【幻】モーニン・ブルーズ 2016/05/28

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TM : ヲーキン・ブルーズ(夜に近いアサー仕様)P.B.B.B.

 

おはようございます。アサー、ワツシイサヲです。今年の夏は激暑とか。聞くだけで

 うんざりですね。今週、バスで「うちはもう何年もク—ラ—使ってないよ」と話し

 ているのを耳にしました。わたしだけではないのですね。悔しいな。

  さて、とても嬉しいリクエストを頂きました。最近「チャオ」がお気に入りのロンゲ

 さんからです。ライヴの「マイガール」、デイヴィド・ラフィン、エディ・ケンドリクスを擁した 

 黄金期のテムプテイションズです。

 

M01.My Girl(3’08”)The Temptations   リクエストチャオ

-W.Robinson, B.White-   Motown 31450515-2

 

M02.Hold Back The Night(3’56”)The Tramps

-A.Fender, R.Baker, E.Young-  Fever Dream FD-CD-7518

 

テムプテイションズで「マイガール」でした。これを聞くといつもあの振り付けの真似

 をしたくなり・・・、ませんか、失礼しました。ほぼ完璧に造られているスタジ

 オ録音作品。あれ以上は無理のように思えますが、この実況も素晴らしい。「勝

 るとも劣らない」という表現は、この両者に相応しいでしょう。演奏が適度

 に荒っぽくていいですね。CDにはLPには無かったザ・テムプテイションズ・バンド

 のパースネルが記載されていて、ドラムスは、ノーマン・ロバーツという事になっています。

 ベイスが「ビル・アップチャーチ」で、これはひょっとしたらフィル・アップチャーチと同一人

 物かもしれません。ギタリストとして知られますが、セッション時代にはベイスも弾いて

 いました。確かジョ—ジ・ベンスンの『ブリ—ジン』でもベイスを担当してた筈です。「マ

 イガール」、ロンゲさんのリクエストでお送りしました。ありがとうございます。

  続いたのは「ホールド・バック・ザ・ナイト」、トラムプスです。トラムプと言えば、同名

 候補支持が強まる米大統領選、ひょっとしてこのまま行ってしまうかも、と

 日本人は不安になって来ました。わたしも反対のひとりですが、あのように

 大多数の平均的米白人が普通に考えている事を公の場ではっきりと聞けるの

 は、悪くはないとも

 思えます。直接的な分かり易さに大勢の人たちが共感しているのは事実です。

 ただし本人は過剰なスタンド・プレイに自分で酔っている部分が感じられますね。

 そして、冷静さを失う。もし当選すれば、ボーソーには加速度が付くのではない

 でしょうか。そうなると日本は対応出来なくなるような気がします。さて・・・。

  トラムプスはそれとは無関係。70年代に活躍した、フィラデルフィアのヴォーカル・グループ

 です。彼らの代表作は何と云っても『ザ・レジェンダリー「ジング」アルバム』と発表

 時に自画自賛的題名が付いていた75年の本作品でしょう。それをこの間CD

 で見つけました。昨年再発売されていたようです。今の「ホールド・バック・ザ・

 ナイト」は、その中からお届けしました。これもよく知られたヒット曲でしたね。

  けれども、トラムプスのこのアルバムと言えば・・・、

 

M03.Penguin At The Big Apple / Zing! Went Strings Of My Heart(4’54”)The Tramps

-J.F. Hanley-  Fever Dream FD-CD-7518

 

正式な題名は「ペンギン・アット・ザ・ビッグ・アポウ〜ジング・ウェント・ザ・ストリング

 ス・オヴ・マイ・ハート」という長いものでして、ヴォーカル・グループ好き達の間では「ペ

 ンギン」と略されていました。フィラデルフィア・インタナショナル・レコ—ドがヒットを連発してい

 た頃ですから、同じ街で唄っていたトラムプスもシグマ・スタジオで当時の売れっ子演

 奏家を使って制作したのが、この『ザ・レジェンダリー「ジング」アルバム』。そこに

 収録されたこのトラックが決定的な評判を呼んで、全国的存在になれたトラムプス。

 彼等の記念碑的な一曲と言えるでしょう。

  このすぐ後にキョーフのディスコ台風が吹き荒れまして、すべての音楽はそれに巻

 き込まれて行きます。その全世界規格統一の直前、ちょうどディスコ・ビ—トがま

 だいい刺激となり始めた時の作品です。どうですか、いま聞いてもカッコいいで

 しょう。

  そしてアルバムには、こんな興味深いカヴァも収められていました。

  「60分持続保証の絶倫男」

 

M04.Sixty Minute Man(4’57”)The Tramps

-W.Ward, R.Marks-  Fever Dream FD-CD-7518

 

M05.Sixty Minute Man(2’34”)Billy Ward & His Dominoes

-W.Ward, R.Marks-  King KCD-559

 

トラムプスで「シクスティ・ミニットゥ・マン」、ビリー・ワードとドミノーズのオリヂナル仕様と続けて

 お聞き頂きました。トラムプスのはダンス・フロアでの使用を考えて、後半が引き延ば

 されています。許せるね、この位ならば。それよりも原曲と同じくベイス・シンガ

 ーがしっかりとリードを取っている点が、心地良かったです。ここまでの3曲と

 も、トラムプスはベイス・シンガーの存在が大きかったですね。

  原則的に音楽は、時と共により高い方へ進行する性癖を持ってるようでし

 て、例えば基音ピッチね。あれはA=440Hzと定められてていますが、今は441

 がフツ—。カーネギー・ホ—ルのピアノは442以上だそうです。上げた方が、鳴りがよく

 聞こえますから、音楽家、いや人間の心理として高い方へ寄って行くんでし

 ょう。オーディオも高級になればなる程、高域特性が磨かれて、「鮮明な」音と評

 されます。ある録音技師が「音は技術が進んで良くなるほど細くなる」と言

 った事を憶えています。確かにその傾向はあります。低音の調教はとても難

 しい、という事もあるでしょうが。

  ヴォーカル・グル—プもその例に漏れず、ベイス、バリトン、テナーふたりの四部構成か

 らまず居なくなったのがベイスです。70年代位以降テムプテイションズやデルズを除く

 と、ベイス・シンガ—のいるグループというのは稀でした。シャイ・ライツやイムプレッションズ

 のように3人組だと、3人ともテナ—という編成も珍しくなかったです。ドゥーワッ

 プ・スタイルの後は楽曲の作りも変わって行きますから、仕方のない事だったの

 でしょう。

  でもトラムプスはこのようにベイス・シンガーの生きる楽曲を選んで、古臭くない巧

 みなアンサムブルを聞かしてくれていました。その伝説的な低音担当者の名前は、

 アール・ヤングといいました。

  さて日本でヴォ—カル・グル−プのベイス・シンガーと言いますと、この人が有名。

 

M06.You’ll Never Know(2’41”)The Platters

-Robi, Williams, Miles –  ユニバーサル UICY-80014

 

ザ・プラターズで、「ユール・ネヴァ・ノウ」でした。発表が1956年、日本で流行っ

 ていたのは60年前後でしょうか。このグル—プのベイス・シンガ—、ハーブ・リードは、

 「超バス」なんて呼ばれてましたね。彼とリードを受け持つ絶品ハイ・テナーのトニー・

 ウイリアムズの対比が、プラターズ最大の魅力でした。あ、先ほどのドミノーズのベイスは

 ビル・ブラウンともデイヴィッド・マクニールとも言われます。いずれにしてもかつての

 ヴォ—カル・グループには、このようにちゃんと低音担当専任者がいたのですね。

  ベイス・シンガ—が活躍したグループとしてはコースターズも忘れてはいけないでしょ

 う。彼らのスタイルは同じ頃のドゥーワップとはひと味もふた味も違う物でした。専

 属的に仕事をしていた詞曲録音制作コムビ、ジェリー・リーバーとマイク・ストーラーの打ち

 出す企画はありきたりのポップ・ソングではなく、彼らはその個性的な台本を3

 分間の音声コメディとして演じていたのです。そしてそこでは低音が欠かせない

 出演者でした。二枚目、あるいは三枚目、突っ込んだりボケたり、オチを付けた

 り、コースターズ音楽の彩りはベイス・シンガーの働きに拠る、としても過言ではあり

 ません。

  番組開始早々に聞いてもらった、今朝のテ—マ曲「ジング・ウェント・ザ・ストリングス・

 オヴ・マイ・ハート」、あれはブロードウェイ・ミュージカルで唄われたのが原曲だそうで、ライ

 ザ・ミネリのお母さん、希代のパフォーマー、ジュディ・ガ—ランドのヴァージョンがオリヂナル的

 に通っていますが、ヴォ—カル・グループ好きの間では、コースターズで知られていまし

 た。58年の発表ですから、当時の彼らはほとんどリーバー・アンド・ストーラーの作品

 しか唄っていない頃なんですが、なぜかこれを、しかもベイスのリードで仕上げ

 ています。この時の担当者は、ボビ—・ナンに変わってウィル・ダブ・ジョーンズ。

  ではお聞き下さい。「心の鐘を打ち鳴らせ」。

 

M07.Zing! Went Strings Of My Heart(2’52”)The Coasters   

-J.F.Hanley-  Rhino RHM2 7740  

 

  「心の鐘を打ち鳴らせ〜ジング・ウェント・ザ・ストリングス・オヴ・マイ・ハート」、ザ・

 コースターズでした。「心の鐘を打ち鳴らせ」というタイトルがいつどこで付けられた

 かは不詳ですが、こういう邦題がある事から、この国でも親しまれていたの

 でしょうか。わたしはその辺をもう少し知りたいですね。某音楽関連ウェブサイト

 の名前にもなってます。あ、ニヤニヤしてるのがいるな。見えるぞ。

  それはともかく、今のコースターズのがあってトラムプスの傑作につながった、とい

 うのは間違いない処でしょう。シャネルズ時代のラッツ・アンド・スターも使っていまし

 たね、舞台に登場する時、いや退場時かな。彼らもコースターズで知っていたのか

 も。TBSのラジオ番組のテーマ曲にもなっていなかったかな、トラムプスのカラオケは。

  「心の鐘を打ち鳴らせ」でした。

  さて、この国にもベイス・シンガーをリ—ドに据えて、ここまでの前例に挑戦した

 ヴォ—カル・グル—プがいました。

  ゴスペラーズで、「虹」。リード・ベイスは北山陽一。

  冒頭で指示を出しているのは、吾妻光良です。どうぞ。

 

M08.(4’43”)ザ・ゴスペラーズ

-T.Murakami,-  ソニーMSC2 160

 

M09.Little Miss Suzie(3’12”)Tasha Taylor

-T.Taylor-  BSMF 2500

 

ゴスペラーズで、「虹」。それに続いたシムプルなヴォーカル曲は、「リル・ミス・スーズイ」、

 国内発売前に聞いてもらっていたタ—シャ・テイラ—です。このアルバム、本当に良くて

 ね。現行ソウル・ミュージックでは、久し振りに確かな手応えを感じた1枚です。今

 の「リル・ミス・スーズイ」のような簡単なモチーフを繰り返して昇華させて行けるのは、

 やはり唄を分ってる証拠ではないかな。ルーツ的な部分に寄りかかってない所に

 も好感が持てました。その新作からもう1曲聞いて下さい。スロウ・ソングです。

  「ワン・アンド・オンリー」。

 

M10.One And Only(4’38”)Tasha Taylor

-T.Taylor-  BSMF 2500

 

「ワン・アンド・オンリー」、タ—シャ・テイラーでした。このアルバムからは、また折りをみて

 聞いてもらいます。

  次はこのアルバムにもゲスト参加しているケブ・モこと、ケヴィン・ムーア。新作は2

 組で、各地の収録を集めたライヴ・アルバムです。今朝は素晴らしいブルーズ・ギター・

 ソロをお聞き下さい。お客さんの反応が、また美しい。ここに居たかったなあ。

  「サムバディ・ハート・ユー」。

 

M11.Somebody Hurt You(5’32”)Keb’ Mo’

-K.Moore, J.L.Parker-  kind Of Blue Music

 

M12.Cupid(1’33”)Tom Waits

-S.Cooke-  http://www.covermesongs.com/2016/03/tom-waits-covers-elvis-the-doors-james-brown.html

 

いつもながら穏やかで端正な仕上げ、ケブ・モの「サムバディ・ハート・ユー」ンに続

 いては、だいぶ印象が違いますね、トム・ウェイツのネット上で公開された実況録音で

 す。酒場で出会った知り合いがCD-Rをくれまして、その現物でお聞き頂き

 ました。正規の録音ではなく客席で録られた物が多く、けっして状態は良好

 とは言えません。海賊盤のような印象ですね。ただ本人の名で公開されてい

 まして、誰でも全曲落とせるようです。一応はカヴァー集という事になってい

 るようで、今のがサム・クックの「キューピド」。異色中の異色版ですね。

  次は日頃の雰囲気的に遠くもない楽曲、と言えるでしょう。

  「サマタイム」。

 

M13.Summertime(4’01”) Tom Waits

-I. & G.Gershwin-

http://www.covermesongs.com/2016/03/tom-waits-covers-elvis-the-doors-james-brown.html

 

トム・ウェイツの「サマタイム」、最初に聞いた時は替え歌か、と思いました。わたしは

 トム・ウェイツを聴き込んでいる訳ではないので、彼の発声、発音、言葉に馴れる

 のにちょっと時間がかかりました。実際に公開サイトに行ってないので周辺情報

 が分りませんが、普段のライヴで採り上げてはいますが、表立っては知られて

 いない彼のリパトゥワの幅広さが分ります。

  おそらく話題になりそうなのが、ジェイムズ・ブラウンのナムバー。ちょっと聞いた

 だけでは大向こう受けを狙って唄ったとも思われますが、そんな事はありま

 せん。声が違いすぎるので、真正面から捉えられないかも知れませんが、か

 なり高度にJ.B.を再現しています。彼なりのユーモアも大いに感じられます。き

 っと好きなんでしょうね。取り敢えず聞いてみて下さい。

  「パパのニューバッグ」。

 

M14.Papa Got A New Bag(2’33”)Tom Waits

-J.Brown-

http://www.covermesongs.com/2016/03/tom-waits-covers-elvis-the-doors-james-brown.html

 

M15.Burnie’s Tune(4’22”)Workshop Musicians

-B.Miller-   Soul Jazz SJR CD323

 

トム・ウェイツで「パパのニューバッグ」、如何でしたか。ご希望があれば、もうひと

 つの「アイ・フィール・グド」もお届けしますよ。尤もこのアドレスで全曲聞けるから、

 そっちの方が早いですね。

  ウェイツ流儀のJ.B.に続いたのは、ここのところ連続してお届けしている3

 組アルバム『コクスンズ・ミュ—ジック』から、ワークショップ・ミュージシャンズで「バーニーズ・チューン」

 でした。この日はいい演奏家がキングストン、ブレントフォード・ロードのスタジオ・ワンに集

 まっていたようですね。ブルーノート盤だよ、と言っても信じてもらえそうな仕上

 がりです。これまで紹介して来た物は、どちらかと言うとカクテル系の録音が多

 かったといいますか、実際にこの盤ではその種の物が目立ったのですけれど、

 今の「バーニーズ・チューン」に関しては、ちょっと違って、ソロも含めてアメリカ本土、

 いやヌー・ヨークのアップタウンにも張り合える音楽です。やりますね、ワークショップ・ミュー

 ジシャンズ。リフも魅力的でした。

  とは言え、やはりキングストン、ジャメイカ。自然とこんな音楽が奏でられています。

 

M16.Pine Juce(3’09”)Clue J And His Blues Blasters

-L.Willie-   Soul Jazz SJR CD323

 

クルーと彼のブルーズ・ブラスターズで「パイン・ジュース」でした。彼の地には他に「ブ

 ルーズ・バスターズ」というグループもありまして、よく混同されています。

  今の「パイン・ジュース」はほとんど確立されたスカですね。1960年の録音です。

 先ほどの「バーニーズ・チューン」よりも前なんです。ジャメイカでジャズよりもこの形

 が支持されて定着して行く過程を想像すると、ちょっと刺激的です。

  それでは、ヴォ—カル曲も聞いて貰いましょう。グル—プ・スタイルのハ—モニ—です。

  メロウ・ラークスで「ノー・モー・ウェディング」。

 

N17.No More Wedding(3’05”)Mellow Larks

-C.J.&his Blues Blasters-   Soul Jazz SJR CD323

 

「ノーモー・ウェディング」、メロウ・ラークスでした。先ほどのヴォーカル・グル—プに於けるベ

 イス・シンガーの立場の話に戻りますと、ジャメイカではアメリカのような低音担当者のい

 るグループはあまり見かけないですね。イムプレッションズに影響を受けたような、多

 くは3人組、ファルセトー主体というソウル・スタイルの模倣から始まった形が多く見られ

 ます。今のメロウ・ラークスはその手前に位置する感じです。演奏がどうしようもな

 くトロピかってるのがご愛嬌。発声もやはりジャメイカ調です。

  もう1曲、今度は男女デューオ、最初から最後までベッタリ二部で走ります。こ

 れも心地良い。

  「シュガー・プラム」、オーウェンとミリーです。

 

N18.Sugar Plum(2’24”)Owen & Millie

-unknown-  Soul Jazz SJR CD323

 

M19.Be My Guest(2’19”)Fats Domino

-A.Domino, J.Maracalco, T.Boyce-  Fantastic Voyage FTVD 185

 

「シュガー・プラム」、オーウェンとミリーでした。このミリーというのは、「マイ・ベイビー・ロ

 リー・ポップ」のミリー・スモールではないのかな。声がよく似ています。

  その次はこれも声でお分かりでしょう、ファッツ・ドミノーの「ビ・マイ・ゲスト」で

 した。この『コクスンズ・ミュージック』と同じく3枚組で『ジャムプ・ブルーズ、ジャメイカ・

 ウェイ』という盤がありまして、以前も少し聞いて頂いてますね。こちらは丁度

 同じ頃にジャメイカで受けていたアメリカの音楽を集めたコムピレイションです。コクスン・ドッド

 がアメリカから買い付けて来たレコ—ドはきっとこの種の物だったのでしょう。今の

 ファッツ・ドミノーは、ほとんどスカ・ビ—トでした。ニュー・オーリーンズやマイアミから飛ばされ

 たAMラジオの電波に載ったシャッフル・ビートが、カリブ海を渡る時に周波数変調を受

 けてカウンタ—・アクセントが強くなりスカが生まれた、というわたしの説を裏付けてく

 れる心強い録音です。

  次も同じく『ジャムプ・ブルーズ、ジャメイカ・ウェイ』からです。これはレゲエ好きな

 らば、「おや」と思い当たるでしょう。

  ザ・メリーメンで「ビグ・ダディー」。

 

M20.Big Daddy(2’17”)The Merri-Men

-F.Pingatore-  Fantastic Voyage FTVD 185

 

ハイ、お分かりですね。アップセターズの「ジャンゴの逆襲」の原曲でしょう。ザ・

 メリーメンで「ビグ・ダディー」でした。アップセターズはこれを録音したつもりだった

 のではないか、と思われる位にクリソツです。多分そうなんでしょう。それが、

 ジャメイカの環境で更に刺激的な表現となって知らぬ間に、もうひとつのオリヂナル

 を生み出していた、こう考えるのも楽しいですね。

  さて、ジャズR&B色の強い演奏が続きました。今度はビリー・ヴォーン調です。

  これも平日お昼のラジオ放送的で大変宜しい。

  『ジャムプ・ブルーズ、ジャメイカ・ウェイ』からです。「インディアン・ラヴ・コール」。

 

M21.Indian Love Call(1’59”)Ernie Freean

-R.friml, O.Harbach, O.Hammerstein- Fantastic Voyage FTVD 185

 

M22.Sick And Tired(2’35”)Chris Kenner

-C.Kenner-  Fantastic Voyage FTVD 185

 

M23.The Tramps Disco Theme / Zing! (6’44”)The Tramps

-J.F. Hanley-  Fever Dream FD-CD-7518

 

TM:ボーン・イン・シカゴ(アサー仕様)P.B.B.B.

 

アーニー・フリーマンの「インディアン・ラヴ・コール」、続いて「ダンス天国」のクリス・ケナーが

 唄った「病気で疲れ気味」。とは言え、かなり元気でした。珍しく時間が残

 ったので急遽付け加えました。ちょっとツナギが唐突でしたかな。

  そして最後は「ジング」の変奏曲。これはヴォーカル・トラックだけ共有して新たに

 作られた仕様ではないでしょうか。再発CD『ザ・レジェンダリー「ジング」アルバム』

 のボ—ナス・トラックです。通常こういうのは過剰な出来で親しめないんですけれど、

 これは良いな。オリヂナルへの尊厳が保たれていますね。今朝はどうも「ジング」

 に終始した感あり、です。

  昨日は「百人一首の日」だったそうですね。知らなかった。わたしはナ—ンに

 もベンキョーせずに育ってしまったものの、和歌にはミョーに惹かれるところがあり

 まして、その導入部は百人一首だったような気がしています。それでも好き

 な歌ばかりを勝手に鑑賞していただけ。学校時代には全百首を強制的に憶え

 させられたという人も多いでしょう。わたしはとても詠めないな。すぐ出て

 来るのは「逢いみての・・・」程度です。

  先週の音楽番号、だいぶズレていました。済みません。訂正してあります。

  さて今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/62d2fa5c70b92dd7cdd8c74b0d72e5f1d8f14ee9 

ダウンロードパスワード 5x0bqh8m

 さて今日は亀渕昭信大先輩と生DJの日です。準備は一応整いました。きっと

 面白くなりますよ。落ち着いて努めます。お会い出来たら声をかけて下さい。

 チラシ、一応貼っておきます。

 

 聞くエリス

  今朝もちょうど時間となりました。

 こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

 「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週もあなただけに。

 

 

s-mb160528写真図版

 

 

    • プロフェッサー ロンゲ
    • 2016 5/28 5:00am

    鷲巣さん 澤田さん おはようございます。

    そしてリクエストに応えていただきありがとうございます。
    ライブの「マイ•ガール」カッコイイ!
    スモーキーがいっぱい韻を踏んでますね。
    今週前半はヴォーカルグループ特集、得意技(笑)。

    私がまだ小学生の時に子供部屋の2段ベットの中、ホシデンの
    ルンルンで亀渕さんの「オールナイト•ニッポン」を聴いてました。

    24時を過ぎてから朝までの「ひとりっきりなんだけれども、けっして
    一人じゃない」楽しみを初めて教えていただいたDJと、それから45年
    くらいたって、またそのことを思いださせていただいたDJのお二人によ
    るイヴェントに出かけようと思います。
    私も今から「ワクワクドキドキ」なんですが落ち着いて、落ち着いて(笑)。

    チャオ チャオ!!

    • K (ケイ)
    • 2016 6/1 1:19pm

    こんにちは、お世話になっております。

    データ作製の仕事がひと段落して、心置きなくPCへダウンロードができまして

    久しぶりにゆっくり【幻】モーニン・ブルーズを拝聴いたしました。

    Tasha Taylor女性歌手とても手応え感じました。

    バッキングも(ケブ・モなど)流石です…

    ソウルR&Bからジャンプ・ブルースへと相変わらずエクスクルーシブな布陣で

    も~味わい深く、大変楽しみました。ありがとうございました。

    また、遅ればせながら[中目黒]でのイベント有難うございました。

    抱腹絶倒ハードロック対決!今思い出しても選曲含めとても良かったです!

    参加できて嬉しかったです。

    • 泉の助
    • 2016 6/3 7:08pm

    こんにちばんは!鷲巣様、澤田大黒氏、いつも”読む”ラジオをありがとうございます。

    先日のイベントは大変、楽しかった!私の初”カメ”体験でした。家人にレクチャー猛特訓を受けて挑んだのですが、事前情報が乏しくても、面白いなんてもんじゃなかったです。激烈に笑いました。”カメ”ちゃんの虫声はツボにはまった、、、。今日も鳥さんのTwitterで教えてもらった、”幸福のテネシーワルツ”という、カメさんレモン恵子さんの番組も滑り込みで聞く事ができて、朝から和みました、こちらもありがとうございます。

    で、Big Daddy The Merri-Men
    これですかね?今なぜかスイスに住んでいる、ペリーのおっさん。
    以下にYoutubeのリンクを貼ったのですが、承認待ちになって固まったので

    LEE PERRY & THE UPSETTERS – Django Shoots firstでググってくださいませ。
    原曲の方が、かっこいいです。なぜだ!?こちらも嬉しいご享受ありがとうございます。

    Indian Love Call Ernie Freeman
    もお気に入りです。
    小津の映画の挿入曲じゃないのか?と聞き間違うほど、黛敏郎ぎみなスカですね。
    今度、映画にこの曲をかぶせて、鑑賞することにいたします。 笑)))

    ではでは、またまた、今日の早朝少し前、楽しみにしております。

      • 泉の助
      • 2016 6/6 4:18pm

      追記訂正

      誤”幸福のテネシーワルツ”という、→正 ”幸せのテネシーワルツ”という、

      誤 嬉しいご享受 →正 嬉しい享受をさせていただき 
      以上、こっぱずかしいね。笑))))

      で、鳥さんのtwitterを良くロムってます私。良いラジオ情報、その他情報 ありがたいです。これからもロムりますので、よろしくお願いいたします。

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