【幻】モーニン・ブルーズ 2017/03/11

mb170311

 

前TM : ヲーキン・ブルーズ(夜に近いアサー仕様)P.B.B.B.

 

N  おはようございます。アサー、ワツシイサヲです。3月も、もう半ば。再来週には春

分の日を迎えます。寒い日はまだやって来るでしょうが、陽に当たっている

限りはかなりの暖かさも感じられます。夜の明けるのも少しずつ早くなって

来ましたね。そこで今朝はまずこの歌から。

「アサー陽のあたる家」、ウディ・ガスリーです。

 

M01.The House Of The Rising Sun(2’53”)Woody Guthrie  

-trd.-  Not Now Music NOT5CD 915

 

N  先週の「ウディ・ガスリーを聞くぞ」宣言、お約束通り実行です。「朝日のあたる

家」でした。これは生誕百歳記念5枚組廉価箱の最後の盤の冒頭曲で、1941

年の録音です。

日本でこの歌は、アニマルズのヴァ—ジョンで知られていました。マイナ—・キイ、短調

のギター・アルペジオがとても印象的で、エリック・バードンの唄もアラン・プライスのオルガン

も、取り替えようのない決定的な名唱、名演。この歌はあの雰囲気で固定さ

れたかのようです。

しかし今のウディ・ガスリーのヴァージョンはメイジャ—・キイ、長調の進行でした。おそ

らくは、地域や唄い手の解釈で、さまざまな「朝日のあたる家」があったの

でしょう。アニマルズ版と共通するのは主題のみ、と言っても良いかもしれませ

ん。それも死を控えた老人が若年者に、こんな人生を歩むんじゃないよ、と

言い聞かすアリとキリギリス的教訓部分が重なっている程度です。そもそも日本で

語られるように、この「朝日のあたる家」が売春宿だった、という設定も絶

対的ではないようですね。「俗謡歌」と呼ぶのに相応しく、さまざまな形態が

存在する成り立ちです。ウディ・ガスリーのヴァージョンで「朝日のあたる家」でした。

さて、時も同じく1941年のミシシッピはクラ—クス・デイルの安酒場では、どんな

俗謡歌が好まれていたでしょう。2017年3月11日「幻」モ—ニン・ブル—ズは、

今朝も連続して紹介している4枚組『ミシシッピ・ジューク・ジョイント・ブルーズ』から、

お届けしょう。

まずは歴史的なピアニスト、アール・ハインズがビリ—・エクスタインに唄わせています。

「ジュリア」。

 

M02.Julia(3’09”)Earl Hines with Billy Eckstine    

-uknown- Rhythm And Blues Records RANDB036

 

N  アール・ハインズがビリ—・エクスタインに唄わせた「ジュリア」でした。

希代のバンド・シンガ—、ビリ—・エクスタインは、この時代の黒人達の憧れのひとり

でした。その発声は、ポール・ロブスンなどとも共通するオペラ的流れの中に位置し

ます。ベルカントとまでは言いませんが、イタリアで発達したクラシック唱法的な、全身を

響体としてヴィブラート、メリスマ、ロングトーンを多用する、あまりブルーズ的ではない唄

い方ですね。

当時のビッグ・バンドで唄うひとつの条件は、このようなクラブ・シンガ—の堂々

としたマナーでした。この頃のジャムプ・ブルーズの唄い手たちは、多かれ少なかれ

みな似通った傾向を備えています。加えて演奏は豪華なアンサムブル、太い声を効

果的に使った豊かな声量は、きっと贅沢な響きとして貧しい黒人たちの心を

刺激したのでしょう。

お聞きのようにこういう非ブルーズ的歌唱法を操りながらも、ビリ—・エクスタイン

には憂歌感覚もたっぷりで大変心地宜しい。こういうのをリクエストすれば、南部

の安酒場も大都会のナイトクラブ的な雰囲気に変わったかも知れません。

では次は、そこに出演しているバンドさんたちの愚痴です。

「親方、ちゃんと演ってんだから15分くらい休ませて頂戴よ」。

 

M03.Fifteen Minute Intermission(3’07”)Andy Kirk & His Clouds Of Joy 

-unknown- Rhythm And Blues Records RANDB036

 

N  アンディ・カークと彼のクラウズ・オヴ・ジョイで「フィフティーン・ミニットゥ・インタミッション」でした。

これはキャブ・キャロウェイなども演目に入れていた楽曲です。ナイト・クラブの舞台裏、

楽屋落ちネタですね。

この4枚組『ミシシッピ・ジューク・ジョイント・ブルーズ』紹介の最初にも申し上げま

したように、ジュ—クボクスに入っているのは都会で吹き込まれたSP盤主体です。

南部の安酒場にたむろしている庶民たちはこんな音楽を聞いて、遥か彼方の

まばゆい華やかな世界を想像していたのでしょうか。

次はサイコロ博打が唄われます。

ファッツ・ヲーラーで「バッキン・ザ・ダイス」。

 

M04.Buckin’ The Dice(3’30”)Fats Waller 

-Kirk, Waller- Rhythm And Blues Records RANDB036

 

N  寸劇的な面白さのある「バッキン・ザ・ダイス」、ファッツ・ヲーラーでした。彼もこの時

代の人気者。笑わせる芸の要素が多いジャイヴ音楽の大物です。ピアノがとても

上手で、真面目に演ればそれだけで一流なのですが、語りの延長線上のよう

な謡いを口ずさみながら即興的に奏でるスタイルが素晴らしい。ピアノ漫談の巨匠

として不動です。実に沢山の吹き込みをしていますが、「じゃあ、やってよ」

という指示だけで、その時に思いついた素材を気分で弾き語ったようなセッション

が多い。でもこの「バッキン・ザ・ダイス」は事前に段取り、繋がりを充分に考え

られていましたね。効果音などもコーカ的に使い、この時代のレコ—ド造りとして

は最先端の物でしょう。

次はこの4枚組にしばしば登場する人気女声歌手のリル・グリーン。中の冊子に

は彼女のツアー・バスの写真もありました。これも人気の程を裏付ける証拠です。

1954年に亡くなってしまった事もあり、日本ではあまり知られていません。

彼女に限らずこの時期の女性のブルーズ・シンガーは、この国では特に存在が希薄

です。でも、南部では黒人たちから熱く支持されていました。この4枚組の

『ミシシッピ・ジューク・ジョイント・ブルーズ』には、彼女のレコ—ドが5曲も入っていま

す。

ではお聞き下さい。1940年吹き込みの「ワット・ハヴ・アイ・ダーン」。

 

M05.What Have I Done(3’02”)Lil Green  

-Curry- Rhythm And Blues Records RANDB036

 

N  何とも言えない味わいですね、「ワット・ハヴ・アイ・ダーン」リル・グリーンでした。

さて先週、この箱物の1枚目はルイ・ジョ—ダンで始まる、とお伝えしました。

今朝の3枚目には、もう既にその曲のカヴァが入っています。

ラリー・クリントンでお送りします、「ドゥ・ユー・コール・ザット・バディ」。

続けてルイ・ジョ—ダンの1年前、1940年吹き込みのヴァージョンもお聞き下さい。

 

M06.Do You Call That Buddy(3’37”)Larry Clinton   

-Wilson- Rhythm And Blues Records RANDB036

 

M07.Do You Call That Buddy(3’15”)Louis Jordan

-Wilson- Rhythm And Blues Records RANDB036

 

N  「セイント・ジェイムズ病院」と「ミニー・ザ・ムーチャ」を足して2で割ったような

「ドゥ・ユー・コール・ザット・バディ」、ラリー・クリントンでした。このように同時代にカヴ

ァ盤がジュークボクスに入っていたというのは、原曲がたいそう人気を博していた

事の証明でしょう。きっと他にもカヴァ盤はあったでしょうね。競作だったの

かな。重たい雰囲気に相応しく、礼儀知らずで不埒な知人を唄っています。「あ

んな奴を仲間にすんのかよ、いえいえ決してそんな事はありませぬ」。

こういう哀愁を唄うルイ・ジョーダンは、別格ですね。ノヴェルティ本舗の面目躍如

で後半には叫び声を上げていましたが、それも全体と見事に調和していまし

た。楽団員のバック・グラウンド・ヴォーカルとリ—ドの掛け合いも肝。この時代のビッグ・

バンド・ブルーズの醍醐味です。

さてバディと言えば、4枚組『ミシシッピ・ジューク・ジョイント・ブルーズ』2週間前

の第一回で紹介したバディ・ジョンスンの「プリーズ、ミスタ・ジョンスン」覚えています

か。バディの妹のエラが唄った傷心ブルーズです。その新しいヴァ—ジョンが2枚目に

収録されていました。タイトルはなんと「『新』プリーズ、ミスタ・ジョンスン」です。

昔のヒット曲に今風の化粧を施して再び世に出すのは、よくある話です。年号

を付けたりして同時代性を強調するのが、ディスコ物にはたくさんありましたね。

代表的なのはオリヂナル版演奏者のパーシー・フェイス楽団自らが更新させた「夏の日の

恋 ’76」でしょうか。

この「『新』プリーズ、ミスタ・ジョンスン」はオリヂナルから1年後の1941年に早くも

やはりオリヂナル版演奏者バディ・ジョンスンによって更新版が吹き込まれました。歌

自体が新しく書き直されて、文字通りの「新」ヴアージョンです。それにしても、

そこまでのヒットだったのでしょうか。

では「プリーズ、ミスタ・ジョンスン ’41」、バディ・ジョンスン楽団でどうぞ。

 

M08.New Please Mr.Johnson(3’07”)Buddy Johnson

-B.Johnson-  Rhythm And Blues Records RANDB036

 

N  「『新』プリーズ、ミスタ・ジョンスン」いかがでしたでしょうか。正式な形で日本で

紹介されていなかったせいもありまして、バディ・ジョンスンもあまり知られてい

ない存在です。でもこの4枚組『ミシシッピ・ジューク・ジョイント・ブルーズ』には、

先のリル・グリーンと同じく、5曲が収録されています。彼の地、特に南部では人

気者だった事が忍ばれます。多彩なバンド・リーダーで、プロデューサーですね。この

更新盤には、機を見るに敏な性格も伺えます。

しかしながら、彼の知名度を普遍的に向上させたのは、このヒット曲でしょう。

1946年の「あなたにシビれてから〜シンス・アイ・フェル・フォ−・ユ—」、

やはり妹のエラに唄わせています。

 

M09.Since I Fell For You(3’17”)Ella Johnson

-B.Johnson-  Ace CDCHD 623

 

M10.メリー・ジェーン(4’47”)つのだ☆ひろ

-C.Linn, H.Tsunoda-  フィリップス 7PL-1502

 

N  さて、1941年のクラ—クスデイルから、70年代の日本のジュークボクスに機種変更。SP

仕様ではなくて、ド—ナツ盤用に変更されています。もちろん収録盤も入れ替え

済みです。

今の「メアリ・ジェイン」は、どこのジュ—クボクスにも必ず、しかも相当長い期間入

っていましたね、リストは左側の上の方が定位置。つのだ☆ひろ作曲、唄ですか

られっきとした国内制作盤、いわゆる邦楽ですが、ここでの扱いは洋楽と同

じでした。そもそもレコ—ド自体が洋楽扱いで値段が高かったですし。尤も、こ

れを黒人の唄う外国曲と信じていた人たちも多かったとか。分らないでもな

いですね。不世出のハイテナー・リ—ド歌手トニー・ウイリアムズが居なくなった、昔の名前

で出ていますプラターズが、後年、この「メアリ・ジェイン」をカヴァしていましたが、

ひろ君の方がずーっと良かったです。

この国のジュ—クボクスに長期間入っていたというならば、こちらも大したもの

でした。

サンターナで、「ブラック・マヂック・ヲーマン」。

 

M11.ブラック・マジック・ウーマン(5’19”)サンタナ   

-P.Green-  Sony MHCP 171

 

N  サンターナで、「ブラック・マヂック・ヲーマン」でした。ギタ—のメロディが始まってすぐに、

本人によるヴォリウム調整でしょうか、急に音が大きくなるのが面白いですね。

今ならば即刻やり直しか、ディジダル操作で修正を加えるでしょうが、そのま

んまです。わたしはここを聞く度にカルロス・サンターナの若干焦り気味で真剣な顔を

思い浮かべます。

この「ブラック・マヂック・ヲーマン」もジュ—クボクスの定番でした。バティック・プリントの

オープン・シャツを着てコアップ・ガラナを飲んでるイカレた兄ちゃんがリクエストしていたのが

映像として焼き付いています。

今も現役のサンターナは、70年代にこの官能路線で日本市場を席巻しました。い

たづらに欲情を煽るけしからん音楽だったのです。やはりラテンの血なのでしょ

うか。キャバレ—のショウ・タイムでもよく使われていた、という話はストンと腑におちま

す。数年前に草津温泉へ行った時、あの立派な湯畑の側にまだストリップ劇場が

ありまして、近寄ったらそこから漏れ聞こえて来たのは、これでした。

 

M12.哀愁のヨ—ロッパ (5’06”)サンタナ

-T.Coster, C.Santana-  Sony MHCP 171

 

N  どんな照明でどんな風に踊って脱いで行くのか、ソーゾーがボーチョーして来ませ

んか。サンターナで「哀愁のヨ—ロッパ」でした。これもよくジュ—クボクスには入ってい

ました。ここまでの3週間は、4枚組『ミシシッピ・ジューク・ジョイント・ブルーズ』か

らの連想で、わたしの想い出とこの国のジュ—ク定番曲をお届けして来ました。

全曲ともなんとなく共通点がありますね。それを具体的に解明出来れば、ヒット

を作り出すことが出来るカモ・・・あ、でもジュ—クボクス自体がもうないか。

次の曲も流行っていた頃にはストリップで重宝がられていたそうです。その時

代にジュークボクスが正規に稼働していたら、きっと定番になっていたでしょう。

ご存知「コーリング・ユー」、ジョーヴェッタ・スティールでどうぞ。

 

M13.Calling You(5’21”)Jevetta Steel

-B.Telson-  Columbia Ck 53900

 

M14.美しき天然(3’17”) 森繁久彌

-H.Takeshima, H.Tanaka-  コロムビアCOCP 34538/9

 

N  「コーリング・ユー」、ジョーヴェッタ・スティールでした。続けましたのは「美しき天然」、

森繁久彌です。先週の「フラメンコかっぽれ」には、皆さん鮮烈な印象を抱いてく

れたようで、感謝いたしております。そのくらいドギツかったのでしょうね。

ヴェンテンさんの投稿にありましたように、彼の発声は本格的なものではない

でしょう。ただし、その表情、間合いは当代随一と言って良い感覚を備えて

います。まあ料亭の座敷芸で済んでしまう、と言えなくもないですが、恐ろ

しい程の高次元な技でもあります。

先週急遽注文した2枚組『森繁久彌大全集』を、到着後に再び聴き直しま

して、また新たにココロを打たれ、更に複雑な事を考えましたが、今朝は比較的

珍しいこちらをお聞き頂きましょう。

「父ちゃんバンザイ!~全亭連の唄~」。

 

M15.父ちゃんバンザイ!~全亭連の唄~(2’25”)森繁久彌

-pd. Arr.by H.Morisige, O.Yoshioka, S.Iwakawa-   コロムビアCOCP 34538/9

 

N  「父ちゃんバンザイ!~全亭連の唄~」でした。これは昭和46年、1971年暮

の発売です。「全亭連」とあるのは、その2年前まで猛威を奮った「ゼンガクレン」

のもじりでしょう。クレイジイ・キャッツの連作とも類似した響きです。原曲は作者

知れずの、巷で庶民に唄われていた物だそうです。今朝の1曲目「朝日のあ

たる家」みたいですね。この『森繁久彌大全集』にはそういった成り立ちの

楽曲が相当数収められていて、モリシゲの音楽的な拠り所が見えて来ます。

この「父ちゃんバンザイ!~全亭連の唄~」でもモリシゲの芸は冴えています。た

だしちょっとお澄ましした自意識が前面に出始めていますね。もう大物俳優

としての地位を固めつつあった頃だからでしょうか。「カポーレ」のような破壊

力はありません。

小林信彦が著書「日本の喜劇人」などでしきりに批判していたのが、モリシゲ

の保守化でした。「ふざけた事をやらなくなった」、「安泰な大御所になろうと

している」、などと言い続けていました。それはまだ若い頃の、素晴らしい間

合いで突っ込んだりボケたりする天性を高く評価していたからに他なりませ

ん。映画「社長」連作などで、三木のり平と絡んだ時など、それはもうマルクス

兄弟以上の面白さでしたから、よく分ります。信彦は間違っていない。最終

的には俳優界筆頭に君臨した森繁久彌です。ただし、モリシゲだけが悪いのでも

ないでしょう。

『森繁久彌大全集』の全40曲のどこにもモリシゲはいて、彼なりの芸を聞か

せてくれます。シムプルな形の録音がほとんどですが、安易に片付けてる方向

性ではないですね。

複雑に思い浮かんだ事はこのまま考え続けて、いつかスッキリと皆さんにお話

したい。それでは、今朝も行きましょう。

「甘茶でカポ—レ、塩茶でカポーレ、フラメンコかっぽれ」。

 

M16.フラメンコかっぽれ(2’46”)森繁久彌

-trd.-  コロムビア  COCP-34539/40

 

M17.だっちもねえ(3’22”)stillichimiya feat.原田善照   

-NMM, Y.Harada, BigBen, Dengaryu, Young-G, Mr.Maro-

Mary Joy Records MJCD-062

 

N  「フラメンコかっぽれ」森繁久彌、そして「だっちもねえ」スティルイチミヤ。

1964年と2014年、50年の時空を超えてお届けした豊葦原の瑞穂の国の「唄

芸」比較はいかがでしたでしょうか。

さて、先週の投稿の一番に山奥の特定少数さんから頂きました。

「ゴロワ—ズの歌、聴きたかったです」と。

お届けしましょう、かまやつひろし「ゴロワ—ズ吸ったことがあるかい」。

 

M18.ゴロワ—ズ吸ったことがあるかい(4’17”)かまやつひろし

-H.Kamayatsu-  東芝TOCT-5786

 

N  1日に亡くなったかまやつひろしの「ゴロワ—ズ吸ったことがあるかい」でし

た。これは彼の代表作のように言われる「我が良き友よ」のB面で、1975年

2月の発表でした。バック演奏がタワー・オヴ・パワーなんですね。この前の年の11

月に彼らは初来日していまして、リズムのシャワーのような演奏で音楽好き達の度

肝を抜きました。

今の「ゴロワ—ズ吸ったことがあるかい」はその時に録音されたようす。当時

タワーはワ—ナ—・ブラザーズと契約がありましたが、極東の島国へのドサ回りついで

にバイト気分でスタジオ入りしたのでしょう。この時は他でも吹き込みをしてるら

しいです。マネジャ、仕事してるね。この「ゴロワ—ズ吸ったことがあるかい」を

いま聞きますと、多分その時は特定の楽曲が出来ていなくて、タワ—はおおまか

な構成だけのジャム演奏を録音しただけだったように思えます。後日かまやつ

ひろしの閃きでお聞きのような仕上がりとなった、これがわたしの推測です

が、果たして如何でしょうか。

大好評だったタワーは翌年も来日、その時はこの録音を残して行きました。

朱理エイコ、シングル「愛のめざめ」のB面です。

「絶体絶命」。

 

M19.絶体絶命(4’25”)朱理エイコ

-S.Kupka, E.Castillo-  ワーナー・パイオニア L-1307W

 

N  「ゴロワ—ズ吸ったことがあるかい」からタワー・オヴ・パワー関連で「絶体絶命」、

朱理エイコでした。彼女は一度北米進出を図った事がありましたね。ラスヴェガスで

長期間のショウを行なったのではなかったかな。

さて、かまやつひろしの訃報を耳にした晩、リック・ネルスンの「フールズ・ラッシュ・

イン」を30回聞き続けたヒトがいたそうです。30回かあ。「恋は時間をかけて」

の20回より10 回も多い。恐れ入りました。

では先週もお話しした、わたしの最近の連続プレイ曲です。こういうのを繰

り返して聞いてるなんて、我ながらナムパ男ですね。お粗末。でもいい歌です。

ブレンダ・リーで「今夜 教えて」。

 

M20.Teach Me Tonight(2’58”)Brenda Lee   

-D.Paul, Chan-  Not Now Music  NOT3CD240

 

M21.Oh! What A Feeling(3’55”)Solomon Burke

-W.Mitchell, J.Bradley, S.Randolph-

One World Entertainment Systems E1E-cd-2086

 

後TM:ボーン・イン・シカゴ(アサー仕様)P.B.B.B.

 

N   ブレンダ・リー「今夜 教えて」の後は、ソロモン・バークの「オウ、ワッタ・フィーリング」で

した。ウイリ—・ミッチェルの制作した2010年の『余に不可能はあらじ』からです。

このアルバムはR&Bとカントリーが絶妙に混ざりあっていて、マコトにタエであります。

岡沢章のようによく唄うベイスを筆頭にリズムは文句なし。管と弦もいいですね。

晩年のソロモンの傑作でしょう。ヴォ—カルからヴァーン・モリスンがしきり連想されます。

逆か・・・。

先週は誤字脱字が目立ちました。実は揚げる前に大きな問題が発生しまし

て、その後遺症だったかも知れません。何事も落ち着いて行ないましょう。

音楽雑誌エリスの最新号が購読可能になっています。どうぞお読み下さい。

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そして、今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

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    ダウンロードパスワード gqxw4f44です。

あ、今夜千駄木でこんな実演があるらしいですよ。


会場、千駄木ペチコートレーンのwebsiteはコチラ

【ペチコートレーン】〒113-0022 東京都文京区千駄木2丁目35-7 / TEL:03-3821-8859
さて、今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週もあなただけに。

 

 

    • 類似穴
    • 2017 3/11 3:19am

    予定変更 寝ます。

    • 類似穴
    • 2017 3/11 3:27am

    時限爆弾のダイナマイトをしかけられた気分だぜ。

    • 山奥のどーよ!
    • 2017 3/11 3:44am

    ゴロワーズで感激したのに

    千駄木で反則の反則だよ~~~クリビツテンギョウ!!!

    • おーたか
    • 2017 3/11 5:04am

    毎週の更新ありがとうございます。

    いきなりの告知。さすがに私は京都にいるので行けません。森繁さん、いいなぁ、って思いながら聴いていました。今にはない、味がある感じで。これから先、2度とこういった方は出でこないだろうなぁ。

    • ワツシイサヲ
    • 2017 3/11 9:29am

    本番前に皆様にお伝えしましたからね。許せ、仲間たちよ。

    • フェス ロンゲ
    • 2017 3/11 1:36pm

    鷲巣さんのバンド「ガリョウマドウ」
    ライブ開催おめでとうございます。
    どんな音楽が聞こえてくるのかとても聴いてみたいです。
    もちろんピアノの演奏も。
    次回は早めに教えてくださいね。(笑)
    19:00〜は千駄木の方向へ架空の演奏を聴きながら声援を送ります。

    • ラムランナーズ
    • 2017 3/11 11:36pm

    先日、福岡でバッパーズのライブがり、ミシシッピ・ジューク・ジョイント・ブルースのことを吾妻さんも語っておられました。来週のDisk4からの紹介も楽しみにしています。鷲巣さんのコメント、とても参考になります。

  1. カマドウマ…

    • 大橋 康一
    • 2017 3/14 7:56pm

    SBSのラジオ聴けなかったです。ライブ音源聴きたいです。かまやつさんと、コーリングユーで思い出したんですが、かまやつさんとチャーの対談でコーリングユーを解説してる動画があります。52分位からです。https://www.youtube.com/watch?v=6PK8Hqo8Gcc  僕もMISSISSIPPI JUKE JOINT買います。

    • ヴェンテン
    • 2017 3/16 9:21pm

    今週もありがとうございました( ^ω^ )♪。南部の安酒場で、ホッピーじゃなかった荒いバーボンを飲ってる気分になりましたです。私の前世は、アメリカ開拓時代の酒場の女歌手だったらしいです、見える人によると!ホントかな( ^ω^ )?なので、モンローの「帰らざる河」をリクエストしておきますね〜。

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