カテゴリー : 2017年 3月

Awesome Rock【3/31 O.A.】Playlist

Awesome Rock【3/31 O.A.】Playlist

3月31日の番組は、

久々!Jamiroquaiの新作『AUTOMATON』を紹介。

出た!アシッドジャズ!変わってないです!


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M01: Clocks  (LIVE In TOKYO)  /  Coldplay

M02: Viva La Vida  (LIVE In TOKYO)  /  Coldplay

<コーナー: AwesomeRecommendation>

M03: Virtual Insanity (Remastered)  /  Jamiroquai

M04: Cloud 9  /  Jamiroquai

M05: Superfresh  /  Jamiroquai

M06: Something About You  /  Jamiroquai

<コーナー: AwesomeRecommendation>終わり

中央エフエム Awesome Rock
澤田修の完全監修番組。選曲、編集、トーク、全て担当!
毎週金曜日21時~21時半。再放送:毎週土曜日23時~

 


良い意味で変わっていません!

 


今年最恐サウンド!

【本日最終日】特別展「名古屋市公会堂とロック・コンサートの半世紀」

 

名古屋の歴史的コンサートホール、名古屋市公会堂が休館となります。

サンタナやイングヴェイ・マルムスティーンが幾度となく訪れ、アイアン・メイデンがここの音響をとても気に入ったという逸話があります。

 

その“ロックコンサートの聖地”名古屋市公会堂が、2017年4月から改修工事のため休館となります。リニューアル・オープンは2年後とのことですが、かなり内装は変わるのではないでしょうか。

 

私にとって最後のライヴ観覧は2月6日のジェフ・ベック。ショウの内容もさることながら、これで歴史ある公会堂最後のライヴなのかと感慨深い気持ちもしみじみと湧いてくる夜でした。

そんな名古屋市公会堂でライヴを行ったアーティストたちのポスター、サインなどの展示会が本日まで開催中です!

 

特別展「名古屋市公会堂とロック・コンサートの半世紀」

ポスター・プログラム・サイン・秘蔵舞台写真等300点以上を一挙公開中!

「洋楽の聖地」「ロックの殿堂」と呼ばれる公会堂の舞台を飾った数々の

世界のビッグアーティストたち・・・その豪華な顔触れに感動必至です。

期間:2017年2月7日~3月30日(月曜休み。ただし3月20日は開催します。)

時間:午前10時~午後5時

会場:地下1階 旧食堂

入場は無料です。写真撮影も可!

http://www.nagoyashi-kokaido.hall-info.jp/#lightup2017

お時間ある方は是非!

 

Real Rocks 【3/25 O.A.】Playlist

Real Rocks【3/25 O.A.】Playlist

3月25日の番組は、


今年度最後のリアルロックス、、、THE FUTUREHEADSのココロオドルサウンドをお届けしました

今年度最後ということで、フリーテーマ。ここ数年は全く活動していませんが、私のココロを躍らせ続けるフューチャーヘッズを紹介しました。


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M01: Social Suicide (Live)  /  Bad Religion

M02: All I Want (Live)  /  The Offspring

M03: These Boys Light Fires  /  Ocean Grove

M04: The Broken  /  Youth in Revolt

M05: Low  /  Sleeping With Sirens

<コーナー: RockAroundTheWorld >

M06: Darling  /  Real Estate

M07: Blindside  /  Aquilo

M08: Up In Hudson  /  Dirty Projectors

M09: Somehow Someway  /  Night Ranger

M10: Hot Thoughts  /  Spoon

M11: Shape Of You  /  Ed Sheeran

<コーナー: RockAroundTheWorld>終わり

M12: B.Y.O.B. feat ケンシロウ  /  System Of A Down

M13: 2 Weeks in Dizkneelande  /  Nuno Bettencourt

M14: Road To Nowhere (Live)  /  Ozzy Osbourne

<コーナー: RockSteadyGo>

M15: A To B  /  The Futureheads

M16: Meantime  /  The Futureheads

M17: Decent Days And Nights (Radio Mix)  /  The Futureheads

M18: Heartbeat Song  /  The Futureheads

M19: Broke Up The Time  /  The Futureheads

M20: Favours For Favours  /  The Futureheads

M21: Where You At  /  The Bohicas

M22: Think Yourself Lucky  /  Frankie & The Heartstrings

<コーナー: RockSteadyGo >終わり

M23: Sleep  /  Youth in Revolt

M24: Maybellene  /  Chuck Berry

M25: Johnny B. Goode  /  Chuck Berry

<Ending>

<コーナー:メタルの光>

M26: Coma (feat. Matt Jones)  /  Black Tongue

おしまい♪

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THE FUTUREHEADS、一家に一枚的名盤たちです!


今年最恐サウンド!


2017年3月のリアルロックスセレクション・アーティスト、 Youth in Revoltのデビュー作!

2017年2月のリアルロックスセレクション・アーティスト、 GALACTIC EMPIREのデビュー作!
3月10日にCDリリース!

Ocean Grove …Hardcore punk x Nu METAL x Nirvana

Ocean Grove “These Boys Light Fires”がとてもかっこいい。

ハードコア × METAL × NIRVANA。
この大雑把な例えがとてもしっくりきます。


Ocean Grove – These Boys Light Fires

オーストラリアはメルボルン出身のバンド。
ジャンルは、カテゴライズするのがとても難しく、
ニューメタル的でもあり、ハードコア・パンクでもあり、グランジでもあります。

そんなジャンルレスな楽曲が詰まったデビュー作『The Rhapsody Tape』。
2月3日に本国で発売され、見事オーストラリアのチャートで5位を記録しています。

ライヴもかなりよさげです。


Ocean Grove – These Boys Light Fires (Live @ Unify 2017)

【幻】モーニン・ブルーズ 2017/03/25

mb170325

 

前TM : ヲーキン・ブルーズ(夜に近いアサー仕様)P.B.B.B.

 

N  おはようございます。アサー、ワツシイサヲです。

先ほど突然、この歌が心の中で響き渡りました。すると「ウム、確かに名曲

だ。」と頷く声が心の別の角度から聞こえます。そこで、急遽変更して先頭に

割り込ませました。春風吹き始める候にはちょっと相応しくないかも知れま

せん。本来は木枯らし吹き荒ぶ中での絶叫でしょう。

ザ・テムプターズです。「忘れ得ぬ君」。

 

M01.忘れ得ぬ君(2’52”)ザ・テンプターズ

-Y.Matsuzaki-  テイチク TECH 3412/3

 

M02.Night People(2’47”)Little Big Town

-L.Mckenna, H.Whithers-  Capital 0060255077520

 

N  「忘れ得ぬ君」、衝撃を伴って登場したザ・テムプターズのデビュ—曲です。詰め

襟のミリタリー服がカッコ良かったですね。次の「神様お願い」もリード・ギター担当の

松崎由治、ヨッチンの作詞作曲。幼な心にも「この人、才能あんだな」と尊敬、

憧れの対象でした。ザ・テムプターズ「忘れ得ぬ君」、何故か突然赤丸付きで急上

昇、今週の第一位です。

続いてお届けしたのはアラバマのヴォ—カル・クヲーテット、リトル・ビッグ・タウンの新譜か

ら「ナイト・ピーポ−」でした。白人で男女二人ずつ。アバのカントリ—版と言い切って

しまうのは簡単ですが、もう少し深い背景を持っていそうです。今の「ナイト・

ピーポ−」は、マーク・ノプラーが好みそうなリズムに載せた軽快なハ—モニ—が耳に残りま

す。今時珍しい位にオ—ソドックスな成立ちですが、4人がそれぞれリードを取れるの

で、ひとりの表方とその他大勢という組み合わせではないですね。

もう1曲聞きましょう。

「早く死んじゃダメ、でも歳とるな」、これは難しい。

 

M03.Don’t Die Young, Don’t Get Old(3’14”)Little Big Town

-K.Fairchild, H.LindsyL.Mckenna-  Capital 0060255077520

 

M04.Cotton Crop Blues(2’55”)James Cotton  1953

-J.Cotton-  RCA / Sun R271780/Disc3-1211

 

N  リトル・ビッグ・タウンの「ドント・ダイ・ヤング、ドント・ゲット・オ—ルド」に続けました

のは、先週の木曜日、2017年3月16日に81歳で亡くなったブルーズ・ハ—モニカ

奏者ジェイムズ・コトン、おそらく彼の最初の吹き込みでメムフィスのサン・レコ—ドに残し

た「コトン・クロップ・ブルーズ」でした。1953年のセッションですが、ギタ—の歪み具合

が恐ろしいですね。ほとんどハ—ド・ロックの音です。ここからは、先週の後枠で

訃報だけお知らせしたジェイムズ・コトンを少しですが聞いて行きましょう。

今の「綿花摘み取り哀歌」は、彼の出世作でして、彼自身何回か録音して

います。わたしは17歳の時にヴァンガードのLP3枚連作『シカゴ/ ブルーズ/ トゥデ

イ』でのヴァージョンで知りました。それがジェイムズ・コトンとの出逢いでした。

 

M05.Cotton Crop Blues(2’19”)Jimmy Cotton Blues Quartet

-J.Cotton-  Vanguard VMD 79217

 

N  ジェイムズ・コトンの1965年版「コトン・クロップ・ブルーズ」でした。この時のクレジット

は「ジミー・コトン・ブルーズ・クヲーテット」です。まだマディ・ヲーターズの下で吹いていた

頃ですから、多少気兼ねしたのでしょうか。でもこの時のクヲーテットはピアノのオーテ

ィス・スパンやドラムズのS.P.レアリーなど、みんなマディのバンドの面々です。

そんな腕利きたちの力もあってか、このヴァンガード録音は「ジミー」コトンの実

力が遺憾なく発揮された作品が並んでいて、わたしも繰り返し繰り返し聞い

た覚えがあります。ジャッキー・ブレントン51年の大ヒット曲「ロケット88」を知ったのも

この時のジェイムズ・コトンのカヴァでした。

 

M06.Rocket 88(2’02”) Jimmy Cotton Blues Quartet 

-J.Brenston-  Vanguard VMD 79217

 

N  「ロケット88」、ジェイムズ・コトンでした。わたしがこのヴァンガード録音を聞いた頃、

彼はもう既に独立してブルーズの新境地を切り拓いていました。ただ、わた

しにはその数年前の、ベイス奏者がいないセッションが妙に気持ちよく響きました。

彼はミシシッピの生まれで、子供の頃に有名なキング・ビスケット製粉提供のブル—ズ

のライヴ番組、を持っていたサニー・ボーイ・ウイリアムスンII世に憧れてアーカンソウのヘレナまで

会いに行き、ハ—モニカの教えを乞うたと言います。なかなかいい話じゃない

ですか。そんな想い出も籠められている彼の自作ブルーズです。

「ウエスト・ヘレナのブルーズ」。

 

M07.West Helena Blues(3’27”) Jimmy Cotton Blues Quartet

-J.Cotton-  Vanguard VMD 79217

 

N  「ウエスト・ヘレナのブルーズ」でした。先ほども言いましたように、シカゴに出たジ

ェイムズ・コトンはブルーズ界の大御所マディ・ヲーターズのバンドに抜擢されます。それも

天才リトル・ヲルターの後釜として、居並ぶ名人たちに囲まれて、です。ここでコトン

はヲルターとは異なるファンキーな音色でマディのブルーズに新しい色彩感をもたらしま

した。そして67年に独立し、自身の道を歩き始めるのです。

彼の長いブルーズ・キャリアでもっとも華やかな時代がこの後の数年感で、ソロの

ヴォーカリスト/ハ−ピストにバック・バンドというそれまでの図式から、ひとつのバンドと

して全員一体で音を磨いて行く姿勢、ブ—ギ—やシャッフルの繰り返しを乗り越えて

8ビ—ト、16ビ—トへの挑戦など、ロック時代に対応するいくつもの新機軸を生み出

しました。今回の死亡で組まれるであろうさまざまな特集では、焦点はこの

期間になるでしょう。

そんな嵐の時代の後、73年に古巣のマディ・ヲーターズ・バンドと吹き込んだ1

曲を聞いて下さい。派手に吹き鳴らすだけではなく、落ち着いたフレイジングが

耳を惹きます。

「キャント・ゲット・ノー・グライディン」。

 

M08.キャント・ゲット・ノー・グライディン(2’47”)マディ・ヲーターズ

-M.Morganfield-  MCA MVCM-22080

 

N  マディ・ヲーターズ73年の録音で「キャント・ゲット・ノー・グライディン」でした。コトンの

ブルーズ・ハ—プは基本的に音色が太くて明るいですね。ヲルタ—のような不気味さ

がない。ここが世界中の人たちに肯定された理由かも知れません。

さて米黒人がブルーズから徐々に離れて行った70年代、80年代も彼はブルーズ

を土台にしたオリジナルな音楽を続けました。その好例として、1984年にテキサスの

アリゲイター・レコ—ドに残した1曲をどうぞ。彼の目指したファンキーなブルーズの完成形

のひとつとも言えるでしょう。

「ノー・カティン・ルーズ」。

 

M09.No Cuttin’ Loose(3’20”)James Cotton

-unknown-  Aligator ALCD 105/6    1984

 

N  ファンキー・ブルーズ、「ノー・カティン・ルーズ」でした。カッコいいですね。さてジェイム

ズ・コトンの私的な思い出とい言いますと、わたしにはLP『永遠のフィルモア・ウエスト』

でゲスト出演したタージ・マハルが唄った「ワン・モア・マイル」が忘れられません。先の

「コトン・クロップ・ブルーズ」と同じく、彼のオハコでした。バタフィールド・ブルーズ・バン

ドも採り上げた名曲です。このタージのヴァージョンも本当によく聞いたなあ。11

分余りと少々長いですけれど、聞いてみて下さい。

「ワン・モア・マイル」。

 

M10.ワン・モア・マイル(11’06”)タージ・マハル、マイケル・ブルームフィールド他

-J.Cotton-  ソニー  SICP 1966

 

M11.ユー・キャン・ネヴァ・テル(3’26”)エミルー・ハリス

-C.Berry-   Warner Bros/Rhino 79835 1

 

N  アルバム『永遠のフィルモア・ウエスト』からタージ・マハルの唄った「ワン・モア・マイル」でした。

2017年3月16日に81歳で亡くなったブルーズ・ハ—モニカ奏者ジェイムズ・コトン、彼

の功績のほんの一部を聞いて頂きました。冥福を祈ります。

そして続けてエミルー・ハリスの「ユー・キャン・ネヴァ・テル」、この曲の作者のチャック・

ベリーが、3月18日の土曜日に90歳で亡くなってしまいました。その前日の

午後、わたしは某編集者と会っていまして、そこでチャック・ベリーの事をかなり

の時間話していたんです。夜にちょっと立ち寄ったロック・バ—では彼の新譜の

話が出ました。ロンドンの雑誌「アンカット」に彼の談話が載っていて、「今度のは最

高さ」なんて本人が言ってたのも思い出しました。あの人がアルバムについて話

すなんてこれまでになかった事ですから、とても意外だったのです。もちろ

ん楽しみにしていました。その発表直前に、まさか本人が亡くなってしまう

とは。

衝撃ではありましたが、不思議と悲しみには囚われませんでした。前の晩

も「あいつは死なないよ」なんて冗談を交わしていましたし、毎日1回は必

ず心に想い浮かべていた位ですから、彼がわたしの中で終っていたのでは決

してありません。何て言うか「無常感」を悟った、そんな思いで今もいます。

正直に言えば、自分にとってこれ以上の「他人の死」はないかもしれない。

でも何故か泣き出すような事はありませんでした。

それは、きっといつだってチャック・ベリ—・ロックン・ロ—ルはわたしと一緒にあって、

すぐに思い出して唄う事が出来る、録音を聞く事も出来るからではないか、

不謹慎なファン筆頭のワツシイサヲは、こんな事も考えています。

さあ、ここから先は、例の如くひねくれたチャック・ベリーの追悼です。

まずは、このカヴァ−・ヴァ—ジョンからどうぞ。

「ベートーヴェンをブッ飛ばせ」、ザ・ビートルズ。

 

M12.ロール・オーバ−・ベ−トーヴェン(2’49”)ザ・ビートルズ  

-C.Berry-   東芝 TOCP-71042

 

N  「ロール・オーヴァ・ベイトーヴェン」、ザ・ビートルズでした。世界の多くの人たちは、

これでチャック・ベリーを知ったと思いますが、わたしはそうではなく、先に聞い

たのがオリヂナルの方だった気がしています。次の「ロックン・ロール・ミュージック」はシング

ル盤を持っていましたから、その解説で名前くらいは読んだかも知れませんが、

定かではない。

でもチャック・ベリ—がくれた刺激、音楽の楽しさ、素晴らしさは、10歳だった

功少年のジンセーを変えるのに充分でした。これをあの時に聞かなかったら、今

この「幻」はないでしょう。

 

M13.ロック・アンド・ロール・ミュージック(2’37”)ザ・ビートルズ

-C.Berry-   東芝 TOCP-71044

 

N  69年頃にはハード・ロックが流行り始めて、特にイギリスのグループがチャックの楽曲を

よく採り上げていました。たまたま昔聞いた事があった、程度の理由だった

でしょうが、大音量で激しく表現する行為の素材としてよく用いられていま

したね。その頃からでしょうか、わたしもこの人を意識し始めたのは。

決定的なのは、この実況録音盤でした。

 

M14.キャロル(3’33”)ザ・ローリング・ストーンズ

-C.Berry-  ポリドール L20P1021

 

N  ザ・ローリング・ストーンズ、1969年のマディスン・スクエア・ガ−デンでの実況録音から、

「キャロル」でした。ブライアン・ジョーンズが抜けてミック・テイラーが入り、名実共に史上

最高のロックン・ロ—ル・ライヴ・バンドとして飛翔を始めたストーンズ。その最中の全米

ツアーでチャック・ベリ—の曲がふたつも演奏されていた事実には、わたしも感銘を受

けました。このLP評では、必ず「チャック・ベリ—の曲を採り上げている」と言及

されていました。発言者たちはそれ以前に彼の事なんか聞いていないのにね。

その直後に訪れた世界的ロックン・ロ—ル・リヴァイヴァル現象の契機のひとつにもなっ

ていたのかも知れません。

親しかった音楽仲間が、ハード・ロックのオリヂナルだから、さぞかし激しい音だろ

うと期待して、ビクターから出た2枚組『チャック・ベリー黄金の10年間』を買いま

してね。ところがそれがなんの歪みもない清らかな音色で、すっきりと、ブル

—ノ—トもあまり使わないギター・ソロだったので、彼はすぐに愛想を尽かして放り

出しました。そしてそのLPはそれから40年以上、わたしの手許にあり続け

ました。一度返却したのですが、その後に彼は亡くなってしまったので、再

びわたしの元に戻って来て、今もここに有ります。昨年のカメちゃん、亀渕昭

信大先輩との夢のDJ対決の時に持って行った、ボロボロのあの盤です。

さてザ・ローリング・ストーンズ、1969年のマディスン・スクエア・ガ−デンでの実況録音か

ら、もうひとつのチャック・ベリ—・ロックン・ロ—ルです。

「リトゥル・クゥイニー」。

 

M15.リトル・クイニー(4’10”)ザ・ローリング・ストーンズ

-C.Berry-  ポリドール L20P1021

 

N  「リトゥル・クゥイニー」ザ・ローリング・ストーンズでした。それまでの「ニュ—・ロック」時代

には、重厚長大で複雑な音楽が有り難られていました。その反動的に起こっ

た世界的なロックン・ロ—ル・リヴァイヴァルは決して懐メロ現象ではありませんでした。

今の「リトゥル・クゥイニー」だって、原曲とはだいぶ印象の違う物になっています。

当時ミック・ジャガ−が気付いていたかどうかは別として、単純ながらも時代や民

族を超えた多面的な解釈、つまり誰でも自分自身の世界に描き換えられるチャッ

ク・ベリー・ロックン・ロ—ルの最大の特徴が、ここに証明されています。また若い心

には単純な形が何よりしっくり来るんだ、という永遠の法則はここで再確認

されたのです。

この人のこのヴァージョンも決定的でした。

 

M16.ジョニー・ビ・グ−ッド(2’47”)ジョニー・ウインター

-C.Berry-  Columbia  C2K 85735

 

N  ジョニー・ウインター自身の伝記のような「ジョニー・ビ・グ−ッド」、1970年のアルバム

『セカンド・ウインター』からです。この曲は、11歳の時にザ・スパイダーズの演奏をテ

レビで観た事があります。マサアキ、ジュン、カマヤツのフロント3人が「ゴ−ジャニゴーゴ−、

ジャニゴー」と唄っていました。ポップ文化をケーベツしていた姉が「これ本当はジ

ョニーなんだよ」とエラソーに言ってたのも思い出すなあ。

チャック・ベリー・ロックン・ロ—ルは表面的には極めて単純でして、ウラに潜む深淵を感

じ取れなかった70年代半ばの日本中の、アマチュアに限らず自称プロのロック・バンド

が、挙ってリパトゥワに採り入れたのがこの「ジョニー・ビ・グ−ッド」でもありまし

た。コンテストなんかだと、十回以上も続けて聞かされたりもしたのです。ただそ

のレヴェルは以下の如し。

「日本では複数アーティストが参加したロック・コンサートで全員参加のアンコール演奏をしよ

うとした場合、チャック・ベリ—の『ジョニ—・B・グッド』が選ばれる事が多い。歌

詞をちゃんと歌えないやつが多いにもかかわらずだ。それが日本の“ロケンロール”

史観なのだろう」(株式会社Pヴァイン刊 萩原健太「アメリカン・グラフィティから始まっ

た」102頁)。

御意でございます。そして当時からヒネクレていたワツシイサヲは、「こっちの方が

好きだ」などと意地を張っていたのです。

 

M17.バイバイ・ジョニー(2’05”)チャック・ベリー

-C.Berry-    ユニバ—サル UICY—94827

 

N  「バイバイ・ジョニー」でした。ストーンズは初期にこれをカヴァしてました。1972年

の『メイン・ストリ—トのならず者』のツア—の時には、ミックがメムバ—を順に紹介して最後

に「キース・リチャード、オン・ギター」と決めると、このイントロが始まるという、例え様

のないカッコ良さで演奏されていました。本当にカッコ良かった。一時期ねこれ

を聞きながら一緒に唄う度に、泣けて泣けて困った事がありました・・・あ、

何の事か分んないでしょ。そのままで宜しい。

日本でチャック・ベリーが正当に認知され始めたのは、1970年代半ば以降です。

日劇ウエスタン・カーニバルが象徴するロカビリ—旋風が吹き荒れた頃、エルヴィスやリトル・リチャ

-ドはカヴァされても、チャック・ベリーを採り上げていた人は皆無に近かった。今で

こそ彼の事を「ロックン・ロールの王様」などと呼び、今回の訃報も一般新聞の社会

面で大きく扱われていましたが、70年以前にチャック・ベリーは誰からも評価され

ていませんでした。「ロール・オーヴァ・ベイトーヴェン」「ロックン・ロール・ミュージック」は、

ビートルズが唄ったから知られたのです。もちろん戦後の極東放送で聞いて、そ

の頃からファンだった人たちがいない訳ではありませんが、首都圏で9人未満で

しょう。

ところで70年代以降、チャック・ベリーの名が一躍知れ渡ったのにはこのグループ

も大いに貢献していました。

 

M18.メムフィス・テネシー(2’17”)キャロル

-C.Berry-   フォノグラム 30LD-21

 

M19.リトル・マリー(2’36”)チャック・ベリー

-C.Berry- ユニバーサル UICY-94631

 

N   キャロルのデビュ−・アルバムから「メムフィス」、そしてチャック自身の「メムフィス」へのアンサ・

ソング「リトル・メアリ」でした。先ほどの「バイバイ・ジョニー」は「ジョニ—・B・グッド」

のアンサ・ソングです。自分で自分のヒット曲に返事しちゃう人も珍しいな。

さて人の持ち物である2枚組『チャック・ベリー黄金の10年間』を手許に置いた

ワツシイサヲは、これを聞き続けて誇大妄想を拡げます。目の前に現れたのは、実

際には見た事もない、遥かなるアメリカ合衆国でした。言葉が分る訳ではないの

に何故か頭脳の局部を刺激され、その歴史と現実に想いを馳せていたのです。

それまで少しですが聞いていた他のブル—ズ、R&B、ロックン・ロ—ルから感じなかっ

た事です。屈折率は高いけれど冷静なチャックの目に映ったアメリカ合衆国。彼はず

っとそれを詠み唄い続けていたのだ、この事実を具体的に会得出来た時、功

少年は、もう20代の後半でした。

 

M20.Promised Land(4’03”)James Taylor

-C.Berry-  Warner Bros. 2794-2

 

M21.バック・イン・ザ・USA(2’17”)チャック・ベリー

-C.Berry-  ユニバーサル UICY-94629

 

N  ジェイムズ・テイラ—で「約束の地」、そしてチャック本人で「バック・イン・ザ・USA」。

この 「バック・イン・ザ・USA」は、本当に傑作ですね。ビ—トルズの「「バック・

イン・ザ・USSR」の原曲として引き合いに出て来る程度ですが、完璧な出来映

えです。最後のバースで「ハムバ—ガ—が屋台の鉄板の上でじゅうじゅうと音を立

てて焼かれている」なんて行りには涙が出て来る。ファミリ—・レストランは「シズル」

しかない、などと拘っていた時期があります・・・あ、何の事か分んないで

しょ。そのままで宜しい。

ブル—ズを土台にした単純な形しか自身の表現に採り入れなかったチャック・ベリ

—ですが、実は彼はとても幅広い音楽性を持っていました。映画「ヘイル・ヘイル・

ロックン・ロール」の中で戯れ的に「売りに出された別荘~コテイヂ・フォー・セイル」を弾き

語る場面があります。また正規録音で、チャールズ・ブラウンの「メリー・クリスマス、ベ

イビ」をシンミリと聞かせたりもするのですよ。C調にダッグ・ヲークしてるだけじゃ

ないんです。

LP収録曲にもロックン・ロ—ルの中にそっと忍び込ませたようなラテン・ビートのオリヂ

ナル曲には、彼の豊かな音楽観が現れています。そしてそういう時の彼のギタ—

はとても流暢に、雄弁に奏でられます。そんな中から今朝は、この1曲をど

うぞ。

「13種類の質問形態」。

 

M22.サーティーン・クエスチョン・メソッド(2’07”) チャック・ベリー

-C.Berry-  ユニバーサル UICY-94628

 

N  事前に想像したよりもひねくれたチャック・ベリ—集、如何だったでしょうか。

別に、これでチャックが終ってしまったワケではありません。これからも彼の音楽

はこの「幻」に何度も出て来ます。少なくともわたしが死んでしまうまでは。

ミスタ・チャック・ベリ—、これからもいつでも側にいてくれるね、約束だよ。

あ、今とつぜんジーンと来た。

さて、来週の日曜日、4月2日には下北沢のアレイ・ホールで、亀渕昭信大先輩の

DJショウがあります。お相手はセンチメンタル・シティ・ロマンス、いやオンリ・ワン・クラブ・バンド

の告井延隆軍曹。彼がカメちゃんのド—ナツ盤にギタ—生演奏で応えるというイカした

企画です。カメちゃんは「ビ—トルズだけじゃないんだよ」と、彼らが上位5曲を

独占した1964年4月4日のビルボ—ド番付を元に面白い事をやってくれそうで

す。告知チラシの裏にはその100位までのチャ—トが印刷されてます。それを見ます

と、いましたね、ミスタ・チャック・ベリ—が。出所後のシングル「ネイディーン」が30位に

赤丸付で上昇中。

 

M23.ネイディーン(2’36”)チャック・ベリー

-C.Berry-  ユニバーサル UICY-94631

 

M24.Across The Universe(2’30”)Sgt.Tsugei’s Only One Club Band

-J.Lennon, P.McCartney-  PSD-201

 

 

後TM:ボーン・イン・シカゴ(アサー仕様)P.B.B.B.

 

N  今朝の最後は4月2日に出演する告井延隆軍曹のオンリ・ワン・クラブ・バンドで

「アクロス・ザ・ユニヴァ—ス」でした。本当に上手ですね、この人は。当日はナマナマで

す。ワザを盗めるかな。チラシを貼っておきますね。


イベント詳細はコチラ

チャック・ベリ—の死後に急遽公開された新曲は、ここで聞けます。大家の澤田

修が教えてくれました。試して下さい。

http://nme-jp.com/news/35441/

今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/54f6ce97bfb8614d58da5c7a22a2b8686dfd7e61

ダウンロードパスワードは、 h8tp3cfcです。

あ、今朝もちょうど時間となりました。

こちらはhttp://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週もあなただけに。

Periphery Interview

先月2月22日の東京公演直前、
楽屋にてペリフェリーにインタビューした模様がAlternative Press Japanに掲載されています。

http://altpress.jp/?p=54201


ライヴで観て以来、ハマりっぱなしの曲 ”Flatline” by periphery
トリプルギターの分厚いリフと壮大な展開に耳を傾ければ4分44秒があっという間に過ぎていきます。
カップ麺の完成が待てないというせっかちなあなた!この曲を聴けば、すぐに完成を迎えられます。

 

天才ギタリストに会えるチャンス!(名古屋)

「GENERATION AXE -A NIGHT OF GUITARS-」のミート&グリート付アップグレード・パッケージを1名にプレゼント!

 今週のZIP-FM REAL ROCKSでは、天才ギタリストに会えるチャンスをプレゼント!

スティーヴ・ヴァイ、ザック・ワイルド、イングヴェイ・マルムスティーン、ヌーノ・ベッテンコート、トーシン・アバシの天才技巧派5人のギタリストによるスペシャル・ライブ“GENERATION AXE”がついに日本に上陸!

ZIP-FMでは4月3日(月) ZEPP NAGOYAにて行われる〝GENERATION AXE゛名古屋公演で、
天才ギタリストたちと会えるミート&グリート付アップグレード・パッケージを1名様にプレゼント致します(チケットは含まれません!)。

ご希望の方は、3月29日(水)必着でご応募下さい。

応募はコチラ http://zip-fm.co.jp/access/entry/EntryInfo.asp?QNo=14172

尚、ミート&グリートには名古屋公演のチケットが必要になりますので、予めご了承下さい。

当選者には直接ご連絡をさせて頂きます。

たくさんのご応募お待ちしています!
http://zip-fm.co.jp/access/entry/EntryInfo.asp?QNo=14172
澤田修の責任監修編集選曲!洋楽ロック専門番組 ZIP-FM Real Rocks
毎週土曜日深夜3時~5時。絶賛爆音放送中!

Awesome Rock【3/24 O.A.】Playlist

Awesome Rock【3/24 O.A.】Playlist

3月24日の番組は、

Aquiloのデビュー作、『Silhouettes』を紹介。

(先週に続き)好きなんです、哀愁・郷愁系。


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M01: Fall  /  Palisades

M02: Fever  /  Deaf Havana

M03: Pensacola, 2013  /  Deaf Havana

<コーナー: AwesomeRecommendation>

M04: Calling Me  /  Aquilo

M05: Silhouette  /  Aquilo

M06: Blindside  /  Aquilo

M07: Human  /  Aquilo

<コーナー: AwesomeRecommendation>終わり

おしまい♪

中央エフエム Awesome Rock
澤田修の完全監修番組。選曲、編集、トーク、全て担当!
毎週金曜日21時~21時半。再放送:毎週土曜日23時~

 


これは買いです!今年屈指の名作。

 


今年最恐サウンド!

Real Rocks 【3/18 O.A.】Playlist

Real Rocks【3/18 O.A.】Playlist

3月18日の番組は、


EMMURE、最恐の新作『Look At Yourself』を紹介しました

激音にも関わらず全米チャート73位を記録!日本盤解説は澤田修です。フランキーへのインタビューの模様もBarksに掲載!
https://www.barks.jp/news/?id=1000139452 
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M01: Kiss This (Accoustic)  /  The Struts

M02: Nothin’ Like This  /  The Phantoms

M03: The Broken  /  Youth in Revolt

M04: Not My Style  /  The Red Jumpsuit Apparatus

<コーナー: RockAroundTheWorld >

M05: Last Kiss  /  Minus The Bear

M06: Video Games  /  Lana Del Rey

M07: TOKYO  /  Imagine Dragons

M08: Down  /  Marian Hill

M09: Stressed Out  /  Twenty One Pilots

<コーナー: RockAroundTheWorld>終わり

M10: Hold On  /  Don Broco

M11: Automatic  /  Don Broco

M12: You Are Not  /  Young Guns

M13: Pensacola, 2013  /  Deaf Havana

<コーナー: RockSteadyGo>

M14: Protoman  /  EMMURE

M15: Party With The Devil  /  Attila

M16: E  /  EMMURE

M17: Smokey  /  EMMURE

M18: You Asked For It  /  EMMURE

M19: Shinjuku Masterlord  /  EMMURE

M20: Natural Born Killer  /  EMMURE

M21: Flag Of The Beast  /  EMMURE

<コーナー: RockSteadyGo >終わり

M22: Sleep  /  Youth in Revolt

M23: Every Little Kiss  /  Bruce Hornsby& The Range

<Ending>

<コーナー:メタルの光>

M24: The Secret (Part I)  /  DGM

おしまい♪

 


今年最恐サウンド!


2017年3月のリアルロックスセレクション・アーティスト、 Youth in Revoltのデビュー作!

2017年2月のリアルロックスセレクション・アーティスト、 GALACTIC EMPIREのデビュー作!
3月10日にCDリリース!

ラウラ・リヴェラーニ写真展 アイヌの現在

【写真展のお知らせ】

ラウラ・リヴェラーニ写真展 アイヌの現在
イタリア人の写真家ラウラ・リヴェラーニが今を生きるアイヌの人たちや、彼らが暮らす土地の風景などを撮った作品44点を展示しています。

http://www.iictokyo.com/eventi/log/eid406.html
ラウラとは5年くらいの付き合いになります。
普段、彼女とは安居酒屋で下ネタ中心のくっだらない話をしている記憶しかなく、写真を撮っている姿を見たことがありません。

彼女は、1年のうち3か月くらい日本に滞在し、アイヌの人たちの写真を撮影してきました。
アイヌの話もイタリア人の彼女から多くを教えてもらいました。

写真展に行ってきました。
地球にはいろいろな民族がいて、もちろん動物もいて、共存しているんだという当たり前のことに気付かされます。

そんな彼女の仕事人としての姿をみて、素直に感動し、尊敬しました。

http://www.japantimes.co.jp/community/2017/03/12/issues/seeing-ainu-want-seen/#.WMw4iDvygdV
彼女
が撮影した写真の一部が見られます。

今日、3月18日が最終日です。

最終日に宣伝するという愚挙をお許しくださいませ、、、忙しくて、その、、、。

お時間ある方、是非ご覧になってください。
入場は無料ですし、30分もあれば全ての作品に目を通すことができます。
会場は、
イタリア文化会館
〒102-0074
東京都千代田区九段南2-1-30
地下鉄九段下駅4番出口から歩いて10分くらいです。