【幻】モーニン・ブルーズ 2020/02/15

mb20215

TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

N  おはようございます、ワツシイサヲです。「幻」モーニン・ブルーズ2020年2月15日

 を始めましょう。

  先週、ここの澤田修大家に会いまして、しばらく話をしました。わたしが

 今読んでいる「大阪芸術大学」という傑作新刊の他、いろいろな話題が出ま

 した。その中でザク・ブラウン・バンドの新作が本国では割と手厳しい評を受けて

 いる、という話が出ました。売れ筋に寄りすぎてる、とカントリー側から言われて

 るそうです。そうかなあ。今朝はアルバム冒頭曲の「ザ・ウズ」で始めます。

  この歌のどこが悪いんだ。

M01.The Woods(3’14”)Zac Brown Band

-Z.Brown-   BMG / Zac Brown 538477552

N  「あの野郎のゴミ箱には他の男の宝物が詰まってる」と始まる「ザ・ウズ」、

 本国ではあまり評判の良くないらしいザク・ブラウン・バンドの新譜『梟』からで

 した。

  「みんなは森から出て暮らすけど、俺はその中に入って行くぜ」とヤケクソ的

 にも聞こえる捨て台詞も繰り返されます。どういう心理状況なんでしょうか。

  「装丁で書物の内容を判断してはいけないよ」と使い古された常套句も出

 て来ます。この言い回し、割と欧米人は好きですね、幾つも例があります。

  さて、次は3週続きのトニー・マコウレイ作品をお届けしましょう。彼が世に出る

 切っ掛けとなったのは、ザ・ファウンデイションズの「星のベイビー」、1967年の全英

 第一位獲得曲です。このC調な邦題には呆れるしかありませんが、それ故で

 しょうか、比較的早く日本でも知られるようになりまして、オリヂナルはもちろ

 ん、テレビの歌番組ではグループサウンズのカヴァを何度も耳にしました。フィリピンから

 出稼ぎに来ていたデ・スーナーズはデビューLPでも吹き込んでいなかったかな。

  今朝はオリヂナルをどうぞ、ザ・ファウンデイションズです。

  「星のベイビー」。

M02.星のベイビー(2’35”)ファウンデーションズ

-T.Macaulay, J.Macleod-  テイチク  25CP-10

N  ザ・ファウンデイションズで、「星のベイビー」でした。いい歌ですね。このザ・ファウン

 デイションズというのは、人種が入り混じったグループの先駆としても知られてい

 ます。この領域ではベニー・グドマンが自分のコムボに黒人をメムバとして迎え入れ

 たのが1930年代の半ばで、一応これが世界で初めての人種混合演奏家集団と

 なっています。ケン・バーンズの記録映画「カントリー・ミュージック」を観ると、南部に

 はそれ以前にも人種混合があったようですけれど、正式な録音をしたのは、

 ベニーのバンドが初めてでしょう。意外な事に人種混合演奏家集団はそれからし

 ばらく表には出て来ませんで、ザ・ファウンデイションズが「星のベイビー」で当てて、

 その属性として混合編成が注目されました。メムフィスの黒人/白人二人ずつのエムジ

 ーズだってその前にヒットを出していたのにね。

  一方、ロンドンにはカリブ海からの移民が多く住んでいて、そういう区域はヤバ

 イけどカッコいい音楽が溢れていました。ビートルズの「ハロー、グッバイ」や「オブラディ・

 オブラダ」を聞けば、その種の危険な場所に出入りしていたジョン・レノンやポール・ 、

 マカートニが影響を受けていた事が分かります。

  ポピュラー音楽の世界での人種混合団体はなかなか実現しませんでしたけれ

 ど、60年代後期に社会の「平等」とか「公平」が堂々と叫ばれるようになっ

 て登場したのが、ザ・ファウンデイションズでした。同時期にはイクヲールズというグループ

 も「ベイビ、カムバッック」のヒットを出していました。ここにはジャマイカ生まれのエディ・

 グラントがメムバでいまして、イクヲールズという名前自体が、「等しい事」、つまり「人

 類みな兄弟」的思想によるものだったとか。

  そんな背景を持つザ・ファウンデイションズ、わたしは今回、後年に編集されたベス

 ト盤を手に入れまして、初めてラジオ以外で聴きました。8人という当時として

 は大所帯のビート・グループが、幅広い音楽性とともに成長した感じの、多面性

 を持つ面白いグループですね。ライヴでは「ハーレム・シャッフォー」や「ラーヴ・イズ・オールラ

 イト」採り上げてました。またお聞き頂く事にしましょう。

M03.Lunatics(3(3’34”)The Specials

-N.E.Staples,T.Hall,L.Golding-    UMC 7721090

N  「ルーナティクス」、唄と演奏はこちらも人種混合音楽家集団、スペシャルズです。昨年

 出た『アンコール』というアルバムからです。先日ある集まりで某英国人と同席しま

 して、その時に精神病院の話になって、覚えていた「ルーナティクス・ハズ・テイクン・

 オーヴァ・ディ・アサーイラム」と唄ったら、「それ、スペシャルズが新しいアルバムで演って

 んだよ」と教えられ、探し出しました。原曲はファン・ボーイ・スリー名義で、1981

 年のヒットでしたか。プロモーシォン・ヴィディオの出来が良かった事を覚えています。

 想ひ出の「スタジオ・テクノポリス27」時代の話ですね。

  ザ・スペシャルズはその頃から活動しているグループですが、最新盤には3人、

 白人がふたり、黒人がひとりの写真しかありません。この人たちは集合拡散

 が激しくて、名前もスペシャルズ、スペシャルA.K.A.の他にスペシャル・ビートなどいくつ

 かあります。ファン・ボーイ・スリーもスペシャルズのメムバで結成されたらしいですね。

 今は中心メムバが写真の3人という事なんでしょう。写っているそれぞれの表

 情は険しく、ディフィカルト・ボーイ・スリーですね。

  このアルバム『アンコール』はスタジオ録音とオマケ扱いの実況録音の2枚組です。実演

 は、10人で演ってました。こちらはノリノリのウケウケです。そちらはまたの機会と

 いたしまして、今朝はスタジオ収録から聞いていただきましょう。

M04.Embarrassed By You(3’04”)The Specials

-T.Hall, H.Panter,L.Golding,N,T.Larsen,M.Adams-  UMC 7721090

N  冒頭にドラムズの音が入りましたが、本来はイントロなしで唄から入ります。わた

 しの送出機誤操作でした、失礼。

  スペシャルズ、アルバム『アンコール』から「エムバレイスド・バイ・ユー」でした。これはジャ

 マイカ音楽の影響が強く打ち出された仕上げです。やっぱりこういう唄はイギリス

 の白人では無理でしょう。あの独特のスピード感もね。

  スペシャルズは昔から楽天的なバンドではありませんでしたけれど、今回も通し

 て聞いていると、どこか英国の陰を見るような気分になって来ます。登場し

 て来た当時の世の中の暗さはまだ解決されていないのでしょうか。EUを正式

 に離脱して、これからのイギリスには新しい正念場が待っています。

  スタジオ収録の最後に収められていた、「ウィ・セル・ホープ」をどうぞ。 

M05.We Sell Hope(4’36”)The Specials  

-T.Hall, H.Panter,L.Golding,N,T.Larsen-  UMC 7721090

M06.Femme(2’30”)Manou Gallo     

-unknown-  Cj033-lc27125

N  「ウィ・セル・ホープ」、ザ・スペシャルズに続けて、『アフロ・グルーヴ・クイーン』マヌ・ギャ

 ロで「フェメ」をお聞き頂きました。以前にブーツイー・コリンズとの「カム・トゥゲザー」

 をお聞きいただいた、あのコート・ジヴォワール共和国の女性ベイス奏者、マヌ・ギャロで

 す。アルバム全体は北米のファンク的な器楽演奏形態がどうしても目立ちますが、そ

 の所々に差し込まれている、アフリカ大陸ならではのハーモニー感覚の歌曲がとても気

 持ちよく響きます。こういうのをなんでもなく、サラリと演ってのけるのが流石

 です。羨ましいなあ。北米のファンク的な器楽演奏もここで聞く限りでは、アメリカ

 的な表現を凌駕して、ファンク深いルーツであるアフリカ大陸の地響きになっています。

 これには、もう敵わないですね。

  『アフロ・グルーヴ・クイーン』マヌ・ギャロから、今朝は短い物をもう2曲お聞き頂き

 きましょう。

  まずは「ディジェ、ディジェ」。

M07.Dje Dje(2’59”)Manou Gallo  

-unknown-  Cj033-lc27125

N  マヌ・ギャロの『アフロ・グルーヴ・クイーン』から今朝の3曲目は「イエール」、これにはカ

 メルーンのサクスフォン奏者、マヌ・ディバンゴが参加しています。すぐに分かりますよ。 

 では、どうぞ。

M08.Yale(3’30”)Manou Gallo feat.Manu Dibango

-unknown-  Cj033-lc27125

M09.津軽イタコ口ヨセ(3’18”)葛西孝三郎        

-trd.-  華宙舎  / オフノート OK-6   

N  コート・ジヴォワール共和国のマヌ・ギャロとカメルーンのマヌ・ディバンゴに続いては、青森県

 の葛西孝三郎です。先週は研ぎ澄まされたようなビート感覚が素晴らしい「じ

 ようんがら節」をお聞き頂きましたが、今朝は語り口調も同等に素晴らしい

 「津軽イタコ口ヨセ」です。この葛西孝三郎という人の芸はたいした物ですね。始

 めは言葉も分からないのですけれど、確かな滑舌にノせられてついつい聞き入

 ってしまいます。何よりもご本人が言語を理解して、主体的に語っている姿

 勢が荘厳です。

  これは「イタコの口寄せ」でありまして、死者をこの世に呼び戻して語らせる

 宗教儀式のひとつですね。誰を呼び出したんでしょうか。

  さて、先週もお届けした『民謡源流考』からも短い謡曲をお届けしましょ

 う。ツイターでご指摘の通り、この全集の主宰者は町田佳聲、「まちだかしょう」

 という研究者です。わたしは今、本作品の周辺事実を知りたいのですが、ど

 うも辺りにはありそうもないので、時間のある時に国内最大の図書館へ出か

 けようと考えています。そこで何か分かりましたら、すぐにお伝えしましょ

 う。

  今朝お聞き頂くのは、

  まず新潟県の「二上がり甚句」、峯村利子。

  次に長崎県の「五島はいや節」、山本ヨシ。

  そして熊本県の「球磨六調子」、木山勝清です。

M10. 二上がり甚句(1’33”)峯村利子   

-trd.-  MEG MGCL-412036 

M11.五島はいや節(1’04”)山本ヨシ

-trd.-  MEG MGCL-412036  

M12.球磨六調子(1’10”)木山勝清

-trd.-  MEG MGCL-412036 

N  さて、先週お伝えしたように、9日に御茶ノ水へカルラ・トリオを聞きに行ってま

 いりました。レコード屋の店頭実演ですからいい音は諦めていたんですけれど、

 これがなかなかの響きでして、充分に楽しめました。とても良かったですよ。

  3人の演奏家もそれぞれに好人物、多く参加していた熱心なファン達ともいい

 交流が出来てました。和太鼓を組んだセット・ドラムズ、電子ピアノ、そして篠笛と

 いう変則編成ですが、独創的な空間形成は見事でした。わたしの耳には具象

 スレスレの演奏ですが、リードのモチーフが分かり易くポップなので、聞いていて迷って

 しまう事もありません。

  当日その場で買ってサインを貰ったCD盤からお届けしましょう。今月、2月

 の事ですね、「キサラギ」。

M13.生更来(5’38”)Karura Trio   

-M.Mori-  Karura KATR 1001  

N  カルラ・トリオで「キサラギ」でした。これは「2月」を表す言葉ですけれど、「如月」

 を始めとして表記法には何種類かあるそうです。作者の森学は草木や無視た

 ちが再び蘇る「生更来」が好きなんだ、と農業従事者らしく語っていました。

 必ずやって来る春を待つ、今頃にぴったりの一曲ですね。

  次は少し長い演奏ですが、カルラ・トリオの世界に遊んで下さい。

  「蓮の花」。

M14.蓮の花(9’06”)Karura Trio

-M.Mori-  Karura KATR 1001  

N  カルラ・トリオで「蓮の花」、如何でしたでしょうか。先程は「なかなかの響き」

 と申しましたが、実際に変則的な3人編成なのに全く不足感がなく、それぞ

 れの緻密な演奏が心地良かったですね。アンサムブルはかなり研究されている感じ

 ですが、今のような長尺ですとやはりそれぞれの感覚が頼りです。ここに必

 要なのはこの音だけ、そういう掟が徹底しているようにも感じました。ただ

 し、決して禁欲的な雰囲気が支配的ではありませんでしたよ。

  さて次も変則ピアノ・トリオです。ベイスがいません。左手でその低音ラインを弾い

 て、そこに右手、ドラムズ、サクスフォンが絡みます。

  ドイツはベルリンを本拠とするマティ・クライン、新しい録音から、

  「アフリカン・タクシトリップ」をどうぞ。

M15.African Taxitrip(4’27”)マティ・クライン

-unknown-  BSMF 5089   

N  南アフリカ的な響きで終わった「アフリカン・タクシトリップ」、宜しかったですね。アルバム

 は、全11曲入り。最後は「ホーム・イズ・ウェア・ザ・ビート・イズ」なんて洒落たタイ

 トルの楽曲です。ニクいね。

  さて、来日間近なボブ・ディランです。48番の受付順を買えた、と喜んでる奴

 がいたな、誰だっけ・・・。その来日とは全く無関係ですが、便乗してここ

 で再発になるカヴァ・アルバムが2枚あります。ひとつは60歳の誕生日に送られ

 た物、もうひとつはその10年後の70歳のお祝いでした。通して聞きますと、

 独特の節回し、と言いいますか出て来る旋律の滑らかさが印象に残ります。

 やはり偉大なるメロディ・メイカーなのですね。

  では彼の先輩格のジャック・エリオットの「くよくよするな」を、出会った時のエピ

 ソードと共にお聞き下さい。

M16.Intro~Don’t Think Twice, It’s Alright(5’54”)Ramblin’ Jack Elliott

-B.Dylan-  BSMF 6187  

M19.Batman Theme(2’03”)Link Wary & His Raymen   

-Hefit-  Can Pilz / Charley Holdings  44 7441-2

N  メロディ・メイカーに続いて突然出てきた蝙蝠男、バットマンです。子分のロビンも一緒

 でした。これがシングル盤でヒットした仕様でしょうか。だいぶ前に海外で買った

 ブルーズ・ギターの安易コムピ盤に入っている録音ですし、テレビのサウンド・トラックみた

 かったですね。ちょっと自信がありません。

  なぜ、この勧善懲悪物語の主人公、蝙蝠男が出てきたかと言いますと、そ

 の訳は、これです。

M20.ジョーカー(2’37”)セルジオ・メンデス  & ブラジル’66

-Newley, Bricusse-   ユニバーサルUICY-3701  

N  セルジオ・メンデス & ブラジル’66の「ザ・ジョーカー」です。わたし、この前のアカデ

 ミーは「ジョーカー」に行くと思ってたんですよ。観た人たちが全員、深く考えさ

 せらているのを知って、「俺の考えてるジョーカー像とは違うんだな」と思ってい

 ましたし、こういう難しい主題が今の映画賞には相応しい、と独断していま

 した。わたしはジャック・ニコルスンのジョーカーがまさにぴったりに見えていたんです。 

  でもオスカーは貰えなかった。そこで、追悼にセルジオ・メンデス & ブラジル’66の「ザ・

 ジョーカー」です。その露払いに蝙蝠男と子分のロビンにも登場願った訳です。

  今の「ザ・ジョーカー」はイギリスミュージカルのための歌だそうで、今回の映画とは

 何の関係もありません。セルジオ・メンデスとブラジル’66でした。このグループはバンマ

 スのセルジオ・メンデスだけが不動で、他のメムバはしょっちゅう入れ替わっていたよ

 うです。と言いますか、固定メムバである必然性がなかったと思われます。名

 前もその前にはブラジル’65を名乗り、その後にはブラジル’77と変わったくらい

 ですからね。これ、幾つまで行ったのでしょうかね。「88」というのは聞いた

 事ないなあ。ブラジル2000というのも知らない。思い切って「ブラジル令和元年」

 なんてしたらウケたかも、あ、それはないですね。

M21.デイ・トリッパー(3’08”)セルジオ・メンデス & ブラジル’66  

-Lennon, McCartney-   ユニバーサルUICY-3701

N  これは「ザ・ジョーカー」と同じくA&Mからのファースト・アルバムに収められている

 「デイ・トリッパ」です。世界的なボッサ・ノーヴァの流行に乗ってセルジオ・メンデス & ブ

 ラジル’66はヒットを連発しました。そのひとつの核がビートルズ・ナムバの意表を突く

 カヴァでした。今の「デイ・トリッパ」はそれほど趣向を凝らした、というもので

 もないでしょう。間奏はモロにラムジー・ルイス的ですしね。一方「ザ・フール・オン・ザ・ 

 ヒル」は独自のシタールのリフが加えられた独創的な編曲で、こちらもヒットしました。

  セルジオ・メンデス & ブラジル’66は、明らかに少なくとも日本のヒット・チャートをリード

 していましたね。では「ザ・フール・オン・ザ・ヒル」、ビートルズの『マジカル・ミステリ・

 トゥア』から、オリヂナル仕様で聞きましょう。

M22.ザ・フール・オン・ザ・ヒル(3’00”)ザ・ビートルズ     

-Lennon, McCartney-   東芝  TOCP-71049   

M23.フライング(2’13”) ザ・ビートルズ

-Lennon, McCartney, Harrison, Starr-   東芝  TOCP-71049  

M24. 2120 South Michigan Ave.(4’38”)George Thorogood And The Destroyers

-N.Phelge- Capital 5099902933825

TM Born In Chicago 「アサー入り / Paul Butterfield Blues Band

-N.Gravenites-  Rhino 8122 798434 0

N   ビートルズの『マジカル・ミステリ・トゥア』から「ザ・フール・オン・ザ・ヒル」、それに続い

 ては「フライング」そして、「南ミシガン通り2120番地」、ジョージ・サラグッドとザ・デ

 ストロイヤーズでした。これら2曲にはわたしの幼い頃の想いが詰まっています。

 前テーマ曲をビートルズの「フライング」、そして後テーマをザ・ローリング・ストーンズの「南ミシガ

 ン通り2120番地」にしたラジオ番組を持つのがわたしの夢だったのです。それ

 が何処かで「アサー」になってしまったのですよ。

  今の「南ミシガン通り2120番地」はジョージ・サラグッドが2011年に出した「讃

 えよチェス」アルバム表題曲、ハーモニカは、チャーリー・マッセルホワイトです。実は今週までこの

 存在すら知りませんでした。また本家ザ・ローリング・ストーンズの「2120番地」は、

 イギリスのデッカからでたオリヂナルLPには入っていない、という事も今回初めて分

 かった事です。勉強になりました。

  新型コロナ・ウイルス被害が国内でも出ています。これね、わたしにはこの国の政

 治システムの現状、つまり欠陥をさらけ出しているようにしか見えないのです。

 医療科学だって、新薬開発だって、わたしたちは世界水準にある筈です、絶

 対に。それを認めない、使わせない、機能させないのは、すべて政府です。

  今回の特別機による帰国者の滞在地を探して、交渉し、何とか収容して貰

 ったのは、押し付けられた地方自治体です。「当日に言われた」なんて言語道

 断だね。「チャーター機を送る」なんてその場で思いついてエエカッコだけしたい、全く

 専門的な知識はおろか、判断力すら持ち合わせていない担当省庁の長、つま

 り大臣たちは、その後の処理を役所に押し付ける。トーダイ出のノーナシばかりが揃

 った役所は、地方自治体に作業を落とす。現場は大混乱なのにこの理不尽を

 訴えると、中央省庁から睨まれて助成金などに影響が出る。だから滅茶苦茶

 な状態でも何とか収めようとする。酷いもんです。現場で実際に人々と接す

 る地方自治体が一番大変でしょう。横浜港をさまよう船に関しても、日が経

 てば何とかなるという根拠のない中央の判断が軸になっていて、乗客にシウマイ

 弁当も食べさせず、全く無駄な時間を過ごさせているだけです。結果として、

 病気自体への対応が遅れて、被害が拡大する。感染するのは国民ひとりびと

 りなのです。この悪循環。記者会見や議会での答弁を見ても、情けなくなる

 だけです。すべて忖度の連鎖です。その頂点にいるのが、すぐ怒り出して品

 のない言動に出る、最低の宰相、安倍晋三です。

  検査も受けられずにホテルに押し込められた人たちを勝浦の人たちが海岸か

 ら励ましたのは良かったね。砂浜で太鼓を叩いて激励する、これ素晴らしか

 った。勇気の源、太鼓本来の使命をも果たしました。誰が呼びかけたんだろ

 うか。まず「幻」から、表彰状を送ります。

  特効薬の認定がモタモタしていますが、丁寧な手洗いで感染が防げるそうです。

 ひとりびとりにすれば簡単な事。これで防ぎましょう。そして世界の感染病

 対策のお手本を見せてやろうじゃアーリマセンカ。

  さて今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

https://firestorage.jp/download/cf2b2994de9e1e8402287c0fcea44f1eff59e4e0

  ダウンロード・パスワードは、n8pt7iw0です。

  今朝もちょうど時間となりました。

 こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

 「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

   そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。

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    • チョコリス子
    • 2020 2/15 3:38am

    ワッシー
    HappyValentine

    ホテル三日月に行きましょう。
    あ、誘ってるんじゃなくて(笑)

    • グリ子もチョコ
    • 2020 2/15 5:33am

    ワシズさんに。
    一票。

    • タカハシ ミチオ
    • 2020 2/15 9:33am

    interFMで放送されていた頃、番組番宣『モーニン・ブルース/乱入』の前テーマ後テーマが
    「フライング」「南ミシガン通り2120番地」だったかな….放送日も放送時間も
    ちゃんと決まってないような番組で数回の放送だった記憶があります。
    鷲巣さんの夢だったのですね。また何処かで聴けたらいいな。

    • 日曜日のグリ子
    • 2020 2/16 7:24pm

    新じゃがのポテサラ。
    菜の花にかつぶしとポン酢。
    友人にいただいた富山の酒はまるで白ワイン。

    「フライング」を聴くたびにおもいます。
    またどこかに乱入してください。

    澗してもよし。

    • フェスロンゲ
    • 2020 2/21 9:21pm

    私の上の兄弟が通っていたので大阪芸大と借りてたアパートの
    あったには富田林には、高校生のときに行ったことがあります。
    鷲巣さんの著書「河内音頭」読んでまた行きたくなりました。

    明日の放送を楽しみにしております。

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