カテゴリー : 2019年 5月

Real Rocks 【2019/05/25 O.A.】Playlist

M01: Let It Happen  /  Jimmy Eat World

M02: Have It All  /  Jason Mraz

M03: The Space  /  CHON

M04: Liar  /  Yngwie J. Malmsteen

M05: Flawless  /  Port Noir

<コーナー: RockAroundTheWorld >

M06: Feuer Frei! 撃て!  /  Rammstein

M07: Amerika  /  Rammstein

M08: Moskau  /  Rammstein

M09: Deutschland ドイツ  /  Rammstein

M10: Radio ラジオ  /  Rammstein

M11: Ausländer 異邦人  /  Rammstein

M12: Tattoo  /  Rammstein

<コーナー: RockAroundTheWorld >終わり

M13: Tapping Out  /  ISSUES

<時報> 楽曲上で時報

M14: Easier  /  5 Seconds Of Summer

<コーナー: RockSteadyGo >

M15: Englishman In New York  /  Sting

M16: Roxanne (Live)  /  Sting

M17: I Can’t Stop Thinking About You (Live)  /  Sting

M18: Every Breath You Take  /  Sting

M19: Shape Of My Heart  /  Sting

M20: Brand New Day  /  Sting

M21: Message In A Bottle  /  Sting

<コーナー: RockSteadyGo >終わり

M22: Champagne  /  Port Noir

M23: One More Last Goodbye  /  Vintage Trouble

<Ending>

<コーナー:メタルの光>  

M24: Dead To Rights  /  DevilDriver

M25: Unsainted  /  SlipknoT



今月5月プッシュするリアルロックス・セレクションバンドは、
スウェーデンの3人組=PORT NOIR。

3作目で一気に垢抜けました。



STINGのサコッシュ、プレゼント

今週のリアルロックスはスティングのベストアルバムにして新作『My Songs』を紹介!

スティングの人生そのものといっていい楽曲を再構築し、部分的に修正、手を加え、その全てをいま現在の視点で見つめなおした、、、というベスト盤です。

プレゼントもあり!オリジナル・サコッシュを2名様にプレゼント。


ご応募はTwitterでお待ちしています。

応募方法 ⇒アカウント
( https://twitter.com/Realrocks )
をフォロー&そしてプレゼント告知の投稿をリツイートしてください。
当選者にはDMにてご連絡します。

〆切は5/29(水)23:59までとさせていただきます。

愛用させていただいております!

【幻】モーニン・ブルーズ 2019/05/25

mb190525

TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

N  おはようざいます、ワツシイサヲです。「幻」モーニン・ブルーズ2019年05月25日を

 始めましょう。

  あっという間に暑くなって来ました。12ヶ月の中で一番気持ちのいいはず

 の5月が、今年は大いに天候不安定でした。21世紀の今はもう5月は「若葉

 の頃」じゃなくなったような気もします。

  今朝の1曲目はノーラ・ジョーンズの新作表題曲です。

  「ビギン・アゲイン」。

M01.Begin Again(3’49”)Nora Jones

-N.Jones, E.Fiskio-  Blue Note 0060257740410  

N  ノーラ・ジョーンズで新しいアルバムの表題曲「ビギン・アゲイン」でした。今回の作品

 は7曲29分と言う短いものです。ただし、込められている内容は純度が高く、

 逆に短いからこその鋭さがあるようにも感じられます。演奏の編成、スタイルは

 統一されておらず、それぞれの楽曲に合わせて自由に組み立てられているの

 が伸び伸びした印象につながっています。まあこの人はいつも好きな事を好

 きなようにしか演りませんがね。

  今の「ビギン・アゲイン」は自らがピアノを弾いて唄っていました。この形です

 とまず思い浮かぶのはアリーサ・フランクリン、そして矢野顕子、更にはニーナ・シモン・・・、

 皆ちょっと怖い感じのお方々ばかりです。

M02.恋に飽きることはない(2’59”)ニーナ・シモン

-C.Franklin-   ソニー  SICJ61

N  「恋に飽きることはない」、ニーナ・シモンでした。この歌はアリーサの妹のキャロライン・

 フランクリンが書いています。ニーナが弾き語りだけで吹き込んだRCA時代のアルバム

 『ニーナとピアノ』からお送りしました。これは実に幅広い楽曲が収録されている

 1枚で、こういった点からも彼女が自分自身を「私は自分の事をジャズ・シンガ

 ーというよりはフォーク・シンガーに近いのではないかと思っている」という言葉に

 説得力が感じられます。今の「恋に飽きることはない」では若い頃に弾いて

 いたクラシック音楽の素養も強く出ていました。ノーラ・ジョーンズはブルー・ノート所属です

 から、やはりジャズの唄い手と括られる事がありますけれど、彼女の才能はそ

 んな、かつての女性ジャズ歌手という狭い領域を飛び超えていますね。ノーラを

 聞いて連想したニーナ、ふたり続けてお聞き頂きました。

  さて次も女性です。今度は正真正銘の、とわたしが言っていいのかな、フォー

 ク系シンガ・ソングライタのジョイ・ウイリアムズです。わたしはこれまでお付き合いがあり

 ませんでしたが、美しい声と自然なアンサムブルが大変気に入っています。

  4年ぶりになるソロ作品『フロント・ポーチ』から、

  「オール・アイ・ニード」をどうぞ。

M03.All I Need(3’50”)ジョイ・ウィリアムス

-J.Williams-  BSMF 6168

N  「オール・アイ・ニード」、ジョイ・ウイリアムズでした。先週、先々週とお送りしたディー・

 ホワイトのような無理なく流れるメロディ・ラインが気持ち良いですね。同じように、

 まだ普通に口ずさめる旋律は生まれて来るんだなあ、と実感いたしました。

 今回のアルバム『フロント・ポーチ』は全体がこんな響きで、落ち着いて聞くことが出

 来ます。来週もお届けしましょう。

M04.Rawhide(2’17”)デューク・ロビラード

-unknown-  BSMF  2662

N  突然のエレキ・ギターでちょっと驚いたかな。デューク・ロビラードで「ローハイド」でし

 た。「ローハイド」と言えばブルーズ・ブラザーズでもお馴染みの「ローレン、ローレン、ローレン」

 ですが、今のデュークのもどこかで聞いた事あるような気がします。わたしはこ

 の伝説的テレビ番組をこれまで一度も見たことがありません。どなたか詳しい

 事をご存知でしたら教えて下さい。

  さてデューク・ロビラードの新作は『イヤ・ヲームズ』という題名で、ご機嫌な50~60

 年代のヒット曲カヴァ集です。多分細かなアレンヂや重ねたリハーサルなどもなく、「じゃ

 あ次はこれ演ろう、ソロはまず俺、その次はあんたね」程度の約束で簡単に吹

 き込んだのではないでしょうか。それでここまでいい雰囲気に出来るのは羨

 ましいですね。

  もう一曲どうぞ。

  「無防備な愛」。

M05.Careless Love(3’50”)デューク・ロビラード

-unknown-  BSMF  2662

M06.Hawiian Sunshine(3’09”)ハワイ・ファイヴ・オウ

-I.Washizu-   ワツシ  WAZCD-005

N  デューク・ロビラードの新作『耳順』から「ケアレス・ラーヴ」、この種の軽い器楽演奏

 曲はもう絶滅したかのようですが、こうやって新譜で聞けると嬉しいですね。

 その次はスティール・ギターをフィーチュアした同系統のインストゥルメンタルで「ハワイアン・サンシャイン」、

 ハワイ・ファイヴ・オウでした。

  次も最新の形とは言えませんが新譜です。

  アブドゥーラ・イーブラヒムの『ザ・バランス』から、「ヤブラ」をどうぞ。

M07.Jabula(3’46”)アブドゥーラ・イブラヒム  

-unknown-  BSMF  5701

N  南アフリカ出身のピアニスト、アブドゥーラ・イーブラヒムで「ヤブラ」でした。この人はダラー・

 ブランドという別名で70年代にアメリカ中心の活動をしていました。ふたつの名前

 をどういう風に使い分けていたかは分かりませんが、同時期にそれぞれの名

 で作品を発表していた事もあります。今現在ではダラー・ブランドの方をあまり

 使っていないようです。このアブドゥーラ・イーブラヒムというのは明らかに回教徒の

 名前ですね。1934年にケイプタウンに生まれていますから今年で85歳なのに、こ

 んなに生命力あふれる演奏でまた新譜を届けてくれました。聞いた瞬間に南

 アフリカの音だ、と分かるロゴタイプのような響きは変わっていません。アブドゥーラ・

 イブラヒムの新作から「ヤブラ」でした。

  さて、3月からの三拍子楽曲、先々週に一旦終えた筈ですが、わたしの耳は

 この素数に取り憑かれてしまったようで、ワルツがずっと気になっています。

  先週ビートルズ周辺を洗った際に、ある閃きがありました。それを辿っていく

 と、出会いましたね。これです。

  ジョー・コカーで「バイバイ、ブラックバード」

M08.バイ・バイ・ブラックバード(3’26”)ジョー・コッカー

-Henderson, Dixon-  キャニオン 25CP-34

N  ジョー・コカーの1枚目のフル・アルバム『ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ』か

 ら、「バイバイ、ブラックバード」でした。ジョー・コカーはこのLP1枚でロック・ヴォーカリス

 トの理想的な形を創り上げました。その中に2曲、3拍子の歌があったのです。

  ひとつは今の「バイバイ、ブラックバード」。わたしは生意気にもマイルス・デイヴィス

 のLP『ラウンド・アバウト・ミドナイト』で聞いていまして、そっちはジャズの定番の

 「四つ」、4ビートでの演奏でしたからジョー・コカーの3拍子仕様は意外でした。楽

 曲の成立はだいぶ古いそうですが、原曲と呼べる物は未だ聞いていませんの

 で、もともとがワルツだっのかどうかは今もって不明です。

  そしてこのLPにはもう一曲、決定的な3拍子が入っていました。原曲は

 ビートルズで、そちらはワルツではありません。『ペパー軍曹の傷心楽団』で主題歌

 の次にリンゴが唄うトボけた味わいの「友達の助けを借りて」です。ジョーのセッショ

 ンでこれを3拍子にしよう、と言い出したのは誰なんでしょうか。ベイスを担当

 していたクリス・スタイントンなのかなあ。とにかく抜群の思いつきです。

  LP発表後に参加したウドゥストゥーク・フェスティヴァルでもクライマクスで唄われ、その世界

 初エア・ギター演奏とも相まって、ジョーの名前を一躍世界的なものとしました。

  ではそのウドゥストゥークでの実況録音から聞いて頂きましょう。

  ジョー・コカーです。「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」。

M09.With A little Help(8’07”)Joe Cocker

-J.Lennon, P.McCartney-  A&M B0013316-02

N  どうですか、凄いでしょう。「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」です。

 これを生で観た40万の人たちは、至福の8分間を共有出来たことになります。

 唄い終わってジョーが、「あんたたちも素晴らしいよ、ありがとう」と思わず呟

 く部分に、この時期のロックの介在した理想的な人間同士の関係が見えます。み

 んなこういう事を信じていたんだなあ・・・、ウドゥストゥークのジョー・コカーでした。

  わたしはもともと「3」という数が嫌いで、3拍子の楽曲もどちらかと言え

 ば避けていたのに、このようにここしばらくはワルツが気になって仕方ありませ

 ん。ちょっと困ったな。

  そんな折、こんな歌にも出会ってしまいました。

M10.何も云わないで(3’26”)園まり

-K.Yasui, H.Miyagawa-   ビクター VICL-5305

N  先々週の「ラスト・ワルツ」のカヴァにちょっとした反応があったのでそれに気を良

 くして、同じ三人娘の別の編集盤からお届けしました。「ラスト・ワルツ」はクラブで

 の実況収録でしたが、こちらは三人がそれぞれソロとして吹き込んだ歌を集め

 たもの、それを聞いていたら、今のワルツを見つけたんです。

  園まりの「何も云わないで」。これはヒットしていたのを知らなかったなあ。

 彼女は「夢は夜ひらく」を初めに唄った人でもありまして、恨み辛みがこも

 った藤圭子版よりも、こちらの方が艶があってわたしはソソられますね。

 彼女最大の武器はやはりほんとのりしたお色気ですが、植木等とのデューオなど

 では見事にトボケた演技もする幅広い才能を持っていたこ事も付け加えておき

 ましょう。

  ではその延長線上にあると言えなくもない一曲をこのCDから聞いて頂き

 ましょう。いや、この歌もやっぱりキモはお色気かな。

  園まりです、「何でもないわ」。

M11.何でもないわ(3’27”)園まり 

-K.Yasui, H.Miyagawa-   ビクター VICL-5305

M12.恋のシャロック(3’25”)中尾ミエ  

-C.Matsubara, K.Yasui, K.arai-   ビクター VICL-5305

N  園まりの「何でもないわ」に続けましたのは、中尾ミエで「恋のシャロック」でし

 た。これは若大将映画で、エレキ合戦に出場した城南大学田沼雄一の好敵手とし

 て登場した城北大学代表の彼女が劇中で唄っていた筈です。「リオ」か「アルプス」

 のどちらかだったと思います。そもそもこの題名にある「シャロック」が何である

 かは不明です。デッチ上げ流行らせリズムと振りでしょうかしらん。

  三人娘の中では中尾ミエだけが歌謡曲路線で成功を収める事が出来ませんで

 した。カヴァ時代にはヒット性のある良い楽曲はほとんど独占していたのにね。

  その代表曲は、やはりこれでしょう。

  「可愛いベイビー」。

M13.可愛いベイビー(2’32”)中尾ミエ   

-D.Strling, B.Nauman, K.Sazamani-  ビクター VICL-5305 

M14.恋の売り込み(1’56”)伊東ゆかり  

-A.Schroeder, S.Wayne, H.Arakawa-   ビクター VICL-5305

N  中尾ミエ の「可愛いベイビー」に続きましては、同時代の洋楽日本語詞曲、伊

 東ゆかりで「恋の売り込み」でした。最後の韻を踏んだ英語を若干の早口で

 つなぐ部分がとても上手。流石に子供の頃から父親と米軍キャムプ回りをしてい

 ただけの事はあります。三人娘の中では最も国際派かな。

  彼女の経歴の中で光り輝くのは、十代の半ばでイタリアのサンレモ音楽祭に出場し

 た事です。まだ敗戦の傷が残る日本で、彼女は国民にどれ程の光を投げかけ

 たでしょうか。少々大袈裟ですが、実際に大いなる励みになった筈です。十

 代の少女が極東の島国からやって来て着物姿で唄って大評判を取りました。

 入賞も果たしています。今聞いても歌い方が健気で心が打たれますね。その

 後「小指の想い出」以降の活躍は、みなさんご存知の通り。今朝はこのCD

 からカンツォーネの女王ジリオラ・チンクエッティの持ち歌で「夢見る想い」をお聞き下さい。

M15.夢見る想い(3’55”)伊東ゆかり

-M.Panzeri-Nisa, H.Arakawa-   ビクター VICL-5305

M16.ウナ・セラ・ディ東京(3’21”)

-T.Iwatani, H.Miyagawa-  ワーナー WPC7-8575

N  三人娘のソロ作品集、最後は以前使ったCDから三人で「ウナ・セラ・ディ東京」 

 でした。「ラスト・ワルツ」より歌声の混ざり具合が宜しいですね。ザ・ピーナッツとは

 また別のハーモニーが美しかったです。ピアノのカデンツァで始まる、いかにもクラブ・ハコ

 バンド風C調編曲もまたオツでした。三人娘よ、永遠なれ。

  さて次は、こちらも「チャック・ベリー、ファッツ・ドミノーよ永遠なれ」と捧げられた

 ジョーヂ・ベンスンのアルバムからです。これね、派手なところはないけれど、とて

 も楽しい1枚です。何よりも本人がノリノリで唄って演奏してるのが、聴いてい

 る方も嬉しい。一昨年だったかな、モントルーのジャズ・フェスに行ってきた人から

 ジョーヂ・ベンスンが素晴らしかった、と聞かされました。その時にまさか、チャック

 やファッツを演った訳じゃないでしょうね。やっぱり「マスカレイド」じゃなけりゃ収

 まりがつきません。

  でも「幻」ではこちらの盤から今週もお届けします。

  ファッツ・ドミノーへの尊厳と共に、

  「ヲーキング・トゥ・ヌー・オーリンズ」と「ブルー・マンデイ」、続けてどうぞ。

M17.Walking To New Orleans(4’09”)George Benson

-A.Domino, R.C.Guidry-  Provogue  PRD75812

M18.Blue Monday(3’03”)George Benson   

-D.Bartholomew, A.Domino-  Provogue  PRD75812

M19.It’s Just A Matter Of Time(2’59”)B.B.King & Larry Carlton

-Hendricks, Benton, Otis-  Gossip GOSS034    

N  ジョーヂ・ベンスンで「ヲーキング・トゥ・ヌー・オーリンズ」、そして「ブルー・マンデイ」でし

 た。その次は1976年のテレビ番組音源からB.B.キングとラリー・カールトンのブルーズ・

 セッションから「イッツ・ジャスタ・マタ・オーヴ・タイム」でした。先週お届けした「ブルーズ・

 シャッフォー・イン・G」と同じ盤に収録されています。この時のB.B.は相当に機嫌

 が良かったみたいですね。今の「イッツ・ジャスタ・マタ・オーヴ・タイム」でも終わって

 から「こりゃいいや、気に入った」と喋っています。ラリーもホッとした事でし

 ょう。

  さて今朝の最後は、こちらも先週お届けしたケニー・チェズニーの最新盤『ソングズ・

 フォー・ザ・セインツ』からです。私としましては、これまでトロピカってる彼自身を

 「変わったやつだなあ」程度しか理解出来ていなかった感があるのですが、

 この新作を何度か聞いて、徐々に実像が見えてきたような気がしています。

 未だに抽象的ではありますが、歌、音楽、そして人間や世界に対しての割と

 マトモな彼の姿勢が本質的な物かな、と思えるようになりました。

  今朝はジミー・バフェットとのデューオです。

  「トライ・トゥ・リーズン・ウィズ・ハリケイン・シーズン」。

M20.Trying To Reason With Hurricane Season(4’10”)

Knney Chesney with Jimmy Buffett

-J.Buffett-  Blue Chair / Waner Bros. 9362-49059-2

M21.Lucky Old Sun(Just Rolls Around Heaven All Day) (4’17”)

Knney Chesney with Willie Nelson

-B.Smith-  Blue Chair / Sony  88697-34553-2

TM Born In Chicago 「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-N.Gravenites-  Rhino 8122 798434 0

N  最後はやはりケニー・チェズニーのアルバム、わたしが彼と出会った2008年のアルバム

 から、その表題曲「ラッキー・オールド・サン」でした。唄とギターでウイリー・ネルスンが一

 緒です。

  さて、3月に亡くなったロックンロール内田裕也、「幻」ではこの訃報をサラリとお伝

 えしたつもりですが、実はわたしにはあの人に対して、相当な想いがありま

 した。それを知ってか知らずか、エレキングの野田努編集長が声をかけてくれた

 んですが、なかなかまとめる事が出来ず、今週半ばに「掲載しなくてもいい

 よ」と提出したところ、あっという間、その翌日に掲載されてしまいました。

 わたしとしましては極めて冷静に語ったつもりですが、どうでしょう。えら

 く長い文章になってしまったのも、様々な想いを抑えられなかったからかも

 しれません。お時間ありましたら、お読み下さい。アドレスは以下の通りです。

http://www.ele-king.net/columns/006902/

  なお、今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/cb64ed4cd1237e99a5ef09aa39dc547ec357827c

   ダウンロード・パスワードは、38wu5cgrです。

  今朝もちょうど時間となりました。

 こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

 「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

   そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。

♪♪ Twitter “#blues761″の閲覧はコチラ♪♪

1夜限り!
深夜の生放送、復活!

AWESOME BEATS & MORNIN’ BLUES

2019年7月5日金曜日24時~翌朝5時。
中央エフエムの大きい方のスタジオから、当然、生放送!
ご期待ください!!
※アプリ”Listen Radio”から日本全国どちらからでもお聴きいただけます。




Real Rocks 【2019/05/18 O.A.】Playlist

M01: Unsainted  /  SlipknoT

M02: Tapping Out  /  ISSUES

M03: Cousins  /  Vampire Weekend

M04: Flawless  /  Port Noir

<コーナー: RockAroundTheWorld >

M05: Let It Go (Cover)  /  New Found Glory

M06: Eye of The Tiger (Cover)  /  New Found Glory

M07: 100 Bad Days  /  AJR

M08: Chaos From Within  /  Bad Religion

M09: Do The Paranoid Style  /  Bad Religion

M10: Pep Talk  /  Judah & The Lion

M11: Quarter-Life Crisis  /  Judah & The Lion

M12: Bad Guy  /  Billie Eilish

M13: Harmony Hall  /  Vampire Weekend

<コーナー: RockAroundTheWorld >終わり

M14: Moskau  /  Rammstein

<時報> 楽曲上で時報

M15: Future Love  /  Ride

M16: Love Song (Cover)  /  We Shot The Moon

<コーナー: RockSteadyGo >

M17: Diane Young  /  Vampire Weekend

M18: A-Punk  /  Vampire Weekend

M19: California English  /  Vampire Weekend

M20: Ya Hey  /  Vampire Weekend

M21: 2021 Feat. Danielle Haim  /  Vampire Weekend

M22: Rich Man  /  Vampire Weekend

M23: Hold You Now Feat. Danielle Haim  /  Vampire Weekend

M24: This Life  /  Vampire Weekend

M25: Stranger  /  Vampire Weekend

<コーナー: RockSteadyGo >終わり

M26: Champagne  /  Port Noir

M27: Come Together (Live)  /  Vintage Trouble

<Ending>

<コーナー:メタルの光>  

M28: Radio ラジオ  /  Rammstein

M29: Ausländer 異邦人  /  Rammstein

今月5月プッシュするリアルロックス・セレクションバンドは、
スウェーデンの3人組=PORT NOIR。

3作目で一気に垢抜けました。



【幻】モーニン・ブルーズ 2019/05/18

mb190518

TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

N  おはようざいます、ワツシイサヲです。「幻」モーニン・ブルーズ2019年05月18日を

 始めましょう。

  もう5月も半ばを過ぎまして、流石に寒い日はもう来ないでしょうね。と

 は言いましても数年前、ソロモン・バークがブルーズ・カーニヴァルに来た時、確か6月だ

 った筈ですが、日比谷野音の初日が寒くてね。3月の頃の格好して観に行った

 事を思い出します。油断大敵です。特にこの時期の明け方は冷えますので、

 ご用心下さい。

  では参りましょう、アサーの1曲目、ノーラ・ジョーンズです。

 「マイ・ハート・イズ・フル」。

M01.My Heart Is Full(3’06”)Norah Jones

-N.Jones, T.Bartlett-   Blue Note 00602577440410

N  ノーラ・ジョーンズの最新盤『ビギン・アゲイン』から、冒頭曲「マイ・ハート・イズ・フル」

 でした。とても解り易い言葉、文体で唄われていますが、その意味するとこ

 ろは深そうです。そもそもアルバム・タイトルの「ビギン・アゲイン」ってのが、思わせ

 ぶりですね。

  作品を発表する毎に違った面を見せてくれるノーラ・ジョーンス、今回の第一印

 象は「成長」でした。実に自由な気持ちで音楽を創っているのが伝わります。

 ただしまだ1回通して聞いただけなので、これから重ねて聞いた後にまた

 ゆっくりとお話いたしましょう。

M02.Nadine(3’53”)George Benson

-C.E.Berry-  Provogue PRD75812

N  チャック・ベリーの「ネイディーン」、これ誰だか分かりますか。何とジェントルマン・オーヴ・

 ジャズ・ギターのジョージ・ベンスンなんです。彼の最新作は信じられない事に、チャッ

 ク・ベリーとファッツ・ドミノーへ捧げられた彼らの作品カヴァ集。大いに意外ですけれ

 ど、レコード店で見つけた瞬間にとても嬉しくなりました。ロックンロールとは無縁だ

 った筈のジョージ・ベンスンがチャックのオリジナル風に唄っている「ネイディーン」、いかがで

 したか。これを聞くと、チャックは唄が上手かったんだな、と分かります。

M03.Memphis, Tennessee(3’19”)George Benson

-C.E.Berry-  Provogue PRD75812

N  同じジョージ・ベンスンの最新アルバム『ヲーキング・トゥ・ヌー・オーリンズ リメムバリング・チャッ

 ク・ベリー・アンド・ファッツ・ドミノー』からご存知「メムフィス」、ここでの表記は「メムフィス・

 テネシー」となっています。

  オランダに本拠を置くプロヴォーグというレイベルからの発売で、録音がテネシー州ナッシュ

 ヴィル、オーストレイリアとアリゾナ州のフェニクス、カナダのトロントでオーヴァダビングして、キャーフォーニ

 ャはマリブでミクスという流浪の民的制作過程を持つロックンロール・アルバムです。

  お聞きのようにベンスンはサーヴィス精神たっぷりに聞かせてくれます。わたしに

 はまだ彼とロックンロールの接点が見つからないんだけれども、とても楽しく聞いて

 います。こういう上手い人たちがイカれガキの音楽を採り上げると、往々にして

 安易な作為性や見下している心根がチラつくものですが、みんな実に楽しそう

 に取り組んでいる姿が見えて来ます。と言って手を抜かず出来る事は、全力

 で演っている。けれど決して難しく響かせない。本当に上手い人は違います。

 今の「メムフィス」では、ピアノが特に良かったですね。ケヴィン・マケンドリーという演

 奏家でした。

  『ヲーキング・トゥ・ヌー・オーリンズチャックとファッツの想い出』から、

  次は「ハバナ・ムーン」。

M04.Havana Moon(4’54”)George Benson

-C.E.Berry-  Provogue PRD75812

N   ジョージ・ベンスンの『ヲーキング・トゥ・ヌー・オーリンズ リメムバリング・チャック・ベリー・アンド・

 ファッツ・ドミノー』から「ハバナ・ムーン」でした。ずーっと同じリフ演奏を続けるリズム・

 ギターが良かったですね。ロブ・マキンリーという男です。

  では今度はファッツ・ドミノーの想い出を聞かせてもらいましょう。

  ジョージ・ベンスンの「アイ・ヒア・ユー・ノキング」。

M05.I Hear You Knocking(3’45”)George Benson

-D.Bartholomew, P.King-  Provogue PRD75812

M06.Blues Shuffle In G(7’20”)B.B.King & Larry Carlton

-Carlton, King-  Gossip GOSS034  Larry~B.B.

N  ギタリストの音楽が続きます。いかにもフュージョン時代的な響きです。これは1983

 年にカナダでテレビ番組として収録されたB.B.キングとラリー・カールトンの合同演奏音源

 をCD 化した『イン・セッション』というアルバムに収められている「ブルーズ・シャッフォー・

 イン・ジィー」というジャムです。転調を繰り返すので、キイが当初の、題名にもあ

 る「G」、「ソ」、「ハ音」でなく終わります。この基音移動もその場での閃きで決

 められている様子が伝わって来て、スリル満点。

  終わってからB.B.が「良いタッチしてるね」と言うとラリーが気絶しそうに「あ

 りがとうございます」返答するのが面白い。そりゃB.B.にそんな事を言われ

 りゃ、卒倒しますよね、ギター弾きなら誰でも。

  他の演奏曲目は「ハミング・バード」、「スリル・イズ・ゴーン」、「ロック・ミー、ベイビイ」

 などで、お聞きのように音質はあまり良くありませんが、何よりも臨場感が

 抜群です。二人以外の演奏者のクレジットがありません。カナダ人たちなのかな。 

 今のオルガン演奏は気に入りました。

  さて次は今年発表の最新録音。海浜地帯好きな異色カントリー歌手、ケニー・チェズニ

 ーです。今回の作品には2017年にハリケイン「イルマ」で被害に遭ったヴァージン諸島へ

 の支援が込められています。冊子にはその酷い様を物語る写真も何点か配さ

 れていて、その1枚はこんな言葉が書かれて、流されたように海岸に置いて

 ある壊れたギターの断面です。

   イルマ、

   俺は打ちのめされたよ

   でもまだ唄う歌がある

  これはケニーのメセヂでもあるでしょう。

  そこからまず1曲、

  「島の雨」。

M07.Island Rain(4’28”)Kenny Chesney

-K.Chesney, M.McAnally –  Blue Chair / Warmert Bros.9362-49059-2

N  ケニー・チェズニーで「アイランド・レイン」でした。先ほど彼の事を「海浜地帯好きな異

 色カントリー歌手」と形容しました。いつもジャケット写真は海岸にとか砂浜。わたし

 がそれまで知らなかった彼のアルバムを手に取ったのもその異色さに惹かれて

 の事だったのですけれど、草原、森、山という景色が殆どのカントリー音楽の中で

 は極めて珍しい。今回も入り江に浮かぶヨットの写真がジャケット表紙です。

  アルバムにはいつもレゲのビートを効かせた楽曲が入っていまして、これもカントリー

 の作品には珍しい。今の「アイランド・レイン」もカリブ的な響きでスティール・ドラムの音

 が聞こえました。

  今回は更に踏み込んで、何とボブ・マーリーの息子、ジギーと一緒に唄った一曲

 があります。

  聞いてみましょう。

  「ラーヴ・フォー・ラーヴ・シティ」。

M08.Love For Love City(3’39”)Kenny Chesney With Ziggy Marley

-K.Chesney,S.Carusoe   Blue Chair / Warmert Bros.9362-49059-2

M09.セイリング(3’53”)パブロ・マック

-C.Cross-   ポリスター PSCW-5011

N   ケニー・チェズニー、ジギー・マーリーの「ラーヴ・フォー・ラーヴ・シティ」に続いてはパブロ・ 

 マックというジャメカ人の唄う「セイリング」でした。先週紹介したディー・ホワイトの声が

 クリストファー・クロスに似ている、とのご意見を頂いて思い出したクリクロ作の歌です。

 誠に不勉強ながらわたしはクリストファー・クロスの声の記憶がありません。見た目の

 巨漢ぶりとは違いしなやかで優しい声だったのは覚えていますが、具体的に

 頭の中で鳴って来ません。ただしご指摘を受けて、「なるほどな」とは共感出

 来ました。

  ではディー・ホワイト、今週も聞いていただきましょう。

  最新アルバム『南から来た紳士』からです、

  「オウ、ノウ」。

M10.Oh No(3’10”)Dee White

-D.Auerbach, L.R.Brown-

Easy Eye Sound / Warner Music Nashville 574324-2

M11.Two More Wishes(3’00”)George Strait

-J.Launderdale, O.Blackmon-   MCA Nashville  0060257711299

N  ディー・ホワイト、今週は「オウ、ノウ」でした。彼の事を先週「まだ20歳そこそこ

 の風貌」と紹介していましたが、実際の年齢はズバリ20歳だそうです。

  その次のメキシコ調のカントリー・ナムバはジョージ・ストレイトの新譜から「トゥ・モー・ウイッシュ

 ーズ」。久し振り、と言いますかここ2作ほど聞いていなかったので、わたし

 にとっての久し振りになるジョージ・ストレイトのアルバム、『ホンキ・トンク・タイム・マシーン』

 の2曲目です。少々マンネリ感のあったジョージ・ストレイト、今作は元気を取り戻して

 います。そして有ったのですよ3拍子の歌が。

  超有名歌手との二重唱です。マール・トラヴィス、ウェイロン・ジェニングズ、ジョニー・キャッ

 シュ、アラン・ジョーンズ、トビー・キース、果てはフリオ・イグレシアスまでが出て来る歌詞が面

 白いですよ。「一緒に歌えて光栄だ」とヨイショ合戦を展開しています。ゆったり

 したビートが絶妙です。こういうのは3拍子ですと成立しやすいのでしょうか。

  聞いてもらいましょう。「ウイリー・ネルスンと1曲を」。

M12.Sing One With Willie(4’24”)George Strait feat.Willie Nelson

-G.Strait, B.Strait, W.Nelson, B.Cannon -MCA Nashville  0060257711299  

M13.人生劇場(3’47”)村田英雄

-S.Satoh, M.Koga-  コロムビア 12CD-1019 A  

N  ジョージ・ストレイトで「シング・ワン・ウィズ・ウイリー」でした。その次に突如登場しま

 したのは村田英雄のワルツ「人生劇場」です。先週のばかっちょさんからの投稿

 に「ド演歌のワルツなんてあるのでしょうか??」とありましたので、お届けし

 ました。今の「人生劇場」が「ド演歌」かどうかは別として、この手の歌謡

 曲は多いですよ。誰でも千昌夫「星影のワルツ」はすぐ頭に浮かぶでしょう。日

 吉ミミの「男と女のお話」もそうだしなあ。「日本に3拍子はない」という説を

 聞いた事があります。本当ですかね。

  村田英雄の事を「ワルツ王」と呼ぶ人はいませんでしょうが、3拍子のヒット曲を

 いくつか持っています。「人生劇場」はその代表格。大正箏の音色がハマってい

 ましたね。

  ではその他の村田ワルツ英雄ヒット小劇場です。

M14.姿三四郎(3’00”)村田英雄

-S.Sekizawa, S.Andoh-  コロムビア 12CD-1019 A

M15.王将(3’28”)村田英雄

-Y.Saijyoh, T.Funamura-  コロムビア 12CD-1019 A

N  「姿三四郎」そして「王将」でした。ここまでの三曲は、いずれも作曲者が

 異なっていますが、3拍子の安定感を上手に利用した造りでした。以上、村田

 ワルツ英雄ヒット小劇場でした。

  さて勝手に踊った円舞曲集、だんだんと皆様方にも伝染し始めたようで、

 投稿欄でも反応が出ています。そんな中から、やはりこれは無視できません

 ね。サビがイーヴンになるのでちょっと印象が薄かったかもしれません。類似穴

 さん、ありがとうございます。

  ザ・ビートルズのLSD、「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」。

M16.ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ(3’27”)ザ・ビートルズ

-J.Lennon, P.McCartney-  東芝TOCP-71401/53

N  「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」でした。そして、こちらは全編3

 拍子で通します。

 「シーズ・リーヴィング・ホーム」。

M17.シーズ・リーヴィング・ホーム(3’35”)ザ・ビートルズ

-J.Lennon, P.McCartney-  東芝TOCP-71401/53

N  ザ・ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』から「ルーシー・

 イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」、「シーズ・リーヴィング・ホーム」でした。このアルバム

 の色合いにワルツはとても似合っているような気もします。如何でしょう。

  今の「シーズ・リーヴィング・ホーム」は明らかにポール・マカートニの歌ですが、中間部

 にPTAを代表して親が愚痴をこぼすところはジョン・レノンが唄っています。こ

 この掛け合いが大変よろしい。実演で観たかったです。

  さてポールはその前のアルバム『リヴォルヴァ』で変則的に3拍子を導入しています。

 これは題名ともなっているキイワードの音韻を尊重したからではないか、と思い

 ます。主題部分のイーヴン拍との繋げ方が見事です。やっぱり天才は違いますね。

  お聞き下さい、「グッド・デイ・サンシャイン」。

M18.グッド・デイ・サンシャイン(2’13”)ザ・ビートルズ

-J.Lennon, P.McCartney-  東芝TOCP-71401/53

N  ザ・ビートルズで「グッド・デイ・サンシャイン」。終わった筈の3拍子楽曲集、今週も

 続いてしまいました。今のは「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」的に部

 分的にワルツを使った成り立ちです。「恋を抱きしめよう」も似ていますが、こ

 ちらはもともとが別だった2曲をつなぎ合わせた、と言われていますから、

 異なる要素の解決法として荒療治を持ち込んだのではないか、とわたしは考

 えています。

  一方ジョンはこの素数拍が好きだったようで、ビートルズを抜けてもいくつかワル

 ツを作っています。最大のヒット曲は、これでしょう。季節外れを承知の上、お

 届けします。

  「ハッピー・クリスマス  戦争は終わった」。

M20.ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)(3’36”)ジョン & ヨーコ / プラスティック・オノ・バンド

-Lennon, Ono-  東芝  TOCP-67779  1:10’29”

N  ジョンとヨーコ、そしてプラスティック・オノ・バンドで「ハッピー・クリスマス  戦争は終わった」

 でした。さて今回お届けしなかったこの歌も立派なワルツです。初めて聞い

 た時に「あ、3拍子だ」と気づいた事を今もはっきり覚えています。

  「ノーウェジアン・ウド」

M22.ノルウェーの森(2’09”)ザ・ビートルス

-J.Lennon, P.McCartney-  東芝TOCP-71401/53

M23.グッド・ナイト(3’13”)ザ・ビートルス

-J.Lennon, P.McCartney-  東芝TOCP-71401/53   1:13’47”

TM Born In Chicago 「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-N.Gravenites-  Rhino 8122 798434 0

N  ビートルズ周辺のワルツをお届けした今朝の後半、最後はリンゴ・スターがリード・ヴォー

 カルを執った「グド・ナイト」でした。以前この歌が3拍子だ、と言いましたが、

 どうやら違いますね。ワルツと解釈出来なくもないですが、そうするとかなり忙

 しい。曲調を考慮すればゆったりした4拍子とするのが妥当です。何よりリンゴ

 が3拍子で唄っていません。訂正いたします。50年以上間違っていました。

  さて、今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/7cfd16c4b873e662a7eaa862aba5fe41f1684583

ダウンロード・パスワードは、xepufdhwです、

  今朝もちょうど時間となりました。

 こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

 「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

   そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。

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Real Rocks 【2019/05/11 O.A.】Playlist

M01: Of All The Gin Joints In All The World  /  Fall Out Boy

M02: Sleep Alone  /  Two Door Cinema Club

M03: Satellite  /  Two Door Cinema Club

M04: Flawless  /  Port Noir

<コーナー: RockAroundTheWorld >

M05: Ready To Let Go  /  Cage The Elephant

M06: In The End  /  The Cranberries

M07: Salvation (Live)  /  The Cranberries

M08: Zombie (Live)  /  The Cranberries

M09: Possum by Night  /  The Mountain Goats

M10: A Reason To Fight  /  Disturbed

M11: Phlegm in the Windpipe  /  Twiztid

M12: watch  /  Billie Eilish

M13: 100 Bad Days  /  AJR

M14: Bad Guy  /  Billie Eilish

<コーナー: RockAroundTheWorld >終わり

<時報> 楽曲上で時報

M15: Superpowers  /  H.E.R.O.

M16: 2all  /  Catfish And The Bottlemen

<コーナー: RockSteadyGo >

M17: Broken Heart  /  MOTION CITY SOUNDTRACK

M18: Flawless  /  Port Noir

M19: Little Monster  /  Royal Blood

M20: Champagne  /  Port Noir

M21: Drive  /  Port Noir

M22: Down For Delight  /  Port Noir

<コーナー: RockSteadyGo >終わり

M23: Everyone Is Everyone  /  Vintage Trouble

M24: Where Are We Going?  /  Marvin Gaye

<Ending>

<コーナー:メタルの光>  

M25: Hunter’s Moon  /  Delain

M26: Tempest  /  Arch Echo

今月5月プッシュするリアルロックス・セレクションバンドは、
スウェーデンの3人組=PORT NOIR。

3作目で一気に垢抜けました。

【幻】モーニン・ブルーズ 2019/05/11

mb190511

TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

N  おはようざいます、「アサー」ワツシイサヲです。「幻」モーニン・ブルーズ2019年05月

 12日を始めましょう。

  先週は冒頭の日付が間違っていました。大変な失礼を致しました。それと

 「浅川マキ」が「麻川」になってましたね。「アサ」と来ると「麻」しか浮かばな

 い貧困さゆえ、これまた大変な失礼でした。ツイターでの遠回しなご指摘、あり

 がとうございます。以上2点、訂正いたします。

  その他ちょっと寂しいお便りについ弱音を吐いたら、即座に何人かの方か

 ら励ましを頂きました。ありがとうございます。

  それにお答えして、今朝の1曲目はわたしの不屈の闘魂をダグ・サームに宣言

 して貰います。

  「わたしは泣かない」。

M01.アイ・ウォント・クライ(3’23”)ダグ・サーム   ジョニー・アダムズ

-Ruffino, L.Bostrie-  ポニー  PCCY-00093

N  ダグ・サーム、傑作アルバム『ジューク・ボックス・ミュージック』から「アイ・ヲント・クライ」で

 した。昨年だったかな、ジョニー・アダムズの原曲も聞いてもらいましたね。わた

 しはこちらのダグの方を、本当に毎日聞いていた頃があるので、どうしても

 この仕様を手に取ってしまいます。とにかく唄がいいですね。特にサビのから

 主題の「アイ・ヲント・クライ・・・」に戻ってくる部分が大好きです。この勝手に 

 つけた邦題の「わたしは泣かない」、確か同じ題名の映画があったような・・・

 あ、関係ないですね。次へ行きましょう。

  どちらかといえば苦手なシンガ・ソング・ライタの新星です。レコード店頭の試聴機

 で聞いただけで、ちょっと感心した位に素直なメロディが魅力的です。

  ディー・ホワイトで「クレイジー・マン」。

M02.Crazy Man(3’16”)Dee White   

-A.Mortin, P.White, J.Mundy-  Easy Eye Sound574324-2

N  まだ20歳そこそこといった風貌のディー・ホワイト、アラバマから出てきた若者で

 す。如何ですか、この素朴なメロディ。正直なところ、「21世紀の今でもまだ新

 しい旋律があったんだ」と思ったほど、新鮮に聞こえました。細野晴臣が最

 新アルバムの中で「今の音楽はディザインのようになって来ていて、旋律、和音の

 ように従来の要素の組み合わせでは成立しにくい・・・」と語っていたのに

 大いに共感出来たわたしではありますが、このような素直な新しい音楽を耳

 にすると、心も落ち着きます。ただし決して「昔ながらの」美徳に酔ってい

 るのではないとも付け加えておきましょう。

  彼にとって2枚目となるこの新しいアルバム『南部の紳士』はナッシュヴィルで録音

 されました。参加者詳細にはアリスン・クラウスの名前もあります。きっとこの歌の

 バックグラウンド・コーラスが彼女ではないでしょうか。

  「テル・ザ・ワールド・アイ・ドゥ」。

M03.Tell The Wold I Do(3’50”)Dee White

-D.White, D.Auerbach, B.Wood-  Easy Eye Sound574324-2

N  所々でほんの少しジェイムズ・テイラーを連想させられますが、他には類似した先

 人を感じません。全体からは特に個性的でもないけれど、唄われる旋律には

 キラリと光るものがあります。ちょっと編曲が豪華すぎる気もしますが、少人数

 の実演での説得力はどうなんでしょうか。

 では、わたしも大いに期待するディー・ホワイトの最新アルバムから、

 女性歌手、アシュリー・マクブライドとのデューオです。

  「ロード・ザーット・ゴウズ・ボース・ウェイズ」。

M04.Road That Goes Both Ways(3’23”)Dee White feat. Ashley McBryde

-D.White, D.Auerich, J.Allen,-  Easy Eye Sound574324-2

M05.Everyday I Have The Blues(5’47”)Professer Longhair

-Chatman-  Harvest 00602577284922

M06.Tipitina(3’43”)Professer Longhair                 

-Byrd, Matassa-    Harvest 00602577284922  

N  ディー・ホワイトの「ロード・ザーット・ゴウズ・ボース・ウェイズ」の次は船上のピアニストの

 実演です。冒頭の音が安っぽい電子ピアノみたいでシラケますが、録音されたの

 が1975年ですから、まだヤマハのセミ・アクースティク・グランド・ピアノ、CP—70も出て

 いない頃ですね。世界一周の豪華客船クイーン・メアリ号ともなれば、大きなバンクエッ

 ト・ルームに当然ピアノも置いてあるでしょう。そこでの演奏と思われます。

  お送りしたのは「エヴリデイ・アイ・ハヴ・ザ・ブルーズ」、これをフェスが唄うのは

 珍しいですね。そして先週ヒュー・ローリーが豪華な編成で聞かせてくれた、フェスの

 代表曲「ティピティーナ」でした。

  前の方に熱狂的なファンがいるようですが、大向こうは比較的冷静な反応です。

 それでも盛大な拍手に「サンキュー・ヴェリー・マッチ」と礼儀正しく、どちらかと言え

 ば慇懃無礼に応対するプロフェッサー・ロングヘア。そもそもこの人はあまり愛想のい

 い方ではありません。何しろ自分は博徒のつもりで、少なくとも職業音楽家

 ではない、と自称していたそうですから。その前は拳闘家だったそうです。

 そんな臨時音楽家でも特に左手のピート感は世界一、と言ってもいいですね。

 ボクサーだったからでしょうか。プロフェッサー・ロングヘアで「エヴリデイ・アイ・ハヴ・ザ・

 ブルーズ」、「ティピティーナ」でした。

  さて、先週の最後に「イージー・リヴィング」を聞いてもらったウエス・モンゴメリーの

 発掘音源CDを、今朝はたっぷりお届けしましょう。『バック・オン・インディアナ・

 アヴェニュー  キャロル・デキャンプ・レコーディングス』、これは1950代中期に彼の地元インデ

 ィアナ州インディアナポリスに残していた録音です。キャロル・デキャンプという地元のピアニスト

 がそのテイプを世に出さずずっと持っていました。何人かが筆を連ねる長文の

 解説では、この演奏が残っていた奇蹟について詳しく興奮気味に語られます。  

  リバーサイドへ吹き込みを始める少し前、1950代中期のウエスは、、まだ全国的な

 人気は得ていません。しかし、この頃すでに独自のスタイルは確立されつつあり

 まして、以降のウエス調と重なる部分がたくさんあります。わたしは彼の演奏に

 接する度に、非常なるダンディズム、敢えて言えばヤクザっぽさを感じます。ここ

 でも同じ雰囲気を強く感じました。また全てのトラックで全神経を注いでギターを

 弾く姿が見えて来るのも印象的。天才的な集中力を持っていたのですね。

  では若き日の荒削りウエス・モンゴメリー、聞いていきましょうか。

  まずはピアノ・トリオに加わった形での演奏です。

  「ディ・エンド・オヴ・ア・ラーヴ・アフェア」。

M07.The End Of A Love Afair(4’56”) ウエス・モンゴメリー

-E.C.Redding-   キング KKJ1034

N  ウエス・モンゴメリーで「ディ・エンド・オヴ・ア・ラーヴ・アフェア」でした。普通ジャズ演奏

 には誰がどの楽器を担当しているか、という録音詳細が付いています。しか

 しこの『バック・オン・インディアナ・アヴェニュー  キャロル・デキャンプ・レコーディングス』、テイプ

 が発見された時にはパースネルがありませんでした。ですからこの発売元レゾナンス・

 レコーズの人間たちはあらゆる手段で参加演奏家を探り当てようとしました。

  残念な事にそれも敵わず、例えばピアノ奏者としては「アール・ヴァン・リパー、バ

 ディ・モンゴメリ、ジョン・バンチ、黒人のカール・パーキンズが参加」と記載されています。

 それも「・・・と思われる」という断り付きです。先保ほど触れた解説でも、

 演奏者たちの特定が如何に難題だったかが長く語られます。当然でしょう。

  ではウエス・モンゴメリーと謎のピアノ・トリオとの演奏をもう一曲。

  マイルス・デイヴィス作の「テューナップ」。

M08.Tune Up(4’34”)ウエス・モンゴメリー

-M.Davis-   キング KKJ1034

N  こういうブルーズ的なリフを弾くウエスは本当にカッコ良いですね。ゾクゾクッと来ます。

 「テューナップ」でした。この『バック・オン・インディアナ・アヴェニュー  キャロル・デキャンプ・

 レコーディングス』では、ウエスがピアノ・トリオに加わった形での演奏の他、更にトラムペット

 やサクスフォンが加わったセクステット編成、更には先週の「イージー・リヴィング」で聞かせ

 た、ギター、ピアノ、そしてギターという「ナット・キング・コール・スタイル」での演奏と、

 ウェスが地元で自由に行っていたセッションが収められています。

  そして次はオルガン・トリオ編成。こちらはメル・ライオンがオルガン、ポール・パーカーが

 ドラムスと演奏者が特定出来ています。この形で、インディアナのミサイル・ルームという物

 騒な名前のクラブに出演していたと言います。

  お届けしますのは「エカロー」。向こうのジャズメンがよくやる綴りのひっくり返

 し、これは作者であるホレス・シルヴァの「Horace」を逆にした題名です。

M09.Ecaroh(3’49”) ウエス・モンゴメリー

-H.Silver-   キング KKJ1034

M10.窓にあたる雨(3’55”)こまっちゃクレズマ

-K.Umezu-   Bancha Records  002

N  ウエス・モンゴメリーの未発表録音を集めた『バック・オン・インディアナ・アヴェニュー  キャロル・

 デキャンプ・レコーディングス』から、オルガン・トリオ編成の演奏で「エカロー」でした。

  続けた変拍子器楽曲は「窓にあたる雨」、梅津和時主宰の小編成クレズマ楽団

 こまっちゃクレズマの新譜からです。キョーフの10連休の始めに田中みどり独立決

 起集会に参加した事は先週お伝えいたしました。そこで出会ったとらぺ座と

 いうグループのアコーディオン奏者に貰ったアルバムから、「はじめてのワルツ」も聞いてい

 ただいております。他にもその集まりでは久しぶりに対面する何人かに会い

 ました。一人ね、誰だか分からないけどよく似てるなあ・・・という男がい

 まして、隣に座った初対面の人に「あの梅津風の人は誰でしょう」と尋ねた

 ら、「その本人ですよ」との答え。驚きました。表情がすっかり優しくて、七

 福神のひとり、布袋さんみたいだったのです。すぐに彼の席へ行って「失礼、

 分かりませんでした。ワツシです。お久しぶり」と挨拶をしたら、すぐに分かっ

 てくれ、わざわざ赤い縁の大きな眼鏡をかけてくれて「これなら間違えない

 でしょ」と茶目っ気は相変わらずでした。「幻」で以前にお届けしたアルト一本

 の演歌集がとても良かった、と伝えたら「これ聞いてよ」と差し出したのが

 『こまドラド』という2019年発表の最新アルバムでした。そこからの「窓にあた

 る雨」です。

  「黒人だけじゃなくてユダヤ人にもジャズはあるんだ」と、梅津和時がクレズマ

 楽団を結成したのはもう20年以上前の話です。そこから形を変えて今も続く

 梅津クレズマ、わたしからは非常に彼に合った表現様式のように見えます。逆の

 言い方をすれば、クレズマの形を借りた梅津音楽ともなるでしょう。

  この『こまドラド』も力作です。背景には物語が流れていまして、最初に聞

 いた時には非常に重たい手応えでした。梅津和時は以前わたしに「もっと複

 雑な事をやりたいんだ」と言った事がありまして、それがずっと心に残って

 いました。『こまドラド』の全体印象はそれを裏付けるものでした。皆さんも、

 今の3拍子と4拍子を組み合わせた「複雑な」成り立ちの「窓にあたる雨」

 で、それはお分かりでしょう。

  そして入っていたんですよ、ワルツの大曲が。梅津和時がリード・ヴォーカルを担当、

  何とも言えない仕上がりです。

  「ヴェトナミーズ・ゴスペル」。

M11.ヴェトナミーズ・ゴスペル(7’55”)こまっちゃクレズマ

-K.Umezu-   Bancha Records  002

N  こまっちゃクレズマ、最新アルバム『こまドラド』から「ヴェトナミーズ・ゴスペル」でし

 た。先週の「はじめてのワルツ」にもつながる雰囲気ですね。こういう不気味さ

 を演出するのはやはり3拍子です。破滅の瞬間が刻々と迫り来るような怖さ

 が伝わって来ました。

  さてここのところすっかり3拍子に取り憑かれていて、普段もあれこれ考

 えています。そんな時にひとりが閃きました。先週触れたビートルズの「グド・

 ナイト」を唄っていたリンゴ・スターです。そして見つけました。アルバム表題曲にもな

 ったこれです。

  「ブクーズ・オヴ・ブルーズ」。

M12.Beaucoups Of Blues(2’34”)Ringo Starr

-B.Rabin-     Capital 09463 93827 2 9

N  リンゴ・スター1970年発表の作品、同名アルバムから「ブクーズ・オヴ・ブルーズ」で

 した。これも3拍子を使って哀愁を表現しています。決して上手くないリンゴ

 の唄が活きていますね。

  さて「ブルーズ」で「ワルツ」と来れば、これもありました。

  レイ・チャールズの「ブルーズ・ワルツ」です。

  1958年、ヌーポート・ジャズ・フェスティヴァルでの実況録音でどうぞ。

M13.Blues Walts(6’29”)Ray Charles

-R.Charles-   Atlamtic 7567-80765-2

N  レイ・チャールズは先々週に、やはりブルーズ曲で「スウィート・シクスティーン・バーズ」とい

 うのをお届けしています。こちらの「ブルーズ・ワルツ」は気軽なライヴでのジャム演

 奏といった印象で、それぞれのソロを取る演奏者が3拍子のリズムを楽しんでい

 る感じがしますね。いずれもなかなかの好演です。

  さてレイ・チャールズは、やはり3拍子で「ドロウン・イン・マイ・オウン・ティアーズ」を唄

 っていました。自分で流した涙に溺れてしまう、というとても悲しい歌です。

 数えきれない彼の持ち歌の中でも「傑作」に値する一曲と言えます。それを

 中心に据え、深刻な恋の歌を3曲唄い継ぐ「ブルー・メドリー」という素晴らしい

 録音があります。ジョー・コカーが1970年3月にフィルモア・イーストで行なった実演です。

 「ドロウン・イン・マイ・オウン・ティアーズ」の他に並べられたのは、サム・アンド・デイヴの

 「僕のベイビーに何か(悪い事がある時は僕も何処か調子が悪いんだ)」、そ

 してオーティス・レディングの「愛しすぎて(もう止められない)」です。この3曲

 が続けて唄われる・・・、想像するだけで震えが来ますね。ここで通して刻

 まれるリズムが3拍子なのです。三連符を使う8分の12では少々重すぎると、

 音楽監督のリオン・ラッセルは考えたのでしょうか。結果として、この判断は正解で

 した。

  ではしっかり受け止めてください、

  ジョー・コカーで「ブルー・メドリー」。

M14.Blue Medley(12’55”)Joe Cocker

 Drown In My Own Tears~When Something Is Wrong With My Baby

~I’ve Been Loving You Too Long

-H.GloverD.Porter, I.Hayes, O.Redding-  A&M 750216002 2

N  「ブルー・メドリー」、1970年3月にフィルモア・イーストでの実況録音、ジョー・コカーでし

 た。いやあ凄いなあ。わたし自身これを聞き始めてからもう50年近く経ちま

 すが、耳にする度に新鮮です。サム・アンド・デイヴやオーティス・レディングに深く親し

 む切っ掛けともなりまして、深い恩義も感じています。当初は3拍子に多少

 の抵抗がありましたが、先程申しましたように見事にハマッていますね。脱帽で

 す。

  さて、3拍子を探して歩いたこの1ヶ月、如何でしたでしょうか。わたしと

 しましては、非常に多面的な解釈の成り立つ拍子である事を今更のように実

 感し、かなり面白く通す事が出来ました。世界中にはまだまだたくさんのワルツ

 が残っています。皆さんもご存知の3拍子音楽がありましたら、ぜひ教えて

 下さい。この切っ掛けを作ってくれたあの人に感謝しなくちゃね。

  では最後に「ラスト・ワルツ」を。

  ザ・バンドではありませんよ。エンゲルベルト・フムパティンクでどうぞ。

M15.ラスト・ワルツ(2’58”)エンゲルベルト・フンパーティンク

-R.Mason, L.Reed,-  ソニー  MHCP 190

N  そして本当の最後は、これです。

M16.ラストワルツ(2’55”)園まり・中尾ミエ・伊東ゆかり      

-R.Mason, L.Reed, Y.Matsushima- ワーナー   WPC7-6575

TM Born In Chicago 「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-N.Gravenites-  Rhino 8122 798434 0

N  最後は園まり、中尾ミエ、伊東ゆかりの「ラスト・ワルツ」でした。これは記述があ

 りませんが、60年代の終わり頃、渡辺プロダクションが運営していたライヴ・スポット、

 銀座にあったメイツでの実況録音ではないでしょうかね。こうやって揃えて聞き

 ますと「三人娘」なんて一括りで呼ばれていた彼女たちの個性、唄い方がま

 るで違っているのが分かります。とらぺ座の「はじめてのワルツ」から三人娘の

 「ラスト・ワルツ」まで、これで「幻」ワルツ集はひとまずお仕舞いです。さあ来週も

 また元気よく行きましょう。

  今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/2f4d46dee073b1a24c37244170bbe9b3163708ff

  ダウンロード・パスワードは、4xrtdjhyです。

  今朝もちょうど時間となりました。

 こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

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Real Rocks 【2019/05/04 O.A.】Playlist

令和一回目の番組もご愛聴感謝いたします!
今夜は、巷で話題のYACHT ROCKを大特集。
さらに後半は長い連休は長い曲を聴こうキャンペーンということで長尺の楽曲を立て続けにお届けいたしました。

M01: Superpowers  /  H.E.R.O. ※日本のラジオで絶好調OA中

M02: Flawless  /  Port Noir ※今月のリアルロックスセレクションバンド!特集は来週。

<コーナー: RockSteadyGo >ヨットロック特集

M03: Sailing  /  Christopher Cross

M04: I Keep Forgettin’ (Every Time You’re Near)  /  Michael McDonald

M05: Heart To Heart  /  Kenny Loggins

M06: Show You The Way Feat.Flying Lotus, Michael McDonald & Kenny Loggins  /  THUNDERCAT

M07: 恋するチャック(Chuck E.’s In Love)  /  Rickie Lee Jones

M08: You Make Loving Fun  /  Fleetwood Mac

M09: The Hourglass  /  SAVATAGE

<コーナー: RockSteadyGo >終わり

M10: Hello Seattle  /  Owl City

M11: 2all  /  Catfish And The Bottlemen

M12: Mission  /  Catfish And The Bottlemen

<特別企画: 長尺曲をかけ倒す>

M13: Old Love (Live)  /  Eric Clapton ※8分超え

M14: Stairway to Heaven (Live)  /  HEART ※8分弱

M15: Zombie  /  Fela Kuti ※12分超え

<特別企画: 長尺曲をかけ倒す> 終わり

<Ending>

<コーナー:メタルの光>  

M16: Reptile  /  Periphery ※16分超え

おしまい♪

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今月5月プッシュするリアルロックス・セレクションバンドは、
スウェーデンの3人組=PORT NOIR。
3作目で一気に垢抜けました。5月12日の番組で特集いたします!

【幻】モーニン・ブルーズ 2019/05/04

mb190504

TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

N  おはようございます、ワツシイサヲです。「幻」モーニン・ブルーズ2019年04月20日を  

 始めましょう。

  「新しい時代が始まった」と馬鹿騒ぎが続いています。昭和の後片付けも 

 済んでいないのにね。希望を持つ気持ちは分かりますが、歴史は繋がってい

 ます。山積みだった平成時代の未解決案件も忘れないで行きましょう。代表例

 として「モリカケ」問題、まだ残っていますよ。

  さて新元号の時代開幕記念に便乗して「令和」いとしのレイラ・マカーラです。

 「ミゼパ・ドゥ」

M01.Mize Pa Dous(3’46”)Layla McCalla    

-L.McCalla-  Jazz Village  JV570154

N  「ミゼパ・ドゥ」、レイラ・マカーラでした。スティール・ギターの音色からハワイアンを連想して

 しまいますが、よく聞けばカリブ海的ですね。フランス語圏であるご当地の伝統に

 則っているアンサムブルとでも言いましょうか。ウッドブロックのような音は、「ウイスキー・

 ボトル」とクレジットされています。確かにそうですね。テムポーとかリズムがいかにも

 熱い地域の音楽であると伝えてくれます。英語詞の部分では「貧しい事は楽

 じゃない」と繰り返しているのですが、肝心の表題部分がよく分かりません。

 仏語に堪能なヴェンテンさん、教えて下さいませんでしょうか。

  さて、今朝は真面目な音楽講座をお届けしましょう。

M02.シャンソン「パリの屋根の下にテームズ河は流れていない」(2’57”)ボリス・シュバリエ

-unknown-  ディスク ユニオン / GTmusic  MHCL-1239

M03.Pigalle(3’20”)Café Accordien Du Paris

-Ulmer, Luypaerts, Koger-  Metro   METROCD075

N  中洲産業大学森田一義助教授の紹介で「パリの屋根の下にテームズ河は流れてい

 ない」およびその解説でした。その次にお届けしたのはパリのアコーディオン・カフェ

 というズバリの名前のグループによる「ピガール」、パリの中心部にある歓楽街を唄

 ったワルツでした。2週間前のワルツ集以来、音楽が聞こえてくると「これは何拍子

 か」と考えるのが習性になってしまっています。今週小さなイタリア料理屋でお

 昼を採ったら、その時の店内放送にワルツ曲が多かったんですよ。激安なのでよ

 く立ち寄るサイゼリアで流れているのはカンツォーネでして、今までイタリアとワルツは繋がっ

 ていなかったのですがそこからの連想でお仏蘭西にはありそうだなあ、と思

 いつきまして、家にある数少ないフランスの音楽の盤を引っ張り出したら、案の

 定ワルツが沢山出て来ました。ここからはリスペクト・レコードが2015年に出した『フ

 レンチ・アコーディオン〜オリジナル・パリ・ミュゼット〜』3枚からお聞きいただきましょう。

 オリヂナルは良質なコムピ盤を沢山出しているフランスのレイベルを原盤とするこのシリーズ

 は安易なポピュラー楽曲を集めたものではなく、かなり珍しいオリヂナル作品が揃っ

 ているので、「令和時代の」とは申しませんが現在進行形感が漂います。今も

 パリではこの種の音楽が絶えてはいない、そんな連想が生まれて来ます。

  「ミュゼット」というのは元々フランスの農民が使っていた息袋付きのリード楽器な

 んですが、わたしは長い間「小さい」という共通点から「ミゼット」のフランス語だ

 と思っていました。大村崑ちゃんが宣伝していたあのダイハツ・ミゼットの「ミゼット」

 です。しかし今はミュゼット音楽として、アコーディオンを主体に演奏される軽音楽の

 小作品や、アコーディオンそのものを指す事の方が多いですね。

  では『フレンチ・アコーディオン〜オリジナル・パリ・ミュゼット〜』から参りましょう。

  まずは「マルゴーのワルツ」です。

M04.マルゴーのワルツ(3’37”)

リシャール・ガリアーノ / ジェネ・ロッシ / ヴァレリー・ゲルーエ / フレデリックゲルーエ

-R.Gallaro-  リスペクト RES-262

N  「マルゴーのワルツ」でした。これにはリシャール・ガリアーノ、ジェネ・ロッシ、ヴァレリー・ゲル

 ーエ、フレデリック・ゲルーエ以上4人の手風琴奏者が記載されていますが、そんなに

 大勢で演奏してるのでしょうか。両手を使えば一人でも出来るような気がし

 ますが、普通のアコーディオンは左手が和音のボタンだから、ピアノやオルガンと違ってそ

 うも行かないのかな。

  さておフランスのワルツはやはりこれまでお届けしてきた英語圏、日本語圏の音楽

 とはちょっと雰囲気が異なりますね。明るく華やかでありながら哀しさも感

 じさせる・・・、何処となくペーソスが漂います。なかなか味わい深いです。

 次は中国に主題を取った

  「チャイニーズ・ワルツ」、マルク・ベロンヌです。

M05.チャイニーズ・ワルツ(3’16”)マルク・ベロンヌ 

-J.Colombo, G.Ghestem-  リスペクト RES-262

N  終了部分でようやく中国風な旋律が出て来た「チャイニーズ・ワルツ」、マルク・ベロン

 ヌでした。

  さて次は先ほどお話しした元々フランスの農民が使っていた息袋付きのリード楽

 器、本来のミュゼットが活躍します。

  曲名は「緑の格子のワルツ」、ダニエル・ドゥヌショーです。

M06.緑の格子のワルツ(2’26”)ダニエル・ドゥヌショー

-M.Esbelin, E.D.Lichere-  リスペクト RES-264

N  お聞きになりましたか、本来のミュゼットの音色。バグパイプを軽くした感じの

 音ですね。地域によっては小型の物を「ビニウ」とも呼んでいるようです。

  アコーディオンと、本来のミュゼットともにリードを震わせて音を出す構造ですから同

 じ名前でも不思議はない、と言えなくもないか。ただ形は全然違いますし、

 この本来のミュゼットが加わったアンサムブルは非常に民俗音楽的な響きになります。

  では『フレンチ・アコーディオン〜オリジナル・パリ・ミュゼット〜』から最後に2曲続けます。

 おフランスの香りをたっぷりとお楽しみ下さい。

  セルジュ・ドゥゾネで「ハリネズミのワルツ」、

  そしてミシェル・マシアスの「スウィング・ワルツ」です。

M07.ハリネズミのワルツ(3’23”)セルジュ・ドゥゾネ

-G.Malha-  リスペクト RES-263

M08.スウィング・ワルツ(3’16”)ミシェル・マシアス  

-G.Viseur, B.Ferret-  リスペクト RES-263

N  ミシェル・マシアスの「スウィング・ワルツ」、なかなかのスウィング感でしたね。こうやって

 聞いて来ますと、フランスのワルツは、日本でよく形容される「ブン、チャッ、チャッ」的

 な取り方ではなく、3拍を同じ強さで打っているのが分かります。安定性のあ

 る二等辺三角形ではなく、もう少し繊細な感覚に支えられているようで、ど

 の演奏家もその均一に刻まれる3つの拍に乗って自由な表現をしていました。

 三拍子というのは奥が深い。4分の4拍子よりもリズム自体に様々な側面があっ

 て、それを上手に使えば全体を支配する雰囲気が創り出せるようです。「3」

 という素数の特性でしょうか

  さて先週の投稿で、類似穴さんから「The Beatlesの最後の曲を聞いたら、

 わたしの脳内ではワルツだったのです」というお話を頂きました。『ホワイトアルバム』

 の最終曲、リンゴ・スターの唄う「グッド・ナイト」の事ですね。そうです、あれも3

 拍子でした。このグループもこの素数を上手に使っています。別々の曲を繋げ

 てひとつにした、と言われる「恋を抱きしめよう」のサビの後半をワルツで解決

 しているところなど非常に特徴的です。ジョン・レノンは「3」が好きらしく、「ノ

 ルウェー調の家具」を3拍子で仕上げています。そしてもう1曲、これもワルツでし

 た。

  「悲しみはぶっとばせ」。

M09.Tu Ferais Mieux De I’oubller(2’14”)Eddy Mitchell

-J.Lennon, P.McCartney- 

N  「悲しみはぶっとばせ」、エディ・ミシェールのフランス語仕様でした。『La France Et

 Les Beatles』というコムピ盤からお届けしました。

  さて逃げられなくなった感もある「ワルツ集」です。皆さんにもようやく火が

 回り始めたようで、この歌もち冷えさんに教えて頂きました。

  メキシコのワルツです。特別にあなたにお届けしましょう。

  フレディ・フェンダの実況盤から「シェリート・リンド」。

M10.Celito Lindo(3’16”)Freddy Fender

-pd.-  Park South 80246 90634 2 4 

N  メキシコ大衆の愛唱歌「シェリート・リンド」は3拍子でした。フレディはアメリカ国籍です

 が、明らかにメキシコの血が混ざった男。詳細不明のこの実況録音もおそらくは

 メキシコに近い国境沿いでの収録ではないでしょうか。お客さんたち、大喜びで

 したね。

  さて次も先ほどの類似穴さんから頂いたリクエストです。

  フォンテラ・バスが唄うバカラックのワルツ、

  「ワッザ・ワールド・ニーズ・ナウ」。

M11.What The World Needs Now(2’56”) 

-H.David, B.Bacharac-   Nonesuch79357-2

N  「世界は愛を求めている」、フォンテラ・バスでした。これはあまり3拍子を感じ

 させない仕上がりですね。フォンテラの唄が圧倒的だからでしょうか。ミューテド・トラ

 ムペットは、アート・アンサムブル・オヴ・シカーゴのレスター・ブーイが吹いていました。

  さて同じようにミューテド・トラムペットが活躍するジャズのワルツ曲です。今頃になっ

 て済みません。実は盤を持っていなかったのです。先々週の「幻」ワルツ第1集

 の時に探していて、それに気づきました。アルバム表題になっていたのも実は知

 らなかったのであります。今朝は現在出ているCDでお届けします。これに

 は演奏時間が約半分ほどの別テイクも入っていました。聞いていただくのはオリジ

 ナル・テイ ク。マイルス・デイヴィス、トラムペット、ハンク・モブリー、ジョン・コルトレイン、テナー・サクスフ

 ォン、ウイントン・ケリー、ピアノ、ポール・チェインバーズ、ベイス、そしてジミー・コブがドラムズ

 です。

  「いつか王子様が」

M12.サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム(9’05”)マイルス・デイヴィス 

-F.E.Churchil, L.Morey-     Miles~Hank~Wynton~Trane

N  永遠のジャズ・ワルツ「いつか王子様が」、マイルス・デイヴィスでした。ビル・エヴァン

 スよりも、やはりこっちですね。決定的な名演です。

  さて今週の月曜日、29日はかつて「みどりの日」でした。今年のその日に

 わたしも何回かお世話になっているエフエム東京「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」 

 の田中みどりDJの決起集会が新宿でありました。わたしも出席しまして、沢

 山の特別な方達とお会いしてまいりました。前に座った方といつもの調子で

 気安く話していたら、最後の挨拶でみどりの恩師であり東京藝術大学の名誉

 教授だった事が分かり、大慌てでした。間違っても河内の大阪芸術大学では

 ありません。ご注意下さい。

  会には民俗音楽的な演奏者が大挙参加して、ずっと賑やかでした。その中

 で初対面のアコーディオン奏者と話をしていたら、彼が自分たちのアルバムをくれまし

 た。家に帰ってそれを聞いていたら、キョーレツな3拍子曲が出てきました。

  お聞き下さい、トラペ座という演奏団体です。

  「はじめてのワルツ」。

M13.はじめてのワルツ(7’23”)トラペ座  

-S.Ohno, H.Kitler-   Otonomadobe  ONM-001

N  トラペ座で「はじめてのワルツ」でした。これは海外の既成曲に日本語詞を当て

 た物のようです。原曲を含めてわたしが聞くのは初めて。昨年発表されたCD

 で、『トラペ座』という題名です。正式メムバは4人。アコーディオン、サクスフォン、セロ、

 ヴァイオリンという編成。今の「はじめてのワルツ」は3拍子の持つ強迫観念が見事

 に演出されていました。語るような唄の表情も秀逸で、忘れられなくなるよ

 うな仕上がりです。トラペ座でした。

M14.かもめ(4’15”)麻川マキ   拍手入り、SE処理

-S.Terayama, K.Yamamoto-  EMI   TOCT-11320

N  麻川マキの「かもめ」、作詞は寺山修司です。これも見事なワルツですね。ただ

 最後に入っていた赤ん坊の泣き声、本来は次の「時には母のない子のように」

 の冒頭部分なのですが、アルバム要所に配されたこれらの効果音は少々いただけ

 ません。発想が安易で、音質も不適切なので聞いていてシラケます。そこが残念

 なマキのデビュー・アルバム『麻川マキの世界』からでした。

  さて、わたし自身これまでワルツは苦手で遠ざけていましたが、こうやって

 様々な3拍子を聞いてみると、不思議な魅力を感じます。先ほども述べまし

 たように、「様々な側面があって、それを上手に使えば全体を支配する雰囲

 気が創り出せる」点に、興味が生まれました。もう少し探してみようかな、

 そんな気持ちです。まだ出していない最後の切り札も残っていますから、

 どうぞお楽しみに。

  ところで、このワルツ愛に黒人ピアニストのジェイムズ・ブッカーも応えてくれました。

 何回かお届けした1976年のハムブルグで実況録音盤で、本来は4拍子の歌をワル

 ツにアレンヂして演ってくれているのです。聞いてみましょう。

  「サムシング・ユー・ガット」。

M15.Something You Got(2’53”)James Booker

-C.Kenner-   Jazz Line  N 77061

M16.Mardi Gras In New Orleans~Cry To Me(5’40”)Professor Longhair  

-pd. Bert Russell-   Harvest  00602577284922

N  ハムブルグのカーネギー・ホールから、アメリカはカリフォーニャのロングビーチに停泊中のクイーン・メリ

 ー号船上にひとっ飛び。1975年3月に収録された実況盤でプロフェッサ・ロングヘア

 です。以前アナログで出ていた盤のようですね。「サム・フィリップスのサン・ステューディオ

 でカッティングした」なんて記載があります。ちなみにジャケット写真はリンダ・マカートニ。

 彼女はコダック写真のイーストマン家のなんかだったと聞いた事もあり、ポールとの結婚

 前は写真を撮っていました。この撮影をしたのは75年。ウイングスのメムバだった

 頃です。まだ写真家としても活動してたのかな。

  さて今回CDになったこの盤に解説を寄せているのが、ヒュー・ローリー。イギリス

 で活動するアメリカ人俳優です。彼は音楽好きで知られピアノと唄が専門領域、ジョ

 ー・ヘンリーのプロデュースで立派なアルバムも出しています。とても謙虚な姿勢がわた

 しは好きです。

  ではそのアルバムから、彼が尊敬しているフェスの代表曲「ティピティーナ」を聞きま

 しょう。

M17.Tipitina(5’07”)Hugh Laurie  

-C.V.Matassa-  Warner Bros. 2564674078

M18.イージー・リヴィング(5’ 51”)ウエス・モンゴメリー   

-R,Rainger, L.Robin-  キング KKJ1034    

TM Born In Chicago 「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-N.Gravenites-  Rhino 8122 798434 0

N  ヒュー・ローリーの「ティピティーナ」、豪勢な編曲でした。こんな事やって貰えるなん

 て、少々羨ましいですね。

  その次はウエス・モンゴメリーのまた出た未発表音源。地元のクラブでの実況録音で

 す。お客さんたちがずっとご歓談中で、演奏などほとんど聞いてない雰囲気

 が良く捕らえられています。お届けしたのは「イージー・リヴィング」。また来週

 あたりに、じっくり聞いて行きましょう。

  さあ、キョーフの10連休も終わりますよ。またいつもの日常が始まります。

  今朝の特別付録は、以下の隠し場所、どうぞお楽しみ下さい。

http://firestorage.jp/download/878c08c62aef471df8bd7f54c36b3bf5be415a5d

  ダウンロード・パスワードは、yw8jivqwです。

  今朝もちょうど時間となりました。

 こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

 「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

   そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。

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