【幻】モーニン・ブルーズ 2018/06/16

mb180616

 

TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

 

N  おはようございます。アサー、ワツシイサヲです。もう来週21日は夏至です。これ

を過ぎたら昼間の方が短くなっちゃう。日の出はこの前にもう遅くなり始め

ているのですが、日の入りが29日に一番遅くなるんですね。夏至は日の出が

一番早く、日の入りが一番遅い、と思い込んでいましたが、違っていました。

いずれにせよ数秒単位で昼間の時間が変わる毎日です。

いのち短し走れメロス、今朝も元気で行きましょう。

まずライ・クーダーです、「放蕩息子」。

 

M01.Prodigal Son(4’38”)Ry Cooder 

-trd.arr.by R.Cooder-  Fantasy FAN 00235

 

N  ライ・クーダー、「放蕩息子」でした。ザ・ローリング・ストーンズ、ライ・クーダー、「放蕩息

子」この三つは因縁の関係です。まず「放蕩息子」という楽曲、これは今で

こそロバート・ウィルキンズ師の作で知られていますが、ストーンズ1968年発表のアルバム

『乞食の晩餐』では「ジャガー / リチャード」とクレジットされて、ふたりの創作曲に

なっていました。現在の公的資料は皆ストーンズ寄りでまとめられているため、

「当時は作者が不明だった」などという記述で胡麻化されてますが、それは

方便。ちょっと調べれば判明するでしょう。わたしは意図的なゴマカシだったの

ではないか、と考えています。少なくとも70年代前半まではミックとキースの原曲

盗用という見方が支配的でした。前科あるしね、ミックたちは。古いSPかなん

かで聞いたんじゃないでしょうか。

一方ライ・クーダーは次の『レット・イト・ブリード』アルバム制作時にセッション・プレイヤーと

して参加したのが知られていますが、これについてもわたしは『乞食の晩餐』

の録音で既に断片的な接触があったんじゃないか、と見ています。ブライアン・

ジョーンズがほとんど参加しないで作られた、アクースティク・ギターのブルーズ曲中心の

このアルバムからキースは急に腕が上達しますし、「奴らはジャム・セッションを密かに録

音して俺のフレイズや奏法を盗んだ」、とライが訴えた事件もありました。その賠

償として発売になったのが、その時の物的証拠『ジャミング・ウィズ・エドワード』

で、聞けば『ベガーズ・バンクェット』との関連性が 偲ばれるのです。このセッション

にキースだけ居ないってのも不自然でしょ。

今回のライ・クーダーの新譜はこの因縁楽曲と同じ題名で『プロディガル・サン』と

名付けられています。表題曲のベイスが面白いなあ、と思って詳細表記を調べ

たら、ご本人でした。基本的にライ自身が音階楽器を多重演奏していまして、

ドラムズ、パカッションを、あのブエナ・ヴィスタ・ソシアル・クラブにも出てくる息子のジョーキ

ムが受け持っています。ボビー・キング他のバック・グラウンド・ヴォーカル陣はいつも通

りですが、テリー・エヴァンスは今年亡くなったという追記がありました。

ここで唄われる「プロディガル・サン」は、前述の『ベガーズ・バンクェット』収録の

ものとは別曲ですが、身持ちの悪いバカ息子が家に帰ってくるという教訓的な

主題は同じ。そもそもは流れのゴスペル伝道師が唄い継いでいた俗謡歌ですか

ら、様々な仕様があってもおかしくは無い。ライ親子はそれらを整理して、端

正にまとめています。最後のオチが「馬鹿でかい音で奏でられる音楽だけが信

じるに値する真実だ」となっていますが、これは明らかにふたりが新たに付

け加えた行りでしょう。笑わせてくれますね。

ではライ・クーダー、新譜『プロディガル・サン』からもう1曲。

「ジーザス・アンド・ウディ」。

 

M02.Jesus And Woody (5’58”)Ry Cooder

-R.Cooder-  Fantasy FAN 00235

 

N    もう一度「我が祖国」を唄ってくれよ

全体主義者をやっつけてくれ

ガスリーさんよ、あんたは理想を夢見る人だった

俺も同じかもしれない

 

歌詞も記載されている丁寧な造りのブックレットには、思わせ振りな写真が何葉

か配されています。そのひとつがこの歌の頁で、そこにはウディ・ガスリーのかな

り状態の良いSP盤が置かれていました。

この曲です。「ジーザス・クライスト」。

 

M03.Jesus Christ(2’40”)Woody Guthrie

-W.Guthrie-  NOT5CD915-5

 

M04.Hard To Handle(2’18”)Otis Redding

-A.Jones,A.Isbell. O.Redding-  ワーナー WPCR-27559

 

N  先週お話ししたオーティス・レディングの新譜について分かりました。

「日本でも人気の非常に高い『ドック・オブ・ザ・ベイ』(唯一の全米NO.1

シングル)を筆頭に1967年12月10日の死の直前に録音された辞世の作品の

全貌が明らかになる、オーティス・ファン、ソウル・ファン必携のドキュメンタリー的作品集」

という事だそうで、「ドック・オブ・ザ・ベイ」の全米第1位50周年を記念し

ての発売だそうです。50年だってさ。俺はなんて無為に歳を重ねて来たんだ

ろう・・・という複雑な気持ちにならざるを得ません。もうオーティスの倍以上の

年月をこの世で生きてるのです。嫌んなっちゃいますね。

只今の1曲は、その新譜『ドック・オブ・ザ・ベイ・セッションズ』から「ハード・トゥ・

ハンドル」でした。

飛行機事故で亡くなる2、3日前に行った最終録音の各トラックは、死後別々の

アルバムに分けて発表されました。ですから今回のようにまとめられた形は初め

てですが、テイク、録音詳細共に新事実はありません。「オリヂナルの英文ライナも大

した事ないよ」と制作担当者が言ってましたから、本当でしょう。全12曲で

すが、各曲が短いので30分あまりの長さ。流石に音はだいぶ綺麗にはなって

います。今わたしの最大の興味は、どんなジャケット になるんだろう、という点

です。

オーティスの没テイク集はかつてまとめられて出ていました。大都会のアトランティックが

片田舎のスタックスを罠にかけた不公平な契約条件のため、この辺りの権利がウヤムヤ

になっているようで、この時はこれらは何故かファンテイジーからの発売でした。

この盤で「ドック・オブ・ザ・ベイ」を聞いた時、「何でこんなに明るく演っ

てるんだろう」と、疑問に思いましたね。当初は「哀愁の波止場」という邦

題が考えられていた程、公式テイク全編に漂う暗さ、哀しさ。それらはオーティスの

死という事件で更に増幅されました。全米第1位になった理由の一つと言っ

ても良いでしょう。「本人は死を予感していた」などという見解もありまし

たから。誰もが迫ってくる運命に抗えず、沈痛な雰囲気に終始した最後の録

音ステューディオ時間、だった筈です。

それが、喉の手術を終えたこの場この時のオーティスは心機一転、冗談を交わし

ながら伸び伸び唄っています。「あれえ」というような思いでしたね、ワタクシ。

 

M05.Sittin’ On The Bock Of The Bay (Take1)(2’59”) オーティス・レディング 

-O.Redding, S.Cropper-  Pヴァイン PCD-4933

 

N  「ドック・オブ・ザ・ベイ」のテイク1、でした。まだエレキ・ギターが追加録音される

前で、鴎擬音効果も本人が声で出しています。終了部分の口笛も未完成です。

「テイク1」かどうかは信用出来ませんが、おそらくは初期リハーサル段階の録音でし

ょう。それにしても明るい。「死を予感していた」兆候すらありません。スタッ

クスのミュージシャンたちとの共同作業も新しい局面に差し掛かっていた頃で、リズム

のさらなる細分化、リフの強化など、何曲かではこれまでよりファンク的に進みつ

つあるのが特徴です。

オーティスはお聞きのようにユーモアを交えながらセッションを敢行しました。この最終

録音で生まれた傑作といえば、この歌でしょう。

「(ダムダムディディディダムダム)ハッピー・ソング」。

 

M06. ハッピー・ソング(2’40”)オーティス・レディング

-O.Redding, S.Cropper-  ワーナー WPCR-27559

 

M07.エーメン(3’04”)オーティス・レディング

-trd.arr.by O.Redding, S.Cropper-  ワーナー WPCR-27559

 

N  「(ダムダムディディダムダム)ハッピー・ソング」、「エーメン」、オーティス・レディングの

新譜『ドック・オブ・ザ・ベイ・セッションズ』からお届けしました。

 

M08.The World We Live In(4’21”)マイク・ジト

-unknown- BSMF 2607

 

N  以前もお聞きいただいたマイク・ジトの『ファースト・クラス・ライフ』から「ザ・ワールド・

ウイ・リヴ・イン」でした。このアルバムでわたしはこれが一番好きかな。メイジャー・

キイでやるせないマイナー感をうまく出してますね。いい味です。

さて先週少し触ったジョー・ボナマッサの新譜2枚組『ブリティッシュ・ブルーズ・イクスプ

ロージョン ライヴ』は、2016年7月にロンドンの旧王立海軍大学で行われた実演を収

録したものです。付録の豪華4色刷り20頁冊子には世界遺産の素晴らしい建

物に囲まれた中庭での演奏風景の写真がありまして、まずこれが絶品です。

そして更には・・・、

 

イギリス製ブルーズへの愛は、自分の音楽感性の真髄であり、わたしに大いに影

響を与えてくれた、ギター弾き達に感謝出来る機会を得られて大変嬉しい。

もし彼等が1960年代の前半に居なかったら、今わたし達が知っているよう

なロックの大爆発もなかった。これは確かだ。思い切り楽しんでくれ。

 

ジョー・ボナマッサ本人のこんな言葉も載せられていまして、彼の「ブリティッシュ・

ブルーズ」への情熱の燃焼度合いも分かろうというものです。収録曲は先週の

「ベックのボレーロ〜ライス・プディング」に続きまして、「プリンス」「スパニッシュ・ブーツ」

「マザレス・チルドレン」「ブーギー・ウィズ・ステュ」「アイ・キャント・クイッチュー・ベイビー」

「ハウ・メニ・モー・タイムズ」などが並びます。わたしでも知っているハードロックの超有

名曲ばかりです。笑っちゃうでしょ。

そんな中から、今朝はこの2枚組唯一のジョー・ボナマッサのオリヂナルを、まず

どうぞ。

「ブラック・ウインター〜ジャンゴー」。

 

M09.Black Winter / Django(5’59”)Joe Bonamassa

-J.Bonammasa- J&R Adventures JRA58241

 

M10.Let Me Love You(5’36”)Joe Bonamassa  

-W.Dixon-  J&R Adventures JRA58241

 

N  「ブラック・ウインター〜ジャンゴー」、そして「レット・ミー・ラヴ・ユー」でした。ジョー・

ボナマッサの「ブリティッシュ・ブルーズ愛」、伝わりましたでしょうか。「レット・ミー・ラヴ・

ユー」は、バディ・ガイ1961年のヒット曲ですが、ロン・ウド、ニッキ・ホプキンズ、ミック・ヲ

ーラーという黄金メムバーの第一期ジェフ・ベック・グループで世界的に知られました。

当時まさに伸び盛り、青天井のロド・ステュアートのパートを唄っちゃうんだからジョー

も大したもんです。「ブリティッシュ・ブルーズ愛」は充分ですね。

彼の事を澤田修は「何でもやってますけど、ブルーズ・ギタリストですよ、彼」

と言います。現代の一般的な認識はそうかも知れません。

ただわたしに言わせると、全然ブルーズ・ギタリスト的ではない。まず、いつも

清潔で綺麗な衣服を身につけている。洗濯したばかりのような小ざっぱり感

が漂います。一緒に舞台に上がる仲間の演奏家も同じく。また、音楽に対す

る態度が、恐ろしく真面目。演奏も極めて丁寧。たぶんそういう人なんでし

ょう。杜撰でC調、E加減さは微塵も感じられない。全く恐れ入ります。彼

にはさっきの「ブラック・ウインター〜ジャンゴー」、あるいは前作のカーネギー・ホールでの

実況録音盤で披露したような過剰な集中力で研ぎ澄ました音楽が似合ってる

ように聞こえてなりません。今回、思い出してジェフ・ベック・グループを少しだ

け聞いて見たんですが、鍛錬して完璧さを追求するジョー・ボナマッサと、「どう

なるか分からないけど精一杯このまま演ってみるよ」と音楽に寄り添うジェフ・

ベックには大きな違いがありました。ジョーにはチンピラ・ロックに必要なスピード感が

不足しているのも聞き取れた気もします。

でもね、だからと言って全部ダメという訳じゃないんです。ロックはこの50年

で大きく変わってきているんです。ジェイムズ・テイラーの歌に「今じゃロックンロールは

音楽だってよ」というのがあります。その通り。ロックはもはや清廉潔白で健全

な娯楽、芸能、芸術なのですよ。改めてわたしはジョーに、「こういうブリティッシ

ュ・ブルーズのどういうとこが好きになったの」と尋てみたいですね。

では「レット・ミー・ラヴ・ユー」をジョー・ボナマッサの敬愛するジェフ・ベックでどうぞ。

 

M11.レット・ミー・ラヴ・ユー(4’41”)ジェフ・ベック

-W.Dixon-  東芝 TOCP 53094

 

M12.Balabajagal(Love Is Hot)(3’25”)Donovan

-D.Leitch-  Epic / Legacy 88691958682  Thirsday

 

N  「レット・ミー・ラヴ・ユー」、ジェフ・ベックでした。続けましたのは、ドノヴァンの

「バラバジャガ」、ジェフ・ベックがほぼ同じメムバのグループで客演しています。こ

のふたりのプロデューサ/マネージャは、当時ミッキ・モウストという同一の男でした。

これを聞くのは本当に久しぶりだな。40年近く経っているかも知れません。

ドノヴァンはしばらく前に希少な木曜日曲の「ジャーヂ・サースデイ」で思い出したの

ですけれども、今の「バラバジャガ」もとてもいいですね。ちっとも古くなっ

ていない。唄のリズム感が素晴らしかったです。何てったって、ビートルズの次に

日本武道館で演奏会を行った音楽家、しかも楽器は生ギター1本でしたからね。

彼は「イギリスのボブ・ディラン」という触れ込みで世に出たのですけれど、ご

本家とはだいぶ違っていました。ディランが社会の現実を独自の解釈で斬ったの

に対し、ドノヴァンは彼にしか見えない色彩、聞こえない音色を伝えてくれたよ

うです。またいつか聞いて見ましょう。

さて音楽雑誌エリス最新号、早速タクシドライヴァ45979号さんはお読み下さったよ

うです。お便りありがとうございます。バーブラ・デインは今年の春に何度も紹

介してますよ。かなりしつこくお届けしてます。伝え方が良くなかったかな。

今朝はわたしが彼女を知るきっかけとなった2枚組ベスト盤の題名にも

なっている『ホット・ジャズ、クール・ブルーズ、アンド・ハードヒッティング・ソングズ』に

倣って、3つの女の顔をご覧にいれましょう。

まずはホット・ジャズです。彼女はサッチモ、ルイ・アームストロングに気に入られて、旅回

り一座に抜擢されたそうです。確かに唄は上手。ジャズのヴォーカルを難なくこな

していました。ただ左寄りシムパからは、堕落した退廃的なジャズを唄う事は「日

和見転向」と糾弾されたそうです。でもこの2枚組ベスト盤で聞ける彼女のホット・

ジャズは、オーハシ・キョセンが出入りするような都心のナンパ場ではなく、それこそフォ

ークやブルーズのカフェに相応しい物でした。

では実況録音で聞きましょう。伴奏のピアノの調律が悪いですね。

「マイ・メランコリ・ベイビー」。

 

M13.My Melancholy Baby(3’52”)Barbra Dane 

-E.Burnett, G.A.Norton-  Smithonian Folkways SFW CD 40227

 

N  バーブラ・デインのホット・ジャズ、「マイ・メランコリ・ベイビー」の次はクール・ブルーズです。

この2枚組の冒頭に収められている「アイ・アム・ア・ウィリー・ロンサム・トラヴェラー」。

 

M14.I Am A Weary Lonsome Traveler(4’19”)Barbra Dane 

-L.Hays,W.Lowenfels-  Smithonian Folkways SFW CD 40227

 

N  そして最後はハードヒッティング・ソング。これをわたしは心を刺激する歌、と解釈

致しました。心を刺激されて興味を持つわけですから、自分の気に入った音

楽は全てがハードヒッティング・ソングでありまして、わたしはそれをここ「幻」で紹

介している事にもなります。今回バーブラ・デインの場合は、殊更にこういう傾

向の歌を選んでみました。

「連帯は不滅なり」。

 

M15.Soldarity Forever(4’41”)Barbra Dane

-R.Chaplin-  Smithonian Folkways SFW CD 40227

 

N  バーブラ・デインで「ソリダリティ・フォエヴァ」でした。一緒に唄っているのはピート滋

賀です。この原曲は南北戦争時の軍歌「リパブリック賛歌」ですね。我が国では

数々の仕様がありまして、「オタマジャクシはカエルノコ」「ゴンベサンのアカチャンがカゼヒイタ」

とか「マアルイミドリのヤマノテセン」辺りが筆頭ですね。たまたま今週立ち寄ったヨドバ

シカメラの電子鍵盤楽器売り場では、この「連帯は不滅なり」が自動演奏設定さ

れて置いてあり、譜面台に作詞「藤沢昭和」書かれた歌詞カードが添えられて

いて驚きました。この人、ヨドバシカメラの創業者なんですね。他に珍しいトコロで

は「オハギがオヨメにイクトキは」というのを同じ人間から何度も聞かされた事があり

ます。

既に皆さんお感じでしょうが、バーブラは左翼のフォーク歌手です。アメリカ合衆国

が天敵と決め付けた、世界を滅ぼす社会主義思想に侵された危険なひとりで

す。それでもこういった歌を唄い続け、信条を曲げず生きています、今も。

かつて合衆国では「赤狩り」で多くの自由な考えを持つ人間が追われまし

た。そのうちの何人かは、娯楽、芸能、芸術の世界に居た人たちです。既存

思想と全く無縁だったジョン・レノンでさえ社会主義者として恐れられ、付け回

されていた位です。この危険な思想を極東の島国を楯にしてくい止めろ、と

いうのが大戦後アメリカの急務でした。今でもその考え方は変わっていません。

依然「反共」です。それを、現在最も社会主義的成り立ちの独裁国家の、義

兄を薬殺し部下を公開処刑した暴君を讃え、「体制を保証する」だと。どう

いう事だ。側近は文言を訂正しなかったのかね。トラムプの無責任な場当たり的

言動、此処に極まれり、です。

こういう見地、品性に欠けた人間をダイトーリョーに選ぶ国なんです、アメリカは。

おっと、極東の島国も見地、品性に欠けた人間がシュショー、ソーリダイジンでした。

閑話休題 バーブラ・デインの「ホット・ジャズ、クール・ブルーズ、アンド・ハードヒッティング・

ソング」、以上、3曲をお届けしました。

 

M16.Seasons Of My Heart(2’12”)George Jones

G.Jones, D.Edwards- RetroWorld Blue178

 

N  お聞きいただいたのは「シーズンズ・オヴ・マイ・ハート」、ジョージ・ジョーンズです。

音楽雑誌エリス最新号の第16回亀渕昭信「どうしても聞いておきたいアメリカン・ポ

ップス1001」にはジョージ・ジョーンズの「ホワイト・ライトニング」が出てきます。ノースカロラ

イナで密造酒業者の歌で、このヒットがこの変わり者アル中患者を全国的な人気者に

してくれたんだそうです。ちょっと聞いてみましょう。

 

M17.White Lightning(2’52”)George Jones

-Richardson- RetroWorld Blue178

 

N  かなりヒルビリー的な、カントリー・ロックンロールですね。ジョージ・ジョーンズは沢山の自作

ヒットを持っていますが、これは他の人間が書いた歌です。作者はJ.P.リチャードスン。

作者の自唱仕様もあります。そちらもどうぞお聞きください。

 

M18.White Lightning(2’16”)The Big Bopper  

-Richardson-  USM Media USMMCD0012

 

N  J.P.リチャードスン作「ホワイト・ライトニング」、強烈なノヴェルティ調でした。唄っているの

も作者自身ですが、ここでは「ザ・ビッグ・バッパー」という芸名を使っていま

す。ロックンロール創成期のこの手のゲテ歌を得意としたヒーローのひとりです。彼の書

いた1曲は、この中にも唄い込まれていました。

 

M19.Good Old Rock’nRoll(3’26”)Dave Clark Five 

-Smith,Chin,Micheals,Equine,Berry,Johnson,Blackwell,Penniman,

Richardson,Williams,Perkins-   Universal 1781774

 

N  キャロルのデビュー・アルバム『ルイジアンナ』B面の1曲目に収められていた「グーッド・

オールド・ロケンロー」です。わたしは長い事、A面とB面を取り違えていまして、

CDを手に入れるまで、このLPはこれで始まっていると思っていました。

今のはデイヴ・クラーク・ファイヴのオリヂナル版。テーマに続いてメドリーで次々に唄われ

るのは「スウィート・リトル・シクスティーン」「のっぽのサリー」「シャンティリー・レイス」「陽気に

やろうぜ」「ブルー・スェード・シューズ」の5曲です。この中の「シャンティリー・レイス」

がザ・ビッグ・バッパーの歌なんですね。日本でのヒット状況を考えると、一番知

られていないかも知れません。わたしも当初は誰の歌か分かりませんでした。

では「シャンティリー・レイス」、オリヂナルでどうぞ。ザ・ビッグ・バッパーです。

 

M20.Chantilly Lace(2’24”)The Big Bopper

-Richardson- USM Media USMMCD0012

 

M21.Air Crush Newscast(0’45”) 

 

N  ザ・ビッグ・バッパーで「シャンティリー・レイス」でした。彼の作品にノヴェルティ味が共通

しているのは、元々がテキサスのラジオ局のDJだったせいでしょうか。作曲者とし

て成功したひとつが先の「ホワイト・ライトニング」でした。

その後で流れたのは1959年2月4日のラジオ・ヌーズ同録。飛行機事故で3 人

の前途有望なロックンロール・スターズが亡くなった事を告げています。その3人とは、

バディ・ホリー、リッチ・ヴァレンス、そしてこのザ・ビッグ・バッパーでした。この事故

についてもカメちゃんは今回の「どうしても聞いておきたいアメリカン・ポップス1001」

で触れています。それにつきましては、来週ゆっくりとお話ししましょう。

時間がなくなっちゃった。

ツイターに写真が揚がってましたが、先週の土曜日に新宿のカブキラウンジでのDJ

ショウへ行ってきました。宮治の淳に出したメイルが戻って来ちゃうんで、直接本

人に会いに行ったのです。「幻」首都圏の聴取者約半数さま達が聞きに来て

いました。その時オリヂナルが流れた「ミスタ・ムーンライト」、これのビートルズ版を聞き

ながら、今朝はお別れです。「アサー」が出て来ません。悪しからず。

写真は夏の衣替え。台は風呂場の簀です。今までで一番上手く撮れたかな。

今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/bde653e2f47a53a41a86d2de6912282c744c290f

ダウンロードパスワードは、i2ttuv50です。

「おっ月さんよ」が終わって、ちょうど時間となります。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。

 

M22.ミスター・ムーンライト(2’37”)ザ・ビートルズ

-Johnson-  EMI CDP 7 46438 2

    • ワツシイサヲ
    • 2018 6/16 3:04am

    更新確認。

      • リスリス子
      • 2018 6/16 5:01am

      ダウンロウドもサクサクでした。

    • リスリス子
    • 2018 6/16 3:50am

    アサー なしの アサー!!!
    寒いよう。

    ウチのらっきょうも食べ頃よ。
    黒酢にバルサミコもいれてみた。

    • 川崎の五大洋光ハギリョウ
    • 2018 6/16 5:51am

    更新感謝(まだPC壊れちう〜哀〜)
    ♬流れてるぅ、俺たちのぉ、好ぅきだったァ、
    ドック・オブ・ザ・ベイ〜♬ヒュ〜ヒュヒュ〜
    ヒュ〜ヒュヒュ〜♬という事で日本のドック・
    オブ・ザ・ベイは日ノ出町ファーストでワッシーがかけてくれたえーちゃんのチャイナ・タウンをリクエスト^o^

    • 類似穴
    • 2018 6/16 9:23pm

    思いつき(雑学)リクエスト

    サッカー観戦で生活&人生のリズムが狂いつつあります。予選リーグ過ぎ7月に入ればややマトモになる予定です。
    オーストラリアのエムブレムが気になり調べたところ、カンガルーとキウイに見えたのはカンガルーとエミューでした。なぜこの動物が選ばれたかというと、”後退することができない、前進し続けるから”だそうです。(オーストラリア留学センターブログ情報)3歩進んで2歩下がる国民性ではないようです。

    リクエストは”前進”か、日本のエムブレムのカラス・仏のオンドリ・豪のエミュー(難問)のどれかでお願いします。

    • 日曜日のグリ子
    • 2018 6/17 6:28pm

    今年も梅干しの梅を漬けた。
    出来を楽しみに、壷の3年物の梅干しをかじる。
    どんなジャケットだろう?
    サワーでごくり。

    • 45979タクシードライバー
    • 2018 6/17 7:44pm

    鷲巣さんありがとうございます。聞き逃したかな?

  1. 時差で感謝。

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