【幻】モーニン・ブルーズ 2016/04/30

mb160423

 

TM : ヲーキン・ブルーズ(夜に近いアサー仕様)P.B.B.B.

 

おはようございます。ワトゥーシ・イサヲです。先週はどうもありがとうございます。

 ハ—ドロック対決、なんとか終了いたしました。後ほど、わたしの回した音楽をお

 さらいしますので、そこで詳しくお話しします。

  今週は「暑い」と感じた日もありましたね。もう5月、初夏です。今朝は

 そんな気分を煽る1曲から。マイアミのT-コネクションで

  「ファンカネクション」。

 

M01.Funkannection(5’10”)T-Connection

-M.Kemp, T.Coakley-  ワーナー WPCR-27743

 

N(エンディングの繰り返しに載った感じで)

  カリブ海に突き出したフロリダ半島の突端、マイアミは文豪ヘミングウェイが暮らしていた

 事でも知られています。老齢者が余生を過ごす避寒地。トム・ダウドもここに居

 を構えて久しいですね。ジャマイカへ入るには、ここを経由する方法もありまし

 て、わたしも一度だけ立ち寄った事があります。小さなひとつの町と言える

 位に大きな飛行場の中にはモノレールが走ってまして、それで移動。降車場を間違

 えそうになって、大変でした。乗り換えで敢えて1泊したのですが、市街は

 どことなく退廃的な雰囲気に包まれていて、あまりいい印象は持てませんで

 した。そこら中にバイニンが立っていそうで、なんとなく危険も感じました。TK

 レコ—ドの拠点、と期待したR&Bは皆無、全く触れる事が出来ませんでした。

 今、イチローはこの町の球団マーリンズに所属していますね。

  T-コネクションはハバナのナッソ—から出て来たグル—プで、今の「ファンカネクション」は78

 発表のアルバム『T-コネクション』の冒頭曲でした。ブラック・ライトかな、暗い照明を浴び

 てかがみ込んだ6人の写真のジャケットは不気味さを漂わせています。このアルバム

 全体を評するなら「Pファンク・インフルーエンスド・ディスコ」とでもなりますか。かなり

 時代を感じさせる造りになっていますが、「ファンカネクション」からは、その向こう

 に横たわるカリブのヴードゥー世界、さらにはアフリカ大陸も垣間見えるような気分に

 させてくれます・・・あ、させてくれませんでしたか。

  では更に南へ進んで、

  「ジャメイカン・ファンク」、トム・ブラウン。

 

M02.Funkin’ For Jamaica(4’41”)Tom Brown

-T.Brown-  BGM 74321 569652

 

(エンディングの繰り返しに載った感じで)

  いつ聞いてもカッコイイ、トム・ブラウンの「ジャメイカン・ファンク」でした。女声ヴォ—カルの

 熱さ、暑さがたまりません。こんな太陽がじきに照り出します。年輩者は陽

 焼けにご注意。帽子、日傘をお忘れなく。

  ハード・バップのトラムペット奏者トム・ブラウンがここで「ジャメイカ」と言ったのは、カリ

 ブの島国か、ヌ—・ヨ—ク郊外JFK空港周辺のジャメイカ地区なのかは不明ですが、

 わたしとしてはあの「愛憎相半ばする」レゲエ天国であって欲しいな。

  「ジャメイカン・ファンク」は1980年のヒット。当時ラジオで流したら、すぐにアンコ—ル・ 

 リクエストが届いたのを覚えています。ご多分に漏れず、ソ—チョ—番組でしたが「聴

 いてる人がいてくれるんだ」、と感激しました。

  さて刺激的なビートで始まった今朝の「幻」、少し落ち着きましょう。

  カ—ク・ウェイラムのサクソフォーンで「リヴィン・フォー・ザ・シティ」。

 

M03.Living For The City(4’33”)Kirk Whalim

-S.Wonder-  64364

 

「リヴィン・フォー・ザ・シティ」、カ—ク・ウェイラムでした。「シティ」ですが、楽器編成はカ

 ントリ—でしたね。これは大阪の大きなレコ—ド店で流れていたのを耳にして、瞬間

 的に気に入って買い求めた物です。ただその時と同じ感動は二度と味わえな

 かったな。決して嫌いではありません。非常に気に入っている一枚です。今

 もあの興奮はなんだったのか、などと考えながら聞いていました。

  「リヴィン・フォー・ザ・シティ」のオリジナルはスティーヴィー・ワンダーのアルバム『イナー・ヴィジ

 ョンズ』に収録です。この歌は、わたしには照りつけられて熱く焼けたアスファルト

 道路とぽつんと建ったコンクリ—ト打ちっ放しのビルを連想させるんです。町中じゃ

 ない、郊外の「真夏画」です。カ—ク・ウェイラムのカヴァの響きは特にそうです。皆

 さんは如何でしょうか。

  さて、落ち着いたところで、昔のライヴ、おそらく身内の誰かが回していた

 テイプでしようね、かなり音質は悪いですが何故かその場を思い浮べる事が出

 来る不思議な録音で、お聞き頂きます。

  ジョン・メイオ—ル、アンド・ヒズ・ブル—ズ・バンドで「スウィート・シクスティーン」、

  ギタ—は、ピーター・グリーンです。

 

M04.Sweet Little Agel(6’09”)John Mayall’s Blues Breakers  

-B.B. King-  BSMF 2510

 

M05.Bumble Bee (4’57”)Jane Lee Hooker

-L.D.Lawers-   BSMF  2507

 

「スウィート・シクスティーン」、ピーター・グリーンのギターをフィーチュアしてお届けしました。1967

 年の録音ですから、フリートウッド・マックを組む直前ですね。

  今回のアルバム・クレジットは「ジョン・メイオ—ルズ・ブルーズ・バンド」になっています。

 わたしが長年慣れ親しんで来た呼称は「ジョン・メイオ—ル・アンド・ヒズ・ブル—ズ・

 バンド」でして、これがエラくカッコ良く見えたので、17歳の時に近隣のワルと初め

 て組んだグル—プもそれに倣って「ビッグ・チャーリー、アンド・ヒズ・ブル—ズ・バンド」

 として悦に入っておりました。ただし、この正式名称では一度も呼んでもら

 えませんでしたが。

  続いてお送りしたのは、ジェイン・リー・フッカーという女性5人のブルーズ・バンド

 の最新盤『ノー・ビ』から「バムブル・ビ−」、メムフィス・ミニーの持ち歌でした。ヌ—・ヨ

 —クの、たぶんまだ二十代の女性達でしょう。その大胆な心意気には脱帽いた

 しますが、正直に言うと、まだ物足りない。激しく煽ればブル—ズ、というほ

 ど単純ではない筈です。

  これを聞いていて、70年代初頭の、まだ誤解の産物であったこの国のブルー

 ズ、それもフラワーズの麻生レミ、オズのカルメン・マキ、更には金子マリといった女性たち

 の若い時代を連想しました。彼女達も自分なりのブルーズを唄っていましたが、

 やはりこの音楽の一部分だけしか理解していなかったと言えます。

  ただね、若い人たちには想像も出来ないでしょうが、その頃のこの島国で

 この種の音楽のあらゆる状況が絶望的でしたから、それを克服して唄ってい

 た事だけは、大いに賞賛に値するでしょう。ジェイン・リー・フッカーのお嬢さんたち

 は、それに較べて遥かに恵まれているでしょうから、もっと聞かせて欲しい。

  ブルーズは先のピーター・グリーン、そしてそのお手本にもなったB.B.キング、そし

 てマイケル・ブルームフィルドたちが追求した、例え様のない「甘さ」がキモでもあるの

 ですよ。

  では、声域をぐっと落とした唄声で聞きましょう。

  トニー・ジョー・ホワイト、72歳の新譜から、最後に収められている

  「テル・ミー・ア・スワムプ・ストーリー」。

 

M06.Tell Me A Swamp Story(6’09”)Tony Joe White

-T.J.White-  BSMF  6082

 

M07.Moovin’ n’Groovin’(2’06”)Duane Eddy

-unknown-  Real Gone maps  RGMCD016

 

トニー・ジョー・ホワイトで「泥湿地帯物語」、来月発売の新譜、『レイン・クロウ』からで

 した。全体がこんな雰囲気で覆われていまして、相変わらずです。偏見も入

 っているのを承知で表現すると、電気の供給もなく、真っ暗、本当の暗闇の

 中で、ギタ—を爪弾いて語られる歌、そんな感じです。日頃は明るい夜を過ご

 してる町の人間が、ちょっと山に出掛けて接する夜の暗さ。それは恐怖にも

 近いものです。ハンク・ウイリアムズの名曲「泣きたいほどの淋しさだ」を聞くと少

 し分るような気もします。

  それと同じような空気が、トニー・ジョーの歌には立ちこめている。今の「泥湿

 地帯物語」、これからの季節に窓を開け放って夜遅く小さめの音で流してみた

 い・・・あ、怖いですね、きっと。

  その後に続いたアカ—るいギタ—器楽曲は、「ドゥエイン」・エディの「ムーヴィン・グルーヴ

 ィン」。イントロのフレイズが、ビーチ・ボーイズの「サーフィンU.S.A」に流用されたのではな

 いか、と先週のハ—ド・ロック対決で言及したのはこの曲です。

  母屋のプレイ・リストを見ますと「ブラインド・ガーディアン」というグル—プのカヴァで

 「サーフィンU.S.A.」が流れています。あの日あの場で初めて聞きました。という

 か先方の音楽はすべて初体験でした。

  さて、その「サーフィンU.S.A.」のイントロ確認で「ドゥエイン」・エディを聞いていたら、

 「いや、こっちの方かな」という思いが浮かびました。

 

M08.Brown Eyed Hadsome Man(2’17”)Chuck Berry

-C.Berry-  MCA  MVCM 22102

 

「茶色い目玉の色男」、チャック・ベリ—です。発表年はこちらの方が早いので、

 ドゥエインはチャックのを聞いていたのかも知れません。まあ大したことではありま

 せんが、21世紀になっても流用されたその冒頭部分がそのまま奏でられてい

 るのは、面白い。ちょっとした発見です。

  さてここからは、先週の生DJ決闘のおさらいです。わたしが持ち込んだも

 のを順番に聞いて貰います。もしもの事を考え、当日はすべてCDも用意し

 てありました。今朝はそちらを使います。

  先に曲目をお伝えしておきましょう。

  まずブルー・チアで「サマタイム・ブルーズ」、13歳の時に初めて聞いたハ—ド・ロックでし

 た。あの場でもお話したように、当時まだその言葉もなく、サイケデリック音楽の

 ひとつ、というような捉え方でした。今聞くと、ストラトキャスターを上手に使って、

 かなりカッコ良いロックンロ—ルになってますね。似通った存在のビグ・ブラザ・アンド・

 ザ・ホールディング・カムパニーより軽量で引き締まってます。見直したぜ。

  次がテッド・ニュージェントの「ダンス天国」。これもカッコ良い。狂ったような大音量

 ながら、響きもダンゴ状態にならず、かなりきちっと演奏されてますね。ギター

 は流石。ただ「ジャーク」ばかりで、「ワツシ」が出て来ないのが不満ではあります。

 どこかにこの時の映像があるはず。野外で、まだ大型PAスピーカーの時代です。

 この時のテッドは本当に狂ってたよ。もう一度観たいな。

  そして「ヒピー、ヒピー、シェイク」、ゲルジア・サテライツ。気持ちいいですね。爽快だ。

 グレン・キャムベルも言ったそうです、「スカと爽やかサテライツ」。オリヂナルのチャン・ロメロ、カヴ

 ァ筆頭スウィンギング・ブルージーンズ、そしてハムブルグ時代のビートルズと並べても遜色

 のない1988年版です。映画「カクテル」の挿入歌だったんですね。初来日の厚生

 年金会館にはこれを聞きたくて行ったのですが、もう音が大きくて大きくて、

 鼓膜が音圧で塞がれた感じ。唄ってくれたかどうかも覚えていません。

  4曲めは、「幻」で人気沸騰中、赤丸付き上昇曲の「ハレルヤ、アイ・ラヴ・ハー・ソ

 ウ」。当日のアナログの音が良かったですね。ギタ—の音に抑揚と強弱、濃淡が感じ

 られて、ライヴ録音らしい臨場感を高めてくれました。大家さんの持って来た

 ギタ—の音はどれも脅威の音圧で、高域が素晴らしく伸びてるのですが、平坦

 なんだな。ペッタリとコテでツライチに均されている感じ。ダイナミクスなんだよ、音楽は。

 当日持ち込んでもらった音響は、パワ—・アムプ、スピーカーが、21世紀の製品。で

 すと、どうしても最新のCD再生に適合した特性を持っています。ただ高品

 質なせいでしょうか、それぞれの記録された状態がしっかりと再現されてい

 ました。アナロクとディジタルの音の違いもはっきりと分りましたね。わたしもスピ—

 カ—の前で聞きたかった。

  ハ—ドロック嫌いの招かれざれる客が退場した後は、まず「グーッド・タイムズ・バー

 ッド・タイムズ」、レッド・ゼペリンの日本での第一弾シングル盤現物でお届けしまし

 た。これは誰にとっても衝撃の一曲でしょう。実際に今聞いても新鮮です。

 よく出来ています。この音がロック、ハ—ド・ロックの時代到来を告げるファンファ—レのよ

 うに、世界中に轟きました。この後、それまで音楽に何の興味もなかった少

 年たちが挙ってこの世界に雪崩れ込んで来るのです。この魅力にやられたの

 は素行の悪い奴が多かったんですが、そうばかりではなかった、という事実

 も今回、明らかになりました。

  当時「ヘイ・ジョ—」のシングル盤を持っていた古い友人に、貸してくれ、と頼ん

 だら、彼はこのゼップも持っていたのです。非常に意外でした。友人とは小学

 校1年生からの仲でして、家が近所だったこともあり、頻繁に行き来をして

 いました。中学生になっても音楽を通じて関係は維持されておりましたが、ハ

 —ド・ロック以降、わたしの遊ぶ相手は段々悪い人間になって行き、大人しく従

 順で、かなり良い子だったその友人とは疎遠になりました。

  社会に出てから、平日の昼間にレコ—ド店で遭遇するという再会後、付き合い

 は続いていますが、これまでハード・ロックが共通の話題になる事はありませんで

 した。

  それが今回、「ゼップの2枚めLPを聞いてブっ飛んで、翌日1枚めを買い

 に行った」なんてショーゲキ的な事実を教えてくれたのです。他にフリ—の「オール・

 ライト・ナウ」を、スタジオ盤と実況盤の両方を貸してくれました。わたしはライヴ・

 シングルの存在すら知らなかったというのに。

  きっと若い心には、強い破壊力と共に、何かを解放してくれるように響い

 たんでしょう。みんなハ—ド・ロックが大好きだったんです。「俺だけがひねくれ

 ていたんだ」これが分ったのは、今回の「対決」の産物でした。

  ゼップ嫌いのわたしも、LP1枚目は気に入って持ってました。だいぶ後です

 けどね、自分で買ったのは。「ウイリ—・ディクスンを知ったのはそのアルバムだ」、と話

 した所で、会場から「ジョ−の『ユ—・シュック・ミ—』を聞きたいな」という声が出

 

 て、「持って来ました」とお届けしたのが、次のフラワ—ズ。素晴らしい出来です。

 今朝は裕也さんの紹介からお聞き下さい。

  そして先ほども話に出たジミヘンの「スト—ン・フリ—」。この完成度は恐ろしい。彼

 のアヴァンギャルドな部分、革命的才能は高く評価されますが、わたしは逆にポップ

 な所に着目します。過去を破壊して革新的な創造をするだけなら、沢山の事

 例がありますが、なおかつ誰にも分り易く一般的なカッコ良さを持つというのは、

 簡単な事ではありません。ジミヘンにはそれが出来た。この時代のシングル曲は、

 全てその二律背反を高次元で成立させています。その代表が、「ストーン・フリー」。

  さてフリ—は日本に初めてやって来たロック・グループです。確か滞在中に当時と

 しては珍しい終夜開催の「ロック・フェスティヴァル」にも参加したと思います。京都

 では立ち寄ったスナックにあったファーストマンのアムプとテスコのギタ—で、ポ—ル・コゾフがこ

 の「オール・ライト、ナウ」を弾いたとか弾かなかったとか。これ以来、ポ—ル・ロジャー

 ズが日本人女性と一緒になったり、山内テツが最終段階でメムバ—になったり、と

 日本との因縁がが続ました。

  彼ら自身はハ—ド・ロックではなくてブルーズ・ロックだ、と厳密に区別していたら

 しいのですが、日本ではハード・ロック・グループのひとつと見做されていましたね。

 当日のシングル盤は完奏した形で終っていましたが、今朝はアイランド・レコ—ドの

 サムプルCDを使いますのでフェイド・アウトになっている事をお断りしておきます。

  そしてグランド・ファンク。まだ「レイルロード」が付いた長い名前の頃の影響力は、

 凄まじかったです。70年のアマチュア・バンド・コンテストでは、出場者の半分以上が彼

 らの「ハートブレイカー」を参加曲としていました。ゼップよりも楽に演奏出来ると

 いうのが、その理由でしょう。わたしも手伝ったグル—プでやらされました。

 今も使っている研究社の「新英和中辞典」の「heart breaker」の項には、そ

 の頃引いたアンダラインが、まだ残っています。それから4年程立って、「アメリカン・

 バンド」以降のトッド・ラングレンのプロデュースでしっかりしたポップ・シングルを作って

 いた彼らがわたしは好きです。マーク・ファーナーのヴォ—カルはずっと良いですね。

  時間を大分超過して最後にお届けしたのが、ジェフ・ベックの「監獄ロック」。こ

 れは当時、自分のお金で買ったシングルですね。わたしは極度に貧しくて、ここ

 までの音楽も大抵は友達から借りて聞いていた物ばかりです。と言いますか、

 ハード・ロックに金を使うヨユーなど全くありませんでした。でもこれは三大「ブルーズ」

 と持て囃されていた中で一番好きだったジェフ・ベックだったし、ピアノが入った

 編成のヴォ—カルを主体としたロックンロ—ル曲、という明確な根拠から購入を決意いた 

 しました。400円でした。

  今大きな音で聞くと、やられちゃうね。ロッド「ザ・モッド」ステュワートはまだモッズ

 のチンピラ風でまともに音楽に取り組んでいるとは言えない。気分で勝手に叫び

 まくってる感じ。ロン・ウドもベイスをギタ—のように、ルイズルイス加部的に荒っぽく

 弾き回してる。このふたりの暴れ具合が、素晴らしい。ミック・ヲーラーとニキ・ホプキ

 ンズは流石で、興奮しながらも安定した演奏を聞かせ、ジェフは状況を上手く操

 って全体をまとめてる。カッコいい。最終曲目にふさわしい元気な響きでした。

  ここまでを見ると、圧倒的にロックンロ—ルのカヴァばかりです。開始早々「それが

 テーマだと思った」なんて声がかかった位です。でもそれは結果でして、選び出

 したら、と言いますか「ハ—ド・ロック」で思い出す音楽が、結局この種のもので

 しかなかった、という事ですね。同年代のみんなが大好きだったのとは、ち

 ょっと違っているかも知れません。

  さあ、では続けて聞いて貰いましょう。

  勅選ハード・ロック楽曲集「歪みと叫びの大音量、愛と自由の轟」

 

M09.Summertime Blues(3’45”)Blue Cheer

-Cochran, CApehart-  Mercury 314 514 685-2

 

M10.The Land Of 1,000 Dances(4’39)Ted Nugent

-C.Kenner-  Epic EK 37084

 

M11.ヒッピー・ヒッピー・シェイク (1’48”)ジョージア・サテライツ

-C.Romero-   ワーナー  WMC5-584

 

M12.ハレルヤ、アイ・ラブ・ハー・ソ—(5’43”)ハンブル・パイ

-R.Charles-   キング  AMW29/30

 

M13.グッド・タイムズ・バッド・タイムズ(2’58”)レッド・ツエッペリン

-J.Page. R.Plant, J.P.Jones, J.Bonham-  日本グラムフォン DT-1105 

 

M14.ユー・シュック・ミー(5’17”)ザ・フラワーズ

-W.Dixon-  Pヴァイン PC-72228/9

 

M15.ストーン・フリー(3’37”)ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス

-J.Hendrix-  ユニバーサル・ビクター MVCE 24027

 

M16.All Right Now(4’20”)Free

-Frazer, Rodgers-  Island  ISOJ 01

 

M17.The Loco Motion(2’46”)Grand Funk

-G.Goffin, C.King- Capital 72435-80531-2-8

 

M18.ジェイルハウス・ロック(監獄ロック)(3’17”)ジェフ・ベック・グループ

J.Leiber, M.Stoller-   東芝 TOCP-53094

 

M19.Rock Your Baby(6’00”)George

-H.W.Casy R.Finch-   Unidisc SPEC-1476

 

TM:ボーン・イン・シカゴ(アサー仕様)P.B.B.B.

 

シングル中心でしたから、すぐに終ると思ったのですが、時はあっという間に

 過ぎて行きました。最後の曲はいつもの年より早めですが、夏の到来を告げ

 るジョ—ジ・マクレアの「ロック・ヨ・ベイビー」、12インチ・シングルの長尺仕様でお送りしま

 した。

  ベイビイ・メタルでちょっとした騒動が起きたようです。騒ぎの主はハ—ド・ロック

 対決で、たまたま聞いたらしいのですね。修クン、原因はキミか。

  わたしも現代の最高水準とか、粋を極めた品質などという表現を聞いてシラケ

 ていたので、実際にあの場で聞いて、こんなモンか、という感想だけでした。

 これこそアニメ、アイドル、メタルという今の日本を代表する文化の集約されたもの、

 なんて持て囃してはしゃぐ人たちをみると、情けなくなります。これが九ち

 ゃんの「上を向いて歩こう」と並んだら嫌だなあ、という思いですね。

  新聞で呼んだ時には、少年ナイフ的な音楽を連想したのですが、遥かに及ばな

 い作品でした。「放っておく」、これがわたしの対応です。

  さて、次のわたしの生DJは、以下の通りです。

   2016528土曜日 18時開場 19時開演

   渋谷新南口徒歩一分リポ(li-po)

   渋谷区渋谷3-22-1 サンクスプライムビル 4F-A 電話03-6661-2200

  この会はDJ、およびラジオの大先輩、カメちゃんこと亀渕昭信との対談応酬皿

 回しです。わたしの予定では、過去に実際に聞いていたカメちゃんのラジオ放送

 を検証する構成を考えています。先輩がどう出て来るかは未だ不明。あまり

 詰めた打ち合わせをせずに臨んでもらうつもりです。事前のご質問などあり

 ましたら、どうぞこの「幻」にお寄せ下さい。当日お答え出来るように準備

 いたします。小さな空間ですから、ご予約はお早めに。wind_event@me.com

 でお待ちいたします。音響も特別持ち込み。期待して下さい。

  今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/5cd2c453699b306c34c931b50fe8fda8be8d1097

ダウンロードパスワード xnijdq7c

  暑くなり始めて、この冷房が入り始める頃、わたしは毎年風邪を引きそう

 になるのですよ。皆さまも、どうぞお気をつけ下さい。

  さて、今朝もちょうど時間となりました。

 こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/ 

 「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週もあなただけに。

 s-mb160430写真図版

    • ヴェンテン
    • 2016 4/30 12:04pm

    今週も幻ありがとうございますm(._.)m、同窓会もお疲れさまでした。わっしーはじめ皆さんにお会いできて楽しいひと時でした\(^o^)/。ヘビメタはゼップくらいしかわからん私ですが盛り上がりましたね〜。ベビメタの話題も笑えた。私は「中の人」の演奏実力については語る資格ないのですが、アニメ的アイコンとしての発信力がたぶんあるのでせうね。
    ショーケン、鶴見の件ですが、はっきりは書けまへんが鶴見の老舗店の社長さんとの親族関係とか、公にできない複雑な事情がいろいろあるようです〜(@_@)。
    ではクーラーの冷気に負けず来週もお願いします( ^ω^ )!

  1. 先日も幻もありがとうございます!炎上の原因、始まりから見届けられて貴重な体験をしました。
    m(_ _)m

  1. トラックバックはまだありません。