カテゴリー : 2020年 10月

【幻】モーニン・ブルーズ 2020/10/31

mb201031

 

TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

 

N  おはようございます、ワツシイサヲです。「幻」モーニン・ブルーズ2020年10月31日

を始めましょう。

ここまで2週間に渡って少しづつ紹介して来たイギリスの黒人ダンス・バンド、

リール・シング。先週は既に持っていたコムピ盤収録のヒット曲をお聞き頂きました。

これは正直なところ大いに意外でした。今朝はそのリールシングの2枚組ベスト盤に

ケリをつけるべく、わたしが引っかかったトラックを何曲かお届けしましょう。

まずはこれです、1975年の「ヲッチアウト・キャロライナ」。

 

M01. Watch Out Carolina(3’35”)Real Thing    

-Essex-  Sequel Records NEM CD 627

 

N  謎のイギリ黒人ダンス・バンド、リール・シングで「ヲッチアウト・キャロライナ」でした。この基

本になっているディレイの付いたベイスのリフはどこかに原典があります。確かヴォー

カル・グループの歌じゃなかったかな。初めて聞いた時にすぐ閃いたのですが、

まだ思い出せません。気持ちが悪いよう・・・。

レコード店頭に並んだこの2枚組ベスト盤の展示には「ヤマシタタツローが実演でカヴァ」

とか「後にあのヒットの元になった」などという修飾賛辞が踊っていました。

わたしにはそれらが具体的に分らないのですが、昔から知っている人は知っ

てたんですね、このグループの事を。

収められた全31曲を聞いていると、「ヲッチアウト・キャロライナ」のように既存のヒット

曲クリソツなものが出て来ます。当時人気絶頂だったマイクー・ジャクスンのお化けヒットの

影響が色濃く出ているのも印象に残ります。

このリール・シングは1970年代後半の、豊かになっていった北米の黒人大衆音

楽を自分たちなりに噛み砕いて、似て非なる異国イギリスで真価を問うたのです。

 

M02.You To Me Are Everything(3’29”)Real Thing 

-K.Gold, M.Denne-  Sequel Records NEM CD 627

N  リール・シングが1976年に放ったヒット曲「あんたは俺にとっての全て」です。と

ても良く出来ていたので、全英番付で14位まで上がりました。この時期、北

米の黒人大衆音楽は、ブルーズやゴスペルの延長だけでない新しい都会的な洗練

を伴って、白人聴衆を巻き込む音楽に大きく変容して行きました。音楽番付

の名前が「R&B」「ソウル」から「ブラック・コンテムポラリー」と呼び変えられたのが、

その象徴と言えます。

リール・シングは、躍動感に溢れた明るいこの「ブラック・コンテムポラリー」の流れを大

西洋を隔てた島国で肯定的に受け止めたのでしょうね。それこそがこの時期

に世界中の憧れた音楽の形だったのです。言語の壁がなかったのも要因のひ

とつで、彼らは成功できました。ヤマシタタツローが目を着けていた、というのも充

分に理解できます。本場のブラック・コンテムポラリー・ミュージックは無理でも、この位な

ら日本人の俺たちにも出来そうだ、と感じさせるものがあります。この2枚

組を通して聞いていると、既に死んでいる音楽領域「ヌーミュージック」が蘇って来

るのです。

 

M03.Stone Cold Love Affair(3’07”)Real Thing    

-Roker, Shury-  Sequel Records NEM CD 627

 

N  リール・シングで「ストーンド・コールド・ラーヴ・アフェア」でした。1975年のヒットです。

この4人グループの中心人物、音楽を主導し、共に唄うクリス・アモーとデイヴ・スミス

は1970年からの間柄で、彼らのヴォーカル・グループ的な音楽のまとめ方は、超一

流感こそありませんが、今でも音楽好きの心を捉えます。わたしもそのひと

りです。毎週末、夢中になってソウル音楽のレコードを買いまくっていた頃の、あ

の感じです。イギリスで1970年代中期に活躍した黒人ダンス・バンド、リール・シング

を2枚組ベスト盤から3週に渡ってお届けしました。

最後はこれも秀逸な一曲、「聖者か邪悪者か」。

 

M04.Saint Or Sinner (5’25”)Real Thing    

-Amoo, Amoo-  Sequel Records NEM CD 627

 

M05.Whistle Stop(4’12”)ベット・スミス

-unknown-   BSMF REDN-0027

 

N  一瞬メイシー・グレイを思わせるような唄声の主は、ベット・スミス。これが2枚目と

なる自身のフル・アルバムの登場です。今回はドライヴ・バイ・トラッカーズというロック・

バンドとの共同作業で、60年代後期の南部ソウルの響きを求めたようです。わた

しは今の「ウィスル・ストップ」が気に入りました。ちゃんと唄える人ですね。

 

M06.Things You Do(3’25”)The Everettes

-A.Dommisch-  Waterfall Records WR2002CD LC 14342

 

N  21世紀のモータウン・ガール・グループ、わたしは特にマーサとヴァンデラスを感じるエヴァ

レッツで、アルバム冒頭の曲名もモータウン的な、「シングズ・ユー・ドゥ」、でした。今更で

すが、こういう良きR&Bはもう欧州が本場です。このエヴァレッツもドイツのベルリ

ンで録音されています。以前お届けした時も好意的ご反応を頂きました。

ヴォーカル・グループに目のないわたしはガール・グループもジョン・レノンほどではない

ですが大好きです。流行り廃りの激しい商業音楽前線においては、女性であ

る事から、存在として男性グループよりも長生き出来たような気もしています。

こんな事を考えたのも、ジョーンズ・ガールズのベスト盤を耳にしたからでした。

ジョーンズ・ガールズ、デトロイト出身の三姉妹は結構キャリアが長く、グループのデビューは

1970年です。その後しばらくは大御所のバックグラウンド・ヴォーカルを務めていま

した。そして1980年にフィラデルフィア・インタナショナル・レコーズからの「冷たくしないで」

がヒットして華々しい存在になりました。先にもお話しした、わたしが狂ったよ

うにレコードを買っていた時代ですね。モノクロームのLPジャケット写真はまだ記憶にあ

ります。ノーマン・シーフだったかな、撮ったのは。ケニー・ギャムブルとリオン・ハフの制作

ですから品質も一流でした。

 

M07.You’re Gonna Make Me Love Somebody Else(8’06”)Jones Girls

-K.Gamble, L.Huff-  BSMF 7617

 

N  ジョーンズ・ガールズの「冷たくしないで」これはその頃に流行った 12インチ・シ

ングルのミクスですね。LPカットはこんなに長くなかった。原題は「あんたはわたし

に他の誰かを愛させようとしているでしょ」です。男の思いが冷めたんでし

ょうか。こんな具合に、飽きてもうお役御免の恋人を他人に押し付けるのは

官僚とか広告屋の悪い男がよく使う手で、以前は某長寿ロック・グループ内でもあ

る騒動があったようです。この原題をやんわりとエルヴィスもどきの「冷たくし

ないで」という邦題にした制作担当者は、思い当たる経験があったのでしょ

うか。その頃は村上太一、あいつか。

さてガール・グループ、次はシレルズです。ヌー・ジャーヂー出身の4人娘たちはビートル

ズが「ボーイズ」やバカラック作曲の「ベイビー、イッツ・ユー」をカヴァしたので一躍世界

中に知られる存在になりましたが、その前にも「ウィル・ユー・ラーヴ・ミー、トモロウ」

の大ヒットを出しています。1960年の事です。

わたしは特にこの歌が好きですね、「みんな誰かに恋をして」。

ずっと昔に実演映像を紹介した事がありました。

 

M08.Everybody Loves A Lover(2’43”)Shirelles

-A.Robert, A.Richard-  Not Now Music NT2CD0457

 

M09.Please Mr. Postman(2’30”)The Marveletes

-Dobbin, Garret, Garman, Brianbert-  One Way Music DAY2CD0154

 

N  そしてマーヴェレッツ。やっぱりトドメはこれかな。

「郵便屋さん、葉書が12枚落ちました」です。

さてここまでは可愛らしさが売りのガール・グループでした。その他に、実力

で勝負する女の人たちの集団もあります。その代表格は、スウィート・インスピレイション

ズ。まずは代表的なこの歌です。

その名も「スウィート・インスピレイション」。

 

M10. スウィート・インスピレイション(2’56”) スウィート・インスピレイションズ

-W.Pennington, L.D.Oidham- ワーナー WPCR-27521

 

N  アリーサ・フランクリンのバックグラウンド・ヴォーカルを担当した事で知られるスウィート・インスピ

レイションズは、歌姫ウィットニー・ヒューストンの母親シシィ・ヒューストンが中心人物でやはりヌー・

ジャーヂー出身の4人組です。南部のR&B男たちと仕事を続けたからでしょう

か、先にご紹介したグループとは一味違いますね。なんせ今の「スウィート・インスピレ

イション」はダン・ペンとスプーナー・オールダムの作品ですし、着ている服もヒラヒラしては

いません。

ところで今回彼らの3枚目のLP『世界は愛を求めてる』を聞いていて、

面白いカヴァに気付きました。それはビー・ジーズの「トゥ・ラーヴ・サムバディ」です。

CDの解説によれば、この歌は当初オーティス・レディングのために書かれたとありま

すが、本当かなあ。こんど小出斉に会ったら聞いてみましょう。それはとも

かく、これまでこの「トゥ・ラーヴ・サムバディ」、わたしはニーナ・シモンの唄ったのが

好きでしたが、このスウィート・インスピレイションズ仕様もなかなかに宜しかったですよ。

 

M11.トゥ・ラヴ・サムバディ(2’42”) ウィート・インスピレイションズ

-B.Gibb, R.Gibb-  ワーナー WPCR-27522

 

M12.How Can You Mend A Broken Heart(3’19”)Johnny Mathis

-B.Gibb, R.Gibb-  BSMF 7613

 

N  スウィート・インスピレイションズの「トゥ・ラーヴ・サムバディ」、そして同じくビー・ジーズの

リパトゥワから、「ハウ・キャン・ユー・メンド・ア・ブロークン・ハート」でした。こちらはジョニー・

マティスがワルツにして唄っていました。この歌のカヴァは、何と言ってもアル・グリーン

ですね。以前、テレビ番組での実況録音を聞いて貰いましたが、今朝は正規の

ステューディオ仕様でどうぞ。

アル・グリーンで「傷心の日々」。

 

M13.How Can You Mend A Broken Heart(6’18”)Al Green

-B.Gibb, R.Gibb-   Nusic Club / Hi MCCD378

 

N  「傷心の日々」アル・グリーンでした。今回この「傷心の日々」には珍しいカヴァ

仕様を見つけました。2週間前の「生現」でお届けした「イクスプレス・ヨー・セルフ」

の入っているカヒル・エル・ザバールの最新盤『アメリカ、ザ・ビューチフォー』に、この「傷

心の日々」が採り上げられているのです。アルバム自体には北米合衆国を憂う理

念が流れていて、先にご紹介した「イクスプレス・ヨー・セルフ」も、自意識をしっか

り持て、という強い主張の現れですが、突然このナムパな歌です。何故でしょ

うかね。尤も、素直に題名の「この傷ついた心をどうやって癒せばいいのか」

と捉えれば謎も吹き飛んでいくでしょう。この場合、「You」は「We」ですね。

ではカヒル・エル・ザバールで「傷心の日々」。

 

M14.How Can We Mend A Broken Heart(4’05”)カヒル・エル・バザール

-B.Gibb, R.Gibb-  BSMF 5105

 

N  カヒル・エル・バザールの新作『アメリカ、ザ・ビューチフォー』から「傷心の日々」でした。

このカヒル・エル・バザールはAACM (Association for the Advancement of Creative

Musicians)「創造的な音楽家のための地位向上協会」の議長を務めていたそう

です。 伝説的な音楽制作者のジョン・ハモンド・シニアは長い間NAACP(National

Association for the Advancement of Colored People全米有色人種向上協会)と

密な関係を持っていたのは周知の事実。こういった社会活動に加わる音楽関

係者が北米には大勢います。あのダイナ・ヲッシントンですら、伴奏演奏家に黒人が

少ないと言って録音現場から立ち去った事があるそうです。ジョン・ハモンド・シニ

アがNAACPに関わっていたのはもう70年ほど前の話ですが、カヒル・エル・バザ

ールとAACMの関係を見れば、未だに差別が多いという現実があるんでしょう。

 

M15.Only In America(2’06”)The Drifters

-J.Leiber, M.Stoller, B.Mann, C.Weil-  KENT CDKED 270

 

M16.America(4’34”)”West Side Story” Original Broadside Cast

-S.Sondheim, L.Bernstein-  Columbia CK 32603

 

N  イギリスで組まれたコムピ盤『チェインヂ・イズ・ゴナ・カム』から、ザ・ドリフターズの「オ

ンリー・イナメリカ」、そして「ウエスト・サイド物語」のブロードウェイ・オリジナル・キャストで「アメリ

カ」でした。いずれも多少皮肉を込めて「自由と繁栄の国」アメリカ合衆国を唄

っています。リーバー・ストーラー作の「オンリー・イナメリカ」のアレンヂが、メキシコ調だったの

が面白いところです。音楽でよく使われる「アメリカーナ」という領域はわたした

ちには分かりづらいのですが、こういったヒスパニック要素は無視できません。

さて、注目のアメリカ合衆国大統領選挙の投票は来週の火曜日です。

 

M17.America The Beautiful(2’04”)カヒル・エル・バザール

-K.Bates, S. Ward-  BSMF 5105

 

N  カヒル・エル・バザールの新作から表題曲「アメリカ、ザ・ビューチフォー」でした。

先週、「『くれないホテル』はどこにあるのか」というおたよりを頂きました。

さて何処でしょう。わたしの第六勘では横浜あたりではないか、と推察され

ます。歌謡曲の黄金時代には、若い歌い手が大先生に歌を書いて貰うのは、

大変な事でした。それだけである程度のヒットが保証される訳ですからね。巨匠

としても歌い手の人生を左右しかねないので、慎重に取り組まざるを得ませ

ん。ですから一行目を書き出す前に、じっくりお付き合いをして本人を深く

理解する事が必要になるのです。「この娘にはどんな歌が似合うのだろうか」

と、時間をかけて念入りな取材をするのですね。こういう時に「横浜」はと

ても便利な場所だったようです。そして、その時の出来事がそのまま歌に反

映されたりします。特にこの大御所作詞家はヨコハマがお好きだったようで・・・。

 

M18.ブルー・ライト・ヨコハマ(3’02”)いしだあゆみ

-J.Hashimoto, K.Tsutsumi-  ソニー SRCL4071/4

 

M19.おおきにブルース(3’37”)ソー・バッド・レビュー

-R.Kagawa, Sooo Baad Revue-   フォノグラム / フィリップス / オレンジ FW-2002

 

N  いしだあゆみで「ブルー・ライト・ヨコハマ」でした。その次はソー・バッド・レビュー

の「おおきにブルーズ」、シングル盤仕様です。この間の「生現」の時にCD-Rを

貰いました。ソー・バッドのLPは持ってたんだけど、シングルは知らなかったな。

本当に久しぶりに聞きました。山岸潤史、石田長生、国分輝幸、そしてヴォーカ

ルが砂川正和と北京一という強力な布陣を誇ったソー・バッド・レビュー、75年かな

このシングルは。よく出来てますね。アコーディオンが入ってたのは、いま気づきまし

た。間奏の流れも非常に宜しかったです。彼らのデビューLPのB面はこの「お

おきにブルーズ」で始まった記憶がありますが、果たして・・・。

では非常に貴重なソー・バッド・レビューのシングル盤A面をどうぞ。

「最後の本音」。

 

M20.最後の本音(4’12”)ソー・バッド・レビュー

-O.Ishida-  フォノグラム / フィリップス / オレンジ FW-2002

 

TM Born In Chicago 「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-N.Gravenites-  Rhino 8122 798434 0

 

N  「俺は決して悪い人間じゃない、ただ考えが甘いだけ」ですか。そう言われ

ましてもねえ・・・。卓越した演奏能力でファンクを手なづけた「最後の本音」、

ソー・バッド・レビューでした。音楽面で主導権を握っていた石田長生は、大変に

真面目な人でして、彼のそういうところがこの歌によく出ています。出過ぎ

かな。

さて、先々週のように生放送で直接のメイルを貰うと、どなたなのかが分から

ない事が多々あります。普段はみなさんそれぞれに趣向を凝らしたお名前で

投稿を下さるので、アドレスに出ている名前を見てもすぐにピンと来ずに、「これ

誰だ」、「ああ、こういう本名なのか」となります。それも「生」の一興です。

ちなみに「鷲巣 功」で検索してもこの「幻」にはたどり着けません。「ワツシイサ

ヲ」ですからね、ワタクシは。

 

今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

https://firestorage.jp/download/6f8210294bd16eb2fd12ee6ffa41c43e01aabc69

ダウンロード・パスワードは、03w9k7pzです。

使用音源写真絵図は

https://firestorage.jp/download/15106d04f1ce114aff86f761d6e079fb4bf729d4

ダウンロード・パスワードは、同じく03w9k7pzです。

 

今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。

♪♪ Twitter “#blues761″の閲覧はコチラ♪♪

 

Real Rocks 【2020/10/25 O.A.】Playlist

ZIP-FM RealRocks
PLAYLIST 2020.10.25

【BON JOVIエコバッグ・プレゼント企画実施!】
M01: I Kissed A Girl (Cover)/Attack! Attack!
M02: Bloody Valentine/Machine Gun Kelly
M03: if i were u feat. Lauv/Blackbear
<コーナー: RockSteadyGo >
M04: It’s My Life /Bon Jovi
M05: Livin’ On A Prayer/Bon Jovi
M06: Limitless/Bon Jovi
M07: Blood In The Water/Bon Jovi
M08: Lower The Flag/Bon Jovi
<コーナー: RockSteadyGo >終わり
M09: Through The Horned Gate/3 Inches Of Blood
M10: Night Marauders/3 Inches Of Blood
<コーナー: RockSteadyGo >
M11: Power To The People/John Lennon
M12: Give Peace a Chance/John Lennon
M13: Imagine/John Lennon
M14: Beautiful Boy (Darling Boy) /John Lennon
M15: Happy Xmas (War Is Over) /John Lennon
<コーナー: RockSteadyGo >終わり
<Ending>
<コーナー:メタルの光>
M16: The Phoenix/Derek Sherinian
M17: To The Moon/Arch Echo
<AN尻>アディオス!
M18: Monday Morning (お別れソング) /Fleetwood Mac

ボン・ジョヴィのエコバッグを3名様にプレゼントします🔥
Twitterの番組アカウント(@Realrocks)をフォロー&プレゼント告知ツイートをRTで応募完了!

〆切は11月01日11:01まで。当選連絡はTwitterアカウントからDMいたします🔥

【幻】モーニン・ブルーズ 2020/10/24

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前TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

 

N  おはようございます、ワツシイサヲです。「幻」モーニン・ブルーズ2020年10月24日

を始めましょう。

先週は「生現」でお送り致しました。限られた人たちから熱狂的なお便り

を何度も沢山いただきまして、誠に有難うございます。やっぱり生の反応か

らは大きな刺激を貰えますね。その分、宿題もたくさん出ました。モーニン・ブル

ーズ流儀の筒美京平作品集がやはり人気だったようで、当日お届けできなかっ

た名作がいくつも残っています。今朝はまずこれから。

「くれないホテル」、西田佐知子です。

 

M01.くれないホテル(3’20”)西田佐知子

-J.Hashimoto, K.Tsutsumi-  ユニバーサル UICZ-6041

 

N  西田佐知子「くれないホテル」でした。ワルツですね。いい感じ出ています。この

歌には放送前にオーサム・ビーツの方へリクエストをいただいておりまして、そちらでお

送りするつもりでしたが、あちこち寄り道をしたために時間がなくなってモーニ

ン・ブルーズに降りてきたものの、こちらも時間切れで今朝のお届けになりまし

た。確か本番中にもリクエストが来たな、これには。よくご存知ですね、皆さん。

筒美京平と聞きますと、明るい派手な躍動感が連想されますが、こういう

のも上手に作ってますね。西田佐知子は何よりもまず声、そして唄い方。随

所に「あきらめ」が漂う投げやりな感傷が聞く者の胸に迫ります。今の歌謡

曲界では、このような夜の飲食街のドギツいネオンの陰の裏通りをひとりで歩い

ているような個性は淘汰åされてしまっていて、「どう、わたしの歌唱力」と

ばかりに誰も抵抗出来ない前向きな主張を強要するか、全く唄はダメですが

カマトトを装って「わたしとても切ない」と嘘泣きするムスメモドキしかいないのが現

状で、ちょっと残念だなあ。

次は千葉県市川市の式場病院理事長の妻、欧陽菲菲です。この歌はすぐ分

かりませんでしたが、唄い出しで思い出しました。ギロガエルさんからの当

日リクエストで、「恋の十字路」。

 

M02.恋の十字路(2’54”)欧陽菲菲

-J.Hashimoto, K.Tsutsumi-  ソニーSRCL 4071/4

 

M03.渚のうわさ(3’09”)弘田三枝子

-J.Hashimoto, K.Tsutsumi-  ソニーSRCL 4071/4

 

N  弘田三枝子の「涙のドライヴ」にも当日ご希望を頂きました。筒美京平は

彼女に何曲か書き降ろしていまして、リクエストにはこれを「絶対にかけないと駄

目」とありましたが、該当曲が手元にありません。こちらの「渚のうわさ」

でお許し下さい。「『魅せられて』の完成までに生まれた数々のヒット曲の柱」

ともあります。興味が湧いて来ますね。お便りを下さったのは、「雪園ギョーザ

丸」。この名前からは、ある人間を特定出来ました。あいつだ。元気かな。こ

の「渚のうわさ」は橋本淳のことばが本当にいいね。

他の方からは、小川みきの「燃える渚」というリクエストも頂いております。既

に当日のツイターでバラされてもいましたが、その日京橋のステューディオに持ち込んだ

のは、1997年に組まれた『筒美京平:HITSTORY』という作曲家活動30周

年記念の4枚組2作。LP版の特別限定盤です。当時わたしは発売直後に即、

待ってましたとばかりに入手しました。ここで「現」の役に立つとは思わな

かったですね。大抵のヒット曲は網羅していますが、このように「通」の人たち

のお好みには、及ばない部分もあるようです。

 

M04.純潔(3’02”)南 沙織

-M.Aria, K.Tsutsumi-  ソニーSRCL 4071/4

 

N  さて、キョーヘー元ネタ探しの最右翼に挙げられる南沙織「純潔」です。ほとんど

の人たちはベルファストのカウボーイを思い浮かべたでしょう。ベルファスト・カウボーイ関連

では浅川マキでも似たような事件がありました。オーサムが指摘してました。

デビュー曲の「17歳」は「ローズ・ガードゥン」だったし、南沙織からは流用の閃

きが降り注ぐのでしょうか。今朝の「幻」ではここまでにしときます。別に

無期限対外試合禁止のような厳罰を望んでいるのではありませんし。

次も「おんなじじゃないか」とあちこちから声が上がった疑惑の1曲です。

が、発売年月日を調べると、キョーヘーの方が先なんです。以前「生現」でもお話

しましたね。

では濡れ衣疑惑曲、「さらば恋人」、堺正章です。

 

M05.さらば恋人(3’19”)堺 正章

-O.Kitayama, K.Tsutsumi-  ソニーSRCL 4071/4

 

M06.お世話になりました(2’47”)井上 順

-M.Yamagami, K.Tsutsumi-  ソニーSRCL 4071/4

 

N  堺 正章「さらば恋人」、そして「お世話になりました」、井上 順ともに

グループ・サウンズの王様、ザ・スパイダーズのリード・ヴォーカリストのソロ作品でした。奇

しくも朝に町を出て行く歌です。ブルーズみたいですね、状況が違いますが。

1967年から日本列島を襲ったGS狂想曲では新しい作詞作曲者が世に出ま

した。筒美京平もこの時期に台頭して来たひとりです。確かすぎやまこうい

ちのトラで仕事を始めたのがきっかけではなかったかな。作詞橋本淳、作曲す

ぎやまこういちというのがGSヒット曲のお約束だったのですが、作曲が筒美京

平に変わった訳ですね。

 

M07.星空の二人(2’51”)ザ・ジャガーズ

-J.Hashimoto, K.Tsutsumi-  ソニーSRCL 4071/4

 

M08.マドモアゼル・ブルース(2’55”)ザ・ジャガーズ

-J.Hashimoto, K.Tsutsumi-  ソニーSRCL 4071/4

 

N  最もGSらしいGS、ザ・ジャガーズの「星空の二人」、「マドモアゼル・ブルース」

でした。ジャガーズは「君に会いたい」で成功した後、全面的に先の黄金コムビ

の作品に切り替えて、ヒット番付の常連になりました。本来はロカビリー時代の古い

体質を持っていた演奏集団なんですが見事にGS時代に開花したのは、岡本

信、沖津ひさゆきという軟硬両方の美形が前面を固めていたのと、頗る絶好

調だった橋本筒美の作品が冴え渡っていたのが大きな理由でしょう。これら

の楽曲でジャガーズは価値混沌時代を存分に踊ったのです。

もうひとつ橋本筒美の黄金コムビ作品で鮮やかに踊ったグループがいます。そ

れは失神オックス。彼らもGSという倒錯世界の中で輝いた存在です。そして橋本

筒美作品とは切り離せない存在でした。

「ダンシング・セブンティーン」、そして「スワンの涙」続けてどうぞ。

ハイ、嬌声どうぞ。「きゃーっ」。

 

M09.ダンシング・セブンティーン(2’10”)オックス

-J.Hashimoto, K.Tsutsumi-  ソニーSRCL 4071/4

 

M10.スワンの涙(2’49”)オックス

-J.Hashimoto, K.Tsutsumi-  ソニーSRCL 4071/4

 

N  「ダンシング・セヴェンティーン」、サイコーですね、この歌。特に間奏の旋律が素晴らし

い。その頃のポップR&Bのどこかに絶対そっくりな物があるはずですが、わ

たしはまだ出会っていません。

 

M11.Can You Feel The Force(7’41”)Real Thing  リアル・シング

-C.Amoo,A.Amoo-  Sequel Records NEM CD 627

 

N  先週「レッツ・ゴウ・ディスコー」という軽薄極まりない1曲をお送りしたリール・シン

グ、もう少し多角的にこのイギリスの有色ダンス・バンドを分析しなきゃ、と考え

ていましたところ、別のコムピ盤で名前を見つけました。それは『ダメだよ、そ

れ70年代のじゃん Oh No! It’s The Seventies』というイギリスのヒット曲集で、

なんと冒頭が「ホホホ、ホー」のカール・ダグラス「吠えろドラゴン、クンフー・ファイティング」

です。

しかも1979年のヒット曲、今の「Can You Feel The Force」と、もう一曲、’76

年の「You To Me Are Everything」が入っていまして、わたしが知らない人

気グループのリール・シングが居ました。2枚組ベスト盤、聞き直します。「生現」で触

れた「レッツゴー・ディスコ—」作者のビドゥーは、76年当時「ビドゥー・オーケストラ」とい

う演奏家集団を組織していまして、このグループとなんらかの関係があると思

われます。蛇足ながら、夏目雅子が砂浜を走るコマーシャルで知られるティナ・チャールズ

の「Oh! クッキーフェイス」もビドゥー作でした。当時のシングル盤にはニック岡井先生監修

の踊りの解説も付いてます。

さて、その『ダメだよ、それ70年代のじゃん Oh No! It’s The Seventies』

には、なんと既に誰からも忘れられているに決まっている、このダンス曲も入

っていました。

「ディスコでグーッ」。

 

M12.7-6-5-4-3-2-1(Blow Your Whistle)(3’30”)Rimshots

-A.Cook, R.Greenaway-  Sequel Records NEM CD 627

 

N  「シチ、ロク、ゴウ、シ、サン、ニイ、イチ、警笛をならせ」リムショッツでした。確か邦題が

「ディスコでグーッ」、演奏集団も「何とかグレイト・エムパイア」とか言ってたんじゃな

かったかな。「ディスコの名前みたいだ」と思った覚えがあります。でも皆さん

は誰も知らないでしょ。人間が弾き続けるクラヴィネットが途中で疲れて来るのが

分かったりして、いま聞いたら別にどうって事なかったですけども、当時こ

のシングルは響き方が違いました。この曲が鳴り出すとディスコの踊り場の床が波

打つように感じられるのです。ボックス席に座っていた人たちもみんな飛び出し

て来て踊り出す。チョーモリアガリです。これとKCの「ゲット・ダウン、トゥナイト」かな、

鮮烈な印象のまま、映像も心に残っているのは。当時のディスコは明らかに異空

間でした。

さて今回の「現」には限られた方々からの熱烈なお便り、どうも有難うご

ざいます。やはりその場で受け取ると、説得力があります。前半のオーサム・ビー

ツで出た「キッスがクラシック・ロックだ」という意見が妙に印象に残りました。考えて、

みればその通りでしょう、今は2020年なんです。

そこからの連想で「部屋に貼ってあるキッスのポスターを見て父親が『世も末だ』

と嘆いた」という大昔の「生現」時代の投稿が蘇りましてお話ししたところ、

横浜のマキコさんから、「それは私です」と即座にお返事を頂きました。嬉しか

ったですね。有難うございます。この余話はずっとわたしの記憶にありまし

て、以来キッスの写真を見る度に「世も末」か、という概念が浮かんで来ていた

のです。

では「世も末」なキッスに最大限の敬意を払いまして、

「ハード・ラック・ヲーマン〜幸薄い女、改め哀しい女やね」です。

接吻大魔王でお聞き下さい。

 

M13.哀しい女やね(3’25”)接吻大魔王

-P.Stanley, I.Washizu-  イースト・ウエストAMCM-4257

 

M14.The Revolution Will Not Be Televised(3’03”)Gill Scott-Heron

-G.Scott-Heron-  Kent CDKENT 270

 

N   先週の「生現」でオーティス・レディングの「ア・チェインヂ・イズ・ゴナ・カーム」を紹介

したケントからのコムピ盤『チェインヂ・イズ・ゴナ・カーム』から、ギル・スコットヘロンの「変

革はテレヴィじゃ分からない」でした。久しぶりだなあ、これ聞くの。この『チェ

インヂ・イズ・ゴナ・カーム』は各収録曲の妙以上にジャケットで使われている写真が素

晴らしい。軍隊の警備の中を行進する黒人のデモ隊です。銃剣付きの機関銃を

構えて並んだり、戦車から威嚇したり、軍隊の警備は明らかに過剰です。デモ

隊はプラカードを掲げているだけでして何の武器も持っていないのに、です。警

備の兵士は皆白人でデモ参加者を無表情に睨みつけています。これは今も現実

なんでしょう。

ではコムピ盤『チェインヂ・イズ・ゴナ・カーム』の最後に収められている、

「若く、才能に恵まれ、黒人で」、ニーナ・シモンです。

 

M15.Young, Gifted, And Black(2’47”)Nina simone

-N.Simone-  Kent CDKENT 270

 

M16.We Shall Over Come(3’25”)Toots & The Maytaks

-trd-  Trojan / BMG   TJDCD 554

 

N  「ヤング、ギフテド、アンド・ブラック」ニーナ・シモン、そしてトゥーツとメイタルズで「勝利を

我らに」でした。

先週の「生現」では ソフィアン・パマート(Sofiane Pamart)というピアニストを澤田

修から紹介されまして、想像力を掻き立てられました。「奈良」とか「桜」

という題名の楽曲にも興味があります。そもそもわたしはピアノという楽器と

運命的なつながりを感じていますので、余計にピアノ弾きには興味があります。

「生現」が終わり家に帰ってから、以前「幻」でもご紹介したナンサッチの『アイ/ス

ティル/プレイ』というピアノ・アルバムを聞き直しました。そこから2曲、静かなピアノ

曲をお聞き下さい。

ティモ・アンドレス作の「ワイズ・ワーズ」、演奏はジェレミー・アダムズ。

そして作者ランディ・ヌーマンが弾く「リセショノー」です。

 

M17.Wise Words(2’51”)Jeremy Denk

-T.Andes-  Nonesuch / Warner  075597920864

 

M18.Recessionat(0’59”)Randy Newman

-R.Newman-  Nonesuch / Warner  075597920864

 

N  さて先週はペタシ66さんのご希望に添えなかったナット・キング・コール・トリオの演

奏でした。今週は1038年から1941年までのナッキン・トリオの演奏をほぼ完全に

集めた4枚組『ザ・コムプリートリイ・トランスクリプションズ』からお届けしましょう。

まずいかにもナッキン・トリオらしいコーラス・ワークが聞ける「タ・ベ・ア」。

 

M19.Ta-Be-Ah(2’34”)Nat King Cale Trio 

-unknown-  Vintage Jazz Classics VJC-1026

 

N  微妙にずれたピッチのユニゾーンと言いましょうか、ナッキン・トリオのヴォーカル・ワークは特

筆に値します。溢れるほどの知性とユーモアで庶民の日常を唄った、そんな印象

をずっと持っていました。こういう黒人社会のウィットを、ナッキン・トリオは最も強

く持っていたように思われます。ただ3人共、音楽の知識や演奏技術は超一

流で、それを何気なくフツーに無尽蔵に出して来るところが凄いところ。

次のスタンダード曲でもその含蓄の深さを窺い知る事が出来ます。

 

M20.Sweet Lorraine(3’21”)Nat King Cale Trio

-C. Burwell, M.Parrish-  Vintage Jazz Classics VJC-1026

 

N  「スウィート・ロレイン」でした。わたしはオーティス・レディングでこの歌を知ったので、

いわゆる「正調」を聞いた時にはかなり戸惑いました。キング・コールはスタンダード

の持ち味を実に上手に自分たち流に料理していましたね。

さて先ほどもお話ししました通り、この CD4枚組は1938年から41年ま

でのナッキン・トリオの演奏を集めたものです。1930年代末といえば、ブーギー・ウーギ

ー・ピアノの嵐が吹き荒れた後です。キング・コールもその前は安酒場のピアノでブーギ

ー・ウーギー・ビートを打ち鳴らしていたのでしょう。そんな経歴が分かる、器楽

曲です。

「ウィンディ・シティ・ブーギー・ウーギー」。

 

M21.Windy City Boogie Woogie(2’21”)Nat King Cale Trio

-unknown-  Vintage Jazz Classics VJC-1026

 

M22.ふなまち唄(4’57”)やのとあがつま

-trd.- ビクター VICL-65280

 

N  先週の生放送のステューディオでは、ソフィアン・パマートの後ピアノの音の話になりまし

た。ソフィアンの録音された音色はいわゆるオーディオ的にいい音ではありませんで

して、かなり加工されていて、恐らくは狙っているところがあると思われま

す。その話の時に矢野顕子の最新盤のピアノの音が良かった、という意見が出

まして、これにはわたしも納得しました。このアルバムは全てスタインウェイのピアノで

すね。調律もスタインウェイの人間がやってました。その盤から「ふなまち唄」、や

のとあがつまでした。

思い出した話があります。先週のスリー・ディグリーズピアノの「にがい涙」は詞

曲を日本人が書いて日本で録音制作されました。いくら本番フィラデルフィアの唄い

手とは言え、知らない歌ですから吹き込み本番前には、楽曲のデモ・テープを聞

い て日本語のことばや旋律を覚えるわけです。その仮歌を唄ったのが矢野

顕子でね。その時ディグリーたちは「何で子供が唄ってるんだ」と、訝しがった

そうです。以上。 ラッセー、ラッセー、ラッセーラ。

さて、別の話題です。グラディス・ナイトとピップスはソウル音楽の混声合唱団として

超一流ですが、女王グラディスがあまりに偉大なので、男3人のピップスはその他

大勢的に扱われたキライが多々あります。ほとんどの楽曲がグラディスのソロ作品の

ようでしたし。ところが今回出る1961-65年の間のベスト盤には、ピップスだけ

の吹き込みが入っています。興味深かったのは、楽曲の造りが古いドゥー・ワップ

なのですが、唄い方やハーモニーなどがこの時代すでにそこから抜けだして、ソウル・

ヴォーカル・グループのスタイルを試みてる事で、同時期の大御所テムプテイションズと同等、

いや洗練度はピップスの方が上かもしれません。

聞いてみて下さい、ザ・ピップスで「ダーリン」です。

 

M23.Darlig(2’44”)The Pips

-unknown-  BSMF-7616

 

M24.Other Side Of The Pillow(4’50”)Maceo Parker

-P.R.Nelson-  The Funk Garage TFG67092   33 1/3だって。

 

N  最後の1曲はメイシオ・パーカーの最新作から「アザー・サイド・オヴ・ザ・ピロウ」でし

た。これプリンスの作品なんですね。メイシオで聞いたときは古いジャズR&Bだと思

ってました。メイシオもメイシオですが流石プリンス、脱帽でございます。

さて、今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

https://firestorage.jp/download/b133b3b975777eb04259598e22eb4efcb9d80945

ダウンロード・パスワードは、825b5g49です。

使用音楽素材の写真図絵は

https://firestorage.jp/download/6ceee6a46319ff043f3ea72e1fab19eb1b62730c

ダウンロード・パスワードは、同じく825b5g49です。

今朝もちょうど時間となりました。

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Awesome Beats 【2020/10/16 O.A.】Playlist

Awesome Beats

2020/10/16 24:00-26:33 Live from 中央エフエム

M01: The Reaper Waits/Mendeed

M02: My Way, Soon/Greta Van Fleet

M03: Shot In The Dark/AC/DC

M04: Eruption/Van Halen

M05: Ain’t Talkin’ ‘Bout Love/Van Halen

M06: Dreams/Van Halen

<コーナー: オマージュ>1

M07: 24H/SEVENTEEN

M08: Youngblood/5 Seconds Of Summer

<コーナー: オマージュ>終わり

M09: To The Moon/Arch Echo

<コーナー: ヤーヤー夜食の時間>   【カルビー ポテトチップスバター×チーズ×マヨ味】

M10: Use Somebody/Kings Of Leon

M11: Papercut/Linkin Park

M12: One Step Closer/Linkin Park

M13: Black Eyes Blue/Corey Taylor

<コーナー: オマージュ>2

M14: Make You Happy/NiziU

M15: Shake It Off/Taylor Swift

<コーナー: オマージュ>終わり

M16: Petit prince/Sofiane Pamart

M17: Sakura (feat. Lord Esperanza/Sofiane Pamart

M18: Nara/Sofiane Pamart

<コーナー: オマージュ>3

M19: Take On Me/a-Ha

M20: Blinding Lights/The Weeknd

M21: Let’s Love/David Guetta & Sia

<コーナー: オマージュ>終わり

M22: Amateurs/Fickle Friends

ENDING

M22: また逢う日まで/尾崎紀世彦

番組終了(02:32:36)

【現】モーニン・ブルーズ 2020/10/17

mb201017「現」

 

TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

 

N  おはようございます、ワツシイサヲです。「現」モーニン・ブルーズ2020年10月17日

のプレイリストです。今回は前後が忙しかった割に準備が上手く行きまして、その

選曲表通りにそれ程の混乱もなく終了出来たと自負していますが、如何でし

たでしょうか。

まずは青山ミチの「僕は特急の機関士で」のリクエストにお応えできなくて、別の

キミダ運転手、ボクダ車掌が運行を司どるケニヤ・ナイロビ線の車内放送からでした。

 

M01.武蔵と小次郎 part4アフリカ民族音楽 ソバヤ(4’50”)タモリ 

-A.Ishikawa-   ソニー MHCL-1238

 

N  青山ミチの「僕は特急の機関士で」は捜索中です。大いに興味があります。暫

しお待ちを。そして次もお応え出来なかったナット・キング・コールの「’Tis Autumn」

に変わって「枯葉」でした。

 

M02.枯葉(2’40”)ナット・キング・コール

-J.Mercer, J.Prevert, J.Kosma-  東芝 TOCP-70710

 

M03.Let’s Go Disco(3’23”)The Real Thing

-Biddu, Black- BMG BMGCAT422DCD

 

N  タメゴローもあっと驚く「レッツ・ゴー・ディスコ」、わたしは今回初めて出会ったイギ

リスのダンスバンド、ザ・リール・シングです。いやはやツーカイなくらいにケーハクで宜しい。

 

M04.チャイニーズ・カンフー(3’12”)バンザイ 

-unknown-   アマゾン配信落とし

 

M06.吼えろドラゴン(カンフー・ファイティング)(3’15”)カール・ダグラス

-C.Douglas-   東芝 TOCP-67013

 

N  往年のクンフー・ディスコを2曲。本来なら「燃えよドラゴン」が来るところです。

これも今一度、聞きたいですね。映画もちゃんと観たい。

そして、この日の「白眉的存在」と想定していた、「ラピン・デューク」でした。

 

M07.Rappin’ Duke(6’09”)

-S.Brown, G.Brown-   JWP  #1456

 

N  ラピン・デュークの「ラピン・デューク」、生存中にこの12インチ盤に再会出来るとは、

全く想像していませんでした。某リストに見つけた時には我が目を疑いましたね。

わたしは基本的に高いレコードには手を出さない主義ですが、シングル1枚に払っ

た最も高価かもしれない金額で、入れました。かなり時間がかかって英国か

ら到着した現物は、なんと未使用のシールド品。これも嬉しかった。でも当時の

物は45回転だった記憶があるので、再版かも。でもこれが追加プレスされるか

なあ。音も非常に上質で、この朝のために持って参りました。と言ってもこ

こではアナログ・レコードが回せませんから、事前にディジタル化してRに焼いた物を

使用しましたが、元は12インチ盤、デンオン103カートリッヂを通して起こした音です。

さぞや皆様お喜び、と思いきや、全く受けてませんでした。あまりにゲテ物度

合いが高すぎたんでしょうか。

これで折れないドコンジョー、生放送は続きます。

 

M08.フライ・ロビン・フライ(5’28”)シルヴァー・コンヴェンション

-S.Levay,SPrager-  東芝 TOCP-67013

 

M09.愛の誘惑 (4’57”)ドナ・サマー

-P.Bellotte. G.Moroder-  SPECTRUM SPECXX2105

 

N  西ドイツ産のディスコ音楽をふたつ続けてお送りしました。この演奏過程が、今

21世紀の商業音楽の世界を支配しています。ここが偉大なる転換だった訳で

すね。

そして、一ヶ月ほど前に激戦区、フロリダはマイアミのTKレコーズ作品をお届けし

た時に、よもやの反応があって、ワツシイサヲもあっと驚いた、これです。

「ゲット・オフ」、フォクシー。先程と同じ過程ながら、当時の7インチ、ドーナツ盤、そ

れもCBS・ソニーの国内版でどうぞ。有難うございます、ハギリョウさま。

 

M10.ゲット・オフ(3’41”)フォクシー

-C.Driggs, I.Ledesma-  CBSソニー  06SP 252

 

M11.T.S.O.P.(5’48”)MFSB

-K.Gamble, L.Huff-  EPIC / Legacy ZK 66689

 

N  「ザ・サウンド・オヴ・フィラデルフィア」、マザーズ、ファーザーズ、シスターズ、アンド・ブ

ラザーズ、フィラデルフィア・インタナショナル・レコーズのハウス・バンドの演奏でした。

そして・・・、

 

M12.にがい涙(3’54”)スリー・ディグリーズ 

-K.Tsutsumi-  ソニー SRCL 4071/4

 

N  スリー・ディグリーズにソニーが唄わせた「にがい涙」です。作詞が安井かずみ、編

曲は深町純、そして作曲は筒美京平でした。

ここから「『現流儀』筒美京平の世界」を紹介しまして、様々な追悼企画の

際に何故か取り沙汰されない、この一連の決定的名曲です。

 

M13.真夏の出来事(4’20”)平山三紀 

-J.Hashimito, K.Tsutsumi-  ソニー SRCL 4071/4

 

M14.ビューティフル・ヨコハマ(3’25”)平山三紀

-J.Hashimoto, K.Tsutsumi-  コロムビア COCA-7638

 

M14.フレンズ(3’20”)平山三紀 

-J.Hashimoto, K.Tsutsumi-  ソニー SRCL 4071/4

 

N  「ビューティフル・ヨコハマ」は、古軸いづみさんのご希望でした。出がけにメイルを見

まして、幸いにもすぐ出て来た『アンコール・ヒット・グラフィーティ』というコロムビアのベス

ト盤からお届けしました。

そして筒美京平の元ネタ探訪に入りまして、中原理恵の「東京ららばい」。

 

M15.東京ららばい(4’26”)中原理恵

-T.Matsumoto, K.Tsutsumi-  ソニー SRCL 4071/4

 

N  「東京ららばい」、中原理恵でした。

「だあれのせいでも・・・」、どなたも心当たりがありますね。

そして度胸の据わった筒美京平的音響流用の例として、これです。ち冷え

さんからのこの歌にまつわるお話を読ませて頂きました。

 

M16.日曜日はストレンジャー(3’32”)石野真子 

-Y.Aku, K.Tsutsumi-  ソニー SRCL 4075/8

 

M17.It’s The Same Old Song(2’48”)The Four Tops

-B.Holland, L.Dozier, E.Holland-   Hip-O / Motown B0000488-2

 

N  更に、ワツシイサヲが最もブッ飛んだ二大R&B名曲を「ほぼそのまんま」使って

仕上げたリンリン・ランラン「恋のインディアン人形」、およびその原曲です。

 

M18.恋のインディアン人形(2’51”)リンリン・ランラン

-D.Saitoh, K.Tsutsumi-  ソニー SRCL 4071/4

 

M19.Imagination(3’32”)Gladys Knight & The Pips  

-B.Goldberg, G.Goffin- Funky Town Groones / Buddah / Sony FT 342

 

M20.シャフト(3’15”)アイザック・ヘイズ  

-I.Hayes-  Pヴァイン PVCP-8113

 

N  「恋のインディアン人形」の演奏中に音声中断がありました。当初は次の準備作

業で、この事件自体にも気付きませんでした。修がおかしな顔でこちらを見

たので発覚した次第です。誠に申し訳ありません。さて、ここまでが「現」

流儀に則った筒美京平追悼楽曲集でした。

「少し落ち着きましょう」と、自宅待機を促します。

 

M21.Play Something Pretty(4’08)Johnnie Taylor

-G.Jacson, W.Shaw-  SOUL MUSIC RECORDS  SMCR 25124

 

N  この「プレイ・サムシング・プリティ」との出会いをお話した後には、おそらく最も

新しいディジタル・マスタリング仕様で、オーティス・レディングの「ア・チェインヂ・イズ・ゴナ・

カーム」。イギリスのケントからのコムピ盤の表題曲でありまして、冒頭を飾る1曲なの

ですが、あまりの音の良さにワツシイサヲはあっと驚きました。皆さんも感じてく

れたかな。

 

M22.A Change Is Gonna Come(4’17”)Otis Redding

-S.Cooke-  KENT CDKED 270

 

M23.Say It Loud(I’m Black And I’m Proud)(4’41)James Brown

-J.Brown-  Plydor 3145 7668 2

 

N  北米での有色人種差別反対運動などに触れて、ジェイムズ・ブラウンの「大きな声

で叫ぼう、俺は黒人だ、それが誇りだ」、1968年8月の実況録音です。関連

して政治に踏み込まない、この国の芸能者、運動競技選手への警告を発して、

次の新譜から。

 

M24.Express Your Self(3’57”)カヒル・エル・ザバール

-M.Rice, L.Ingram-  BSMF 5105

 

N  ステイプル・シンガーズの「リスペクト・ヨーセルフ」をモジった「イクスプレス・ヨーセルフ」、シカーゴ

で黒人地位向上運動に関わるカヒル・エル・ザバールの新譜からでした。これはそう

だな、来週にでも改めて「幻」でご紹介しましょう。

そして「現」2020年10月17日早朝、「最後のリクエスト」、武田聡さんから頂

いた「シシイ・ストラト」、ミーターズです。

 

M25.Cissy Strut(3’03”)The Meters

-The Meters-  Charley R&B  CDCHARLEY 14

 

N  普段の「幻」ですと、ここでバタフィールドの「シカーゴ育ち」で後枠です。「アサー」

がないと終わった気分になれない、という有り難いご意見も頂戴いたしまし

たが、この日は何故か弦の響きを聞きたくなったので、ここで次回に期待を

持たせるようなお話を入れて、後TM がわりにこの曲でお別れ、といたしま

した。

 

M26.愛のテーマ(4’06”)ラヴ・アンリミテッド・オーケストラ

-B.White-    東芝 TOCP-67013

 

N  2020年10月17日早朝の「現」モーニン・ブルーズ・リヴュウ、如何でしたか。

実際の放送と同じ内容でしたかな、正直言って怪しいことろもあります。毎

回放送をそのまま録音したファイルを貰うんですが、恥ずかしくて一度も聞いた

事がないのです。たくさんのメイル、ツイター、そして差し入れの数々、有難うござ

います。お陰様で今回も一応は無事に終了いたしました。

また来週から「幻」です。たくさんの宿題を頂きましたから、その提出で

すね。こちらも宜しくどうぞ。

今朝の特別付録は、生でお送りした為、ございません。悪しからず。

使用音楽素材の写真絵図は、こちらです。

https://firestorage.jp/download/721192608b7062ce6957ad41e33c17169929947a

ダウンロード・パスワーズは、p7pygvxtです。

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Real Rocks 【2020/10/11 O.A.】Playlist

ZIP-FM RealRocks

PLAYLIST

2020.10.11

ありがとう、エディ!Eddie VanHalen爆音追悼

M01: Beautiful Drug/Bon Jovi

M02: Bloody Valentine/Machine Gun Kelly

<コーナー: RockSteadyGo >

M03: You Really Got Me/Van Halen

M04: Ain’t Talkin’ ‘Bout Love/Van Halen

M05: Eruption/Van Halen

M06: Can’t Stop Loving You/Van Halen

M07: Top Of The World (Karaoke)/Van Halen

M08: Why Can’t This Be Love/Van Halen

M09: Dreams/Van Halen

M10: (Oh) Pretty Woman/Van Halen

M11: Unchained/Van Halen

<コーナー: RockSteadyGo >終わり

<コーナー: RockSteadyGo >

M12: I Was Born To Love You [Live]/QUEEN

M13: Another One Bites The Dust [Live]/QUEEN

M14: Don’t Stop Me Now [Live]/QUEEN

M15: Bohemian Rhapsody [Live]/QUEEN

M16: Radio Ga Ga [Live]/QUEEN

<コーナー: RockSteadyGo >終わり

<Ending>

<コーナー:メタルの光>

M17: Deliverance/Within The Ruins

M18: Monday Morning (お別れソング)/Fleetwood Mac

【幻】モーニン・ブルーズ 2020/10/10

mb201010

 

TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

 

N  おはようございます、ワツシイサヲです。「幻」モーニン・ブルーズ2020年10月10日

を始めましょう。今、「体育の日」は無くなってしまったのでしょうか。1964

年の10月10日土曜日、この日の思い出は今も鮮明です。エディ・ヴァーン・ヘイレ

ン、まだ若いのにね。多分これから毎週同じような訃報に接するでしょう。け

れど、知られずに亡くなっていく人たちも大勢います。この間、がんになっ

た古い友人に会いました。なんとか今は元気ですが、油断大敵。別れる時に

告げた言葉です。「死ぬまでこのまま生きてようぜ、お互いにな」、皆さんに

も頼みます。「死ぬまでこのまま生きてようぜ」。

 

M01.真夜中のオアシス(3’34”)マリア・マルダー

-D.Nichtern-  東芝 TOCP-67013  gtr。エイモス・ギャレット

 

N  「マリア・マルダーを聞いてしまった」、硬派で知られた某音楽解説者が記した一

行が話題になったほどの潜在的人気を誇った「真夜中のオエイシス」、マリア・マルダー

1974年のヒットです。当時一部では質実剛健な音楽趣味が美徳とされていまし

て、「女性ヴォーカルなどにウツツを抜かすなど、もっての外」という風潮があった

のです。あくまで一部ですけどね。その代表のような某氏がこんな発言をし

たのですから大騒ぎでした。日本全国、なんと狭い世界だったのでしょう。

その後、わたしはこの音楽解説者とは個人的に接触がありまして、その経験

から言えば、氏は女性全般に対して、割と柔らかな感覚をお持ちでした。彼

の名誉のために申し上げておきます。一体誰の事なんでしょう。

エイモス・ギャレットのギターが、今もって素晴らしく響きますね。大勢の人たちが

憧れたものです。「真夜中のオエイシス」、連作コムピ『僕たちの洋楽ヒット 1973~75』

からお送りしました。

 

M02.テル・ミー・ホワイ(2’13”)ザ・ビートルズ

-J.Lennon, P.McCartney-   東芝 TOCP-71401/53

 

M03.Don’t Lie To Me(2’04”)Chuck Berry

-Whittaker-  ACE CDCH 397

 

N  ザ・ビートルズ、映画「ビートルズがやって来る、ヤア、ヤア、ヤア」から「テル・ミー、ワ

イ」、この地味な歌がわたしは子供の頃から大好きでした。最後の主題に入る

前につなぎのストップ・ブレイクでフロア・タムのフィルインが入る一瞬が好きです。映画だ

と、ここでポールが振り向いてリンゴにキュウを出すんですよ。そりゃもうカッコ良く

てね。ひとりでシビれてました。それに続けたのはチャック・ベリーの「ドンチュ・ラーイ・

トゥ・ミー」、これはチャックの自作曲ではありません。ザ・ローリング・ストーンズがカヴァし

てましたけど、よく知ってたな。

「教えてくれ、なんで嘘をついたのか」、「嘘をつくなよ、とても傷つくぜ」、

共に「嘘」を主題とした古い歌です。人生、特に恋愛に於きましては「嘘」

が鍵となります。とても重要。そもそも人間は「嘘」をつかなきゃ生きては

行けないのかも知れません。ただその時に「あ、俺は嘘をついた」という認

識を持つかどうか、ここが問題ではないでしょうか。ヒトラーの名言といわれる

「嘘も100回言えば本当になる」、これは事実です。多くの裁判は、検察側、

弁護側共に、「嘘」をお互い真実と信じて意地で争っているのですから。

「女はいくらでも嘘をつける」と言う女性国会議員の発言が話題です。た

だ、それは男も同じです。男の方が嘘の度合いは酷いかも知れません。中条

きよしの歌を思い出して下さい。全く酷いよね、このシチュエイション。

ただし女議員の発言の場、これまでの言動を見れば、もの事はそんなに簡

単じゃない。そもそもこの女国会議員は女性を貶め辱しめるような事ばかり

している。病気だね。それを「1議席」として尊ぶ政党の愚かさ。他の政党で

出馬して落選を重ねていたこの女性国会議員を素晴らしいと引き入れたのは、

アベなんですよ。こいつ狂ってる、明らかに。

公費からの高額な手当てで6年間を喰いつないで、辞める時はクンショーを貰い

たい学者の数が圧倒的な「学術会議」の件も多分テキトーに誤魔化されて終わる

でしょう。この国の新しいソーリダイジンは、全世界に対して嘘をついてもそれが

分からないんですから。既にあれ程の証拠があって犠牲者も出ているモリカケ問

題は、既に議論の俎上にありません。ヲール・ジャスティスが生きてたら怒るぜ。

 

M04.Slow Down(3’11”)キム・ウイルソン

-L.Williams-  BSMF 2714

 

N  はい、古い音楽をもうひとつお届けしました。初代バーッド・ボーイ、ラリー・

ウイリアムズで知られる「落ち着いてくれ〜スロウ・ダウン」でした。ラリーのオリヂナル・ビ

ートに忠実だったこの仕様、実は2020年の新譜です。キム・ウイルスンというファビュラ

ス・サンダバーズのヴォーカリストのソロ・アルバムからです。この新作はご機嫌です。いい

ところで衡り合いが取れている。こういう古いスタイルのR&Bやブルーズは、もは

やほとんど白人たちのものですが、キムの盤は、ヨーロッパの女性たちほどヘヴェメトー

的ではありません。楽しめます。

キム・ウイルスンはブルーズ・ハープ、ハモニカも吹きます。アルバム最後に収められた

「フライパンの外」をどうぞ。

 

M05.Out 0f The Fryin’ Pan(3’40”)キム・ウイルソン

-unknown-  BSMF 2714

 

M06.ワット・ザ・ヘル?(3’06”)エルヴィン・ビショップ& チャーリー・マッセルホワイト

-unknown- Pヴァイン PCD-25308

 

N  キム・ウイルスンの「アウト・オヴ・ザ・フライン・パン」、そして「地獄ってなんだ」、これ

はエルヴィン・ビショップとチャーリー・マッスルホワイトという60年代にブルーズに出会って人生

がすっかり変わってしまった有名なふたりの新作です。30年間ほどはクーバの

音楽に親しんでいたマッスルホワイト、ここのところブルーズに帰って来てますね。そ

のくらいこの音楽は恐ろしい吸引力を持っているのです。わたしもエルヴィンが

いたバタフィールド楽団を聞いてもう50年経ちます。そして益々その魅力にイカれ

ておりますです。

さて、音楽ファイルを整理していたら以前に手をつけたこんな音源が出て来ま

した。

 

M07.Blue Lights(3’18”)Little Walter

-W.Jacobs-  Chess 8164

 

N  ご存知、リル・ヲルターの傑作「ブルー・ライツ」、1954年の録音です。素晴らしい閃

きに終始するこの器楽曲、実はオリヂナルの録音には瑕疵があります。たぶん粗

忽な扱いでマスター・テイプが切れたかなんかしたんでしょう、明らかに何拍分か

音が飛んでいるんです。聞く度にそれが癪でね。何とかしたいなあ、とずっ

と思っていました。6mmテイプとハサミで出来ない事はないんですが、ディジタル録

音機が一般化した頃に、復元を思い立ちました。一緒に働いていた若い録音

技師志望者に「課題だ」なんて押し付けてね。彼はそもそもこの種の音楽に

縁がない育ちである上、完成見本がありませんからどうやったら良いのか分

かる訳がありません。「ここがダメだろう」なんて何回もやり直しさせました。

最後は、「これをここに持って来てくっ付けるんだよ」、と側で付きっ切りで

シドーしました。悪戦苦闘のその結果、今わたしの手元には「完全版ブルーライツ」

が、あります。あ、失われて飛んでいる部分については全く分かりませんか

ら「偽造」版ですね。

このような瑕疵のある録音はかつてフツーに市場に出ていました。それが

今ではディジタル技術によって修正されています。果たして「ブルー・ライツ」の最

新仕様はどうなっているのでしょうか。興味があります。

意図せずにブルーズ・ナムバが続きました。それではとても洗練された味わい

の新しい録音をどうぞ、と言っても1983年の作品ですけどね。7弦ギターを驚

異的な技術で弾くジョン・ピザレリ、デビュー作となるアルバムから、

「ルートろくじゅうろく」。

 

M08.ルート66(3’19”)ジョン・ピザレリ

-B.Troup-  Pヴァイン PCD-25304

 

M09.涙のしずく(3’36”)アル・グリーン    

-V.Kieth, B.Peters-  Amazonの配信落とし

 

N  こちらもPC整理中に出て来たアル・グリーンの「涙のしずく」、昨年の吹き込

みだったかな、CDのようなパッケイヂミーディアにはなってませんで、配信だけで

発表されました。もう本人は商業的な場で唄う気は無いようです。この吹き

込みはどのくらい説得されて腰を上げたんでしょうかね。周辺の事情は全く

知りません。1年程前のレコード・コンサートで耳にして、家に帰ってからすぐに落と

しました。先週お話ししたアメリカーナ音楽の唄い手、フレディ・フェンダの出世作です。

この人のアルバムにはどれにも必ず入ってる1曲です。ソーイウトコガコノヒトネエ・・・。

 

アル・グリーンのはイントロがモロに「レッツ・ステイ・トゥゲザ」で、最後が「ラーヴ・アンド・

ハピネス」という黄金時代のチャンチャカチャン的な構成で、ひとつひとつの楽音が、ま

るでハイ・リズムのホッヂズ兄弟たちのようです。機械かな、これ。

 

M10.God Bless Our Love(5’53”)Al Green   

-Green, Mitchell, Randele-   Rioht Atuff / Hi 72438-53033-2-6

 

N   自身の教会の仕事が忙しいのか、もうかつてのように人前で唄わなくなっ

て久しいアル・グリーン、ソウル・シンガーだった晩年の姿を克明に記録した、1981年、

中野サンプラザでの公演実況録音から「ガッド・ブレス・アワ・ラーヴ」でした。この

時は客席にノリノリのおばさんがいましてね、たぶん福生の方から来たんでしょ

う。鋭い反応が本当に面白かったです。アル本人に途中で「ちょっと、お黙り

よ」なんて言われたりして、光栄ですね。なおこの時の拍手にはワツシイサヲの

も入っています。

お聞きのように、クレジットこそありませんが、後半には「アンチェインド・メロディ」

が唄われています。唄い出す前にも「ライチャス・ブラザーズが唄ったんだ」と触れ

てましたね。「ふられた気持ち」と並ぶ、どなたもご存知のライチャス超有名曲で

す。アル・グリーンの「ガッド・ブレス・アワ・ラーヴ」も、どうやら「アンチェインド・メロディ」

からの閃きで書かれたようです。何れにせよ見事なメドリーですね、素敵だ。

この歌は日本でも大変知られていまして、多くのカヴァがありますね。では

「R&Bなら日本一」と言われたズー・ニー・ブーで聞いてみましょう。リード・ヴ

ォーカルは町田義人です。

「アンチェインド・メロディ」。

 

M11.アンチェインド・メロディー(3’48”)ズー・ニー・ブー

-A.North, H.Zaret-  コロムビアCOCA-11049

 

N  端正な演奏、ズー・ニー・ブーの「アンチェインド・メロディ」でした。わたしは「白い

サンゴ礁」で初めて彼らに接したので、当時「日本一のR&B」ってこんなモン

かと拍子抜けした覚えがあります。生真面目なんですね、すべて。不良っぽ

い魅力がない。やっぱ音楽は多少でも怖さが感じられないとね。さだまさし

じゃダメなんですよ。ま、奴には「別の怖さ」があるか。

ではもうひとつの「R&Bなら日本一」と言われたグループの同じ

「アンチェインド・メロディ」を聞いてみましょう。

 

M12.アンチェインド・メロディー(3’26”)ザ・ゴールデン・カップス

-A.North, H.Zaret-東芝 TOCT-10760

 

N  ザ・ゴールデン・カップスで「アンチェインド・メロディ」でした。ベイスがあちこち動き回

って最後まで落ち着きません。弾いていたのは、先週訃報をお届けしたルイズ・

ルイス加部です。彼に関しては、先週いただいた投稿が、面白かった。皆様、意

外とカップス時代のマー坊をご存知ないようで、お若いのですね。これは彼らのデ

ビューLPに収録されています。ここではそれほど過激ではありませんがマー坊の

ベイス、明らかに異色です。

このグループはジャズ喫茶などでの実演ではカヴァばっか演ってたみたいです。

「オリヂナルなんか嫌いだ」って平気で言ってるのを同じ学級の女友達に見せて

もらった「セブンティーン」か「ティーンルック」なんかで読んで、「なんて不良だ」と、

驚いたがあります。でもね、わたしはカップスはどこにもない魅力に溢れてたオリ

ヂナル歌謡曲が好きです。カヴァは今なら本物が簡単に聞けますし、デイヴ平尾、

トキさんも本当はこういうのが好きだったんじゃなのでしょうか。どれもノリノリ

で唄ってます。マー坊の「踊るベイス」の聞ける、カップスのオリヂナル曲、いくつか聞

いて行きましょう。

まずは内田裕也も褒めていた、これです。

 

M13.愛する君に(2’36”)ザ・ゴールデン・カップス

-R.Nakanishi,K.Suzuki-  テイチク TECH 32412/3

 

N  「愛する君に」でした。間奏の頭でバリサクを入れた編曲が、ポップR&B調で

素晴らしい。後にアルファ・レコードを興す村井邦彦が担当しております。

そして次は知る人ぞ知る「クールな恋」、ご存知でしょうか。

 

M14.クールな恋(2’26”)ザ・ゴールデン・カップス

-Y.matsuzki, K.Murai-  東芝 TOCT-10760

 

N  「クールな恋」これは隠れたる名曲。詞を芸能雑誌で一般公募したんじゃなか

ったかな。デイヴ平尾の唄、いいですね。やっぱりカップスはトキさんです。捉え

どころのないエディ藩、コーちゃんのファズ・ギター・ソロもイカしてます。

そして、ヲール・ジャスティスの訃報に寄せてくれた、ハギリョウさんのリクエストにお答え

して「4グラムの砂」、よくご存知でした。嬉しいですね。若干調弦不良気味の

イントロも含んで、これも素晴らしい。

どうぞお聞き下さい。

 

M15.4グラムの砂(2’40”)ザ・ゴールデン・カップス 

-K.Suzuki, R.nakanisi, K.Murai-   東芝 CP-1042

 

N  「4グラムの砂」、ザ・ゴールデン・カップスでした。こういうのやってると止まら

なくなっちゃう。カップスがシングルでも出していた英語詞のオリヂナル曲「過ぎ去り

し恋」と同じく、マモルはこういう優しい感じのが得意でしたね。決して上手い

唄じゃないですけど、独特の味がある。甘い顔してたし、年頃の娘たちが「キ

ャーッ」っていうのも納得できます。コーラス・ハーモニーも素敵でした。

さて次、わたしはとても好きなんですがメムバが毛嫌いしていたオリヂナル曲で

す。さっきの発言はこの歌に関してじゃなかったかな。青少年不純異性交遊

の巣窟本牧、というテーマからしてC調で、素晴らしい。教育委員会は黙ってた

のかな。誰も暴走を止められない感じのマー坊のベイスがまた凄いんです。

「本牧ブルーズ」。

 

M16.本牧ブルース(2’36”)ザ・ゴールデン・カップス 

– R.Nakanisi, K.Murai-   東芝 CP-1042

 

M17.その時わたしに何が起こったの(3’04”)和田アキ子 

-Y.Aku, F.Taguchi- テイチク TECE-30549

 

N   カップスGS歌謡曲集「本牧ブルース」に続けましたのは「R&Bなら日本一」の

女性の「その時わたしに何が起こったの」、和田アキ子1970年春のヒット曲ですね。

歌声がまだとても素直です。「本牧ブルーズ」と同じく青春の投げやりな自暴自

棄的感情が唄われております。和田アキ子のこの歌はラジオの歌謡曲番組で毎日

のように聞いていた記憶があります。多分ヘヴィ指定のローテイション曲だったんでし

ょう。ホント毎日でした。

和田アキ子の作品としては「どしゃ降りの雨の中で」が和製R&B曲として知

られていますが、わたしはこの「その時わたしに何が起こったの」も好きで

すね。ゲーダイ出の川口真の編曲が冴えてます。少し綺麗過ぎかとも思います

がポップR&Bの傑作だよ。

とは言え、次がこれじゃあんまりかな・・・。

アリーサ・フランクリンです、「ドント・プレイ・ザット・ソング」。

 

M18.Don’t Play That Song(3’02”)Aretha Franklin

-B.Nelson, A.Ertegun-  Rhino / Atlantic 8122-72525-2

 

M19.ナーヴァス・ブギー(2’17”)ポール・ゲイトン

-P.Gayton-   MCA  MVCM-22014

 

N  「ドント・プレイ・ザット・ソング」、アリーサ・フランクリンでした。絶頂期のLP『スピリット・

イン・ザ・ダーク』の冒頭曲です。これはベン・E・キングでヒットした歌で、日本では

「スタンド・バイ・ミー」とのカップリングで長い事シングル盤が流通してました。アトランティ

ックがワーナー・パイオニアに移っても同じ組み合わせで出てました。どこのジューク・ボ

ックスにもリスト左上の定番位置に必ず入っててね。可哀想に貧しいイサヲ少年はその

側に立って、この盤が回るのを待っていました。19歳でようやくシングルを買え

た時は嬉しかったな。

この歌は映画「カサブランカ」の「プレイ・イト・アゲイン、サム」からの閃きで作られ

たのではないか、と先ほど突然ヒラメきました。如何でしょうか。作者クレジットに

併記されているアトランティック社長のアーメット・アーティガンが、実際に何をしたのかは知

りません。

その次は先週もお届けした、チェス・レコードのヌー・オーリンズ代貸し、ポール・ゲイトン

の「ナーヴァス・ブギー」です。彼は制作管理、宣伝、営業などのレコード販売業務

を手堅くこなした反面、ピアニスト、ソングライタ、アレンジャ、プロデューサとしても八面六

臂の活躍をしました。それが本人名義の吹き込みでは、このようなノヴェルティ物

が多く、真面目な職業人なのかC調演奏家なのか、判断がつきません。

それはともかくここから暫くは、「ヌー・オーリンズの竜王」ポール・ゲイトンの音楽

をどうぞ。どれも演奏時間の短いのが特徴で、2分足らずの楽曲がふたつもあ

ります。まずは作者不詳の「ダウン・ボーイ」です。

 

M20.ダウン・ボーイ(2’38”)ポール・ゲイトン

-inknown-   MCA  MVCM-22014

 

M21.ミュージック・ゴーズ・ラウンド・アンド・ラウンド(1’58”)ポール・ゲイトン 

-Riley, Fareley-   MCA  MVCM-22014

 

N  「ダウン・ボーイ」、そして「ミュージック・ゴーズ・ラウンド・アンド・ラウンド」、ポール・ゲ

イトンでした。ヌー・ヨークのハーレムを沸かせていたキャブ・キャロウェイとは一味違ったノヴェル

ティ・ジャムプ・ブルーズ、大変結構です。次は南アフリカの「ライオンは寝ている」を連

想させる風、「ウインディ」この個性的な響きは特筆に値します。

 

M22.ウインディ(1’43”)ポール・ゲイトン 

-T.Hark-   MCA  MVCM-22014

 

N  「ウインディ」でした。あっという間のポール・ゲイトン下手物作品集、最後はまさ

に決定的な、これです。

「ドライヴィング・ホーム、パート2」。

 

M23.ドライヴィング・ホーム、パート2(2’48”)ポール・ゲイトン

-P.Gayton-   MCA  MVCM-22014

 

N  「ドライヴィング・ホーム、パート2」でした。如何でしたかポール・ゲイトン、面白いで

しょう。こんなにノヴェルティ風味豊かなのに、いまひとつ知名度が低いのは謎で

す。晩年には自分自身のレイベルでルイ・ジョーダンなどの吹き込みも行なっていま

した。やっぱ真面目な人なのかな。

さてその後は「ドライヴィング・ホーム、パート2」で連想したこの歌です。

「ユア・シックスティーン」、リンゴ・スターでどうぞ。

 

M24.ユア・シックスティーン(2’50”)リンゴ・スター 

-R.& R.Sherman-  東芝 TOCP-6673

 

M25.Grazing In The Grass(5’26”)Maceo Parker

-P.Hou, H.Elson-  The Funk Garage TFG67092

 

TM Born In Chicago 「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-N.Gravenites-  Rhino 8122 798434 0

 

N  リンゴ・スター1973年3枚目のソロ作品『リンゴー』から、「ユア・シックスティーン」でした。

「あんたもあの頃16歳」と唄います、もう遙か昔ですね。数年前に、わたし

は精神的な生育が齢16で止まったままだな、と気づきました。その頃から今

も全ての判断や価値観が何も変わっていま せん。もちろんその後50年で世

界はあっと驚くほど変わりましたが、個人の生活感覚はあの頃とほぼ同じで

す。これは今になってその頃に戻ったんじゃなくて、ずっと16歳だったので

す。決して誇れる事じゃないのですが、事実なのです。変わった事と言えば、

酒を呑むようになった事くらいでしょうか。もちろん16歳から努力を重ね、

成長して立派になった人たちも大勢います。ほとんどはそうでしょう。ただ

この昔の16歳は幸か不幸か今まだ生きています。せめてあの頃に聞きたくて

も聞けなかった音楽を確かめてから死にたい、なんて思ってるうちに、種類

が限りなく拡がってしまって手に負えない状態です。新しい音楽にももっと

少し触れないとね。若い人たちから大いに教えて貰いたいところです。改め

てよろしくどうぞ。

「音楽に恋愛と革命を夢見て失恋と挫折に泣いた16歳」の今は昔の物語で

した、お粗末。

最後は『ソウル・フード クッキン ・ウィズ・メイシオ』の最終曲、「グレイジング・イン・ザ・

グラス」でした。メイシオの老成を感じる事のできるこのアルバムは、大変良い出来で

すね。また改めてご紹介しましょう。

 

今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

https://firestorage.jp/download/ef1623227ec1b6c24575d1752affe32f7ec98f7e

ダウンロード・パスワードは、p3unx099 です。

使用音楽素材写真は、

https://firestorage.jp/download/09c0c40483624c5458d93aaae4146f4fbb378d94

ダウンロード・パスワードは、同じく、p3unx099 です。

 

来週は「ウツツ」本番、17日の早朝3時からの生放送です。早いなあ、もう

来てしまった。どんな内容かは、聞いてのお楽しみ。10月17日早朝の3時、

84.00メガヘルツ、中央エフエムでお逢いしましょう。日本橋からお送りいたします。

 

今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。

 

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Real Rocks 【2020/10/04 O.A.】Playlist

ZIP-FM RealRocks
PLAYLIST
2020.10.04 ㊗️開局27周年!

M01: Fearless/Amaranthe
M02: If This is The Last Time/LANY
M03: Bloody Valentine/Machine Gun Kelly
<コーナー: RockSteadyGo Part.1>
M04: Color Wheel/Arch Echo
M05: Immediate Results!/Arch Echo
M06: To The Moon/Arch Echo
M07: Measure Of A Life/Arch Echo
M08: YYZ (Cover)/Arch Echo
<コーナー: RockSteadyGo Part.1 >終わり
<コーナー: RockSteadyGo Part.2 >
M09: Lyrics Lie/Dance Gavin Dance
M10: Bloody Valentine/Machine Gun Kelly
M11: Anthem, Pt. 2/Blink-182
M12: Way Away/Yellowcard
M13: Misery Business (Cover)/Machine Gun Kelly
M14: Kiss Kiss/Machine Gun Kelly
M15: Drunk Face/Machine Gun Kelly
M16: My Ex’s Best Friend Featuring Blackbear/Machine Gun Kelly
M17: Concert for Aliens/Machine Gun Kelly
M18: Forgot Me Too Feat. Halsey/Machine Gun Kelly
<コーナー: RockSteadyGo Part.2>終わり
<Ending>
<コーナー:メタルの光>
M19: Oedipism/Distant
M20: Monday Morning (お別れソング)/Fleetwood Mac

【幻】モーニン・ブルーズ 2020/10/03

mb201003

 

TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

 

N  おはようございます、ワツシイサヲです。「幻」モーニン・ブルーズ2020年10月03日

を始めましょう。

この時代にかつて親しんだ音楽家が他界するのは当たり前の事ですが、今

週知ったこの訃報には、さすがのわたしも驚きました。かなり大袈裟な評価

を受けていたこの人の演奏ですが、正規の録音、それもデビューのオリヂナル曲で

既にこんなにブッ翔んでいたんです。

心してお聞き下さい。

ザ・ゴールデン・カップス、「銀色のグラス」。

 

M01.銀色のグラス(2’45”)

-J.Hashimoto, K.Suzuki-  東芝 TOCT-10760

 

N  凄まじいですね、ルイズルイス 加部のベース。彼はもともとギター弾きだったという

事もあって、こんな風に弾けるんでしょうか。同じように天才、ポール・マッカート

ニも似た感じですが、彼の場合はあくまでもハーモニーを意識しての演奏です。そ

こが彼の師とするジェイムズ・ジェイマスンとそっくりな部分でもありますが、マー坊、

加部正義の場合はそんな事関係ない。「今、こう感じた」と気分で音を出して

来るのです。それが滅茶苦茶にならずに、大きな魅力となって全体に寄与し

ている、理想的ですね。

その人、ルイズルイス 加部が亡くなっていたそうです。この知らせは衝撃でし

た。マー坊は死んじゃいけない、死なない人だったんです。今までもわたした

ちはあの人だけトクベツに考えていました。「なぜ捕まらないんだろう」という

単純な疑問もありましたが、やっぱりトクベツでした。それが多臓器不全で9月

26日に亡くなっていたんです。しかも入院していただなんて・・・。マモルがこ

の間いなくなったばかりなのに。

この人が娘さんに促されて始めた自伝「気ままに生きる」に偶然であった

のが三年ほど前かな。これはマー坊が64歳の時に書き始めたもので、それは面

白い。特に音楽なんてどうでもいいような生き方をしてるのが、素晴らしい。

チャーにジョニー、ルイス、アンド・チャーへの参加を打診された時に自分の楽器を持って

なかったとか、今でもコード・ネイムを全く知らないとか、ジョーシキ人の想像を絶し

ます。あっという間に読んでしまいました。

その後で、これを人に言っていいものかどうか迷いまして、これまでたっ

たひとりにアドレスを教えただけです。でも今回、みなさんに公開しておきます。

https://www.berrys-cafe.jp/pc/book/n730755/202/です。まだ削除されていま

せん。早く覗いてみて下さい。これをマー坊に書かせた娘さんというのは、横

浜石川町にあったクラブ、ジーン・ジニーの上のコンビニで偶然見かけた時に連れてた

あの子なのでしょうか。

ブッチが、トキさんが、そしてマモルやマー坊もいなくなってしまったザ・ゴールデン・

カップス、再結成的な動きもあったようですが、もう完全にダメです。

このカップスで加部正義は1曲オリジナルを吹き込んでいます。これも前半は輸入

楽器に付いて来た教則フォノシートを早回ししてそのまんま使っているという犯罪

的な成り立ちです。そのタネ明かしを聞いた時には、本当にこれでいいのかな。

東芝の制作部門は許諾を出したのかな、という疑問が浮かびました。後半に

出て来る「誰かが午前3時に話しかけた」というのは貴重なマー坊の唄のよう

です。

ではお聞き下さい、「午前3時のハプニング」。

 

M02.午前3時のハプニング(2’42”)ザ・ゴールデン・カップス

-L.Kabe-  東芝 TOCT-10760

 

M03.ユー・ キープ・ミー・ハンギング・オン(3’17”) ファンク・ブラザーズ

-B.Holland, L.Dozior, E.Holland-   ユニバーサル / Motown UICY-1232

 

N  ヲール・ジャスティスことルイズルイス加部作「午前3時のハプニング」、ザ・ゴールデン・カップ

スでした。その次は先週もお届けした「永遠のモータウン」オリジナル・サウンドトラックから、

「キープ・ミー・ハギノン〜恋はおしまい」でした。もちろんモータウンのオリジナルカラオケ。

これでスプリームズは唄ってたんですね。ファンク・ブラザーズの演奏、ベイスはジェイムズ・

ジェイムスンでした。本当にいい音で保管されてますね。わたしはディジタル化にあ

たって演奏をやり直したんじゃないか、と思ったほどです。

さて次も先週お届けしたアルバムから、時間の都合でお届けしたそこなった

2曲です。コムピCDアルバム『ソングズ・バイ・ダン・ペーン』からです。まず、

「ドゥ・ライト・ヲーマン、ドゥ・ライト・マン」、ブレンダ・リーです。アリーサ・フランクリンの持ち歌

をほとんど同じ環境で唄う、ブレンダもいい度胸してます。彼女は1970年に『メ

ムフィス・ポートレイト』というアルバムを発表しているようですね。とても聞いてみた

くなりました。その次はエスタ・フィリプスの「チータ・マン」これも面白い出来です。

 

M04.Do Wright Woman, Do Wright Man(2’58”)Brenda Lee

-D.Pen, C.Moman-  MCPS / Ace CDCHD1370

 

M05.Cheater Man(2’18”)Ester Phillips

-D.Pen, C.Moman-  MCPS / Ace CDCHD1370

 

N  「ドゥ・ライト・ヲーマン、ドゥ・ライト・マン」ブレンダ・リー、そしてエスタ・フィリプスの「チー

タ・マン」でした。今更のようですが、昨今ダン・ペーンの作品に心を奪われてい

ます。それはこの『ソングズ・バイ・ダン・ペーン』のようなコムピ・アルバムを聞き直

して彼の作品が立体的に見えて来るからです。そのほとんどはイギリスの編集再

発レイベルのエイスから出ています。とても柔軟な感覚が生きているので、これま

での固定概念を突き抜けてダン・ペーンに触れる事が出来ました。エイスにはとて

も感謝しています。

彼と似た人間にボビー・チャールズがいます。電話口で唄ってレナード・チェスのオーデ

ィションに合格。出してもらったレコードがこれでした。

 

M06.シー・ユー・レイター・アリゲイター(2’52”)ボビー・チャールズ 

-B.Charles-  MCA  MVCM-22078

 

N  「シー・ユー・レイター・アリゲイター」でした。俗称「ありげたや節」あ、それはない

ですね。レナード・チェスは電話口で唄っていたボビー・チャールズを黒人と信じて契約

したので、シカーゴにボビーが来た時には騒ぎだったらしいです。「何だ、あの白

人は」というようなものでしょう。チェスの黄金期を描いた映画「キャディラック・レコ

ード」の中で、チャック・ベリーが仕事で旅先のクラブに出向くと、そこの白人支配人

に「チャック・ベリー、あいつは白人だ」と入れて貰えない非常に面白い場面があ

ります。その逆でしょうか。

昔は情報量が少なかったですから、初対面の際にこういう間違いは日常茶

飯事だったようです。文通している相手と初めて出会う時なんかは、緊張し

たでしょうね。残念ながら、わたしにはそんな経験がありません。その昔、

えらく出来の良い漫画を送って来た離れ小島に住む投稿者に、「あなたは早く

東京に出て来て本格的に書き始めた方が良い」と編集部が電報を打ったら、

学生服を着た子供がやって来て出版社のみんなが驚いた、なんて事があった

そうです。これも面白い話ですね。その子は確か有名な漫画家になったはず

です。

 

M07.Hey, Good Lookin’ (2’03”)Bobby Charles   

-H.Williams-  MCA  MVCM-22078

 

N  ボビー・チャールズの「ヘイ、グッド・ルッキン」でした。ハンク・ウイリアムズの作品ですね。

ボビーおよびその周辺では、R&Bだけでなくこういうカントリーを唄うのも普通だ

った筈です。ブルーズ/ R&Bとカントリーを人種差別的にはっきり線引きして考える

のは、日本人の悪い伝統です。だからわたしは今頃ボビー・チャールズを聞いてる。

ボビーは人前で唄うのがあまり好きではなかったので、すぐに歌手としての

経歴に見切りを付けてレコードの制作宣伝などの裏方仕事をします。とても控え

めながら冷静に当時の音楽界状況を理解しています。こういうところも、わ

たしの好きな部分です。一方で歌を作る事はずっと続けていました。

 

M08.Walking To New Orleans(1’58”)Fats Domino

-Domino, Bartholomew, Guidry- AMSC1272

 

N  ファッツ・ドミノーの「ヲーキング・トゥ・ヌー・オーリンズ」でした。これはファッツ自身とデイヴ・

バソロミュウ、そしてボビーの共作になっています。最後の「ギドリ」というのがボ

ビーの事で、ロバート・チャールズ・ギドリ、これが本名なんです。デイヴ・バソロミュウは

ヌーオーリンズの音楽界の顔役、この町の実演や録音を仕切っていた男です。ファッツ・

ドミノーを売り出した立役者ですね。先週いつものようにCDを整理していたら、

こんな録音に再会しました。

 

M09.Jump Children(2’20”)Dave Bartholomew

-Domino, Bartholomew-  Blue Note 7243 8 54364 2 0

 

N  これは題名からして、この歌と同じでしょう。

 

M10.Jump Children(Vooit Vooit)(2’35”)The Flamingos

-J.Carter-   CD Charley 22

 

N  ザ・フラミンゴーズで「ジャムプ・チルドレン」です。作者記載やアレンヂこそ異なります

が、先にお届けした1曲と「同じ歌」といって良いでしょう。バソロミュウはジャム

プ楽団的、フラミンゴーズは正統的なヴォーカル・グループのスタイルです。だいぶ昔にこの

プロモーション・フィルムを観た事がありまして、それは驚きましたね。ブレイクダンスもぶ

っ飛ぶ迫力でした。フラミンゴーズは「千葉ッ、滋賀ッ」の「瞳は君ゆえに」で知ら

れていますから、こんなに激しく踊る姿が全く想像できませんでした。これ

はもう一度観たいですね、死んでしまう前に。

さて自分の「ジャムプ・チルドレン」では作者に名を連ねているデイヴ・バソロミュウ

は、先ほども申しましたように、ヌー・オーリンズ音楽業界の顔役、シカーゴでならさ

しづめウィリー・ディクスンのような存在でしょうか。同時期この町には同じように

バンドリーダー / アレンジャー / プロデューサーとして仕事をしていたポール・ゲイトンがいま

す。別名「チェス・キング・オヴ・ヌー・オーリンズ」と呼ばれたくらいです。この名前

でお分かりのように、彼はチェス・レコードのヌー・オーリンズ窓口を務め、バソロミュウと同

等の活躍をしていたのでしょう。デイヴ・バソロミュウはイムペリアル・レイベルの仕事を

ほぼ専門にしていましたから、ボビー・チャールズはポール・ゲイトンとの付き合いの

方が多かった筈です。

ではそのポール・ゲイトンを1曲どうぞ。4枚組コムピ『チェス・リズム・アンド・ロール』

から、「イフ・ユー・ラーヴ・ミー、テル・ミー・ソウ」。

 

M11.If You Love Me, Tell Me So(2’39”)Paul Gaton

-unknown-  MCA / Chess CHD4-9352

 

M12.バット、アイ・ドゥ(2’19”)クラレンス・ヘンリー

-C.Henry-  MCA MVCE 2206

 

N  ポール・ゲイトンで「イフ・ユー・ラーヴ・ミー、テル・ミー・ソウ」、そしてボビー・チャールズ

の書いた傑作「(アイ・ドント・ノウ・ワイ) バット、アイ・ドゥ」、クラレンス蛙男ヘンリーでした。

この「バット、アイ・ドゥ」のアンサ・ソングではないか、とわたしが目を付けたのが、

アバのこの歌です。

 

M13.I Do, I Do, I Do, I Do, I Do(3’15”)Abba

-B.Anderson, B.Ulvaeus-  Polydor / Polar 519 353-2

 

N  アバのヒット曲、「アイ・ドゥ、アイ・ドゥ、アイ・ドゥ、アイ・ドゥ、アイ・ドゥ」です。もち

ろん彼らのオリヂナル曲ですが、題名からして「バット、アイ・ドゥ」ですね。1974

年の発表ですから、ふたつの作品の間には13年の隔たりがあります、わたし

はずっとこの決定的事実を知らないままいて、気づいたのは21世紀間際でし

た。おそらくね、チェスのR&Bばっかり聞いている人たちは今も知らないでし

ょうし、分かったとしても相手にしないと思います。「俺が聞くのは黒人音楽

だけだ。嗚呼、なんて潔い姿なんだろう」こんな偏見的美学を持った人が多

いですから。

わたしはこのアバの「アイ・ドゥ、アイ・ドゥ、アイ・ドゥ、アイ・ドゥ、アイ・ドゥ」も

蛙男の「(アイ・ドント・ノウ・ワイ) バット、アイ・ドゥ」、両方とも大好きです。

 

M14.アイ・ドゥ、アイ・ドゥ、アイ・ドゥ、アイ・ドゥ、アイ・ドゥ(4’05”)ロニー・マーフィー

-B.Anderson, B.Ulvaeus-  ポリスター PSCW-1116

 

M15.オリビアを聞きながら(3’57”)浦島りん

-A.Ozaki-  エイベックス AVCD-11110

 

N  スカタライツ風「アイ・ドゥ、アイ・ドゥ、アイ・ドゥ、アイ・ドゥ、アイ・ドゥ」、ロニー・マーフィー

そしてレゲ調「オリビアを聞きながら」浦島りん、どちらもこの国で制作された

カヴァです。

今の「オリビアを聞きながら」には「メイキング・グッド・シングズ・ベタ」という行

りがあります。唐突に出て来る1行ながら歌の鍵にもなっているようです。

わたしはずっと「何故だろう」と疑問を感じていました。それが先週の片付

けで、似た表現のR&B曲を見つけたのです。

それはなんデニース・ラサールの、歌の題名のみならず、コムピ盤の表題にもなっ

ていました。ほとんどそのまんまです。

お聞き下さい、「メイキング・ア・グッド・シング・ベタ」。

 

M16.Making A Good Thing Better(3’07”)Denise Lasalle 

-D.Lasalle-  ACE CDSEWD 152

 

N  「メイキング・ア・グッド・シング・ベタ」、デニース・ラサール1973年のシングル曲です。

女性コーラスがタイトルを繰り返し叫んでいましたね。当然「オリビアを聞きながら」は

この後の作品ですから、果たして尾崎亜美がデニースを聞いていたか・・・、そ

んな事はないでしょう。この「メイキング・ア・グッド・シング・ベタ」はウエスト・バウン

ドというデトロイトのマイナー・レイベルから出たシングル盤で、当時もその後も日本に何

枚入っていたかどうか、という希少なものです。デニース自身はこの直後から「通」

が聞き始めていたようですけれど、ニューミュージック界のお姫様だった尾崎亜美が

マイナーR&B女性歌手を聞いていたなんて事は有りえない事ですから、これは

「偶然の一致」で済ませます。お疲れ様でした。「オリビア」での「メイキング・グッ

ド・シングズ・ベタ」は「なんとかしなくちゃね」程度の軽い掛け声でしょう。

2018年1月8日に他界したデニース・ラサールの、ある意味で一番良い時期、油

が乗り始めた頃のウエスト・バウンド作品を集めたこのコムピ盤『メイキング・ア・グッド・

シング・ベタ』は、その後の開花を予想させる素晴らしい内容です。少しですが

聞いて行きましょう。まずはデニースが世に知られる切っ掛けになったヒット曲、

「恋に囚われて」。

 

M17.Trapped By A Thing Called Love(2’49”)Denise Lasalle 

-D.Lasalle-  ACE CDSEWD 152

 

N  以前もお聞き頂いた15分にも及ぶ実況録音のメドリーで最後に唄い大受けを

取っていた「トラップド・バイ・ア・シング・コールト・ラーヴ」の原仕様です。声が若い

ですね、まだ。でも既に貫禄の片鱗を感じさせるのが恐ろしいところ。デニース

は唄はもちろんですが、作家としても素晴らしい歌を書き続けていました。

最終的に自分で唄って表現できるからでしょうか、造りが他の作者とは一味

違っています。また周りには編曲者をはじめとして理解者が多く、彼女の意

思を尊重する制作体制が常に整っていたのも良かった。

コムピ盤『メイキング・ア・グッド・シング・ベタ  ザ・コムプリート・シングルズ 1970-76』

から、またお聞き下さい。弦の絡ませ方が絶妙な「ヒア・アイ・アム・アゲイン」。

 

M18.Here I Am Again(3’23”)Denise Lasalle 

-D.Lasalle-  ACE CDSEWD 152

 

M19.Married, But Not To Each Other(3’41”)Denise Lasalle  

-D.Lasalle、F.Miller-  ACE CDSEWD 152

 

N  デニース・ラサール,『ザ・コムプリート・シングルズ 1970-76』から、75年の「ヒア・アイ・

アム・アゲイン」そして、彼女の作品の中でひときわ輝きを放っている「マリード、

バット・ノット・トゥ・イーチ・アザー」、配偶者以外の相手との恋を唄ったとても切ない

1曲です。こういう話は南部R&Bには当たり前のように出て来る題材ですが、

ほとんどが男歌でして、女が唄うのは珍しい。さすがデニース・ラサールです。当事

者ではなく、二人称に「お気をつけなさいよ」と、呼びかけます。でも段々

と本人の物語になって来るところがデニースならではの情感表現で、全く脱帽で

すね。

 

M20.Gold Watch & Chain(4’07”)Nitty Gritty Dart Band feat.Kris Kristferson

-A.P.Carter-  Ryco / Americana 63579158827

 

N  さてガラリと変わって、ニティ・グリティ・ダート・バンドとクリス・クリストファスンで「金時

計と鎖」2004年に発表されたアルバム『永遠の絆』の中の1曲です。ライコーとい

う北米の独立レイベルが発売していた『ディス・イズ・アメリカーナ』という編集盤に収

録されていました。この盤をレコード店で見つけた時には『ディス・イズ・アメリカ』

で、国情を憂う歌を集めたのかと思っていましたが、「アメリカーナ」音楽集だった

のです。

わたしの大好きな唄い手のフレディ・フェンダ、彼はれっきとしたアメリカ人ですが、

両親はメキシコ人で、スペイン語も出来ます。大ヒット曲「涙のしずく」は英語で唄い

出して間奏の後をスパニッシュで攻める、なんてしゃらくさい事を上手にこなして

いました。唄う歌は、カントリー、R&B、そしてスペイン系のメキシコ音楽と、テクス・メクス

を絵に描いたような音楽性を持っていて、どれも素晴らしい。もうこの世に

はいませんが、「好きな歌い手は誰ですか」と尋ねられたら、必ず出て来る名

前です。そんな彼の作品は、この「アメリカーナ」という括りのところに入ってい

まして、基本的にカントリーなんだけど、それだけでは収まりきらないような、広

い領域を跨いだ北米の音楽を「アメリカーナ」と呼ぶんだな、とわたしもようやく

最近になって分かりかけております。

さらに今のニティ・グリティ・ダート・バンドとクリス・クリストファスンの「ゴールデン・ヲッチ・

アンド・チェイン」には、フォークの要素も入っていました。このフォークと言うのも微妙

な存在でして、アクースティク・アンサムブルながら、テキサスやナッシュヴィルの音とは違う、都

会のインテリの音楽であるけれど、それがすべてではないし、ましてコーセツやタクロー

とは全く別という厄介な代物です。ただ一瞬の響きで「あ、フォークだ」と感じ

る時があります。わたしの最近の例では、バーブラ・デインが「フォーク」でした。

主に白人の音楽ですが、例えばリチー・ヘヴンスなんかも「フォーク」ですね。

さて釈然としない「アメリカーナ」音楽、CD『これがアメリカーナだ』から聞いてみま

す。モロのカントリーじゃないのかな、とわたしは感じるノートリアス・チェリー・ボムズで、

「ちょっと待ってくれ」。

 

M21.Wait A Minute(2’47”)The Nortorious Cherry Bombs 

-R.Crowell, H.Devito-  Ryco / Americana 63579158827

 

N  モロにカントリーに聞こえるノートリアス・チェリー・ボムズの「ウェイタミニ」、これもアメリカーナなん

ですね。このコムピ盤、選曲はJDメイという人間が行い、他に四人の愛好家が自

らの選んだ10枚のアメリカーナ音楽のアルバムをライナ上で発表している充実した内容の

このCDを、わたしがある程度理解するにはもう少し時間が必要のようです。

アリスン・クラウスの「エヴェタイム・ユー・セイ・グドバーイ」がこれに入っていたのは、嬉

しくもあり納得できました。

そうか、こういうのがアメリカーナかーな、ぬわんちって・・・。

 

M22.Every Time You Say Goodbye(2’53”)Alison Krauss & Union Station

-J.Pennell-  Ryco / Americana 63579158827

 

M23.Mama Didn’t Lie(2’00”)Jan Bradley

-C.Mayfield-  MCA MCAD-6228

 

 

N  またまた突然の「母、ウソつかない」、ジャン・ブラドリでした。今週の月曜日、

朝起きたら、ずっとこの歌が頭の中で鳴っていて困りました。特別に好きだ

ったのではないのですが、なぜでしょうか。カーティス・メイフィールドなんですね、こ

の歌を書いたのは。改めてそれを知っただけでも有難いとしましょうか。

 

M24.You’d Be So Nice To Come Home To(5’40”)Nina Simone

-Cole-  Nina Simone At Newport

 

M25.Hard Times(3’42”)Maceo Parker 

-P.F.Mitchell-  Funk Garage  TFG76092

 

TM Born In Chicago 「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-N.Gravenites-  Rhino 8122 798434 0

 

N  「戻ってくれたら嬉しいわ」、日本ではヘレン・メリルの決定的な吹き込みで知ら

れますが、今朝はニーナ・シモンのヌー・ポートでの実況録音でお送りしました。1960

年出演の時の記録ですね。先週お話ししたジャズ喫茶「ベイシー」の記録映画の

中で店主菅原正二さんがこのLPを持っていたのが妙に記憶に残っていまし

て、お届けしました。ここでニーナはほとんど唄わずに若い頃に学んでいた古典

音楽からの発想でしょうか、ピアノでバロック的なモティーフを繰り返すのが印象に残

ります。聞いた話ですが、ジャズ喫茶「ベイシー」は店での実演よりも大きな音

でLPを鳴らすらしいですね。録音に立ち会った人が「驚いた」と言ってまし

た。どのくらいの音量なんでしょうか。

そして最後はメイシオ・パーカーの『ソウル・フード』から「ハード・タイムズ」、レイ・チャールズ

のアレンヂをお手本にしているようです。メイシオからソロを吹き継ぐパツラのエイシェリン・

パーカーとは親族なのかな。なかなかの鳴らしっぷりでした。

 

今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

https://firestorage.jp/download/3fd78176b82500e577e2eb5ee35d9f8247367c18

ダウンロード・パスワードは、kti7xibgです。

使用音楽素材写真は、こちら。今朝のはボケてこそいませんが、反射をうま

く抑えられていません。難しいな、写真は。

https://firestorage.jp/download/1fba6a5038d176c2a506ed8113f8a1536cf15287

ダウンロード・パスワードは、2iwgqvzdになります。

 

 

エフエム中央での生放送は2週間後、10月17日土曜日の0時からです。もうすぐですね、と慌てて準備に入るワツシです。

今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。

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