【幻】モーニン・ブルーズ 2016/04/09

mb160409

 

TM : ヲーキン・ブルーズ(夜に近いアサー仕様)P.B.B.B.

 

おはようございます。アサー、ワツシイサヲです。今日は暖かくなるかな。長持ちし

 た今年の桜も、ようやく満開を過ぎ、そして散りゆく時が来たようです。な

 どと言ってましたが、寒かったですね、先週の土曜日は。でも今週はまずま

 ずの桜日和でした。月、火、水曜日と自転車で所用に回りまして、千鳥ヶ淵、

 目黒川、北沢川緑道、最高裁から英国大使館、そして靖国神社前、市ヶ谷か

 ら雙葉学園前、御苑、幡ヶ谷玉川上水跡と、かなりの桜の名所を走りました。

 都心は一面が桜並木なのですね。今ごろ気付きました。月曜日は風が強くて

 ね。一面どこも桜吹雪。みーんな写真を撮ってました。「桜画報」を再び連想

 いたしました。その後、木曜日の雨で今年の桜も終ったようです。

  さて今朝は新しい音楽で始めましょう。西アフリカはマリ、当地は政情不安がま

 だ普通の日常で、決して音楽を落ち着いて味わえる環境ではない、と想像し

 ていますが、新譜は続々と日本にも入って来ます。大丈夫なのかな。

  そんな1枚です。まず聞いて下さい。ガムバリ・バンドの「人の未来」。

 

M01.人の未来(4’24”)ガンバリ・バンド

-Gambari-  NWR-7095

 

ガムバリ・バンドで「人の未来」でした。楽しそうに演奏している姿が目に浮

 かびませんか。ジャケット写真の通りですね。音からも若さ、柔軟性が感じられ

 ます。「だから一人でも寂しくない、若いって素晴らしい」と歌いたくなりま

 すね。彼等はバセク・クヤーテのグル—プだったンゴーニ・バのメムバ—を中心にして2010

 年に母体が出来上がり、2012年から時間をかけて作ったアルバムが本作『コクマ』

 という事です。グループ名にもなっている「ガムバリ(Gambari)」というのは、リ

 ズム・パタンのひとつで、この地に相応しい複合リズム。今の「人の未来」よりも

 もっとはっきりと各楽器が違う刻みを繰り返して、聞く人を不思議な渦に巻

 き込んで行きます。気持ちいいですよ。彼等の特徴は明るく優しい雰囲気か

 な。女性ふたりがリード・ヴォーカルを担当しているのも、それに貢献しているの

 でしょう。

  ではそのふたりが絶妙のピッチ、リズムでユニソーンを聞かせてくれる「お話」。

 

M02.お話(4’11”)ガンバリ・バンド

-trd.-  NWR-7095

 

M03.イン・ザ・パインズ(3’27”)ヴィユ−・ファルカ・トゥーレ& ジュリア・イースターリン

-trd.-  ミュージック・キャンプ  MCS-3111

 

ガンバリ・バンドの「お話」に続いては、ヴィユ−・ファルカ・トゥーレという、やはりマ

 リ出身のシンガー/ギタリストと、ジュリア・イースターリンジョ—ジア生まれでブルックリン在住の白

 人女性歌手のコムビによる「イン・ザ・パインズ」でした。アパラチアに伝わる古い歌

 だそうです。主題は「殺人事件」、つまり「マーダー・バラッド」です。以前にも

 同系の歌をお送りした事があります。民間伝承説話にはかなり残酷非道な物

 語があります。「河内十人斬り」もそのひとつでしょう。

  この「イン・ザ・パインズ」で二人は、打楽器の刻むスロウ・テムポーの中で気紛れ

 にも聞こえるようなメロディとオブリガートのやり取りを聞かせてくれます。いいで

 すね。このようなアフリカ音楽と白人女性歌手の絡みは、うまく行く場合が多い

 のかな、などとも思いました。もちろんアフリカ音楽の身体での理解があっての

 事ではありますけれど。

  さてふたりはここでボブ・ディランの歌も採り上げています。聞いて下さい。

  「戦争の親玉」。

 

M04.戦争の親玉(4’32”)ヴィユ−・ファルカ・トゥーレ& ジュリア・イースターリン

-B.Dylan-  ミュージック・キャンプ  MCS-3111

 

実に思わせぶりな「戦争の親玉」、ヴィユ−・ファルカ・トゥーレ& ジュリア・イースターリンで

 した。この歌が作られたのは1963年前後でしょうか。そのメッセヂがまだ通用

 するこの社会というのは、50年以上経っても何にも変わっていない、という

 事ですね。昨今の情勢はあの頃より悪いかもしれないですし。

  さてそのボブ・ディラン今日から来日公演です。皆さんはお出掛けになります

 か。ここのところ、実に精力的な活動が続きますね。今回はあのシナトラの歌を 

 集めたアルバムの再現もするのでしょうか。本当に何やるか分らないですね。い

 くらでもいい歌はありますし。こういった、偉大な才能に裏付けられた自由

 さが今のボブ・ディランの魅力でもあります。これはでもそれだけじゃ、お客さ

 んが納得しないでしょう。やはり、この歌くらい披露してくれないと・・・。

 

M05.女の如く(5’51”)リッチー・ヘヴェンス

-B.Dylan-  ソニーSICP 30550/1

 

N   「女の如く」、この邦題は失格だなあ。「女の如し」ではないかなあ。「ジャ

 スト・ライク・ア・ウイマン」、リチー・ヘヴェンスでした。ヘヴンスは1969年のウドゥストーク・フェステ

 ィバルで披露した「フリーダム」が有名です。あの時と同じような激しいコ—ド弾き

 でした。いい音です。

  今のリチー・ヘヴェンスは、199210月にボブ・ディランのデビュ−30周年を祝って

 行われた記念公演からお届けしました。素晴らしいゲストがズラリと勢揃い、影

 響力の大きさを物語ります。

  次はちょっと珍しいグループによるカヴァ−でお聞き下さい。

  「エモーショナリー・ヨーズ」、オ—ジェイズです。

 

M06.エモ—ショナリィ・ユアーズ(5’59”)オージェイズ

-B.Dylan-  ソニーSICP 30550/1

 

N   希代のヴォーカル・グループ、オ—ジェイズで「エモ—ショナリィ・ユアーズ」でした。黒人歌手

 によるボブ・ディランのカヴァ・ソングと言うと、スティーヴィー・ワンダーの「風に吹かれ

 て」がすぐに浮かびます。実際、この記念公演でもゲスト参加して披露してい

 ます。ただその他には、浅学非才のわたしには思い出せません。彼がユダヤ教

 からキリスト教に改宗した後は、ゴスペル系の作品を黒人ゴスペル歌手たちがカヴァし

 たアルバム『ガッタ・サーヴ・サムバディ』という強力な1枚がありますが、これは完

 全なゴスペル・アルバム。R&B的なカヴァを、どなたか他にご存知でしょうか。

  今の「エモーショナリー・ヨーズ」もゴスペルとして唄われていました。オージェイズは常

 にボブの作品を意識していたそうです。

  この2枚組には綺羅星のようなゲストが挙って参加しているのは先ほどもお

 話いたしました。その頂点に君臨するトラックをお聞き下さい。どんな人たちが

 唄っているか、聞き分けられますでしょうか。

 

M07.マイ・バック・ペイジズ(4’40”)

ボブ・ディラン、ロジャー・マッギン、トム・ペティ、

ニール・ヤング、エリック・クラプトン&ジョージ・ハリスン

-B.Dylan-  ソニーSICP 30550/1

 

199210月にボブ・ディランのデビュ−30周年を祝って行われた記念公演から 

 「マイ・バック・ペイジズ」でした。唄っていたのは、ボブ・ディラン、ロジャー・マギン、

 トム・ペティ、ニール・ヤング、エリック・クラプトンとジョージ・ハリスンだという事なんですが、

 わたしには全員は分らなかったなあ。ジョージはソロで唄っていましたか。

  とにかく豪華極まる1曲でした。よくありがちなダンゴ状態になってないと

 ころも、アンサムブル感覚に長けた名人の集まりと感じさせます、流石。また当た

 り前ですが、ボブ・ディランはいい歌を作るなあ、と再認識いたしました。

 

M08.イフ・ノット・フォー・ユー(2’35”)ボブ・ディラン

-B.Dylan-  ソニーSICP 4501/2

 

ジョージ・ハリスンのソロ第1作にも収められていた「イフ・ノット・フォー・ユー」、作者で

 あるボブ・ディラン自身のヴァ—ジョンでした。よく知られた名曲ですが、今のは「未

 発表」の仕様で、2枚組編集アルバム『ディラン、キャッシュ・アンド・ザ・ナッシュヴィル・キャ

 ッツ』からお届けしました。これはナッシュヴィルの凄腕ステューディオ・ミュージシャンの仕事

 に陽を当てた作品です。今年になってから、しきりに触れていた「ロス・エインジ

 ェルズの強者たちレッキング・クルー」のナッシュヴィル版ということですね。

  先ほどの「イフ・ノット・フォー・ユー」は、ボブ・ディランがヌー・ヨークでピアノを弾きな

 がら唄ったテ—プを彼の地に送ってオーヴァ・ダブして仕上げたそうです。それで

 も見事な一体感に満たされていました。

  次はレッキング・クルーの時もあれこれ取りざたされていた、バーズです。

  先週、ル—シンダ・ウイリアムズで聞いて頂いた「ヒッコリ—・ウインド」を聞きましょう。

 

M09.Hickory Wind(3’27”)The Byrds

-B.Buchanan, G.Persons-  Columbia 487905 2

 

「ヒッコリ—・ウインド」、ザ・バーズでした。これにはグラム・パースンズがヴォーカルで、

 さっきの「イフ・ノット・フォー・ユー」と同じくロイド・グリーンがペダル・スティールで加わっ

 ています。

  ナッシュヴィルと言えばカントリ—系音楽の聖地。機械によって音楽制作の過程が全く

 変わってしまった現在も、いやそれだからこそ、逆に貴い生の楽音を極める

 傾向に拍車が掛かり、以前よりも存在価値は上昇しているように見えます。

 そこで何気なく素晴らしい仕事をしていた職人たちの、ほんの一部を集めた

 この2枚組は、確かに充分な聴き応えがあります。

  以前にもお話ししたかも知れませんが、日本では超一流、それもカントリ—系の

 第一人者として知られる某ギタ—リスト氏が、ナッシュヴィルの楽器屋でちょっと試し弾

 きをしていたら通りかかった町の男が「なかなか上手いじゃないか」と声を

 かけて来たんだそうです。そこで某氏が「日本から来た。職業ギタ—リストだ」と

 答えたところ、「それは違うだろう。気持ちは分るが、プロのギタ—リストってのは

 そんなもんじゃ通用しない」と相手にされなかったそうです。その相手もトーシ

 ロでした。

  唸らされる話ですね。その位に高度な演奏能力を当たり前に持っている人

 間がそこらじゅうにいる訳です、ナッシュヴィルには。恐ろしい。

  そこの腕利きたちが組んでいた「市外局番615」というグル—プがあります。

 メムフィスのM.G.’s、ハイ・リズムのように、匿名ではなくなった程の上級演奏家集

 団という事なのでしょう。カントリ—の好きな人たちは、彼等の表舞台への登場を、

 本当に心の底から喜んでいました。

  この2枚組に収められている「市外局番615」の演奏を聞いてみましょう。

  「ストーン・フォックス・チェイス」。

 

M10.ストーン・フォックス・チェイス(3’27”)エリア・コード615

-K.Buttrey, P.Haley, C.McCoy-   ソニーSICP 4501/2

 

かなり捻ったアンサムブルですね、エリア・コード615の「ストーン・フォックス・チェイス」。ど

 うも期待して聴こうとする大向うを、「煙に巻いてやれ」とばかりに肩透かし

 でしょうか。もちろん絶妙の間合い、正確な演奏能力は充分に感じ取れます。

 これまた流石です。アルバム単体で聴いてみたいですね。ちなみに日本には市外

 局番0615はありません。06が大阪だからね。

  さて、ポール・マカートニもウイングス時代の1974年にこの町を訪れ、滞在し、吹き

 込みを行っています。そこでのセッションからお聞き下さい。ここにもロイド・グリー

 ンが参加しています。ポ—ルがとても嬉しそうに唄っているのが伝わって来ます

 ね。ナッシュヴィル効果でしょう。

 

M11.サリー・G(3’41”)ポール・マッカトニー&ウイングス

-P.McCartney, L.McCartney-  ソニーSICP 4501/2

 

N   ヴィユ−・ファルカ・トゥーレ& ジュリア・イースターリンボブ・ディラン作「戦争の親玉」から

 回り回って、ナッシュヴィル・キャッツのほんの一部分までやって来しました。このよ

 うに特色を持ち、しかも一流の品質を誇る音楽地方都市があちこちにあるアメリ

 カ合衆国、これだけでも偉大です。日本が絶対に敵わないのは明らかですね。

 安易な「合作」で勘違いしないようにしましょう。

  さて、先週紹介したシュレルズ、可愛かったでしょう。ご反応ありがとうござ

 います。そこで今朝もちょっとだけ、彼女たちを聞いて下さい。

  まずは出世作「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トマロウ」と同じくキャロル・キングの作品で

 「オウ、ノット・マイ・ベイビイ」。

 

M12.Oh! No, Not My Baby(2’32”)Shirelles

-J.Goffin, C.King-  ACE  CDCHD 521

 

「オウ、ノット・マイ・ベイビイ」でした。これは彼女たちの珍しい、あるいはお蔵入

 りトラックを集めた『ロスト・アンド・ファウンド』からです。1968年のLPに収録されて

 いました。

  この『遺失物届け所』は全部で29曲が集められています。はっきり言って、

 全盛期を過ぎた頃の、パッとしない作品が殆どで、先週お話ししたように、時

 の流れに乗れなかった彼女たちの末路が見えて来ます。ただ、周囲も含めて

 なんとかヒット曲を作ろうよ、という志が伝わって来ますし、唄声がみな健気で

 可愛らしいだけに、いろいろ考えてしまいますね。

  次のはマーサとヴァンデラスの「ダンシン・イン・ザ・ストリート」をモロに意識した、これも 

 1968年録音の、発表されなかった1曲。カッコイイですよ。ベイス・ラインにご注意。

 

M13.Hippie Walk(2’28”)The Shirelles

-Dixon, Walters,Cully-  ACE  CDCHD 521

 

N   「ヒピー・ヲーク」、たぶん新しい踊りでしょうね。でも歌も踊りも「流行らせ」 

 には失敗したようです。それでもシュレルズよ、永遠なれ。

 

M14.Buona Sera(3’00”)Louis Prima    ‘57

-C.Sigman, P.De Rose-  ACE  CDCHD 810

 

「ボナ・セラ」、ルイス・プリマでした。今朝もここから4枚連作のコムピ盤『レイディオ・

 ゴールド』からお楽しみ頂きましょう。今回は、異国情緒を感じさせるヒット曲を

 集めました。何処の国でも基本的に、大衆は母国語で唄われている音楽しか

 聞かない、というのが当たり前です。英語圏の人たちは特にそうじゃないか

 な。ただ「異国情緒」となると、ちょっとした惹句に異言語を持って来たて、

 はしゃいだりカッコ付けたりする、これは日本でも同じか。

 今の「ボナ・セラ」は1930年代のアメリカ産の歌だそうです。ナポリからの恋人を唄

 っているのでしょう。ルイス・プリマはヌー・オーリンズ生まれのジャズ・トラムペッター。中

 間部分からスウィングにリズムが変わるのは、そんな出自が分りますね。

  では次は、おフラーンスへどうぞ。

 

M15.Chanson D’amor(2’56”)Art & The Dotty Todd

-W.Shanklin-  ACE  CDCHD 557

 

M16.The Lion Sleeps Tonight(2’43”)The Tokens

-G.Weiss, L.Creatore, H.Peretti-  ACE  CDCHD 557

 

「シャンソーン・ダムール」のオリジナル、アートとドティ・トッドです。こちらは1958年にアメ

 リカでヒットしたものの、イギリスではチャ—トに入りませんでした。正式に発売された

 のも怪しい。マンハタン・トランファのカヴァが77年に1位になったので、ここに本来の

 形が収録されているようです。そこにはややコジツケ感がありますが、なかなか

 どうして、いい仕上がりです。マントラのカヴァは、ほぼコピーとも言えますね。

  日本でもお馴染みの「眠れる獅子」は、米英同じく1961年のヒット。人種隔

 離で知られた南アフリカは旧イギリス領ですから、そこから直接とも思われますが、

 アメリカ経由です。南アフリカの音楽は、どれも自然とこの歌につながる雰囲気を漂

 わせていて、とても不思議です。そこを上手くすくってポップ音楽に転生させ

 た、ある意味で傑作かも知れません。キングトーンズの持ち歌でしたね。

  さてワールド・ミュージックのハシリを集めた今朝の『レイディオ・ゴールド』、最後は、ご

 当地「邪買珈」のカリプソです。言うまでもなく、これ。

  「デイ・オ−」、ナインティーンフィフティシクス。

 

M17.Day-O(Banana Boat Song)(3’06”)Harry Belafonte

-I.Burgie, W.Attaway-  ACE  CDCHD 521

 

N   4枚連作『レイディオ・ゴールド』から、今朝は英語圏からみた異国情緒溢れる

 往年のヒット曲をお届けしました。1950年代というと、イギリスの植民地が次々と

 独立を始める頃です。南アフリカ、ジャマイカと奇しくも関連した国にちなんだ楽曲

 が並びました。

  『レイディオ・ゴールド』は、このように非常に幅広い領域からのヒット曲が満載。

 いや、幅広い領域からの楽曲がヒットしていたイギリスという国情が反映している、

 と言った方がいいかな。コムピ盤4枚でかなり引っ張りましたね。この後のネタ

 は・・・、まだひとつ位はあるかな。来週もお楽しみに。

  さて、あるお方からプレゼントを頂きました。早々にわたしの秘密の誕生日を

 祝って下さいました。ありがとうございます。

  送られて来たのは、これまでに見た事もないペル—のLPレコードのCD-R2枚、

 いや、おそらくはそれを一度カセット・テイプに録ってRに焼いたものでしょうか。

 ヒスノイズが非常に新鮮でした。わたしにとっては初体験の音楽。楽しく聴かせ

 て頂きました。

  その歓びを皆さまと分かち合いたく、お送りしましょう。

  まずは、正式な発音不詳ですが「エル・ピカフラー」をどうぞ

 

M18.El Picaflor(3’06”)Vicsente Bianchi

-V.Bianchi-  Music Odeon LD-1177

 

何処となくアンデス民謡とされる「花祭り」を連想させますね。「エル・ピカフラー」、

 演奏者は、ヴィセント・ビアンキ、でいいのかな、正式な発音不詳です。アルバム全体

 がこのような「花祭り」的歌曲でした。演奏はかなり大所帯の弦楽団、それ

 もクラシック系の人たちを使っているようでしたね。ゴウジャスです。

  ではもう一枚の方からもお聞きましょう。「ワスカラン山」という題名です。

  「親分」

  「なんだ」

  こんな台詞が聞こえて来そうな、映画の冒頭シ—ンみたく始まります。

  「ワスカラン山」はペルー西部にそびえる国内最高峰だそうです。標高6700m

 超えると言いますから、富士山どころではないですね。最後に繰り返される

 モチ—フが印象に残ります。

  では、バンダ・デ・ラ・フエルサ・ペルアナで「ワスカラン山」、正式な発音不詳です。

 

M19.Huascaran(5’53”)Banda De La Fuerza Aerea Peruana

-S.Shoan-  Virrey  DV 402

 

M20.Hey Senorita(2’09”)The Penguins

-C.Williams, C.Green-  Fantastic Voyage  FVTD 185

 

M21.That’s What I’ll Do(2’38”)

-L.Lee-  Fantastic Voyage  FVTD 185

 

TM:ボーン・イン・シカゴ(アサー仕様)P.B.B.B.

 

西アフリカ、」マリから始まった音楽世界の旅如何でしたでしょうか。貴重なLP

 刻CD-Rをどうもありがとうございます、ち冷えさん。

  さて南米アンデス山脈の中で迷いそうになりましたが、その後はラテン系いい女、

  ペンギンズで「ヘイ、セニョリータ」

  最後はヌー・オーリンズに帰って、シャ—リ—とリーで「ザッツ・ワット・アイル・ドゥ」でした。

 共にちょっと前に「ジャムプ・フロム・シクス・トゥ・シクス」を抜き出した『ジャムプ・ブ

 ルーズ、ジャマイカ・ウェイ』という3枚組からです。これはゴキゲンな内容。またじっ

 くりお届けしましょう。その前にじっくり通して聴かなきゃ。

  今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/f78f707866bef12a190f62b8a223587efc465406

ダウンロードパスワード jd944yye

 今回に限り、少々レヴェル設定が低くなっておりますが、不良ではございません

 ので、ご安心下さい。なお今週に限り、14日の木曜日が公開期限です。お早

 めにどうぞ。落とすのに大分時間がかかっているようですので、軽いデイタ・

 ファイル制作も考慮しています。とか言って、まだやってない宿題あるんですよ

 ねえ・・・。ようやく触ったツイターやフェイスブックでも、みなさんのお便りにお返

 事出来てないし。申し訳ございません。SNS講習合宿に行かなきゃ・・・。

 ここで告知に逃げます。

  2016年卯月の隠された大イヴェント、

   Mornin’ Blues Reunion – 春爛漫同窓会』のお知らせ

 日時   423日(土)

     オープン/16:45 スタート/17:00

             DJバトル  17:00 – 18:30

     懇親会    18:30 – 19:30 (軽食1ドリンク付)

     *終了後は通常のカフェ営業となり、そのまま飲食できます。

 会場   マルメ/中目黒

     東京都目黒区青葉台1-15-2 AK-3ビル 1F

     http://tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13139643/

     椅子席と立ち見

 参加費  ¥4,000.- (懇親会込)

申し込み先wind_event@me.com 

 詳細は、以上の通り。表記はすべて主催者発表のものです。

  当日の音響は、皆さんに少しでも気持ち良い音で「ハ—ドロック」を、という願

 いから持ち込みで増設。ただし会場がそれほど大きくはないので、ご安心下

 さい、キョーフのメタル集会のような狂って暴れた音ではありません。陽春の午後、

 爽やかで伸びのあるディストーション・ギター・ソロと高音域の絶叫を、目黒川沿いの葉

 桜に振り撒く演出を考えております。耳栓は必要ありません。今年どこでも

 耳に出来ないような必殺選曲です、少なくともわたしはね。

  ちょっとお集りがよろしくないようで、主催者からハッパ、ダイナマイトね、大麻

 じゃなくて、ハッパをかけられ、集客動員協力依頼を受けております。スマフォ片

 手のあなた、ぜひ中目黒でお会いしましょう。そうだ、来週は当日のプレゼント

 を発表しよう。その品物は・・・あ、今朝もちょうど時間となりました。

 こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

 「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週もあなただけに。

s-mb160409写真図版

    • ちびえ
    • 2016 4/9 4:03am

    いえいえ、あれらはレコードプレーヤーをデリンジャーっていうデジタル変換器につないでMacに取り込みましたんです。レコードプレーヤーをアンプにつないで聴いてる音と変わらないんです。
    まさか【幻】でかけていただけるとは!
    ペルー空軍音楽隊の面々もさぞかし誇らしく思うことでしょう(?)。ありがとうございました。
    お誕生日おめでとうございます!

    • ちびえ
    • 2016 4/9 4:06am

    …だからレヴェル設定を下げなきゃならなかったのね。
    いや面目ない。
    全国9万人のリスナーの皆さま、音質の調整ができないシロウトち冷えをお赦しください。

    • ちびえ
    • 2016 4/9 4:15am

    ちなみに…イスパニョ〜ルの発音は(も)不案内ですが
    「バンダ・デ・ラ・フエルサ・アエリア・ペルアナ」の「アエリア」が抜けております。
    ペルー生まれの従兄によると、空軍はいわばエリートらしいので「アエリア」はけっこう大事なポイントかと思われます。

  1. いつもありがとうございます。4/10誕生日おめでとうございます!

    • まゆりん
    • 2016 4/10 9:13pm

    ワッシーさん、お誕生日おめでとうございます♪♪♪

    今週も更新をありがとうございます。

    ガンバリ・バンド、日本の民謡にも似た響きを感じるのは、私ダケナノデショウカ???
    英語の曲が来ればネイティヴでもないのにホッとしたりして、不思議な感覚です(^-^)

    国も言語も時代もジャンルも超えて、お話を交えながら、洒落が効いた面白い選曲を繰り広げられるのは、ワッシーさんでなきゃできない世界で、毎回とっても愉しいです。
    音楽への好奇心が拡がるし、元気になります。

    今、まとまった旅の時間をとるのが難しい私なのですが、更新直後にDLしすぐに聴いていて、おかげでナイト・フライトのようなワクワク感があります。
    季節ごとの、日の出の刻のうつろいの中で読み聴いていると、新鮮な気持ちで土曜日を迎えられます。
    まるで新たな土地に降り立つような気分なんですよ(笑)

    いつもゴキゲンな時間にしてくださり、ありがとうございます。
    大家のオーサムさんにも感謝しかありません。
    音楽への、ワッシーさんの愛とチャーミングな世界観が、多くの人の耳から心へ届きますように!!!

    • プロフェッサー ロンゲ
    • 2016 4/11 3:20am

    桜 )) ぽかぽか (( 酒

    ちょっと遅れてしまいましたがお誕生日おめでとうございます。
    鷲津功さんと澤田修さんが紹介されるROCKやBLUESが
    これからも長くずーっと聴いていけることを願います。

    今年は二週に渡る寒さのせいで桜好きの私にとっては受難の年でしたが
    仕事帰りの四谷駅プラットホーム等何度かニッチなお花見ができました。

    乾杯。

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