RockSteadyGo >

M16: Safari Song / Greta Van Fleet

M17: Nina Cried Power Feat. Mavis Staples / Hozier※GVFのサムの選曲

M18: Mr. Tambourine Man / Bob Dylan※GVFのサムの選曲

M19: Watching Over / Greta Van Fleet

<コーナー: RockSteadyGo >終わり            

M20: Do Me Right / Vintage Trouble

M21: Maps / Maroon 5 ※東京ドーム公演は2/25

M22: Higher Ground (Cover)  / Red Hot Chili Peppers※サマソニヘッドライナー!

<Ending>

<コーナー:メタルの光> 

M23: Cross Off Feat. Chester Bennington / Mark Morton※3月1日新作リリース

M24: I, The Mask / In Flames※3月1日新作リリース

M25: Pizza / ATTILA※2月22日新作リリース



今月2019年1月のREAL ROCKS SELECTIONは、
VINTAGE TROUBLEの『CHAPTER II』です!



【幻】モーニン・ブルーズ 2019/01/26

mb190126

TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

N  おはようざいます、ワツシイサヲです。「幻」モーニン・ブルーズ2019年01月26日を  

 始めましょう。

  今日の夜は三鷹の梅勇芸徒で「実演モーニン・ブルーズ 生語り皿回し」の本番で

 す。折れた前歯は昨日入りました。わたしにとっては天文学的数字の請求金

 額でしたが、お陰で形相も元に戻ったし、しっかり磨けば死ぬまで大丈夫、

 という保証付。カサブタも治ったし、髭がそれます。これで堂々と行けますね。

 マスクをしての生語りなんて失礼な事は出来ませんですから。

  苦肉の策の「ザーップ特集」、音楽がかなりの量になりますので、定刻に始め

 ます。1曲目、何にしようかな・・・、どうぞお楽しみに。なおわたしが告知

 していた開催詳細に間違いがありました。

  三鷹のバイユー・ゲイトの電話番号、正しくは0422-55-5782です。局番が「56」

 になっていまして、わたし自身これで掛けたら「使われていません」のアナウンス。 

 自分で間違っていた事に気づきました。申し訳ない。ここに訂正致します。

  さて、今朝はこれで始めましょう。

  「シー・ユー・レイター・アリゲイター」、ボビー・チャールズです。

M01.シー・ユー・レイター・アリゲイター(2’52”)ボビー・チャールズ

-B.Charles-   MCAビクター   MVCM-22078

N  わたしが毎日のように持っている「筈の」レコード / CDを探しているのは、

 皆さんもご存知の通り。そして時折り棚卸し的に大掛かりな整理もします。

 並べ方はわたし独自の分類法に従っていますが、昨今ではそのやり方に限界

 が生じております。

  それはともかく、今週の片付けで意外な場所から出て来たのがこのボビー・

 チャールズでした。こういう時に聞いてしまうと、作業が滞るのですよ。よくあ

 りますがね。それでその場はそのまま片付けを続け、終了後改めて聞きまし

 た。

  とても良かったです。今でも何故かわかりませんが、日本でこの人は圧倒

 的な人気があります。1978年にリヴォン・ヘルムのRCOオール・スターズが来日した時

 に、ゲストとして少し遅れて来たので、初日の舞台に間に合わなかった。でも

 開演前に主催者が「ボビー・チャールズは、先ほど成田に着きました」と陰マイクで

 伝えたところ、大歓声が湧き起こっ他のです。当人を知らなかったわたしは

 「誰の事なんだろう」と不思議に思いました。

  1955年にチェス・レコードのレナード・チェスが黒人だと思い込んで契約した、という

 逸話は有名。電話口で今の「シー・ユー・レイター・アリゲイター」を唄って聞かせたのが

 オーディションだったそうです。その昔この国でも、遠くの過疎地からの投稿漫画

 を見て編集者が「こいつは天才だ」と判断、「すぐ東京に来るように」と興奮

 して声を掛けたら、数日後に学生服を着た中学生が現れた、という話を聞い

 た事があります。ボビー・チャールズも実際にシカーゴへ挨拶に行ったら「白人だ、

 白人だ」と大騒ぎになったとか。このベスト盤のライナには、愛情たっぷりの様々

 なこぼれ話が添えられていました。

  このボビー・チャールズの盤はユニバーサルが世界中の音楽市場を支配してしまう前

 に短期間存在したMCAビクターで組まれたベストです。ひょっとしたら前編を通

 して聞いたのは初めてかも知れません。こんな歌が入っていたのは覚えてい

 なかったですね。

M02.ヘイ・グッド・ルッキン(2’05”)ボビー・チャールズ

-H.Williams-   MCAビクター   MVCM-22078

N  ハンク・ウイリアムズ作の名曲「ヘイ・グッド・ルッキン」でした。これは未発表曲だった

 ようです。なんせ「黒人」ですからカントリー音楽を唄う訳が無い。これを聞けば、

 ボビー・チャールズは他の南部の音楽好き少年たちと同じように人種の壁を超えて

 自由に良い音楽に接していたのが分かります。ファッツ・ドミノーにも気に入られて、

 「ヌー・オーリンズへ来い」と言われ、「飛行機は嫌だ」と答えたら、「じゃ、歩い

 て来い」、となって「ヲーキング・トゥ・ヌー・オーリンズ」を書いた、これも前述のライナ

 からです。

  一方、チェス・レコードでボビー・チャールズは暫く宣伝の仕事も請け負っていたよう

 で、本来はB面扱いだったこの曲を、鋭い感性でA 面に抜擢してヒットさせた

 のもボビーの功績だそうです。

  「ユー・キャント・ジャッジ・ア・ブック・バイ・イッツ・カヴァー」。

M03.ユー・キャント・ジャッジ・ア・ブック・バイ・イッツ・カヴァー(3’16”)ボ・ディドリー

-W.Dixon-   ユニバーサル・ビクター MVCE 22024     

N  ボー・ディドリー1962年のヒット、「ユー・キャント・ジャッジ・ア・ブック・バイ・イッツ・カヴ

 ァー」でした。姿形で人物を判断しちゃいかん、という教訓ですね。黒人と思

 われた白人のボビー・チャールズならではの読み、流石です。

  ところでこのテイク、最終部分のストップ・ブレイクでボーが大きな間違いをしてます

 ね。誰でも気づく筈です。これでOKだったのかなあ。

M04.悲しき天使(5’08”)メリー・ホプキン

-G.Raskin, B.Fomin-  SPCD-1219

N  「悲しき天使」、メァリ・ホプキンでした。先週ラジオで耳にして思い出しました。

 低音部をテューバが受け持っていたのは、今聞いて気づきました。確か全世界、

 と言っても北半球の温帯に限りますけれど、国境を超えた「共作曲」という

 触れ込みで、様々な唄い手が吹き込みました。日本では森山良子でしたか。

 原曲はロシアの歌だった筈。流行ったのも秋から冬にかけてだったので、毎年こ

 の季節に蘇ります。選曲感覚冴えてるね、高橋源一郎。

  これも棚卸しの際に意外なところに紛れ込んでいた1枚からでした。それ

 はアップル・レコードの音源を集めた見本盤、DJコピーです。権利関係が決着して

 CD発売に乗り出す際に配られた物で、その頃すでに実態のなかったアップルに

 吹き込まれた原盤音源が並んでいます。その冒頭がメァリ・ホプキンの「悲しき天

 使」でした。

  その中から、次はこれを聞いてもらいましょう。ジョージ・ハリスンのプロデュース

 です。

  ビリー・プレストン、「神の掟」。

M05.神の掟(5’32”)ビリー・プレストン

-B.Preston-  SPCD-1219   

N  ビートルズ下積み時代の仲間、ビリー・プレストン。再会後の「ゲット・バック・セッション」

 での好演がよく知られていますね。ジョージ・ハリスンが一番の仲良しだったよう

 で、新進気鋭のアップル・レコードから彼の企画制作でデビューしました。お聞きの

 ように荒削りですが、渦巻くような黒い魂から表出する生命力が伝わって来

 ます。この歌は後年バングラデシュのコンサートでも披露されます。そちらでも底知れ

 ないゴスペルの力を感じられます。「サムシング」的リフを繰り返すアレンヂはご愛嬌、

 ジョージ かな。

  そしてもうひとり、アップルには数年後に大スターになる唄い手がいました。先

 号の音楽雑誌エリスで、ピーター・アッシャーがアップル時代の話をしていた、ジェイムズ・テイ

 ラーです。先週の終了部分に引き続き、連続しての登場となります。後にワーナー・

 ブラザーズで吹き込み直して大ヒット曲になった、

  「思い出のキャロライナ」、アップル版でどうぞ。

M06.思い出のキャロライナ(3’37”)ジェームス・テイラー

-J.Taylor-  SPCD-1219 

M07.おぉキャロライナ!!(2’37”)フォークス・ブラザーズ

-P.Buster-  日本フォノグラム  IBXCD 1 518 399-2

N  ジェイムズ・テイラー、「思い出のキャロライナ」に続きましては「キャロライナ」関連で1960

 年の「オ、キャロライナ」、フォークス・ブラザーズでした。ジャマイカ音楽特有のウラ打ちビート

 がそれほど強くない特異なリズム、キャロライナ。一応はこのフォークス・ブラザーズの仕様

 がオリヂナルとされていますが、ラスタファリアンンたちの夜会で奏でられるナイヤビンギに旋

 律を載っけただけとも言えましょう。ジェムベのような響きの打楽器が暴走す

 るのが、非常に面白い。

  クリス・ブラックウェルが始めたアイランド・レコーズが1993年に出した『ザ・ストーリー・オヴ・

 ジャメイカン・ミュージック』というCD4枚の箱物があります。これは1960 年から1993

 年まで、スカからダンスホール物までの彼の地のヒット曲を網羅していて、充実した内

 容で迫ります。その副題が『キャロライナ・トゥ・キャロライナ』だった筈でして、今の「オ

 ウ、キャロライナ」で始まり、93年にカヴァが全英第一位となったシャギーの「おぉキャロラ

 イナ!!」で全75曲が終わるという洒落た構成になっていました。

  聞き始めた頃は録音の違い、つまり作られ方にずいぶん時代の差を感じて

 いましたが、今回聞き直してみたらそれ程は気にならず、逆にビートの共通性

 を強く感じました。感性の変化でしょうか。進化かな、退化かな。

  では32年という長い時を隔ててヒットした「おぉキャロライナ!!」、シャギーです。

M08.おぉキャロライナ!!(3’11”)シャギー   

-P.Buster-  日本フォノグラム  IBXCD 1 518 399-2

M09.Sunday Mumma(4’45”)クッキン・オン・スリー・バーナーズ

-unknown-   BSMF 5060  

N  先々週お届けしたオーストラリアのオルガン・トリオ、クッキン・オン・スリー・バーナーズで、これ

 は完全なインストゥルメンタル曲の「サンデイ・ムムマ」、1970年代の二流ピンク映画やポルノ・

 ヴィディオのBGM的ですね。ただよく聞けば、今の音です。微妙なMixで充分

 に21世紀感は出ています。やはりわたしには、ロック世代以降の音楽という印

 象が強い。この曲など、特にそんな感じが強い。これからのオルガン・トリオはこ

 うなって行くのでしょうか。

  さてこのように時代と共に形が変わって行く音楽があれば、ずっと変わら

 ない音楽もあります。昨年登場したこの人たち、J.P.ビメニ & ザ・ブラック・ベル

 ツには少々驚きました。ヴォーカルのマナーが、完全に60年代です。宣伝文句で謳わ

 れているように「オーティス・レディングの再来」とは思えませんが、今ホーム・グラウンド

 であるロンドンでも同じ形で実演活動を続けているそうですから、「懐かしさ」

 だけに訴えている訳でもないようです。

  では新しいアルバム『フリー・ミー』から「ショージキはゼータクだ」。

M10.Honesty Is A Luxury(4’20”)J.P.ビメニ & ザ・ブラック・ベルツ

-unknown-  PCD-24798

M11.Adeline(3’33”)ザ・ディップ 

-unknown-  PCD-17792

N  J.P.ビメニ & ザ・ブラック・ベルツの「オネスティ・イズ・ア・ラグジュアリー」に続けては、

 これまた最新型ではない音楽に、敢えて取り組んでいるようなザ・ディップの、

 新しいアルバム『ザ・ディップ・デリヴァーズ』から「アディライン」でした。冒頭のギター

 のリフでボビー・ヲマックが作ったウイルスン・ピケットの「アイム・イン・ラーヴ」を連想しまし

 た。このシアトルの白人6人組は、わたしには割と新しい音に聞こえます。若い

 世代間で持て囃されている20世紀の音楽、といった処でしょうか。

  だいぶ前の「幻」でお届けしたストーン・ファンデーション、こちらはロンドンを地元と

 する、やはり白人だけの5人組ですが、やはりもう北米大陸ではあまり聞か

 れなくなったR&B、ソウル・ミュージックを地道に続けています。本場の黒人たち

 の興味の対象はヒップホップ、とは認めたくないのですが、こういう音楽をいま

 真面目に聞いているのは、白人たち。主に欧州に市場があるようです。 

  ポール・ウェラーが手掛けた2017年のアルバム『ストリート・リチュアルズ』から、ベティ・ラヴ

 ェレットがリード・ヴォーカルを取った「シーズン・オヴ・チェインヂ」を聞いて下さい。

M12.Season Of Change(4’10”)ストーン・ファンデーション 

-Jones, Sheasby-  PCD-24602

M13.Bold Soul Brother(3’49”)シャーウッド・フレミング

-I.Turner-  KTI  KTIC-1016   B.S.B.

N  スライ・ストーンの「サンキュー」のリフに乗せて「俺は誇り高き魂野郎だ」と叫んでいた

 のはシャーウッド・フレミングです。2015年の録音で、この時78歳。場所はオースティン、

 テキサス。この町ではこういった昔ながらのスタイルが当たり前に続いていますから、

 セッション自体は問題なく行われたと聞きました。ただ流石に1曲毎にまとめ上げ

 るのは大変だったようです。それにしても2015年の録音とは俄かに信じ難い

 ですね。

  このようなオーソドックスな演奏形態がどこまで続いて行くか、これがわたしの

 最近の興味でもあります。音楽と自分、どっちが長生きするかという事です

 ね。その強い味方がまだ北欧の少女、イナ・フォルスマン。今週も新しいアルバムからお

 聞きください。わたしの周りではそんな反応は皆無でしたけれども、前作は

 商業的にも成功したのでしょうか。今度のは録音も優れています。適度に響

 く良いステューディオを使えたみたい。イナ嬢の歌声はますます冴え渡ります。

  「ビ・マイ・ホーム〜家に居てね」。

M14.Be My Home(2’57”)イナ・フォルスマン  

-unknown-  BSMF 2644

M15.That Raggedy Shack(2’35”)ケニー・ブルース・ボス・ウェイン

-unknown-  BSMF 2643  

N 洒脱なハーモニー・ヴォーカルのブルーズは「ザーット・ラガディ・シャック〜あのボロ家」、カナダ

 で活躍するケニー・ブルーズ・ボス・ウェインです。この「ブルーズ・ボス」というのはも

 ちろん愛称で、その名の通り、変わる事のないセイム・オールド・ブルーズを聞かせ

 てくれます。次の1曲では、彼が誰を尊敬しているかお分かりになると思い

 ます。あ、タイトルがもう答えになっていますね。

  「ミスタ・ブルーベリー・ヒル」。

M16.Mr.Blueberry Hill(3’24”)ケニー・ブルース・ボス・ウェイン

-unknown-  BSMF 2643  

N  今朝は恒例となっている棚卸しで、意外な場所から出てきたCDを聞くこと

 から始りました。次もその1枚です。昨年の12月、表立ったクリスマス音楽集を

 しなかった「幻」ですが、欲しい1曲がありました。

  それはレナード・コーエンの「ハレルヤ」で、「現」時代に新しいアレンジで若い世代の仕

 様をここの大家の修さんに聞かせてもらった時、「確か持ってたなあ」という

 記憶があったのです。でもすぐに探し出せず、昨年末も行方不明のままでし

 た。それが今回発見されました。

  コーエンの曲を第三者が自由に唄い演奏、しかも本人がそれを聞いて感想を寄

 せている企画のアルバム『タワー・オヴ・ソング〜ザ・ソングズ・オヴ・レナード・コーエン』

 です。スティング、ピーター・ゲイブリエル、エルトン・ジョン、ビリー・ジョエル、ドン・ヘンリーとい

 った錚々たる顔ぶれの中で、「ハレルヤ」はU2のボノがカヴァしていました。

M17.Hallelujah(4’57”)Bono

-L.Cohen-  ポニー ・キャニオン POCM-1092   

M18.ティタ(6’51”)トリオ・ダ・カリ & クロノス・カルテット  

-trd.-  ライス  WCR-5459

N  西アフリカのグリオー音楽とクラシック音楽の美しい共住、トリオ・ダ・カリ & クロノス・カルテット

 で「ティタ」でした。異種音楽の顔合わせもこの位までやってくれると満足です。

 そこには両者の高い技量と深い理解が必要です。そして5年という長い時間

 をかけて充分に練られた企画だったことも成功の要因でしょう。昨年末の生

 放送時に思い出したのですが、2017年の作品だったので、2018年を少しだ

 け振り返ったその日には使われず、机の上にしばらく置いたままになってい

 ました。ボノの「ハレルヤ」を聞いていたら、この「ティタ」が浮かんできたので、

 さっそく繋げてお送りしました。バセク・クヤテの息子ママドゥが弾くバス・ンゴーニの

 音色が素晴らしいですね。高度に調整されたエレキ・ベイスのようにも聞こえます。

 音楽の流れに合わせて自由に弾いている感じが、とても気持ちよく響きます。

  さて、冒頭でもお伝えしたように今日は三鷹のバイユー・ゲイトで「生語り皿回

 し」です。景気付けにザーップで締めましょう。最新アルバムの「VII」から、「フィ

 ーチュアリング・ロジャー・トラウトマン」と記されている、甘く可愛いこの曲、

  「エインジェル」。

M19.Angel(3’07”)Zapp feat. Roger Troutman

-R.Troutman,L.Troutman Sr, L.Troutoman jr, T.Troutman, B.Beck- 

Leopard Delta Music Media Label N 77054 LC08697  

M20.Zapp & Roger(3’00”)Zapp

-L.Troutoman jr, J.Ward- 

Leopard Delta Music Media Label N 77054 LC08697  

後TM Born In Chicago 「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-N.Gravenites-  Rhino 8122 798434 0

N  最後はそのものズバリの「ロジャー・アンド・ザップ」でした。冒頭のMCは、ライ

 ヴ・ショウでも登場時に使われていました。「グーッド・イーヴニング」、これがとに

 かくカッコよく響いてね、興奮を掻き立てられました。「さてこの後、続きは梅

 勇で」、お待ちしております。ぜひお越し下さい。

  今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/0423c98a7a484733af35d940c148b9590f308e07

  ダウンロード・パスワードは、eyfv6km1です。

  今朝もちょうど時間となりました。

 こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

 「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

   そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。

♪♪ Twitter “#blues761″の閲覧はコチラ♪♪

Awesome Rock【2019/1/25 O.A.】Playlist

今夜は1月22日に代官山UNITで行われたWHILE SHE SLEEPSのサポートアクトを務めたタイ王国のメタルコアバンド、ANNALYNN(アナリン)のサウンドを紹介!

M01: The Reckoning (feat. Jacoby Shaddix)  /  WITHIN TEMPTATION

M02: Safari Song  /  Greta Van Fleet

<コーナー: AwesomeRecommendation>

M03: Empire of Silence  /  While She Sleeps

M04: 10 Dimes  /  ANNALYNN

M05: Deceiver Believer  /  ANNALYNN

<コーナー: AwesomeRecommendation>終わり

M06: Bleed The Fifth  /  Divine Heresy

ズガガガガガガガガガガガガ!!
工事現場メタル!!!!!!!!!

RADIO NEXUS【2019/01/21 O.A.】Playlist



PLAYLISTはこちら→
https://au.utapass.jp/channel/campaign/4twXmmORw9MjTHpOhO

毎週月曜21時~22時までRADIO NEXUS(レディオ・ネクサス)という音楽番組で“ロックとメタル”をテーマに爆音とトークをお届けします。


「アーティストやパーソナリティが自由に発信できる場」をコンセプトに無料で楽しめる音楽ラジオステーション「Backstage Café」が、2018年11月1日(木)に開局!
観覧可能な公開収録スタジオも東京・原宿にOPENしました。

「Backstage Café」は30組以上のアーティストやパーソナリティ、また株式会社ナターシャを始めとするパートナーメディアが、メジャー、インディーズそして音楽ジャンルや時代に関係なく、今本当に聴きたい曲、聴かせたい曲を自らセレクトしてお届けします。

毎週月曜21時~22時までRADIO NEXUS(レディオ・ネクサス)という音楽番組で“ロックとメタル”をテーマに爆音とトークをお届けします。

◆インターネット音楽ラジオステーション「Backstage Café」◆
https://backstagecafe.jp/  ※聴取方法などはウェブサイトをご確認ください(アプリ、またはウェブサイトから聴けます)。
澤田修の完全監修番組”RADIO NEXUS”。
選曲、編集、トーク、全て担当!
毎週月曜日21時~22時。番組再配信 毎翌週土曜 18:00〜19:00。
※同時間帯に特番などが入れば再配信は中止します。



Real Rocks 【2019/01/19 O.A.】Playlist

1月19日のREAL ROCKSは、BORN OF OSIRISの最新作

『The Simulation』

を紹介!激音轟音の中にエレクトロの美麗なメロディが融合!クセになります。

M01: Mind Your Manners / SLASH

M02: Take Me Back / Story Of The Year

M03: My Whole World Stopped Without You / Vintage Trouble

M04: 20th Century Fox Fanfare / Queen

M05: Bohemian Rhapsody / Queen

<コーナー: RockAroundTheWorld>

M06: Give Yourself A Try / The 1975

M07: By The Way / Red Hot Chili Peppers

M08: party favor / Billie Eilish

<コーナー: RockAroundTheWorld >終わり

M09: What Choice Did You Give Us?  / Stick To Your Guns

M10: Under Grass And Clover / Children of Bodom

M11: Kissing The Shadows / Children of Bodom

M12: Mantra / Bring Me The Horizon

M13: Liar (It Takes One To Know One)  / Taking Back Sunday

M14: Last Night / The Strokes

<コーナー: RockSteadyGo >

M15: Follow the Signs / Born of Osiris

M16: Singularity / Born of Osiris

M17: Free Fall / Born of Osiris

M18: Cycles of Tragedy / Born of Osiris

M19: Recursion / Born of Osiris

M20: Analog In A Cell / Born of Osiris

M21: Silence The Echo / Born of Osiris

<コーナー: RockSteadyGo >終わり            

M22: Do Me Right / Vintage Trouble

M23: Nightrain / Guns N’ Roses

<Ending>

<コーナー:メタルの光> 

M24: Cross Off Feat. Chester Bennington / Mark Morton

M25: The Truth Is Dead Feat.Randy Blythe, Alissa White-Gluz / Mark Morton

超テクニカル、超メロディック、相変わらずの世界観。 プログレメタル界の中堅の安定の作品です。

今月2019年1月のREAL ROCKS SELECTIONは、
VINTAGE TROUBLEの『CHAPTER II』です!