【幻】モーニン・ブルーズ 2016/10/22

mb161022

 

前TM : ヲーキン・ブルーズ(夜に近いアサー仕様)P.B.B.B.

 

N  おはようございます。アサー、ワツシイサヲです。「ボブ・ディランが文学か」、欧米にも

 キョ—リョ—な人間はいるのですね。ちょっと驚きです。わたしも、さだまさしが 

 グラミー賞候補になったら「あれが音楽か」なんて言うのかな。ボブ・ディラン本

 人が人前でひと言も受賞に触れないとか、連絡が取れないとか、なかなか面

 白い。拒否せよ、とは言いませんが、もう少し何かやってくれる事を期待し

 ます。

  さて今朝の1曲目は、ここのところシューチュー的にフィ−チュアされているレジ—ナ・ベ

 ルです。以前もお届けした、最新アルバム『ザ・デイ・ライフ・ビギャン』から、今の

 ところわたしが一番気に入っているこの曲です。

  「ユー・ソウ・ザ・グード・イン・ミー」

 

M01.You Saw The Good In Me(4’31”)Regina Belle

-J.Jones, L. Neuble- Shnachie 5828

 

N  「ユー・ソウ・ザ・グード・イン・ミー」でした。1980年代に入って、世界的な傾

 向として、女性の歌唱力が格段に向上しました。その先鞭をつけたひとりが、

 このレジ—ナ・ベルです。もっとも同時期の他の人間に較べると派手な話題が少

 なかったからでしょうか、いわゆるスーパ・スターの仲間入りは出来ませんでした

 が、見え見えの機械操作もなく、今も自然な環境で思い切り唄う事が出来て

 います。これは幸せですよね。こういう時にゴスペルの世界は羨ましいなあ、

 と感じ入ります。但し、わたしはクリスチャンではありません。

  では同じ最新アルバム『ザ・デイ・ライフ・ビギャン』から、ワルツです。

  「ユー」。

 

M02.You(3’47”)Regina Bell

-J.Jones, J.Kugell, M.Neuble-  Shanachie  5828

 

M03.Where Did We Go Wrong(5’13”)The Manhattans feat. Regina Belle

-K.Bloxson aka Sasha-  Columbia FC 40300

 

N  レジーナ・ベルの「ユー」、バックグラウンド・ヴォーカルも素晴らしかったですね。そして

 それに続けたのは「ウェア・ディド・ウイ・ゴウ・ロンク〜俺たちはどこで間違ってし

 まったか」、マンハタンズ・フィーチュアリング・レジ—ナ・ベルでした。

  わたしが彼女を知ったのは、この吹き込みからです。ジェラルド・アルストンが在

 籍したマンハタンズ最後のアルバム、1986年の『バック・トゥ・ベイシックス』からのシングル曲

 でした。この頃、もうジェラルドと他の3人は、おそらく没交渉、つまりグループ

 は破綻状態だったたのではないでしょうか。思わせぶりなタイトル、黒一色にグル

 ープ名抜き、そこに黄金の中袋が覗くというシックなジャケットとは裏腹に、とても

 散漫な印象のアルバムでグラディス・ナイトの「さよならは悲しい言葉」をカヴァしてい

 るんですが、全然ダメ。ジェラルドも明らかに集中力を欠いていました。ただシング

 ルのこの「ウェア・ディド・ウイ・ゴウ・ロング」だけは違って、別格的な出来でした。

  ヴォーカル・グループの作品としての魅力はそれほどありませんで、その他大勢

 の無表情な「ア−.ア−」が聞こえるだけですが、ここでのジェラルドは、殆ど十割

 サム・クックですね。フェイド・アウトのギリギリで「ラララ、ラララ・・・」と、繰り出すあの

 節。わたしは一時期、狂ったようにここばかり聞いていました。

  そして、この絶唱をさらに際立たせているのが、あのレジーナの唄でした。火

 花が飛ぶような声と声のせめぎ合い、素晴らしいスリルです。これはふたりの最

 高傑作と言って間違いないでしょう。でもね、全米R&B番付で46位になっ

 ただけ。今はもう思い出す人もいないのではないでしょうか。

  実はこれの12インチ・シングルを持ってた筈なんですが行方不明でね。大捜索を

 しても見つからず、絶望的挫折を味わいました。そこで鷲巣功という男が解

 説を書いたマンハタンズのベスト・CD盤に入っているのを思い出して、そちらを探

 したのですが、こちらも遭難したまま。ここまでジェラルドとレジ—ナの事を採り

 上げてるのに、これをお届けしない訳には行きません。慌ててレコ—ド店を走り

 回って、使用済みアナログLPを入手してまいりました。まだ悔しさは残ってま

 す。皆さん、どうか大切な物は慎重に保管して下さい。

  さてこの曲のプロデューサーが、ボビ—・ヲマックなんです。アルバム中にも何曲か、彼

 の手による吹き込みがあります。ただし全くC調な楽曲を提供したりしてい

 て、わたしには、ちゃんと仕事したのか、という疑問も燻っています。でも

 表記上はボビ—の制作。先週お話したサム・クックとの関係を語る上でも、相応し

 い一例としてお届けいたしました。

  あー、話が長くなりましたね。ではここで1曲。ボビ—にサムの影響が自然に

 出ている、わたしが気に入っているこれです。

  「ハリー・ヒピー」。

 

M04.Hurry Hippie(3’50”)Bobby Womack

-J.Ford-    EMI USA 7243 8 27673 2 9

 

N  ボビ−・ヲマック、1972年の「ハリー・ヒピー」でした。こういう過剰な力みがない

 ボビ—・ヲマックはとても良いですね。そう言えば彼は左きき、ギッチョでした。3年

 ほど前に話題になったフェイムの3枚組コムピ盤、『フェイム・スタジオ・ストーリー1961~1973』

 の表紙写真はウイルスン・ピケットのセッションで、そこにギターを抱えたボビ−が居ます。

 これもギッチョだから判明する事でしょう。彼は個性的なギタ—演奏で沢山の録音

 にセッション・マンとして参加していました。サム・クックが初めて自分の巡業バンドを録

 音に起用したときも、クリフ・ホワイトと共にギターを弾いていました。

  お聞き下さい、多分リ—ド的なパ—トはボビ—だと思われます。

  1964年の録音、「ザッツ・ウェア・イッツ・アット」。

 

M05.That’s Where It’s At(2’34”)Sam Cooke

-S.Cooke-  ユニバーサル UIGY 7044

 

N  柔らかな歪み感を伴うハムマリングの効いたフレイジングはボビ—に間違いないです

 ね。相の手で入るヴォ—カルも、ここまでならルウ・ロウルズの役目でしたが、彼自身

 のように聞こえます。自分を見出してくれただけでなく日頃の現場にも同行

 させてもらい、ボビ—はサム・クックから大いに勉強した事でしょう。もともと力

 強い声で節を回すゴスペル・リ—ド・ヴォーカルの共通したスタイルを持っていましたか

 ら、応用も難しくなかったと思われます。

  では沢山あるボビ—のサム・クック・カヴァの中から、ちょっと珍しい物を。

  山岸潤史の最初のソロ・アルバムから「アイル・カム・ラニン・バック・トゥ・ユー」です。

 

M06.I’ll Come Runnin’ Back To You(5’49”)

June Yamagishi feat. Bobby Womack

-S.Cooke- メルダック  MED-41

 

N  「君がそばに居た時、僕はあんまり大事にしてなかったね」

  なーんて、このC調さ。呆れてしまいます。サム・クック作です。

  「アイル・カム・ラニン・バック・トゥ・ユー」、山岸潤史フィチュアリング・ボビ—・ヲマックでした。

 ジュンから直接聞いたところによると、この客演は割と簡単に実現したようで

 す。「電話でな、頼んだんや。そしたらすぐ来てな」、確かこんな感じだった

 筈です。その割には想いのこもったヴォーカルですね。ギターが少々デイヴィドT的

 過ぎたかな。

  さて、サム・クックがまだヲッマク・ブラザーズ時代に彼らと出会った時、一番下の弟、

 セシルはまだ背丈が兄たちより低かったので、舞台ではミカン箱に乗ってマイクとの距

 離を詰めていたそうです。そのセシルは、後年こんなデューオで世に出ました。

 

M07.T.K.O.(4’14”)Womack & Womack

-Womack, Womack, Noble-  Cherry Red Records WROBIN1CDD

 

N  1983年にエレクトラから発表されたアルバム『ラーヴ・ヲーズ』から「T.K.O.」、ヲマック・

 アンド・ヲマックでした。同じ曲を80年に、テディ・ペンダグラスが「ラーヴT.K.O.」と

 して唄ったものをご存知の方も多い事でしょう。このヲマック・アンド・ヲマックのひ

 とりは、先ほどのセシル・ヲマックです。そしてもうひとりのヲマックと言うのが、リンダ・

 ヲマック、セシルの妻です。それまで作曲家として活動していたセシルとリンダのふたり

 が、1983年に夫婦デューオの形で表方として登場したのです。

  彼らのデビュ—・アルバムの日本盤解説は、鷲巣功という男が書いていました。

 その時に判明したのが、リンダは1952年生まれのサム・クックの娘だったという事

 です。ここから話は、興味深くかつ分り難くなって来ます。

  楽曲のクレジットに「L.Cooke」とあるのを知っている人も居るでしょう。彼女

 は若い頃から作詞作曲をしていました。それが「ヲマック」・・・、そうです、ボ

 ビ—はサム・クックの妻だったバーブラと、サムの死後一緒になっていたのです。そ

 れで連れ子はボビ—の娘ともなったのですが、72年に幼い頃から馴染みだった

 セシルと結婚し、正式に「リンダ・クック・ヲマック」になりました。でもセシルは叔父にあ

 たるワケで、いいのかなあ。今の「T.K.O.」にはヲマック兄弟全員がバックグラウンド・

 ヴォーカルで参加して親族の新進デューオの旅立ちを心から祝福していると思いき

 や、そこにはセシルの前の女房だったメアリ・ウェルズもいます。メアリ・ウェルズ、ご存知

 ですね、モ—タウンで「マイ・ガイ」のヒットを持つ女性歌手です。みなさんの頭の中も、

 かなり混乱して来た事でしょう。

  どうもヲマック家(ケ)にはハッテン家(カ)の血が流れているようで、ボビ—はサムの

 生前から既にバーブラと「デキていた事を」指摘する人もいます。サムの葬式には。

 故人の衣服を身に着けて出席し、大いに顰蹙を買ったそうです。

  ただしサム・クックが1964年12月11日未明に謎の多い状況で死亡した時、出

 会ったばかりの女性と一緒だったのは事実ですし、「サムもサムだけど、バ—ブラも

 ね・・」というような証言が周囲から出ているので、双方ともアメリカ南部風な

 積極的人間交流が特技だったのかも知れません。

  あ、また話が長くなりました。非常に入り組んだ「サム・クックとボビ—・ヲマック

 の関係」、今回はとりあえずここで幕。類似穴さん、よろしいでしょうか。

  最後は素直にボビ—の、素直なカヴァで、「ザッツ・ヘヴン・トゥ・ミー」。

 

M08.That’s Heaven To Me(2’51”) Bobby Womack

-S.Cooke-    EMI USA 7243 8 27673 2 9

 

M09.Tomorrow(3’20”)Mavis Staples

-E.N.Dowkins-  ANTI  87444-2

 

N  話をするだけでも一苦労だった「サム・クックとボビ—・ヲマックの関係」、「ザッツ・

 ヘヴン・トゥ・ミー」で閉まりましたでしょうか。その後は先週こぼれてしまった

 メイヴィス・ステイプルズの「トゥマロウ」、「トゥマロウ・イズ・アナザ・デイ」という「風と共に

 去りぬ」のスカーレット・オハラのセリフからの引用を持つ歌だそうですが、ワタシちょっと

 そこには疎くて、詳しい事は分りません。それはともかく、その場の人間た

 ちがそこに置いてある楽器を取り敢えず弾いてみたような、だいぶ前の田舎

 のゴスペルをそのまま現代に持ち込んだ感じの、面白い演奏、「トゥマロウ」でした。

  さて「幻」ではなく、先週たしかに聞いてもらったノーラ・ジョーンズ、今朝は

 最新作の冒頭曲です、「バ−ン」。

 

M10.Burn(4’39”)Nora Jones

-N.Jones, S.Oda-  Blue Note 00602547955715

 

N  「ブヮ−ン」、ノーラ・ジョーンズでした。

  次は「正しくファンタスティックなディープかつコンテンポラリーな最高のデビュ—・アルバム」

 を発表した新人音楽家です。その名もファンタスティック・ネグリート。古い形式に囚われ

 ない、現代版のブルーズ音楽という触れ込みでしょう。わたしはミク・ジャガーや

 プリンスに繋がる感覚を強く感じました。これまで大抵の「同時代的ブルーズ」に

 は散々な肩透かしを喰わされて来たワツシイサヲとしては、この手の音楽に慎重に

 ならざるを得ないのですけれど、第一障害は無事通過しております。ビート感

 がいいね。聞いて下さい。

  本国でのシングル曲です、「ワーキング・プア」。

 

M11.Working Poor(4’01”)Fanstac Negrito

-unknown-   PCD-24547

 

M12.Eleanor Rigby(2’40”)Aretha Franklin

-J.Lennon, P.McCartney-    Atlantic/Rhino   8122 77629-2

 

N  ファンタスティック・ネグリートの「ワーキング・プア」。そして、教会で行なわれた結婚式の

 後に、バラ撒かれた米粒を拾い集めるワーキング・プア「エリノア・リグビー」、ご存知アリ

 サ・フランクリンのフィルモア・ウエスト実況録音からでした。

  映画「エイト・デイズ・ア・ウィーク」にはさまざまな同時代証言が収録されていて、

 実演家時代のザ・ビートルズがどのように人々の心に映っていたかが語られます。

 その中で象徴的なのがウ—ピ—・ゴールドバーグの思い出話。

  彼女がシェイ・ステューディアムのビートルズ公演に行きたいと熱望。

  「お前は白人の音楽を聞くのか」という母親の言葉に、

  「彼らは白人でも黒人でもないわ。ビ—トルズよ」と答えたそうです。

  ビートルズの音楽が黒人を捉えた事実は、今さらここで言う必要もないでしょ

 う。「デイ・トリッパー」や「ア・ハード・デイズ・ナイト」をカヴァしているオーティス・レディン

 グは他界する直前まで「サージェント・ペパーズ」を擦り切れるほど聴き込んでい

 たそうです。こうした影響力の下に黒人音楽家にカヴァされたビートルズ、という

 かレノン・マカートニの楽曲を集めたコムピレイションがイギリスのエイスから出ています。収録曲

 目を見て珍しい物がたくさんあったので、通して聞いてみました。今朝は女

 性が唄ったレノン・マカートニ作品をお聞き頂きます。

  と言ってもアリサの「エリノア・リグビー」は、今のライヴではなくスタジオ録音のトラック

 が収められていますので、ご注意。

  次はディオンヌ・ワーウィック。先週のハムブル・パイ版「恋を抱きしめよう」は、ロンゲ

 さんには最後まで同曲と判別出来なかったそうですが、こちらは如何でしょ

 うか。

 

M13.恋を抱きしめよう(2’33”)ディオンヌ・ワ-ウィック

-J.Lennon, P.McCartney-  Pヴァイン PCD-17757

 

N   ディオンヌ・ワ-ウィックで「恋を抱きしめよう」でした。アリサ、ディオンヌと70年代を

 代表する女性歌手たちに、次々とカヴァされたレノン・マカートニ作品、流石です。も

 うひとり、この時代の女性の代表格に登場してもらいましょう。

  「リトル」の取れたミス・エスター・フィリップスです。

  シングルにもなった「アンド・アイ・ラーヴ・ヒム」。

 

M14.And I Love Him(2’38  ”)Ester Philips

-J.Lennon, P.McCartney-  ワーナー  WPCR-27598  35XD-649

 

N  エスター・フィリップスで「アンド・アイ・ラーヴ・ヒム」お届けしました。お聞きの通り出

 来は上々ですが、これも実はこのコムピ盤『レット・イト・ビ~ブラック・アメリカが歌うビ

 —トルズ』には収録されていません。同じアトランティック原盤のアリサが入っているので、

 ちょっと疑問です。そこで「幻」では彼女のこの曲もお送り致しました。

  そして次。これは聞いた事なかったなあ。先ほども登場したセシル・ヲマックの先

 妻、メアリ・ウエルズです。

  初期の隠れた傑作、「秘密を知りたいかい」。

 

M15.ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット(2’40”)メアリー・ウェルズ

-J.Lennon, P.McCartney-  Pヴァイン PCD-17757

 

N  メアリ・ウエルズで「ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット」でした。なかなか素敵

 なアレンヂですね。メアリの優しい唄とも調和が取れています。ビ—トルたちは彼女の

 事が大好きで、自身が一枚看板になった初めての全英公演にゲストとして出演

 してもらっていたそうです。

 そのお礼というワケでもないでしょうが、メアリはモ—タウンを離れた65年にビ—トルズ

 の楽曲で構成されたLP『ラーヴ・ソングズ・トゥ・ザ・ビートルズ』を制作していま

 す。

  さて次はランディ・クロフォード。出世作『エヴェシング・マスト・チェインヂ』から、

 ジョン・レノンの傑作「ドント・レット・ミー・ダウン」。

 

M16.ドント・レット・ミー・ダウン(3’58”)ランディ・クロフォード

-J.Lennon, P.McCartney-  Pヴァイン PCD-17757

 

M17.Girl, Don’t Let It Get You Down(3’38”)O’Jeys

-K.Gamble, L.Huff-    (仏)Knight Records KNCD 82001

 

N  ランディ・クロフォードの「ドント・レット・ミー・ダウン」、に続けては「ガール、ドント・レット・

 イト・ゲット・ユー・ダウン」、オージェイズ1980年のシングル・ヒット曲でした。『レット・イト・

 ビ~ブラック・アメリカが歌うビ—トルズ』、来週は男声歌手によるレノン・マカートニ作品を

 いくつか聞いてもらいます。どうぞお楽しみに。

 

M18.Jessee(6’11”)Grand Master Melle Mel

-M.Glover, R.Griffin, S.Robinson-  Rhino  R275841

 

N  さて最終のテレビ対決も終って、投票を待つだけになった第45代アメリカ大統領

 選。整備不良トラムプが失速して行く中でヒラリ—が優勢になっていますが、それも

 なあ・・・、というのが正直なわたしの思いです。ふたりともTPPには反対

 です。やっきになって条約を締結しようとしているアベセーケンは分ってるのかな。

  今の1曲は、1984年に大統領候補になり損ねた黒人宗教家、ジェシ−・ジャクス

 ンの応援歌。フューリアス・ファイヴのメリー・メル、本名メルヴィン・グローヴァが個人名義でシング

 ル曲として発表しました。この時ジェシーは黒人たちに「選挙民登録を」という

 政治参加を呼びかけていました。歌の中でも「投票せよ、投票せよ(Vote, Vote)」

 という繰り返しが印象に残ります。

  映画「ワッツタックス」でも熱弁を奮っていたジェシ—は、結局のところ候補になれ

 ず、その後で自らの、及び親族の不純情交関係や金銭不祥事で、失脚してし

 まいました。わたしは彼の「目」がずっと信じられなかったなあ。しきりに

 言われた「マーティン・ルーサー・キング師の後継者」というのには、かなり無理があ

 りました。演説も感動的ではなかったしね。

  初の黒人大統領バラク・オバマは志半ばにして、大統領職を退く事になります。

 7年前に「イエス、ウイ・キャン」とこの歌で「変革」を叫んだのでしたが・・・。

 

M19.A Change Is Gonna Come(3’04”)Sam Cooke

-S.Cooke-  ユニバーサル UIGY 7044

 

M20.Satin Soul(4’23”)Gene Page

-B.White-  ワーナー WPCR-28113

 

後TM:ボーン・イン・シカゴ(アサー仕様)P.B.B.B.

 

N  サム・クックで「ア・チェインヂ・イズ・ゴナ・カム」、シングル盤制作の際に外された2番目

 のコ—ラスのある、全篇仕様でお聞き頂きました。バラク・オハマは、最後の1年間、

 ほとんど諦めに近い態度で職務に就いていましたが、今も大いに悔いが残っ

 ているでしょう。大統領とは言え、ひとりでは何もできないのです。

  それでも投票率53.05%の新潟県知事選は、原発推進派にカウンタ—・パンチを喰

 らわす事が出来ました。さあみんな、目を離すな。

  最後はバリー・ホワイト制作のジーン・ペイヂのソロ作品『ホット・シティ』から、「サテン・ソウ

 ル」でした。ずっと前からLPで持っていたのですがこのバンドのところの溝が

 潰れていて、酷い音になってたのですが、いま税込み1080円で再発されてい

 ます。ありがてえ。

  先週の投稿にあった『永久保存盤』の中古消滅? そんな投稿がありました。

 なんだろう。実は昨日あのLPの件で中日新聞の取材を受けたばかりなんです。

 それとは関係ないでしょうがね。

  今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/dc21899e9dc62ab95a79b4909b3aae08ec0f9500 

ダウンロードパスワードは、77g85c09です。自落とし良好でしたよ。

  今朝もちょうど時間となりました。

 こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

 「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週もあなただけに。

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    • 類似穴
    • 2016 10/22 3:44am

    針素直な感想は”よろしくないです” 一読しただけでは訳が分かりません。
    複雑な関係にあるということはなんとなく聞いていましたが
    家系図を手書きで書くか、NHK(ニホンヴィザールキョウカイ)協会のドキュメンタリーにしてもらわないと理解できません。素直に理解できたことはボビーのギターはぎっちょで唄っているいるということです。

    ソウルサーチャー様の山岸さんの感動的なお話があったように記憶しているのですが、肝心のお話の”キモ”が思いだせません。

    とりあえず落ち着いたら感想を縦で書くかもしれません。ご迷惑かもしれませぬが、、、

    • 類似穴
    • 2016 10/22 3:52am

    私はコウセイの知識はないのですが”協会”はトル でお願いします

  1. アサーッ!

    【幻】更新、感謝です。

    サクッとDLしましたが、どうやらツイッタが大変なことになってるみたいですね。(アッとオドロク ピコ太郎)

    普段何気なく依存しているとなかなかわからないものですが、ないと結構不便だなぁ…。

    さて、

    A Change Is Gonna Come

    どうなるのか
    どうするのか

    追伸
    ハムブル・パイ、もう一周お願いします。

    • プロフェッサー ロンゲ
    • 2016 10/22 4:25am

    鷲巣功様 澤田修様
    おはようございます。

    秋のボーカル。
    しっとりしてこの季節にぴったりですね。
    ディオンのなら私にもわかりました。(笑)

    • ワツシイサヲ
    • 2016 10/22 10:35am

    ツイタ、何か問題が発生していますか。こちらで何か対処できますでしょうか。お教え下さい。

    • ヴェンテン
    • 2016 10/22 1:43pm

    先週はメイシー・グレイ、今週はレジーナ・ベル、秋にぴったりのVo.ありがとうございますm(__)m。今回は27時に定時に聴いたのにTwitterが開かないのでフテ寝しました(>_<)。幻のページも、先週分をおさらいしようと思っても木曜日まで開かなかったです。今は大丈夫。わっしーが心込めて制作しておられるのになんてこった( ̄Д ̄)ノ!

    • 大橋 康一
    • 2016 10/24 12:36pm

    今週も更新、感謝です。 季節の変わり目なので、気をつけましょうね!!

  2. ツイタは今回の【幻】の更新の頃に、障害が発生していて、日本でも一部のユーザーがつながらなくなっていただけで、アサーッの4時半頃には復旧しました(自分の場合は)。

    (でも当時のツイートをみると、他のリスナーの方々はたいがい大丈夫だったようです)

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