【幻】モーニン・ブルーズ 2017/03/18

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前TM : ヲーキン・ブルーズ(夜に近いアサー仕様)P.B.B.B.

 

N  おはようございます。アサー、ワツシイサヲです。相変わらず寒いアサーではありますが、

じきに春の彼岸です。お正月の頃よりも陽射しが明らかに暖かになって来て

います。夕方の長さもグンと延びてきました。

今朝はスティール・ギター奏者、ロバ—ト・ランドルフの新譜から行きましょう。これ、

新聞の新作案内で知りました。「へえ、洋楽CDを紹介する事があんのか」と、

妙な違和感がありましたね。その後レコ—ド屋へ行ったら、ボ—ナス・トラック入りの

国内盤が先の発売となっていました。今なら、輸入盤も入って来ています。

いつもながら大変強力なアルバムでして、生半可な気持ちで接すると弾き飛ば

されてしまうような鉄壁的楽音で綴られています。まだブルーズ・ロック的ギター・

リフがこんなに有ったのか、と半ば感心する位にモチ—フが豊富です。これもスティール・

ギタ—という楽器の特性ゆえでしょうか。

今朝はまず、冒頭のメドリーになっている2曲、「ガット・ソウル」と「シー・ガット・

ソウル」の2曲を聞いて貰いましょう。

ロバ—ト・ランドルフの新譜です。

 

M01.Got Soul(3’32”)Robert Randolph & The Family Band

-R.Randolph, S.Kellogg-  Sony/Masterworks 88985369472

 

M02.She Got Soul(5’28”)   

Robert Randolph & The Family Band feat. Anthony Hamilton

-J.Gale, J.Bralower, R.Randolph, S.Labrie-

Sony/Masterworks 88985369472

 

N  ロバ—ト・ランドルフの新譜から、「ガット・ソウル」と「シー・ガット・ソウル」でした。こう

いう「ファンキーなロックンロ—ル」は誰もが憧れますが、なかなか具現化するのが難し

い様式。それをこのように理想的に出来てるのは凄いなあ。

モチーフの豊富さと共に感心するのは、ロバ—トが主旋律を補足したり、誘導した

り、追いかけたりして、常に唄の傍らを同じように歩いているところです。

それも直接的な同時性を持った生の応答です。最近は「バック・トラックと唄」

というような考え方、カラオケ的な割り切りが一般化していますが、そうではな

くて、皆んな一緒にその場で音楽を演っている、という感覚ですね。全体に

漲る生命力の源は、そこにあるのかも知れません。ある意味で非常にゴスペル

的です。2曲目は「ワイルドで行こう」的でもありましたが。

もちろんロバ—ト・ランドルフはキリスト教会でゴスペルを唄う時のセイクリッド・スティール奏者

ですから、今回の収録曲も殆ど宗教的な主題持っていますが、こんなカヴァも

入っていました。

「ブラック・モーゼ、アイザック・ヘイズを紹介してくれ」という投稿も頂いておりま

す。それにお応えする前に、ヘイズ=ポーター作のこの1 曲、

ロバ—ト・ランドルフの新譜からです。「アイ・サンキュー」。

 

M03.I Thank You(4’16”)  

Robert Randolph & The Family Band feat. Cory Henry

-I.Hayes, D.Porter –  Sony/Masterworks 88985369472

 

M04.Everybody Needs Sombody To Love(2’46”)Solomon Burke

-Russell, Burke, Wexler- Atlantic 8122-79995-3

 

N  ジミヘン風なカデンツァで始まった「アイ・サンキュー 2017」、如何でしたでしょうか。

全12曲がこんな充実度で迫ります。鉄壁的最新作『ガット・ソウル』、どうぞお試

し下さい。

続けましたのは、ソロモン・バークの出世作、1964年の「恋人天国」でした。先

週、本番当日にお知らせしたガリョウマドウの初公演、とりあえずは終了しました。

首都圏9人のうち3名程の方が万難を排して駆けつけてくれました。

ありがとうございます、と素直に言いたいのですが、全く思う通りに行か

ないことだらけで、わたしとしては思い出したくない部分の集合体となって

脳裏に横たわっています。でも、このまま死ぬのは嫌だという思いも強くあ

ります。どうしたものでしょうか。

ある程度の貧困な状況は予測出来たので、あのような発表の仕方をさせて

貰いました。今の時代は逃げも隠れも出来ない、という事は承知しています

から、事前に言っておかないと八つ裂きにされる。これから先の事は、少々

のお時間を下さい。改めてお話し致します。俺にもイヂがある。ガリョウマドウと

は何か、という複数のご質問も頂きました。これはね、ヴェンテンさんがドンズバ

で言い当てています。やられました。

さてその時に1曲目に持って来たのが、今の「恋人天国」でした。そして、

最後の前が、次の「レッツ・ゴウ・ゲット・ストーンド」。気の効いた選曲でしょ。

これらを、どう演りたかったか、そしてどう出来たかは別のお話です。

 

M05.Let’s Go Get Stoned(2’54”)The Coasters

-N.Ashford, V.Simpson-  Atco Rhino  RHM2 7740

 

N  さて、今朝も1940年のミシシッピはクラ—クス・デイルの安酒場のジュークボクスの音楽を

まとめた4枚組『ミシシッピ・ジューク・ジョイント・ブルーズ』から、お届けしましょう。

今朝は最後の4枚目になりました。わたしの感覚ではあっという間に過ぎた

4週間です。1ヶ月ですものねえ、もう少し量感が残るかな、と思いましたが、

「あれ、もう終っちゃうか」、というような気分です。

最後の朝は、まずビッグ・ビル・ブルーンジーの「シャイン・オン・ミー」で始めましょ

う。1941年5月の吹き込みです。12弦ギタ—でしょうか。

 

M06.Shine On Me(3’00”)Big Bill Broonzy

-Broonzy-  Rhythm And Blues   RANDB036

 

N  後のフォークやロックに大きな影響を与えたとされるビッグ・ビル・ブルーンジーの 「シ

ャイン・オン・ミー」でした。彼はずっとホーボーのように唄いながらの旅をする人生

だったので、南部の黒人層以外に大勢の人たちの目や耳に触れる機会も多く、

それが影響力の大きさに繋がったのでしょう。先々週、先週とお聞き頂いた

ウディ絣も、自身が尊敬する音楽家のひとりにビッグ・ビルを挙げていまして、

そこから多くを学んだようです。

今朝お届けする4枚目はバンド編成の音楽が殆どを占めていて、こういった

弾き語り的なブルーズは極く僅かです。『ミシシッピ・ジューク・ジョイント・ブルーズ』の4

枚はそれぞれ異なった主題でまとめられているワケではないようですが、何故

か豪華なアンサムブルが多い。その中で異彩を放っている「シャイン・オン・ミー」、ビッグ・

ビル・ブルーンジーでした。

次は四匹の山猫、フォ−・オヴ・ザ・ボブ・キャッツで

「タクシーを呼んでくれ」。

 

M07.Call Me A Taxi(3’12”)Four Of The Bob Cats   

-Haggart, Zurke-  Rhythm And Blues   RANDB036

 

N  「タクシーを呼んでくれ」、フォ−・オヴ・ザ・ボブ・キャッツでした。この時代このよ

うなちょっと忙しい演奏を得意とする集団は、よく「猫」に関連した名前を

付けてましたね。キャッツ・アンド・ザ・フィドルがすぐに連想されます。

今の「タクシーを呼んでくれ」は、間奏が聴き所。後のスパイク・ジョーンズ風な面

白さがありました。娯楽性の高いブル—ズとして、言語感覚を追求するとジャイヴ

になり、楽器演奏能力を追い求めるとこのようなトボケ超絶技能派的音楽にな

って行く過程を実感出来ました。ただしこういうのは、相当に上手でないと

成立しません。かなり高度な演奏技術が必要です。それをふざけた風に演る

のは、もっと難しい。更に今みたくクールな表情で通すのは至難のワザ。最もカッコ

いい水準です。羨ましいなあ。

この頃、40年代ですと、ジャズの様式、流儀は確立されつつありましたから、

もう少し上品な音楽として、次のような形もフツーだったようです。

 

M08.Swingmatism(2’40”)Jay McShan    

-McShan-  Rhythm And Blues   RANDB036

 

N  ピアノのアドリブ導入部がサマタイム風な「スウィングマティズム」、ジェイ・マクシャンでした。

トラムペットとサクスフォン・セクションの対比が光る編曲が見事です。ジェイはカンザスシティで演

奏を続けていた男で、ブルーズ色の強いジャズ・ピアニスト、とでも呼べばいいので

しょうか。日本では評価の対象になり難い音楽家です。1940年当時、彼の地

では人の集まる所にピアノが置いてあるのが普通で、雇われたピアノ弾きは毎晩

そこでBGM的に演奏をする訳です。ジェイのピアノにはその風情が色濃く漂っ

ていますね。今の「スウィングマティズム」もそうでした。この頃はスウィングの黄金時

代。キイワード的に「スウィング」を用いた表題にも娯楽性の高さが感じられます。

この『ミシシッピ・ジューク・ジョイント・ブルーズ』はミシシッピ、クラークスデイルの黒人安酒

場のジュ—クボクス収録曲を網羅した物ですから、殆どがレイス・ミュージックと呼ばれた

黒人専用のSP盤ですが、唯一白人の音楽が入っています。それは、グレン・ミ

ラー。当時のスウィング人気を物語りますね。聞いてみましょう。

「ザ・ブーギ−・ウーギ−・ピギ−」。

 

M09.The Boogie Woogie Piggy(3’21”)Glenn Miller 

-Jacobs-  Rhythm And Blues   RANDB036

 

N  やはり健全さがひと味もふた味も違う白人グレン・ミラー楽団の「ザ・ブーギ−・

ウーギ−・ピギ−」でした。リズムはブーギ−というよりは上品なスィングですね。ブ—

ギ—・ウ—ギ—と呼ぶにはもっと破壊力が必要です。ヴォ—カル・ハーモニーの洗練度は、

さすがに田舎のブルーズには見出せませんが、都会の黒人達はこの時代、既に

磨き上げていた感覚です。それを白人のグル−プが上手に模倣して一般化した、

という方が正しいかも知れない。

ちなみに今のグレン・ミラーの「ザ・ブーギ−・ウーギ−・ピギ−」の1年前に吹き込

まれたこの歌を聞いてみて下さい。

この4枚組でもうすっかりお馴染みのバディ・ジョンスンです。

「スゥイング・アロング・ウィズ・ミー」。

 

M10.Swing Along With Me(3’17”)Buddy Johnson

-B.Johnson-  Rhythm And Blues   RANDB036

 

N  「スゥイング・アロング・ウィズ・ミー」バディ・ジョンスンでした。ね、素晴らしくクールで

しょ。プロデューサー手腕も冴えるバディ・ジョンスンはこのようなグループ・スタイルのヴォ

—カル曲もたくさん残しています。今のでは妹のエラも一緒に唄っていたのでしょ

うか。同じ頃人気を博していたアンドリューズ・シスタ—ズのパロディにも聞こえます。

さて大団円を迎えた『ミシシッピ・ジューク・ジョイント・ブルーズ』の紹介、次も実に

興味深い録音です。演者はカンザス・シティ・ジャズの大御所、カウント・ベイシーですが、

スティール・ギターが主楽器として活躍、ブルーズ進行ながら、唄自体は殆どカントリーで

す。ベイシーが取るピアノ・ソロはまあ彼らしいものですが、とにかく普段とは異な

った仕上がりです。

そもそもタイトルが「レッド・ワゴン」ですから。

 

M11.Red Wagon(3’00”)Count Basie & His Orchestra

-R.M.Jones-  Rhythm And Blues   RANDB036

 

N  非常に違和感漂う「レッド・ワゴン」、カウント・ベイシー楽団でした。テキサスのジャムプ・

バンドが演ってるならばともかく、カンザス・シティ・ジャズの大御所ですよ。もう

少しこの吹き込みの周辺情報を知りたいなあ。

さて、ここまでお送りして来ました『ミシシッピ・ジューク・ジョイント・ブルーズ』、

こんな風に1曲毎に解析や推測をせず、ただ流していればクラークスデイルの安酒

場のような空気になるかどうかは別ですが、とても気持ちの良い4枚組で

す。このアルバムについては吾妻光良がライヴの場で言及したとかいう話も投稿に

ありました。今ならまだ簡単に手に入る筈です。

では次の曲で最後です。以上すべてお楽しみ頂けました事を祈りつつ、お

届けします。投稿によりますと前世がアメリカ開拓時代の酒場の女歌手だった、

という熱心な聴取者の方がいらっしゃるようですね。西部劇の頃ですね。そ

れより70年ほど経った南部黒人酒場のブル—ズ歌姫、リル・グリーンです。

「ロマンス・イン・ザ・ダーク」。

 

M12.Romance In The Dark(3’21”)Lil Green

-Green, Broonzy-  Rhythm And Blues   RANDB036

 

N  1940、41年のクラークスデイルのジュークボクス収録曲を編集した、とても素敵な4

枚組『ミシシッピ・ジューク・ジョイント・ブルーズ』、気に入って頂けましたでしょうか。

大橋康一さん、手に入れられましたか。元気に聞いて下さい。

さてレコ—ド盤が無くなって行く頃、わたしは『ジュークボックス・ミュ—ジック』とい

う名前のアルバムに出会いまして、例によってそればかり聞いていた時期があり

ます。今は亡きダグ・サームが子供の頃に大好きだった、それこそジュ—クボクスで

聞いていた音楽を、自分なりにまとめた素晴らしい作品でした。

ジャケットはダグがAMI社の大型ジュークの前で座っている写真。このモデルは60

枚収容可能だから120曲ですね。ジュ—クボクスのブランドとして他に有名なのは、

レイ・チャールズが「ワダイセイ」で弾いた電気ピアノの製造元でもあるワーリッツアです。恵

比寿のはずれにあったヴィディオ編集スタジオのロビ—に、ワーリッツアの大きなSPのバブ

ル・モデルが置いてありまして、デルズの「オー・ワッタナイト」が入ってました。SPで

すよ。渋谷の三竹児童会館側の洋装店には、60年代のモ—タウン・ヒッツが並んでい

る比較的新しい機種があった。共に飾り物としての扱いだったので、勿体な

かったですよ。「俺に呉れたら使ってあげるのに」・・・欲しかったなあ。

白金の細野晴臣宅駐車場にもジュークが放置されていたな。持て余し気味でした。

その昔、第一期日本版ローリングストーン誌のオーディ特集で有名音楽家の自前セット紹介

がありまして、アル・クーパーか誰かが、LPのジュ—クボクスを持っていたのには驚

きました。この時も欲しくなりましたね。ジュ—クボクスは、限りない想像力を掻

き立てる、わたしにとって魔法の宝箱でした。

あ、話題がそれましたね。ダグ・サームのアルバム、『ジュークボックス・ミュ—ジック』の

お話でした。今は亡きわたしのかけがえのない親友だった、山崎直也が例に

よってC調な解説を付けていた、この傑作から聞いて下さい。

冒頭曲です。「アイ・ウォント・クライ」。

 

M13.アイ・ウォント・クライ(3’23”)ダグ・ザーム

-Ruffino, Bostrie-  ポニー PCCY 00093

 

M14.I Won’t Cry(2’21”)Johnny Adams

-Ruffino, Bostrie-

 

N  「アイ・ウォント・クライ」、ダグ・サームとオリジナルのジョニ—・アダムズでお届けしました。

先ほどは大型ジュ—クボクスの話を致しましたが、古い米国映画などではドライヴ・

インの各テイブルに小型のジュークボクスのようなものが置いてあります。これね、ま

だ実際に見た事がなくて造りを知らないのです。実際にどこでド—ナツ盤が回る

のか、音響機能がどうなっているのか、またそれぞれのテイブルで鳴らしたら店

内は混乱しないのか、などと謎だらけ。

確かケイト・テイラ—の1枚目のアルバムの裏はこの小型器がモチ—フになっていました。

もちろんその収録曲はアルバムの各曲だったのは、言うまでもありません。

もう1枚、すぐ思い出すこの小型ジュークを使った装丁のアルバムは、これです。

ドゥービー・ブラザーズのベスト盤。そこから行きましょう。

「リスン・トゥ・ザ・ミュ—ジック」。

 

M15.Listen To The Music(3’49”)The Doobie Brothers

-T.Johnston-  Warner Bros.3112-2

 

M16.Baby, Let’s Lay Down And Dance(3’10”)Garth Brooks       

-K.Blazy, K.Williams, S.Dorff, G.Brooks-  Sony 88985393602

 

N  生ギターのコ—ド刻みがバツグンなノリで迫るドゥービー・ブラザーズの「リスン・トゥ・ザ・

ミュ—ジック」、いつ聞いてもカッコいいですね。

そして続けました、ガース・ブルックスの「ベイビ、レッツ・レイ・ダウン、アンド・ダンス」。

良いテムポー感、爽やかな印象です。彼の新作『ガンズリンガー』は、拳銃使いとい

うタイトルが物騒ですが、とても充実しています。前作『機械に相対する人間』

がタイトル通りの硬直した印象の強い、わたしとしては楽しめないものだったの

で今回は警戒していましたが、良い作品を仕上げてくれました。今のは「ヌウ・

スマッシュ・シングル」とケイスにシールで特記されている、推薦曲です。「横になって踊

る・・・」、初心素朴なわたしには、はて。

もう1曲行きましょう。こちらはスロウなワルツです。

「ウイスキー・トゥ・ワイン」。

 

M17.Whistey To Wine(4’12”)Garth Brooks

-B.Kennedy, W.Verble, G.Brooks-  Sony 88985393602

 

M18.いつの日か(2’17”)25連隊

-G.Thurston- コロムビア COCP-39524

 

N  突然、ブチ壊し的に乱入して来ましたのは、第25連隊の「いつの日か」で

す。ご存知『昭和カタコト歌謡曲 男声編』からお聞き頂きました。制作責任者の

わたしですら、この歌は未だに不可解です。詞曲ともにこのカナダのグループの、

第25連隊長が書いた事になっていますが、意味不明。制作過程もナゾ。ただ

妙に印象が強く、収録の根拠もそこにありました。

実は今週火曜日にラジオ生出演を致しました。首都圏の9人で知っていた人

はいない筈でしたが、どこかで情報は漏れていたようですね。放送局はSBS

静岡放送。平日の4時間を担当している中村こずえ、彼女は西新宿時代の大

先輩。華の局アナウンサーでした。そのこずえさんの昼帯でコーナーを担当している同

市内古本屋店主、鈴木ダイヂは彼が中学校2年生の時からの音楽仲間。ふたり

が呼んでくれまして、『カタコト』の紹介に行って来ました。

事前に「何か1曲」という要請があったので、無難な「夢見るシャンソン人形」

で行ったら、こずえさんがノリノリになって、一緒に唄ってくれました。企画

自体を面白がってくれて、「ワツシちゃん、他にも面白いのあるでしょ」と

誘ってくれたので、その場ですぐに聞いて貰ったのが、これです。

 

M19.雨あがりのダウンタウン(2’58”)アグネス・ラム

-K.Yamakawa, K.Dan-  コロムビア COCP-39524

 

N   山川啓介、弾厚作、そして森岡賢一郎という各分野の筆頭者が揃って制作

に取り組んだはずの作品ですが、このC調さ。大阪大学の准教授輪島裕介に

よる総合解説では「歌う必要がわからない」なんて言われています。御意。

にもかかわらず、一度聞いたら頭から離れない「アメアガリダンタン」の唄い出し、

「サセテクラッサーイ」と結ぶ魔力。それがあの豊満な肢体への連想によるものかどう

かは別ですが、放送直後には地元の古い友人から「新宿でポスタ—買って来て

ずっと部屋に貼っていた事を思い出した。ありがとう」なんてメイルも貰いまし

た。大した存在ですね、アグネス・ラム。「雨あがりのダウンタウン」でした。

さて、今年になって特に、米黒人以外のブルーズ、R&B、ソウルにちょっと特別

な興味を持っているワツシイサヲが、また見つけました。ジェフ・カスカロ、と呼ぶのか

な、おそらくはドイツの唄い手です。録音ステューディオの所在地もないし、「ヲルフガ

ンク」というセッション参加者の名前から推測したのですけれど、「EU」という表

記はこういう時に困ります。わたしはもとから欧州連合には否定的でして、

イギリスの脱退は頷ける。誰かが言っていた「イギリスは欧州ではない。イギリスだ」

という考え方に素直に納得していた事もあります。そのEUでオランダを皮切り

に始まった欧州選挙の年、右傾化、大多数迎合主義は阻止出来るのでしょう

か。

このジェフ・カスカロ、聞いていますと、日本人の保守的な年輩者が嗜好するAOR

というナンパな音楽との共通点も多々見つけられますが、やはりR&Bやソウル・

ミュ—ジックからの刺激、閃きなどが音楽の動機になっているのは事実でしょう。

レコ—ド屋でもソウルの売り場に置いてありますし。

今朝はこれもメドリー的に配置されている2曲です。

「アイル・ビ・ファイン」、

そして表題曲「唄い手の魂」。

 

M20.I’ll Be Home(7’24”)Jeff Cascaro

-Cascaro,Kleiner,Wehland-  herzog records 901001 HER

 

M21.Soul Of A Singer(3’26”)Jeff Cascaro

-Cascaro, Grimn –  herzog records 901001 HER

 

M22.Teach Me Tonight(2’46”)Dinah Washington  

-Cahn, Depaul-  Golden Stars GSS 5287

 

後TM:ボーン・イン・シカゴ(アサー仕様)P.B.B.B.

 

N  ジェフ・カスカロの「アイル・ビ・ファイン」、アルバム表題曲「ソウル・オヴ・ア・シンガ—」でし

た。とても真面目で謙虚な態度が窺える音楽ですね。もうちょっと知りたい

な、彼の事を。

そして今朝の最後は「ブルーズ唄いの女魂」ダイナ・ワシントンで、「ティーチ・ミー・トゥ

ナイト」でした。先週ブレンダ・リーでお聞き頂いたのと同じ歌です。これね、わた

しは沢口靖子に似たブレンダのがとても好きなんですが、こんな風に唄われち

ゃうとね、降参です。しかもこのヨユー。敵わないなあ。別の歌だね、殆ど。多

分テイク1で決めたんですよ、きっと。

あ、今、ちょうど今です。ジェイムズ・コトンが亡くなった、という知らせが入

りました。全く予想していなかった訃報です。みんなもっと前に知ってたの

かなあ。ここまで来てしまうと対応不能です。来週なんとかしなきゃ。ちょ

っと待っててね。

さて、今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/a7b33b4a1510fa1d8959c3de88240e120ca7b75f

ダウンロードパスワード dtpm888j

お花見の話題が出る頃になりました。ラジオ出演の帰り、バスで通った小田原

辺りでは、もう桜が咲いていました。でも、今週もう一缶スト—ブ用の灯油を買

っておきました。まだ急に寒くなる日はあります。お気をつけ下さい。

今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

 

※ダウンロードが不調のため、アップロードし直しました。こちらをお試しください。

mb170318特別付録別便
http://firestorage.jp/download/d9d7783259ebca90b4f4e08b3adce2d60c20e226

ダウンロードパスワード scbjnw47

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週もあなただけに。

 

 

    • フェス ロンゲ
    • 2017 3/18 3:39am

    雪 )) 春 (( 桜

    鷲巣さん 澤田さん
    今週も更新ありがとうございます。
    今年は雪を見ながらの酒ができないまま春になるのでしょうか?
    桜が楽しみですね。

    • 山奥のマドゥー
    • 2017 3/18 7:30pm

    あら、なんだか久々にDL出来ないの(シクシク)。

    • ヴェンテン
    • 2017 3/18 9:23pm

    更新多謝、前世は酒場でモーブル常連の皆さんを悪酔いさせていたかも(>_<)?DLが途中で切れますね。あとでまたトライ!

    • nrj45979タクシードライバー
    • 2017 3/18 10:09pm

    今週もありがとう。タクシーを呼んでいただいてありがとう。

    • nrj45979タクシードライバー
    • 2017 3/19 2:59pm

    どうしても、D Lできません?残念

  1. 時差でこんにちは。いつもありがとうございます。ダウンロード、、出来ません(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

    • 山奥の惑う
    • 2017 3/19 8:50pm

    あらら?
    隠し場所に行っても、まだDL詰まってるご様子……
    お楽しみはまだ先ね(涙)

    • 大家
    • 2017 3/20 11:42am

    ※ダウンロードが不調のため、アップロードし直しました。お手数ですが、こちらをお試しください。

    mb170318特別付録別便

    http://firestorage.jp/download/d9d7783259ebca90b4f4e08b3adce2d60c20e226

    ダウンロードパスワード scbjnw47

      • 山奥の惑う
      • 2017 3/20 12:33pm

      さくさくDLいけます。
      ありがとうございました。

    • ありがとうございます。只今試しました。
      新しいほうでも、またダメでした……(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

    • ブラウザのキャッシュをクリアしたらイケました!ありがとうございました!

    • ワツシイサヲ
    • 2017 3/20 10:53pm

    出て来なくなってしまった「まぼろしのまぼろし」はここです。
    http://blues761.webcrow.jp/1026.htm
    なぜだ。

    • 大橋 康一
    • 2017 3/21 2:59pm

    僕は、更新されてからすぐにDL出来ましたよ。Mississippi Juke Joint Bluesまだ買えていまん。お給料頂いてからになります。お声がけ、ありがとうございます。厳しい状況が続いておりまして、とても辛いのですが、幻聴いて、元気出していこうと思います。

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