【幻】モーニン・ブルーズ 2019/12/07

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TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

N  おはようざいます、ワツシイサヲです。「幻」モーニン・ブルーズ2019年12月7日を  

 始めましょう。

  あっと言う間に12月、昔からわたしはこの時期になるとシワスイサヲと・・・あ、

 それはないですね。師走です。寒い北風が吹いて来ます。火の用心、火の用

 心、火の用心・・・。

M01.状況詩「しはす」(3’57”)ランキン・タクシー

-T.Shirahama-   ワツシ / ヴィヴィド WACD-002

M02.Shake Your Money Maker (2’28”)The Paul Butterfield Blues Band

-adpt. Butterfield, M.Chivalree-  Elektra 7294-2

N  ランキン・タクシーのお馴染、ではないか、「状況詩『しはす』」に続きましては、先

 週予告しました通り今朝の焦点、エルモ・ジェイムズの名作の「シェイク・ヨ・マニ・メイカ」、 

 ザ・ポール・バタフィールド・ブルーズ・バンドのカヴァ演奏でした。怒ってるみたいな

 ポール・バタフィールドのヴォーカルがいいですね。ご存知の通り、これはダウンタウン・ブー

 キー゙ウーギー・バンドの「スモーキン・ブーギー」の原曲です。が、歌の旋律が全然別物

 ですから、彼らのオリヂナルとしてよろしいでしょう。ただイントロから唄い出しま

 では「シェイク・ヨ・マニ・メイカ」のパクリ、と言われても仕方ないですね。わたしも

 初めて聞いた時は驚きました。その「スモーキン・ブーギー」が1974年です。エルモ

 本人のヴァージョンはともかく、それ以前にこのバタフィールド・ブルーズ・バンドの「シ

 ェイク・ヨ・マニ・メイカ」カヴァ演奏は日本でも紹介されていました。

  それともうひとつ、イギリスのブルーズ・バンド、フリートウド・マックの仕様も70年に 

 は日本で発売されていました。宇崎竜童たちはどちらをお手本にしたのでし

 ょうか。

M03.Shake Your Money Maker (2’57”)Fleetwood Mac

-unknown-  Columbia 88697625922

N  フリートウド・マックの「シェイク・ヨ・マニ・メイカ」でした。こちらの方が律儀な演奏です

 ね。ボトムリフのビートがビンビン来ます。カッコ良い。

  さて今朝の主人公エルモ・ジェイムズのオリヂナルはどんなでしょうか。本当はこれ

 にも更なる原曲があるようですが、エルモは完全に別の楽曲に仕上げています。

 一度失敗して中断するテイク1、「OK」直ぐに始めてとなったテイク2と続けてお

 聞き下さい。

M04.Shake Your Money Maker(2’50”)Elmore James

-E.James-  SNAJ 722 CD

M05.Dust My Broom(2’43”)Elmore James 

-E.James-  SNAJ 722 CD

N  「シェイク・ヨ・マニ・メイカ」、エルモ・ジェイムズの原曲でした。この魅力を悟ってリパト

 ゥワに入れたふたつのブルーズ・バンドのセンスは流石ですね。エルモが録音したのは

 1961年ですから、数年たってのカヴァとなります。どうやって原録音に辿り着

 いたのでしょうか。 SPでも聞いたのかな。

  続けたのは、生涯エルモ・ジェイムスの名刺がわりともなった「ダスト・マイ・ブルーム」

 の最初の録音でした。「シェイク・ヨ・マニ・メイカ」の10年前、1951年8月のサニー・

 ボーイ・ウイリアムスンII世のセッションでの録音です。彼のハーモニカが実に効果的ですね。

  最終コーラスで繰り返される

   俺は知ってるんだ 長生きは出来ないってね

  このフレイズが伝えたかった事は一体何なのか、わたしにはまだ分かりません。

 同時期には他のブルーズメンも似たような事を唄っていましたから、その頃の流

 行りの言い回しだったのかも知れませんが、聞く度に哲学的な暗示を感じて

 います。

  この「ダスト・マイ・ブルーム」は当時のR&Bチャートの上位に入って、いわゆるヒッ

 ト曲になりました。以降この「ブルーム調」はエルモのトレイド・マークのようになり、死

 ぬまでこの三連を弾き続けました。

  それにしても圧倒的なスタイルですね。これに敵うギター奏法はない、と言って

 も正しいでしょう。ですからエルモと来ればジャジャジャ ジャジャジャ ジャジャジャ ジ

 ャジャジャとなりました。確かにその通り。ただ、いわゆるブルーム調でない他の

 楽曲にも共通する三連感覚ですし、彼は唄に於いても強力な魅力があります。

 わたしは子供の頃から、そちらにも大いに惹かれておりました。

  では彼の唄が冴え渡る2曲をどうぞ。どちらも大空に関連しています。

 「ザ・サン・イズ・シャニング」 

  そして、「スカイ・イズ・クライング」

M06.The Sun Is Shinig(2’44”)Elmore James

-James, Lewis, Robinson-  Not Now Music NOT3CD149

M07.The Sky Is Crying(2’49”)Elmore James

-James, Lewis, Robinson-  SNAJ 722 CD

N  このキョーレツな唄。エルモ・ジェイムズで「ザ・サン・イズ・シャニング」、「スカイ・イズ・クライ

 ング」でした。「タフ」と呼ぶのに相応しい情感が込められています。いや凄い。

  イギリスで出ていた『タフ』と名付けられた編集盤があります。ひとりでおっか

 なびっくり入った京都のロック喫茶の薄暗い空間に例の三連ギターが鳴り響いて

 「これは聞いた事があるぞ」と壁を見ると、「只今演奏中」の額に掛かってい

 たのはそのLPでした。「エルモ・ジェイムズというのか。そういえばあのレコードで・・・」

 と、その時以来この男の名前はわたしの心に刻み込まれ、忘れられなくなっ

 たのです。

M08.Sho Nuff I Do(2’53”)Elmore James    

-Whittaker-  Not Now Music NOT3CD149

N  エルモにしては比較的甘いトーンで始まる「ショウ・ナフ・アイ・ドゥ」、これも有名な歌

 です。同時代のブルーズメンは皆そうでしたが、今残されている彼の膨大な録音

 には同じ曲が何種類もあります。それでも昔の名前で出ています的音楽家に

 よくある再録感が乏しく、全てが「オリヂナル吹き込み」で通用しそうです。今

 の「ショウ・ナフ・アイ・ドゥ」は比較的音が新しいので1960年代の物と思われます

 が、非常に新鮮な味わいですね。生演奏感に溢れています。

  彼は生前の活動中に音楽家組合の決まり事をちゃんと守らなかったようで、

 何度か罰を受けています。会費の納入を怠ったり、契約を無視して他のレイベル

 に録音を行う事が頻発して、何度も資格を剥奪されますが、そんな事にお構

 いなく話があれば、直ぐ吹き込みに応じています。場所も生まれ育ったミシシッピ、

 ロスエインジェルズ、ヌーオーリンズとあちこちでやりました。本人は夜毎の拾い仕事を続

 けるギター弾きで、定住せずに声のかかった場所に流れて行く暮らしでした。

 バンドも一応「ブルーム・ダスターズ」という一流演奏家の集団を結成していました

 けれど、旅公演に同行する事は余りなかったようで、現地調達が主な形です。

 ヒット曲がありますから、まずそれで合わせる事が出来ます。その後は成り行き

 でしょう。何と言ってもエルモ・ジェイムズが居れば、ショウは全て成立です。

M09.It Hurts Me Too(3’05”)Elmore James 

-E.James, B.Robinson-  SNAJ 722 CD

N  今の「イト・ハーツ・ミー・トゥ」は、「ショウ・ナフ・アイ・ドゥ」と同じく、12小節では

 ない変則的な8小説ブルーズです。今回、ハウリン・ヲーフの「シティン・トップ・オヴ・ザ

  • ヲールド」と重なって聞こえて困りました。年代的にはヲーフの方が上ですが、

活躍はエルモの方が先です。これらの歌には何らかの関係があるのかも知れませ

ん。

  さて次は「アイ・ヘルド・マイ・ベイビ・ラスト・ナイト」、これも複数の録音がありま

 す。先ずは1959年の仕様をお聞きいただき、その後でオリヂナルとも言える52

 年の吹き込みを聞いてみましょう。

M10.I Held My Baby Last Night(2’53”)Elmore James

-E.James, Taub-  Fire & Enjoy

Not Now Music NOT3CD149

M11.I Held My Baby Last Night(3’25”)Elmore James

-E.James, Taub-  Not Now Music NOT3CD149

N  わたしが17歳の時に題名を聞くだけで興奮していた「アイ・ヘルド・マイ・ベイビ・

 ラスト・ナイト」、ふたつの吹き込みを聞いて頂きました。歌の内容はこじれた愛情

 問題なので、興奮するほどの官能性はなかったですね。

  これら同じ曲のふたつの録音を聞いて分かるのは、エルモの歌は決まった形を

 持っていない事です。歌詞は吹き込みの度に違っています。それで再録音感

 が乏しく全てがオリヂナル吹き込みに聞こえるのかも知れませんが、こういう部

 分も前近代的とは言えなくもないですね。

  あ、遅くなりましたがエルモ・ジェイムズは1918年1月27日生まれで、63年5

 月19日に亡くなっています。主にイギリスのハードロック・グループによって北米のブ

 ルーズ音楽が注目される少し前ですから、その恩恵にあやかってはいません。

  けれども、ザ・ローリング・ストーンズ結成のきっかけは、ブライアン・ジョーンズが持ち

 込んだエルモ・ジェイムズだったかも知れないと言われますし、ザ・ビートルズも「フォ

 ー・ユー・ブルー」の中で「Elmore James Gotta Nothing On This, Baby」なん

 て会話に出て来たりするくらい、死後の影響力は強く残りました。やっぱり

 あの三連リフが大西洋を超えてキョーレツに鳴り響いたのでしょう。わたしが彼と出

 会えたのも、イギリスの真面目なブルーズ・バンド、フリートウド・マックが導いてくれた

 からです。

M12.Happy Home(2’46”)Elmore James

-James-  Not Now Music NOT3CD149

N  ブルーム調ながら唄い出しにストップ・ブレイクを置いて変化をつけた「ハピィ・ホーム」

 でした。これも後期の再録音ですね。スライドが非常に滑らかになって来ていま

 す。子供の頃はこの歌を真似して演奏していました。今になって聞くと、自

 分のパートで拾った音が間違っていたのに気付きます。これじゃ演奏家にはな

 れませんです。

  さて、エルモについては「幻」男ロバート・ジョンスンとの関係がよく指摘されます

 が、その事実は今の所はっきりしていません。確かに運命的な示唆を持った

 主題や、三連のリフなど共通する部分は多いのですが、どういう関係にあった

 かは不明です。それでもエルモは有名な「十字路」を唄っています。

M13.Standing At The Crossroads(2’48”)Elmore James

-R.Johnson arr.by James, Josea-  Not Now Music NOT3CD149

N  唄う声が裏返っています。熱の入れ方が、ちょっと他と違う感じですね。乗

 り移っているのは、ジョンソンの霊でしょうか。

  気軽に考えたエルモ・ジェイムズ集、聞けば聞くほど興味が多岐に渡り深まって、

 こんな短い時間じゃ彼の全貌を照らし出すのは無理のようです。ただし彼の

 残した豊富な録音は、CD時代になって以前より手軽に聞けるようになって来

 ています。何より安価です。ボビー・ロビンスンのファイア・レイベルに吹き込んだ全曲

 を収録した3枚組も先だって出たばかりです。また今なら本屋さんに彼を特

 集した「ブルーズ・アンド・ソウル・レコーズ」誌最新号が置いてあります。こちらに

 は特別付録でCDも付いています。今朝の放送で興味をお感じたら、ぜひお

 手に取ってみて下さい。

  さてわたしをエルモ・ジェイムズに導いてくれたフリートウド・マックは、この11月に昔

 の真面目なブルーズ・バンド時代の音源がまとめられて発表されました。「幻」

 とは別の土曜日の朝のfm音楽番組でも特集されていましたね。このグループ

 にはジェレミー・スペンサーという「エルモ・ジェイムズの真似しか出来ない男」がいまし

 て、そればっか演っていましたが、このグループが大きな商業的な成功を収め

 る前の1970年に早々と抜けています。そして直後に単独作品を発表しました。

 全編がエルモ風だろうと思われましたが、実際はロケンロー的に幅広い内容を持って

 いて、豊かな音楽的な背景を感じさせてくれました。そうなんだ、そのまん

 まを演っちゃダメなんですよ。

  ただギターのスタイル、これはどうしようもありませんでした。

  これを聞いて下さい。

  「ドント・ゴウ、プリーズ・ステイ」。

M14.Don’t Go Please Stay(2’39”) ジェレミー・スペンサー

-unknown- BSMF 7519

N  唄自体は悪くありませんね。いい雰囲気出してます。でもリヴァーブたっぷり

 の音色からしてギターはモロにエルモ・ジェイムズでした。それも良し。やはりエルモ病原

 体感染力の恐ろしさでしょう。ジェレミーはエルモがまだ極く一部の愛好家にしか知

 られていない頃からの信奉者でした。だから余計にあのスライド奏法は特異でし

 た。それだけに印象は深くキョーレツで、わたしの心にも引っ掻き傷を残したので

 すね。

  それが21世紀の今では、ブルーズ演奏におけるひとつの定番にもなりました。

 今もエルモ・スタイル感染者は更に拡大の傾向を見せていまして、こんな女性もいま

 す。イリア・ライチネンです。

  2014年のロンドンでの実況録音から、

  エルモ・ジェイムズの有名な「ハンド・イン・ハンド」を聞きましょう。

M15.Hand In Hand(2’33”)イリア・ライチネン  

-James, Josea, Ling, Taub-  BSMF 2515

M16.Too Much Alcohol(3’49”)J.B.Hutto & His Hawks

-J.B.Hutto –  BSMF 7594  

N  イリア・ライチネンのスライド・ギターが冴えた「ハンド・イン・ハンド」に続いては、これも

 先週お伝えした「アン・アーバー・ブルーズ・フェスティヴァル」の実況録音です。まずは

 やはりエルモ・ジェイムズの信奉者、ジョセフ・ベンジャミン・ハットーの「トゥ・マッチ・アルカホル」 

 でした。彼はエルモに実際に会ってギターついて尋ねたそうですから、直系ですね。

  今お聞き頂いた録音にはどなたも「酷い音だな」とお感じになったでしょ

 う。確かにこれは50年前、1969年の野外音楽会の、ただの記録用です。正

 規の音楽収録ではないのです。多分ポータブル・レコーダーを観客席に置いて、そこ

 で自動録音されたのでしょう。ですから側に座っているお客さんの会話や咳

 き込みなどがフツーに音楽よりも大きな音で入ってしまっています。特にこの「ト

 ゥ・マッチ・アルカホル」は舞台上の音が遥か遠くです。それでも伝わるエルモ・ビート、

 流石です。オリヂナル時代に比べてリズムの解釈が変わって来ているのも感じ取れ

 ますね。

  1969年8月には、愛と平和と音楽の3日間「ウードゥストーク・ミュージック・アンド・

 アート・フェスティヴァル」が開催されましたが、ここミシガン大学では「アン・アーバー・ブル

 ーズ・フェスティヴァル」が開かれていました。ブルーズ音楽に感化された同大学の転

 入生ジョン・フィッシェルが中心となってシカゴからブルーズメンを呼んで、開催された北

 米初のブルーズ音楽大会です。

  今回の2枚組アルバムは奇跡的に残っていた記録録音を念入りに再生した、そ

 の全貌を伝える物です。音が酷いのは当たり前で、わたしは「よくここまで

 聞けるようになったな」と感心しました。

  この時の録音の一部は、既に1981年に『マジック・サム・ライヴ』として発表さ

 れていました。その時の音の酷さといったら、雑音の向こうにマジック・サムが時々

 見え隠れする程度のものでしたから、同じ時の録音でここまで聞けるのは驚

 きです。もちろん最新のディジタル技術と担当者の忍耐の産物であります。

  その時の『マジック・サム・ライヴ』にも収められていた

  「アイ・フィール・ソウ・グド」を聞いてみましょう。

M17.I Feel So Good(4’56”)Magic Sam

-unknown-  BSMF 7594

N  凄まじいビートの放出です。この時マジック・サムはギターを持って来なかったそう

 です。ずっと私物では持ってなかったのかも知れません。その場で誰かに借

 りて舞台に上がったと伝えられます。一口にギターと言いましても同じ形をし

 ているものの、弦の太さや高さなど、神経質な人は自分用に調整された楽器

 でなくては触る事も出来ません。それを現場で借りてここまで弾き倒すとは、

 マジック・サム。本当に恐ろしいですね。この 「アン・アーバー・ブルーズ・フェスティヴァル」

 当時、彼がどの位の絶頂にいたかは知れません。この猛獣が獲物に噛みつく

 ような狂気のリズム、怖くなります。音質なんて吹っ飛びますね。

  この「アン・アーバー・ブルーズ・フェスティヴァル」に出演したほとんどのブルーズメンは

 それまで白人の若い聴衆の前で音楽を披露した経験などありませんでした。

 ですからどの出演者も戸惑いと喜びと感謝が交錯したMCが特徴で、それが

 とても微笑ましい。たぶん皆、自分が生きているうちにこんな機会が訪れる

 とは思ってもいなかったのでしょう。

  ミシシッピ・フレッド・マクダウェルです、「ジョン・ヘンリー」。

M18.John Henry(4’41”)Mississippi Fred McDowell

-trd.-  BSMF 7594

M19.Key To The Highway(5’40”)Sam Lay

-trd.-  BSMF 7594

N  この2枚組「アン・アーバー・ブルーズ・フェスティヴァル」の実況録音盤は、ブルーズ音楽

 が世界中で聞かれるようになる直前の姿を捉えています。白人の若い世代を

 前に一応の体裁は整えられていますが、音楽自体は取り繕う事も出来ず普段

 の流儀でやるしかないのでしょう、シカゴの黒人専門クラブでの表現のままです。

 この後、この音楽は新しい聴衆の前で次の段階へと変化して更なる底力を発

 揮していくのですが、ここに収められた1969年8月のブルーズは永遠です。

  「メディアで大きく報道される事はなかったが、この10年とは言わずとも今

 年最高のフェスであるのは間違いない」とダウン・ビートで評されたのは全く正しい。

 「ウドストーク」よりも有意義で実りの多い催事だったのです。

  カナダのウインザー・スター紙の「アメリカは黒人に対する借りを返し始めている」とい

 う表現も適切です。

  そして最後に、ジム・オニールの言葉をここに置いておきましょう。

  「60年代の生き残りたちは未だに“ウッドストックにいたかい?”と尋ねあって

 いる。私たちのようなブルースへ改宗した者ならこう尋ねる。“アナーバーにいたか

 い?”と」

  衝動に取り憑かれてこの「アン・アーバー・ブルーズ・フェスティヴァル」を開催してし

 まったジョン・フィッシェルに限りない賛辞と拍手を送ります。

M20.Hawaiian Boogie(Version 2)(2’21”)Elmore James

-E.James-  BMR 150

N  珍しくブルーズで彩られた2019年12月7日の「幻」、中締めには「ブルーズ・ 

 アンド・ソウル・レコーズ」誌最新号特別付録CDから「ハワイアン・ブーギー第二番」をお 

 届けしました。

M21.Wheels Of Laredo(4’15”)Highwoman

-T.Haseroth, B.Cadlie, P.Hanseroth-  Elektra  / LCS   0075678651748

N  先週ご紹介したハイヲーメンで「ウィールズ・オヴ・レイリド」でした。ハーモニー・ワークが際立

 っています。思わせぶりな唄の表情も妙に心に残ります。女性4人のスーパー・

 ヴォーカル・グループ、ハイヲーメンでした。

  そしてこちらは澤田修推薦の男性2人組、フローリダ・ヂョーヂア・ライン、今回は

 『ディ・アクースティク・セッションズ』と題して生音を主体にした録音です。

  「」ディス・イズ・ハウ・ウィ・ロール」。フィーチュアリング・ルーク・ブライアンでどうぞ。

M22.This Is How We Roll(3’37”)Florida Georgia Line feat.Luke Bryan

-T.Hubbard, B.Kelley, L.Bryan, C.Swindell-  BMLG 0843930046300

M23.Moonlight, Mistketoe & You(3’29”)Keb’ Mo’ feat. Gerald Albright

-K.Moore, A.Ollendoff-  Concord  00888072118065   

TM Born In Chicago 「アサー入り / Paul Butterfield Blues Band

-N.Gravenites-  Rhino 8122 798434 0

N  今朝も最後はケブ・モのクリスマス・アルバムから表題曲「月光と柊、そして君」でし

 た。この歌、お届けするのは初めてですね。なんか前に使ったような気がし

 ますが、ケブ・モの新曲、つまり新しいクリスマス・ソングです。偉いぞ、ケブ。

  日頃お世話になっている皆様へ2020年のお年玉、モーニン・ブルーズの生放送

 告知は皆さん既にご覧の通りですが、その前にもう少し広範囲の方々にお年

 玉をあげられる事になりました。秋に澤田修がヘヴェメトー飛礫を関東一円に投げ

 つけたラジオ日本の「DJズ・ファイル」と言う番組、そこに年明け早々、わたしの

 出番が回って来ました。信ずる者は救われるのです、エイメン。

  2020年1月の7、8、9、10日、週が明けて14、15、16、17日、更には

 21、22、23、24日、火曜日から金曜日の21時45分に放送です。「何をや

 ってもいい」というお話で、修も「普段のモーブルでいいんじゃないですか」な

 んて言ってますが、わたしはちょっと捻った企画を考案中です。聞いてね。

  わたしの初めての著作「河内音頭」、だんだん行き渡って来ている様です。

 既にお読み頂いた方々、どうも有り難うございます。先週の投稿にあったペタ

 シ66さん、「外題十八番」面白かったでしょう。何せここは原典の名作があ

 りますから、この一冊の中で一番充実してると、わたしも素直に認めます。

  たべるトンちゃんの「なぜ『十九の春』を楽しそうに歌われたのでしょう」

 という問いかけも新鮮でした。どうしてだったのだろう、と考えています。

  それから45979さん、「ナタリーがナタリー・ウッズ」というご指摘も有り難うござ

 います。彼女はナタリー・ドロンになった女性でしょうか。わたし映画の話が全く

 ダメでして・・・。DVD8枚組「カントリー・ミュージック」、見なきゃ。

  今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

https://firestorage.jp/download/6c6e716cdbac0b6fb4bf169b3ceeb3905e9194fb

  ダウンロード・パスワードは、48w5vqcqです。

  今朝もちょうど時間となりました。

 こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

 「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

   そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。

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AwesomeBeats + Mornin’ Blues 生放送!

AwesomeBeats + Mornin’ Blues 生放送!

AwesomeBeats + Mornin’ Blues 新春特番

2020年(令和二年)1月10日(金曜) 24:00-29:00
※1月11日(土曜)00:00-早朝05:00まで
出演:澤田修、鷲巣功
中央エフエムから生放送!乞うご期待!



    • 風邪っぴきリス子( >д
    • 2019 12/7 3:41am

    わ~いヽ(´▽`)/
    正月早々楽しみが増えました。
    3週ずっとシワッスー(笑)のお声が聴けるのね~♪
    なんと、10日はダブルで!!
    ワクワク

    • ハギリョウ
    • 2019 12/7 8:01am

    オリヂナルのDTBWBのスモーキン’ブギもお願いします!阿木燿子さんが續・脱どん底のライナーで〝ダンダンウキウキしてくる楽しさがあります〝って書いてあり正にDTBWBならでは!な王道にして永遠の♬スーパッパッ♬
    (續・脱どん底のop、M-1棄てましょブギ〜作者は三木トリローなのかッ⁈〜も捨てがたいッ)

    • 大橋 康一
    • 2019 12/7 9:20am

    河内音頭の本、買いましたよ! 正月にゆっくり読ませて頂きます!

    • シワッスーイサヲ
    • 2019 12/7 11:34am

    冒頭の語りで「11月23日」と言ってました。先週もそうだったようです。失礼いたしました。今週は12月7日です。

      • ハクションリス魔王
      • 2019 12/7 5:09pm

      慣れっこなので、今更誰も気にしちゃあいませんや(笑)
      シワッスーでバタバタ走ってるんですね。

      • フェス ロンゲ
      • 2019 12/8 5:07am

      OK牧場!

    • タクシードライバー45979
    • 2019 12/8 1:08pm

    ブルーズな朝を1日遅れで聴いています。ありがとうございます。ところで「横浜ホンキー・トンク・ブルーズ」鷲巣さんは誰のバージョンがおすすめですか、一度機会あれば流して下さい。

  1. いつもありがとうございます。「DJズ・ファイル」も楽しみです!(たまにしか書き込みしないですみません)

    • タクシードライバー45979
    • 2019 12/8 3:58pm

    M.22「1-2-3」って唄ってますか?

    • 日曜日のオフィスグリ子
    • 2019 12/8 5:59pm

    鷲巣さんを「ダメにした。」でしたっけ?
    エルモアジェームスをたくさん聴けました。

    スモーキンブギのイントロもカッコイイね。
    澤田さん鷲巣さんいつもありがとう。

    • AT
    • 2019 12/8 11:00pm

    鷲巣様、
    たっぷりのブルーズ堪能いたしました。

    M21,22,23もとても新鮮でした。
    ケブモ、一瞬ラフェイスが関与?と思ってしまいました。違いましたがとても良い感じです♪

    ラジオ日本、時にオールドスクールな嬉しい番組が多々あり聴いています。
    オーサムさん時もかつての「現」を思いながら聴いていました。
    年明け楽しみです♪

    ナタリー・ドロンはフランスのアラン・ドロンの奥さんだった人です。ナタリー・ウッドはハリウッドの女優さんで「理由なき反抗」でジミーと共演時付き合ってる噂がながれたり、「ウエストサイドストーリー」でリチャードベイマーの相手役マリアを演じたりと、とてもチャーミングな女優さんでした。不幸な最期を遂げましたが(何度も映画館に通った思い出があります)。

    今週も有難うございました。

    ジョンの歌声を聴きながら。。

    • ペタシ66
    • 2019 12/8 11:55pm

    ブルーズ、エルモア、ご機嫌な選曲を有難うございました。
    インターFMで真夜中にブルーズの番組が始まるらしいと知って、私が勝手にイメージしてたのが、だいたい今週の様な番組でした。実際はロネッツの、I Can Hear Music が聴こえて来て「あれ、ちょっと違うぞ」と思ってから早7年、来年のラジオ日本も楽しみにしてます。

    • 類似穴
    • 2019 12/11 8:14pm

    速報 

    数十分後浅田あつこがNHK第一にでます。数分おしゃべり、数分音楽でしょうか?

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