【幻】モーニン・ブルーズ 2016/03/19

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TM : ヲーキン・ブルーズ(夜に近いアサー仕様)P.B.B.B.

 

おはようございます。モーニング小僧。ワトゥーシ・アイザヲです。輪投師藍蔵王です。

  昨日は寒かったね。わたしの家、特に仕事をする部屋は、絶対に23区内で

 の最低気温記録場所と信じて疑わない程の寒冷地です。正に「中も寒いよ」

 です・・・、あ、今週はこれではありませんね。多分ハズしてるでしょう。

  改めて、おはようございます。モーニング小僧。ワトゥーシ・アイザヲです。先週は大

 変失礼いたしました。家主にわたしから送ったファイルが前の週の内容でした。

 失礼。使用素材の写真が新しくなっていたから、何かの間違いだとお気づき

 の方が殆どだったとは思いますが、いろいろとご心配も頂き、ショージキ嬉しか

 ったですよ。その写真からの曲目予想には、脱帽です。

  さて、まだ開けやらぬ早春の朝、小鳥たちを起こさぬように静かに参りま

 しょう。

 

M01.Wild Horses(6’20”)Buddy Miller with Shawn Colbin

-M.Jagar, K.Richards-  New West NW6316

 

先々週、先週に引き続き、バディ・ミラ—と彼の友だち、今朝はショウン・コルビンと

 一緒に、ローリング・ストーンズの「ワイルド・ホーシーズ」のカヴァでした。これは69年のアメ

 リカン・トゥアの時にマスルショールズで録音されたのが原曲ですね。調整卓に足を上げて

 気持ち良さそうにプレイバックを聴くキースの蛇皮ブーツが印象に残ります。アラン・パー

 スンズがかなり加担して作られた事が知れ渡っていて、物によっては彼が作者

 に名を連ねた記載もありますが、このアルバムでは「ジャガ−・リチャード」のままで

 した。

  先般話題の船舶録音、これはごく短期間の、お客さん達も一緒に乗った航

 海だったようで、たぶん船内で特別ライヴを行ってそれを録音したんでしょう。

 拍手歓声こそありませんが、こうなるとだいぶ現実的に思えて来ます。

  次も実況録音。こちらは陸の上ですからご安心下さい、揺れません。でも

 音楽で揺らしてくれます。

  ダストボウル・リヴァイヴァルで「チェロキー・シャッフル」。

 

M02.Cherokee Shuffle(4’09”)ダストボウル・リヴァイヴァル

-unknown-  BSMF 6080

 

ダストボウル・リヴァイヴァルで「チェロキー・シャッフル」でした。「チェロキー」というのはアメリカ

 先住民族の名前のひとつですね。チャーリー・パーカーも同名の楽曲をサヴォイ時代に吹

 いてました。アメリカン・モーターズのジープの「チェロキー」というモデルを覚えています。

 日本でも「イゴッソウ」や「モッコス」なんて命名された車があってもいいですね。

 共に高速直進性には優れていても、小回りが効かなかったりして・・・燃費

 も悪そう。

  さて、日本初登場というダストボウル・リヴァイヴァルはロス・エインジェルズの8人編成

 楽団。ギター、ウクレレ、マンドリン、フィドルのストリング・バンドに、トロンボーンとトラムペット、

 そしてベイスとドラムスという大所帯で、ディキシー、ブル—ズ、ジャズ、ブルー・グラスな

 ど北米大陸のルーツ音楽を奏でます。もちろん現代の現役グル—プです。全てのリパ

 トゥワに太いスイング感が渦巻いていて、底抜けの楽しさが最大の個性かな。今回

 は実況録音盤なので、どんな場所でどんな風に演奏しているのか、実態がよ

 く分ります。ちょっと大きめのパ—ティなどでは、きっと大ウケでしょう。2010

 年のデビュ−ですから、ちょうどアブラが乗り始めた頃。それぞれのメムバ—につい

 て詳しくは知りませんが、みんな上手いですね。アクースティク楽器を演奏するだけ

 あって、抜群のアンサムブルを誇ります。ここまで大人数でなくとも、同傾向のグ

 ループは東京の路上でも目にする事がありますが、わたしの印象としてはまだ

 まだ線が細すぎる。もっと力強くなってくれなきゃ、という思いがいつもし

 ます。その点、このダストボウル・リヴァイヴァルは底力が違いますね。ボントロとパツラ

 という2管も実に効果的。生でその音を浴びたくなりました。

  基本的にはオリヂナル楽曲ですが、構成要素は北米に古くから根づき継承され

 て来た音楽の数々。こういった彼の地の豊かさは、「憧れ」などという言葉が

 追いつかない圧倒的な事実です。ため息しばし。

  さて、先週のコメント欄への投稿から。ロンゲさんです。

   ここ数週間の前半はカントリーですね。

   鷲巣さんの選曲のせいでしょうか? ロンゲ

  そうです、カントリーです。もう長い事、レコード店へ行って真っ先に覗くのはカント

 リーの新譜棚なんです。過去を振り返るとこんな自分が信じられません。まさ

 かワツシがカントリーとはねえ。

  次も同列に並べられなくもない1曲を聞いて下さい。

 

M03.ひとり旅(3’12”)相良直美   チョイ風邪

-O.Yosida, M.Hagita-    ビクター SV-2526

 

相良直美「ひとり旅」でした。この歌はこれがオリヂナルとはこれまで知りませ

 んでした。

 

  親友、あるいは恋人の死を抱いて旅に出て、場末の酒場で呑んでいる

  こみ上げて来るさまざまな想い、蘇る出来事

  つい涙ぐんでしまう虚しく寂しい夜更け

  時おり店主の掛ける短いありきたりな言葉が、唯一の会話をつなぐ・・・

 

  「現」時代に何回か挑戦した歌謡曲の前説、この「ひとり旅」でもやって

 みたかったですね。おそらくこの声では上手くはいかなかったでしょうが。

  この原曲が、今の通り画に描いたようなカントリー調だったのも、全く知りませ

 んでした。ややスティ—ル・ギターへの依存度が高かったかな。余り感情移入をしな

 い傾向にある相良直美も良かったな。ちゃんとした理解の下に唄われていた。

 少しはヒットしたらしいですよ。

  わたしはとても充実した2枚組コムピ『新宿・盛り場これくしょん』に美空

 ひばりのカヴァが入っているので知って、それがミョーに気に入ってました。

  この大物女性歌手、わたしはずっと苦手でね。今も自分から遠ざけている

 存在です。でも何かの機会に唄を聞いてしまうと、いつも卓越した表現力に

 組み伏せられてしまうのです。「彼女の好きな歌を揚げろ」と言われたら、敢

 えて後期の某シングルのB面を答える事にしていますが、その他にもやられてし

 まう楽曲はたくさんあります。いや、これまでに聞いたもの全てかも知れな

 い。何故でしょうね。

  この「ひとり旅」も、全く同じ経緯でした。ひばり版では中間部に「りん

 ご追分」が挿入されていて、わたしは「それが余計だ」とケチをつける根拠に

 しているのですが、それでも素晴らしい仕上がりです。

  扉が開く度に冷たい風が擦り切れた暖簾を捲り上げる・・・、この国でし

 か味わえない風情、それを偲ばせる歌も他の国にはないでしょう。こういう

 のを聞くのは、特に寒い時期が似合いますが、そんな季節も通り過ぎて、す

 ぐに暑い季節がやって来ます。

 

M04.Reggae Got Soul(3’03”)トゥーツとメイタルズ

-F.Hibbert-  ホステス  VAROLR 019CDJ

 

トゥーツとメイタルズで「レゲ・ガット・ソウル」、先週お届け出来なかった、再発アルバム

 の表題曲です。ホント、カッコいいですね。わたしが彼を知ったのは、映画「ザ・

 ハーダー・ゼイ・カム」の中でした。主人公である使い走りジミー・クリフが届け物をし

 た先の録音ステューディオで吹き込み中だったのが、このトゥーツとメイタルズ。3人揃って

 軽く踊りながら唄う姿にジミーの目は釘付けとなります。そして銀幕前のわた

 しも同じ。とにかく唄っていて楽しそうでね。抱きつきたくなりました。

  ジャマイカには沢山のヴォ—カル・グループありましたが、その中でもメイタルズは抜き

 ん出て魅力的でした。この国ではドーゥ・ワップ以降のスタイルが流行ったようで、

 大抵はバス、バリトン抜きの3人編成です。後期イムプレッションズの影響でしょうか。

 リ—ドはもちろん、その他も高い声域でのハーモニー主体です。ファルセトーも多いですね。

  メイタルズもその規格に合致していますが、最大の魅力はやはりトゥーツ・ヒバ—トの

 唄です。活動開始時期も近いので、それほど直接的な影響を被ったとは思え

 ないのですが、その声、節回しからはどうしてもオーティス・レディングが浮かんで

 来ます。一時代を築き自立していた歌い手に申し訳ないのですが、致し方な

 いところです。

  しかし、今回この再発アルバムのボーナス・トラックを聞いていたら、もうひとりの

 北米ソウル・シンガーが見えて来ました。それは誰でしょう。

 

M05.So You Say(4’56”)トゥーツとメイタルズ

-F.Hibbert-  ホステス  VAROLR 019CDJ

 

ハイ、お分かりですね、アル・グリーンです。今の「ソウ・ユー・セイ」は、アレンジ、演奏

 もハイ・サウンドでしたから、余計にアル・グリーン調でした。これにはちょっと驚い

 たな。当たり前だけど、トウーツは唄が限りなく上手いんですね。だから自分で

 ちょっと「いいな」って思うとすぐその通りに仕上げられちゃう。まあ羨ま

 しい才能です。

  誰にもトゥーツの「オーティス愛」は、強く感じられる筈です。聞いてると「ああ、

 本当に好きなんだな」と思えて来ます。聖地に乗り込んで『トゥーツ・イン・メムフィス』

 なんてアルバムを作った位ですから。アル・グリーンもメムフィスが活動拠点でした。

  さて、トゥーツとメイタルズの再発アルバム『レゲ・ガット・ソウル』から最後は

  「ネヴァ・ユー・チェインヂ」。オ—ティス流儀の優しさが零れ落ちます。

 

M06.Never You Change (2’57”)トゥーツとメイタルズ

-F.Hibbert-  ホステス  VAROLR 019CDJ

 

M07.Tweedlee Dee(3’06”)LaVern Baker

-W.Scott-   ACE  CDCHD 810 

 

トゥーツとメイタルズの「ネヴァ・ユー・チェインヂ」に続いては、ラヴァーン・ベイカーの「トゥイー

 ドゥル・ディー」、1954年のR&Bチャ—トで第一位を獲得した大ヒット曲です。4連作 

 アルバム『レイディオ・ゴールド』から、今朝は女性歌手を抜き出しました。

  続けて行きましょう。ベティ・エヴェレットで「イッツ・イン・ヒズ・キッス」、ジェイムズ・

 テイラーの妹のケイトがカヴァしてましたね。そのセッションには、ほぼ同じ顔をしたジェイム

 ズもバック・グラウンド・ヴォーカルで参加していて、誰のヴァ—ジョンでもこの歌を耳に

 すると、あの声が聞こえるという連鎖がわたしの脳内で勃発します。

  続いてはマキシン・ブラウンの「ノット・マイ・ベイビー」、キャロル・キング作の名曲です。こ

 の『レイディオ・ゴールド』を組んだイギリスでは、この歌が早くから人気だったよう

 で、マンフレッド・マンがカヴァしてたそうです。聞いてみたいな。そして、73年には

 ロッド・ステュワートが唄いました。

 

M08.It’s In His Kiss(2’19”)Betty Everett

-R.Clark-   ACE CDCHD 557

 

M09.Oh! No, Not My Baby(2’34”)Maxine Brown

-G.Geffin C.King-  ACE  CDCHD  810 

 

ベティ・エヴェレットで「イッツ・イン・ヒズ・キッス」、マキシン・ブラウンの「ノット・マイ・ベイビー」、

 4連作アルバム『レイディオ・ゴールド』から、今朝は女性歌手をお届けしています。

  この素晴らしいコムピ盤、意外な事にこういったピンの女性が少ないんです。

 当時のヒット状況もそうだったのでしょうか。それとも『レイディオ・ゴールド』の選

 曲方針が男性偏重なのかな。自国の歌い手は女性も多かったけど、アメリカから

 の進出組はそれほど居なかった、という事かも知れません。

  次はちょっと珍しいもので、ベティ・ハリスの「クライ・トゥ・ミー」です。この歌は

 ソロモン・バークの決定的なヴァ—ジョンで知られています。彼のヒット後に当時彼のマネイジ

 ャだったバ—ト・バーンズが、ゴスペル歌手ビッグ・メイベルに仕えていたベティに出会い、

 与えた1曲だったそうです。バートはDJ達に焦点を絞り込んで仕上げ直したと

 言いますがアレンヂがだいぶ違いますし、醸し出される雰囲気も別物。ほぼ別の

 曲のような出来映えです。わたしの推測では、ローリング・ストーンズはこちらをお

 手本にしたのではないか、と思われます。というか絶対そうだな。スト—ンズの

 同曲は「ザッツ・ハウ・ストロング・マイ・ラヴ・イズ」と並んでオリヂナルに張り合える数

 少ない例とわたしは評価していました。その理由のひとつは「独自の」料理

 法にあったのですが、こういう参考資料があったんですね。ハラホロヒレハレ。

  そして次は白人女性として孤軍奮闘のミス・ダイナマイト、ブレンダ・リーで、

  「スウィート・ナシン」。

 

M10.Cry To Me(3’12”)Betty Harris

-B.Russell-   ACE  CDCHD  810 

 

M11.Sweet Mothin’(2’26”)Brenda Lee 3-3

-R.Self-  ACE  CDCHD  810 

 

M12.Baby I’m Yours(2’33”)Barbra Lewis 4-19

-V.McCoy-  ACE  CDCHD  810 

 

ベティ・ハリスの「クライ・トゥ・ミー」、ブレンダ・リー「スウィート・ナシン」、そしてバ—ブラ・ル

 イスでこれも永遠の「ベイビ−、アイム・ヨーズ」でした。意外と少なかった女性の作

 品、4連作コムピ・アルバム『レイディオ・ゴールド』からでした。

 

M13.Straight No Chaser(6’43”)Dr. Lonnie Smith

-T.Monk- Blue Note 06025476

 

突然のオーガン・ジャズ、なんとダクタ・ロニー・スミスの新譜からです。曲は皆さんご

 存知のテロニアス・マンク作「ストレイト、ノー・チェイサー」。いかにもロニーらしい演奏でした。

 特に後半のエムヴィロップ・フィルターを掛けたようなギターが絡んで来る辺りに、ロニー・

 スミスの骨頂を感じますね。抽象ギリギリまで行った具象表現、特にこの種のモード

 形式となると、ダクタ・ロニー・スミス、冴え渡ります。

  今回は名門ブル—・ノートからの発売。ジャケット写真だけでも「あー、歳とったな」

 と分ります。でも音楽は全盛期と変わりない活力、同時代性を備えていて、

 「まだやるなあ」と思いも新たです。編成はオーガン・トリオに追加楽器。ロニ—は詳

 細不明ながら「キーボード」も加えています。

  では最新アルバム『エヴォルーション』から、ここのところ付き合いのあるサキソフォン奏

 者、ジョ−・ローヴァノをフィーチュアして「フォー・ヘヴンズ・セイク」。

 

M14.For Heaven’s Sake(5’51”)Dr. Lonnie Smith feat. Joe Lovano

-Dr. L. Smith –  Blue Note 06025476

 

「フォー・ヘヴンズ・セイク」、ダクタ・ロニー・スミスの新作からお聞き頂きました。

  この『エヴォルーション』をきっかけに最近の作品を調べましたら、割とコンスタントに

 発表していましたね。2010年の『スパイラル』は全編オーガン・トリオだけの録音で、

 珍しくこんな曲を採り上げていました。但し、作者クレジットが違っていました

 ね。「H.N.Rokusuke」ではなく、「Rokusuke Ei, Hachidai Nakamura」です。

 

M15.Sukiyaki(3’40”)Dr. Lonnie Smith feat. Joe Lovano

-R.Ei, H.Nakamura-  Pal Metro  PM 2142

 

M16.トーキョー・メロディ(4’20”)シューディ

-G.Start, T.Hayashi-  ビクター VIHX-1536

 

「スキヤキ」、ダクタ・ロニー・スミス、そしてシューディの「トウキョウ・メロディ」でした。この

 作品は1981年にビクターから発売された和製洋楽。シューディというのはアフリカ系の

 黒人女性歌手で、日本で2枚のアルバムを出した他のキャリアは不明です。東京音楽

 祭に出ていたかなあ。日本での活動開始には加藤タキが絡んでいた、という話

 も聞いた事があります。

  レコード店にこのシングル盤が新品でありました。DJの間で密かに好まれて盛り

 上がり、このような形での再発となったそうです。「へえー」という思いです。

 日本に登場当時わたしは大いに興味をそそられて、企画制作者のハッスル本多プロ

 デューサーに話を聞きに行ったことがあります。ソウル・ミュージックに夢中だったわた

 しの心のどこかに、引っ掛かるものがあったのでしょう。作編曲が林哲司、

 演奏も当時の東京の一流どころでしょう。コーダ部分のシンセサイザーなどは手弾き

 感満点でした。コムプレックスの裏返し的海外作品模倣感がなく、とても自然な東

 京同時代音楽に聞こえたのが良かったのだと思います。

  大掛かりな宣伝がされた訳でもなく、知る人ぞ知る作品となっていました

 が、こんな形で陽の目を見るとは想像もしませんでした。何はともあれ、お

 めでとう、シューディ。

  彼女はもう一枚フル・アルバムを出していました。確かそちらにマーサとヴァンデラズ

 のこのカヴァが入っていた筈です。

  「ア・ラヴ・ライク・ヨーズ」。

 

M17.A Love Like Yours(2’30”)Marth & Vandellas

-Holland, Dozier, Holland-  Motown 530 2430-2

 

M18.It’s All In The Game(3’00”)Four Tops

-C.Dawes, C.Sigman-  Motown B0000486-0

 

マーサとヴァンデラズの「ア・ラヴ・ライク・ヨーズ」、続いて同じくモータウン・ヒッツから

 フォー・トップス「恋のゲイム」でした。久し振りだなあ、これも。悩める青年期に、

 毎晩この歌を聞いていた事があります。リーヴァイ・スタッブスの泣き節は、いつに

 なっても絶品ですね。

  突然この歌が出て来たのには訳がありまして、先週ある処で聞いたエルトン・

 ジョンの昔の作品が、たいそう面白かったからなのです。詳しくは来週にご紹

 介しますが、「ヨー・ソング」直前の、アーティスト・デモに近いヒット曲カヴァ集でして、そ

 れがアツと驚くリパトゥワなんですよ、これが。その中で今の「恋のゲイム」を、ほ

 ぼコピーのような仕様で仕上げていました。しかもリ—ヴァイの真似をしてエルトンが

 唄っているんです。これは聞き物です。今のフォー・トップスの印象が消えないう

 ちにお聞き下さい。

 

M19.It’s All In The Game(2’20”)Elton John

-C.Dawes, C.Sigman-  Pヴァイン PCD-2651

 

どうですか、先ほどのトゥーツほどの心情的寄り添いは感じられませんが、明ら

 かにリーヴァイの泣き節を意識していますね。面白い。来週はもっと凄いのが出

 て来ますよ。お楽しみに。

  さて、「俺の涙のその訳は」、美樹克彦風の邦題を勝手に付けてましたが、

 ヴィンス・ギルの「リーズン・フォー・ザ・ティアーズ・アイ・クライ」を冒頭に配したアルバム『ダ

 ウン・トゥ・マイ・ラスト・バーッド・ハビット』、さすがの出来です。今回は収録曲のツブ

 が揃っている感じですね。また、初めて感じたのですが、彼の歌は全盛期の

 西海岸カントリー系ロックと共通するものがあります。わたし自身、その種のものに

 あまり詳しくないのですが、イーグルズを頂点とするあの辺りの歌です。

  今朝は亡くなったカントリ—音楽界の変わり者、ジョージ・ジョーンズに捧げた

  「サーッド・ワン・カミン・オン」です。

  ヴィンスの心がこもった唄声、じっくり聴いて下さい。

 

M20.Sad One Commin’ On(A Song Of George Jones)(3’53”)Vince Gill

-V.Gill-  MCA Nashville  0602547684736

 

M21.You’re Only Lonely(3’41”) J.D,Souther    ‘79

-J.D.Souther-  CBSソニー 25DP 5548

 

TM:ボーン・イン・シカゴ(アサー仕様)P.B.B.B.

 

ほんの少しだけ「テイキット・トゥ・ザ・リミット」を思い浮ばせるヴィンス・ギルの西海

 岸的ヴォーカルの後は、米国風総本家のJ.D.サウザ—で「ヨー・オンリー・ロンリー」、1979

 年のヒット曲でした。まだ冷たい春風の感じですね。ボレーロ調のドラムスとピアノが秀

 逸。流行ったのは夏以降だったかなあ。今の時期がピッタリ来るような気がして

 おります。

  今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/d7749f27463f056bfc054059a58d5b0985647ed1

ダウンロードパスワード i5vygnjq

  音楽誌「エリス」の最新号が公開されています。 http://erismedia.jp/  ここか

 ら入れば読めます。どうぞお楽しみ下さい。

  先週もお知らせしたワトゥーシ・イン・パースン。ここの家主の澤田修とのDJ合戦で

 す。初顔合わせですし、共有領域がありませんが、面白く出来そうです。

  Mornin’ Blues Reunion – 春爛漫同窓会』

 日時   423日(土)

     オープン/16:45 スタート/17:00

             DJバトル  17:00 – 18:30

     懇親会    18:30 – 19:30 (軽食1ドリンク付)

     *終了後は通常のカフェ営業となり、そのまま飲食できます。

 会場   マルメ/中目黒

     東京都目黒区青葉台1-15-2 AK-3ビル 1F

     http://tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13139643/

     椅子席30+立ち見

 参加費  ¥4,000.- (懇親会込)

申し込み先 wind_event@me.com 

 詳細は、以上の通り。表記はすべて主催者発表のものです。既に予約して下

 さった方、ありがとうございます。使用素材が揃って来ました。これは有り

 難い。当日は、1塁側、3類側と、応援席を分けましょうか。敗者は624

 日にサンタクロ—スの恰好で・・・・、

  あ、今朝もちょうど時間となりました。

 こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

 「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週もあなただけに。

s-mb160319写真図版

  1. 暗号解読…

    • ちびえ
    • 2016 3/19 1:14pm

    文字がおっきくて、こりゃ読みやすい!

    • プロフェッサー ロンゲ
    • 2016 3/21 4:39pm

    武蔵野 ))アディオス(( 3月15日

    鷲巣功様 澤田修様 こんにちは。
    DLはサクット2分、曲は今週もとても粒ぞろいですね。
    3連休のお伴にゆっくり楽しんでいます。

    先週ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ ”アディオス・ツアー”を見に
    武蔵野市民文化会館へ行ってきました。
    3月15日はキューバのそれまであまり世に知られてなかったミュージシャンを広く世界に紹介したプロデューサーのライ・クーダーの誕生日。
    運良く最前列で素晴らしいステージを見て、聞くことができました。
    その夜武蔵野市民文化会館の床は観客の熱いダンスと手拍子、足拍子で
    本当にぐらぐら揺れていました。
    ステージには今は亡き2000年の映画で夢中になったオリジナルメンバーがルーベン•ゴンザレスから順番にスライド写真でも登場。
    幻でも鷲巣さんが紹介されていたマウエル•ガルンバは後半にカラー写真満載で登場してましたよ。
    今一生懸命生きている方々と亡くなられてあの世できっとのんびり
    されている方々が一緒に目の前で素敵なショーを見せてくれました。

    感謝感激。

    そうそうウラーという弦がいっぱいある小さなギターを演奏する素敵な
    (おじさん)バルバリート•トーレスは楽器を背中の後ろにまわして弾いてました。
    これは”テキサスのハコバンのマナー”よりも前からあったキューバ音楽のステージマナーだったのですね。(笑)

    チャオ!!

    • 類似穴
    • 2016 3/21 10:12pm

    私は場外2類かもしれません。ホームランボール待ち??
    鷲の巣駅の日本放送協会のニューズは私も見ましたが、26日に廃止予定のようです。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B7%B2%E3%83%8E%E5%B7%A3%E9%A7%85

    アトイツカ

    • ヴェンテン
    • 2016 3/23 9:20pm

    今週も更新ありがとうございますm(__)m。「ひとり旅」は私もひばりちゃんバージョンしか知りませんでした。小学生のころ相良直美ちゃんファンだった私(笑)。玄人ウケするジャジーな歌声にしびれたです。引退して動物愛護のお仕事をしておられて、たまーに周りに口説かれて新曲を出しておられるようですけど、相良直美ちゃんの今の歌をもっと聴きたい。もう叶わないけどひばりちゃんのジャズももっと聴きたかった。ウツツ時代にコメントしたかもだけど、若い頃のエラ・フィッツジェラルドちゃんのお声とひばりちゃんのお声がそっくりなのですよね( ^ω^ )。

    • K (ケイ)
    • 2016 3/25 7:33am

    いつもお世話になっております♪ m(_ _)m

    文字が大きくなった ◉_◉ ありがとうございます!

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