【幻】モーニン・ブルーズ 2016/12/24

mb161224

 

前TM : ヲーキン・ブルーズ(夜に近いアサー仕様)P.B.B.B.

 

N  おはようございます。アサー、ワツシイサヲです。水曜日21日が冬至だったから、

これからも寒い日は続きますけれど、もう日が伸びて行く季節となりました。

農業を基幹としている民族の間では、すべてを司る神は太陽になります。

ですから、神が一番弱ってから再び復活し始める冬至前後を1年という循環

の区切りとしました。ヤクザの世界では今も12月始めに「正月事始め」という

儀式が行なわれるとか。これは西洋のクリスマス、東洋に於けるお正月の設定とも

関連している、こんな事を、ずっと前にクリスマス音楽の冊子を編集制作した時に

知り、年の瀬にはいつも思い出します。

とは言え、こんな半端な知識の下でも、結局「しはす」は毎年、慌ただし

く過ぎて行ってしまうのです。また「たれかあの娘を知らないか、目撃情報

求む」でも、聞くか・・・。

あ、始まったばかりですね。今日は聖なる前夜です。信仰心篤き当番組「幻」

モ—ニン・ブルーズは、今年も神の降臨をお祝い致します。

ザ・メディテイション・シンガース、「グーッド・オールド・ゴスペル・ミュージック」。

 

M01.Good Old Gospel Music(4’40”) ザ・メディテイション・シンガーズ

-A.Williams-  Pヴァイン PCD-24567

 

N  先々週もお聞き頂いた「グーッド・オールド・ゴスペル・ミュージック」、ザ・メディテイショ

ン・シンガースでした。その時も言及しましたが、リードを執るロ—ラ・リーのヴォーカルは、

ハ—ドロッカーのようですね。曲自体がスライ・ストーン調ファンク・ロックですから、余計にそ

う聞こえて来ます。きっと具体的にこの歌から唄い方を学んだ白人男性ハード・

ロック・ヴォ—カリストがいるんじゃないかなあ。ロバート・プラント君に訊いてみたいです

ね。

さて決定的なタイトル、「グーッド・オールド・ゴスペル・ミュージック」です。「グーッド・オ

—ルド」は「古き良き」というあちらの常套句。「オールディーズ、バット・グーッディーズ」

というようによく使われています。ジャズ系のスタンダード曲に「昔は良かったね」

という歌がありまして、原題は「Things Ain’t What They Used To Be」です。

 

この邦題の思想にはちょっと抵抗があったんですが、自分自身が既に過去に

生きる身となった今では、そうばかりも言ってられなくて、容認せざるを得

ない状況です。

それに較べると「グーッド・オ—ルド」はもう少し若々しい印象があります。十

代の終わりにこの1曲を聞いたからでしょうか。

 

M02.Good Old Rock’n’Roll(3’37”)Dave Clark Five

-Smith/Chin/Michaels/Equine, Berry,Johnson,Blackwell, Penniman,Richardson,Williams, Perkins-  Dave Clark Productions 1781774

 

N  デイヴ・クラーク・ファイヴの「グーッド・オ—ルド・ロケンロー」でした。1969年の作品で

すね。実のところ、これはキャロルのデビュ−・アルバム『ルイジアンナ』の1曲目で知った

のです。圧倒的なカッコ良さでしたね。常々言っているように、わたしはハードロッ

クに馴染めなかった故、仲間内でかなり挫折感を味わっておりましたが、それ

を吹っ飛ばしてくれたのが、この「グーッド・オ—ルド・ロケンロー」でした。本当の

原曲は、更にその向こうにあるのですが、キャロルがお手本にしたデイヴ・クラーク・

ファイヴ版を聞いたのはそれからずっと後で、キャロル版では中間部分にリル・リチャード

の「のっぽのサリー」しか唄い込んでいませんでしたが、デイヴ・クラークの方には

その他に、チャック・ベリーの「スウィート・リトル・シクスティーン」、ジェリ−・リー・ルイスの「陽気

にやろうぜ」、カール・パーキンズの「ブルー・ウウェード・シューズ」、そしてこの曲も繋げ

られていました。

 

M03.シャンテリー・レース(2’23”)ビッグ・ボッパ−

-J.P.Richardson- ワーナー WMC5-87/88

 

N  ビッグ・ボッパ−の「シャンテリー・レース」でした。

デイヴ・クラーク・ファイヴの「グーッド・オ—ルド・ロケンロー」を聞いた時に、これだけオ

リヂナルを知らなかったのです。で、そのころ子分扱いをしていた年下の友達に

同じだろうと思って訊ねたら、

「あのレコ—ドに入ってるじゃん」と、半ば軽蔑気味に指摘されたのです。

それは映画「アメリカン・グラフィーティー」のサウンドトラック盤。わたしたちにとっては教

科書と言っても良い2枚組でした。「ロケンロ—だよ人生は。レコ—ド聞かなきゃダメだ

よ」なんてエラソーにしていても、結局は自分の知っている好きな歌しか聞い

ていない、というのがバレた瞬間でもあります。

今月、音楽雑誌「エリス」編集長萩原健太が、「アメリカン・グラフィティから始まった」

という著作を発表しました。わたしたちの世代の音楽人生は、多かれ少なか

れこの映画、サントラの影響下にあると言えます。風俗的にもですね。この映画

とサントラのお陰で、ハ—ドロック狂たちも多少は「グーッド・オ—ルド」な世界を許容し

てくれました。わたしの場合は、現在につながる「音楽を通して人間と世界

を理解しようとする心」を、育んでくれた作品とも言えます。

健太の著作はこのサントラの詳細なライナ・ノウツ完全版です。奴の博識が遺憾なく

発揮されていて、正確な資料として、音楽の読み物として、充分な出来映え。

まあこの世界は、健太の独端場でもありますがね。オールディーズ音楽にナツメロ的思

いだけでなく接している人には、必読の一冊です。

この完璧な解説に拠りますと、ビッグ・ボッパ−、本名J.P.リチャ—ドスンはテキサスの

生まれ。元々はラジオのDJだったそうです。今の曲中での芝居が上手いのも頷

けますね。この「シャンテリー・レース」は1958年の大ヒット。1967年に交通事故死した

お色気女優ジェーン・マンスフィールドが、アンサーソングの「ザット・メイクス・イト」を出した程

だったと言います。知らねえなあ。でも、バディ・ホリー、リチ—・ヴァレンスらと一緒

に59年1月運命の飛行機で墜落死を遂げました。あっという間のロックンロ—ル歌手

人生でしたね。

「アメリカン・グラフィーティー」は、DVDもCDも何回か更新されて再々発売されてい

ます。わたしはこの機会に、音の非常に悪い初版CDを買い替えようかな、と

思っています。あなたもお持ちでしたら、是非もう一度聞き直してみて下さ

い、今年中に。

さて、オールディーズ音楽にナツメロ的思いだけでなく接しているワツシは、先週こん

な古い歌の新しい仕様に出会いました。

イーストサイド・キングスがソウル・マン・サムをフィ—チュアして聞かせます。

「クライ・トゥ・ミー」。

 

M04Cry To Me(2’37”)イーストサイド・キングス  ソウル・マン・サム

-S.Russel-  Pヴァイン  PCD25208

 

N  「クライ・トゥ・ミー」、イーストサイド・キングス、ヴォ—カルはソウル・マン・サムでした。これは

れっきとした2016年のレコード。テキサスの州都、音楽の都オースティン、そこにダイアル・

トーンという独立レイベルがありまして、そこを仕切っている白人男、エディ・スタウト

自身がベイス奏者としているR&Bバンドがイーストサイド・キングスです。

今回はメムバ—以外にも近隣のノド自慢を集めてご機嫌なアルバムを吹き込みま

した。その中の1曲が、今お届けした「クライ・トゥ・ミー」、ご存知ソロモン・バーク1964

年のアトランティック・ヒットです。オリジナルのリフそのままじゃテキサス魂が許さねえ、とばか

りに若干の手は入っていますが、その他はただただストレイトに演奏しただけです。

それでもグッと迫って来るものがありますね。ソロモンを過剰に意識せず太い声を

活かした直接的なソウル・マン・サムの唄も、いいですね。彼はこれが初の正式な発

表作品だそうですが、こういった人たちが、ゴロゴロいるんでしょう、オースティン

周辺には。ジャケット写真からも層の厚さが充分に感じられます。まだまだ面白

いトラックがたくさんありますので、この先、もっと聞いて貰いましょう。

さて、以前お届けしたロニー・アールとブロードキャスタ−ズの新譜は、かなり気に入っ

ていたのですが、その直後にしばらく行方不明になってしまい、聞けません

でした。それが先週の大掃除で他の、結構重要な亡くし物と共に発見された

のです。こういうのは何よりも嬉しいですね。そこでこの盤から、以前お届

けしようと決めていたこの曲を、と思いましたが、今朝、12月24日は年の瀬

感情を煽るような、こちらをお届けしましょう。

「アズ・ディ・イヤーズ・ゴ−・パッシング・バイ〜また1年が過ぎて行くように」。

 

M05.As The Years Go Passing By(7’07”)ロニー・アール

-unknown-  BSMF 2526

 

N  「アズ・ディ・イヤーズ・ゴ−・パッシング・バイ〜また1年が過ぎて行くように」、

ロニー・アールとブロードキャスタ−ズ、女性のリ—ド・ヴォーカルは、ダイアン・ブルーでした。スロー

なマイナー・ブルーズというのはわたしの最も苦手とする形ですが、見事な感情表

現で7分を超える長さ、退屈しませんでした。ハ—ドロック的にならないのが良か

ったですね。お見事。

さて、今年2016年が終って新年と入れ替わる前に来るのが、クリスマスです。

ドイツのクリスマス市では凄惨なテロ事件があったばかり。昨日かつて身近だった人間

の訃報を知った事もありますし、糸魚川の大火は木曜日でした。火事で焼け

出されるのは本当に惨めな気持ちだ、と当事者から聞いた事があります。ま

 

 

して寒い時期、年の瀬です。あまり浮かれるのもどうかとは思いますが、先々

週、先週と続けて来たクリスマスの小特集、今朝はせっかくの聖なる前夜ですから、

拡大してみなさまのお役に立ちたいと考えました。わたしからのせめてもの

贈り物です。皆さん、聞いてほんの少しでも微笑んで下さい。

わたしもかつては「クリスマス対決」を何度か試み、惨敗を喫しております。今

回は無理せずに、ホーフなコレクションから気軽に選んでみました。トーテンのBGMには

今夜しか使えませんね。この国の場合、すぐ後にお正月という年間最大行事

が来てしまうので、聖夜の装飾は25日から即座に姿を消します。でも西洋で

は、1月の半ばまでクリスマスの余波が残っています。わたしの目には、とてもだ

らしなく映るのですが、果たして音楽は・・・。

まずは一番手許にあったチョーユーメーなこの歌から行きましょう。その後も続け

てどうぞ。2016年クリスマス・イーヴ・セレクションです。

 

M06.ブルー・クリスマス (2’09”)エルヴィス・プレスリー

-B.Hayes, J.Johnson-  BMG BVCM-34072

 

M07.ホワイト・クリスマス(2’40”)クライド・マクファター & ドリフターズ

-I.Berlin-  ワーナーWPCR-14730

 

M08.Deck Us All With Boston Charlie(3’15”)Lambert, Hendrix And Ross

-P.D.-  Columbia  CK 40166

 

M09.情況詩「しはす」(3’57”)

-T.Shirahama-  ヴィヴィド/ワツシ WAZCD-002

 

M10.神宮の鐘(1’17”)ハワイ・ファイヴ・オウ 

-Pierpont-  ヴィヴィド/ワツシ WAZCD-005

 

M11.Jingle Bells(1’44”)Singing Dogs

-Pierpont-  Rhino  R2 75755

 

M12.ジングル・ベルズ(2’00”)ブルート・フォース・スティール・バンド

-Pierpont-  オーディー・ブック AB125

 

M13.クリスマス・イン・コンゴ(2’18”)ザ・マーキィーズ

-Master, Botkin- Pヴァイン PCD-1618

 

M14.Blue Christmas (To Whom May It Concern)(2’43”)Miles Davis

-M.Davis-  Columbia  CK 40166

 

M15.Merry Twist-mas(2’07”)The Marcels

-Wolfson,Hall,Singleton-  Rhino  R2 71057

 

N  「幻」モーニン・ブルーズ2016年クリスマス・イーヴ・セレクションのA面、只今の曲目を続け

てご紹介致します。

「ブルー・クリスマス」これはもう決定的なエルヴィス・プレズリ。何回聞いても間奏の

ところに、どうしても「しはすだなあ」というセリフが聞こえて来てしまいます。

今年も同じでした。

次が、こちらも決定的な「ホワイト・クリスマス」ザ・ドリフターズ、クライド・マクファターが

リード・シンガ—の時代の吹き込みです。このスタイルは多くのヴォーカル・グループに模倣

されまして、同時代の「ホワイト・クリスマス」には似た物がたくさんあります。それ

らがまたどれも面白い出来になっているのは、楽曲の強さ故でしょうか。

そして、ヴォーカリーズ・トリオ、ラムバート、ヘンドリクス・アンド・ロスで「ボストン・チャーリーで

飾れ」。これは伝統的なクリスマス・キャロルの「柊の枝で飾れ」のパロディです。独特

なメロディがいじり易いからでしょうか。この歌は冷やかしの対象になりますね。

スパイク・ジョ—ンズにも同傾向の作品がありました。

その次がランキン・タクシーのデビュ−アルバム『火事だあ』から「情況詩『しはす』」。

これは本来制作の予定になかったもので、ヴィヴィドからCD用に追加トラックを求

められて間に合わせ的にデッチ上げた1曲です。1987年当時は今ほどクラブ状況、

文化が熟していませんでしたが、来るべきバブル時代の胎動的でしょうか、12

月は飲食系音楽業務は非常に慌ただしかったですね。東京ではヲーター・フロントの

新築高層ホテルで大枚払ってクリスマス・イヴを、というおかしなジョーシキがまかり通っ

ていました。

あの「ジングル・ベルズ」を、打席に古田を迎えたヤクルト・スワローズ応援団の「三、

三、七拍子」に重ねた「神宮の鐘」伝説的クリスマス楽団のハワイ・ファイヴ・オウでした。

「神宮の鐘」、「ジングーの鐘」、「ジングル・ベル」なのです。

そして、6ミリ・テイプの手切り編集で作られた、唄う犬たちの「ジングル・ベルズ」。

歴史的傑作のひとつです。サムプリングの祖と言えましょう。

三つ目の「ジングル・ベルズ」は中米のアンティーグァ島のブルート・フォース・スティール・バ

ンドです。日本で見かけるスティール・ドラムは、どれもメッキが施されていて、キラキラと

輝いていますが、このバンドの備品は、ちょっとサビが浮いているような音で

す。濁った歪み感が、この楽器本来の土着性を連想させます。珍しい50年代

のステレオ録音、昨年ご紹介して好評だった、日本を除く世界中の聖夜音楽を集

めた中村とうよう選『オール・アバウト・クリスマス』からお送りしました。

2曲目の「ホワイト・クリスマス」とはだいぶ異なった、とはいえヴォーカル・グループな

らではの魅力に溢れた「クリスマス・イン・コンゴ−」は、ザ・マーキィーズ。このグループに

はあのマーヴィン・ゲイがメムバーとして在籍していたそうです。この曲は1959年の

吹き込み。あの声が・・・それはないですね。

「関係各位に告ぐ『ブルー・クリスマス』」は、マイルズ・デイヴィス。ヴォ—カルはボブ・

ドロウ。かつてマイルズと吹き込んだ唯一のヴォーカリスト、と呼ばれていた男です。金

子晴美のデビュ—作は彼の制作ではなかったかな。1962年の録音で、ベイスがホー

ル・チェインバーズ、ドラムスはジミー・コブです。サクスフォーンでウェイン・ショーターが参加してい

ます。マイルズとこんな昔からの関係だったのは知らなかったな。

そして最後はマーセルズの「メリー・トゥイスト・マス」1961年トゥイスト大旋風の年の瀬、世

界中で大量の急性腰痛患者が病院に運ばれました、どんとはれ。

ここまではホップ・サイドとでも言うべき、聖なる馬鹿騒ぎ系音楽が続きまし

た。「幻」モーニン・ブルーズ2016年クリスマス・イーヴ・セレクションのB面は、厳かにア・カペ

ラで始まります。再び、しばらくの間ゆっくりとお楽しみ下さい。

 

M16.あめなる神には(2’31”)シンガーズ・アンリミテッド

-P.D.-  ポリドール POCJ-1506

 

M17.Steel Away(3’32”)Mavis Staples

-P.D.-  Verve/Gitanes 535 562-2

 

M18.Walk Around Heaven All Day(3’37”)The Caravans

-C.George, Rev.J.Cleveland-  Rhino R2 78160

 

M19.Jesus Was Born(3’52”)Five Blind Boys

-The Five Blind Boys 0f Alabama, C.Goldson-  Masterworks 88875 00347 2

 

M20.Christmas Time(4’39”)Ray Charles

-P.D.arr.R.Charles-  Clubmia  CK 40125

 

M21.This Cristmas(4’17”)J.Blackfoot  

-Banks, Snell-  Basix Music  BAS 8327

 

M22.Happy Kwanza(5’13”)Teddy Pendergrass     

-unknown-  BMG SPECIAL PRODUCTS75517458802

 

M23.クリスマスはそこに(2’27”)ブルック・ベントン

-Owens, Hollis-   First Music XCD-006

 

M24.ワッセイル・ソング(1’15”)ザ・シンガーズ・アンリミテッド

-P.D.-  ポリドール POCJ-1506

 

後TM:ボーン・イン・シカゴ(アサー仕様)P.B.B.B.

 

N  今夜のための「『幻』モーニン・ブルーズ2016年クリスマス・イーヴ・セレクション」、後半

の曲目です。

まず、シンガーズ・アンリミテドの名盤、この時期の定番アルバム『クリスマス』から、「あ

めなる神には」でした。このヴォ—カル・アンサムブルは、カーペンターズのクリスマス・アルバム

の中でカレンが多重録音で創り出している響きとよく似ています。たぶんリチャ—ド

はシンガーズ・アンリミテドの盤をかなり研究したのではないでしょうか。そんな気

がします。

その次、1996年の『スピリチュアルズ・アンド・ゴスペル』に収録の「スティール・アウェイ」、

この盤は1曲目が「誰も知らないわたしの悩み〜ノーバディ・ノウズ・ザ・トラブル・

アイヴ・シーン」なので、ついブルーズ・アルバム的な印象を持ってしまいますが、メイヴ

ィス・ステイプルズとラッキ—・ピ-タースンが二人だけで仕上げた、キリスト教色の強い、とい

うかモロ宗教的なアルバムです。クリスマス作品として作られた訳ではありませんが、

この時期にわたしのターンテイブルに載る事が多いですね。

そしてキャラヴァンズの「ヲーキング・アラウンド・ヘヴン・オール・デイ」。この名門グル—プ

は、アルバティナ・ヲーカー、ドロシー・ノーウドなど重量級女性シンガ—を何人も輩出してい

ます。この時のリードは、声で分りますね、シャーリー・シーザーです。

その次はオリヂナル・ファイヴ・ブラインド・ボーイズ・アラバマがタージ・マハルと一緒に作

った『トーキン・クリスマス』から「ジーザス・ヲズ・ボーン」、2014年の発表です。まだ

3年前の発表ですが、なんかもっと長い間に亘って聞いている気がするなあ。

タージが微妙なワールド・ミュージック的香辛料でひと味違う調理をしていて、面白く

仕上がっています。とは言え60年代後期の、まだブルーズ・シンガーだった頃のタ

—ジと変わらないハモニカが聞けました。

レイ・チャ—ルズは、雪の中で馬車に乗っているジャケットの、あまり知られていな

いアルバム『ザ・スピリット・オヴ・クリスマス』から、「クリスマス・タイム」。1988年の発表

だと思います。全体のサウンドは50年代と変わりませんが、当時の最新兵器シンゼ

サイザーをレイが面白そうに弾いているのが印象に残ります。

一度耳にしたら忘れられない声の持ち主ジェイ・ブラックフットは、去年も聞いて

頂きましたね、「メルセデスもないけど、構わないんだ」と唄う「今年のクリスマス」。

抑揚に乏しい打ち込みの平坦なバック・トラックですが、ジェイの歌声は、機械の無

表情な演奏を引っ張って行くように力強く前に進んで行きます。彼にもっと

録音のチャンスがあれば良いのにね。

だいぶ遅れて入手した、故テディ・ペンダグラスの『ディス・クリスマス(アイドゥ・ラザー・

ハヴ・ラーヴ)』からは、これ「ハピー・クワンザ」でしょう。リズムの捉え方は、元気

な頃と何も変わっていません。聞いていると、ちょっと悲しくなります。

@驚くナット・キング・コール風に唄い上げたのは、ブルック・ベントンで「クリスマスはそこ

に」。彼のクリスマス・ソングはコムピ盤でよく目にします。アルバムを発表していたか

も知れません。こんな感じだったら、通して聞いてみたいですね。

「幻」モーニン・ブルーズ2016年クリスマス・イーヴ・セレクションの最後を締めたのは、再

びシンガーズ・アンリミテドの「ワッセイル・ソング」。先に挙げた定番アルバム『クリスマス』は

完璧な仕上がりで脱帽、起立、礼、着席なのですが、あの響きに食傷気味に

なるのか、途中でどうしても欲求不満になってきます。ですから他の物と合

わせたり繋げたりすると、良さが引き立ちます。今年はそんな使い方をして

みました。如何でしたか。

さあみなさん、今朝の特別付録は、あなたの枕元にあります。ワツシ三太から

の贈り物です。この後どうぞたっぷりとお楽しみ下さい。良いクリスマス・イーヴを。

http://firestorage.jp/download/d1812df8a3bf92933c91c37481ba788d0df6e57c

  ダウンロードパスワードは、p8zfniz4

先週は相撲中継が早く終ったため、2分長くお送りしました。今回は普段通

りの尺寸です。

今朝もちょうど時間となりました。元気よく、仲良く、チョーシ良く、

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、ご案内は鷲巣功、来週もあなただけに。

来週は「紅白歌合戦」のためお休み、いや紅白「幻」歌合戦を開催いたし

ます。お楽しみに。

作品ジャケット写真はコチラからダウンロードしてください。
http://16.gigafile.nu/1230-k177f51ce1ced7451713e6e6e4516f3dd

    • 三太ビス子
    • 2016 12/24 6:00am

    お陰さまで当店のBGM今宵明日とステキなクリスマスソングが流せます(^^♪
    わっしーいつもどうもありがとう。
    (流してると最後にアサー! って)(笑)

  1.  ハッピXマス です。

    「誰にも知られないようにそっと」お知らせします。

    2016年クリスマス・イーヴ・セレクションのA面
    M14とM15の順番が逆になってます。その間に「隠しトラック」が入っていますね。

    ワツシ三太の極秘(隠し)プレゼントですね。

    (これは、きっと、90歳を迎え、来年、38年ぶりとなるニューアルバムを出す御方へのお祝いを兼ねているんですね)

    【幻】更新 多謝です。
    それでは、「紅白」楽しみにしています。ワレワレ、モーブルの妹は チャウ トリ かな…

    • 類似穴
    • 2016 12/25 3:29am

    メリー・ク

    私はソートーシュウだそうです。

    誰にも知られないように 足のサイズヲ教えてください。 25cmぐらいでせうか??

    クリスマスプレゼントのブーツのサイズヲ知りたいもので。。。

    • 類似穴
    • 2016 12/25 4:34am

    純粋リクエスト

    鷲巣さんは確かフェンダー派だったとおもふのですが、たぶんあまり好きではなかろう”アーミング”で「この曲」というのがございましたら、紅白ウタ合戦以降にお願い致しまっする。

    澤田さんの”アームといえばこの曲”というのも知りたいデス。

    地味変はなしでお願いします。

  2. 感謝〜after Xmas to You!

    • 類似穴
    • 2016 12/28 5:29pm

    紅白には”桃色組”で”あの方”は出場してくれるのでしょうか?? 
    いずれにシロ楽しみにしております。

    • プロフェッサー ロンゲ
    • 2016 12/31 1:00am

    来年は )) 祈 (( よい年に

    鷲巣さん 澤田さん こんばんは。
    そしてハッピークリスマス。
    一週間ってあっという間ですが1年も本当に早いですね。
    今年もたくさんのクリスマスソングありがとうございました。

    「天王洲 聖夜の復習サウンド トラック」
    また来年までパソコンのデスクトップにひっそりと。

    明日の(紅白「幻」歌合戦)が楽しみでしょうがありません!
    邦楽編か?洋楽編か?も気になるとこですが、はて。さて。
    チャンネルはこのままで。

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