【幻】モーニン・ブルーズ 2020/09/05

mb20905

 

TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

 

N  おはようございます、ワツシイサヲです。「幻」モーニン・ブルーズ2020年9月5日

を始めましょう。

今年は何故か月の区切りで気候や天候が一変しています。7月はずっと雨、

8月になって殺人的危険な酷暑、9月に入ったらどこか秋の気配・・・、と言

ってもまだまだ暑い。わたしはふだん「暑い」「寒い」とかを余り口にしない

人間ですが、それでも今年ほど暑さが堪えた夏はない。歳の、年齢のせいで

しょうか。

大声で叫びます、「暑いぞ」。

 

M01.スカイ・パイロット(7’26”)エリック・バードン&ジ・アニマルズ

-Burdon, – ポリドール POCP-2096

 

N  エリック・バードンとジ・アニモーズで「スカイ・パイロット」です。愛も「キラメキ」の中です

ね、分かってますよ、ポーク・パイさん。

大量の原材料が入荷するイギリスの工業都市ヌーカスルから現れ、チャズ・チャンドラーが

ベイスを担当していたアニモー ズと、エリック・バードンがサイケ音楽の聖地サンフランシスコで組

んだアニモーズは、ブランドを流用していたものの全くの別物です。それまでの子

供向けイギリスのビート・グループから脱皮し、70年代の世界に通用する大人のロック・

バントを目指して、エリック・バードンとジ・アニモーズはアメリカ西海岸に生まれた、全く

新しいグループだったのです。

この混迷期、格上の大衆音楽には、唄う主題と楽音の抽象化、長時間演奏、

複雑な構成、古典楽曲的装飾の多用などが必要とされました。ほとんどはLP

『胡椒軍曹の寂寥会楽団』の影響で、これにブルーズを基調としたハードロックが

絡んで益々混乱して来るのですが、エリック・バードンはサイケ路線に留まり、そちら

に行かなかったですね。その新生アニモーズが1968年に発表したシングル曲が、こ

の「スカイ・パイロット」でした。日本に来たけれど公演予定をスッほかして帰ってし

まったアニモーズはこの時期の演奏団体です。今の「スカイ・パイロット」は本来の演奏

時間が長いので、A/B面で「パート1/2」処理をされていたようです。この国の

判断としては洒落てましたけど、果たしてその真意は伝わったのでしょうか。

とにかく、エリック・バードンとジ・アニモーズで「スカイ・パイロット」フル仕様でした。

先週の大発見「蔵王の雪男」は、あちこち探したら見つかりました。これ

が全てではないでしょうが、今2種類の歌詞が手に入っております。どちら

も「悲しきわがこころ」でバッチリ唄えます。まずはお試し下さい。

ではどうぞ、クレイジーキャッツで、「悲しきわがこころ」

 

M02.悲しきわがこころ(3’53”)クレイジーキャッツ

-T.Hagiwara- 東芝 TOCT-25568/9

 

「蔵王の雪男」その1
一 色は黒いが 気はやさし
胸にファイトの 血が燃える
身にはボロ服 まとえども
おいら蔵王の山男 ああ愉しき 我が心
二、雪崩れとどろく 雪道を
たどりゃ春風 我が頬に
シール外して 雪煙
おいら蔵王の山男 ああ愉しき 我が心
三、お花畑で 見る夢は
遠いカンチェか マナスルか
ザイルかついで あの壁へ
おいら蔵王の山男  ああ愉しき 我が心

「蔵王の雪男」その2
一、色は黒いが気はやさし
胸にファイトの灯がともる
肌にはボロを纏えども
おいら蔵王の山男  ああ楽しき我が心
二、お花畑でみる夢は
高いカンチェかマナスルか
ザイルさばいてあの壁を
おいら蔵王の山男  ああ楽しき我が心
三、なだれ轟く雪道を
たどり春風我がほほに
シールはずして雪だるま
おいら蔵王の山男  ああ楽しき我が心

 

N  如何ですか、しっかりハマったでしょう。わたしは「1-3」と「2-2」が気に入

りました。昭和中期には若者の行楽として、軟派に海で難破するのではなく、

厳しい山岳を登頂するのが美徳でして、夏も冬も風俗として「登山族」が存

在していました。「山男」は英雄だったのです。この「蔵王の雪男」も、そう

いう人たちが口ずさんでいたのでしょう。それがいつか「夜の街」に流れ、「東

京流れ者」と「悲しきわがこころ」に姿を変えて今も生きているのです。こ

の「蔵王の雪男」より遥かに健全な「山男の歌」というのもありました。「娘

さん、よく聞けよ・・・」というアレです。「俺たちゃ町には住めないからに」

と唄う「雪山賛歌」ってのもあったな。

当時の山ではよく遭難事故が起こりまして、生存者の大捜索という事態に

なると巨額の資金が必要となるので、遭難者を出した家が夜逃げした、など

という悲劇も語られていました。

さて、この「蔵王の雪男」のような「作者不詳」のヒット曲はかつてたくさん

ありました。今は曽祢幸明の作曲になっている「夢は夜ひらく」も当初は誰

が作ったのか分かりませんでした。盛り場のギター流しなどによって、人から

人に口伝えで拡がる俗謡曲を見出し、詞曲を固定し、商品として売れるよう

に生まれ変わらせる。これはプロの「お仕事」です。

ザ・ダーツ、ジャイアンツが「競作」として発表した「ケメ子の唄」も同じように当

初は「作者不詳」でしたね。今は「作詞作曲:馬場祥弘」になっています。

先の「夢は夜ひらく」は、ナンシー・シナトラでお馴染みの「サマー・ワイン」の盗作では

ないか、というわたしのコーサツもありますが、断じて「作曲:曽祢幸明」であ

ります。

こういうのは先に音楽著作権管理団体に楽曲登録した者の勝ちでして、ハワイ

や沖縄の俗謡、民謡が特定の個人の作品になっている例がいくつもあります。

敗戦直後の混乱期に庶民の間で大いに慕われてレコードも売れた歌が「作者不詳」

だった為、たくさんの「わたしが書いた」人たちが出て来ました。実際に作

ったのは、周囲に促されて控えめに名乗り出た吉田正でした。これは美しい

お話ですね。クレイジー・キャッツの「蔵王の雪男」改め「悲しきわがこころ」は今

も作曲者不詳のまま、は詞を付けた萩原哲晶が明記され、竹腰ひろ子の「東

京流れ者」は永井ひろしになっています。それにしても七名の構成員それぞ

れが描く見事な人格描写ですね、「悲しきわがこころ」、クレイジーキャッツ、1965年

4月の名作でした。

さて今朝はまず、先週ちょうど時間となりましてお届け出来なかった五枚

組オリディナル・サウンドトラック集『日活100年101映画』からお届けして行きます。

 

M03.無頼 人斬り五郎(2’22”)渡哲也

-J.Takida, H.Ibe-  テイチク TECS-10561/5

 

N  1968年の日活映画「無頼」主題歌「人斬り五郎」、唄は主演の渡哲也でした。

冒頭から「やくざあ・・・」です。凄いなあ。商業大衆音楽でこういう言葉

遣いはもう出来ないでしょうね、その他にも不可能な表現は増えています。

この傾向が進みますと、残るところ自費出版の小説でしかこの種の言語は使

えなくなるでしょう。いいのかなあ。

さて今の主題歌で映画「無頼」は始まりました。終了部分は、主人公渡哲

也の扮する五郎が三河の組織暴力団名振会の手下どもに刺されて血だらけと

なります。ここで再び聞こえて来るのが、同じ主題歌「人斬り五郎」です。

 

M04.無頼 人斬り五郎(1’40”)渡哲也

-J.Takida, H.Ibe-  テイチク TECS-10561/5

 

N  1968年の日活映画「無頼」をお楽しみ頂きました、と言ったところで、先

週も申し上げましたように、わたしは日活映画を1本も観たことがありませ

ん。しかしこの5枚組に付いているの佐藤利明の愛情あふれる解説を読んで

いますと、場末の三番館の終夜上映の客席にいるような気分になって来るの

です。

さて、渡哲也の訃報をきっかけにして始まったサウンドトラック集ですが、日活は

やはり石原裕次郎です。その裕次郎、この歌をおいて、ないでしょう。

ご存知「嵐を呼ぶ男」。

 

M05.唄うドラマー(嵐を呼ぶ男)(2’10”)石原裕次郎  

-U.Inoue, M.Ohmori-  テイチク TECS-10561/5

 

M06.おいらをを呼ぶドラマ(0’50”)牛原寅次郎  

-T.Takahira, H.Suzuki-   アルファ TAMORI-3

 

M07.九ちゃんのロカビリー(1’58”)坂本 九 

-unknown-  テイチク TECS-10561/5

 

N   日活の名画「嵐を呼ぶ男」からオリヂナル・サウンドトラックで「唄うドラマー」、石原裕

次郎でした。これは子供の頃にテレビで土曜日の午後に観た事があるなあ。裕

次郎、カッコ良かったですよ。おかしな擬似音声の混入を挟んで、それに続けた

のは「スキヤキ」前の坂本 九で「九ちゃんのロカビリー」でした。1960年の「すべ

てが狂ってる」からです。これは作者不詳となっていますが、おそらくは音

楽担当の三保敬太郎大先生から「なんでもいいからテキトーに演ってよ」という

注文で仕上げたデッチ上げヤッツケ録音でしょう。歌詞が洋楽ヒット曲で時々はっきり

聞こえる常套句をつないだだけ。全部デタラメです。よく続けられたなあ。演奏

はダニー飯田とパラダイスキングでした。

さて、裕次郎とくれば、アキラですね。

1962年の作品「歌う暴れん坊」から「アキラでボサ・ノヴァ」。

 

M08.アキラでボサ・ノバ(2’02”)小林旭

-T.Mizushima, S.Komabayashi-  テイチク TECS-10561/5

 

N  「アキラでボサ・ノヴァ」、小林旭でした。これ全然ボッサ・ノーヴァではないですけれ

ど、作詞が水島哲、あの「真冬の帰り道」の作者です。恐るべし・・・。

日活映画と言えば始めから「こんなのあるかよ」という筋立てで、登場す

るのは美男美女ばかり。問題の解決は漫画みたいで、あっという間に正義の

味方が勝つお話が多いですね。何せ「信用ある日活映画」であるからして、

あまりハメを外していませんでした。そんな中で次の作品は珍しいかもしれま

せん。藤田まことが石川五右衛門の霊で現れて現代の泥棒たちに業務指南を

するという、ここまでで笑いがこみ上げて来るような花登筺脚本の「大日本

コソ泥伝」です。

ではその始まりと終わりに流れた主題歌を聞きましょう。作編曲は萩原哲

晶で、大村昆、由利徹、佐山俊二、佐々十郎、かしまし娘が唄います。豪華。

 

M09.大日本ゴッツイ節(0’43”)

大村昆、由利徹、佐山俊二、佐々十郎、かしまし娘

-K.Hanato, H.Hagiwara-  テイチク TECS-10561/5

 

M10.大日本ゴッツイ節ed.(1’04”)

大村昆、由利徹、佐山俊二、佐々十郎、かしまし娘

-K.Hanato, H.Hagiwara-  テイチク TECS-10561/5

 

N  「大日本ゴッツイ節」、大村昆、由利徹、佐山俊二、佐々十郎、かしまし娘でし

た。この作品は観たいな。特に藤田まことの石川五右衛門をね。馬鹿馬鹿し

いのは分かっております。

さてこの五枚組は、収録曲ほとんどが想像通りの品質でした。その中から、

「幻」に相応しい特筆すべき異色楽曲をお届けしています。如何でしたか。

次はその中でも誰も気に留めないだろう一曲です。表題は「小さな酒場の

ブルーズ」。たぶん映画の中でも場面転換、場繋ぎ的に用いられたであろう1分

あまりの短い歌です。

唄っていたのは、ケン・サンダーズ。本編の作品は「みな殺しの拳銃」というも

ので、当然ながらわたしは知りませんでしたが、ケン・サンダーズには記憶があり

ます。彼は横浜あたりにいた黒人米兵が無責任に遺して行った混血児で、孤

児院で育てられたという生い立ちが語られていました。芸名の「サンダーズ」と

いうのはその孤児院の名前で、名付け親がテレビ映画「コムバット」の主演、ヴィック・

モロウ扮する「サンダーズ」軍曹だ、と来ると、子供でも「本当かなあ」と猜疑心

を抱きました。

「ワン・ナイト、ワン・キッス」という持ち歌をテレビで観た記憶があります。後年『昭

和カタコト歌謡曲』収録の候補にもなったのですが、当時の印象とまるで違って

いてノヴェルティ味も漂う明るい歌だったので、大いに面食らいました。

ではケン・サンダーズで「小さな酒場のブルーズ」。

 

M11.小さな酒場のブルース(1’10”)ケン・サンダース 

-K.Miyahara, H.Okusawa-  テイチク TECS-10561/5

 

M12.くちなしの花(3’34”)渡哲也

-K.Mizuki, M.Endoh-  トーラス TACL-2415

 

N  さて五枚組オリディナル・サウンドトラック集『日活100年101映画』からの「幻」的

選りすぐり集、如何でしたか。わたしはこの箱物を手に入れた時、「いつか聞

く時があるカモな」程度の気分しかなかったのです。それがこんなに奥が深く

面白かった。全く正に「キーてみなきゃ、ワッカらないモンだねえ」でした。

そして最後に、今回のきっかけとなった渡哲也「くちなしの花」をお聞き

頂きました。渡哲也は、青山学院大学卒業というのがずっと引っ掛かってま

したが、空手部の主将でしたから軟派ではないでしょう。姿や立ち居振る舞

いからは非常に真面目な人格が見えまして、回って来る役柄も、実生活も、

その通りだったようです。こうやって唄を聞くと、ケレンとは無関係の、朴訥と

した、生真面目なあの表情が浮かびます。この歌の魅力はそこでしょう。最

初にリクエストをくれた人はワタリが好きだったのかな。ありがとうございます。

 

M13.Rocking And Crying Blues(2’28”)ザ・ゴスペラーズ  

-R.Toombs-  ソニー KSC2 295

 

N  「ロッキン・アンド・クライン・ブルーズ」、これはザ・ゴスペラーズのカヴァ仕様です。

ではオリヂナルを聞いてみましょう。

 

M14.Rocking And Crying Blues(2’22”)The Five Keys  

-R.Toombs-   Collectables COL-5632 S21-18441

 

N  ゴスペラーズのカヴァは、ほとんどオリヂナルそっくりなのが分かりました。てつや

の声は流石に違っていますがね。こちらはファイヴ・キイズです。実はスティーヴ・クロ

ッパの2000年に入ってからのソロ作、『デデイケイテド』を聞いて「いいな、これは」

と思ったっ時に、クロッパが捧げたのはてっきりファイヴ・キイズだと勘違いしてい

たのです。それでベスト盤を引っ張り出してきたら、ちっとも同じ収録曲が見

つからない。それで「あ、ファイヴ・ロヤールズだったのか」と分かった次第です。

50年代、60年代に活躍した黒人ヴォーカル・グループのほとんどは、教会のクヲー

テットから始まっています。大抵はギター伴奏者が一人いて、他4人の唄方。合計

五人で唄うのですが4声のハーモニーなのでヴォーカル・クヲーテットを名乗ります。ただそ

れでも名前は「ファイヴ・・・」となりますので、混乱しますね。ファイヴ・キイズ、

ファイヴ・ロヤールズのふたつもそうですし、ファイヴ・デュトーンズ、ファイヴ・サテンズも同

じような成り立ちです。

さてクロッパがアルバム1枚を捧げたファイヴ・ロヤールズは、今オリヂナル吹き込みがなか

なか手に入りません。昔イギリスのエイスでベスト盤が組まれていたそうですが、お

そらくは1回きりのプレスでしょうから、今では中古でも在庫に出会う事が奇

跡的です。幸いなことにアパロ・レイベル時代のベスト盤が手元にありました。

 

M15.Help Me Somebody(3’03”)Steve Cropper

-L.Pauling-  429records FTN 17832

 

N  スティーヴ・クロッパのギターで、「ヘルプ・ミー、サムバディ」、効果機器を通さないテレキャス

ターの生の音が冴えていましたね。クロッパはスタクス時代を始め、70年代、80年代

にもソロ作品を発表していますが、ギターの音色だけに限っても、この『デディケイ

テド』が一番良い、とわたしは感じています。いわゆるエムジーズ時代の音です。

では今の「ヘルプ・ミー、サムバディ」のオリヂナル仕様を聞いてみましょう。

ザ・ファイヴ・ロヤールズです。

 

M16.Help Me Somebody(3’04”)The “5” Royales

-L.Pauling-  MCPS / West Side WESM 591

 

N  オリヂナルも結構ですが、これはクロッパも相当に健闘した演奏だったのがお分か

り頂けましたでしょうか。ザ・ファイヴ・ロヤールズは1953年、スティーヴ・クロッパのは

2011年の録音です。

これはロヤールズがアパロ・レイベルに吹き込んだ一曲ですが、クロッパが直接に衝撃

を受けたのはその少し後のキング・レイベル期の作品ようです。複雑な原盤権利の

詳細は分かりませんが、この時代のロヤールズの盤が見つからないんですよ。た

だ今なら音声ファイルで聞く事が出来ます。今回探している時に出会いました。

それで少々抵抗を覚えながらも、ダウンロードして手に入れました。シレルズがヒット

させた「デディケイテド・ザ・ワン・アイ・ラーヴ」の原仕様がこれです。

ザ・ファイヴ・ロヤールズ。

 

M17.Dedicated To The One I Love(2’45”)The “5” Royales

-L.Pauling, R.Bass-  Amazon Downlord

 

M18.Dedicated To The One I Love(3’15)

Steve Cropper with Lucinda Williams and Dan Penn

-L.Pauling, R.Bass-  Amazon Downlord

 

N  「デディケイテド・ザ・ワン・アイ・ラーヴ」、1957年のオリヂナル仕様に続いて、クロッパ

のアルバムから21世紀のカヴァを聞いて頂きました。こちらはルーシンダ・ウイリアムズと

ダーン・ペンが唄っています。ここではルーシンダが素晴らしい。ダーンはそれを生か

すべく、一歩下がって控え目に唄っているようですね。

さてこのようにファイヴ・ロヤールズは比較的長い活動期の間に、ブルーズ、ゴスペル、

ドゥ・ワップなど自らのスタイルを常に昇華させて来ています。それは激変を重ねて

行くR&B界への対応でもありました。オハイオのキング・レイベル時代には同僚だっ

た男のこんな歌も吹き込んでいます。

 

M19.Please, Please, Please(3’36”)The “5” Royales

-Brown, Terry-  Stomper Times STCD 39

 

M20.Thirty Second Lover(3’50”)Steve Cropper with Steve Winwood

-L.Pauling, G.Paul-  429records FTN 17832

 

N  ザ・ファイヴ・ロヤールズで「プリーズ、プリーズ、プリーズ」、そしてクロッパのアルバムから

冒頭曲の「サーティ・セコンド・ラヴァ」、久しぶりのスティーヴ・ウインウドがヴォーカルでした。

やはり彼の唄は良いですね。

そして、同じアルバムから、B.B.キングの登場です。ジョニー・コープランドの娘、シェミ

キア・コープランドとのデューオで

「ベイビ、ドント・ドゥ・イト」。

 

M21.Baby, Don’t Do It()Steve Cropper with B.B.King & Shemekia Copeland

-L.Pauling-  429records FTN 17832

 

M22.Baby, Take All Of Me()The “5” Royales

-Unidentfield-   MCPS / West Side WESM 591

 

N  B.B.キング、シェミキア・コープランドとのデューオで「ベイビ、ドント・ドゥ・イト」でした。

シェミキア・コープランド、良いですね。彼女は自身のグループでも唄っているようです。

もっと聞いてみたくなりました。

続けましたのはザ・ファイヴ・ロヤールズが1952年に吹き込んだ「ベイビ、テイク・

オール・オヴ・ミー」、先のファイヴ・キイズ的なまだジャムプ・ブルーズ・スタイルのヴォーカル・

ハーモニーが聞けました。これも大変宜しい。

さてすっかりファイヴ・ロヤールズのお話ばかりになりましたが、本来聞いている

のはスティーヴ・クロッパの今世紀に入ってからのアルバム『デディケイテド』です。ここ

までに登場した客演歌手たちはみんな大物ばかり。これもクロッパの人徳でしょ

う。先ほどは女性に敬意を評した紳士ダーン・ペンですが、ひとりで唄ったこの

トラックでは、彼の素晴らしい唄の魅力が遺憾なく発揮されています。

お聞きください「サムワン・メイド・ユー・フォー・ミー」。

スティーヴ・クロッパのアルバム『デディケイテド』からです。

 

M23.Someone Made You For Me(3’36”)Steve Cropper with Dan Penn

-H.Glover-  429records FTN 17832

 

M24. いつも心に太陽を(0’27” +2’44”)ルル

-D.Black, M.London- ワーナー  WPCR-17926

 

M25.I Close My Eyes And Smile(3’26”)Al Green 

-E.Wilson, J.Brown-  Right Stuff 72435-25282-2-6

 

N  ダーン・ペンの「サムワン・メイド・ユー・フォー・ミー」、の次は出目狸、ルールの「いつも心

に太陽を」、そしてアル・ゴスペル・グリーンの「アイ・クローズ・マイ・アイズ・アンド・スマイル」

でした。先週の「ジョーク」のカヴァを聞いてルールのこの歌を連想してくれたタクシド

ライヴァ45979号さん、ありがとうございます。これをアル・グリーンも『ベル』アルバ

ムの次の『トゥルース・アンド・タイム』の中でカヴァしていました。それで探したのです

が出て来なかったので、ゴスペル界に戻って行った後のアルバム『アイル・ライズ・アゲ

イン』から「アイ・クローズ・マイ・アイズ・アンド・スマイル」を聞いて頂きました。

さて、R&Bの男性ヴォーカル好きには応えられないアルバムが出ました。今朝の

最後は、まずそこから2曲お送りしておきましょう。唄い手はドン・ブライアント

です。今週もちょうど時間ですので、詳しくはまた来週。

まず「アイ・ダイ・ア・リトル・イーチ・デイ」

そして「ア・ウーマンズ・タッチ」、続けてどうぞ。

 

M26.アイ・ダイ・ア・リトル・イーチ・デイ(2’51”)ドン・ブライアント

-Bryant-  ウルトラ・ヴァイヴ / Fat Possum Records CDCOL-5483

 

M27.ア・ウーマンズ・タッチ(5’11”)ドン・ブライアント

-Bomar, Bryant- ウルトラ・ヴァイヴ / Fat Possum Records CDCOL-5483

 

TM Born In Chicago 「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-N.Gravenites-  Rhino 8122 798434 0

 

N  ドン・ブライアント、良いでしょう。この新作からはまた来週、お届けします。

どうぞお楽しみに。

 

さてソーリダイジンが変わっても、大きな変化はないでしょうね、国政では。な

んせ次期権力者があの下痢男の指名ですから。権力に群がる愚かな人間達は

それを通す為に地方や若い議員の意見を無視した暴挙に出ています。こんな

に主権者を軽んじている政権は、「先進国」にはないでしょう。たぶん辞任後

も「院政」的に権力を振うでしょう。「ケンポーカイセー」とか騒ぎますよ。許せま

すか。

ソーリダイジン職辞退後に支持率が上がったとか、ミーディアが「お疲れ様」を言わ

ない、という批判が出る世論にもあきれます。これでいいんだな、アンタ達は。

東京新聞が毎朝一面で死者に鞭打ってます。あらゆる報道機関は類似した考

察をなんで出来ないんでしょうか。それより新政権にどうやってワタリを付ける

か、の方が大切みたいです。そんな事をやっていれば、あの腹黒い無能集団

の思うままですよ。ビョージョーも回復しちゃうかも。ワンポイント・リリーフの筈のスガ

が、8年後にソーリダイジン在任期間の記録を作ったりしてえ。その間の答弁は全

て、あの表情と声で「コメントは差し控えます」ですね。恥ずかしい。この国は

これからどう進んで行くのでしょうか。

 

今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

https://firestorage.jp/download/cb372777097b7f1ed1b950b86986ad96b3cbc3b2

ダウンロード・パスワードは、pk360k3nです。

仕様音楽素材の写真は、

https://firestorage.jp/download/05f2e43da6ec5d17268d49d949d3ec4eb717444c

にございまして、こちらのダウンロード・パスワードは、s5fzzkz4です。あ、アニモーズ

のジャケット入っていませんね、失礼致しました。

 

さて、今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。

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    • タクシードライバー45979
    • 2020 9/5 10:17pm

    M26 M27 NEW アルバムで新曲ですか? なんか懐かしい雰囲気が。。。。。。。。期待大です

    • 二度寝類似穴
    • 2020 9/7 11:39pm

    寝不足なの(弘田三枝子)
    は放送されませんでした。 https://www.nhk.or.jp/shinyabin/music/a5.html(弘田三枝子作品集)
    3時に生放送ラジオを聴く癖をやめたい。。。。堅気体質ではないようです。

    • 火曜日のグリコ
    • 2020 9/8 9:05pm

    日活を見てないのに編集盤のCDでこの放送。
    ラジオの達人。
    流石です。
    映画「嵐を呼ぶ男」の石原裕次郎ドラムのシーンは最高。

    仕事帰りの焼き鳥屋さんでテイクアウト。
    つくねと皮の塩が美味しいのよ。
    また幻を聞きながらハイボール。
    もう一杯!

    • カワサキのロケンローラーハギリョウ
    • 2020 9/10 4:07pm

    マモルマヌーさんが、、、
    愛する君に
    デイヴさんとまた唄って下さい。
    御冥福をお祈りします。

    • のろまなリス
    • 2020 9/11 1:35pm

    もたもたしてたらもう、金曜日。
    付録、もう無かった…(>_<)
    次回は早く来ま~す!!

      • 再びの
      • 2020 9/11 1:38pm

      10月17日はバッチリ聴くわよ~~

      • 早くきたリス
      • 2020 9/12 4:17am

      来たけど、先週のままだったので帰りま~す

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