【幻】モーニン・ブルーズ 2016/12/03

mb161203

 

前TM : ヲーキン・ブルーズ(夜に近いアサー仕様)P.B.B.B.

 

N  おはようございます。アサー、ワツシイサヲです。「しはす」が始まりました。あっと

 言う間の2016年、町はクリスマスから新年へと装いを変えつつあります。ただし、

 しばし待て。今年は、まだ終っていませんよ。残り28日間もある。それに年

 が変わったって、すべての事物は今年からの延長です。引き締めて参りまし

 ょう、では。

  ある出来事の関連で、久し振りに聞きました。ジョージ・ベンスンの「クロック・ワイ

 ズ」いやー、カッコ良かったですね。その痺れをお伝えしましょう。

  2016年12月最初の「幻」モーニン・ブルーズ、1曲目です。

  ジョージ・ベンスンで「時計回り」。

 

M01.Clockwise(4’25”)

G.Benson-  Pair PCD2-1207

 

N  ジョージ・ベンスンの「クロック・ワイズ」でした。コロムビア時代、1966年の録音、サクス

 フォンはロニー・クーバでしたか。今ソニーからこの曲の別テイクが入ったアルバム『イッツ・アップ・

 タウン』が出ています。そちらは未聴ですが、もっと長かったりしてね。聞きた

 い。ここでオルガンを弾いているのはダクタ・ロニー・スミスです。ジョン・ハモンド・シニアが

 ベンスンに目を着けた時、編成にオルガンが入っているのであまり親身に制作をし

 なかった、という話はよく言い伝えられています。ニグロ・スピリチュアルから、ゴス

 ペル、ブルーズ、ブーギ−・ウーギ−、そしてもちろんジャズと黒人音楽の全てに理解

 を示したシニアですが、何故かオルガンが嫌いだったそうで、そう言えばオルガン・ジ

 ャズの制作物はないですね。彼が見出したノ—ベル文学賞作家ボブ・ディランの現場

 担当をずっと外れずにいたならば、「ライク・ア・ローリング・ストーン」のセッションで、ディ

 ランが「もっとオルガンの音を上げろ」と叫んだ時、どう対応したのでしょうか。

 興味のあるところです。

  ベンスンとは短い付き合いで、その後「マスカレイド」で有名になった後に再会し、

 シニアは彼の「驚く程コマ—シャルな唄声に驚愕した」と語っていました。この余談

 も実に面白い。ジョン・ハモンド・シニアらしいですね。

  さて本来ならば今朝は別の音楽で始めるつもりでしたが、「時計回り」の

 カッコ良さで急遽変更となりました。では、そもそも先週に決めていた1曲目を

 お送りしましょう。これです。

 

M02.Baby, It’s Cold Outside(4’21”)Ray Charles and Betty Carter

-F.Loesser-  Wax Time 771879

 

N  先週の最後と同じ「外は寒いよ」、ジミー・スミスとウエス・モンゴメリに変わってレイ・

 チャールズとベティ・カーターでした。

  先月半ばから、あっという間に冬が来ました。日常的に自転車に乗り始め

 た頃から、冬は気温が気になりましてね。真冬の最高気温が9度以上あると普

 通、あるいは暖かく、7度までしか上がらないと寒い、という基準が自分の中

 で出来ていました。

  先月は東京でも最高温度が9度、という日がありました。それも急に冷え込

 んだものですから、余計に寒く感じて風邪を引いた方もいるのではないでし

 ょうか。インフルエンザも流行り始めたといいます。皆さん、お気をつけ下さい。

 冬はこれからですよ。

  さてレイ・チャールズとベティ・カーターは1961年の吹き込みで編曲と指揮がマーティ・ペ

 イチ。R&Bレイベル、アトランティックを離れABCパラマウントに移籍して、より広い市場開拓

 に専念していた頃の作品です。ここでは「愛さずにはいられない」他、カントリー

 を堂々と採り上げた事で大成功の道筋がつけられましたが、こういうビッグ・

 バンド・ジャズの保守的な吹き込みも行なっていました。

  このベティ・カーターとのデューオ・アルバムは「企画盤」と言っていい内容で、「ふ

 たり」にちなんだ楽曲が揃えられています。今の掛け合い「外は寒いよ」も

 そのひとつでした。他の収録曲も聞いてもらいましょう。

  まず「カクテルズ・フォ−・トゥー」、レイ・チャールズとベティ・カーターです。

 

M03.Cocktails For Two(3’16”)Ray Charles and Betty Carter  02”

-A.Johnson, S.Coslow-  Wax Time 771879

 

N  レイ・チャールズとベティ・カーターによって、とても丁寧に唄い込まれた感の漂う「カ

 クテル・フォ−・トゥー」でした。それなりに上品さを漂わせる仕上がりです。しかし

 ながら自分が演じている役割を、ちょっと離れて見ているクールなもうひとりの

 レイ・チャールズがいるような感じですね。それに彼の唄声、ピアノにはどこまでも

 ファンキーさが付きまといます。

  次は元気のいいナムバー、「トライ・ア・リトル・テンダネス」の作者にも名を連ねるハリー・

 ウッズの書いたスタンダード曲です。サクスフォン・ソロは、デイヴィド・ファッツヘッド・ヌーマン。

  「サイド・バイ・サイド」。

 

M04.Side By Side(2’24”)Ray Charles and Betty Carter

-H.Woods-  Wax Time 771879

 

N  「幻」モーニン・ブルーズとしては滅多にないジャズ的な雰囲気で始まった2016年

 12月3日の朝です。では同じくおジャーズ気分を続けて行きましょう。

  女性ジャズ・ピアニスト、ヴォ—カリストのシャーリー・ホーンのライヴ・アルバムです。これはラス・

 ヴェガスに「おジャーズ」の生演奏が溢れていた1988年に収録された、現地フォ−・

 クイーンズというホテルのラウンジでの収録。2015年にマネジャの談話も含んだかなり念入

 りな形で再発売されました。いかにもカジノ街のホテルで演奏されて受けそうなナム

 バ—が並んでいて、その中から、これまた「帰ってくれたら嬉しいわ」という、

 これまた決定的な1曲を聞いてもらいます。

  二人の黒人プレイヤーたち、チャールズ・エイブルズのベイス、スティーヴ・ウイリアムズのドラムス

 を伴ったシャーリーのご作法は、全篇を通してたいへん立派なものですが、この1

 曲で冒頭の4小節「You’d Be So Nice To Come Home To」と唄った後の、「ヴ

 ヘ、ヘ、ヘヘヘヘ」という笑いは何でしょうか。レコ—ド店頭の試聴器で聞いていて、

 思わず声を出して笑ってしまいました。ジャケットのお写真に相応しいお声です。

 そこを繰り返して何度も聞き、ここだけでも皆さんにお届けしようと、持っ

 て参りました。

  ではお届けしましょう。始まって間もないところですよ、お聞き逃しなき

 よう、聴覚集中。

  シャーリー・ホーンです。「ユードゥ・ビ・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」。

 

M05.You’d Be So Nice To Come Home To(3’59”)Shirley Horn

-C.Porter-  Resonance Records  HCD-2015

 

N  シャーリー・ホーンで「ユードゥ・ビ・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」でした。このフォア・

 クイーンズというヴェガスのホテルでは毎週月曜日にラジオ中継のあるジャズ・セッションが行

 なわれていました。彼女はこういう場所でのジャズに抵抗なく同化出来たので

 しょう。時には貫禄を感じさせる堂々としたステイヂ・マナーで、このアルバムを通し

 ています。

  続けてまた女性シンガーの実況録音盤からです。歳を取る毎に綺麗になる、と

 一部の女性からは嫌われているエミルー・ハリスを中心にした、盛大な音楽会の模様

 を収録した『ザ・ライフ・アンド・ソングズ・オヴ・エミルー・ハリス』からです。まずはエミ

 ルーの紹介でダニョー・ラノワーが登場して、彼の作品をふたりで唄います。

  「ブラックホウク」。

 

M06.Blackhawk(4’31”)Daniel Lanois and Emmylou Harris

-D.Lanois-   Rounder Universal  0888072009103

 

N  この公演は去年の1月にワシントンで行なわれました。出演者がもの凄い。ルーシンダ・

 ウイリアムズ、クリス・ヒルマン、パッツィ・グリフィン、シェリル・クロウ、クリス・クリストファスン、アリスン・クラウ

 ズ・・・。このアルバムでエミルーが出て来るのは3曲しかありませんが、これだけ

 の客演者を集められるという彼女の存在の大きさが分りますね。

  この大変な現場を仕切ったのは、バディ・ミラー。よく出来ました。そしてドン・

 ヲズと云う男が並記されています。彼はベイスも担当しています。ひょっとして、

 あの、ブルー・ノート社長のドン・ヲズでしょうか。そう言えばわたしの1000枚の中

 の1枚である『リズム、カントリー・アンド・ブルーズ』はドンの制作だったものなあ。ベ

 イスを弾くのは知らなかったですけど。どこかで確認したいですね、ほんとに

 あの男かどうか。

  この盤はCDだけとDVD付の2種類がありまして、わたしはCDだけの方を買

 ったのですが、DVD付にしておけば良かったな、と今ごろ後悔しております。

 みなさんはどうぞDVD付にして、ドン・ヲズの姿を確かめて下さい。

  なお、冒頭の「歳を取る毎に綺麗になる」という形容、今回のジャケットの写

 真ですと、ようやく年相応になって来ているようです。若干、ヒラリー体型化して

 いますね。一部の女性のみなさん、ご安心を。

  なんせ凄い顔触れなので、まだじっくりと聴き込んではいません。これか

 らも何度かここから聞いてもらうと思いますが、今朝はもう1曲、ヴィンス・ギル

 

 でお聞きいただきましょう。エミルーにとっては思い出深い歌です。

  「トゥゲザー・アゲイン」。

 

M07.Together Again(4’10”)Vince Gill

-B.Owens-  Rounder Universal  0888072009103

 

M08.Everything I Do Gonh Be Funky(From Now On)(3’14”)

Madeleine Peyroux

-A.Tousaint-  Impulse!  060255701014

 

N  ヴィンス・ギルの「トゥゲザー・アゲイン」に続いてお届けしました、21世紀のビリー・

 ホリディ、マドリーン・ペルーの最新アルバム『世俗的聖歌』から「エヴェシング・アイ・ドゥ・

 ゴナ・ビ・ファンキー」、アラン・トゥーセイントの作品でした。いいセンスで仕上げていました

 ね。演奏もヴォ—カルも、非常に奥ゆかしい上に、充分ファンキー。トゥーセイントの書いた

 曲の感触がとても自然に表現されているような聞き味です。こういうところ

 が21世紀のビリー・ホリディたる所以、とは思えませんが、マドリーン・ペルーはやはり

 際立った力のある唄い手のようです。懐の深いこのアルバム、これから何度も聞

 くつもりです。

  さてこちらはDVD付で発売中、カリン・ダルトンの『あんたを一番上手に愛して

 くれるのは誰か、教えるのは難しいわ』です。CDは1969年にキャピトルから発売

 されていた物と基本的に同じ内容で、オマケに4曲のビディオ・クリップが入ったDVD

 が付いています。12弦ギターを弾きながら唄うダルトン、愛想のなさは想像通りで、

 モノクロームながらかなり鮮明な「イット・ハーツ・ミー・トゥ」、コロラドの田舎屋の玄関先で

 唄われる「ア・リル・ビット・オヴ・レイン」などは実演実写ということもあり、面白

 く見られます。フランス語のナレイションと字幕が付いていますから、そちら向けの宣

 伝画像かも知れません。

  今朝はCDから「ブルーズ・オン・ザ・シーリング」、カリン・ダルトンです。

  「天井見つめる毎晩さ、また今夜」こんな歌がどこかにあったな。

 

M09.Blues On The Ceiling(3’37”)Karen Dalton

-F.Neil-  Megaphone  CD Mega 10

 

N  「ブルーズ・オン・ザ・シーリング」、カリン・ダルトンでした。さて次はカリンと同じく12

 弦ギターを弾いてブルーズを唄うローリー・ブロック。彼女はアメリカのヌー・ジャージーで生ま

 れマンハタンで育っていて、父親がグリニッヂ・ヴィレッヂで商店を営んでいたので、ボ

 ブ・ディランやマリア・マールダー、ジョン・セバスチャンなどが往来するのを当たり前のよう

 に見ていたそうです。こういう中で自然と音楽に親しむようになり、10代の

 頃にはワシントン広場のフォーク・セッションに参加していたといいます。とてもいい環境

 で大人になった訳ですね。

  彼女は、これまでお手本にして来た先達をテ—マにしてアルバムを作り続けて来

 ました。今回はブッカ・ホワイトを「師匠」として掲げ、本人のオリヂナルも含んだアルバ

 ムとしています。アメリカの白人女性としては非常に珍しいですね、こういうこと

 をやってるのは。ブッカ・ホワイトというのは1930年代に活動をしていたブルーズ・

 マンです。ボブ・ディランも初期に彼の「フィクシン・トゥ・ダイ・ブルーズ」をカヴァしてい

 ました。

  今朝は彼のもっとも有名な1曲、生まれ育った土地を唄った

  「アバディーン・ミシシッピ・ブルーズ」をどうぞ。ローリー・ブロックです。

 

M10.Aberdeen Mississippi Blues(4’22”)ローリー・ブロック

-B.White-  BSMF 2535

 

M11.Soul Blue(6’00”)ナンシー・ライト

-unknown-  BSMF 2539

 

N  ローリー・ブロック、なかなかいいですね。「アバディーン・ミシシッピ・ブルーズ」でした。

 唄がいいですね。自然なブルーズっぽさがあります。他のアルバムも聞いてみたい

 な。

  続いた器楽曲は、先週も聞いてもらった女ブルーズ・サクソフォン奏者ナンシー・ライトの

 新譜表題曲「ソウル・ブルー」、一歩間違うとただのエレベイター・ミュージックというとこ

 ろを、上手に気持ちよく仕上げています。クリス・ケインと云うギタリストがゲスト参加

 していました。

  現代のロックやR&Bはほぼ女性に乗っ取られて久しい状況が続いていますが、

 ブルーズも女天下になる日が近いのではないか、彼女たちを聞いてそんな気が

 しています。男がダメだからなのでしょうねえ。振り返れば、今朝もここまで

 ずっと女性の音楽ばかりでした。そもそも女は好んで聞かない、という性癖

 だったワツシがこういう状態ですから。当選出来なかったり失脚した女性政治家

 もいますが、音楽での女性優位の流れはこの先、より現実化して来る事でし

 ょう。わたしの確かな予感です。

  さて次は男女混合のヴォーカル・ハーモニーが聞かれるゴスペルです。先週アルバーティナ。

 ヲーカーだけを聞いてもらったコムピ・アルバム『ゲット・ザ・ホーリー・ファンク  ジュウエル・スピ

 リチュアル・グルーヴァーズ』からです。ルイジアナのジュウエル・レコーズに眠っていた秘蔵ゴス

 ペル集、なかなかの手応えで、何回か聴き返しています。現時点での印象は制

 作者の意図した「聖なるファンク」もさる事ながら、やはり健全な、前向きな宗

 教音楽というところでしょうか。極端に泥臭い物はありません。それよりも、

 北米の黒人音楽が更新されて行く流れの中で、ゴスペルもその影響を受けて返

 し、世俗音楽を引っ張って行った様子が伝わって来ます。

  今朝はまず、R&Bヴォーカル・グループの影響が随所に感じられる女性4人組BPS

 レヴォルシオンからどうぞ。

  「ブラザリー・ラーヴ」。

 

M12.Brotherly Love(3’23”)BPSリヴォリューション

-unknown-  Pヴァイン PCD 24567

 

N  わたしの感覚ではマンハタンズ、デルフォニクスあたりの影響が漂っていました。BPS

 レヴォルシオンで「ブラザリー・ラーヴ」。1973年の作品ですから、かなり早い状況吸収

 ですね。まあR&Bヴォーカル・グループはそもそもゴスペル・クヲーテットが基本ですから、

 影響云々というのもナンセンスかも知れません。

  次はビル・モスとザ・セレスティアルズという男ひとり、女二人のシンガーズ形式集団。

 ゴスペルではこのようなリーダー、師匠にお弟子さんたちが付いている編成はよく

 あります。エドウィンのホウキンズ家は子供たちがみなこの師匠格です。優れた男性

 指導者に女性信奉たちが付随していく形は古今東西ありますね。千石イエス師も

 その例でしょうか。スティール・ギターの駒沢結城は、多くの女性門下を抱えていて、

 駒沢イエスと呼ばれかけていた時期があります。あ、関係ないですね。

  ではビル・モスとザ・セレスティアルズで「キープ・オン・ユージング・ミー、ジーザス」。

 

M13.Keep On Using Me Jeseus(Till You Use Me Up)(4’06”)

ビル・モスとザ・セレスティアルズ

-B.Moss-  Pヴァイン PCD 24567

 

N  ビル・モスとザ・セレスティアルズで「キープ・オン・ユージング・ミー、ジーザス」でした。

 聞いていて、「サインはピース」のオ—シャンを連想しました。根拠は特にありません

 が、あの歌もキリスト教の言い伝えを土台に作られているという事を聞いた事が

 あります。ショーサイはフメーです。

  さて、次は何の影響下に作られたかどなたもお分かりでしょう。

  ザ・ホプスン・ファミリーです。

 

M14.Prayer Will Take You There(3’52”)ザ・ホプスン・ファミリ−

-C.Hopson-  Pヴァイン PCD 24567

 

N  ザ・ホプスン・ファミリーで「プレイヤー・ウィル・テイク・ゼア」、もちろんステイプル・シンガーズ

 の「アイル・テイク・ユー・ゼア」の焼き直しですね。単純な繰り返しが延々と続きま

 す。通常こういった背景で力あるリ—ド歌手が引っ張って行くのですが、それ

 もナシ。けれども持続するビ—トには乗せられますね。過剰なまでの反復、これ

 がこの音楽の大きな要素のひとつです。

  次は文句なしに「力あるリ—ド歌手が引っ張って行く」形。「エイメン」を基に

 したメロディ展開が迫って来ます。

  ディ・オリディナル・ファイヴ・ブラインド・ボーイズ・オヴ・アラバマで

  「ゼアズ・ガッタ・ビ・ア・チェインヂ・メイド」。

 

M15.There’s Got To Be A Change Made (3’10”)

ディ・オリディナル・ファイヴ・ブラインド・ボーイズ・オヴ・アラバマ

-J.Carter,C.Fauntain-  Pヴァイン PCD 24567

 

M16.Dedicated(3’56”)Mavis Staples

-J.Vernon-  Anti-  87444-2

 

N  ディ・オリディナル・ファイヴ・ブラインド・ボーイズ・オヴ・アラバマで「ゼアズ・ガッタ・ビ・

  ア・チェインヂ・メイド」、さすがの迫力でした。続いてお届けしたのは、メイヴィス・

 ステイプルの新しいアルバムから「デディケイテド」。先のエミルー・ハリスの公演に彼女も出

 ていて、名曲「ファミリー・サークル」をヨユ—でカマしてます。誰も敵わないね、メイヴィス

 には。

  新しいアルバムは、これまでに聞いてもらったのもそうでしたけれど、常にテン

 ション感なく歪んだギタ—の音色が控え目ながら支配的に使われています。メイヴィス

 の声との絡みもタエ。彼女も気に入っているんでしょう。いい響きです。

 

M17.Reaganomix(5’29”)Johnnie Taylor

-unknown-  SOLARIS SOL-CD-103

 

N  「やってらんねえよー、レーガノミクスとやらの下じゃあな」、ジョニー・テイラーが叫

 んでいます。「レーガノミクス」とは、1980年代にロナルド・レーガン米国大統領が採っ

 た経済政策ですね。「呪い経済学」等とも呼ばれ、成功したとは言えません

 でした。本来は減税して労働意欲を煽り生産性を向上させるという目的があ

 ったのですが、いつも犠牲は貧民層。それほどの政治的主張はなかったよう

 ですが、ジョニーはちょいとヒネりたくもなったのでしょう。1982年の作品です。

  「アベノミクス」というのはここからの盗用です。国会などで「成功しつつある

 アベノミクス」と本当に嬉しそうに自画自賛するシンゾーのアホヅラ、見ている方が恥ず

 かしくなります。

  これだけ騒げば雇用求人も少しは上昇するでしょうが、それだけでいいの

 でしょうか。更には「働き方改革」なんて側近ゴマスリが作った広告コピ—みたい

 な事ばっかり口にする奴は信用出来ません。

  また何のチェインヂもなく暮れて行く2016年の12月です。

 

M18.Have You Seen Her(5’10”)Chi-Lghits

-E.Record-  Edsel FBook 21

 

M19.Oh! Girl(2’49”)Young-Holt Unlimited

-E.Record-  ワ−ナー  WPCR-27284

 

後TM:ボーン・イン・シカゴ(アサー仕様)P.B.B.B.

 

N  わたしのこの時期の定番「たれか彼女を知らないか」、シャイライツ1971年の作

 品でした。寒い中で聞くと、その良さが倍増です。

  続けたのは同じくシャイライツ翌72年のヒットで「オー、ガール」。こちらはヤング・ホルト・

 アンリミテッドの演奏でお聞きいただきました。ワーリツァのエレピが、すすり泣いてまし

 た。良かったな。

   昨日はローリング・ストーンズの新譜の発売日。今度のにはわたしも興味があっ

 て、大家さんが入荷するという前日の午後には売られていると言うので、レコ—

 ド店に行ってみましたが、並んでいませんでした。店員に訊ねたら、「明日

 発売です。明日からじゃないと売れません」との事。昨日また出直して、よ

 うやく手に入れました。まだ一回通して聞いただけです。来週お聞き頂く事

 にしましょう。

  今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

  http://firestorage.jp/download/2d4c40bdac8ec370e6cd44579d293d31e51e3651 

  ダウンロードパスワード wi3fdp0m、自落としは快調でした。

  大家の不通状態、月が変わったのにすぐ改善されませんでした。重ねてお

 詫び申し上げます。この不通時に「幻のまぼろし」トゥイターで、付録の在り処を

 お伝えしておけば良かったと、今気付きました。先々週、先週の分、そちら

 にも揚げておきます。また投げ文です。頼みますよ。

  今朝もちょうど時間となりました。

 こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

 「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週もあなただけに。

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    • ワツシイサヲ
    • 2016 12/3 11:41am

    皆さん、大変お待たせいたしました。ようやく環境が復旧いたしました。多大なるご迷惑をおかけいたしまして、申し訳ありませんでした。これに懲りず、以前より増しての深いお付き合いを、改めてお願いいたします。
                                    鷲巣功

    • 密偵ビス子
    • 2016 12/3 10:27pm

    復活ひと安心。お疲れ様でした。
    これからも楽しみにしてまーす。

  1. お疲れ様でした。ほっと一安心。感謝です。

    • プロフェッサー ロンゲ
    • 2016 12/4 5:50pm

    鷲巣功様 澤田修様
    こんにちは。復活。更新。ありがとうございます。
    これからも末永く、私たちのもとにモーニングブルースが
    届くことを願って止みません。
    3回分ダウンロードも完了いたしました。
    ありがたや。あ〜。ありがたや。
    さて、じっくり噛み締めて拝聴します。

    今回こうやって安心して待っていられたのも
    広報部長の密偵リスさんのおかげだネ。
    おつかれさまでした。

      • 密偵ビス子
      • 2016 12/7 3:11am

      いえいえそんなわたくしなんぞ( *˙˙*)

      全国9万人のファンのおチカラでしょう。

    • 大橋 康一
    • 2016 12/5 5:25am

    良かった〜復活して、嬉しいです。

    お疲れ様です。

    • 類似穴
    • 2016 12/5 11:10pm

    先週の”底のアンタ”は類似穴

    で、いつでしょうか??

    年内? ゴム長ジサン??

    • プロフェッサー ロンゲ
    • 2016 12/9 9:14pm

    11月 )) 「外は寒いな」 (( 12月 

    鷲巣功様 澤田修様
    こんばんは。
    ジャズのオーガンとギタでうまく繋がった2週間を楽しみました。

    モーニングブルースが電波の時の「12月はこれなんです。」の
    シャイライツがまた聴けてうれしいです。
    寒い場所でいつでも聴けるようにプレイヤーに入れて準備OKです。

    ではまた明日。

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