カテゴリー : 2020年 11月

【幻】モーニン・ブルーズ 2020/11/28

mb201128

 

TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

 

N  おはようございます、ワツシイサヲです。「幻」モーニン・ブルーズ2020年11月28日

を始めましょう。

先週は済みませんでした。大事な生放送のお知らせを忘れてしまいました。

大家の澤田修が後方支援で告知を追加してくれて助かりました。次の生放送

は、2020年12 月19日の朝3時、あるいは2時30分頃からです。もう時間

がないね。準備に入らなくちゃ。

急に夏日を記録したりと不安定だった気候も例年並みになって来ました。

わたしはまだ暖房機を使っていません。正直言うと寒い。仕事をする部屋は、

これまで何回もお話しているように自信を持って「都内23区最低温度」を

誇れる場所です。計測はしておりませんが。この時期になると指先がかじか

んでしまってね。それをこすって暖めます。さあ、来週はストーブ着火式だ。

今朝も音楽でわたし自身を、そして皆様方を暖めます。まずこれです。

 

M01.あれなんやったかな(4’40”)玉手箱

-unknown-  BSMF TMTY-002

 

N  玉手箱で「あれなんやったかな」でした。「忘れて、忘れて、困っちゃう」

と言う言葉が印象的です。この「・・・ちゃった」「・・・ちゃう」と言う完

了形の用法が、関西の、特に大阪人には「東京言葉」として引っかかるらし

く、以前は関東者をからかう時に、「ボク、それ忘れちゃってさあ・・・」的

によく使われていました。昨今では大阪の人たちもこの「ちゃった」を割と

自然に使うようになってますね。

今まで全く知らなかった大阪のグループ「玉手箱」、ファンクやブルーズを咀嚼した

オリヂナル曲でアルバムを発表しています。けっこう深刻な歌も入ってますが、この

「あれなんやったかな」は別格的な面白さです。キャミーオの大ヒット曲「ワード・アップ」

を土台に老人性認知症、老年痴呆、いわゆるボケを主題に面白く聞かせてくれ

ました。

最後の会話部分を聞いていると、わたしの知り合いの大阪人の顔が浮かん

で来ます。声もよく似てる。これは懐かしいやら迷惑やら、フクザツですね。そ

れとは別に、この「あれなんやったかな」全体を聞いていて思い出した歌が

ありました。

 

M02.むかでの錦三(4’36”)上田正樹とサウス・トゥ・サウス      

-M.Ueda-  徳間 / バーボン TKCA-73244

 

N  上田正樹とサウス・トゥ・サウスの実況録音アルバム『この熱い魂を伝えたいんや』

から、「むかでの錦三」でした。こちらは大人のエログロ漫画週刊誌の連載の登

場人物を主人公にした創作です。発表は1975年。この頃わたしはこのグループ

に夢中で、東京に来る度にいつも観に行っていました。遠く埼玉県の山奥の

城西大学の学祭を観に行った事もあります。最初は本郷東京大学の五月祭だ

ったかな。ぶっ飛びました。みんな上手だった。最後の「お前を離さない」

は当然ですが、ルーファス・トーマスのカヴァが新鮮で、「カッコ良いなあ」と痺れっぱなし

でした。

今回の玉手箱をきっかけに思い出して、調べたらその後に何種類かわたし

が知らなかった録音作品がありました。

 

M03.バッドジャンキー ブルース(4’30”)上田正樹とサウス・トゥ・サウス

-H.Sato-  DIW / Fuji FJSP371

 

N  「バッド・ジャンキー・ブルーズ」、上田正樹とサウス・トゥ・サウスでした。この頃の上田

正樹の実演は、相棒の有山淳司との生セット、そしてサウスとの電気セットの2段構え

で、ふたつの距離がちょっと離れてはいたものの、今になって考えるとわた

したちの日常生活もここに反映されていたように思えます。とにかく1975年

の最新型として、非常に充実した実演でした。

今の「バッド・ジャンキー・ブルーズ」1974年夏の郡山ワンステップ・フェスティヴァルでの

収録ですね。わたしが出会う以前すでに全国的に知られていた証しです。こ

の「郡山ワンステップ・フェスティヴァル」、1年ほど前に関連した新聞記事を読んだ記憶

がありますが、今ではすっかり、全く、跡形もなく、忘れられています。郡

山出身の年下の音楽好きがこの催しについて何も知らなかったのは、大きな

驚きでした。

それから約50年経った現在は。映像も含めて沢山の記録に接する事が出来

るようになっているようでして、これも数枚の連作の中からの1枚です。た

だ新しくこの音楽会を知った若い人たちがどのくらいいるでしょうか。キー坊

こと上田正樹たちもサウス・トゥ・サウスを名乗ってはいますが、後の不動メムバとは

若干構成員が異なっているようです。

 

M04.メムバ紹介(3’10”)上田正樹とサウス・トゥ・サウス

-unknown-  DIW / Fuji FJSP371

 

M05.あこがれの北新地(2’57”)上田正樹と有山淳司

-M.Ueda   徳間 / バーボン TKCA-73243

 

N  1974年の郡山ワンステップ・フェスティヴァルでの上田正樹とサウス・トゥ・サウスのメムバ紹介

に続いては、翌75年に発表された「上田正樹と有山淳司」名義のアルバム『ぼ

ちぼちいこか』から「あこがれの北新地」です。この作品も完成度の高い素

晴らしい出来で、わたしはずっと聞き続けました。ですから今回久しぶりに

聞いたら、収録されている全曲を殆ど口ずさむ事が出来たのには自分でもび

っくりでした。

大阪に暮らす庶民の姿が写実的に、どうしようも無く深い愛情で語られて

います。いまでも聞き返す価値が充分にあります。みんなにも聞いて欲しい

ですね。

そこからもう1曲、

「俺の借金全部でなんぼや」。

 

M06.俺の借金全部でなんぼや(2’20”)上田正樹と有山淳司

-K.Mikami, M.Ueda, J.Ariyama-  徳間 / バーボン TKCA-73243

 

N  「俺の借金全部でなんぼや」、上田正樹と有山淳司でした。玉手箱の「あれ

なんやったかな」をきっかけに聞き直した上田正樹とサウス・トゥ・サウス、わたし

にも今、いろいろと考えさせてくれました。上田正樹本人とは袖をすり合わ

せた程度の接触しかなく、その他ではあまり愉快でない出来事が関わってい

ましてすっきりとしない思いもありますけれど、彼がわたしの人生を決定づ

けた重要な歌唄い、音楽家、である事はこれからもずっと変わり得ないでし

ょう。

その上田正樹とサウス・トゥ・サウス、彼らはまだひとりもかける事なく全員が音

楽に関わっているようです。衛星放送番組のために1991年に再集結していた

んですね、全く知らなかった。それもCDになっていました。ここでも不動

のメムバで、あの頃のリパトゥワに力いっぱいで取り組んでいます。その姿には圧

倒されます。ただこの録音作品制作には雑用係がいなかったようで、録音周

辺詳細が分かりません。そこのところがとても残念でした。

では上田正樹とサウス・トゥ・サウス『サウス・トゥ・サウス ‘91ライブ シンパイスナ、アンシンスナ』

からこれです。

「大阪へ出てきてから」。口ずさみながら聞いていると、涙が出てきます。

 

M07.大阪へ出て来てから(7’00”)サウス・トゥ・サウス 

-M.Ueda-  Amazon Records AZRC 1006/7

 

M08.Long Ago And Far Away(2’22”)James Taylor

-J.Taylor-  Warner Bros. 7599-27252-2

 

N  ジェイムズ・テイラーの「遠い昔」、1971年のLP『マッド・スライド・スリム アンド・ブルー・

ホライズン』からです。この間ある場所で、ジェイムズのこの歌の実演を観せて貰い

ました。初めてです。良かったなあ。まだ相当に若い頃でしょう。オリヂナル録

音は僅か2分ちょっとの短い歌ですが、とても素晴らしい。少々幻想的なの

は、ジェイムズの神経症がまだ完治してなかった頃の歌だからでしょうか。

ただしわたしがこの歌に出会ったのは、こちらの仕様でした。

 

M09.遠い昔(5’38”)アール・クルー

-J.Taylor-  東芝 TOCJ-6733

 

N  アール・クルーのLP『フィンガー・ペインティングズ』から「遠い昔」でした。優しい音色

が心に残ります。制作はデイヴ・グルーシン、1977年の作品です。イントロのリフがい

いですね。わたしはこの演奏でこの歌を知って、それからジェイムズのオリヂナルに

遡ったのです。みんながJ.T.の事を騒ぎ始めた頃、わたしは何にも知らなか

ったのですよ。嗚呼、恥ずかしい。

さて某所にて観た実演映像、それはユーチューブに揚がっていた映像でして、家

に帰ってからもう一度観ました。するとその時気づかなかった、ピアノ伴奏者

がいました。この人でした。

 

M10.ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トマロウ(4’12”)キャロル・キング

-C.King, J.Goffin-  ソニー  EICP 842     When The Sun….

 

N  はい、何の説明の必要もありませんね、キャロル・キングです。この初めて観た画

はどこなのかは分かりませんが、それほど広い会場ではないところでしたね。

ホットパンツで「ロコモーション」のゴーゴーを踊る彼女じゃなくて、『つづれ織り』のキャロル

がグランド・ピアノで伴奏とコーラスをつけている素晴らしい映像でした。皆さんも

探してみて下さい。今の「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥマロウ」ではとても息のあった

バックグラウンド・ヴォーカルをJ.T.がつけていましたけど、このふたり、近年では割

と疎遠のようですね。何年か前に行われた武道館でのJ.T.とキャロル・キングの公

演を観に行ったら、「アップ・オン・ザ・ルーフ」もJ.T.は当初キャロル・キングの作品だ

とは知らなかった、なんて漏らしていましたくらいです。

だいぶ遅れての出会ったJ.T.でしたが、わたしは 彼の採り上げるカヴァ・

ソングが特に好きでした。そのきっかけはこの歌かな・・・。

 

M11. ハウ・スウィート・イット・イズ(3’10”)マーヴィン・ゲイ

-E.Holland, L.Dozier, B.Holland-  ユニバーサルUICY-94041

 

M12.How Sweet It Is(3’33”)James Taylor

E.Holland, L.Dozier, B.Holland-  Warner Bros. 7599-27293-2

 

N  マーヴィン・ゲイの圧倒的実況録音盤『ライヴ』から、「ハウ・スウィーティーズ」でした。

J.T.は1975年の『ゴリラ』で、当時の夫人カーリー・サイモンと一緒に唄っています。

邦題が「君の愛に包まれて」、これはなかなかの命名です。いいぞ、田中敏明。

確かわたしは最初カメちゃんのラジオ番組で聞いたんじゃなかったかな。

次もカメちゃんのラジオで聞きました。こちらははっきり覚えています。

「寂しい夜」。

 

M13. Don’t Let Me Be Lonley Tonight(2’39”)James Taylor

-J.Taylor-  Warner Bros. 7599-27293-2

 

M14.Caroline In My Mind(4’00”)James Taylor

-J.Taylor-  Warner Bros. 7599-27293-2

 

N  J.T.、ジェイムズ・テイラーで「寂しい夜」、そして「思い出のキャロライナ」でした。こ

れはまだJ.T.が、ピーター・アッシャーと仕事をしていた頃の作品です。彼はビートルズ

のアップル・レコードからデビューしてます。この時にピーターとの関係が出来ていた

んですね。しかしアップルではあまり上手く行かず、アメリカに戻って世界的な大成

功を果たします。ピーター・アッシャーも一緒でした。こんな大魚を取り逃がすとは、

当時のアップルの担当者は何を聞いていたんでしょうか。わたしが役員ならクビ

にしてますね。

さて、先週お送りしたナッシュヴィルの歌書き、ウォード・デイヴィスの新譜に、今の

「思い出のキャロライナ」にとてもよく似た歌がありました。

こちらは「コロラド」です。

 

M15.Colorado(3’42”)ウォード・デイヴィス   

-unknown-  BSMF 6197

 

N  多分ウォード・デイヴィスの心の何処かに「思い出のキャロライナ」が引っ掛かっていた

んじゃないかとも思える「コロラド」でした。最新アルバム『黒猫と烏』からです。

さて先週は優れたヴォーカルを聞いて頂いたビリー・ストリングズ、今朝はその卓越

したギターをお届けします。慌ただしくて散漫な紹介になっていますけれど、

この人確かに上手い。ただわたしは基本的な感覚が70年代後期のものに聞こ

えるんです。サイケ的でもありますし、あの時代の混沌が好きみたい。見開きジ

ャケットの内側には録音中のスナップ写真が沢山ありまして、その雑然とした混乱の

度合いもほぼ70年代後期なんです。様々なケイブルの散らかり具合は今時珍し

いくらいです。モニターに使っているアムプなんて、練習ステューディオでアメイチュアが使っ

てるのとおんなじだし、演奏している場所も空いてるところに座ってる感じ

なんです。この散らかり方は凄いな。

ではサイケな感じの濃厚な1曲をどうぞ。

「ギター・ピース」。

 

M19.Guitar Peace(4’16”)Billy Strings

-Apostol-   Rounder 116610038

 

N  余韻を持たせて突然終わる古いシンセサイザーの音、どう聞いても70年代の終わ

り的です。皆さんはどの様にお聞きでしょうか。

さて、ギル・スコットヘロンで「家庭は暖かく愛情の溢れた場所とは限らない」、を

2週間ほど前にお届けしました。如何にもギル・スコット的な皮肉、かつ真実であ

りますが、これをエスタ・フィリップスがカヴァしていたんですね。クドゥ時代のベスト盤

の最初に出てくる位ですから、かなりの成功作と言っていいでしょう。確か

にいい出来です。エスタがギル・スコットの思想を深く理解していたかどうかは別と

して、思い当たるところは少なからずあった筈です。1971年の録音です。

 

M20.Home Is Hatered Is(3’24”)Ester Phllips

-G.Scott-Heron- Epic / Legacy  ZK 45483

 

M21.マイ・プレイヤー (3’35”) ディー・ディー・ブリッヂウォーター

-G.Boulanger, J.Kennedy, S.Berinstein-  イーストウエスト AMCY-2857

 

N  エスタ・フィリップスの「ホーム・イズ・ウェア・ザ・ヘイテド・イズ」の次は、もうひとりの

ディー・ディー 、ディー・ディー・ブリッヂヲーターの「マイ・プレイヤ」です。当時この作品

は一種の衝撃でしたね。古いスタンダード曲を、最新の編曲、演奏、そして素晴

らしい歌唱力で唄い上げる・・・、モノクロ、超アップの顔写真ジャケットと共に強い

印象を世の中に与えました。76年のデビュー・アルバムの冒頭曲です。わたしは深

夜のハード・ボイルドfmラジオ番組で初めて聞きました。そう、「トヨタ自動車がお送

りする『あいつ』」です。

でも久しぶりに聞いたら、ドナ・サマーが連想されて仕方なかった。この頃ミュン

ヘンから台頭してきたディスコの女王に対して「アタシだってその位できるわよ」と

いう対抗意識があったんでしょうか。ところでこの「マイ・プレイヤ」、このアルバム

の最初と最後に2種類の仕様が収められています。今のディスコ調のは1曲目、

最後はテムポーをぐっと落とし、「(バラッド)」という断り書きがある通り重量感

に溢れた仕上げで、再び同一曲を唄っています。コーダ部分の語りを混じえた

行りは、ドナ様にも出来ないのではないでしょうか。

お聞き下さい「マイ・プレイヤ(バラッド)」、ディー・ディー・ブリッヂヲーターです。

 

M22.My Prayer (5’39”)Dee Dee Bridgewater

-G.Boulanger, J.Kennedy, S.Berinstein-  イーストウエスト AMCY-2857

 

TM Born In Chicago 「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-N.Gravenites-  Rhino 8122 798434 0

 

N  「伝説の『ベイシティブルーズ』を、私は岡山で1年間だけ聞いていました」

と、ポークパイさんからお便りを頂きました。5人目の重度聴取者登場です。 1

時間版への編集、そしてAM局からの放送、共に今わたしの記憶にはありま

せん。制作責任者として知らない筈ないんだけどね。知っていれば、岡山の

人たちにも呼びかけたのになあ・・・。ピーターに尋ねてみます。どうもありが

とうございます。

 

今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

https://firestorage.jp/download/fc0aa6b029659e39d854665eaf3410cc97e64c54

ダウンロード・パスワードは、ryj6n2es

使用音楽素材図絵は、こちら。

https://firestorage.jp/download/999edbf58ebf931c4276df2fd49d97a731b669fd

ダウンロード・パスワードは、同じくryj6n2esです。

 

今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。

来週はもう、今年最後の一ヶ月がやって来ます。

 

♪♪ Twitter “#blues761″の閲覧はコチラ♪♪

 

 

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【管理人よりお知らせ】
今年2020年最後の”現実”生放送の日時が決まりました。

Awesome Beats & Mornin’ Blues
2020年12月18日金曜日24時~29時@中央エフエム

※2020年12月19日土曜日0時~2020年12月19日土曜日早朝5時~

年の瀬でご多忙中と存じますが、是非聴いてくださいませ!

【幻】モーニン・ブルーズ 2020/11/21

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TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

 

N  おはようございます、ワツシイサヲです。「幻」モーニン・ブルーズ2020年11月21日

を始めましょう。

レコード店頭で見る限り、この春から新譜の発売が低調です。コロナ禍の影響で

しょうかね。特定の分野ではなくて全体が同じように活発ではありません。

全世界を見渡せば、既にCDというパッケイヂ商品が時代遅れという認識は、当

然持たなくてはいけないでしょう。日本市場がまだこの形にしがみついてい

るのは異常なんだそうです。

「配信」の方があらゆる点で優位性が高いのは分かりますが、「物を現金で

手に入れる」という行為の満足感、達成感が得られないところに抵抗があり

ますね。自慢じゃないですけども、わたしがこういう音楽販売方法を試した

のはかなり早かった。生MDにお金を払って録音するやり方は、全く普及し

ませんでしたが、1990年代後期に一度試された事があります。渋谷駅の交差

点の蔦屋の入口に自販機みたいのが置いてあってね、知り合いが吹き込んだ

って言うもんだから「落とし」に行きました。

400円だったかな。シングル盤を買う感じなんですが、どうも釈然としない。

自前のMDを持って行って帰って来るだけ。当然ジャケットもありませんから「買

った」という実感がしないのです。非常に空虚でした。もし全ての音楽が配

信になってしまったら、わたしは廃業ですね。

さて、久しぶりにカントリーの新録新譜です。

 

M01.Get To Work Whiskey(2’5’1”)ウォード・デイヴィス 

-unknown-  BSMF 6197

 

M02.6 In The Morning(4’20”)ゴードン・キャンベル feat.B Slade 

-unknown-  BSMF REDN-0028

 

N   ヲード・デイヴィスの「ゲット・トゥ・ワーク・ウイスキー」、今のカントリー主流の唄い方です

ね。フロリダ・ジョージア・ラインとかブラッド・ペイズリとも重なる発声です。このウォード・

デイヴィスという男は2000年からナッシュヴィルで下積みを続けてきた歌書きです。

お聞きのようにかなりロック色の濃いカントリーですが、今じゃこのくらいで普通か

な。アルバムには覚え易く良い楽曲が沢山入っていまして、歌書きの面目躍如で

す。来週以降も何回かお聞きいただきましょう。ヲード・デイヴィスで「ゲット・トゥ・

ワーク・ウイスキー」でした。

その次のファンクはゴードン・キャンベルという黒人ドラマーのソロ・アルバム『カムヴァセイショ

ン』から「午前6時」です。当代一流のジャズ・ファンク系演奏家をずらりと揃え

た面子が豪華、と言ってもわたしの知ってるのはカマシ・ヲッシントンぐらいしかいま

せんがね。今の「午前6時」には、B.スレイドが唄で参加していました。アルバム・

タイトル通り、各曲間には短い会話が挟まれています。音楽自体は全編に亘って

非常に力のこもった演奏が続きまして、わたしは、もう体力的に最新の若手

の音楽に敵わなくなったんでしょうか、二日間に分けて通して聞いた程です。

ロジャー・トラウトマンやプリンスを始めて浴びた時の感触でした。

さて、次です。

 

M03.Try A Little Tenderness(3’51”)Otis Redding

Atlantic / Rhino 8122 79827 4

 

N  ご存知「トライ・ア・リル・テンダネス」、オーティス・レディングです。これほど起伏に富ん

だ聞きどころ満載の演奏が、わずか4分足らずで過ぎ去ってしまうなんて、

何度聞いても信じられません。

これは傑作アルバム『ソウル辞典』のA面の5曲目、あのファンキーな「デイ・トリッパ」

の前に収められていました。先週なぜか急に聞きたくなって抜き出したので

すが、裏面のクレジットを見ていて、またまたずっと大きな間違いをしていた事

に気づきました。

それは・・・、

 

M04.Sweet Lorraine(3’21”)Nat King Cole Trio

-C.Burwell, M.Parrish-  Vintage Jazz Classics VJC-1026/9

 

N  ナット・キング・コール・トリオで「スウィート・ロレイン」でした。間奏の後で一箇所針飛びの

ような感じがありましたね。これは当然SP盤を起こしてマスタ扱いにしている

ので仕方ないのかな。数週間前にこれを紹介した時に「この歌は最初にスタクス

のミュージシャンとオーティスの仕様で聞いたので、正調編を知った後は違和感を感じ続

けた」なんて事を話していましたね。それも当然で、全く別の楽曲だったん

です。しかも題名からして、です。

こっちは「スウィート・ロレイン」、オーティスたちのは「スウィート・ローリン」、オーティスとアイザック・

ヘイズの共作でした。参ったなあ。短かくても40年間は同じ歌だと信じ込んで

いました。今は恥かかなくてかなくて良かった、という思いです。何回か口

にした覚えは過去にありますが、そこでは別に話題にもならなかった。ただ

し、オスカー・ムーアとジョニー・ミラーの書いた別の「スウィート・ロレイン」という楽曲もあり

ますので、お間違えなきように。

ではオーティス・レディングで「スウィート・ローリン」をどうぞ。

 

M05.Sweet Lorene(2’31”)Otis Redding

-O.Redding, I.Hayes, Isbell-  Atlantic / Rhino 8122 79827 4

 

N  そして『ソウル辞典』では同じような間違いが他にもありました。

これです。

 

M06.I’m A Hog For You(2’01”)The Coasters

-J.Leiber, M.Stoller-   Atlantic / RhinoR2 71090

 

N  永遠のザ・コースターズ1959年の「アイム・ア・ホグ・フォー・ユー」です。これをオーティス

が『ソウル辞典』でカヴァしていると思っていました。これも間違いでして、オーティ

スのは自作の「ホーグ・フォー・ユー」だったのです。共に安易な題名からの早トチリで

して、これも何回か口にした覚えがありますが、そこでも話題にもなりませ

んでした。「悪運」に感謝しています。毎度ワツシのお粗末でした。

 

M07.Hawg For You(3’31”)Otis Redding 

-O.Redding-  Atlantic / Rhino 8122 79827 4

 

M08.Joy(7’21”)エミ・マカベ           

-unknown-  BSMF-5107

N  「ホーグ・フォー・ユー」、オーティス・レディングに続けましたのは、先週三味線入りの

楽曲を聞いて頂いたエミ・マカベの「ジョイ」です。これは日本語詞でしたね。共

演しているのはヌー・ヨークのジャズメンですから、当然何を唄っているか分からな

いでしょう。でもここでエミは日本語詞の歌を唄い、その主題表示によって演

奏者たちに概念を与えているような気がします。そしてその伝達はとても上

手く行ったようですね。

エミ・マカベでもう1曲どうぞ。演奏のダイナミクスが聴き処です。

「アイ・ソウ・ザ・ライト」、ハンク・ウイリアムズの作品とは別の歌です。

 

M09.I Saw The Light(3’54”)エミ・マカベ       

-unknown-  BSMF-5107

 

M10.ハート・オヴ・ゴールド(3’00”)レイラ・マッカーラ

-L.Hughs, L.McCalla-  Folkways / Smithonian / ライス  FLR-5551

 

N  そしてこれも先週あわただしい中で聞いて頂いたレイラ・マッカーラの作品から

「ハート・オヴ・ゴールド」、冒頭の聞き慣れない音は、セロをギターのようにコード押さ

えしてストローク弾きした音色です。このアルバムで彼女はヴォーカルの他にテナー・バンジョ

ーとセロを担当しています。

次はハイチの「カメン・サ・ウ・フェ」、1930年代に民族音楽研究家アラン・ロマクスの採取

した音源に同じ歌が収録されているそうです。

 

M11.カメン・サ・ウ・フェ?(2’22”)レイラ・マッカーラ

-trd.-  Folkways / Smithonian / ライス  FLR-5551

 

M12.トゥー・ブルー(2’28”)レイラ・マッカーラ

-L.Hughs, L.McCalla-  Folkways / Smithonian / ライス  FLR-5551

 

N  レイラ・マッカーラで「カメン・サ・ウ・フェ」、そして「トゥー・ブルー」、こちらはこの作品の

主題であるラングストン・ヒューズのことばに彼女が旋律を付けて唄っていました。

マリア・マルダーを連想させるような簡素なオールドタイマー演奏、バンジョーとドブロとウド・

ベイスで充分以上な効果が出ています。録音スタジオでの収録ですが、響きが鳴り

過ぎず抑えられ過ぎず、音楽の素朴な感触が実によく捉えられています。こ

の音像感も印象に大きく影響していますね。

次は無伴奏の唄から始まります。「ロンリー・ハウス」。

そしてアルバムの最後を飾る「チェンジング・タイド」、このスチール・ギターの伴奏が素

晴らしい。トニー・プライヤという演奏家が弾いています。

レイラ・マッカーラの『ヴァリ・カラード・ソングズ~トリビュート・トゥ・ラングストン・ヒューズ』から

お聞き下さい。

 

M13.ロンリー・ハウス(3’27”)レイラ・マッカーラ  

-L.Hughs, L.McCalla-  Folkways / Smithonian / ライス  FLR-5551

 

M14.チェンジング・タイド(3’04”)レイラ・マッカーラ 

-L.Hughs, L.McCalla-  Folkways / Smithonian / ライス  FLR-5551

 

N  カントリー・ロックとジャズ・ファンクで始まった今朝の「幻」、生楽器の静かなアンサムブル

が続いています。次も類似した響きをお届けしましょう。

ブルックリン・ライダーというアメリカの固定メムバによる弦楽四重奏団があります。弦

のセクションは基本的にピンの人間の寄り集まりが多いのですが、ジミヘン変奏曲でお

馴染みのクロノス・クヲーテットのように決まった顔ぶれで活動する集団もあります。

世界的な東京クヲーテットもそうでしたね。

そのブルックリン・ライダーにアイルランドのフィドラー、マーティン・ヘイズが加わった面白いアルバ

ムが出ています。今朝は表題曲「ザ・バタフライ」を聞いて貰いましょう。

1匹の蚊の羽音から、最後には大群が舞い上がって行くような画が見えまし

た。セロの低音感がとても良好です。

 

M15.The Butterfly(6’07”)Martin Hayes & Brooklyn Rider

-M.Hayes-  In A Circle Records ICR012

 

M16.Freedom(2’44”)Billy Strings    

-Apostol-   Rounder 116610038

 

N  冒頭の最新主流唱法に較べるとオールドスクールなカントリーの唄ですね。ただ彼ビリー・

ストリングズは、今時珍しいギタースタイルで注目を集める若い新参です。今朝は決ま

ったハーモニーに敬意を表してヴォーカル・ナムバ「ホーム」をお届けしました。評判にな

っているギターの腕前は、来週お楽しみ頂きましょう。

 

M17.Make It With You(4’54”)Aretha Franklin 

-D.Gates-  Atlantic / Rhino RHM2 7890

 

N  はい、アリーサ・フランクリン不滅の傑作、フィルモアのライヴ盤から「メイク・イト・ウィズ・

ユー」でした。これは正規盤からではなく、2005年に出た完全収録の4枚組の

別テイクで、1971年の3月6日の収録です。後半のドラム・ブレイクが素晴らしい。

ここからは、エリス最新号のアリーサ対談を補うような形で何曲かお楽しみ下さい。

対談の最後の方で萩原健太が「まずどの曲」みたいな質問を出して、即座

にわたしの口から出たのがこの歌でした。ブレッドというフォーク・グループがオリヂナ

ルというのは知ってますけど、そちらは未だに聞いた事がありません。フィルモア

の正規盤では唄い出す前にアリーサが少し語ります。おそらく始めてのイカれた白

人客を前にして、本当に話しかけるような口調でね。純真だったワツシイサヲはこ

こに参ってしまったのです。以降、アリーサは特別な存在になりました。

多分ロッド・スチュアートもアリーサには相当イカれていたんじゃないかと思いますね。『ス

マイラー』に入ってる「ナチュラル・マン」はわたしが大好きなカヴァです。

そして隠れたるもう1曲がこれでしょう、「オウ、ノウ、ノット・マイ・ベイビー」。

 

M18.Oh No Not My Baby(2’55”)Aretha Franklin

-C.King, J.Goffin-  Atlamtic / Rhino  8122-71525-2

 

N  アリーサ・フランクリンでLP『スピリット・イン・ザ・ダーク』から、「オウ、ノウ、ノット・マイ・ベ

イビー」でした。誰にとっても特別な存在のアリーサ・フランクリンですが、ちょっとお

っかなかったのも事実です。対談の時は彼女の死後に出された伝記を読み終

えたばかりのピーター・バラカンが余談を色々と話してくれて、完全な人間ではな

かったという側面が分かりました。実演の映像を観ても、一番身近なバッキン

グ・ヴォーカルのグループを殆ど無視して舞台進行を続ける辺りにはわたしなりの

疑問があったので、それも確認できました。

わたしはジョン・ヘンリー・ハモンドをとても尊敬しているのですが、彼とアリーサが上

手く行かなかった理由は、彼女の嫉妬にあったんです。それも実の姉に対す

る近親的なものでした。ジョンの悔しさを想うと、わたしはいたたまれなくな

ります。ただ、彼女がアトランティック時代のような成功を収められたかどうかは疑

問です。ただLPの内側で見たマルチ・テイプ・デッキ前の二人の写真は、今も心に

蘇らせる事が出来ます。高名な牧師だった親父もクセ者だったし、アリーサ本人も

14歳で子供を産んでいるとか、決して穏やかなお育ちではなかったようです。

バーナード・パーディにわたしが直接聞いたところでは、息子を自分のバンドに入

れて特別扱いしている、という話がありました。「それで奴は上手いのか」と

聞いたら、プリティ・パーディは「さあね」という返事でしたよ。今回の対談では、

アリーサも「フツーの人間」的な女性だ、という観点からまとめられてはいなかった

ようですので、出て来ない話ですがね。

さて、ではジョン・ハモンドがプロデューサーだった頃の吹き込みで、

「イッツ・・ソウ・ハートブレイキン」、

そしてジョン・ハモンドとの関係を破壊した嫉妬の対象となったお姉さんのアーマ・

フランクリンでジャッキー・ウイルスン作の「ハイヤー・アンド・ハイヤー」を続けてお聞き下さい。

いま話題にしていたエリス最新号のウェブサイトはこちらです。まだお読みでない

方はどうぞ、ゆっくりとお楽しみ下さい。http://erismedia.jp/

 

M19.It’s So Heartbrekin’(2’41”)Aretha Franklin

-J.L.McFarland-  Columbia / Soul Jam 600807

 

M20.Higher And Higher(2’54”)ErmaFranklin

-G.L.Jackson, C.Smith, R.Miner- ウルトラ・ヴァイブ UVPR-10124

 

M21.アイド・ラザー・ゴー・ブラインド(5’50”)マージー・ジョセフ

-E.Jordan, B.Foster-  ワーナー WPCR-27535

 

TM Born In Chicago 「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-N.Gravenites-  Rhino 8122 798434 0

 

N   今朝の最後は先週入りきらなかったマージ・ジョセフの「アイド・ラザー・ゴー・ブ

ラインド」でした。後半に聞かれるジェリー・ジェモットのベイスが素晴らしいですね。

「オウ、ノウ、ノット・マイ・ベイビー」や「ドリーム・トゥ・リメムバ」と同じく、悲しい恋の

終わりの歌です。

 

先週の「ギミ・サム・モー」では思いがけずタダシゲさんが「幻」の「ベイシティ・ブ

ルーズ」の聴取者だったと分かりました。当時のわたしたち制作側としては、

このラジオ番組を聞いているのは、3人しかいないだろうと考えていました。毎

週届く葉書が同じ3人からだけでしたから。現場にいるのは4名なので、作

ってる人数の方が多いのです。でも今回4人目の聴取者の登場を確認できま

した。ありがとうございます。ピーターにも伝えときますね。

グリ子さん、銀座の山野でJ.B.ズ購入とは、全くもって正しいですね。あそ

こではかつてスリーピー・ジョン・エスティスのLPが週間売り上げで第一位を獲得した

事がありました。銀座の山野は洋楽の旗店だったのです。

ポークパイさん、ツイターで「ライナを書きました」とおっしゃってませんでしたか。

わたしは読んだ記憶があります。ただ、システムの使い方がよく分からないから、

当方の間違いかもしれません。11月27日付けの「日本は若者ほど『政権支

持』『トランプ支持』」は拝見してますよ。同じ記事は前日のヌーズでも読みました。

いいのかね、このままで。

 

コロナ禍の対応を見ると。この国の実情が分かります。二階のゴリ押しで通し

た例の「ゴウ・トゥ」とかはもう引っ込められないのよ。その悪業を薄める為に

「イート」とか「商店街」「イヴェント」などをくっ付けたもんだから、スガは新任早々

これ以上の「失政」を積み重ねられなくなってるの。だからこれほどの感染

拡大事実でも「第三波」と認めないの。山登りで大切な「引き返す勇気」を

失っているのです。採ってるコロナ禍対策も毎夕に感染者数を発表しているだけ

ですがね。

神様だけが今後の状況を知っているとしても、人間のできる事をちゃんと

やって欲しいなあ。口を開けば「専門家委員会」とか言うけど、センセ達に「御

意」「異議なし」と言わせてるだけでしょ。なんで世界的に優秀な国内の医薬

品メイカーにワクチンを開発させないで、巨額を払ってアメリカから買うのよ。あれは白

人用です。わたしたちは誇り高き黄色人種、アジア人なんです。ワクチンも成分そ

の他の実態は闇の中だし、体質が違うから服用したら具合悪くなる可能性も

ある筈だよ。

地方自治も同じように政権に忖度して、「自粛」のキョーセーで乗り切るつもり

ですね。結局のところ政権からの金でやらせて貰ってるから、ジチじゃないん

だよ。自由に動けるなら、ケーザイもブンカもわたしたち庶民が回します。みんな

大人なんです。その為に健全な人間が安心して動き回れる環境を整えるのが、

セーフやジチタイの仕事なんじゃないのかなあ。

飲食店を始めさまざまな商店などの努力には頭が下がる。自費でやってる

んだよ、透明シートも消毒液も。そうして「『ゴウ・トゥ』をやめないでくれ」と叫

んでいるのです。一般庶民にはマスクと石鹸と恐怖感の負担、実態の定かでない

「新しい生活様式」の強要、全ては自分の責任という事でしょう。

これがスガの唱える自助なのか・・・と、不平不満は底を着きません。わた

したちの年代はもう先が見えてるのでいいかも知れませんが、若い人たちは

ここから後に長い人生が続くんですよ。大丈夫かな、このままで。今日から

三連休ですね。

 

今朝の特別付録は、以下の隠し場所にあります。どうぞお楽しみ下さい。

https://firestorage.jp/download/7b57ad5871c91b8c186276971ab76cb1c0811e3e

ダウンロード・パスワードは、jk38nq6nです。

使用音楽素材絵図は、こちらで、

https://firestorage.jp/download/98e96a9bce8a54c475b9346d8fdc50bf43abc52e

ダウンロード・パスワードは、同じくjk38nq6nになります。

 

今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。

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【管理人よりお知らせ】
今年2020年最後の”現実”生放送の日時が決まりました。

Awesome Beats & Mornin’ Blues
2020年12月18日金曜日24時~29時@中央エフエム

※2020年12月19日土曜日0時~2020年12月19日土曜日早朝5時~

年の瀬でご多忙中と存じますが、是非聴いてくださいませ!

Real Rocks 【2020/11/15 O.A.】Playlist

ZIP-FM RealRocks
PLAYLIST
2020.11.15

【AC/DC新作『Power up』特集】

M01: Genocidal Humanoidz/System Of A Down

M02: Kingslayer(ft. BABYMETAL)/Bring Me The Horizon

M03: Strange Days (with Robbie Williams) /The Struts

M04: Take Me There/As Everything Unfolds

M05: Kyoto (Copycat Killer Version) /Phoebe Bridgers

<コーナー: RockSteadyGo >

M06: Highway To Hell (Live) /AC/DC

M07: Hells Bells (Live) /AC/DC

M08: Thunderstruck (Live) /AC/DC

M09: Shot In The Dark/AC/DC

M10: Realize/AC/DC

M11: Rejection/AC/DC

M12: Wild Reputation/AC/DC

<コーナー: RockSteadyGo >終わり

M13: Wild Child Feat. Tom Morello/The Struts

<Ending>

<コーナー:メタルの光>

M14: Shelter Me Eclipse

M15: When The Winter Ends/Eclipse

M16: Monday Morning (お別れソング) /Fleetwood Mac

 

 

【幻】モーニン・ブルーズ 2020/11/14

mb201031

 

TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

 

N  おはようございます、ワツシイサヲです。「幻」モーニン・ブルーズ2020年10月31日

を始めましょう。往生際の悪い人間はまだこだわっているようですが、アメリカ

合衆国が新しい時代に進んだのは事実です。それを阻止したくてしょうがな

いフジテレビの解説委員がドヂを踏んだのは面白い。得意になって喋る前にウラ取

れよ、ウラ。居返りだぜ。

アメリカ合衆国次期大統領が様々な問題にどのように対処していくのか、興味

があります。それとは別に自分たちの国の状 況もしっかり監視しなくちゃ

ね。

テレビのヌーズでみた場面では新しい次の大統領が選ばれて喜ぶ人たちがこの

歌で踊ってました。その場で当てたような即席の振りを揃えてね。みんな嬉

しそうでした。少し羨ましかったな。

行きましょう、「ウイ・アー・ファーミリ」、シスター・スレッヂ。

 

M01.We Are Family(3’19”)Sister Sledge

-N.Rogers, B.Edwards-  Universal  556 408 2

 

M02. Romancia(4’42”)James “J.T.” Taylor

-J.Taylor-  MCA  MACD-6347

 

N  ウマヅラ姉妹の「ウイ・アー・ファーミリ」の次に出て来たこの声、覚えていますか。

ファンキーな器楽隊からディスコ番付常連となったクール・アンド・ザ・ギャングのリード・ヴ

ォーカリスト、ジェイムズ・JT・テイラーです。彼の加入とデオダートの企画でクールたちは世界

的な大きなヒットを連発するようになりました。「レイディーズ・ナイト」や「セレブレイショ

ン」「ゲット・ダウン・オニット」などの作品には、今も独特の空気を感じます。スモーク・

マシーンからの霧が踊り場に満ちて来るような・・・と言ったらいいのかな。元々

はジャズ・ファンク的な音楽性を強く持っていましたが、やはり唄モノの魅了で勝負

して、それが大当たりとなりました。その時代を引っ張ったのが、この男、

ジェイムズ・JT・テイラーでした。

存在すら知らなかった彼のソロ・アルバムを見つけました。そこからまず、「ロマニ

カ」です。これは1983年の大ヒット曲「ジョアーナ」によく似てますね。多少あの成

功作品を意識してるのでしょうか。これ以降のクール・アンド・ザ・ギャングを、わ

たしは「黒いホール・アンド・オーツ」なんて呼んでました。とてもポップになって、

ファンキーな要素がなくなっていった時期ですね。ジェイムズ・JT・テイラーのソロ作品を

聞きますと、彼の個性を活かして行けば、当然こうなるだろう、というのは

頷けました。

 

M03.The House That Jack Built(5’28”)James “J.T.” Taylor 

-J.Taylor-  MCA  MACD-6347

 

N  「ジャックの建てた家」、ジェイムズ・JT・テイラーです。製作陣にはジェフ・ローバーの

名前もあります。これは発表された1989年当時、聞いた覚えがあります。で

もジェイムズ・JT・テイラーのだったかどうか不明です。12インチのシングル盤でしたね。

題名は欧米に古くから伝わる子供の戯れ唄から採られていますが、それとは

別の新しい作品です。このアルバムの冒頭曲が「シスタ・ローザ」という題名で、人

種差別撤廃運動に火を点けた勇気ある黒人女性の事を唄っているのか、J.T.

やるじゃないかと思いましたが、そうではなく特定女性を慕ったフツーの愛の歌

でした。

他にもこんな題名の歌があって、多少は振り回された感があります。

「約束の地」。

 

M04.The Promised Land(4’19”)James “J.T.” Taylor

-B.Coldwell, P.Gordon-  MCA  MACD-6347

 

M05.The Promised Land(4’03”)James Taylor

-C.Berry-   Warner Bros. 2794-2

 

N    ジェイムズ・JT・テイラーのソロ・アルバムから「プロミスト・ランド〜約束の地」でした。

これは映画「ゴースト・バスターズII」の挿入歌だったようです。続編は見ていな

いので知りませんでした。「約束の地」と言いますと聖書に収められた寓話の

ひとつですが、この歌もそういった既存の背景を感じさせながら、モロ宗教的

な内容ではありませんでした。

そして「約束の地」と言えばチャック・ベリーがアメリカ合衆国を皮肉って書いた同

じ題名の歌があります。そちらをジェイムズ・ヴァーノン・テイラー1974年のアルバム『ヲ

ーキング・マン』からお届けしました。同じJ.T.です。

 

M06.ユー•キャン•ハヴ•ウォーターゲイト•ジャスト•ギミ•サム•バックス•アンド•アイル•ビー•ストレイト(6’28”)

The J.B.’s

-J.Brown-  ユニバーサル UICY-76594

 

N   えらく長い題名ですね「ユー•キャン•ハヴ•ウォーターゲイト•ジャスト•ギミ•サム•バックス•アンド

  • アイル•ビー•ストレイト」ザ・ジェイ・ビーズです。テレビ番組「ソウルトレイン」風なセットに勢揃

いしたジェイ・ビーズのジャケット写真で知られるLP『ドゥイング・イト・トゥ・デス』か

らです。ドラムズを2セット擁した1970年代の編成で、当時は実演の舞台もこれ

と同じ並びでしたね。この曲はその昔に某ラジオ番組で「ギミ・サム」にひっかけ

て「もう一度」のリクエストのコーナー・サウンド・ロゴに使われていました。30年くらい

前の話です。覚えている人は、首都圏で6人いるかな・・・。

ジェイ・ビーズと言っても御大ジェイムズ・ブラウンがずっと前面に出ているので、

ジェイムズ・ブラウンの作品と同等です。御大とトロムボーンを吹くフレッド・ウェズリーとの

臨場感溢れる掛け合いが面白かったですね。

さて、次です。

 

M07.If I Were A Carpenter(2’51”)Four Tops

-T.Hardin-  Hip-0 / Motown / Universal B0000488-02

 

N  フォー・トップスがティム・ハーディンの作品を唄った「もし俺が大工で」、1968年に発

表されてています。お聞きのように、この後「貴女が貴婦人だったとしても、

一緒になってくれるかい」と続いて愛情を階級闘争に持ち込んで確かめる、

実にティム・ハーディンらしい歌です。これは確か歴史的な戯曲か何かの文学作品に

ある有名な一句の筈ですが、未熟若輩無学文盲なワツシイサヲは、すぐに思い出せ

ませんでした。

それはともかく、この歌の邦題が「この小さな願い」だった、と今週気づ

きました。わたしはある事で勘違いをしていたんです。

 

M08.小さな願い(3’32”)アレサ・フランクリン

-B.Bacharach, H.David- ワーナーWPCR-17928

 

M09.恋よ、さようなら(3’01”)ディオンヌ・ワーウィック

-B.Bacharach, H.David- ワーナーWPCR-17928

 

N  突然、糸居五郎大先輩の乱入でした。音楽はアリーサ・フランクリンの「小さな願い」、

そしてディオンヌ・ワーウィックで「恋よ、さようなら」、アルバム『DJ糸居五郎 黄金の

レイディオ・ヒッツ ゴー・ゴー・ゴー!vol.3』からでした。

もうお読みになった方もいらっしゃるでしょう、わたしが常任執筆者とし

て末席を汚している音楽雑誌「エリス」の31号が公開されています。その巻頭

掲載が「今こそ語ろう アレサ・フランクリンの奇跡」という対談で、萩原健太編集長、

ピーター・バラカン、そしてわたしが好き勝手に語り合っています。今回の記事に

はなりませんでしたが、とっかかりに「初めて聞いたのは」という話題にな

って、わたしは「多分『小さな願い』だと思う」と答えました。そして付け

加えて「ディオンヌ・ワーウィックの同じ歌が同じ頃に日本の番付に上がっていて、ディ

オンヌの方は『この小さな願い』だった。大橋巨泉司会のテレビ番組『ビート・ポップ

ス』で、その邦題の違いが揶揄されていた記憶もある」なんて喋った筈です。

ところが、アリーサもディオンヌも「アイ・セイ・ア・リル・プレイヤ」は「小さな願い」で、

「この小さな願い」はフォー・トップスの同時期のヒット曲「イフ・アイ・ワー・ア・カーペンタ」

の邦題だったのです。そう言えばその昔に持っていたビクターのベスト盤は「この

小さな願い」となっていたなあ。長い間えらい勘違いをしていました。記事

にならなくてひと安心しています。この件りを外してくれたのは、編集段階

で誰かが間違いに気づいてくれたからかも知れません。そっと多謝。

これまでインタヴュウ記事はわたしも相当数書いてきました。その殆どは自分で

原稿を起こして納めるので、自分なりの構成や表現が出来ますが、今回は呼

ばれて対談に参加して、後は編集部に預けたままでした。故に少々無責任だ

ったところもあるかも知れません。正直言いますと、何が何だか分からない

まま終わった。更に付け加えますと、わたしがLPで初めて手に入れたのは、

未だにCDにもなってなくて、健太もアルバム解説の60頁であまり 高く評価し

ていない『燃える愛の炎』の輸入盤です。それとピーターが「わたし(ワツシ)に

教えられてフィルモアのライヴを聞いた」と言っていますが、記憶にございません。

そんな事がある筈ない。以上、音楽雑誌「エリス」31号にまつわる余談でした。

 

M10.フー・ウィル・ザ・ネクスト・フール・ビ(3’42”)ディー・ディー・ワーウィック

-C.Rich-  ワーナーWPCR-17928

 

N  お聞きいただいたのはディー・ディー・ワーウィックの「フー・ウィル・ザ・ネクスト・フール・ビ」

です。ディー・ディーはディオンヌの妹で、これは1970年にアトランティックから発表された

LP『ターニング・アラウンド』に収録されている1曲です。このLPはこれまで何度

もレコード店頭で目にしてきたものです。初めて見てから、少なくとも40年は

経っているでしょう。でも聞いたことは一度もなかった。「ディオンヌの妹」だけ

で素通りして来たのです。それが先週立ち寄ったレコード店で流れていて、正直

驚きました。大歌手として完全に自分の世界を持っているお姉さんより、も

っと泥臭く、情感もとても豊かに聞こえました。企画制作者デイヴ・クロフォード

が殊更ディープな作品を意識していたとは思えませんが、ヌー・ジャージー生まれの

ディー・ディー・ワーウィックの素性がはっきりと出た、非常にゴスペル色の強い南部的

なアルバムでした。全体を通して聞いて非常に快く、40年間分の後悔を感じてい

ます。

次にお送りするのは収録曲中で最もヒットした、

「シー・ディドント・ノウ」です。

 

M11.シー・ディドント・ノウ(3’45”)ディー・ディー・ワーウィック

-J.Williams, G.Bonds, C.Whitehead-  ワーナーWPCR-17928

 

N  「シー・ディドント・ノウ」、ディー・ディー・ワーウィックでした。いいでしょう。グラディス・

ナイトが唄いそうな情景が、心の中に拡がりませんでしたか。

さてアトランティック・レコードではアリーサ・フランクリンを成功させたので、その次のアリーサ・

フランクリンを育てなければならない状況を向かえます。これが拡大再生産を続け

なければ回らない資本主義社会の性ですね。今のディー・ディー・ワーウィックもその

候補だったかも知れません。ただし売れ行きは思うようなものではなく、アトラ

ンティックではこれ1枚だけでした。

もうひとり、これも次のアリーサ・フランクリン候補だった人でしょう。わたしの大

好きなマージ・ジョセフです。彼女はメムフィス名門スタクス出身。やはりゴスペル色の濃い

節回しを持った唄い手です。1973年にアトランティックから出したLPは傑作ですね。

実はこれ数十年間、友達から借りたままになっていたんです。とても気に

入ってたのがその大きな理由でして、本来の所有者である当人もとっくの昔

に忘れていたようです。10年近く前に廉価でCDとなったのを機にそれも付

けて返却いたしました。驚いていましたね。

ではそのアトランティックSD7248『マージ・ジョセフ』から、

「レッツ・ステイ・トゥゲザー」、もちろんアル・グリーンのあの歌です。

 

M12.レッツ・ステイ・トゥゲザー(3’27”)マージー・ジョセフ

-A.Green, W.Mitchell, A.Jackson-  ワーナー WPCR-27535

 

M13.Moon & I(4’52”)エミ・マカベ

-unknown-  BMSF-5197

 

N  今度は三味線の音、これはヌー・ヨークで活動を続けるエミ・マカベという日本人ジ

ャズ・シンガーの新作からです。昨今海外から高度な作品を届けてくれる若い世

代の台頭が著しく感じられますが、更に特徴的なのは日系の名前を持つ音楽

家が多い事です。エミ・マカベは純粋な日本人で千葉県の出身。2008年からヌー・

ヨークに移住、今回の作品『アニヴァーサリー』が本格的な第一弾となります。お聞き

のように独特の浮遊感を漂わせる音像空間を持った個性的な女性です。来週、

もう少し詳しくご紹介しましょう。今お聞きいただいたのは「ムーン・アンド・アイ」

でした。

三味線の次はバンジョーです。『ハットリ・ジャズ・ジャイヴ』から

高橋圭三司会NHK「私の秘密」常任回答者、藤浦洸作詞

「バンジョーで唄えば」。

 

M14.バンジョーで唄えば(3’05”)中野忠晴

-K.Fujiura, R.Hattori-  コロムビア  COCP-33867

 

M15.マンマン・ムウェン(3’19”)レイラ・マッカーラ

-trad. Arr.by L.McCalla –   Folk Ways / Sumisonian / ライス FLR−5551

 

N  三味線、バンジョーと手軽な弦楽器が続きました。そして今のには「テナー・バン

ジョー」と記載があります。確かに少し音域が低めで柔らかいすね。それを弾

いていたレイラ・マッカーラというハイチ系のアメリカ黒人音楽家の「マンマン・ムウェン」、これは

ハイチの民謡だそうです。彼女が2013年に制作、発表した限定盤デビュー・アルバ

ムが一般発売されました。こちらも詳しくは来週お話ししますが、この作品は

黒人文学者ラングストン・ヒューズに捧げられていて、ことばは全て彼の作った詩を

引用しています。中にはこんな形のものもあります。

「アズ・アイ・グリュウ・オールダー / ドリーマー」。

 

M16.アズ・アイ・グリュウ・オールダー / ドリーマー(3’50”)レイラ・マッカーラ 

-L.Hughes-   Folk Ways / Sumisonian / ライス FLR−5551

 

N  アメリカ合衆国の黒人文学者ラングストン・ヒューズ作の詩二篇をヌー・ヨークのラッパー、ヤー・

スプリームが朗読した「アズ・アイ・グリュウ・オールダー / ドリーマー」でした。ここでレイラ・

マッカーラはチェロを弾いています。

ラングストン・ヒューズを引用するくらいですから社会意識の鋭さはもちろんです

が、音楽の構成も実に独特で個性的。加えてハイチという我々には馴染みの薄い

音楽文化が投影されているので、他では得られない音場と出会えます。

ではレイラ・マッカーラの『ヴァリ・カラード・ソングズ』から例外的にストレイトなブルーズ・

ナムバです。

「ラヴ・アゲイン・ブルーズ」。

 

M17.ラヴ・アゲイン・ブルース(2’39”)レイラ・マッカーラ

-L.Hughes, L.McCalla-  Folk Ways / Sumisonian / ライス FLR−5551

 

N  非常にシーリアスなレイラ・マッカーラを3曲聴いた後は、元気に参りましょう。

マイティ・スパローで「カリプソ・ツイスト」、1963年の大ヒットです。

 

M18.Carypso Twist(3’51”)Mighty Sparow

-Sparow-  Modern Harmonic MHCD-202

 

M19.イントロダクション・トゥ・JBズ(0’24”)

-J.Brown-  ユニバーサル UICY-76594

 

M20.ユー•キャン•ハヴ•ウォーターゲイト•ジャスト•ギミ•サム•バックス•アンド•アイル•ビー•ストレイト(0’14”) The J.B.’s

-J.Brown-  ユニバーサル UICY-76594

 

M21.カリプソ・ツイスト(4’51”)ランキン・タクシーとトロピカル・キングス

-Sparow, T.Shisen-  ワーナー WPC6-8504/5    1-5

 

 

TM Born In Chicago 「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-N.Gravenites-  Rhino 8122 798434 0

 

N   「コマゲン、『カリプソ・ツイスト』」最後はランキン・タクシーとトロピカル・キングズでした。

これは正式な録音ではなく、デモ的なセッションでしたが、彼のベスト盤に収録さ

れています。なかなかに楽しい演奏でした。合格。

さて本編でお話しした音楽雑誌「エリス」31号は以下のウェブサイトからご覧にな

れます。わたしは巻頭のアリーサ・フランクリン対談の他、連載の「旧聞ゴメン」で「に

っぽん人の洋楽」というテーマのかなり長い考察文を書きました。こちらは字数

超過となったので、後半は次の号になります。悪しからず。これは挫折企画

のライナという形をとって書いています。そう言えば、ポークパイさんがライナを執筆

したそうですね。誰の何という作品だろう。ツイター操作未熟なわたしは分かり

ません。どなたかご存知でしょうか。エリスのウェブサイトはこちらです。どうぞ、

ゆっくりとお楽しみ下さい。http://erismedia.jp/

 

今朝の特別付録は、以下の隠し場所にあります。どうぞお楽しみ下さい。

https://firestorage.jp/download/e65c76bca30834896cf20ecdd71999ca0c979b05

ダウンロード・パスワードは、u7st62qiです。

使用音楽素材絵図は、こちら。

https://firestorage.jp/download/b3999f31eebc2941d4d5bdcc25c5a48773d25b06

ダウンロード・パスワードは、同じくu7st62qiです。

 

今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。

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Real Rocks 【2020/11/08 O.A.】Playlist

ZIP-FM RealRocks
PLAYLIST
2020.11.08

今月のリアルロックス・セレクション・アーティストはTHE STRUTS!
次週はルーク・スピラーとのインタビューの模様をお届けします。さらにAC/DCのTシャツプレゼント企画もあります!

M01: MANTRA/Bring Me The Horizon
M02: Kingslayer(ft. BABYMETAL)/Bring Me The Horizon
M03: Beautiful Drug/Bon Jovi
M04: Shot In The Dark/AC/DC
M05: Strange Days (with Robbie Williams) /The Struts
M06: Sunday Best/Surfaces
M07: Don’t Let The Sun Go Down On Me/Elton John
<コーナー: RockSteadyGo >
M08: Beyond Our Bodies/Pure Reason Revolution
M09: Strange Days (with Robbie Williams) /The Struts
M10: Could Have Been Me/The Struts
M11: Body Talks/The Struts
M12: Fire (Part 1) /The Struts
M13: Do You Love Me (KISS Cover) /The Struts
M14: Wild Child Feat. Tom Morello/The Struts
M15: Another Hit Of Showmanship Feat. Albert Hammond Jr/The Struts
<コーナー: RockSteadyGo >終わり
<Ending>
<コーナー:メタルの光>
M16: Tears Don’t Fall (Live) /Bullet For My Valentine
M17: Monday Morning (お別れソング) /Fleetwood Mac

【幻】モーニン・ブルーズ 2020/11/07

mb201107

 

TM. Walikin’ Blues「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-R.Johnson-  Rhino 8122 798434 0

 

N  おはようございます、ワツシイサヲです。「幻」モーニン・ブルーズ2020年11月07日

を始めましょう。アメリカ合衆国の大統領選挙投票が終わりました。暫定結果に

はひと安心していますが、往生際の悪い下品な男は、これから何をするかわ

からない怖さをまだ秘めています。これも「アメリカの自由」なのでしょうか。

放送を主体としたこの国のミーディアはほぼ一週間この話題で持ち切りでした。

こんな大きなネタの提供に感謝すべきでしょう。自国の元首選出時にはこんな

に報道はなかったのにね。どういう事でしょうか。

 

M01.America The Beautiful(2’25”)カヒル・エル・バザール

-K.Bates, S.Ward-  BSMF 5105

 

N  今朝の1曲目は、カヒル・エル・バザールの最新版の表題曲「アメリカ・ザ・ビューチフォー」。

先週もお届けしましたが、今回のアルバムにはこの歌が冒頭と終了部に入ってい

ます。お聞きのように演奏形態が異なりまして、今朝のはアルバムを聞いた時に

最初に出会う唄のない器楽曲です。かなりアブストラクトな演奏です。こういうハーモ

ニーは普通では出来ません。ずれているようでいておかしな調性感がある、アメリ

カ合衆国の実態と似ているかもしれません。

先週の並びには、ペタシ66さんが「『ブルー・ライト・ヨコハマ』とのツナギにグッと来

た」、そうで、有難う御座います。そうですか、最後の方になると時間との戦

いでして、実はここあんまり考えていなかったんです。気に入って頂いて、

嬉しゅうございます。

では今の「アメリカ・ザ・ビューチフォー」、カヒル・エル・バザールではなく、レイ・チャールズ

でもう一度どうぞ。

 

M02.America The Beautiful(3’36”)Ray Charles

-K.Bates, S.Ward-  Rhino / Atlantic 8122-76098-2

 

M03.Yesterday’s Love(4’55”)Aura 

-D.Mendoza-  ウルトラ-ヴァイヴSTRUTCDJ133

 

N  さて大統領選は一応の終了で、また新しい4年間が始まったアメリカ合衆国50

番目の州ハワイの、少し前の音楽を集めたコムピ盤が出ています。アナログ盤、LPも

見かけました。売れてんのかな。

この地域はみなさんご存知の通り日本との関係も深いのですが、それ以上

にポリネシア諸島の文化の流れが圧倒的です。そこにアメリカは目をつけて世界有数

の観光地に仕立て上げたのです。常夏ゆえに全てがゆるく、音楽にもその雰

囲気が強く反映しています。

以前、ハワイのレゲが「ジャワイアン」という名前で紹介されました。東京公演もあ

りまして、わたしも実演に接したのですが、キングストンのレゲの持つ高く鋭い緊

張感など微塵もなく、ただのリゾート地音楽みたいでした。演者さんたちは、み

なお行儀の良い健全な大学のサークル会員みたいでね。何も危険性がない。半ば

呆れて帰って来ました。

今のはそのジャワイアンのハワイのアウラというアーティストの「イエスタダイ・ラーヴ」でした。

このコムピ盤『ソウル、AOR、アンド・ディスコ・イン・ハワイ 1979-1985』は、文字通り

その6年間に生まれたハワイの若い世代の音楽を集めたもので、言ってみれば「ハ

ワイのヌー・ミュージック集」です。聞いていて「嗚呼、日本にもこんな音楽あったな

あ」と頷く事しきり。「ソウル」「AOR」「ディスコ」的な、アメリカ発で世界を征した音

楽のハワイ版が続きます。

次はオージェイズ78年のヒット曲「愛しのマイガール」に閃きを貰ったような、キョーフ

のフュージョン的器楽曲です。明るい陽射しの中でジョージ・ベンスンばりに弾くギタリス

トはリムリアです。

 

M04.Get Happy Feeling(4’08”)Lemuria

-J.Rapoza-  ウルトラ-ヴァイヴSTRUTCDJ133

 

N   リムリアの「ゲット・ハピイ・フィーリング」でした。題名からしてこのノーテンキさです。

潔く降参しましょう。先週お届けしたイギリスのダンス音楽グループ、リール・シングと

どこか通じる似た雰囲気もあります。ここまでは全体に漂うゆるさが共通し

た、北米大陸のハワイ版。次はスチール・ギターがフィーチュアされたこの島のらしい1曲。

ノエラニ・シプリアーノで「オー・カイルア」、オアフ島の美しい浜辺の名前ですね。

 

M05.’0’ Kailua(2’12”)Nohelani Cypriano

-D.Grace, N.Cypriano, A.Ailikoff, B.Gearheat –  ウルトラ-ヴァイヴSTRUTCDJ133

 

M06.Home Is Where The Hatred Is(3’20”)Gil Scott-Heron

-G.Scott-Heron-   RCA 6994-2-RB 7

 

N  はい、緊張感です。ギル・スコット・ヘロンの「ホーム・イズ・ウエア・ザ・ヘイトリド・イズ」

先々週の『チェインヂ・イズ・ゴナ・カーム』からの1曲、「革命は絶対にテレビ中継さ

れないよ」を表題にしたアルバムからです。これはベスト盤でしょうか。

「家庭というのは憎しみが渦巻くところだ」、ギル・スコットらしい逆説的な指

摘です。これを知った時には「なるほどな」とガテンしました。しかもそれを

教えてくれたのが家庭不和の権化みたいな人だったので、余計に説得力あり

ました。今でも覚えています。

通常の認識では家庭は愛に溢れた暖かい場所ですが、ここまでを振り返っ

てみて下さい。家族ならではの近親憎悪によって、家庭は実に嫌なところに

もなり得ます。誰も良い思い出ばかりじゃありませんね。それをそのものズバ

リに表現したこの歌は凄い。「その通りだ」という方も多いでしょう。

 

M07.Home Is Where The Heart Is(2’51”)Otis Clay

-B.Crutcher-  ビクター VDP-1111

 

N   こちらは一般的な「家庭は暖かい想いのあるところ」オーティス・クレイの唄です。

日本で2枚目の『アイ・キャント・テイク・イト』に入っていましたね。わたしの頭の中

にはこの「ホーム・イズ・ウエア・ザ・ハート・イズ」、の繰り返しがあったものですか

ら、ギル・スコットを聞いたときには驚きました。

同じ題名でもうひとつ別の歌があります。こちらはグラディス・ナイト・アンド・

ザ・ピップス1978年のヒット曲です。

 

M08.Home Is Where The Heart Is(5’16”)Gladys Knight & The Pips

-V.McCoy, J.Cobb-  Music Club Deluxe MCDLX061

 

N  「ホーム・イズ・ウエア・ザ・ハート・イズ」、グラディス・ナイト・アンド・ザ・ピップスでした。

さて、あなたのご家庭は「ヘイト」「ハート」どちらが溢れていますでしょうか。

先週少し集中的にお届けしたガール・グループ、ジョーンズ・ガールズの「冷たくし

ないで」は、吉岡正晴がNHKでも回してましたね。偶然耳にしました。先

週の「幻」では「ガール・グループは男性ヴォーカル・グループより長生きした」とお

話ししました。その根拠は、90年代に活躍したTLCの存在でした。しかし、

このグループについてわたしはよく知らなかった。たまたま安価で中古盤があ

ったので入手して聞いてびっくりしました。

 

M09.Intermission 1~ Hat 2 Da Back(0’15+4’15”)TLC

-D.Austin, L.Lopes, K.Wales-  BMGビクターBVCA-140

 

N  TLC『エイント・2・プラウド・2・ベッグ』という邦題のアルバムから「インタミッション1」、

続いて「ハッツー・ダ・バック」でした。この3人娘はヒップホップ・グループだったん

ですね。わたしはもう少しオーソドクスなヴォーカル・グループだと思ってたのですが、

全然違いました、少なくともこのアルバムではね。ヌー・ジャック・スウィング的なビート

が満載で、それ自体は気分が悪くないのですが、その上で跳ね回る3人の乙

女は手の付けられないオキャンたちのようで、そばに近寄ると火傷しそうでした。

 

M10.Y.M.C.A.(4’46”)Village People

-J.Morali, H.Beloto, V.Willis-  Plygram / Casablanca 314 522 039-2

 

M11.ハイアー・グラウンド(3’43”)スティーヴィー・ワンダー

-S.Wonder-  ユニバーサル UICZ 1070/1

 

N  ヴィレッヂ・ピーポーで「Y.M.C.A.」そしてスティーヴィー・ワンダの「ハイアー・グラウンド」、

共に今回の大統領選挙でふたりの候補者が使った音楽です。「Y.M.C.A.」は

制作者が使用を認めないのに、有無を言わせず強引に使っていたようです。

こういうとこが実にトラムプ的です。それにヴィレッヂ・ピーポーは男色をウリにして

いた集団で、トラムプの政治信条とは相容れないはずですがね。

「ハイアー・グラウンド」はジョー・バイデンのある野外集会で登場時に使われていま

した。全ての場所で使われていたかどうかは不明ですが、より高いところを

目指そうという主張には合っていたように見えました。政治の場に身近な音

楽を使うのはアメリカの伝統でもあります。確か「ユー・アー・マイ・サンシャイン」も選

挙活動が生んだ歌のはず。そう言えばバラク・オバマはアラン・トゥーセイントの「イエス、ウイ・

キャン・キャン」とサム・クックの「ア・チェインヂ・イズ・ゴナ・カーム」を上手に使っていまし

た。

さて早くも11月、カレンダーも残り2枚です。となると、わたしはこれです。

 

M12.I Just Call To Say I Love You(4’20”)Stevie Wonder

-S.Wonder-   Motown 530 757-2

 

N  「別になんでもないけど、愛してるって伝えたくて電話したんだ」と唄う

スティーヴィー・ワンダの「アジャスト・コール・トゥ・セイ・アイ・ラーヴ・ユー」です。スティーヴィーだ

けが持っている無常観が冴え亘っています。当初バカにしていた「心の愛」と

いう邦題も、最近はしっくり来るようにもなりました。お正月からクリスマスまで

の12ヶ月間の行事を織り込んで変わり得ぬ想いを伝える歌に、わたしはここ

までの1年間を振り返るのです・・・、ぬわんちって。

10月のところでは「別にハローウィンじゃないんだ」と来ます。今年はコロナ禍でだ

いぶ下火だったようですが、いつからこの国ではこの晩の馬鹿騒ぎが始まっ

たんでしょう。

ほんの40年ほど前、毎日六本木をうろついていた頃、外国人の子供たちが

仮装をして交差点で信号が変わるのを待っていたのを見て、「何やってんだこ

いつら」と訝りました。あれは知り合いの家にお菓子を貰いに行く途中だっ

たんですね。そのあと徒然草で知った「百鬼夜行」との共通点を感じまして、

鬼、化け物や妖怪が町を出歩くのはどこでも同じだな、と納得していました。

それが日本ではいい歳の大人が群集心理で騒ぐ口実になっています。恥ずか

しくないのかな。

今年はちょうど満月と重なったようです。山奥リス子さん、フェス ロンゲさん、

存分に鑑賞できましたか。そういう晩こそ静かに妖怪大行進を眺めたいもの

です。

 

M13.Blue Moon Of Kentucky(2’17”)Al Kooper

-B.Monroe-  Columbia 88875099072

 

N  こちらは少し騒々しい「ケンタッキーの青い月」、アル・クーパーでした。最後には「コ

ッカドゥードゥルドゥ」でした。

さて、11月になると必ずわたしが思い出すのは『アビー・ロード』アルバムです。

この作品には説明の必要もないでしょうが、わたしにとっては初めて買った

輸入盤なのです。それもレコード店で予約注文して取り寄せたのです。15歳でし

た。イギリス本国では1969年の9月26日にイギリスで発売となっていたのですが、

当時レコードは船便でして、手に出来たのは1ヶ月以上も後の、11月に入ってか

らなのでした。そしてそれからは、毎日何度も聞きまくりました。こんな事

があったので『アビー・ロード』は秋深い11月のレコードなのです。

今朝はその中から、短い2曲、共にジョン・レノンの歌です。

ガラス細工のように緻密に展開する「ビコーズ」、

そして、熟した果実のように甘美な「サン・キング」。

 

M14.ビコーズ(2’46”)ザ・ビートルズ

-J.Lennon, P.McCartney-  UICY-79051/2

 

M15.サン・キング(2’26”)ザ・ビートルズ

-J.Lennon, P.McCartney-  UICY-79051/2

 

N   「ビコーズ」、「サン・キング」、アルバム『アビー・ロード』からザ・ビートルズでした。こ

れら2曲の間に入っている「ユー・ネヴァ・ギヴ・ヨ・マニ」は当時もめていた財政

上の問題で、ジョンが連れてきた会計士アラン・クラインの事を、彼に反対意見を持っ

ていたポールが唄っています。

この頃グループはアップル騒動の後で、相当に混乱していました。その中でこん

な傑作を生み出すとは・・・。4人の音楽に対する情熱、欲望、など全ての情

感が注がれた結果でしょう。敵わないな、当然ですがね。

 

M16.山寺の和尚さん(3’09”)コロムビア・ナカノ・リズム・ボーイズ

-Y.Kubota, R.Hattori-  コロムビア  COCD-33867

 

N  これはジャイヴ版「山寺の和尚さん」です。2007年に出ていた『ハットリ・ジャズ

ズ・ジャイヴ』という服部良一が絡んだ録音作品を集めたもので、なかなか面

白い内容です。もうちょっと資料的に詳細が掲載されていれば有難いのです

がね。

その中で、最もヴォーカル・グループの魅力が出ている「山寺の和尚さん」をお

聞き頂きました。唄っていたのはコロムビア・ナカノ・リズムボーイズで、商売仇からの

メムバ引き抜きなどを経て、こうやって立派なハーモニーを聞かせてくれています。

この時代に流行った「ボーイズ」というのは、唄えて弾けて喋れるという総

合的な能力を持った寄席に出ている男芸人の集団で、多くは4人組です。こ

れはゴスペル・クヲーテットをお手本にした名残りでしょうか。

ではボーイズの最高峰、坊屋三郎、芝利英、益田喜頓、山茶花究から成る第

二次あきれたぼういずでお聞き下さい。

「ダイナ狂騒曲」。

 

M17.ダイナ狂騒曲(6’50”)あきれたぼういず

-Akiretabouizu-  テイチク TECH-25064

 

N  いやあ達者な芸です。間合いが素晴らしい。声音も豊かです。楽器も上手

ですね。「鎮守の森に願掛ける」だなんて、大いにくすぐられる言葉ですね。

この「ダイナ」というのは戦前に大ヒットしたジャズ歌曲です。それこそ数えき

れないほどの人たちがリパトゥワにしていますが、日本に入ってきた時はビング・

クロズビの仕様が一番有名になったのではないでしょうか。その主人公、見目

麗しきダイナには誰も会った事がないのに、この国では超有名人になってしま

い、このような狂騒曲まで作られたのです。これも最後は「コケコッコ」でしたね。

では正調の「ダイナ」をディック・ミネでお聞き下さい。昭和9年ですから1931

年の発表です。

日本語詞は三根耕一、ディック自身です。

「ダイナ」。

 

M18.ダイナ(3’42”)ディック・ミネ

-H.AKst, S.M.Lewis, S.Young, N.Mine-  テイチク TECE-3085

 

M19.ダイナ(2’02”)エノケソ

-H.AKst, S.M.Lewis, S.Young, H.Satoh- 東芝 TOCT-6019/20

 

N  続けましたのは「隣のテレビにゃ色がある」榎本健一の「ダイナ」です。この

日本語詞がサトウハチローだというのは驚きです。なおこれは昭和34年の吹き込み

で、現録音ではありません。しかしあの「しわがれテナー」に衰えはなく、勘も

冴えてます。流石エノケン。

ではビンクロと同じく有名な仕様で「ダイナ」騒動をお終いにしましょう。

ミルス・ブラザーズで「ダイナ」。

 

M20.Dinah(3’02”)Mills Brothers

-H.AKst, S.M.Lewis, S.Young-  Disky MP 791832

 

M21.アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー(4’34”)クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル

-J.Hawkins, Slotkin-  ビクター VICP-62701

 

TM Born In Chicago 「アサー」入り / Paul Butterfield Blues Band

-N.Gravenites-  Rhino 8122 798434 0

 

N  10月29日のツイターにジョニー・タカさんから「こんな朝に I Put Spell On You?」

という投稿がありました。愛人に呪いをかける怖い歌、わたしはニーナ・シモンの

が一番恐ろしい。でも夜が明けてくると魔法が解けてしまうかもしれません。

かろうじてまだ暗いうちに「幻」でもお届けしました。クリーデンス・クリアウォーター・

リヴァイヴオーです。

なお、ペタシ66さんが指摘していたシレルズの「みんな誰かに恋をして」の間

奏の類似性は、クリス・ケナーの「サムシング・ユー・ガット」にも共通します。ぜひお確

かめ下さい。面白いですよ。

購読無料の音楽雑誌エリスの最新号が来週公開となります。お知らせが出まし

た。https://www.atpress.ne.jp/news/232427 写真にわたしも顔を出しています。

12日が発刊です。しばしお待ち下さい。

 

今朝の特別付録は、以下の隠し場所です。どうぞお楽しみ下さい。

https://firestorage.jp/download/c57250d59fcdb0232a6e96636e8435a8ac97a464

ダウンロード・パスワードは、 inudfdp4

使用音楽素材図絵はこちら

https://firestorage.jp/download/e5021130ea4c29222e1b7f4490a3d7604c4cd8ab

ダウンロード・パスワードは、同じくinudfdp4です

 

今朝もちょうど時間となりました。

こちらは、http://osamusawada.com/category/mornin-blues-by-isaowashizu/

「幻」モーニン・ブルーズ、鷲巣功でした。来週も首都圏で9人のあなただけに。

そして全国で9500万人のあなたにも、アサー。

 

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