【幻】モーニン・ブルーズ 2016/05/21

 mb160521

TM : ヲーキン・ブルーズ(夜に近いアサー仕様)P.B.B.B.

 

おはようございます。アサー、ワツシイサヲです。

 

M01.夢見るシャンソン人形(2’40”)フランス・ギャル

-S.Gainsbourg, T.Iwatani-  ビクター  FL-1200

 

1965年のユーロヴィジョン・ソング・コンテスト優勝曲、「夢見るシャンソン人形」、フランス・ギ

 ャルでした。今週の新聞でまだこのユーロヴィジョン・ソング・コンテストが続いている事を

 知りました。1956年から始まってますから60年の歴史ですね。正直なとこ

 ろ、まだやってたんだ、という思いでした。

  複雑な国家間事情が横たわるヨーロッパで、60年も続いていたなんて、驚きで

 す。しかも、今年はクリミア半島の先住民族タタール系の歌い手ジャマラがウクライナ代表と

 して優勝、それに対してロシアが「政治的な審査だ」と抗議した、というオチまで

 ついて、いやお見事。

  日本には1960年代中期にイタリアの「サンレモ音楽祭」が有名になりました。十代

 の伊東ゆかりが出場したり、優勝曲が日本でヒットしたり・・・。それに較べて

 ユーロヴィジョンはアバくらいしか連想が浮かばないなあ。みなさんは如何ですか。

  この種の「音楽祭」は、日本では絶滅しました。その理由は、ウマ味がなく

 なったからです。そもそもが、大手広告代理店、放送局、関連音楽出版社、

 レコード会社などが利権を貪るための行事ですから、当然その分配、つまり

 優秀楽曲を何にするかで、思惑が入り組んで、調整が付かなくなったんでし

 ょう。ドタバタが目に見えるような気がします。ユ—ロヴィジョンはもっと規模が大

 きいですから、金銭関係は毛細血管のように張り巡らされています。大変だ

 ろうなあ。

  今の「夢見るシャンソン人形」は、1965年のユーロヴィジョン・ソング・コンテスト優勝曲で、

 セルジュ・ゲンズブールの作品なんですね。やってくれます。お聞ききいただいた

 のは、すぐに発売された日本語仕様。こちらは岩谷時子が訳していました。

 「みんなわたしの姿も見れるわ」と「ら」抜き言葉の先駆のように聞こえま

 すが、歌詞は「みんなわたしの姿も見えるわ」となっています。カタコト発音と

 いうのも影響しているのでしょう。

  敢えて日本語仕様を聞いて頂いたのには、ワケがあります。それは・・・、

 ちょうど時間となりました。

 

M02.Milk Cow Blues(4’37”) ラグピッカー・ストリング・バンド

-S.J.Estes-  BSMF 2483

 

ラグピッカー・ストリング・バンドで「ミルク・カウ・ブルーズ」でした。ブルーズ歌手、スリー

 ピー・ジョン・エスティスの楽曲ですね。

  ストリング・バンドというのはエレキ以前のアメリカ南部で盛んだった、ギター、バンジョウ、

 フィドルなどの弦楽器アンサムブルです。いずれも携帯楽器の少人数編成ですから旅

 回りに対応出来ます。流しの集団が広範囲の各地の盛り場を巡っていたよう

 です。

  わたしはブルーズ・バンドの祖、というような捉え方をしていましたが、今の

 を聞いてもお分かりのように、ブルーズ、カントリー、ゴスペルなど、広く南部の庶民

 の音楽全般を範疇としていたとする見方が正しいかも知れません。発音原理

 や音域が重なっているため、下手な集団はダンゴ状態になってしまいがちです

 が、女性ギタリスト、メアリ—・フラワ−を中心に、マンドリンをリッチ・デルグロッソ、そしてその

 他の楽器を受け持つマーティン・グロスウェントという3人組、ラグピッカー・ストリング・バンド

 は上手な組み合わせで聞かせてくれます。今の「ミルク・カウ・ブルーズ」、最後の

 方でメアリ—が声をかけられてソロとってましたね。固いピッキングで抽象的なモチーフ

 を操る感じは個性的です。歌にはみんなで声を出すのかな。

  ではそのラグピッカー・ストリング・バンドでインストゥルメンタルをどうぞ。

  ご存知「ブルー・マンク」。

 

M03.Blue Monk(3’03”)ラグピッカー・ストリング・バンド

-T.Monk- BSMF 2483

 

ラグピッカー・ストリング・バンドで「ブルー・マンク」でした。なかなか洒落てますね。

 こういうのをすぐにキメられるのは、羨ましい事です。幅広く音楽を知ってい

 て、経験もあり、何よりも最低限度の技術を持っている、こういう人たちで

 なければ、こんなにスッキリとは仕上がらないでしょう。多分ナッシュヴィル周辺のバ—

 では、この程度の生演奏が毎晩聞けるのでしょう。これも羨ましい事です。

  ではラグピッカー・ストリング・バンドでもう1曲、トラディショナルでよく知られた

  「ロンリー・ワン・イン・ディス・タウン」。

 

M04.Lonely One In This Town(4’14”) ラグピッカー・ストリング・バンド

-trd.-  BSMF 2483

 

M05.Lonely One In This Town(2’43”)Buddy & Jim

-trd.-  New West  NW6268

 

「ひとりぼっちの田舎町」ラグピッカー・ストリング・バンドに続いては、同じ歌を

 裏ナッシュヴィルの名手ふたり、バディとジムで聞いて頂きました。余裕と貫禄が感

 じられますね。純朴なラグピッカー・ストリング・バンドには悪かったかな・・・。

  さて次の1曲は、先月の澤田修とのハードロック対決、別名「ベイビ−・メタル・ファン

 クラブ中目黒総決起集会」で、手渡されたCD-Rから選んだものです。

  まずは聞いて下さい。

  スーマーという唄い手で、浅川マキ作詞、かまやつひろし作曲の「にぎわい」。

 

M06.にぎわい(4’30”)スーマー

-M.Asakawa, H.Kamayatsu-   メタカンパニー  MS 001

 

スーマーで「にぎわい」でした。これは2014年に発表された『ミンストレル』という

 アルバムの中から選びました。これまで知らなかった男です。この国のフォ—クと呼

 ばれる領域のひとつの典型的な唄い方ですね。源流はどこだろう。誰の影響

 かな。ピート・シーガーやウディー・ガスリーではないと思いますが、わたしよりちょっ

 と上の世代には、こういう唄い方をする人たちが多くいました。このスーマーは

 きっとわたしより若いでしょうから、珍しい存在じゃないかな。

  正直に言いますと、このタイプわたしは苦手なんですが、今の「にぎわい」

 は妙に、いいなあと心に残りまして、クレジットを読んでいたら知り合いの名前

 があったので電話で聞いてみましたら、一人で全国を流し歩いているんだそ

 うです。住んでいるのは横浜の六角橋。そろそろ次の作品に取りかかるそう

 です。どんな楽曲が収録されているでしょうか。気になります。

  次もその時に頂いたCD-Rから。こちらはロッド・ザ・モッド・ステュアートの「ノット・

 マイ・ベイビー」で始まるオムニバス仕様。その最後に収められていた曲です。

  アラン・パスクワのピアノで「ウイチタ・ラインマン」。

 

M07.Wichita Lineman(5’57”)Alan Pasqua

-J.Webb-  ビクタ— VACM-1242

 

「ウイチタ電話線工」、アラン・パスクワのピアノでした。非常に詩情を掻き立てる演奏

 ですね。主題表示も実に巧み。このピアニストも知らなかった。こういう人が何

 人も居るんだろうなあ。今の「ウイチタ・ラインマン」でドラムを担当しているのは、ピ

 ーター・アースキンです。彼はウェザー・リポートのレギュラー・ドラマーを勤めていたキャリアがあり、

 そこではかなり過激なドラマ—という印象だったのですが、今の曲では静寂を更

 に鎮めるような演奏でしたね。こちらにも感服いたしました。

  主役のアラン・パスクワはロス・エインジェルズでピーターと実演活動を行なっているそう

 です。身近で聞いてみたくなりました。

  これら2枚のCD、どうもありがとうございます。誠に申し訳ないのですが、

 どなたから頂いたか分らなくなってしまっています。大体の見当は付くので

 すが、迂闊に喋って違ってると悪いので、そうだ、お頼りを下さい。お願い

 いたします。

  さてあの晩、中目黒が終った後で、「あの時のはこれじゃないですか」と、

 スマフォで聞かせてもらった1曲があります。ここからはそのお話をしましょう。

  まず、その1曲です。

 

M08.You Really Got Hold On Me(3’40”)The Zombies

-W.Robinson-  Repertoire REP 5179

 

ザ・ゾムビーズの「ユー・リリガタ・ホ—ルド・オン・ミ—」でした。曲目表記はそれだけ

 ですが、お聞きのようにサム・クックの「ブリング・イト・オン・ホーム・トゥ・ミー」がメドリー

 になっていましたね。そう、これですよ、カップスがなぞったのは。

  以前電波版「モーニン・ブルーズ」で、ザ・ゴールデン・カップスのこのメドリーのオリジナル

 を知りたくて、美しい十代の頃からずっと探していて、ようやくミラクルズのライヴ

 で見つけた、とひとりで夢中になって話したことがあります。その時には、

 さすがに横浜の不良は違う、モ—タウンの輸入盤で聞いていたんだ、と絶賛してい

 た記憶がありますが、違ったんですね。このゾムビーズを聞いていたのですね。

  時坊の唄い方には、明らかにこの仕様と共通する部分があるのがその証拠。

 でもこれは「ふたりのシーズン」のヒットで有名になる前の「リパトゥワ・

 レイベル」時代のゾムビーズですから、同時期に日本で聞いていた人は、ほんの少

 しでしょう。

  では、その長い探索の旅の発端となった、

  「君は僕に首ったけ〜悲しき叫び」を、再びお聞き頂きましょう。

 ザ・ゴールデン・カップスです。

 

M09.君は僕に首ったけ〜悲しき叫び(4’40”)ザ・ゴールデン・カップス

-W.Robinson, S.Cooke-  ミュージックグリッド MEGTO-10303

 

どうです、よく似ていたでしょう。ザ・ゴールデン・カップス1969年発表のアルバ

 ム『ブルース・メッセージ』から「君は僕に首ったけ〜悲しき叫び」でした。先ほど

 のソムビーズのは1965年のアルバム『ビギン・ヒア』に収められていました。「ふた

 りのシーズン」は67年です。この時代の彼らの持ち歌は、「アイ・ラヴ・ユー」を、

 カーナビーツが「お前のスベーテー」とカヴァしましたが、原曲の方はグル—プも含め

 てそれほど有名になりませんでした。まあ、アイ高野にやられちゃあ、敵わな

 いよね。

  だから、これを引っ張って来たカップスはやっぱり進んでた、という事になり

 ます。46年もかかって、出会えた原仕様。教えてもらった翌日に、さっそく

 手に入れました。すぐに買えたというのも、嬉しいですね。

  日野鳥さん、ありがとうございます。

  ただね、この話には後日談があるのです。たまに会えばこの類いの話ばか

 りする古い友人がいまして、これを手に入れた後で自慢げに聞かせたんです

 よ。すると「もう十年以上前にこの話はした」と言うじゃアーリマセンカ。「その時

 はお互い手許に音源がなかったので、具体的にはならなかったけれど、たし

 かゾムビーズが、似たような事をやってたという話は確か伝えたよ、前世紀の

 事だよ」と念を押されてしまったのです。

  アレー・・・ハラホロヒレハレ、ヒレハレハ・・・、です。お恥ずかしい限り。その場を取

 り繕う為に「じゃお前、これ知ってたか」と聞かせたのが、ミラクルズの実況盤

 でした。もちろんゾムビーズもミラクルズのライヴ盤を聞いてこの形式を採用したの

 は、言うまでもない事です。

  ではこの場を取り繕りまして、そのオオモト版、スモ—キ—・ロビンスンとミラクルズで

  メドリー「ユー・リリガタ・ホ—ルド・オン・ミ—〜ブリング・イト・オン・ホーム・トゥ・ミー」、

  1963年ヌー・ヨークのアップタウン、アパロ劇場での実況録音です。

 

M10.You Really Got Hold On Me~Bring It On Home To Me(5’20”)

Smoky Robinson & The Miracles

-W.Robinson, S.Cooke-   Motown M5-215V1

 

M11.Bring It On Home To Me(3’03”)Sam Cooke

-S.Cooke-  RCA / Legacy 82876 69552 2

 

1963年アパロ劇場のスモ—キ—・ロビンスンとミラクルズに続けては、同じ年の12月マイアミ

 のハーレム・スクエア・クラブのサムクックで、同じく「悲しき叫び」を聞いてもらいました。

 この録音が当時お蔵入りになったという話はよく知られていますが、この爆

 発寸前の場内、そしてそこに油を注ぎつづけるサム・クックの様は、白人から見た

 ら脅威以外の何物でもなかったでしょう。ようやく発売された時にRCAが描

 いていたサム・クック像と違いすぎる、というのがお蔵入りになった理由とされて

 いましたが、それは違います。この熱は、徐々に拡散して理解を深めつつあ

 った公民権運動への火着けにもなりかねないと、保守的な分からず屋たちが

 恐れてしまい込んだに決まってます。

  オリヂナルでは、ルー・ロウルズとの絶妙なハ—モニ—で全編仕上げられていましたが、

 ここではサム一人だけで、いや、狂ったような反応を続ける聴衆と一緒に、こ

 れ以上なく熱く唄っていたサム・クックです。

  これを聞いたら同じ盤からもう一曲、やはりメドリーで

  「イッツ・オールライト〜フォ−・センティメンタル・リーズンズ」を聞いておきましょう。

 

M132It’s Alright~For Sentimental Reasons(5’12”)Sam Cooke

-S.Cooke, D.Watson, W.Best-  RCA / Legacy 82876 69552 2

 

M13.For Sentimental Reasons(2‘37”)Sam Cooke

-D.Watson, W.Best-   Real Gone Music RGRNBCD001

 

N   ハーレム・スクエアのライヴからスタジオ録音仕様の「フォ−・センティメンタル・リーズンズ」でした。

 こっちもいいですね。特にバック・グラウンド・ヴォーカルとの綾取りがスマートです。比

 較的静かに始まったのに、異常に熱くなってしまった今朝の幻モ—ニン・ブルーズ

 も少しは冷めましたかな。

  さてここからは、更にクールなコクスン・ドッドの音楽をまとめて聞いてもらいま

 す。まずは、先のサム・クックも唄っていたこの有名曲です。

  「さらばジャメイカ」。

 

M14.Calypso Jazz(3’17”)Workshop Musicians

-I.Burgie-  Soul Jazz Records  SJRCD 323JP

 

コクスン・ドッズ・ミュージック、まずは多少カクテル・ジャズ的にも響く、「さらばジャメイ

 カ」、凝ったアレンヂが施されていました。ワークショップ・ミュージシャンズでした。実にイー

 カゲンな団体名ですが、ジャメイカ音楽の近代化期に大きな力となった、コクスンの周

 りにたむろしていた演奏家たちなのでしょう。1962年の録音でした。こうい

 うカクテル系は、かなりジャズ度が高いですね。場所がら要求された感覚でしょう

 か。

  次も有能な演奏家が出入りしていた集団、シティ・スリッカーズです。

  「オーシャンズ・イレヴン」。

 

M15.Oceans 11(3’08”)The City Slikers

-C.Dodd-  Soul Jazz Records  SJRCD 323JP

 

こちらはジャメイカンR&Bインストゥルメンタルの趣。当時の最新兵器だったオルガンをフィーチ

 ュアしています。ビル・ドゲットの「ホンキー・トンク」からの影響も感じられますね。

 ただおそらくイギリス経由なのでしょう、重厚なハモンドではなく、ヴォックスのピヨピ

 ヨ系です。そこが更にC調感を煽っています。このシティ・スリッカーズというのも固

 定メムバーではなく、録音時にその場に居合わせた演奏家たちのようで、先週世

 界的カクテル・ピアニストとしてお話したモンティ・アレグザンダーも十代前半で時折参加し

 ていた、という記述がありました。この3枚組『コクスンズ・ミュージック』は輸入盤

 なんですが、詳細の対訳が付いていまして、読めば当時の様子がよく分りま

 す。

  さて、次は先週も登場したセシル・ロイド・クインテット。このコムボはアメリカのスタンダ—ド

 が得意だったようですね。

  今朝はコール・ポーター作の「ワット・イズ・ザ・シング・コールト・ラーヴ」。

 

M16.What Is The Thing Called Love(3’13”)Cecil Lloyd Quintet

-C.Porter-  Soul Jazz Records  SJRCD 323JP

 

セシル・ロイド・クインテットで「恋って一体なんなのさ」、でした。61年の録音です。

  さあ、今朝のコクスン・ミュ—ジックの最後はサクスフォーンの名手ロ−ランド・アルフォンソシがジャメ

 イカンのために演奏した「カウンター・パンチ」。ここにはもう、この国のスタイルがはっき 

 りと打ち出されています。お聞き下さい。

 

M17.Counter Punch(3’03”)Roland Alfonso

-R.Alphonso-   Soul Jazz Records  SJRCD 323JP

 

いかにもジャメイカらしいR&Bインストゥルメンタルですね。ローランド・アルフォンソの「カウンター・

 パンチ」でした。夏のフジ・ロックにアーネスト・ラングリンに同行してやって来るコートニー・

 パインは、年代も場所も異なっていながら、時折こういう雰囲気を感じさせま

 す。やはりジャメイカ人という共通項なのでしょうか。ここまでは今朝もコクスンズ・

 ミュージックをお楽しみいただきました。

  さて、先週のニ—ナ・シモン、何人かの方に気に入って貰えたようで、何よりで

 す。そこでは触れませんでしたが、彼女の重要作品として挙げられるものに、

 『ニーナとピアノ』という68年のアルバムがあります。彼女のピアノ弾き語りだけで

 仕上げたフル・アルバム。題名は可愛いのですが、妥協のない姿はやはりニ—ナ・シモン。

 声にもまだ艶があります。充分以上の手応えで、度胸の良さは矢野顕子なみ。

 中途半端な気持ちでは聞き通せません。今朝は、東北、北海道の人たちにお

 送りしましょう。

  「春がまた来た」です。

  語りから歌に変わるところが素晴らしい瞬間です。

 

M18.春がまた来た(3’31”)ニ—ナ・シモン           12’00”      66’00”

-Badale, Clifford-  ソニー SICJ 61

 

M19.ヤング・アット・ハート(3’31”)シリル・エイメー

-J.Richards, C.Leigh-  ビクター  VICJ-61693

 

M20.アントニーオ(4’47”)ダニエル・コラン & マティルド・フェブレール

-unknown-  リスペクト RES-277

 

TM:ボーン・イン・シカゴ(アサー仕様)P.B.B.B.

 

ニ—ナ・シモンに変わっては可愛らしい声で「ヤング・アット・ハート」、シリル・エイメーでし

 た。間奏が内田勘太郎か、というような雰囲気でした。どうもこのセッションで付

 き合っているのがジプシー系のギタリストのようで、そこで重なったのでしょうか。

 勘太郎はジャンゴ・ラインハルトをよく聴いていましたからね。

  シリル・エイメーはフランス人ですが、カリブの血も入っていて、いろいろな要素が混じ

 り合った芳醇な香りを、控え目に漂わせます。奥が深そうです。歌はフランク・

 シナトラが唄っていたスタンダ—ド曲。タイトルは「若作り」、ではないですね。

  60年代後半から日本の若者を支配したヴァン・ジャケットのエムブレムには「フォー・ザ・

 ヤング・アンド・ヤング・アット・ハート」とコピーが入っていました。美しい十代のわた

 しは毎晩それを眺めては「若者、そしてココロ若き人のために」という主張を、

 妙に理解出来たつもりになっていました。ハイ、そこまで。

  今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/c5544f5e40d722a94c59de6bb51bf451e3845fe7 

ダウンロードパスワード tchn5tq8

  来週の亀渕昭信大先輩との生DJ合戦、先週持ち札を1枚追加しまして、準備

 は整いました。本当はもう1枚、シングル盤が欲しいのですがね。あるところ

 で見つけたんですが、恐ろしく高価で、手が出ませんでした。残念ながら間

 に合いそうもないな。

  チラシを今週も貼っておきます。鑑賞の申し込み先は、wind_event@me.com

  今朝もちょうど時間となりました。

 こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

 「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週もあなただけに。

 

s-160521写真図版

聞くエリス

    • ヴェンテン
    • 2016 5/21 3:46pm

    27時のアサーに聴けなくて土曜の昼下がりに( ^ω^ )♪。スーマーちゃんは、六角橋にお住まいなのですね。以前、深夜食堂という番組で挿入歌になっていたのでは。フォークという感じでもないですが、吟遊詩人なのですね。注目。
    ニーナ・シモンちゃんのあのピアノのアルバムやっぱり良いなあ。ポチしよう\(^o^)/。(ちょっこし独り言。個人的に、Y野アッコちゃんのお歌はあまり・・・(^^;;・・・ブツブツ、あッ、独り言です(笑))。

    • プロフェッサー ロンゲ
    • 2016 5/21 10:25pm

    鷲巣功様 澤田修様 こんにちは。
    今週も更新ありがとうございます。

    家のCDでゾンビーズのビギンヒアーを聞き直してみました。
    確かにゴールデンカップスの「もと」はこちらですね(笑)。

    鷲巣さんが放送で紹介された時は気がついていませんでした。
    さすが鳥さん「じゃアーリマセンカ」。

    東京は明日も晴れそうです。
    本当に気持ちのよかった今年の5月ももう終わり。
    リクエストはテンプテーショッンズの「マイ•ガール」。
    モーニングブルースの放送でかかったライブ盤。
    よろしければお願いいたします。

    チャオ

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